2009/12/29

運動しないダイエット

ジムに通ったりジョギングやウォーキングをすることで、ダイエットしようとする人がいる一方、ダイエット補助食品を利用することで、化学的に痩せようとする人もいる。そんな中、新しいダイエット用器具が密かに(いや、もしかしたら私が知らなかっただけで、かなり流行っているのかも)人気を呼んでいるらしい。
類似品に注意
それは、ダイエット用のサングラス「青色ダイエットめがね」だ。これは青色のサングラスをかける事で心を落ち着け、過剰な食欲を抑えることで、徐々にダイエットしていこうという発想で作られたもので、例えばイギリスのグラスゴーで、街灯を全て青色にしたことで犯罪が減少したという話と同じ方向性を持つ商品だと言える。
ちなみに、ちょっと調べてみただけでも、3種類くらいは類似品が出回っているもよう。そりゃ、青色のめがねというだけでダイエットを謳っているのだから、簡単に真似されてしまうのはわかるが、どうも一番効果があるレンズを作るために、何百と試作品を作成し、レンズメーカーから「いい加減にしてくれ」と泣きが入ったのだとか。
最近は、新しい商品として、「幸せのパステルピンクグラス」というものも発売しているらしい。これは、食後に着用することで、満腹感や満足感を与えることで、まだ少し食べたりない、と思ってしまい、結局、食べ過ぎてしまうことを防止してくれるらしく、販売元では青色と併用することで完璧な効果を得られるとしている。ぜひ、お試しを(笑)

2009/12/27

姉に続き弟も・・・・

奇しくも、姉が交通事故で死亡した場所で、弟までもが交通事故で死亡した。24日に宮崎県で発生した事故を伝えるニュースだ。
幼い姉弟が連続して交通事故に遭い、命を落してしまうとは、親はどれほどショックを受けているのだろうかと思いつつ、ニュースを読んでみたところ、死亡したのは姉83歳、弟77歳という、高齢者であることがわかり、なんとなく落ち着いてしまった。
もちろん、高齢者だから事故のショックが小さくなる、ということは無いのだろうが、暗い夜道で危険な場所だと関係者が語っているが、幼児と異なり物心ついた大人ともなれば、そこが見通しが悪い場所だったり、街灯がなく事故が起こりやすい場所だったりすることは、当然の事ながら理解できているはずで、なんの責任もなく自分を守ることもできない子供たちと比べた場合、多少なりとも本人の注意不足が想起される分、気持ちが落ち着いてしまうのは致し方ないところであろう。
しかし、地元の警察は、今更ながらこの場所を「夜間は危険な場所」として地域住民に注意を呼びかけているとのことで、なぜ事故が起きる前になんらかの対策を打っておかなかったのか、本来なら責任が問われて然るべきであろう。お上の言うことには大人しく従う日本国民が警察を糾弾するなど、出来はしないのだろうが。。。

2009/12/23

ポニョvsこども店長

大晦日に放映されるNHK紅白歌合戦の企画で、こども紅白が行われることが発表された。なんでも、ポニョの大橋のぞみちゃん(10)と、こども店長の加藤清史郎ちゃん(8)が、それぞれ紅組と白組の司会を務めつつ、歌で競い合うのだとか。
この勝負、純真無垢とは言えない、大人の手垢にまみれた子供同士の対戦となるのだが、その勝敗は、どちらが相手に「クラッ」とくるかで決まるらしい。大橋のぞみの無邪気さを装った偽装天真爛漫と、ハリボテで固められた自信を醸しだす天才詐欺少年、いったいどちらに軍配があがるのか、大晦日はNHKから目が離せない展開となりそうだ。
興味湧かねぇ~~・・・・・・

2009/12/22

激励とか言ってんじゃネェよ

内閣支持率が大幅に低下してきた事を受けて、鳩山総理が言ったのは、「国民の叱咤激励と考える」だ。
適当な事を言ってんじゃネェよ。誰も叱咤もしてなけりゃ、激励なんてトンデモねぇよ。ただ単に、優柔不断で他党の言いなりで、政策の実現どころか、悪政に歯止めを掛ける事すら出来ない民主党内閣に、不信任を突きつけているだけだっつ?の。
来年の参議院選挙で、過半数を獲得するのが目標だ、などと思い上がりも甚だしいと言うしかない。今のままでは自民党もだめだが、民主党もダメとなり、日本は創価学会と幸福の科学、それに共産党の三大組織が大躍進し、民主党も自民党も政治の表舞台から消え去るのではなかろうか。
この三党なら、共産党にでも入れてみるか・・・・

2009/12/17

誰も入らない

昨日の夜、道を歩いていたら、カラオケ屋の前で一生懸命、呼び込みをやっているのを目にした。
「カラオケ、いかがっすか?」
だが、残念な事に、特に誰も入る気配がない。なぜなら、そこは駅から住宅地に向かう道路で、歩いているのは全員、一人きりだったからだ。おっさん、ひとりでカラオケするような酔狂なのは、ほとんどいないよ。呼び込みするなら、駅前に行ってやれば?と思ったが、口には出さず素通り。
このカラオケ店に客が入らず、閉店しても、もともと利用してないから問題ないしナ。そのうち、まじ潰れるんじゃねぇか、この店・・・・

2009/12/13

伊丹廃港って、お前は馬鹿か

政府の関空に対する補助金の減額・廃止の方針に対して、橋下大阪知事が「伊丹を廃港せよとのメッセージ」との持論を展開し、地元も頭を切り替えて伊丹廃港に向けたメッセージを出していかなくてはならないという考えを強調した。
なんという頭の悪さなのだ。伊丹、神戸、関空のうち、少なくとも国内線の拠点として成立するのは伊丹空港だけであって、関空や神戸空港など、単なる地方都市の空港としてしか見られていないということを全く理解していない、素人の発言といえよう。
関西圏にビジネスで訪れる人の大半は、大阪市を目的地として訪れるのであって、現実的な問題として新幹線に対抗し得るのは伊丹空港のみである。それ以外の関空だの、神戸空港だのを利用するくらいであれば、ほぼ100%の利用者が新幹線を利用することは明白である。なぜなら、羽田空港から出発することを前提とした場合、伊丹空港に到着するのであれば、大阪市中心部まで新幹線とぎりぎり対抗できる時間で到着することができるが、関空や神戸空港に到着した場合、対抗できるのはそれぞれ周辺の一部地域のみとなるからだ。だれが好き好んで、わざわざ時間もかかり、乗り換えや登場の手間もかかる飛行機を利用してまで、大阪に出掛けようというのか。
これは羽田か成田かと言う議論にも通じるが、政府や自治体がどれほど、この交通機関を利用させようとしても、利用者は利便性が高い交通機関しか利用しようとはしないというのは歴史が証明している。政府の思惑で交通機関の利用率が制御できるのであれば、今頃、成田空港は日本最大の国際空港として、確固たる地位を築いているはずである。それを為しえないのは、羽田空港へのアクセスが非常に容易かつ短時間であるからに他ならず、このことだけでも利用者を思惑だけで制御できないことは証明されていると言える。
利用者の利便性を考えて、今からでも、関空中心主義を改め、伊丹空港中心の航空政策に移行していくことが、今後の関西圏の発展を左右すると言っても過言ではないだろう。借金を返したいがためだけに、関空の利用を促進しようとしても、単に利用者が減退し大阪圏の経済低迷を助長するだけである。橋下大阪知事の翻意を期待したい。

2009/12/10

基地外野郎の本性は

普天間空軍基地の県外移設を求めている沖縄県議会で、先日の事業仕分けで決定された基地従業員の給与見直しについて、撤回を求める決議案が可決された。
一方で基地の負担を声高に叫び、出て行けとシュプレヒコールをしたかと思えば、別の場面では、やれ補助金だ、やれ思い遣り予算の増額だと、餌をねだる雛のように口を揃えて騒ぎ立てる、これが沖縄県民の本性だと言うことなのだろう。基地はいらない、でも補助金は欲しい、では筋もなにもあったものではない。沖縄県民は応分負担という言葉を知らないのであろうか。
こんなことを言うと、米兵による犯罪にさらされている現実を分かってない、などと非難を始めるのが目に見えているが、それならなぜ何年も前の知事選挙で、基地に反対する現職知事を落選させて、基地存続の代わりに補助金の増額を求める知事を当選させたのだ。馬鹿は始末に負えないとはこのことだ。
基地の県外移設と補助金の削減は当然ながらセットである。基地がなくなってから、経済が立ち行かなくなったと泣きついてきても、だれが相手にしてくれるものか。わがまま言うのも大概にしやがれ!

家パソにパワーポイントが必要な理由

インターネットでニュースを読んでいると、たまたま朝日コムを見ていたときだったと思うが、マイクロソフトのバナー広告が表示されていた。そこで描かれていたのは、バナナマンのきもいデブの方がパワーポイントが家でも必要な理由!みたいなことを叫んでいる画像だった、と思う。いったい、家のパソコンでパワーポイントなど、何に使うのかと訝しんだ私は、しかたなくそのバナー広告をクリックしてみたのだった。
これだけでも、このバナー広告は成功していると言える。なにしろ、閲覧した人間に対して興味を抱かせるにとどまらず、クリックしてみるという行為まで喚起したのであるから、はっきり言ってWeb広告としては大成功と言える。う~ん、もしや、このままパワーポイントを買う羽目になってしまうのだろうかとドキドキしながら広告のリンク先にアクセスしてみた。
そこに展開されていたのは、上司の娘が結婚することになり、その披露宴で流すための映像作成を後輩に指示して作成させていたところ、締め切り前日の休みの日にメールで完成しました、との連絡がきたのだとか。で、メールをみると、パワーポイントで作成されたデータが添付されている。バナナマン(日村?)は家のパソコンではチェックできないため、会社に行ってチェックしようとしているところで、天の声が降ってきて、なんで1時間もかけて会社に行かないといけないんだ、家のパソコンにパワーポイントが入っていれば・・・・と告げられるというもの。
ぼーぜんとするとはまさにこのことを言うのだろう。そもそも、家でパワーポイントを必要とする理由に全くなってないし。だいたい、披露宴でプレゼンする訳でもあるまいに、なんでパワポでそんな写真のスライドを作らなくてはならないのだ。普通、結婚式で流すスライドなんて、音楽とナレーションが入って、流し始めたら後は最後まで放置するようなものであるのに、なぜそこで敢えてパワポで作成しなくてはならないのか。
百歩譲ってパワポの機能を使わなくてはならない事情があったとしよう。そもそも、みんなに配るためのデータを作成しているのに、それを閲覧するために、お金を払ってまでソフトを購入しなければならない仕組みが、今のオープン化の流れに反しているというのが分からないのだろうか。もっとも、パワポのデータを見るだけなら、別にパワポそのものがなくても、パワポビューワーがあれば十分だし、そもそも、OpenOfficeでも十分にその役目を果たしてくれる時代に、なぜわざわざ家のパソコンにパワポ、いや、Office2007を導入しなくてはならないのか、まったくその説明がされていなかった。これはマイクロソフトお得意の、自虐芸と考えるべきなのだろうか。一般人にはまるで分からない世界であった。合掌。。。。

2009/12/06

少数政党の言いなりか

鳩山政権の迷走ぶりが顕著になってきた。郵政や財政では、国民新党の亀井大臣に振り回された挙句、ほとんど全ての主張を受け入れてしまい、米軍再編では沖縄問題を提起するだけで具体論の出てこない社民党の福島大臣に振り回された挙句、年内の決着を先送りにして米国からの不信を買う始末。
国民新党にせよ社民党にせよ、国民が政治を任せてみようと思った政党では無いにもかかわらず、大きな力を発揮するのは、民主党の鳩山代表が「友愛」とかいう合言葉で、みんなが満足するような決着ばかりを目指して、自分が批判の矢面に立たされることを避けているからと言うしかない。だから、自分の偽装・故人献金問題についても、国民が納得する形では説明できていないのだ。
民主党は来年の参議院選挙で過半数の獲得を目指すとしているが、こんな誰からも期待されていないような政党が幅を利かせるようでは、あと半年もの間、支持率を維持したままで選挙を迎える事などできないであろう。はっきりいって、早々に内閣を改造し、連立を解体してでも民主党の政策を強く主張していかなければ、政権交代は1年ともたずに崩壊してしまうだろう。なにが今回の政権交代は失敗できないだ。猛省を要求したい。

2009/12/05

厳しい組み合わせって言うけれど

サッカーワールドカップの1次リーグ組み合わせ抽選が行われ、日本はE組でオランダ、デンマーク、カメルーンと決勝リーグ進出を賭けて戦うこととなった。マスコミの論調としては、厳しい組み合わせに入ったと言うものが多いが、この組み合わせを厳しいと言ってしまったら、いったいどういう組み合わせが楽だったというのか。どのチームを見ても相当の実力国であるのは間違いなく、フランスやイタリア、ドイツやブラジルと言った、超一流国と同じ組に入らなかっただけでよしとするべきであろう。
たしかに、格上のチームばかりだが、まったく相手にならないわけでもなく、勝つ可能性が無いわけでもなく、面白い組み合わせと言えるだろう。第一、楽に勝てるようなチームに勝って進出した決勝リーグに何の価値があるというのだ。厳しい組み合わせを突破して初めて、日本チーム全体のレベルアップにつながる、貴重な戦いとなるのだ。賽は投げられた。あとは人事を尽くして天命を待つだけだ。

2009/12/02

横浜人物観‐京浜東北線編

思い付きで、横浜近辺に住んでいる住人を地域ごとに色眼鏡で見てみる。まずはよく使う路線から・・・
磯子
海の近く、いわゆるウォーターフロントを期待して住んだものの、海は岸壁と工場地帯に阻まれていることに今更ながら気付いた、下調べ不足な人。
山手
高級住宅地をアピールしたく住んでいるが、実際には単なる下町のなりきり上流人
関内
横浜の中心を気取って住んでいるが、休日のたびに観光客が溢れかえり、かと言って夜の店は官公庁が休みの日は閉店という、生活感ゼロ市民。
鶴見
格安で横浜の市民権を手に入れたものの、街並みや住人は川崎くんだりとそう変わらない、出来損ない川崎市民。
こうやってみると、横浜だ、国際都市だと威張ってみても、こんなものかと呆れてしまう。一体、どこに住めば、みんなの期待する横浜ライフを満喫できるのか。これからも事ある毎に調査を続行したい。

2009/11/27

円高なんて言うけれど

対ドルにおいて、円のレートが急激に上昇しているとして、政治家どもが懸念を表明しはじめているが、相も変わらずの対米偏重には辟易としてきた。
確かに対ドルについて円が上昇しているのは確かだが、それでは他の通貨に対しても上昇しているかと言うと、それほどの上昇を示している訳ではなく、単にドルが暴落しつつあるだけと言った様相を呈している。
民主党政権に変わって、表面的には対米偏重を見直そうと言う動きが見えるが、根底にあるアメリカ追従の精神は抜けきれないと言う事なのか。そうこうしているうちに、アメリカは中国と接近を果たし、気が付けば日本は捨て子よろしく、世界の荒波に放り出されている、そんな事にはならないか、今から気が気ではない。とっとと新しい外交戦略を打ち出せなければ、日本はアジアでも世界でも、相手にされない三流国に成り下がってしまうであろう。なんと情けないことか。

2009/11/26

科学技術立国はどこへ行った

民主党・鳩山政権下で、無駄な歳出削減に向けた、事業仕分けが進められているが、大きく減額されつつある科学技術予算に、学者や大学から見直しを求める声が相次いでいる。このままでは人材の海外流出に始まり、技術力の低下が予想されるためだ。
先日、次世代スーパーコンピューターの開発予算が凍結されたと話題に上がったが、それ以外にも科学技術振興予算は大幅に縮減される方向が見えてきており、科学技術立国を目指すとしてきた鳩山政権の言行が一致しないではないかとの批判もあるようだ。
無駄な予算の削減は必要だが、未来を見据えるために必要な投資は抑制するのではなく、逆に苦しい今こそ未来に向けた取り組みを進めるべきだろう。鳩山首相には勇気を持って考え直し、大胆な予算配分を打ち出して欲しいものだ。

2009/11/23

川崎なんて、こんなもんだ

ナビスコカップ決勝で惨敗を喫し、初のタイトルを逃した川崎フロンターレだが、期待されていたJ1の優勝も危うくなってきた。首位を走っていた川崎が、最下位で来期からJ2に降格することが決定している大分トリニータに1-0で完敗し、首位の座を鹿島アントラーズに明け渡したのだ。
Jリーグは残り2試合あるが、来節で鹿島が勝ってフロンターレが負ければ、鹿島の優勝が決定することとなった。これまで、幾度もチャンスがありながら、一度たりとてタイトルを手にできなかった、ここ一番の弱さを露呈した格好だが、最下位に勝てないようでは、何が優勝だ、タイトルだと言いたい。そんなだから、これまで一つのタイトルを取ることもできないのだ。はっきりいって、次節の試合では全員スキンヘッドにでもして、反省を態度で示すべきというものだろう。
まあ、川崎なんて、首位にいたのがおかしいだけで、実力的にはこんなもんだと言う話なだけかもしれないが。恥を知れ。

2009/11/20

斬新な関空活用法

巨額の負債を抱えて、さらに路線減少で先の見えない関西国際空港。政府民主党を中心に行われている事業仕分けでも、関西国際空港に対する100億円以上にのぼる給付金の凍結が打ち出されたが、それも当然であろう。伊丹、神戸と同じ地域に三つも空港を抱えて、一体どうするつもりなのか、関空支援を訴える大阪府知事には辟易とさせられる。
無用の長物と化しつつある関西国際空港だが、海上に設置されていることによるメリットを享受できる、斬新な活用法がある。それは民生での利用を断念し、どこに移転するかで議論が紛糾しつつある、沖縄の米軍普天間基地を関空に移してしまうことだ。
これならば、わざわざ新たな基地のために空港を整備する必要もなく、その費用をそのまま関空の負債返済に投入すれば、それこそ一石二鳥というものだ。米兵が町に繰り出して起こす犯罪も、橋を閉鎖して出入りする人間を日本側でもチェックする仕組みにすれば、問題は大きく減退することが期待される。なにより、景気対策を欲している関西地域からすれば、米軍がくることによる経済効果を考えると渡りに船ではないのか。
自民党では到底、成し得ないようなアイデアだが、岡田、前原コンビで、是非とも検討していただきたいものである。

2009/11/19

目前に迫ってきた

内藤と亀田、おそらく最後になる対戦が目前に迫ってきた。スポーツ紙によると、内藤は逃げ、亀田は仕留める、と予想されていたが、果たして結果はどうなるのだろうか。
それにしても、勝ったところで、どうせマスゴミからは好きな事を言われ、負けたら全てを失う、そんな試合を内藤はよく受けたものだと思う。私なら到底、受けると言う選択肢はなかったと思うが、これがダルビッシュの言う、男の生き様なのか。あるいは、単純にファイトマネーのなせる技なのか。
いずれにせよ、どちらが勝っても最後の決着になることは間違いない。次男坊との対戦のような、グダグダ感満載の試合だけは、避けてもらいたいものだ。

2009/11/17

イギリスの元首相、サッチャー死んだ

カナダ政府が、サッチャー元首相が死亡されたとのニュースで大混乱に陥ったそうだ。なんでも、あるパーティに出席していた運輸大臣が知人に「サッチャーが死んだ」旨のメールを携帯で送ったのが発端なんだとか。
聞いてみると、この大臣の飼い猫であった、同名の「サッチャー」が死んだという事を伝えたかったのが、パーティで酔っていたのか知らないが、なぜかイギリスの元首相、鉄の女「サッチャー」が死んだという内容で伝わってしまったのだとか。カナダの首相らは弔意を示さなければとか、葬儀に出席しなければとか、大混乱に陥ってしまったのだとか。
ところがイギリスに問い合わせると、サッチャー首相は元気だとの返事が。この運輸大臣にこの言葉を送りたい。
「メール一本、辞めるもと」
鋼鉄の女、健在。。。。。。

2009/11/01

お前ら、それでもプロなのか

昨日、10月31日、サッカー天皇杯の3回戦で、J1に所属するモンテディオ山形が明治大学に3-0で敗れるという波乱があった。J1といえば日本のサッカーリーグで最高峰に位置付けされるリーグのはずなのだが、名実共に最高峰、というわけにはいかなかったようで、情け無いことにアマチュアの大学生チームに、しかも3-0という惨敗とも言うべき内容で敗退したことは、おそらくチーム関係者のみならず、日本のサッカー関係者に大きなショックを与えているのではないだろうか。(というか、これでショックを受けないようなら、それはそれで情けない限りだ)
敗れたモンテディオ山形は、別に手を抜いた試合をしていたわけではなく、普通にしっかりと勝ちにいく戦いをしていたにも関わらず、相手から1点を取ることもできず、逆に前半に1点、後半に2点も奪われる始末で、明治大学の素晴らしいプレーを称える点は多かったが、山形側には見るべきところはひとつたりとて無かったように思われる。
Yahoo!のスポーツナビで、天皇杯に対してベストメンバーで試合に臨む事を義務付けるべきか否か、という設問があり、それぞれ意見を持った人がコメントをしていたが、なにがベストメンバーなのかを規定できない以上、このような規定を設けるだけ無駄というものであろう。もっとも、山形の場合はベストの布陣で臨んだにも関わらず、格下どころか勝って当たり前と思われる大学生チームに惨敗したわけで、言い訳のためにも控え選手中心の布陣で臨むべきだったといまごろフロント陣は臍を噛んでいるのではなかろうか。
同様に鹿屋体育大学と対戦したジュビロ磐田は、90分間戦って1-1の同点で延長戦に突入したが、最後は力の差を見せ付けて3-1で勝利を収めた。鹿屋体育大学の健闘は賞賛に値するが、もう少し早い時間帯に得点を重ねて余裕の勝利を見せてもらいたかったところだ。なにはともあれ、プロとして最低限の仕事は出来たと言えるだろう。
ベストメンバーで臨むかどうかは、それぞれのチーム事情もあるだろうから、そのような規定を設けるくらいなら、天皇杯で格下に敗退した場合は、入れ替え戦の対象とするなどのペナルティを設けてみてはどうだろうか。たとえば、この3回戦ではJ1とJ2のチーム同士での対戦が7試合あったが、J1側の4勝3敗であった。この格下であるはずのJ2に敗戦した大宮アルディージャ(15位)、京都サンガ(12位)、サンフレッチェ広島(7位)はJ2との入れ替え戦を行って、そこでも負けるようであれば、J2に降格させるべきであろう。もっと精進してもらいたい。

2009/10/27

郵政改革、亀井でほんとに大丈夫?

国民新党の亀井郵政担当大臣が、郵政改革と称して郵便事業会社を牛耳り始めた。かんぽの宿をタダ同然の値段で、関係の深いオリックスへの売却を進めていた問題で、批判が紛糾していた西川社長を辞任に追い込んだまでは良かったのだが、今度は民間出身の役員を解任し、旧郵政省出身の官僚OBを任命しようとは何事か。
国民は不正な利益を得ようとしていた(少なくとも、私にはそう見えた)西川社長については更迭するのが筋だとの思いはあるが、それは昔の郵便局に戻して、再び官僚の巨大な天下り先を復活させろと言っているわけではない。期待はまったく正反対で、官僚機構からの脱却を図り、より国民の役に立つ郵便局へと改革を進めて欲しいのだ。
こんな官僚の天下り先を復活させるかのような亀井郵政担当大臣の方針には断じて賛成できない。鳩山首相も大きな痛手、自民党のアドバンテージとなる前に、大臣の解任を考えた方がよい。

父親との確執で他人を殺害

って、意味わかんないんですけど。
なんで父親と仲が悪くて、直接関係の無い、赤の他人を殺さなければならないのだ。他人を殺しても、当の父親は多少、いや、かなりかもしれないが、世間で肩身の狭い思いをするだけで、息子に対して申し訳ないとか、そんな気持ちを抱くことはなく、直接、自分に手を下すことも出来ない小心者かと卑下されるのが関の山と言うものであろう。
殺された人にしても、なんの意味もなく殺害されているわけで、怨恨による殺害や、金銭あるいは政治目的で殺害されたのと比べれば、あくまで比較の問題だが、憤懣やるせない事この上ないだろう。
気に入らない人間がいるのなら、直接そいつに当たりやがれってんだ、この粗チン野郎めが!

2009/10/25

経済効果は6億円

CS第二ステージで敗退した楽天が、球団創設以来始めて仙台で開催されたCS第一ステージは、ソフトバンクに対して連勝したことで2試合で蹴りがついてしまったわけだが、その経済効果はグッズの売り上げや周辺からの観戦客などの飲食など、6億円を超えていることがわかった。不況にあえぐ地方都市で、臨時の経済効果としてそれだけの貢献ができたことは非常にありがたいことであり、来年以降のシーズンでもますます盛り上げて欲しいものである。
第二ステージでは、永井、岩隈、田中の三枚看板を押し立てて望んだ3戦までで1勝2敗と逆に王手を掛けられてしまう状態となり、第4戦では2日前に先発した岩隈までリリーフで登板させたものの、結局は大敗を喫し、今シーズン限りで退団が決まっている野村監督を日本一にするという野望は達成できなかった。だが、野村監督が言うとおり、このような大舞台での敗戦がこのチームの経験となって、成長してほしいものである。来年以降も楽天の躍進には期待したい。

2009/10/22

ラガーと言えば

普通の人に聞いてみれば、ほとんどの人がキリンラガーと答えるほど、一般に浸透したビールの銘柄を知らない人はまずいないと思うが、ラガービールを生産しているのは、キリンに限った話ではない。サッポロビールもラガーを生産、販売していることを知っているだろうか。
最近、コンビニなんかでは期間限定でサッポロラガーを販売しているので、目にしたことがある方も多いと思うが、実は業務用に瓶ビールはいつも販売されていて、たまに提供している飲み屋に当たる事がある。そんなあまり世間で知られていないサッポロラガーだが、酒屋で聞いたところ、店頭には出していないが頼めば出してもらえるとの事で、今月はいつものキリンラガーではなく、サッポロラガーを楽しんでみることにした。
しばらく違和感なく飲んでいたのだが、先日、たまたまキリンラガーを飲む機会があり、久々に飲んでみたところ、その苦味に驚いてしまった。こればかり飲んでいた時には全く分からなかったのだが、サッポロラガーと比較すると、この際どちらが旨いかはそれぞれの判断に委ねるが、キリンラガーは非常に苦味の強いビールだと言うことが分かった。かと言って、サッポロラガーが物足りないかと聞かれれば、そんなことは断じてなく。来月はどちらを頼もうかと思案に暮れる今日この頃である。

2009/10/21

電動フェリーは実用に耐えるか

IHI、つまり石川島播磨重工が2015年の完成を目指して、電動フェリーの開発を進めるのだとか。なんでも、充電型のこのフェリーは二酸化炭素を排出しない、いわゆるエコなフェリーであることを売りにするようなのだが、それが本当にエコと呼べるのかと言う疑問の前に、もっと根本的な疑念が抱かれる。
それはこのフェリーが果たして実用に耐えうるのか、という疑念だ。電気自動車であれば、充電が減ってきたと思えば、近くの充電スタンドを探すなり、あるいは本当に充電が切れてしまったら、JAFに電話して助けてもらえばいいだろう。だが、整備された道路の上ではなく、自然の気まぐれで状況が変化しやすい大海原を、いつ切れるのか分からない充電池を頼りに突き進むのは、乗客として甚だ不安を掻き立てられる事この上ない。太平洋の真ん中で立ち往生してしまったら、一体だれが助けに来てくれると言うのだ。うっかりアメリカ海軍などに救援を求めたら、潜水艦にぶつけられてしまうかもしれないではないか。
やはり、外洋を航海する船舶の動力としては、ほぼ無限の航続距離を誇るクリーンエネルギー、原子力に委ねたいところである。ただし、事故さえ起きなければ、という但し書きが付いてくるが・・・・

2009/10/20

チームは成長したけれど

球団創設以来、はじめてのクライマックスシリーズ進出に沸く楽天ファンだが、そのファンを置き去りにするかのように、野村監督の解任を早々と決めた楽天球団。なぜこの日本一を賭けた大事な時期にこのようなゴタゴタを起こさなくてはならないのか、不思議に思う人は多い。一年で解雇された前任の田尾監督の時を彷彿とさせるようなやり方に、ファンがいつまでついてくるのかとファン、いや不安を口にする人も多い。
しかし、親会社である楽天からすれば、楽天球団はあくまでも本業であるショッピングサイトの広告塔なのであり、不必要なまでの成績は求めていないのだ、という事を考えると、このような対応も合点がいくというものだ。楽天としては、クライマックスシリーズに進出しただけで宣伝効果としては充分で、これ以上の成績、例えば日本一になったりすると、当然の事ながら選手の年俸を上げざるを得ず、それならこのあたりで敗退してくれた方が得策との思惑があるのだろう。
さらに言えば、いわゆるお家騒動を起こす事で、マスコミに対する露出も増え、期待通り野村監督のファンに対する挨拶は何度となくテレビなどのメディアで取り上げられ、一円も宣伝広告費を使わずに大変な宣伝効果をもたらすことが出来たと言えよう。これで来年に向けて新監督と野村元監督の確執でも取り上げられれば、まさにウホウホだと言えよう。
もっとも、このやり方で、いつまでファンがついてくるのか、果たして楽天離れに繋がることがないのか、しばらくは世論の動向を見る必要がありそうだ。願わくば、球団と楽天が共に発展してほしいものだが。

2009/10/14

その原則論がこの国をダメにした

前原国交相の羽田空港を24時間国際空港化して、Hub空港に発展させるという発言に対して、内際分離の原則に則ってなんの利も無いにも関わらず、国際線という旨みを独占しようとしてきた成田空港、ひいては千葉県、成田市それぞれの政治家から、歴史的経緯にしたがって、国際線は成田という原則を動かすことは許されないという趣旨の発言が相次いでいる。
何を言っているのかという感じだ。まるで、成田空港の方が国際線という点においては、羽田よりも優れているといわんばかりのアピールだが、成田が羽田に対して優れているのであれば、言っては悪いが前原議員のような若輩者が何を言おうが、優位性をアピールすれば結論は自ずから出てくるものであって、真っ向から否定しようとするその姿勢そのものが、成田空港が羽田空港には到底、及ばないものだと認めていることに他ならないのである。
来年には、成田と東京を結ぶ新路線が開通することで、都心との間を現状の51分から36分に短縮できると鼻息も荒く謳っているが、そもそも、計画通りに成田新幹線が開通していれば、30年も前に成田と都心の間は30分で結ばれていたのだ。その計画を地元の大反対で頓挫させておきながら、いざ、羽田の国際化を推し進めようとしたら、歴史的経緯でなんたらとは、片腹痛いとはまさにこの事といえよう。
千葉県知事が、はらわたが煮えくり返る、などという発言を繰り返すのも、どう逆立ちしても羽田空港の利便性に成田空港は太刀打ちできないことの現れであり、海外から日本を訪れる人の大半が、成田よりも羽田発着便を利用したいと言っている事実からも、さらに言えば、政府専用機が発着するのも羽田空港であることを考えれば、明らかに羽田空港の方が成田よりも日本の基幹空港として重要であることはあまりにも明白な事実であるといえよう。
成田は国際、羽田は国内、そんな何十年も前の原則を振りかざしている間に、韓国に、中国に、香港に、シンガポールに、日本の空港は後塵を拝し、このままでは今後も太刀打ちできないことが明白となる中、前原大臣の勇気を持って原則を打破する発言は、評価に値すると言えよう。原理原則、などという何の意味も持たない、固定化された理論が、この日本という国から競争力を奪っていったのだ。この状況を打破できるのは、今は民主党政権しか存在しない。なんとか、この難局を乗り切り、羽田の国際化を推し進めていただきたいものだ。宜しくお願いしたい。

2009/10/12

浦和レッズの敗戦を見て思うこと

昨日、天皇杯の2回戦に登場した浦和レッズが、遥かに格下であるはずの松本山雅FCに2-0という惨敗を喫したが、これに対してサポーターが2時間近くもスタンドに居座り続け、チームディレクターの信藤氏を呼び出し、改善を要求するという事態に発展した。今期、浦和を率いるフィンケ監督は、今年を改革の年と位置づけ、結果を度外視する方針を出しており、サポーターもこれまでは連敗してもブーイングは我慢してきたのだが、さすがに堪忍バッファが溢れてしまったようである。
しかし、この敗戦をみて考えなくてはならないのは、浦和レッズが弱かった、ということだけに止まらない。浦和はなんと言っても日本のプロサッカーでトップリーグで戦っているチームである。そこが遥かに格下の松本山雅に破れるたことから分かることは、サッカーはどんなに弱いチームでも強いチームに勝てる可能性がある、ということでもなければ、浦和レッズが来期にはJ2に降格させられてしまうかもしれない、などという予想でもない。分かるのは、日本のサッカー全体を見渡したとき、所詮、格下と言われているチームでも、それほどトップリーグのチームと実力に差があるわけではない、ということだ。言い換えれば、トップリーグのチームでも、それほど他と比較して秀でた力があるわけではなく、日本というサッカー弱小国の中で張り合っている、弱いチーム同士が形の上でだけ、上下に分けられているという事だ。
海外の強豪国で、トップリーグのチームが遥かに格下のチームに負けたなどと言う、そんな衝撃的なニュースを聞いたことがあるだろうか。マンチェスターや、ミラン、ローマがそこらへんの町のチームに負けてしまった、もしそんなことにでもなれば、もう騒ぎどころの話ではなく、暴動に発展してしまうのではないかと思われる。それだけをとってみても、日本の実力は推して知るべし、ということであろう。なにがワールドカップでベスト4を目指すだ。個人の能力だけを向上させてもナショナルチームとしては、一時的な強化でしかなく、全体のレベルアップが計れてはじめて、日本は強くなったと言えるのだ。
はっきり言って、今の日本代表は、惨敗に終わった前回のワールドカップ時点よりも、中田英寿が抜けた分、弱くなっているのに、フロントもマスコミも見てみぬ振りをして、南アフリカ大会に挑もうとしている。今の自分の弱さを認識するところから、はじめて次につながる向上が見えてくるというものだ。今回のワールドカップも、前回以上の惨敗を覚悟し、日本代表チームには、何も期待しない方がいいだろう。

2009/10/11

初めてのお散歩

マロンが2回目の予防接種を受けてから10日ほどが過ぎたので、ようやく外に出せるようになり、初めて、近所の公園にお散歩へと連れて行ってみることにした。マンション内では犬を歩かせてはいけない規則(別にいいんじゃねぇの?と思うのだけど。ドーベルマンなんかが闊歩してたら怖いけど、そんなのそもそも抱えられないし、大型犬は禁止だし。。)になっているので、マンションを出た前の道路で地面に下ろしてみた。
初めての外の風景、いや、お店からうちに連れ帰ってくるまでの間でも、見たはずなのだけど、すぐに忘れてしまう子犬のこと、初めて見るものばかり、という顔でおどおど、きょろきょろと頼りなげにうろうろと匂いを嗅ぎまわっている様子。さあ、公園に向かって歩こうと促すものの、その場から中々、思うように足は進んでくれず、10mほど進んだところで、このまま歩かせて公園に連れて行くことを断念。公園までの50mほどは、抱えて連れて行ってあげることにした。
公園に着くと、子供達が何人か、なぜか公園に落ちていたエロ本に夢中になって遊んでいたが、そこで嬌声が上がるたびに、びっくりしたかのように、そちらを見ては硬直してしまう。さらに飛び立った雀を見ては空を見上げ、どうすれば届くのかと思案したかと思えば、エサを啄ばむ鳩が気になったのか、ひょこひょこと鳩に近づくと、当然ながら犬が来たので集団で飛び立つ鳩にまた驚いて硬直。ほんの少しの距離を歩いて散歩するだけで、2時間近くの時間を費やしてしまった。
次からはもう少し、しゃきしゃき歩いておくれ。。。。

自殺の限界に挑戦

人はどれだけ小さな刃物で自殺することができるのか。そういう困難な命題に果敢に挑戦し、見事に金字塔を打ち立てた男が兵庫県明石市の神戸刑務所に現れた。その男の名は明らかにされていないが、30代の受刑者が、独居房内で、小さな鉛筆削りの刃を使い、首を切断して死亡したことが発表された。使用された刃物は、刃渡りたったの2.4cm。足の小指の長さにすら届かないほどの大きさだ。

これで自殺とは
この刃物を使い、この受刑者は見事に自らの命を絶つことに成功した。なんという死への執念だろうか。この鉛筆削りは、プラスチック製の本体に刃がネジで固定されており、容易に取り外すことが出来ないようになっていたというから、私であれば、どんなに死にたいと思っても、それを見た瞬間に、断念してしまうのではなかろうかと思われる。いったい、何がこの男をそこまで突き動かしたのか、今後の発表が待たれるところであるが、現時点で姓名が公表されていないということは、今後も情報が出てくることはないと思われ、非常に残念なところではある。
今後の注目は、人間はどれだけ小さな刃物で他人を殺めることができるのか、ということだろう。自転車のスポークを使って、悪人を殺すことが出来るのは雪籐が教えてくれているし、小ささで言えば、ピンバッチのピンあたりが妥当な線だろうか。もちろん、他人を殺すことは犯罪であり、もしこれに挑戦して成功したら殺人罪で、失敗したら殺人未遂で逮捕されることは、ほぼ疑う余地がないくらい確かであるので、安易な気持ちで試そうなどとは思わない方がいいだろう。人間が電気椅子に座らされて、何秒間生きていられるのかを試してみたいという、無謀な人間はいないと思うが、もしそうであっても、今一度、考え直すこととをお薦めしたい。

2009/10/09

社民党のクズ論議

鳩山総理が小異を捨てて連立を組んだとの発言の、直後に社民党党首の福島議員が「小異も中異も大異も大事」という発言をしたらしい。やっぱり、思い上がりにも程がある政党の党首とはこの程度なのか。結局、小異をなんとかしてほしい、少数意見の支持者だけに支えられた、小さな吹けば飛ぶような政党では、小異を捨てて大道を選ぶ、などという思い切った転換は出来ないということなのか。
さらに、社民党の重野安正幹事長は、小沢民主党幹事長の「官僚答弁禁止の国会法改正」に対しても、「多様な言論を担保する国会でいかがなものか」とクギを刺したらしく、何を考えているのかまったく、訳が分からない。国民の意を得たのは、社民党ではなく、民主党なのであり、あくまでも民主党の政策を中心とした連立であってこそ、国民の総意と言えることを理解していないのだろうか。
この社民党の暴走ぶりは、民主党政権(あえて、連立とは呼ばない)の、ガンとなって、今後の政権運営に大きく影を落すのではないだろうか。誰なのだ、こんなカス政党に投票したのは。さっさと政界から退場してもらいたいのは、公明党に勝るとも劣らない、クズ政党と言えよう。福島党首のエセ国民本位発言なんか、俺にだって論破できるくらいの、軽薄さだというのに。

2009/10/08

ポメラニアンを

ついに、これまでなかなか、思い切りが付かずに買うことができなかった、犬を飼うことになってしまった。私が飼いたいのは昔からずっと飼っていた柴犬だったのだが、買ったのは、奥さんがほしがっていたポメラニアンだった。
これまでもポメラニアンの子犬を見るたびに、飼おうかと思っていたのだが、なにしろ子犬の値段が高く、普通のお店ならだいたい15万円くらい、安いところでも10万は軽くしていたのだが、いつも見るポメラニアン屋(なぜか、だいたい売っている子犬がポメラニアンだけなのだ)に立ち寄ると、売れ残った子犬が激安価格で提供されていたのだ。
奥さんはそれでも、ほんとに飼って自分で世話できるのかと心配していたのだが、とにかくあまりの安さに、取り置きをお願いして一晩考えた結果、やっぱり飼うことに決めたのであった。名前はマロン。栗のような淡い茶色の可愛らしい子犬だ。困ったことに、メスにも関わらずかなりのおてんば娘で、トイレシーツを引っ掻き回したり、気がつけばマンションの壁を破壊していたりと、騒動が納まる気配が全く無い。大人になったら落ち着いて欲しいものだ。そんなわけで、この子犬の写真はまだ無い。なぜなら、カメラを向けてもじっとしてくれないからだ。写真を撮らせておくれ・・・・・。

2009/09/27

金融機関に首輪を付けよう

高額の報酬目当てに、リスクの高い投資を短期間で行った結果、引き起こされた金融危機を回避する方策として、報酬規制の議論が主要各国の首脳間で行われてきたが、おおよそどういう規制を行うのかが見えてきた。これまで、短期間で利益をあげれば、すぐに多額の報酬が支払われる仕組みとなっていたのを、ある程度の期間、報酬の支払いを猶予し、継続的に利益をあげられないようであれば、報酬の支払いを撤回できる、というものだ。
この仕組みがきちんと正しく運用されれば、金融機関(というよりは担当個人だが)の暴走を防止できるのみならず、問題が発覚し、公的支援を受けた後に、高額の報酬が支払われる、ということがなくなるため、税金を投入することに対する批判を和らげることもできる。ただし、この制度がどこまで金融機関に対して強制力を持つのか、という問題はある。あくまで、民間企業であるはずの金融機関の報酬制度について、政府がどこまで関与していいのか、推進するだけでは、従う保証がないのではないか、という問題だ。
どこまで、金融機関を従わせることができるかは、各国政府が連携して、協調してリーダーシップを発揮できるかに懸かっているだろう。鈴はつけた、だが、いざという時に鈴は鳴らなかった、という程度の規制ではなく、しっかりとした首輪を付けて、どちらに進むのかを強制できるような、そういう規制をかけてもらいたいものだ。

世界No.1のゴールキーパー

スウェーデンのサッカーリーグ、アールスヴェンスカン(Allsvenskan)に所属するIFKイェーテボリのゴールキーパーは世界No.1であったことが判明した。このチームは昨年度、アルスヴェンスカンでリーグ優勝した有力チームなのだが、どうやら、この業績もこの世界No.1のゴールキーパー、キム・クリステンセン(30)の功績によるものが大きいようだ。
なぜ、こんなことがニュースになったのかと言うと、このキム・クリステンセン選手は、9月24日の24日の試合開始前に、なんとゴールポスト下部を内側に押し、ゴールの幅を狭めているところをテレビカメラに収められてしまい、点が入りにくくするための仕掛けを暴露されてしまったからなのだ。この試合の主審が、なぜ気付いたのかは不明だが、開始20分後にポストがおよそ1本分内側にずらされていることに気付いてしまったらしく、正しい位置に戻し、試合を続行。結果は0-0の引き分けだったのだとか。問い詰められたキム選手は「以前に友人のGKに教えてもらって、これまでにも何度もやった」と告白したのだとか。スウェーデンのサッカー協会では「前代未聞だ」として、あきれ顔で処分を検討するようだ。
このゴールキーパー、なにが世界No.1なのかって。そりゃ、そのセコさに決まってるだろ!

2009/09/25

唇からは、もう古い。。。

家に届くたくさんのメルマガを整理(削除?)していたときに、ふと目にとまった一通のメルマガ。そのタイトルには、なぜか私にはあまり用は無いだろうと思われる、こんな文句が書かれていた。
「モテる女のキスの素!!男性が身を乗り出すほどの誘う口元に…」
なんだ、またリップグロスとかの広告なのかと思って素通りしようとしたのだが、それにしてはリップとか唇とかの文字が無いのが気に掛かり、ちょっとメールの本文を確認してみることしばし。そこにも唇やらをなんとかしよう、という謳い文句はまったく無く、なぜかフェロモンだとかの文字が躍っている。これはなんだろうと、ちょっと気になって確認してみたところ、歯磨きをして歯と歯茎をきれいに見せて、男を誘惑しようという新しい発想のコスメグッズだったのだ。その名も「ピュアオレンジフェロモンキッス」。なんとも妖しい雰囲気の名前だ。

これで男は私のモノ?
なんでも、歯や歯茎が汚いと、デリケート(?)な男性は、気になってキスする気持ちがなくなってしまうのだとか。どんなに可愛く見えても、と書いてあるが、じゃあ、そもそもそんなに可愛くなくて、元々あまりキスしたくなるような雰囲気で無い女はどうするのだ!という声には応える気はないようだ。とにかく、このグッズの効果は素晴らしく、なんと3つのピュアアクション(って何?)で、7つの効果を生み出すらしい。「虫歯を防ぐ」「歯を白くする」「歯石を除去」「口中を浄化する」「口臭を防ぐ」「歯のヤニを防ぐ」「歯石の沈着を防ぐ」というのがその7つらしい。
よく似た効果が並んでいて、これで7つというのは若干、詐欺まがいではないのかとも思うが、それよりなにより、コレって別に女性限定ではなく、男性でも嬉しい効果なのではないのか。このグッズを使うことで、男性がキスしてくるようになるのだと、男性が使うのには抵抗があるだろうが、別にフェロモンを出すような成分が入っているわけでもなく、みんなに使ってもらいたいグッズと言えよう。価格は、楽天最安で2500円程度。ぜひ、お試しして、結果を教えて欲しい。

2009/09/23

Twitter、使い道を発見

登録してから、いったい何に使うのか、そもそも自分の書いた、いわゆる「つぶやき」は誰が見てくれるのか、非常に疑問を感じていたTwitterだが、昨日、ついにその使い方として有効なものを発見した。
Twitterは1記事240文字という、ブログを強制的に短くさせることで、思いついたことや気になった事を簡単に投稿できるようにしたものだが、他人の記事を見るのに大きなハードルがある。なぜなら、通常のブログであれば、各ブログ提供サイトのTOPページなりに、新着記事の一覧として掲載されたり、検索機能があったりなど、他人の投稿を「探そうとすれば」見つけられる機能が提供されているのに対して、Twitterにはそんな機能は全く搭載されていないからだ。
実際に知っている人物から、Twitterをやっていることを聞かなければ、他人が書いた記事を読むこともできないTwitterが、どういう役に立つのかと言うと、居酒屋なんかで焼酎のボトルを頼んだ際に、ひとことつぶやいておくのだ。
「焼き鳥屋○○で焼酎××をボトルキープ」
これで、時々自分が書いたつぶやきを見直すことで、有効期限が切れてしまう前に、キープしてあるボトルを飲みに店を訪れることができる、という寸法である。要するに、単なるメモなのだが、実際に手帳などにメモをしておくと、どこに言ってしまったのか分からなくなる、あるいは紛失するなど、到底次に店を訪れるまで、メモが残っているとは思えないが、その点、Twitterなら意図して消さない限りは残っている、はずである。ブログに書いてしまうと、余計なゴミ投稿になってしまうが、Twitterの場合、どうせ誰もこの記事は閲覧していないのだから、はっきり言ってゴミがいくつあろうが、自分が気にしなければ済む話だ。
なんとも便利なTwitter。他人とリンクする機能なんて、不要だったんじゃないだろうか。。。。

2009/09/20

全身18ヵ所を2時間かけて刺しまくり

アメリカで、53歳の男性が、全身18ヵ所を2時間に渡って刺しまくられながら、命を取り留めるという事件がおきた。この事件は、オハイオ州で発生したのだが、州法や連邦憲法に違反しているのではないかとして、この男性の弁護士が連邦地裁に訴えているという。この事件は、犯罪を起因としたものだが、この刺したという、その事自体はなんら犯罪ではない。
この刺された男性は、ロメル・ブルーム氏。1984年に14歳の少女を刺殺した罪で死刑が確定しており、薬物注射によってその刑を執行しようとした際、刑務官らが右腕の静脈に注射針を刺したところ、血管が収縮してしまい、なんと失敗。その後2時間あまりを費やし、左腕や両足、かかとなど計18ヵ所に対して、注射を続けたものの、うまく薬物を注入するに至らず、この日の執行は見送られる結果となった。
うまくいかなかった原因だが、どうやら水分をあまり摂っていなかったために、脱水症状気味となっていたことだと判明したようだが、そんなことでいちいち刑の執行を止められていてはたまらない。この2時間で18ヵ所も刺した事が「「迅速で苦痛のない執行」を規定している州法、「残酷で異常な刑」を禁じている連邦憲法に違反しているとして、弁護士らは刑の執行中止まで求める始末になっている。犯罪者に刑を課そうと言う時に、手際が悪いと、刑が執行すら出来なくなりかねないなんて、なんとお粗末な事件なのだろうか。
凶悪犯に対する刑罰で、死刑にしようとしておきながら、手際が悪かったからといって、法に反していると訴えるとは、何事か、刑の執行に伴って、苦痛が増すのなら被害者感情からすれば、幸いな事以外の何ものでもないだろう、と憤慨してみたものの、日本でも、自分の職務でありながら、信条に反するからと刑の執行を承諾しなかった、トンデモ法務大臣がいたくらいなので、目くそ鼻くそを笑う、と言われてしまいそうだ。とにかく、これを対岸の火事と思わず、日本においても迅速で確実な刑の執行を心がけてもらいたいものだ。でなければ、罪の無い一般市民は、いつ凶悪犯がシャバに舞い戻ってくるかと、びくびくしながら暮らす羽目になってしまうではないか。

梅林閣はバイリンガル・・・・

秋の連休、通称シルバーウィーク、この名称が登場したのは、私が知る限りでは今年になって初めてのはずなのだが、この違和感全開のネーミングがいつまで続くか分からない中、その初日に久々に・・・・・いや、1ヵ月ぶりくらいに、中華街でランチを食べてきた。今回はいままで行った事のない店をえらびたいと思い、これまで何度も店の前を通りかかってもそのまま素通りしてしまっていた、梅林閣というお店に行ってみた。
場所は順海閣本館の中山路側の入り口を少し中華大通り側に行ったところで、建物としては順海閣に間借りしている形になっている。今回は、初めてということもあり、何を食べようかと悩んだ末、酢豚とニラレバ炒め(レバニラ?と書いてあったかもしれない)、それにお薦めと店頭の看板に記載されていた焼き餃子を注文してみた。
最初にでてきたニラレバ炒めを食べてみると、味付けも辛すぎず薄すぎず、炒められているレバーも厚めに切られているのに厭みな臭いを感じることもなく、大変美味しくいただけた。餃子も食べてみたが、とてもボリュームがあり、ご飯が進むこと間違いなし、と言いたくなる感じ。最後にでてきた酢豚は、豚の唐揚げもカラッとした感じでありながら、甘酢とうまく絡んでいて、お昼ご飯として申し分ないのは勿論のこと、夜に酒を飲みながら食べるのも大変おいしいのではないかと思われる。この店はこのサイトで五つ星をつけられているだけの事はあり、とても満足できるものだった。
食べている途中に、黒人のでっぷりと太った観光客とおぼしきおばさんが4人ほど来店し、机を寄せるからなにかと思ったら、続いて4人ほどの白人やら東洋人やらがやってきた。この東洋人、もしかして日本語か中国語で注文ができるのかと思いきや、思いっきり英語しか話せない集団だったらしく、お店の奥から英語メニューを持ってきて、女将と思われる年配の女性が英語でメニューの説明を始めた。梅林閣だけにバイリンガル、と思ったが、よく考えれば、既に日本語と中国語が話せるので、英語を加えてトリリンガルなのであった。う~ん、さすが国際都市・横浜。Y150開国博(正しくは、開港博ではなく、開国博というらしい)は大失敗に終わったが、そんなこととは関係なく、市民は今日も商魂逞しく生きていく、と言うことか。

2009/09/13

女の子とカメラ

最近、カメラ女子、と呼ばれる女の子達が増えてきている、というのが、どこかのサイトに掲載されていた。いつでもパチリ、なのだそうだ。
なんなのかと思って読んでみると、最近のデジタル一眼レフの低価格化と軽量化に伴い、いつでもカメラを持ち歩いて、どこでも写真を撮る女の子が増えてきているのだそうだ。そういえば、街を歩いていても、女の子に限らず、一眼レフを持ち歩いている人が増えてきたような気がするなぁ。
俺でもまだ、買えずに悩んでいる一眼レフを他人がプラプラさせているのを見ると、やっぱり欲しくなってしまうのだが、新しい機種はどんどん出てくる上に、銀塩カメラはそんな進化しないけど、デジタルはどんどん進化して性能も向上していくのを見ると、なかなか手が出せないのだ。
このカメラの人気、日本人にありがちな一過性のものなのか、それとも、誰もが写真を撮る時は一眼レフを使うようになるのか、もう少し見極めが必要だろう。もし、一過性のものなら、いま購入してしまった俄カメラマニアが購入した一眼レフが、どんどん中古市場に流れてくることが期待できるからだ。
それにしても、カメラ女子って、カメラを向けると目をパチリと開いて写真を撮らせてくれる、そういう女の子の事じゃなかったのあ。。。。orz

小難しく言っても中身は同じ

先の衆院選で惨敗した責任を取って、16日に辞任する麻生太郎総裁に代わる、新しい自民党総裁を今月末に選出する予定の自民党だが、どうにも立候補者が出てこず、揃って様子見の感が漂ってきた。派閥のボスがどうこうするとか決めるようでは、自民党は再生できないとか、そんな格好のいい事を河野太郎氏が述べていたが、フタをあけてみれば、出馬する雰囲気であった石原伸晃氏も「止まり木に羽を休めて明日を待つ」などと小難しい理屈を捏ねて、出馬しないことを正式に表明した。
石原氏は同時に「今回は頂を目指すのではなく、じっくり足を地につけていきたい」と述べており、今回の総裁選に出馬するのは得策ではないとの判断から、出馬を見送るという結論に至ったものと推察される。なにが「止まり木に羽を休めて」だ。調子のいいことを言っておきながら、この惨敗して地に塗れた自民党を、自分がリーダーとなって立て直してやる、そのくらいの意気込みもなく、なにが再生だ、改革だ。これならまだ、話し方にかなり不快感を伴う石破氏の方が、まだやる気をだして改革に取り組みそうというものだ。
このまま、自民党が日本社会党がその昔たどった道のように、ただ単に凋落していったなら、民主党にせっかく政権が変わったと言っても、その上に胡坐を書いて改革は頓挫し、ただ政権交代を成し遂げた、というだけで終わってしまうのではないか。下野した自民党には、政権についた民主党に対して常にプレッシャーを与えることで、改革を促すような、そういう成熟した政治体制を目指してもらいたいものだ。

2009/09/12

ガンダムと鉄人28号はどちらが強いのか

お台場のガンダムに続き、今度は神戸に全高18mと実物大の鉄人28号が完成を控えているらしい。なんでもNPO法人「KOBE鉄人PROJECT」が建設(ロボットのはずなのに、建設なのか?建造とか製造と言うべきなのでは?)しているらしいが、なぜか場所はJR新長田駅前の若松公園内。もっとメジャーなところに建設すべきなのではないかと言う疑問が無いでもない。公開は9月末を予定しているそうなのだが、果たしてお台場のガンダムと比較して、いったいどれだけの人間が足を運んでくれるのか。
ちなみに、どんな場所なのか気になって、GoogleMapで調べてみたのだが、どうにも新長田駅前には、それらしき公園が見当たらない。名前が出てこない広場らしき(要は駅前広場だ)ものはあるのだが、いったいこのあたりのどこに建設しているというのか。この駅の周辺は、地図で見る限りはどう贔屓目に見ても単なる市街地で、観光客などがくる気配は感じられない。お台場のガンダムがあれだけ人気を博しているのは、ガンダムだというだけではなく、お台場にある、という事に価値があるのだと、このKOBEプロジェクトのメンバーは気付いているのだろうか。いや、無理だろう。
人気の面では敵いそうも無い、ある意味、アニメとしてもジリ貧状態の鉄人だが、実際に戦うとなれば、ロボット本体の性能もさることながら、操縦者の能力も重要になってきそうだ。単独では飛行できないガンダムに対して、鉄人は水陸空全領域で戦闘可能だ。ただし、操縦者である正太郎くんをどう移動させるのか、という問題はどこへ行ってもつきまとうが、戦闘を外から眺めながら指示を出し、ロボットも搭乗者の身体的負担を顧みる事無く全力で稼動できるというアドバンテージはあるだろう。さらに、鉄人は確か、マグマの中に入っても耐えられたような記憶がある。それに対して、さすがにガンダムはそこまでの耐久性は考慮されていない。しかも、鉄人は操縦者が不在でも自律的に動作し、敵を攻撃することもできる。それに対してガンダムはアムロがいなければただの鉄の箱でしかない。正太郎くんもある意味、ニュータイプと言えなくもなく、この勝負、鉄人の勝ちか?
「人気のガンダム、実力の鉄人」
なんだか、一昔前の日本プロ野球の(どちらかといえばパリーグの)、宣伝文句みたいだな。

ちぎれたチンコは屋根の上

イスタンブールで、婚約を破棄されて売春を強要されたとするトルコ人の女性が、恋人(だった?)男性のチンコを、酒に酔って寝ている隙に切断し、隣家の屋根の上に投げ捨てた罪で逮捕されたというニュースが伝えられていた。男性のチンコは、なんとか隣家の屋根から回収され、11時間にも及ぶ手術の末、接合に成功したらしい。
この逮捕された女性の裁判は、男性器が機能を取り戻すかどうかで変わるため、一年半後まで待たれるらしい。だが、こんな凶悪な事件を起こす、日本で言えば、三橋か鈴香かというような人物が、売春を強要されたといわれてもにわかには信じがたい話ではある。なぜその時にチンコを噛み千切ってやるくらいのことをしなかったのか、非常に疑わしい状況であることは間違いない。
願わくば、屋根から回収されたチンコが、再び天を衝かんばかりの勢いを取り戻さんことを。

2009/09/09

酒は自殺を誘発するか

国立精神・神経センターの自殺予防総合対策センターが行った、自殺死亡者の遺族に対する聞き取り調査で、自殺者の実に23%もの人が、アルコール依存症など飲酒に関わる問題を抱えていた事が分かった。これまで、日本では、あまり自殺とアルコールとの関係が指摘されてこなかったが、今後の自殺防止に向けて、対策の強化が必要だと結論付けている。
百薬の長とも言われる酒が、自殺を助長していると言わんばかりの報告だが、果たして本当のところはどうなのだろうか。酒を飲む人の大半は、1日の疲れを労うため、あるいは飲むことで気を紛らわせたい何かがある、そういう人が大多数を占めているわけだが、当然その中には、生きていても何の意味もない、あるいはこの苦しみから逃れたいと言う思いで酒を飲んでいる人もいるわけで、そういう人間が自殺した原因を酒に求めるのは、単なる責任転嫁ではなかろうか。
本当に自殺を防止するつもりがあるのなら、もっと根本的な原因を取り除く事に注力すべきではないのか。
だが、そんか対策を打ち出すことは、少なくともこの天下りの受け皿になっていると思われる、このセンターでは永遠に出来ない相談だろう。なぜなら、自殺者がほんとうに減少してしまったりしたら、自殺防止を目的としたこのセンターは、不要になって貴重な天下り先がひとつ、失われる事になってしまうのだから・・・

2009/09/07

官僚がこの国の主人公なのか

民主党を中心とした、新しい政権の成立まで秒読みとなる中、これまで国土交通省が頑なに存在を否定し続けてきた、高速道路を全面無料化した場合の経済効果に関する試算が公表された。それによると、一般道の渋滞が解消されることなどにより、高速道路の収支が悪化する分を差し引いても、2.7兆円もの経済効果が見込まれることが明らかとなっている。これまで、民主党の公約を裏づけし、同党に有利となるため、隠蔽し続けてきたという疑惑が生まれてきた。
政府はこれまで、高速道路を無料化した場合の経済効果に関する試算について、「国土交通省が取りまとめたものは存在しない」として、存在を否定し続けてきたのだが、それが覆され、大きな経済効果があることが証明されたのは、民主党の力によるものではなく、我々国民が自民党に対して退陣を迫ったからこそ、表に出てきたものであり、今後も同様の隠蔽され続けた事実が明らかになってくる可能性が高い。
これらは全て、最終的には官僚が隠し続けてきたものなのだが、それもこれも自民党政権が継続することで自分達にとって利があると思えばこそ、民主党政権誕生を阻止するために公表を拒む、あるいは存在を否定してきたわけで、これだけを見てもどれだけ自民党政権のおかげで官僚達が甘い汁を吸い続けてきたのかということを間接的に証明したと言っても過言ではないだろう。民主党政権となった場合、これまで否定してきたものが発見された場合に、その責任を追及されることを恐れた官僚が、「あくまで検討段階であったため」公表してこなかったものを公表したことには大きな意義があると言えよう。
それは、政治を官僚達から国民の手に取り戻す方向にこの国が進み始めたということだ。今後、官僚達は自分達がこれまで築いてきた権益を守るために、民主党政権に対して非協力的な行動をとる、あるいは、これまでの自民党と同じように、自分達の利益のために動く政治家として取り込もうという動きが本格化してくるだろう。民主党議員諸氏には、そのような誘惑や反抗に屈する事無く、長らく自民党政権の下で腐りきったこの官僚どもを一掃するくらいの意気込みを持って、政権運営に邁進していただきたいものである。

2009/09/06

自爆テロの申し子か

ドイツでエジプト人の男性が自分の息子につけようとした名前をベルリン市当局が「子供の将来に悪影響を及ぼす」という理由で届け出の受理を拒否した事に対して、父親が受理しないのは不当だとして市当局を訴え、3年間も法廷で争われてきたらしいが、現地時間4日までに、裁判所は「イスラム社会では一般的な名前」だとして、命名を認める判決を下したそうだ。
その子供の名前は「ジハード」いわゆる聖戦のことだ。イスラム社会のみならず、一般的な西洋文明における聖戦とは、本来は神の求めに従って神に背く部族と戦うとか、そういうものだったと思うのだが、いまや聖戦といえば、自爆テロを引き起こすか、あるいはそのテロを起こした人間がいそうだと言っては、空から大量の爆薬を撒き散らして地域一帯を焦土と化すことを指すようで、聖戦と聞くと大義名分が欲しいためだけの謳い文句となってしまった感がある。
これがアメリカ人で聖戦などと名づけたら、空母に乗ってどこに攻めに行くのかと思ってしまうが、イスラム社会でジハードと名づけられたら、爆弾を満載してアメリカ大使館にでも突っ込むのか?と思ってしまう。どちらが正しいのかとか、そういう話は置いておくとして、こんな名前を付けられたら、その社会の中ではいいかもしれないが、他の社会に行ったときにどんな風に受け止められるのか、もう少し考えた方がよかったのではないか。日本人がいくら温和だと言ったって、北朝鮮から留学してきた学生の名前が「キム・ジョンイル」だったらどん引きだよ。

2009/09/04

高額な日本の携帯電話

朝日新聞が調査した結果、世界の主要7都市で携帯電話の通話料金を比較したところ、東京はパリに次いで2番目の高額であることが分かった。一分あたりの通話料は、パリの32円に対して東京は27.7円、もっとも安いニューヨークの10円と較べると、実に2.8倍にもなる計算だ。平均的な通話時間での料金を比較した場合でも、東京の1時間半で2600円は7都市中の3番目の高さとなっている。
不景気で日本の企業が軒並み苦しい経営を強いられ、国民が明日をも知れぬ生活を強いられる中、日本の携帯各社は高水準の利益をあげており、いったいどこが競争によって料金の低下が起きているというのか、各社の説明に大いなる疑念を抱かざるを得ない状態であることが明らかとなった。
docomo、auは勿論のこと、価格破壊を謳い文句に、さも低価格であるかのように販売数を伸ばしているSoftbankですら、実質的には価格は横並びで、莫大な利益をあげていることが白日の下にさらされたわけだが、この状況に対して、我々一般市民が料金の下落を求めて出来ることがなんなのか、そこまで踏み込んだ報道とはなっていなかった。いったい、どうやれば、携帯電話の通話料を下げさせることができるのだろうか。
この場合、帯電話を使わなければいい、という案は却下だ。そんな選択ができるのであれば、価格の下落を期待する前に、とうの昔に携帯電話はゴミ箱に叩き込んで契約を打ち切っていたであろう。現代の必需品ともなってしまった携帯電話をいまさら手放すことができるのであれば、だれも価格の下落を求めたりなどしはしない。だれか正解を教えてくれ。。。。。

2009/08/29

長野県松本市で

東京新聞のWebサイトに掲載された、中日新聞のニュースで(ややこしいけど・・・)、長野県松本市で、迷いウサギが発見されて、松本署で保護されているという記事があった。なんでも、このウサギは体長35cmのオスで、体毛は茶色、鼻先は黒く、足先は白い、なんとも可愛らしい姿で、人にも大変慣れているようだ、とのこと。
記事によると、24日21時30分ごろ、松本市並柳3丁目22番地付近の住宅地路上で、通りがかった近所の女性が発見したらしく、飼い主が見つかるまでは松本署で当面は世話をしているそうだ。
・・・なぜ、この程度の話がわざわざ中日新聞に掲載されて、さらに東京新聞のWebサイトにまで登場しているのか、まったく理由が分からない。動物の保護だったら、私だってこの間、ダックスフントの子供が道を駆け回って車に轢かれそうになっているのを頑張って保護して、警察に連れて行ってあげたが、そんなことが記事になることはなく、子犬がどうなったのか知る由もない。
そもそも、長野県なんたら言う田舎に行けば、ウサギなんて田んぼのそこかしこで見かけるものではないのか。ちょっと山あいに入れば、ウサギどころか熊に出くわしてしまうような、そういう環境ではなかったのか。それが「可愛い」と言うが私の目にはたいして可愛くもないように映るウサギが一匹保護されただけで、大の大人が何を喜んでこんなことを記事として取り上げているのだ。発見された周辺地域の町内報や、電柱に迷いウサギの張り紙をするくらいが関の山というものだ。
世の中にはもっと大事な事がたくさんあるだろうに、なぜ中日新聞はこんな記事を掲載したのか。ジャイアンツにマジックを点灯させてしまった三連敗の事実を、忘れたくてこんな事を記事にしたのか。とかくこの世は謎だらけだ。

2009/08/26

言う事を聞かない子供

今朝、電車に乗っていると、夏休みの親子連れと思われるグループが乗ってきた。子供が5人に男親らしいのが2人。子供が多い割りには、周りに迷惑をかけるでもなく、大人しく静かにしている好感の持てる子供たちだった。そのうちの1人が親と思われる男性に話しかけた。
子供:「ここで降りるの?」
親:「違うよ、ここじゃないよ。もっと先だよ」
子供:「どこで降りるの?」
親:「新橋だって言っただろ。聞いてなかったのか?」
子供:「うん」
おいおい、「うん」じゃねぇよ。ちゃんと親の言うことは聞いておけ。親もそこであっさり流しやがって。俺が親だったら、瞬間湯沸かし器だぞ。「なんのために説明したと思ってんだ!ちゃんと聞いとけ!」

2009/08/23

WLODARCZYK・・・なんて読むの・・・

Anita WLODARCZYK・・・・日本人にとっては、アニータ・なんとか、くらいしか読めそうにないポーランドの苗字だが、新聞を見ると「ボダルチク」と言うらしきこのアスリートは、世界陸上2009において女子ハンマー投げに登場し、決勝の2投目で77.96mという世界新記録を更新して見事、金メダルを獲得した選手である、ということは、各紙/ニュースサイトを見ていれば誰でもすぐに分かるだろう。だが、記事をいくつか眺めてみたが、日本人にあまり馴染みのないポーランドという国名のせいなのか、あまり注目する日本人選手がいなかったせいかは分からないが、まったく触れられていないエピソードがある。それは、日本時間8月23日のハンマー投げ決勝当日に起きたアクシデントの事だ。
ハンマー投げでは通常、3回(6回?)の試技が行われるが、この、アニータ・ボダルチク、二投目で世界新記録を出した後は記録を見れば分かるが投擲をしていない。なぜなら、このボダルチク、世界新記録を更新した瞬間、喜びのあまりスタンド前に駆け出し、トラックの上で(トラックと言ってもダンプじゃないよ)両手を掲げて飛び跳ねていたところ、あまりに飛び跳ねすぎたのか、左の足首をグキっとやってしまい、その後は氷で足首を冷やしながら、グラウンドの片隅で競技の行方を見守りながらずっと寝転んで休んでいたからだ。時折、両腕で顔を覆っているのがテレビに映し出され、アナウンサーは「泣いているようです」と伝えていたが、嬉しくて泣いているのか恥ずかしくて泣いているのかまでは、伝えられていなかった。当たり前だが。
これまでいろんなスポーツ競技でのアクシデントを見てきたが、喜びのあまり、クリスタル製のトロフィーを割ってしまったサッカー選手なんかはいたと思うが、飛び跳ねすぎて足首を、恐らく捻挫したような選手は、見たことがない。まさにありえない世界チャンピオンだと言えよう。私がこんな立場に立たされたら、いや、立とうとしても立つ瀬がなくて、物陰で小さくなっているのではなかろうか。何はともあれ、その後の投擲で他の選手がさらに上回る記録を出していたら、悔やんでも悔やみきれない失態だったところだが、まずは金メダルおめでとうと言いたい。
もっとも、どうせトラックに駆け出してしまうのならその後に行われた男子4x100mリレーの決勝で、ボルトあたりが走ってくるのに気付かずにトラックに入ってしまって、先頭チームの妨害をしてもらえれば、惜しくも4位に終わった日本にもメダルの可能性が出てきていたというのに・・・・・そういう場合、記録はいったいどうなるのだろうか。それこそ、前代未聞の珍事、いや、大事件であろう。ちなみに、このボダルチク、某紙ではなぜか「ウロダロチュク」なんていうおかしな呼び方で掲載されていた。そんな、まるで日本人が無理矢理読んだような呼び方で記事に載せんなよな・・・・・。

2009/08/20

さっさと潰れろ、幸楽苑

テレビで激安ラーメンの老舗として、幸楽苑が紹介されていた。なにか聞いたことがあると思って、ホームページにアクセスしようと思ったら、まったくサーバから応答がない。検索したら何件もヒットはあるのに、実体を見れないこの不快感と苛立ち・・・どうしてくれよう。
なんなのだ。幸楽苑。テレビに出るのなら、アクセスが殺到することぐらい予見して、当然のことながらその時だけサーバの能力を増強しておけというのだ。なんのためのSaaSだクラウドだ。サービスというものの意味をキチンと理解できている人間がこの日本にいったい何人いるのかすら怪しいくらいだ。
こんな店、もうどうでもいい。100回以上、リロードしたが、画面がまともに表示されたのはほんの数回だけ。さらに店舗情報を見ようとクリックして、応答が帰ってきたのはただの一回もなかった。このような店が、客が殺到したときに、ちゃんと対応して迅速なサービスを提供できるとは到底思えない。ホントにこの店、テレビで紹介されるほどすごいのか。
こんな対応しかできないのなら、世の中の迷惑になるまえに、とっとと店を畳んだほうがいいだろう。本当に癪に障る体験であった。街で見かけたとしても、吐き気がして二度と(いや、正確に言えば一度も、だが)入る気にはならないだろう。軽い考えでホームページを作って、軽い考えでテレビに出たりするからこんなことになるのだ。情報社会を甘く見るな!

2009/08/19

この2人を罷免しよう!それが1人1票実現運動!

都会に住む人々は。
田舎に比べると、一票の格差という点で。
冷遇されている。
たとえば、都民1人あたりの国会議員は、田舎のたった4分の1。
つまり、田舎の民1人の権利に対して、対抗するためには都民は4人、集まる必要がある。
これが果たして法の下に平等と言えるのだろうか。
田舎者は言う。「田舎をないがしろにするな」
それは本当だ。だが、都会の権利を損なってよい理由にはならない。
この流れを促進する者がいる。それは
最高裁 裁判官



 那須弘平




 涌井紀夫




このふたりの名前をここに載せることは、公職選挙法には違反しない。なぜなら
彼らは政治家ではなく、

単なる官僚、裁判官だからだ




その官僚が、一票の格差を擁護し、都会人の権利を侵害しているのだ。
もう一度言おう。那須弘平、涌井紀夫。彼ら2人には「○」ではなく、「×」をつけよう。
そういう運動だ。1人1票に幸あれ。

夏の元気な

ご挨拶、と言いたいところだが、いま最も元気なのは、日本人が一番保守的になるこの時期に勢いを取り戻そうとしている自民党でも、民主党の批判さえしていれば、議席が転がり込んでくると思っている公明党でも、国民から見放された事に気付かずに支持を集めているかのように強気に要求を民主党に突きつけている社民党でもない。ましてや、渦中で各方面からの圧力にさらされている民主党でも断じてない。
本来、この季節は沈静化し、冬が来るのをおとなしく待ち構えているはずの奴ら、インフルエンザウイルス達だ。ゴールデンウイーク明けに日本に上陸してきて、それでも梅雨の時期を過ぎれば感染拡大は収まると見られていた、新型インフルエンザウイルス、通称「白いの」だが、真夏のこの時期に感染をさらに拡大させたかと思うて、日本初の新型インフルエンザによる死者まで発生させたのだ。しかもこの数日の間に2人と言うハイペースである。
この新型インフルエンザ、これまで致死率は一般的な季節性インフルエンザと同じくらいと思われていたのだが、アメリカとカナダで統計を取ったところ、昔に流行したアジア風邪と同じくらいの致死率0.5%であることが判明したのだ。なんと、200人に1人が死亡する計算なのだ。
日本人は熱しやすく冷めやすく、新型インフルエンザが猛威をふるう前に、対策をとることには飽きてしまい、もはや家にマスクを備蓄している家庭などどこにも見当たらない状況となってしまった。これから秋が終わって冬を迎えるにあたり、大流行を防ぐ手立てすら見当たらないこの日本がいったいどうなってしまうのか、はなはだ心配の種がつきない。もっとも、これで高齢者の人口が劇的に減少すれば、年金問題などすぐに片づいてしまい、まさに渡りに船だ、くらいに考えている政治家は多いかもしれないが。

2009/08/17

リアル、かちかち山

大阪の淀川で、大阪工業大学の学生が自作のカヌーに試乗していたところ、カヌーがバランスを崩して転覆、沈没し、大阪府和泉市寺田町2丁目に在住の、北村健さん19歳が死亡するという事件が発生した。同乗していたもう1人の学生は、自力で岸まで泳ぎ着き、生還した模様だ。
このカヌー、なんでも通常使われるような材質ではなく、コンクリートで製作されていたとのことで、なぜそんな石で作ったカヌーに試乗してみようなどという無謀な行為に及んだのか、経緯の解明が待たれるところである。万一、無理矢理に試乗させた挙句、死に至らしめたというようなことであれば、周囲の殺意も当然の事ながら、大学側の管理体制まで問われることは必死であろう。
それにしても、なにを考えて、コンクリートでカヌーなど作ったのか。別に水に本来浮かばないものを、なんとか水に浮かせて航行できたとしても、到底、実用に耐えうるとは思いにくく、何かの実験だったとしても、なんら実社会には貢献しないこと間違いなしであろう。大学というのは、とかくこういう世間一般では何の役にも立たず、なおかつ何かの基礎になるわけでもないようなことを、クソ真面目に挑戦することを奨励するような雰囲気があるが、そんなことで、いったい、世界のライバル校と対等に渡り合っていけるのだろうか。
コンクリートを抱いて死んでいった学生とその親族には大変申し訳ないが、何を期待してそんな沈むことが確約されたような、いわゆるかちかち山状態に自らを追い込んでいったのか、もっと世の中を見る目を養って欲しいと、残された学生達には苦言を呈したいところだ。

2009/08/15

旬を過ぎたニュース

ネットのニュースに限らず、テレビや新聞などの、いわゆるレガシーなメディアも含めて、この頃気になるのは、伝えられるニュースが、知らない人には新しく聞こえるが、大抵の人間にとっては既に何日も前に聞いたよ、と言うような、食べ頃を通り越して食傷気味になりそうなものが散見される、と言うことだ。昨日、今日と目にしたのは、最初に伝えられたのは、かれこれ一週間は前では無かったかと思われる、カブトムシがブドウに群がっていると言う話が、例の不気味な写真とあわせて伝える、はっきり言えば、遅れているニュースサイトであった。
このニュース、最初にネットで報じられてから、2、3日してから、テレビでも見た記憶があるのだが、それをさらにネットで改めて報じようとは、いったいどういう了見なのだろうか。知らない人間が、最新のニュースだと思いこまされて、さも自慢げに周囲に伝えたところ、自分以外の全員が既に忘れかけているようなネタだった、などと言う事態になれば、その体の悪さはどんな言い訳をしても免れ得ないものとなること必至だが、そういう事態を引き起こし兼ねない、と言うことを理解して報道しているのだろうか。
昔と比べてニュースの質が低下したのか、はたまた昔は情報が少なかったので、古いニュースを最新のものであるかのように報道されても、誰もそれが古いニュースなのだと気付かない、そういうことなのだろうか。
何はともあれ、これからニュースを見るときは、ちゃんといつ報道されたものなのかは確認してから周りに伝えたい物だ。

2009/08/10

ハムサンドのハム

社民党の福島党首が講演で、衆院選後の社民党をハムサンドのハムに喩え、自民党、民主党という二つのパンに挟まれて、政局の鍵を握ると言わんばかりの発言をしたとか。自分達がパンになることはないが、大きな影響力を発揮すると国民に訴えたいと言うのが見え見えの発言だが、なんとも自分達の立ち位置をよく認識した発言だと言えよう。
まさしくハムサンドの比喩はそのとおり、なにもサンドイッチはハムサンドだけではなく、卵サンドもあれば、ツナサンドもあり、選挙が終わってどのサンドイッチが出来ているかは神のみぞ知る、と言ったところか。社民党など消えてなくなってしまうかもしれないというのに、何をやっているのだろうか。バカな喩え話などしている場合ではなかろうに。

2009/08/09

Googleを元に戻そう

普段、ポータルとしてiGoogleを利用している私だが、いつの頃からか、なぜか左端に「ホーム」「チャット」なんていう設定した覚えのないタブが出てくるようになってしまった。色々と調べたところ、Googleが断りもなく勝手に仕様を変えて、頼みもしないのに自動的にこのホームだとか、使いもしないチャットなどというメニューが出てくるようになってしまったようなのだ。
自分の好きなコンテンツを組み合わせて、好みのポータルを構成できるのがiGoogleのいい点であったにも関わらず、こんなところに「ホーム」「チャット」などという邪魔なモジュールを搭載されてしまっては、画面上で使えるエリアが減少してしまうではないか。それとも、世の中はどうせワイド画面が主流になって、端のエリアが有効活用されていないだろうから、Googleが率先して便利な使い方を教えてやろう、とでも言いたいのだろうか。残念ながら、この世の中に広くなったデスクトップ一面にブラウザを全画面表示させて、両端のエリアを無駄に浪費しているような人間は1人も居はしない。そう、ただの1人もだ!
色々と調べてみたところ、アクセスするURLに「/ig/ja」というオプションをつけてやると、以前のトップページにアクセスできることが分かった。いまのところは、Googleにこうやってアクセスしてやれば、元の通りに利用できるようなのだが、これもいつまで利用できるのかは定かではない。だいたい、google.comにアクセスすれば元通りに使えるが、google.co.jpだと、元に戻すことはできないようである。なんという傲慢なことなのだ。もし、「ホーム」だの「チャット」だのをデフォで表示しなければならなくなったらどうすればよいのだ。
で、仕方がないので、自分用のTOPページを作ることにした。必要になったら直接HTMLを編集してブックマークを追加しなくてはならないが、とりあえずこれで全国どこからでもネットにつながれば自分のポータルが使えるようになった。それだけだとただのリンク集になってしまうので、検索できるように、GoogleのTopページから検索窓のコードだけを転用することにした。これでGoogleがどんなに勝手に機能を拡張しようとも、検索Boxの仕様が変わらなければ安泰というものだ。もし変わってしまったら・・・・Bingにでも乗り換えるとするか。

2009/08/05

押尾学と謎の女

麻薬取締り法違反(覚醒剤だったかも)で逮捕された押尾学容疑者。奥さんの矢井田瞳が事情聴取されたとか、いろいろあるようだが、出入りしていたマンション(自宅でなければどこなんだ!)で、30代の女性が全裸で死亡していたという話もある。
それと関連して、元アイドルの酒井法子が10歳の子供を連れて行方不明になっているのだとか。事務所からも捜索願が出ているらしいが、もしや、この30代の全裸で死亡していた女性というのは、酒井法子ではないのか。そういう噂がネット上を駆け巡っているとかいないとか。
それにしても、押尾氏と結婚した矢井田瞳は、いったいこれからどうやって生きて行くのか。警察にまで事情を聞かれ、カリスマ性も失われ、家庭を守るという雰囲気すら麻薬の中にかき消され、何を売りにこの厳しい芸能界を渡っていくのか。大変に心配が尽きないところである(=興味深々だ)
注釈:押尾学の奥さんは、どうやら矢井田瞳ではなかったようだ。矢田亜希子だったようだ。う~ん、ややこしい。なんでこんな間違えそうな芸名をつけるのだ。なにか狙っているのか。いいかげんにしろ~!

2009/08/01

横浜開港博、責任は誰に

??月くらいから開催されていて、一向に来場者数が増える気配のしない横浜開港博だが、その責任を問われる前に、中田市長が辞任してしまった。開港博は中田市長の肝入りで始まったはずなのだが、この状況を手をこまねいて見ているだけにとどまらず、責任論が浮上してくる前に逃げるように辞任するとは何事か。
記者に自らの責任について問われても、イベントの中身については各業者の責任で行っているなどとし、横浜市主催のイベントである開港博の最高責任者であるはずの市長としての責任など、もはやどこ吹く風である。
こんな無責任な人間が何年間も横浜市を牛耳ってきたのかと思うと、情けないやら、腹立たしいやら、もう怒りの矛先を誰に向けてやればいいのか。これまで、東国原、橋下のダメダメ政治家コンビがテレビで幅を利かせてきたが、これからはダメダメ政治家トリオで活動でもしていくのだろうか。
だが、これで今まで中田氏に騙され続けた横浜市民も、ようやくこの男の本性を垣間見たことで、もはや市長選挙だろうが国政選挙だろうが、こんな無責任人間に投票することは二度とないのであろう。頼むからもう、怒りを誘うかのように、「したり顔」でテレビでさも、もっともらしいかのようなコメントを述べるのはやめて欲しいものだ。

2009/07/29

アリコとクレジット

ニュースでアリコジャパンから顧客のカード情報が10万件以上も漏洩して、尚且つ不正利用が2000件を超えていると言う報道を聞く度に、この会社がそんな問題を起こしてしまっては、陳謝などでは到底許されず、会社の存続すら危うくなるような大問題ではないかと、その都度感じていたのだが、私は大きな勘違いをしていた事に、今朝方、唐突に認識したのだ。
アリコ、アリコと聞いて、想像していたのは損害保険大手のアリコジャパンではなく、クレジット会社大手のオリコカードだったのだ。なんとなく、クレジット会社がカード情報を漏洩させたにしては、いやに扱いが小さいなと不思議に思っていたのだが、これですべて合点がいった。単なるアリコ違いだったのだ。なぁんだ・・・・
アリコに加入して、実際に被害にあった人達も、このくらいピントがずれた認識でいて貰えれば、さぞやアリコジャパンの面々も枕を高くして眠れたであろうに。そうは問屋が卸さないのが世の常と言うものか・・・

2009/07/26

モノの値段は下がる・・・はず?

今、持っているデジタルカメラを使い込んでいるうちに、だんだんと機能的、性能的に物足りなさを覚えるようになってきた。というコラムを先日書いた。価格コムで探して購入しようと思ったのだが、それでも55,000円以上はかかってしまいそうで、これにさらにメモリカードやらカメラバッグやらを買うことを考えると、どうやっても予算は6万円以上は必要になりそうなのだ。
そこで、オークションで中古品を買うことを考えた。最近、新機種が発売されたため、買い替えに伴う中古品の出品が増えてくるはずだと踏んだわけだが、探してみると確かにいくつも出品はされているようだった。最初、安心して取引できる楽天オークションで探していたのだが、オークションのシェアが低いせいか、数としてはあまりなく、しかもなぜか知らないが高額で取引されているものが多いのだ。オークションで入札しているというのに、一般の市価よりも高額になってしまうとはどういうことなのだろうか。
とりあえず、楽天に見切りをつけた私はヤフオクで探してみることにした。やはりシェアNo1だけあって、出品数はかなりの数があり、見比べるだけでも一苦労しそうな感じである。様子をみていると、おおよそ5万円前後で落札されているものが多いようで、なんとか45,000円くらいで手に入れたい私の希望を満たすのは難しいかも、と思いつつ、値動きを調べてみることにした。すると、7月中旬に50,000円で落札されたのを皮切りに徐々に値段が下がってきていることが分かった。
私の分析では、例えば3人の人がそれぞれ50千円、49千円、48千円で購入したいと思ったとすると、最初の出品に対して3人が入札すると、当然ながら50千円で入札した人が購入出来ることになる。いったん、購入してしまえば、普通であれば次の出品に入札してこなくなるため、次の出品では残った2人のうち、49千円で入札した人が購入出来ることになる。こうやって出品に対して自分が出してもよいと思う価格を入札していくと、時間はかかるかもしれないが、いつかは希望価格で手に入れることができる、はずなのだ。
そう考えて値段を見ていると、確かに50,000円のあとは、48,100円、47,000円と徐々に価格が下がってきた。私の希望価格まであと少しだ。その入札履歴を見ていると、最初の出品で落札できなかった人が、次の出品で購入できたりしており、やはり私の分析は正しそうだと言う事が裏付けられたと感じた。入札したが落札できなかった人がどのくらいいるのか確認してみると、私の希望価格よりも高い価格で入札している人が10人あまり。もう少し待てば手に入れられると思っていた矢先に、次の商品はなぜか52,000円で落札されてしまった。どうやら、購入したい人は次から次へと現れるので、なかなか価格は下がらないようである。経済って難しいね。。。。。

2009/07/25

不祥事との関連はないと言うが

不正経理が発覚し、理事長親子が逮捕されたりと、漢字検定協会を巡って大きな問題が起きる中、実施された漢字検定試験では受験者が若干減少するなどの影響が見られたが、大きな影響はなかったように思われる。そんな中、知らないところで新漢字検定とも言うべき試験が、全く別の財団法人で施行されることが分かった。その団体の名は「日本漢字習熟度検定機構」。ここが行う試験の通称は新漢字検定となる予定だったのだが、漢字検定協会の猛反発により挫折し、熟語に重きを置いていると言う理由から「漢熟」と呼ばれることとなった。
この団体、明らかに漢字検定協会が不祥事で廃止に追い込まれるのを見越して、その後釜を狙って設立されたのではないのかと疑ったのだが、その設立の動機と特徴、という記載によると、どうやらそういう訳ではない、という事になっている。
当財団の設立認可は2009年2月17日であり、昨今話題となっている日本漢字能力検定協会の不祥事発覚以前であり、その事に関連した何らかの意図でもって立ち上げたものではありません。
日本語に関する勉学を専門とする学識研究者の発想、発議により立ち上げられた組織であり、利益追求を第一義的目的とするものではありません。

これを読むと、不祥事の発覚前となっているが、実際に文部科学省が漢字検定協会に立ち入り検査をしたのは、その8日前の2009年2月9日に行われているので、説明は誤りであり、タイミングを考えると不正の発覚を見越して新たに設立されたとみるのが普通の感覚というものだろう。ちなみに、漢字検定協会のサイトを見てみると、なぜか応答がない。閉鎖されたというニュースも特にないが、一体どうしたのだろうか。いまだにアクセスが殺到してダウンし続けている、なんて訳でもアルマーニ。

2009/07/23

反日国家と仲良くできるか

最近、ようやく韓流ブームとかいう、売国奴としか思われない、何も考えていない日本人の行動が下火になってきたが、なぜ韓国と仲良くしたがるのか、非常な疑問を持たざるを得ない画像を本日は公開したいと思う。これは韓国の中学生が、日本についての印象や、日本との付き合い方を忌憚無く描いた、本音の絵画である。
日本をグサッとやっちまえ

ここは韓国の領土なのだ

日本をみんなで蹴り倒そう

日本に火をつけて焼き払え

日本なんか、ひとひねりさ!

日本みたいなちっぽけな国、叩き潰せ

日本を焦土と化して復讐だ!

日本なんて、目玉焼き以下の食べ応え

踏み絵:日本、みんな喜んでやるのさ

こんな恐ろしい絵を描く子供達が次々と大人になってくるような、そんな反日国家「南朝鮮」、いわゆる韓国と、いったいどうして仲良くすることなど出来るというのだろうか。これは一部の心無い韓国人が描いた日本像ではなく、一般的な韓国の、それも年端も行かぬ中学生が描いた絵なのだ。日本に留学してくる、あるいは就業してくる韓国人の成人男女が、いったい日本人をどんな目で見ているのか、推して知るべしと言うものであろう。韓国人を見たら、日本人を「殺す」「犯す」「奪いつくす」と考えていると思った方が、いいだろう。その前にまずは「逃げろ」かな。

2009/07/20

味以前の問題だ

以前、このサイトで紹介した、横浜中華街にある餃子専門店、百八十六番餃子だが、久々にここの餃子と坦々麺を食べたくなり、特に予定もない日曜日、急に中華街まで出掛けてみることにした。出掛けるといっても中華街までは徒歩で30分ちょっと。もっと近くにある野毛山動物園が、歩く距離は少ないものの、坂道を延々と登らなくてはならないのに比べれば、よほど楽というものだ。
さて、楽しみにしてお腹を空かせて行ってみた所、以前と比べてメニューがかなり変わってしまっていた。なにがあったのか分からないが、メインで何種類も並べられていた餃子が4種類に激減していて、しかも、5個単位で注文できていたものが全て10個単位、大きい餃子に関しては6個セットのみ、というなんとなく選ぶ楽しみを奪われてしまったような、少し淋しいメニュー構成に様変わりしていた。その分、他のメニューが充実していればよかったのだが、以前にはあったはずの、世界一辛いと銘打った激辛坦々麺も姿を消し、黒胡麻と白胡麻、それぞれの坦々麺があるのみとなっていた。恐らく、そのあまりの辛さに一般の人々がついてこれなくて、已む無くメニューから廃止されたのではないかと思われた。
で、今回は中くらいの貼りつき餃子、いわゆる羽根付き餃子みたいのを1品に、白胡麻坦々麺を1品、それに豚ばら肉の野菜土鍋煮込みを注文してみた。最初に頼んだビールがすぐに出てきてから、他の席で注文された品が次々と運ばれてきた、ように感じる中、かれこれ30分ばかり経ったところで、ようやく1品目の餃子が運ばれてきた。パリパリの羽根は有名な蒲田の羽根付き餃子と比べるとしっかりしており、箸でつついても簡単に粉々になるようなものではなく、食べ応えのある1品であったと言えよう。お腹が空いていたこともあり、ものの10分も経たないうちに、その餃子10個は完食してしまうのであった。
その後、坦々麺と土鍋煮込みを待っていたのだが、一向に出てくる気配がない。仕方がないので、店員を呼んで、注文した品が他に何が通っているのかを聞いたところ、確認すると言ったきり全く戻ってくる気配もない。隣のテーブルを見ると、そちらに座っているおじさんも、頼んだ品が1つしかきていない、ようなことを言って店員に問い質している。さらに10分ほど待った挙句、店員から何の説明もされないことに業を煮やした私は、半ば呆れたような気持ちで席を後にした。厨房を覗いてみると、調理人が何かを一生懸命作っているようだったが、それが私が注文した品なのか、隣で我慢していたおじさんの注文した品なのか、あるいは全然関係のない品なのかは定かではないが、このあと何時間待ったとしても、注文した品が出てくることは無かっただろうと、私の判断の正しさを改めて感じただけであった。
レジで支払いをする際に、店長からなにか説明くらいあるのではと期待したのだが、なんの説明も謝罪もなく、餃子一皿を食べただけで1時間以上の時間を費やし、不愉快さだけが残ったこの百八十六番餃子、私の目の黒いうちに再びのれんをくぐることだけは、二度となくなったと言っておこう。店の外に出ると、店内はまだテーブルが空いているにも関わらず、何人かが行列を作っていた。なぜ店内に招き入れないのかと訝しんだが、私がいた時点で既にキャパシティを超えているようなので、これ以上の受け入れは無理だったのだろう。とりあえず、こんどこの店に入ろうとしている人がいたら、中華街全体の印象を低下させないためにも、他の店に入るように忠告してやろう。

2009/07/19

重すぎる処分ってなんなんだ

福岡市で三年前に起きた、市職員による飲酒運転事故で幼い子供3名が死亡した事件を始め、相次ぐ飲酒運転死亡事故に端を発した、厳罰化の流れが司法によって遮られようとしている。
各自治体では、飲酒運転を起こした職員については、懲戒処分とする方針が広がっており、飲酒運転の撲滅を目指して厳罰化に向かっている中、実際に飲酒運転で検挙された職員に対して懲戒処分を下したところ、裁判で争った結果、懲戒処分は「重過ぎる」として取り消す判決が相次いでいるというのだ。
自治体の方針として、厳罰で臨むことで飲酒運転を撲滅していこうというものがあるのだが、それをなぜ司法が遮ろうとするのか。例えば、他人に押さえつけられて無理矢理酒を飲まされたあげく、前後不覚のまま車に押し込められて運転してしまった、などというのであれば、本人の意思に反した飲酒運転であろうから、懲戒免職とするのは重すぎる、というのは分かる。しかし、自らの意思で、運転するのが分かっていながら酒を飲み、飲酒運転を行ったことの一体どこに処分を「重すぎる」と判断する理由があるというのか。
個別の事情を検討して、判決を下していると言うが、運転しているのが分かっていながら、酒を飲まざるを得ない状況だったというのはありえない話である。酒を少しくらい飲んでも大丈夫だろう、このくらいならバレることはないだろう、そういう高を括った判断を下して飲酒運転をしていることに対して、なんら情状酌量の余地などないのは明白である。飲酒ひき逃げ事故で次男の命を奪われた、現「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」共同代表の佐藤悦子さんは憤る。
「命を奪うかもしれない危険な行為をしておきながら、『処分が過酷』とはどういうことか。福岡市の事故から3年たった最近の司法判断は、のど元過ぎれば何とやらという印象だ。厳罰化の勢いが弱まれば、悲劇が繰り返される」
まさしくそのとおり。飲酒運転事故の裁判に対しても、いや、こういう自発的に行っていることが明らかな犯罪にこそ、裁判員制度の適用を求めたいものだ。

2009/07/18

選挙権を平等にしよう!

選挙区によって一票の価値に差があるというのは、国政選挙の都度、なぜか投票が終わってから取り上げられる話題だが、そんないわゆる一票の格差を是正していこう、という団体があることを初めて知った。その名は『「一人一票を実現しよう!」準備会
いわゆる、人権を考える団体というのは、だいたいが「こんなことは許せない」「もっとこんな改善をしてほしい」という声をあげるだけで、一般市民にできる活動を推進しているところは殆どなく、市民の草の根レベルで意識を変えようとか、お互いに助け合うという発想が多い中、この団体の発想は、衆議院選挙で一票の格差を是正する方向に持っていこう、という斬新なものなのだ。
衆議院選挙で、格差を是正すると言っている候補者に投票しよう、というのが、どこが斬新だと言うなかれ。誰も、この候補者が是正してくれそうだ、と言って投票を推奨するとか、そういう事を言っているのではない。一票に格差が存在するのを漸減的な手法で以って、憲法違反である状態に変えていくというものだ。
それは、衆議院選挙と併せて実施される、最高裁の裁判官に対する信任/不信任の投票を、格差是正に積極的でない、あるいは格差を容認する、合憲/有効派の裁判官を排除することに利用し、結果として最終的に、格差がある状態を違憲であるとして、司法の側から是正を求めるように変えていくという、少し遠回りかもしれないが、これまであまり着目されていなかった方法だ。
確かに、国会で一票の格差が取り上げられるにも関わらず、一向に是正されないのは、最高裁の判決で5倍までの格差は違憲ではない、などという信じられないような判断が示されていることに根拠を得ており、この判決が大きく覆されることになれば、格差を是正するための動きが具体化する方向に変わる可能性があるのだ。これまで、適当に不信任か信任かを適当に投票してきたが、どういう考え方なのかという漠然とした基準ではなく、この1点にだけ絞れば、誰を信任するか、不信任とするかは、選びやすくなるというものだろう。
ちなみに、この会で指摘されていた、合憲・有効派裁判官は那須裁判官と涌井裁判官、彼ら2人に不信任を突きつけて一票の格差を実現しようと訴えていた。この活動は、選挙の時に併せて実施されているだけの、裁判官の認否についてだけ訴えているものなので、当然ながら公職選挙法で禁じられているインターネット上の選挙活動にも該当しない。なぜって彼らは政治家ではなく、裁判官という公務員なんだから。。。。たぶん。
件の会では、この2名に不信任の投票をしよう、と言いたげなアンケートを行っていた。私の住む地域の一票の価値は、衆院:0.51票、参院:0.24票。ああ、なんと低いんだ。実際に数字で見せられると腹が立ってきた。子供の頃から一票の格差なんて選挙の度に話題にのぼっていたのに、具体的に改善するための手段が目の前に転がっていたことに今まで気付かなかったなんて、変わらない社会に対するのと同じくらい、自分の馬鹿さ加減にも腹が立ってきた。今度の選挙ではよくよく考えてから投票するようにしよう!
参考資料:
 衆議院の一票の格差
 参議院の一票の格差

2009/07/17

割れる、割れないの問題か

麻生総理が衆議院の解散を来週中に行うことを決めたと発表したことに対して、自民党内では麻生降ろしと呼ばれる、党総裁選挙の前倒しを求める声が非常に大きくなっているが、それとは反対に民主党が提出した不信任決議案を否決した以上、麻生総理を支えるのが筋だとして反対の立場をとる議員も数多く、議論が決着しない場合には党を割らんばかりの勢いである。だが、不信任決議案を否決することで首相退陣を明確に否定しておきながら、その舌も乾かないうちに返す刀で首相を更迭しようとは、総理のブレるブレないを批判してきた人間とは思えないような、まさしく手のひら返しの所業と言えよう。
Willis Tower in Chicago

しかし、私が言いたい割れる割れないの話は、自民党が割れるか割れないか、という話ではなく、アメリカはシカゴにある、アメリカ風に言えば"Crazy"な施設のことである。どうやら、ChicagoのWillisTowerという高層ビルにあるらしい、Skydeckという施設なのだが、これがまた頭がおかしいというか、何を考えてこんなものを作ったのか、利用する人間のCrazyさを言う前に、製作した人間のCrazyさを問いたい施設なのだ。その理由はこれだ。
これはいくらなんでも怖すぎだろ

下から見上げたらスカートの中が。。。高すぎるか。

なに考えてこんなものを作りやがったんだと聞きたい。アメリカ人は結構、無茶をすると思っていたけど、これ、本当に割れないとみんな100%信じているのか。いや、信じてない部分もあるから怖いもの見たさで登ってみたりするのだろう。冗談もたいがいにして欲しいものだ。

2009/07/15

珍獣ハンター、大ピンチ

知る人ぞ知る、いや、今や日本国民のうち、麻生総理は知らなくてもこいつをしらない人間はいないのではないかとまで言われる、通称珍獣ハンター、イモト。彼女がついに24時間テレビのマラソンに挑戦することが決まった。なぜ24時間テレビが地球を救うのか、24時間、走り続けることが、なぜ世界に愛を伝えるのか、そういう根本的な問題に対する答えを出さないまま、またもや今年の24時間テレビは予定通り、8月30日に放送されることがきまった。
珍獣ハンターというよりは、お前が珍獣だという意見も多い中、なぜか彼女が今年の24時間マラソンを走ることになったわけだが、そんなイモトの前に最強の敵が立ちはだかることとなった。その名は、日本国首相ブレル総理。
いや、イギリスのブレア首相にかけてみただけなのだが、まさしくその通りのネーミングとなってしまった。ほんの少し前までは、失言を誤魔化すためにわざとやっているのではないかと揶揄されるほどの誤読総理だったのだが、気がつけば昨日言った事を今朝には覆す、いや、午前中に言ったことを午後にはひっくり返す、そういうぶれまくる総理であることを世間に露呈してきた麻生総理だが、ついにブレながらも来週中には衆議院を解散して総選挙を行うことを明言した。
その総選挙の日程が、奇しくも8月30日。イモトが日本中に感動を与える走りを見せるはずだった日取りである。このおかげで、イモトが日本中の注目を浴びる中、感動のゴールを果たすシーンは、大半が即日開票される衆議院選挙の特別番組で占有されることがほぼ確定的となった。この劣勢をいかにしてイモトが挽回するのかが見物である。
ただ、この日程を決めたのは、実はイモトと一緒に走ることで、自らの人気を高めると共に、自民党に対する投票を促進したいという麻生総理の思惑が働いたのではないか、というのがもっぱらの噂である。何しろ、そうやっておけば、負ければイモトの責任、勝てば自分の手柄という状態を作り出せるからである。なんといやしい輩なのだ、麻生太郎と言うやつは。

2009/07/14

麒麟以外もよろしくね

今朝のニュースで報じられていたのでご存知の方も多いと思うが、東京都議会選挙で民主党が躍進し、与党・自民党が歴史的な惨敗を喫したニュースを吹き飛ばすような衝撃が伝えられたのだ。
業界最大手のキリンと第二位のサントリーが経営統合!
キリンと言えば、一番搾りやラガーと言う、国民的な定番ビールの提供元だが、そこにモルツ擁するサントリーが加わることで、ビールの国内シェアは50%に届く勢い、ワインにしても40%を伺う、最大の勢力が誕生することになるわけだ。ジリ貧に追い込まれる形のアサヒビールはこの形勢を覆すようなウルトラCの秘策は持ち合わせているのだろうか。
半ば寡占状態に陥るとも言える今回の経営統合に対して、2社は公正取引委員会に対して、事前のヒアリングを行い、待ったがかかるかを慎重に判断しているようである。個人的にはアサヒビールがこの余波を被って大きく売上を落とそうが、店頭からアサヒビールそのものが消えようが、アサヒ嫌いの私にとっては、どうでもいいことである。
ひとつだけ注文をつけるなら、エビスなど個性的な商品を提供してくれているサッポロビールには、今以上の活躍なりを期待したいものである。間違ってもなんのために存在しているのかも分からない、社民党のようには落ちぶれて欲しくないものである。

2009/07/13

高いと言ってもそんなもの

今日、7月12日に次期衆院選の行方を占うのではないかと目されている、東京都議会選挙の投票が行われ、夜半にもでる見通しの結果に注目が集まっている。
次期衆院選の前哨戦とも言われ、次の政府を自民党と民主党、どちらが担うことになるのかを左右するかもしれないとのことで、非常に注目度が高いとの前評判で、前回の投票率を上回るのは確実と言われているが、選挙管理委員会が発表した午後6時時点での推定投票率は40%弱となっている。投票の締め切りである午後8時まで、まだ少し時間はあるものの、前回の投票率である44%を上回ったとしても、それでも到底50%にすら届かない低さであることは間違いないだろう。
これだけ世間から注目されている選挙であるにも関わらず、投票に行こうとしない人が過半数を占めているというのはどういうことなのだろうか。自分が投票しても何も変わらない、分からないから投票しない、投票しても意味が無い、という人間を何人か見たことがあるが、それは単に自分の権利を放棄し、組織力を持っている政党に全てを託しているという事に他ならないのだ、という事になぜ気付かないのか。暮らし向きがよくならないのは政治が悪いと言いながら、なぜその政治を変えることに積極的に関与しようとしないのか。
投票率が低いということは、組織力のある創価学会党、いわゆる公明党に非常に有利に働くのは周知の事実である。こんな宗教の名を借りて権力を手にしようとする輩が、国会で大きな発言力を持つのも、ひとえに投票率の低さから、組織票の価値が相対的に上がっていることに起因しているのだ。今回の都議会選挙、結果はまだ分からないが、自民・公明コンビが大勝したとしても、この投票率ではなんの不思議も無いと言えよう。いったいこれでどこが関心の高い選挙と言えるのか、呆れた口が塞がらないとはこのことだ。情けない。

2009/07/12

コラーゲンで若返れるか

今日、配信されてきたメルマガを眺めていると、吸収しやすい特殊なコラーゲンを含む美容食品が掲載されており、なんとアラサー女優が18歳の女子高生役を演じていたドラマを引き合いに出して、その効果を謳う商品があった。その名は「フルコラゼリー」。コラーゲンの吸収によって、肌年齢を15歳も若返らせる効果があるというものだ。
フルコラゼリー
なんでもこのドラマ、私はドラマなどちっとも見ないからしらなかったのだが、2008年9月に放映されたものらしく、そこでガッキーの同級生役を34歳の女優、夕花さんが熱演していたらしく、スタッフなどからもその若さに対して、本物の女子高生よりも若く見える、などの声が相次いでいたとか。その夕花さんが美貌を維持するために日々摂取しているとされるのが、この「フルコラゼリー」である。
この商品、含まれるコラーゲンが、通常のものと異なり、赤鯛のウロコから少量しか採取できない特殊なものを使用しているらしく、本来は人間の体温になっても溶け出さないコラーゲンが、ほんの10度程度の熱で溶け出すらしく、非常に吸収しやすいのが特徴なのだそうだ。そんなすぐに溶けてしまうのでは、吸収しても肌に届く前に変質してしまうのではないかと心配になるが、そのような問題は全く無く、すぐに肌の違いが分かるくらいの効果が出るとのこと。
とりあえず、私は嘘か真かは分からないが、買って試してみることにした。是非とも、他の誰かにも試して欲しいものだ。

2009/07/10

サービス終了だなんて

フリーペーパーで有名なR25が提供してきたR25モバイルだが、7月末でサービスを終了するとのお知らせが掲載されていることに気付いた。いつから掲載されていたのかは分からないが、非常に残念なお知らせである。
野球やサッカーの速報が、パソコンでは無料で閲覧できるにも関わらず、携帯電話ではほとんどのサイトが有料化するなか、変わらず無料で提供してくれる、数少ないサイトとして重宝してきたが、それが失われるとは重ね重ね残念極まりない。
あぁ、他に無料で速報してくれるサイトを見つけないとなぁ・・・・

2009/07/08

リア、破産って

アメリカの自動車部品大手である、「リア」社がビッグ3を始めとして世界的に自動車販売が不振となっている余波を受け、ついに破産の申請を行ったとのニュースが報じられていた。世界的な景気後退がついにここまできたのか、もうすぐ大恐慌のような状態にまで陥るのではないか、そういう事態を想起させるニュースとしては確かに重要なのかもしれない。
しかしながら、本当にこれはそこまで大きく取り上げるようなニュースなのだろうか。影響としてはGMが破産した時の方がよほど大きく、ほかにも取り上げるべきニュースは国内外を問わず目白押しのはずだ。にも関わらず、携帯向けのニュースサイトでは軒並みこのニュースをトップ級の扱いで報じている。
しかもタイトルは猫も杓子も「リア、破産」。これはもう、リア社が破綻したことを報道しようというのではなく、タレントのリア・ディゾンと勘違いしたエロおやじどもを記事に誘導して、リクエスト数を稼ごうと言う、リア違いを狙う作戦以外の何物でもないと、断じるしかないだろう。そうでなければタイトルは「リア社、破産」でいいはずである。
俺のパケット代を返せ!(パケ放題だけど)

2009/07/06

一眼レフを買おう!

今まで使ってきたオリンパスのE100RSだが、シャッターを押してから実際に撮影がされるまでのタイムラグが非常に気になるようになってきた。例えば、動物なんかを撮影しようとした場合、当然ながら言うとおりには動いてくれないため、ここぞと思ったその瞬間にシャッターを押す必要があるのだが、フォーカスを合わせた状態にしておいても、シャッターを切手から撮影するまでにタイムラグがあり、その間に動物が動いてしまって、狙い通りの絵が撮影できないのだ。
で、ここは性能的に優れているはずの一眼レフを購入しようと考えた。フォーカスもレンズをグリグリ回すだけであわせることができるのと、シャッターを押してから実際に撮影が行われるまでのタイムラグも非常に小さく、当然ながら画質も古い機種と比べれば雲泥の差がある、はずである。だが、何を購入すればよいのか、自分の使いやすい機種がどれなのか、右も左も分からない状態であったため、電気屋さんに足を運んでカメラを実際に使用してみて、なにがどう優れているのかを確認してみることにした。ちなみに、予算は5万円台。さすがに10万円クラスの機種に手を出すほど、カメラに入れ込んでいる、という訳ではないからだ。
これまではオリンパスの機種ばかりを購入してきたので、当然ながら今回の購入もオリンパスから考えることになる。ユーザインタフェースや、メニューの構成がそれぞれのメーカーごとに大きく異なっているので、なかなか慣れ親しんだところから切り替えるのは勇気がいる決断だからである。価格帯として購入候補として上げたのは、オリンパスのE-520、キャノンのEOS kissX2、パナソニックのLUMIX DMC-G1K、ソニーのα230であった。概ね、店頭価格が5万から6万くらい、機能的にもそれほど差異が無いクラスで、あとは使用感などが決定理由になりそうなグループと言えよう。

EOS Kiss X2
使ってみた感触としては、オリンパスはフォーカスの面でなんとなくしっくりくるものがなかった。これまで使い慣れているはずであるのだが、なぜかAFでピントを合わせるまでの動きがギクシャクしていて、好きになれない感じが払拭できなかった。つぎにパナソニックは、ファインダーが電子ファインダーになっていて、MFでピントをあわせるときに、いちいちファインダーの中の画像が拡大されてしまう点が気になった。拡大してくれるのはありがたいのだが、フォーカスをあわすたびに拡大されるのは少し嫌気がさしかねないと感じられた。最後に残ったのがソニーとキャノンだったが、どちらも使用感にそれほどの差異は感じなかったものの、ソニー製が撮影画素がCCDであるという点と、ライブビューでの撮影に対応していない、つまり液晶に画像を写したままでシャッターを切ることができないと言う点が、キャノンのEOSと比較すると劣っていると感じられた。
というわけで、購入するのはキャノンのEOS Kiss X2ということになった。こちらの機種は、ライブビューで撮影する際に、一度撮影すると、次の撮影までに若干の時間を必要とすることが欠点と言えるが、PCと接続した状態で、PC上にライブビューの画像を写しながら撮影を行うことができるのが、便利そうな機能だといえるだろう。どのくらい、家でPCに接続して撮影するかは分からないが。。。ちなみに、今後、レンズを追加していくような場合に、オリンパス製だとシグマのレンズで使用できるものが少なかったり、ソニー製だとサードパーティ製の充電池が発売されていなかったりと、総コストの面でもキャノンが有利と考えたことも言っておきたい。充電池は正規品なら6000円ほどもするが、サードパーティ製だと、3500円くらいで購入できるので、この差は大きいと言えるだろう。

2009/07/04

犬も勉強する時代

ドッグボックス

このところ、日本でもようやく認知されだしたとかで、ニュースで取り上げられていたのが、犬の知育グッズ「ニーナ・オットソン」だ。犬に知育グッズなんて、なぜ必要なのかと訝しげに思って読んでみたのだが、本来の犬は自然の中で臭いを嗅いでエサなど、なにかを探すことにやりがいを感じているらしく、都会で、あるいは家の中で飼育されている犬にはそういう機会がないため、こういう知育グッズを使うことで同じような効果を与える事ができるらしく、海外では、特にドイツで大変な売れ行きらしい。

ドッグターボ
たとえばどういうものかと言うと、箱の上部に穴が開いていて、そこに木製のブロックを落すと、あらかじめセットされているエサが転がり出てきて、正解した犬はごほうびをもらえるという具合になっているらしい。出てくるごほうびがドッグフードでは、そのうちに犬も飽きてしまうのではないかと少し心配になるが、自分で考えて答えを見つけ出すというのが犬にとっては非常に教育になるようで、ほんとにどうしようもなくお馬鹿な犬、たとえば人間で言えばスザンヌあたりに相当する犬に、果たして本当に正解を見つけることができるのかと少し心配になる。記事は最後にこう結ばれていた。
「人間も犬も、生きているうちは頭や体を積極的に使わないといけませんね。」
諫言、耳に痛し・・・・・・

2009/07/03

117億円の根拠はなんなのか

本日、国立漫画喫茶と揶揄される総合メディアセンターの準備委員会が初めての会合をもったらしい。こんな無駄なものに多額の税金を投入するなんて馬鹿の極みだと思われていたが、実は想像をはるかに超えた馬鹿だったことが判明した。
なんでも、建設場所も展示内容もなにも決めていないにも関わらず、予算が承認されてしまったことから、お金はあるのに何をするのか決まっていない状態に陥っているらしいのだ。
普通、計画が承認されてしまったから予算を計上しなくてはならなくなったと言うのが無駄遣いが発生する官僚の常套手段だったのだが、それすらもなくお金だけが積み上げられて、何を作るかはこれから考えるなどと言う話は、ついぞ聞いたことがない。
この国家財政の厳しい中、なんと馬鹿げた予算を通してしまったものだろうか。それもこれも、すべてが麻生ぼんくら総理の責任であることだけは間違いない。疑う余地の無い事実である。

2009/07/01

無理って、え?まさかの放置?

アフリカ大陸とマダガスカルの間に位置するコモロと言う島国で30日未明(日本時間同日午前)に、乗客乗員150名が搭乗する国営イエメン航空の旅客機が墜落したとの報道があった。事故の詳細は不明だと伝えていたが、この旅客機はフランスからコモロに向けて飛行していた模様で、乗客の大半がコモロ住人と見られている。状況が不明確な中、流れてきたのはコモロ警察関係者の信じられない発言であった。
報道によると、コモロの警察関係者はロイター通信に対し、旅客機は海に墜落した模様だが、「海上に救出活動に向かうのは無理だ」と述べたらしいのだ。
海に飛行機が墜落して場所も特定されていて、さらに生存者がいる可能性すらある中、「海の上を探すのは無理」と言う理由で救助も捜索も行わないって、いったいこのコモロとか言う国はいったいどうなっているのか。それで住民が「仕方ない」とか言い出して納得してしまうのだとすれば、まるで羊かと思ってきた日本人のなんと苛烈なことか。日本人も少しはコモロ人を見習って、政府の言いなりになる習慣を身に付けよう!
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2009/06/29

2009年問題、まさかの現実に

以前から2009年に問題が発生するのではないかと指摘されてきた、いわゆる2009年問題が、ここにきてついに顕在化してきたことが明らかとなってきた。
2000年問題は、動作しているコンピュータで時刻が1999年から2000年に切り替わる際に、誤作動を起こしてしまうというものだったが、今回の2009年問題はそれとは全く次元の異なる問題である。これは、2009年7月22日に発生する皆既日食に起因する問題で、日本国内で皆既日食が観測できる地点のうち、最大の6分25秒となる鹿児島県トカラ列島十島村にある悪石島に、多数の観測者が大挙して押し寄せることで、島の許容量をオーバーしてしまうのではないか、という問題だ。
ここにきて、島民の3倍を超える240人もの観測者が滞在を予定していることが判明し、いったいどこに宿泊してもらえばよいのか、食事や生活はどうするのかなどが、大きな問題となってきているのだ。ちなみに島に5つある民宿の収容人数は66名と、やってくる人数に対しては遥かに不足しており、学校の体育館などを利用することを予定しているが、それにも増して不安視されているのが水不足の問題だ。島には50トンのタンクを2つ設置し、生活用水として利用しているが、それだけでは不足することが予想されるため、新たに30トンのタンクを新設している。しかし、これも空となってしまった場合、復旧には1週間もの時間を要するとのことで、日食が終わって観測者が引き上げたあと、島民には厳しい状況が待ち受ける事になるやも知れないのだ。
島では日食をアピールするチャンスと捉え、日食をテーマにしたお土産品などの販売も開始されており、島始まって以来の大イベントを楽しみに待っている感がひしひしと伝わってくるが、くれぐれもこの盛り上がりが日食と共に消え去って、二度と日の光が差さない、なんて事態になる可能性も(恐らく非常に高いと思われるが)十分に認識しておいてもらいたいものである。ちなみに、これから先もさまざまなxxxx年問題というのは見込まれており、それぞれでどんな実害が出てくるのかは未知数である。くれぐれも起きてから慌てることのないように、準備は万端で臨みたいものである。

2009/06/28

Windowsでは、よくある話

「ほかの人またはプログラムによって使用されています」
windowsを使っていると、ファイルの削除や移動をしようとした時に、誰でも一度は目にしたことがあるメッセージだろう。使用されているからどうなのか、誰が使っているのか、じゃあどうやったら削除できるのか、その辺りの情報が全く得ることができない、なんとも不親切極まりないメッセージに、誰もがカチンとくるのは当然だろう。あるいは、他のOSではこんな一方的なメッセージが出ることは無い、ということを知らなければ、コンピューターなんてこんなものだ、などとおとなしく受け入れている人が多いのだろうか。たしかに、生まれてこの方、windowsしか使ったことが無い、なんていう不幸な人がたくさんいるのも確かな話で、それでもwindowsが使い続けられているのは、やはり他のもっと優れた製品に触れる機会が無いからなのだろうか。
今日もファイルの整理をしていると、なにが操作を妨害しているのかは分からないが、どうしても削除できないファイルが出てきてしまい、アプリケーションを停止してみたりするものの、何度やっても同じ例のメッセージが表示されるだけで、なんの解決もみない。そこでこんな時に役に立つツールがないのかと探したところ、Wholookという、誰がそのファイルを使用しているのかを表示してくれて、そのプロセスを停止してくれる便利なツールを発見した。
英語のツールだが使い方は至極簡単で、インストールしたいディレクトリにファイルを解凍した上で、一緒に入っている「install.bat」をダブルクリックするだけだ。これで、誰が使っているのかを調べたいファイルやフォルダの上で右クリックのメニューを開くと、中ほどに「Who look Me?」という選択肢が増えているのがわかる。これを選んでやると、誰がこのファイルを使っているのかがウインドウで表示される。ちなみに、誰も使っていない場合は何も表示されず、ちゃんと選択できなかったのかと思ってしまうが、正しい動作である。
注意する点としては、ファイルを解凍するのは「インストールしたい」ディレクトリに行う、ということだ。実行するinstall.batは、ファイルの移動などは何も行ってくれないので、例えばデスクトップに解凍してしまうと、その場所のままでインストールされてしまう。この場合、Wholook自身が使用中の状態となってしまうため、別のディレクトリに移動することができなくなってしまう。もし、こんな事態になってしまったら、一度「uninstall.bat」を実行してメニューに表示されない状態にしてから、インストールしたいディレクトリで「install.bat」を実行した上で、改めて不要なフォルダ/ファイルを削除しよう。
自分自身をロックしてしまっているので、誰が使っているのかを確認して解除しようとしても、自分で自分を解除するために自分を利用するという状態であるため、結局解除することは出来ないのだ。ちなみに、このツールを使う場合は自己責任で。問題があったと言って非難されても責任は持てないと一言付け加えておきたい。

2009/06/26

ジャクソン死んだ

ジャクソンと言っても、スタゲに登場するダニエル・ジャクソン博士の事ではない。彼は一度死んで高みの存在に昇華したが、あちらの世界のルールを破ったために、下界に落とされて人間として生き返っている。そのジャクソンではなく、月を歩くパフォーマンスで一世を風靡したマイケル・ジャクソンの事だ。
残念ながら、ダニエル・ジャクソン博士については詳しいが、マイケルについては殆ど知らないので、死んだと聞いてもそれほどの感想は沸いてこない。幼い男児に性的な興味を抱いたとかで裁判を起こされていたが、それすらどう決着したのかも知らない始末だ。安らかに眠ってくれ。
コンビニに行くと、見たこともない、無色透明なペプシコーラが発売されている事に気付いた。なんでも、シソが入っているらしい。この時点で、この新商品を試してレビューしてみようと言う意欲は失せた。まったく購買衝動をくすぐらない商品である事は間違いない。が、お茶を買おうと思っていたはずが、その代わりにペプシNEXを購入してしまった。これが狙いか!

2009/06/24

ゴネ得以外の何なのか

横浜市都筑区で三人の看護師が交差点での事故に巻き込まれて死亡した事件で、横浜地検は事故を起こした川崎市宮前区に住む18歳の少年に対して、「危険運転致死傷罪」を適用せず、自動車運転過失致死傷の非行事実で横浜家裁に送致する方針を固めたらしい。
複数の捜査関係者への取材で分かった。
 同地検と神奈川県警は「故意の赤信号無視」などがあった事故で問われる危険運転致死傷罪の適用も視野に捜査を進めていた。目撃証言では、赤信号にも関わらず交差点を突っ切ろうとした容疑者の無謀な運転が事故の原因だとされているにも関わらず、少年が交差点に入った時点では黄色だったと主張しているため、故意の信号無視と証明できないことが、危険運転致死傷罪の適用を見送った理由とされている。
なんなのだ、この国の法律というのは。とにかくごねるだけごねれば、どんなことをしても大概のことがまかり通る、ゴネ得法治国家なのか。人を三人も轢き殺しておいて、平気な顔をしているような最低最悪の人間が、故意だったと言うと罪が重くなるのが分かっていて、自ら自発的に故意に信号無視をやりましたなどと、自供しようはずが無いではないか。こんな人間が大手を振って世間を闊歩しているような国がまともな国であろう筈がない。自民党でも民主党でも共産党でも公明党でもなんでもいい。スピード違反をして事故を起こした人間を死刑台に送れる、そういう法改正をしてもらいたいものだ。

2009/06/23

コクの時間

若い男性が特定ジャンルの雑誌やDVDなどを見ながら、1人物思いに耽る、あるいは激しく呼吸を乱しながらソリティアに没頭する、そういう時間のことを指しているわけでは断じてない。
キリンが新しく発売したビール系飲料、早い話が代替ビール、または大体ビールの名前が「コクの時間」だ。前に発売された淡麗Wは本当にひどい出来だったので、よほど買うのをやめてやろうかと思ったが、一度は買って確かめてみなければ、それがどんな期待できないものだとしても、敵前逃亡にも等しい行為を自ら許すわけにもいかず、さすがに2回連発で失敗作はないだろうという読みもあり、とにかく一度確かめてやるくらいの気持ちで一本を手にとってみた。
一口飲んだところで、前の淡麗Wに比べれば、はるかに良い出来だということはすぐに分かった。とにかく、あのひどい甘味は特に感じる程ではなく、普通に最後まで飲みきる事が出来たという事実が、これが失敗作ではないと言うことを物語っている。しかし、それでも胸にこみ上げてきたのは、やはり代替ビールはビールは越えられないと言うことだ。大変に残念な結論ではあるが・・・・
そりゃそうである。ビールよりおいしい代替ビールが、より安い価格で販売されていれば、ビールそのものが売れなくなるのは当然の帰結として、火を見るよりも明らかだろう。やはり、我々にはビールの代わりを探す事は許されず、ただどのビールを飲むのかという選択肢のみが、神から与えられた唯一無二の選択肢、と言うことなのだろうか。

2009/06/21

列車で学校はまずいだろ

シリーズ最新刊
コピー天国である中国で、またもや大規模な盗作疑惑が浮上した。イギリスで、いや、世界中で(何が面白いのか分からないが)人気を博しているJ・K・ローリングス氏が描いたハリーポッターを、コピーしたとしか思えない小説が出版されたことがわかり、ローリングス氏側は作者である周氏と出版した江蘇美術出版社に約1億ポンド、日本円で約160億円もの損害賠償を請求すると息巻いているようだ。
報道によると、中国版ハリポタは、妖精学校に通う主人公が列車に乗って学校に到着するなど、ハリーポッターの名場面(?)をいくつもそっくり真似て描かれているとのことで、確認されているだけでも18箇所もの盗作疑惑がかけられている。これに対して、出版社側は「作品は中国自身のオリジナルだ」と反論しており、出版停止などの措置を取るつもりは全くないとしている。中国の著作権に対する意識の低さは今に始まったことでは無いが、ディズニーに続きハリポタまで盗作してしまい、再び世界中に著作権盗用国家であることを知らしめてしまった。
こんな国に、輸入する電気製品で使用されているプログラムのソースコードを開示しろと言われても、まるで盗作に使うのでよろしくと言われているようにしか聞こえないというものだ。なんと恥知らずな連中なのだ。日本にいる中国人は、そんなに悪い人間はいないと思うのだけど(少なくとも知り合いの中には・・・)、人間、10億人も同胞が集まると、気が大きくなって厚かましい態度を取るようになるのだろうか。共産党政権が崩壊して、ソビエトのように小さないくつかの国に分割されてしまえば、少しは大人しくなりそうなのに。北朝鮮すら崩壊しないところを見ると、当分の間は無理そうかな・・・・

世の中、無茶な人ばかり

近所を歩いていたら、80はとうに過ぎたであろうおばあさんが、買い物帰りなのか手提げ鞄を片手に、歩くのが精一杯なのではと思われるくらいの足取りで、向こうからやってくるのが見えた。まだ信号の向こうをよたよたと歩いていたところ、何を思ったか信号が点滅し始めると急に走り出そうとし、三歩も走らないうちに信号を渡るのを断念したのか、立ち止まった。信号までの距離は約20m、おばあちゃん、それは無理というものです。
しばらく行くとコンビニの前で、小学生くらいと思われる女の子が4、5人で屯してアイスらしいものを仲良く食べているのに出くわした。これからどこに行こうか、などと相談している風だったのが、中の1人が突然、向こうを指差して言ったものだ。「青だ。行こ!」
信号が変わったのを見て、行き先などまだ決まっていないが、とにかく出発することを思い立ったのだとは分かったが、その指差した先にある信号は、ここから遥か100mも向こうで小さく青信号である事を示すばかり。いや、意気込みは分かるけど、さっきのおばあちゃんより少しだけ無理はないけど、いや、やっぱり無理かな?今から走り始めても、信号に辿り着いたら赤だよ・・・・
その信号のあたりで、マンション販売のおじさんが新築販売募集のチラシを配っては勧誘を繰り返していた。このところの不況で、マンション販売は厳しさを増しており、相当に利便性がよい物件でも、なかなか買い手がつかない有り様だ。この販売員も、今月の売上実績はおそらくゼロなのだろう。ついに思い余った、かは定かでは無いが、目の前に止められたベビーカーに乗っている、年の頃はまだ1歳にも満たないであろう赤ちゃんにまで、パンフレットを手渡していた。この赤ちゃんがマンションを購入できるくらいの年になった頃には、たとえまだ売れ残りがあったとしても、新築ではなく、充分中古物件で通るだろう。もちろん、大地震などで倒壊することなく、あと20数年耐えきれば、の話だが。おっさん、上司が見てたら、即時解雇だぜ。

2009/06/19

薄っぺらなドラマたち

SMAP中居主演の月9ドラマ、婚カツだが、視聴率の低迷に加えて、先日の放送で秋葉原連続殺傷事件の命日に、ナイフを持った男が女に襲い掛かると言う、不謹慎極まりないシーンを放送したとして、抗議があとを絶たない状況になっているという。幸いにも、視聴率の低さから、そのシーンを目撃した人間と言うのは極めて少ないと推察されるが、もしも番組を目にして気分を害された方がいるなら、もちろんフジテレビに抗議の電話の一本でも掛けていただきたいものである。中居くんは、視聴率のあまりの低さ(数%とも言われている)に、半泣きになりながら「早く終わってくれ」と祈っているとかいないとか。ちなみに、私もこのドラマは見たことがない。
また、同じSMAPの木村拓也が主演している、MR.BRAINとかいうドラマも、そのつまらなさから視聴率は低迷し、SMAP総崩れという感が見えつつある。これはもちろん、草なぎ君の泥酔全裸事件のせいなどではないし、勿論、数年前に稲垣吾郎が婦人警官を乗用車で轢き殺そうとした事件の影響などでもない。ただ単純に、放映されているドラマが薄っぺらで、視聴に耐えないほどつまらない、ただそれだけのことである。
例えば婚カツ。結婚したいけど相手が見つからない、という世間の話を題材にしていると思うのだが、就職するためには結婚している方が有利だ、だから結婚しよう、そんな考えを持って結婚相手を探すような人間は、およそこの地球上には存在しないし、そもそもなぜ結婚していると就職できるのかが何の説明もされていない、らしい。見ていないからなんとも言えないが、なんと浅はかな設定なのだろう。MR.BRAINにしても、アメリカで大人気のドラマ、コールドケースとCSIをミックスさせたような、知的な推理を楽しむドラマを目指したと言われているが、現実は頭の悪い軽薄な心理学者が、まったく論理的でない根拠にもとづいて犯人を検挙していくという、まるで理解できないサイコ刑事ドラマに仕立て上げられており、本格的な刑事サスペンスを期待した視聴者を完全に裏切る内容になっている、ようだ。3分見ただけで、辟易としてしまったから、内容の細かい部分は知らないが、一般的な評価はそのようになっているらしい。
このところ、テレビの視聴率が下がっているのは、インターネットが普及したせいだ、などと他方に責任を求めるかのようなマスコミ連中の発言が鼻につくが、シェアが落ちていくのは提供しているものに価値がなくなったか、提供するもの自体の質が落ちたとか、そういうことなのだということに気付けなければ、いずれテレビとかいう情報メディアは、淘汰の波に飲み込まれて消え去る運命となろう。そういうことだ。

2009/06/14

三沢、リングに死す

二代目タイガーマスク、プロレス団体ノアの社長、三沢光晴が6月13日の試合で、対戦相手にかけられたバックドロップで後頭部を強打したあと、心肺停止状態となり、たまたま観客として訪れていた医師の手でAEDによる蘇生処置が試みられたものの、病院に搬送されたあとに死亡するという痛ましい事故が発生した。
プロレスラーが、しかもトップのスター選手が、試合中に死亡するという前代未聞の事態に、試合会場はどれほど混乱したことかと思われるが、46歳という若さで、いかにリングの上で死んだとはいえ、大往生と言うにはあまりにも早すぎる死は、さぞや無念だったのではなかろうかと思うと残念でならない。
今日、6月14日、TBSで唯一と言っていいほど毎週視聴しているサンデーモーニング、スポーツコーナーのコメンテーターとして出演している大沢あかねのおじいちゃん、いわゆる大沢親分だが、このような悲惨な事故があって昨日の今日だというにも関わらず、能天気に鼻歌などを歌いながらスタジオにいつもどおりに登場してきた。なんたる不謹慎!他人のプレーに「喝」など入れる前に、自らに「喝」を入れて三沢の死を悼んでもらいたいものだ。

2009/06/13

辞めてどうする、ポッポッポ

郵政会社の不明朗な経営に対して激しく糾弾を続け、西川社長の再任をどうあっても認めないと息をまいていた鳩山総務大臣が、6月12日、麻生総理に西川社長の更迭を受け入れなかったとして、辞表を提出した。周囲からは、鳩山氏が西川氏と刺し違える覚悟だったと漏れ聞くが、よもや麻生総理に手の平を返したかのように、自らだけが更迭される憂き目を見ることになるとは、夢想だにしなかったというところだろう。
これで麻生総理はますます男を下げた格好になったわけだが、政府・自民党議員からは冷ややかな反応が多く、世間の感情とはやはり掛け離れているのではないかと言う印象がある。かんぽの宿が不当に安く払い下げられた後で、高値で転売されたり、郵政民営化に積極的に関与してきたオリックスに対して不当ともいえるほどの100億円ぽっちで大半の施設を一括で譲渡したりと、なんらかの裏事情があるのではと疑念を抱かざるを得ないような状況が多数ある中、一般市民には、なぜ西川氏が続投を認めないとした鳩山氏が更迭されなければならないのか、まったく理解できないという思いがあるだろう。
冷ややかな視線を送る自民党議員からは、西川氏を更迭すると民営化が滞ってしまう、という声が聞こえてくるが、そもそもなぜ西川氏でなければ民営化に支障が出るのかという点については全く語られていない。自分達が西川氏に委ねた以上、それに問題があったことを認めることができない、という以上の理由があるのならば、教えてもらいたいものだ。郵政民営化は既に方針として決められたことである以上、別の人間を社長に据えてよりしっかりと民営化の道筋をつけていけばよいだけの話なのだ。
「かんぽの宿問題で世論から喝采を浴び、今回も世の中がついてくる、と思ったのだろう」という声もある。今回の件では、世間は鳩山氏を支持しておらず、麻生総理や西川社長の続投を求める声の方が市民の希望だったとでも言いたげな発言だが、これこそ、市民の声を全く理解していない、世間知らずの発想だと言えよう。市民の思いとは、西川社長を辞任させるかどうかが問題なのではなく、郵政会社で不明朗な点があるのであれば、それを明らかとして欲しいというものであり、社長の続投を認めない鳩山氏を更迭して欲しい、などというものでは決してなく、どちらかと言えば鳩山氏にエールを送る声の方が大きいくらいだったはずだ。
こんな市民の声を聞き違える、いや、自分の聞きたい声しか聞こえないような政権は、早々に退陣させて、兄弟ポッポに、この腐りきった日本の政界を大鉈を振るって浄化してもらいたいものだ。次の選挙で自民党が勝ってしまったら、ほんと、この国はおしまいだな。
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2009/06/12

パトカーをニュー速記者が検挙

沖縄で、パトカーが緊急走行でもないのに一方通行を逆走している現場を目撃した、2chのニュー速記者が検挙した件で、沖縄県警の対応に批判が集まっているようだ。どうやら、あくまでも該当の警官は、目撃者から逃げようとしたわけではなく、単に交番で違反の処理をしようとしただけだと言い張っており、目撃者が逃走しようとするパトカーに対して阻止しようとしたところ、公務執行妨害で逮捕する、と脅した件についても、「逮捕するとは言っていない」とあくまで通常の対応であったとの見解で押し通そうとする構えである。
この対応に対し、2ch以外の各マスコミからも批判が集中する事態となっているが、この目撃者が事の顛末を2chで明らかにしたことから、ますます世間の耳目を集める状況となっている。この目撃者、いや、ここではもう、記者と言ってしまうが、彼が(彼女かもしれないが)書き込んだ経緯に対して、「何の目的なのだ」「政治的な意図がなにかあるのか」という批判も出ているが、概ね、友達にはしたくないが、近くにひとりいたら何かあったときにいてほしい人物との評価が一般的なようだ。
しかし、この記者の記事を読んでいて、非常に困ったのが、警察に通報した場面で「隠滅をはかる恐れがあると判断した私は急いで100番に電話した」とのくだりに対して、2chネラーが「100番って、ダスキンに電話してどうする」と突っ込んだ場面で、電車の中で読んでいた私は思いっきり声をあげて笑ってしまい、ちょうど隣に座っていた可憐な女子高生から奇異の目で見られる羽目になってしまったということだ。どうしてくれるのだ、ニュー速記者よ。記事は事実に即して、なおかつ正確に書いて欲しいものだ。
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2009/06/10

エシュロンを取り違えた馬鹿の話

去年の6月に、全世界盗聴システム「エシュロン」についてのコラムを書いたが、そのエシュロンをいったいどう誤解したのか、まるで理解していない人物からのトラックバック要求があった。そのサイトの名は「原作”エシュロンキラー”」。どうやら、エシュロンの恐ろしさを世に知らしめて、このようなシステムを廃止させようという啓蒙的な意図をもって、書物を書いてくれる人物を募集するサイトのようだ。
このサイト、パッと見た限りはその意図どおりのサイトに見えるのだが、よくよく内容を読んでみると、エシュロンの事を完全に誤解しているのか、世間に対して誤った認識を植えつけようとしているのかは分からないが、全く間違ったことが掲載されている。
まず、エシュロンの動作原理が間違っている。なぜか知らないがこのサイトの製作者は、エシュロンが盗聴を行うために、メールアドレスを必要とする、と述べているが、まずそれが大きな間違いである。エシュロンは、メールに限らず、インターネット上を流れる、あらゆるデータストリームを盗聴するためのシステムであり、その盗聴にはメールアドレスを知る必要など無いのである。もちろん、どこの誰が送信したメールを盗聴したい、例えば日本の総理大臣が送信したメールを盗聴したいとなれば、当然ながら総理大臣のメールアドレスなり、自宅のパソコンがどこのプロバイダに接続されているのかなど、ある程度の情報がなければ、際限なく流れ続けるデータの中から目的のメールを見つけ出すことなど出来ないが、例えばアルカイダがなんらかのテロを計画している、という情報を探知したい場合、別に相手のメールアドレスなど知る必要はなく、送信されるであろうメールの内容さえ分かっていれば傍受したデータの中から検索して抽出することができるのだ。
また、このサイトでは、どうやって具体的に盗聴が行われているのかについても全く言及されていない。メールアドレスさえあれば盗聴が可能になる、その一点張りである。どんなシステムであろうとも、少なくとも現代の科学力を以って盗聴を行おうとする場合、どうあっても実際にデータが流れている中に盗聴ポイントを設ける必要がある。つまり、電話を盗聴しようと思えば、通話データが流れる交換機なり、電話線なり、電話機そのものなりに盗聴器をしかける必要があるのだ(外からパラボラアンテナを使って、会話情報を盗むのも、盗聴ポイントを設けている、という点ではその通りである)。
インターネット上のメールを盗聴するのも同様である。例えば、同じサーバの中でやり取りされるメールを盗聴するためには、そのサーバそのものに盗聴するための仕組みを入れ込む必要がある。インターネット上でメールのやり取りが為される場合、サーバ間の通信を傍受する必要があるわけだが、メールアドレスを知っているだけではそのようなことは不可能である。サーバとサーバの間の回線上に、なんらかの盗聴装置を設置する必要があり、それこそがエシュロンの恐ろしいところだと言える。合衆国が明らかにしていないため、詳細は不明だが、例えばアメリカと日本を繋ぐ海底ケーブルにも盗聴器が設置されていたり、日本国内に張り巡らされたインターネット回線の中枢(当然、NTTなりKDDIなりが保有する回線だ)にも、盗聴器が設置されているという。これこそがエシュロンがインターネット上の情報を盗聴する仕組みであり、メールアドレスなんたらは全く関係の無い話だということが分かるだろう。
そもそも、本当に盗聴されるのがイヤならば、PGPなりで暗号化したメールを送信すればいいのだ。これなら、たとえ盗聴されたとしても、その内容を把握されることはなく、個人がそのような盗聴システムに対抗できない、などというのは明らかに技術革新というか、暗号化技術を過小評価した、素人考えの発言と言えよう。とりあえず、トラックバックは拒否してやった。この後、このサイトがいったいどういう動きを見せるのか、嘲りを込めた視線で観察してみたいところだ。
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社民党を見限ろう

社民党の党首である福島議員が番組の中で、議員定数を削減するのであれば民主党との連立には応じられないと言う、なんとも浅ましい度量の無さをひけらかす発言をしたことが明らかとなった。
何を勘違いしているのか知らないが、まるで社民党こそが政権交代の鍵を握るとでも言わんばかりの傲慢さと言わずになんと言おうか。既得権益に縛られた自民党に出来ない事をやってくれる、そういう期待を込めて民主党の政権誕生を求めている一般市民の声をまるで無視し、自分たちの議席が減ることだけは看過できないと言うような、視野の狭い発言をしているようでは、たとえ社民党が政権に参画したところで、なんら具体的な改革など行い得ないのではないか。そういう失望感を今から与えてくれるようでは、もはや何もする気はないと公言しているのも同然である。
もう、社民党に期待する事など何も無い。民主党には勇気を持って、社民党と連立を組む気などさらさら無いと、選挙前にスッパリと見切りをつけて欲しいものである。

2009/06/07

兄は我慢、さて弟は・・・

日本郵政社長を努める西川氏の続投を認めるの認めないので、他の自民党議員と意見の相違で騒動が大きくなりつつある弟ポッポこと、鳩山邦夫議員だが、14日に投開票が行われる千葉市長選の応援演説で、郵政社長の続投を認めない件について、悪は悪、正義は正義だ、日本郵政が間違ったことをしてきたから責任を取っていただきたいというだけでなぜニュースとして取り上げられなければならないのか、マスコミも含めて周囲への批判を展開し、日本はおかしくなっているのではないかとの疑問を呈した。
そんな中、兄である民主党代表の鳩山由紀夫氏に触れ、我慢強くしたたかな人間だと引き合いに出し、自分は人柄の弟と覚えていただきたい旨の発言をし、自己アピールにも勤しんだのだとか。そりゃ、人柄の弟なのだろう。こんな悪人顔をしていて、さらに人柄まで悪ければ、そりゃ単なるただの極悪人以外の何者でも無いというものだ。それによほど心が広くどんな人間でも受け入れてあげるくらいの度量がなければ、よもや世界を混乱に陥れようと画策しているアルカイダなどと友達付き合いなどできようはずもない。ああ、ほんと、あんたは人柄「だけ」はいいのさ。それ以外は知らないよ。。。。。
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2009/06/06

楽天、個人情報を1件10円で販売

読売新聞が6月5日の夕刊で報じた、楽天市場が会員のクレジットカード番号などを含む個人情報を、サービス提供者、つまり各店舗に対して1件あたり10円で販売していた問題について、カード番号を勝手に売買されてはたまらないと、楽天の会員規約やQAを調べた結果、個人情報保護方針の説明に、サービス提供者に対する個人情報の提供を停止するための方法が用意されていることがわかった。
個人情報の開示等の求めを受け付ける方法と題されたページに会員情報の開示や変更・削除に加えて、「サービス提供者への提供停止の手続きをしていただけるツールをご用意」していると明記されている。つまり、この機能を使うことで、サービス提供者に対する個人情報の提供を停止することができるはずなのだ。
で、このページも含め、会員情報に関する設定ページなどをくまなく探してみたが、どこをどう探しても、会員情報の変更や削除以外に、サービス提供者への提供停止に関する設定ページは見つからない。いったいどういうことなのか。これも規約に記載されているだけで、実際にはそんな方法は用意されていないということなのだろうか。このページの下のほうに、(利用停止、第三者提供停止の求めにつきましては、こちらからお問い合わせください)という記載があり、リンクを辿ってみたが、結局QAページにジャンプしているだけで、なんら解決を見ない。
仕方がないので以下のような問い合わせを行ってみることとした。回答を楽しみに待ちたいものだ。
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個人情報のサービス提供者への提供に関して、提供停止の方法があると、以下のFAQに記載されています。
http://privacy.rakuten.co.jp/request_proc.html
しかし、サイト内を探してみたのですが、個人情報の変更・確認や、退会方法は記載されていますが、提供停止の方法は見つかりません。どちらから行えるのかを教えてください。
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問い合わせの結果・・・・
楽天に問い合わせたところ、クレジットカードの情報提供を止める手段は無いとのことであった。どうやら、2006年2月に、カード情報を限定的に提供する暫定処置をとる、という発表は「分かりづらい」表現だったらしく、本対応となった模様だ。分かりづらいって・・・・明らかに内容が変わってしまっているだろ。ちゃんと広報しろ。
ちなみに、楽天が示したカード情報が渡される店舗は以下のとおり。
  株式会社ノジマ
  株式会社イーベスト
  上新電機株式会社
  株式会社ストリーム
  ソニースタイル・ジャパン株式会社
  日本トイザらス株式会社
  株式会社ピクチャリングオンライン
  株式会社ベルーナ
  株式会社ムトウ
??2009年6月8日現在)
こちらで買い物をする際は注意をしたい。

農業政策は誰の為に

麻生総理が骨太の方針に減反政策の見直しを含む、農業政策の改革を盛り込むように指示したと言う話が聞こえてきた。石破農林大臣の暴走から始まった減反政策の見直し論議だが、族議員らが反対の声を上げる中、どうしたことかいつの間にか政府の方針であるかのようになってしまった。先頭で玉避けになってくれる暴走大臣が1人いれば後に続く便乗犯はいくらでもいると、そういうことなのだろうか。
この食料危機が叫ばれる中、農村を票田と捉える農林族議員には本当に困ったもので、何かというと米の消費量が落ちていることを引き合いに出しては、だから減反政策が必要なのだと馬鹿の一つ覚えのように繰り返すばかりで、そうは言っても日本の食料自給率が低落している現状への対策などに思いが及ぶこともなく、ただのほほんと補助金を受けとった農村票の上に胡坐をかいているばかりだ。こんなやつらが日本の政治を牛耳っているようでは、この国は本当にお先真っ暗である。
減反政策をただ単純に廃止してしまうだけ、というのには賛成できないが、何の労力を使うこともなく、ただ農地を持っているだけの農家に対して補償金を支払うのは経済的な観点から言っても非効率的で、効率よく作物を生産しようと言う農家に対して、市場価格が生産コストを下回っているような場合に、その何割かを補填するような、そういう生産支援を柱とした保証施策が必要なのではないだろうか。アメリカのように、輸出する作物に対してまで補助金で補填を行い、海外に安い農作物を売りさばくというのはいくらなんでもやりすぎというものだが、国内で消費しようとしている分に補填するくらいは安全保障上からも必要な措置ではなかろうか。次の政権を担うであろう民主党には、そういう新しい発想の政策をこそ、求めたいものである。

2009/06/04

熱愛報道を全面否定

世界一美しい女性政治家の藤川市議が、左手の薬指に指輪をつけていたことを発端とする熱愛報道に対して、指輪は以前からつけていた物で他意はなく、そもそも結婚とかそういうことが出てきた場合には然るべき時点できちんと挨拶をするような趣旨で、熱愛報道を真っ向から否定したら模様だ。
まあ、こんな有名になってしまって、しかも讃辞だけにとどまらず仕事ぶりも見ないヲタクどもから仕事もしないでなどという、あらぬ中傷まで受ける羽目になった彼女と釣り合う男性などそうそういないと思われるが、なによりも残念なのは、私が女として生を受けてさえいれば、この程度の容貌の女に美人市議などと大きな顔はさせなかったものを、残念ながら男として生まれてきた私には美人女性市議に対抗する術がないことだろうか。
それはさておき、気付かないうちにサントリーから発売されていた小麦色の缶がまぶしい超長期熟成エビス。さっそく飲んでみたが、今までのエビスが普通のビールに感じられるほどのコクと旨味。これをなぜ限定発売とするのかサッポロよ。これこそプレミアムビールの名にふさわしい。再考を求めたい。

鳩山更迭、どっちの話?

夕刊なんたらの表紙を見ると、鳩山更迭と書かれていた。もちろん、どちらの話と言うのは、兄ポッポと弟ポッポのどちらの話なのか、と言うことではない。当然のことながらアルカイダと仲良しの弟ポッポ、現総務大臣の鳩山邦夫の話だ。
どっちと言うのは、インターネットで検索すると、鳩山大臣が郵便会社の社長である西山氏の再任を認めないと言うことばかりが出てくるので、鳩山大臣が西山社長を更迭すると言う記事なのか、はたまた暴走する鳩山大臣についていけなくなった麻生総理の堪忍バッファが溢れてついに更迭することになったと言う記事なのか、タイトルだけでは分からなかったのだ。
どちらの記事だったのか非常に気になるが、更迭されるなら政府の方針に反して減反政策の見直しを、独断で打ち出してしまった石破農林大臣ではないかと思われる。この人、次の選挙で公認してもらえんのか、甚だ心配である。

2009/06/02

99shop、値上げ

1年以上も前に週刊誌で交際が報道され、最近もファミレスで仲良く食事をするところを目撃されたり、半同棲状態とも伝えられる、元祖ブログの女王、眞鍋かをりだが、ブログではこれまで交際については一言も触れられていないそうだ。ちなみに、芸能人がブログを書いて、まるでブログの先駆けでもあるかのように、女王よわばりするのは納得がいかない。元々、知名度も人気もある芸能人がブログを書けば、アクセスが鰻登りになるのは当たり前で、草の根の自力で活動してきたネットアイドル達こそ、元祖と呼ばれて然るべきと言うものであろう。
それはそうと、うちのすぐそばにある、全品99円で有名な99shopが、なんと1円の値上げをしたところ、店名まで変更になってローソン100になってしまった。これまで1万点の買い物をしたら99万円で済んだところが、なんと100万円かかるようになってしまうのか。
どうも調べたところによると、いつの間にか99shopはローソンの子会社になっていて、順次ローソン100に転換していく方針との事らしく、消費者に値上がり感を持たせることなく利益を大幅に拡大するこの戦略は全国的に推し進められていくようだ。これまで、99円の売上に対して利益は0.1円程度だったと仮定すれば、屋号を変えるだけで一挙に利益を10倍にも増やせるこの戦略、なんとも庶民を馬鹿にしたようなやり方と言わざるを得ない。しかも、1円の値上げは税込みに換算すると2円の値上げとなり、それも考慮に入れれば莫大な額の利益増に貢献することになるのだ。少しは消費者に還元しやがれってんた。
ブログでちっとも触れられない自らの恋愛模様。私は昨日の報道を見るまで、眞鍋かをりの恋人は麒麟と言う人なのだと思いこんでいた。世の中には変わった名前の人もいるんだなぁ、くらいに思っていたのだが、よくよく聞くと、麒麟とかいう漫才コンビの片割れで川島とか言うのが恋人だったようだ。なんだ、そうなのか。麒麟は名前じゃなかったのか。そりゃそうだ。こういう人もいるだろうから、ちゃんとブログ芸能人の祖としては、自分の恋愛模様くらいきちんと報告してもらいたいものだ。まあ、眞鍋かをりのブログなんて、2回くらいしか見た記憶は無いけどね。

うどん店、爆発

オープン準備中のうどん店が、原因はいまだ調査中だが突如、爆発し、従業員6人が負傷するという事件が起きた。
この報道を聞いて、100人が100人、思い描くのは香川の片田舎、田んぼの真ん中にポツンと佇むうどん店のイメージだが、実際は香川から遙か遠く離れた大都会、東京から北に上ること数百キロ、青森の片田舎に佇むうらびれたうどん店であった。
なぜ、うどん店が爆発したのかと言う疑問と同じくらい、なぜ青森でうどん店なのだという疑問が湧き出てくるのは当たり前の感情だろう。青森と言えば、マグロだったり林檎だったり、あるいはしょっつる鍋だったりするのではないのか。声を発するエネルギーさえも惜しみ、そうだと言うところを「んだ」と言う、そんな青森でこともあろうにうどんとは、なんとありふれた食事なのだろうか。
たしかに、それがいまこの瞬間の経費削減につながるのかもしれないが、これで青森の人里離れた深遠なる信憑性が失われたことを考えると、その損失は計り知れない。さらば、神秘王国、ようこそ手垢にまみれたうどん王国。
いや、別に香川うどん天国をバカにするつもりなど微塵もない。イヤ、ほんとに。

2009/05/31

亡国の補正予算、成立

という見出しで、夕刊なんとか言う新聞に掲載されていたので、金曜の夕方に駅のホームで目にした方も多いと思うが、とうとう政府・与党が国会に提出していた補正予算案が成立してしまった。当然ながら野党は猛反発を続けてきたのだが、衆議院の過半数を握られている以上、どんなに抵抗してみたところで成立するのは時間の問題であったが、さすがにこの予算がそのまま通ってしまったのは甚だ将来に不安を残すものとなった。
中身がまるで決まっていないが、大型家電や車を購入できるお金持ちと販売しているメーカーだけに恩恵が与えられるエコポイント制度や、新しい天下り先が増える官僚と建設業者だけに恩恵のあるマンガ博物館、来年以降の消費税率アップの口実に使うためとしか思えない定額給付金制度、すべてこの補正予算で成立してしまったのは、日本の行く末に暗雲を立ち込めさせるに十分な、まさに亡国の補正予算というべきもので、珍しく的を得たタイトルであったと言えよう。
やはり、何十年も国家権力を牛耳って甘い汁を吸い続けてきた自民党には、その既得権益を全て捨て去って、まったくあたらしいやり方の景気対策や国民の将来に対する不安を払拭するような、新鮮味のある政策を立案することも、ましてや実行することなどおぼつかないということがこれではっきりした、それだけがこの補正予算が通ったことの成果だと言えよう。民主党も頼りないことは確かだが、これだけ変えると大見得を切っている以上、政権を取って何もしない、となれば即刻退陣を求める声が強くなることは確かで、そういったことを考えると少しだけ任せてみたいというのが、小沢氏の献金など色々あったとしても、率直な国民の思いというものではなかろうか。とにかく、一部の人間にだけ恩恵が与えられ、大多数の国民が生活に困窮させられる今の日本は最低である。なんとかしてもらいたい。
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キッズって子供だろ、なぜ株がキッズなのだ。わけ分からん・・・・

2009/05/30

乳がんを見抜く中学教諭

5月29日、浜松市教育委員会の公表によると、市立中学校に勤務する49歳の男性教諭が、学校の保健室などで教え子の女子生徒の胸を触るなどわいせつな行為をしたことで、懲戒免職処分にしたらしい。
発表によると、教諭は平成19年12月から20年3月にかけて、6回にわたり、女子生徒が乳がんになっていないか心配するあまり、保健室で「しこりがないか確認」したらしい。この際、しこりが無いかを確認するため、やむなく女生徒の胸を触ったが、この男性教諭は養護教諭の資格を持っていなかったため、通常の業務範囲を超えた勤務を行ったと認定され、懲戒免職処分にせざるを得なかったらしい。
ただの中学教諭の身分でありながら、指先の感覚で乳がんのしこりを発見できる特殊能力を持ったこの男性を、業務範囲の誤りという些細なミスで失うことは浜松市の教育界にとって大きな損失と言える。ただ、幸いなことにこの優秀な人材は当面の間は浜松市で一般市民として地域の女性が乳がんにかかっていないかを、なんと無償で診断を続けてくれるとの事で、なんとも心強い限りだ。もちろん、他の教育機関からヘッドハンティングされて市外に流出することを防止するため、氏名の公表は行われていない。
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2009/05/26

北朝鮮が核実験、ふたたび

日本時間で5月25日午前9時54分頃、北朝鮮の国内でM4.5程度の地震を観測されたが、その後の北朝鮮から出された声明で、2006年以来二度目の地下核実験を行ったものであることが明らかとなった。再三、北朝鮮に対しては国際社会から核実験の抑制が求められていたにも関わらず、それは完全に無視された形で行われたわけで、今後、どのように北朝鮮との間で外交を展開していくのか、隣国の日本は難しい舵取りを迫られていることが改めてクローズアップされてくるだろう。
ペンは剣よりも強し、というのはイギリスの小説家・リットンの言葉だが、マスコミ連中やハト派の政治家たちは、何かと言うとすぐにその文句を持ち出し、だから武力は言論には勝てないのだと声高に叫ぶが、これでそのような弱腰の姿勢が通じるのは常人に対してのみであることがはっきりとした。核と言う凶悪な玩具を手にいれた狂人は、周囲がどんなに非難の声をあげようが耳に届くことはなく、言う事を聞かない国々に対して、これ幸いと脅し以上の使い方、つまり実際に使って見せることも視野に入れたプレッシャーで、交渉を有利に進めようと迫ってくるだろう。
彼等を従わせるためには、もはやペンでいくら非難を振りかざそうとも何の効果もなく、誰の言葉か忘れたが、「この地上に自分達よりも強い力があること」を教えてやるしかないのだ。米軍の教本にあるらしいが、敵の戦力の1/3を火力で、1/3を情報で減ずることができれば、残りの1/3は自然と崩壊する、のだという。北朝鮮に対して必要なのは、そういう大きな視点に立って、なおかつ直接的な打撃を与えうる戦略であろう。なにがペンは剣よりも強しだ。だったら言論で北朝鮮の将軍様を更迭に追い込んでみろと言うのだ。
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2009/05/24

地球温暖化は防げるか

京都議定書の次にくる温暖化抑止に向けた世界的な取り組みだが、案の定、各国の利害が絡み、進展する兆しが見えない。そりゃ、二酸化炭素排出抑止という、明らかなコスト増を目の前にして、どこの国だって、よその国よりも重い負担をしたいはずはなく、最悪でも横並び、できれば他国よりも有利な条件で競争力を高めたいと思うのが当然の発想というもので、どんなに議論を続けても全ての国が納得するような枠組みを決めることなど出来はしない。少なくとも、この人間とやら言う利己的な原住民どもには。
そんな中、以前から未来の技術として話にでていた宇宙太陽光発電が、日本でもついに検証実験の段階にまで進み始めるようなことが伝えられていた。JAXAの紹介を見るとマイクロ波方式とレーザー方式、2種類の方式があるが、どちらも宇宙に配備した人工衛星を利用して太陽エネルギーを集めては地球上になんらかの方法で伝達し、利用していくということに変わりはない。理論的には可能な技術だということなのだが、果たしてこんなことをして大丈夫なのかと心配になる。
それは、本来は地球には存在しないはずのエネルギーを宇宙空間でかき集めて、地上に送るということは、そのまま地球全体のエネルギー量を押し上げ、結果的に地球温暖化を促進してしまうのではないかということだ。確かに温暖化ガスと言われる二酸化炭素を排出しないという点では優れているように見えるが、本来存在しないはずのエネルギーを取り込んでしまうという点は、非常に危険な香りのする技術だと言えよう。そういう意味では、原子力発電にせよ、水力発電にせよ、本来は熱以外の形で循環・蓄積されているエネルギーを、熱に変換してしまっているということを考えると、生活で利用するエネルギーの全てが、地球温暖化に繋がってきているとも言えよう。(火力発電は、熱と二酸化炭素の両方を出すので余計にたちが悪いという話しもあるが)
いま盛んに議論されている内容の基本は、簡単に言えば地球をこれ以上、熱さないにはどうするのか、ということである。そのため、エネルギーの利用や温暖化ガスの排出を昔のレベルにまで戻そうという取り組みに終始しているのだが、利用をやめるということはイコール生活水準を昔のレベルに戻すということだ。そのようなことは到底、受け入れられまい。そうではなく、発想を転換し、熱さないのではなく、冷やす、という方向で議論を進めてみてはどうだろうか。地球に蓄えられてしまった熱エネルギーを、例えば宇宙空間に放出して、地球そのものを冷却していくのだ。簡単に言えば、地球規模の冷房装置をつけようということだ。例えばその熱を、今は無いが月面や火星で生活をするためのエネルギー源として使うことができれば、これこそエネルギーの有効活用となるのではないか。人工衛星から地上にエネルギーを送るようなスケールの小さな話ではなく、もっと遠大な視点での技術革新を期待したいところである。
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2009/05/23

全て学校の責任

洗足学園の校長は、生徒が新型インフルエンザに感染した件で、このように述べて謝罪した。なんでも、模擬国連にどうしても参加させてあげたかった、のだとか。
この校長、頭は大丈夫だろうか?いや、模擬国連に女子生徒を参加させた事が、ではない。責任は全て学校にあると謝罪した事が、だ。感染するかしないかなど、もはやここまで事態が進んでしまえば、確率の問題でしかなく、例えば感染した生徒をそれと知りつつ授業を継続した結果、全校に感染が拡大したとでも言うなら話は別だが、教育の一環で海外に研修に出掛けた結果、感染したからと言ってそれを全て学校の責任だなど、思い上がりにも程があると言うものだ。
いやがる生徒を無理やりカンボジアに送り込んで、地雷の除去ボランティアをさせていたところ、まるで国連作成のCMのように、爆発に巻き込まれて死亡した、とでも言うのなら、それはもちろん120%、学校の責任と言うほかないのだが、そういう可能性もあることを知りながら敢えて大舞台に挑むべく、海を渡った生徒らの心意気を踏みにじるが如き発言だと言えよう。
これでは、新型インフルエンザに倒れた生徒達も浮かばれまい。(死んでねぇよ!)

2009/05/17

今度は本物だった

大阪府茨木市にある、私立関西大倉学園の生徒数名が、新型インフルエンザ、いわゆる豚インフルエンザに感染していることが確定し、今週いっぱい23日まで休校の措置が取られたことがあきらかとなった。これまで、横浜市の高校でインフルエンザに感染した生徒が新型ではないかと疑われたり、海外から帰国した旅行客が新型に感染していたりと、ひしひしと近づいている予感はしていたものの、海外への渡航経験がまったくない生徒への感染という形で新型は突如都会のど真ん中に出現することとなった。
この高校の校長らが昨日の夜に行われた会見で、インフルエンザの症状が表れた生徒がいたが、海外渡航経験がなかったことから新型ではなく従来型と認識していたと釈明した。当然である。これまで政府は水際での対策に万全を期すとして、国内にはまだ新型インフルエンザのウイルスは侵入していないという説明を行ってきたのだから、当然、一般民衆としては国内で感染したインフルエンザと言えば従来型だと判断するのが当然だったのだ。にもかかわらず、海外への渡航経験がまったくない高校生らに感染が拡大していたことで、日本国内においてどのくらい感染が拡大しているのか、まったくわからない状態となってしまったわけで、政府の認識の甘さと言うか、対応の遅さが露呈される結果となった。
今回の新型インフルエンザは、致死率がそれほど高いわけでもなく、症状が重くなるということもなく、感染が拡大したからと言って、それほど神経質になる必要があるものでは無いようだが、これがエボラ出血熱ほど致死率が高いウイルスであった場合、いったい日本のぬるま湯に浸かったかのような対応で本当に国民の生命を守る事ができるのか本当に不安になってしまう。
ちなみに、件の高校ではホームページで休校のお知らせが掲載されていたが、その他の茨木市にある高校のホームページを見ると、インフルエンザへの注意喚起を促す掲示がなされている学校もあれば、いまだに4月のキャンプについてのお知らせが最新情報として掲載されている学校もあり、対応の温度差が感じられる。まあ、あまり神経質になっても、いずれは感染する可能性があるのだから、通常のインフルエンザと同列に扱い、普通に静観しているのが一番賢い生き方なのかもしれないが。
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と思っていたら、兵庫県の県立高校2校(県立神戸高校、県立兵庫高校)で合計8人の感染が確認されたのが国内初の感染であった。ニュースも色々と情報が錯綜していて、まとまって情報が公表されているところが無いというのが実情のようだ。ちなみに、大阪の高校は新型インフルエンザの検査で陽性が確認されたものの、最終判定はこれから出されるようだ。にも関わらず、23日まで休校。ちょっと過敏に反応し過ぎなのではないか。

「男の子牧場」批判

サイバーエージェントが新しく始めた婚活支援サービス「男の子牧場」がネット上で批判の嵐を巻き起こし、大きなニュースとなっている。「男の子牧場」とは、女性会員が身近な男性を他の女性会員に紹介してあげるというものなのだが、登録された男性は牧場の中にいる牛や馬などのアイコンで表されており、男性を家畜視しているのではないのか、という非難が押し寄せているようなのだ。
また、それ以外にも、登録された男性の情報は友達登録した会員であれば誰でも閲覧することができ、男性の同意をとってから登録することになっているが、あくまで紳士協定でしかないため、現実には誰がどんな男性をどのように紹介するのも自由であり、顔写真つきで自分がどういう風に登録されているのか分からないまま、女性会員の好奇の視線にさらされる羽目になるわけで、個人情報保護の観点からも問題があるのでは?という声があがっている。
男の子牧場に好意を持って登録されるのは、基本的には女性が登録してあげたくなるような男性であるだろうから、非難の声をあげているような、女性に縁の無い男性は、半ば嫌がらせのように登録されてしまうかもしれないが、それでも出会いが広がると思えば感謝こそすれ、批判する必要はないのかもしれない。あるいは、自分は登録すらしてもらえない、というヒガミ、ねたみから非難しているのかもしれないが。まあ、だいたいこういう批判を繰り広げるような男性というのは、家でエロゲーなんかを1人でやっているようなオタクどもが大半を占めているのだろうから、これまで散々架空の世界で女性を家畜にしていくような話に興奮していたわけで、逆に自分が家畜扱いされたからといって、怒りを覚えるのはお門違いというものであろう。
・・・いや、やはり登録されないから怒っているのだとすると、登録されて家畜のように扱われる自分に、萌え萌えして興奮している変態どもなのかもしれないが。

2009/05/16

豚丼が消えた日

大手牛丼チェーンであるすき屋のメニューから豚丼が消えたことが分かった。すわ、豚インフルエンザの風評被害が拡大しているのか、と思いきや、すき屋の説明によると、牛丼の値段を下げるためにメニュー数を絞ったというのが理由のようで、少なくとも風評なんたらと言うのは関係がないようだ。しかし、このタイミングで廃止してしまうのは、なんとも微妙で、養豚業界からは「空気読めよ」的な怒りの声が聞こえてきてもおかしくないだろう。
吉野家と松屋では、既に定着したメニューとなっている、ということから販売は今後も続けるということなのだが、一番、よく行っていたすき屋のメニューから豚丼がなくなってしまうのは淋しい限りだ。牛丼よりもあっさりしていて美味しかったのに・・・・・困ったものだ。

2009/05/09

補償金制度、崩壊

パナソニックや東芝が、春から発売しているデジタル放送専用のBD録画機器について、著作権料、いわゆる補償金の上乗せ徴収には協力できない、という趣旨の書簡を著作権管理団体に送っていたことが5月8日になって判明した。理由としては、これらの機器については違法コピーなどを防止するための技術(たとえばダビング10など)が導入されており、補償金の課金対象であるかどうか疑問があり、メーカーの判断で消費者からの徴収はできないため、としている。これに対して文科大臣の塩谷氏が法律で規定されている義務に従わないのは問題があるとして、公の場でメーカー側の対応を批判する事態となっているようだ。
補償金というのは、違法コピーなどで著作権者などが本来得るべき収入が損なわれてしまうことに対して、録音・録画できる機器に対してあらかじめ課金することで、遺失利益を保証しようという趣旨に基くものだが、以前にも書いたとおり、この考え方自体が前時代的であり、いまの社会にはなじまないものとなっている。なぜ、違法コピーを行って利益をあげている悪人の行為によって失われるかもしれない利益を、なんの違法行為も行っていない善良な一般利用者が、遺失利益が発生する前にあらかじめ支払っておく必要があるのか。違法コピーで遺失利益が発生した場合は、その違法コピーを作成している個人なり団体に対して損害賠償を請求すればよいのであって、補償金制度というものは極めて不合理で不正義な制度だと言えよう。
大手メーカーが公然と徴収に対して反旗を翻したのは、ダビング防止のためにさまざまな技術を導入するコストまで負担させられたと言う思いがあるのに加え、さらに補償金まで支払うことになれば、結果として販売価格の上昇を招き、景気低迷の中で売れ行きに大きな影響が出る事を恐れている、と言うのが大きな要因ではないかと推察されるものの、一消費者としては非常に歓迎すべき動きではある。この機会に、補償金の徴収制度そのものを見直す機運が高まり、どうやって著作権者の権利を保護していくのかという根本的なところに立ち戻って、議論されることを期待したい。著作権者、メーカー、消費者すべてが納得して恩恵を被るような制度が出来てこそ、コンテンツ産業の振興につながっていくというものだ。
世界的にもこのような議論は未だ結論には程遠い状況だが、日本が世界に先駆けて新しい制度を構築できるよい機会でもある。ここはひとつ、批判しかできない塩谷分科大臣の言うことに左右されず、抜本的な制度の見直しを進めて欲しいものだ。
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足利事件はなんだったのか

1990年に女児が殺害された足利事件で有罪とされていた菅家利和受刑者、その有罪の決め手となったDNA鑑定だが、改めて行われてきたDNA鑑定において、加害者のものと思われていたDNAと、菅家被告のDNAが一致しないことが示され、確定した判決に対する再審請求が認められる公算が大きくなってきた。
犯人を特定する完全な証拠だと思われてきたDNA鑑定だが、その信憑性に大きな疑問を投げかける今回の再鑑定結果だが、そもそも足利事件でDNA鑑定の結果が証拠として採用された1990年代は、まだ鑑定の正確性にも鑑定方法にも確立されたものはなく、全てがテストケースと言ってもおかしくないような状況下での証拠採用であったことは当時から分かっていた。にも関わらず、菅家被告はなぜ、犯人として有罪が確定するところまで追い込まれてしまったのか。
事件の捜査を行ってきた刑事は言う。当時は何がなんでも犯人を逮捕しなければならないという空気があり、そのプレッシャーを感じていたのだ、と。明らかに恣意的に行われた容疑者の捏造であり、犯人検挙を迫られた官僚による、でっち上げの捜査であったと言わざるを得ない。
この調子で、政治家が関与してくれば、免罪符を得たとばかりに、どんな小さな違法行為であったとしても、針小棒大に取り上げ、まるで国家反逆者の如く非難した挙句、社会的に抹殺してしまう、そういう官僚政治の恐ろしさをまさに示しているといえよう。こんな調子で自民党政権を維持するための国策捜査を続けてきているのではないか、今回のDNA鑑定結果はそういう疑念すら抱かざるを得ない事実を示していると言えよう。賢明な市民諸氏は、このようなまやかしに惑わされること無く、真実を見抜く目を持ってもらいたいものだ。

2009/05/08

「小沢やめろ」の真意はどこに

民主党の代表・小沢党首の秘書が政治資金規正法違反で逮捕されてかれこれ2ヶ月が経過したが、小沢氏に対するマスコミ各社の批判的な論調と、民主党内部からの小沢下ろしの掛け声が聞こえてくるばかりで、政府・自民党側に対する献金の捜査については一向に進展が無いどころか、何の捜査も行われていないように見える。二階経済産業大臣の事務所家賃に対する疑惑や、森元首相や尾身元財務相らの資金管理団体が同じように西松建設から政治献金を受けていたことについても、全く何の進展も見られない。(という事をこちらの記事が思い出させてくれた。。。ありがとう)
マスコミ各社は当初、これから捜査のメスが入るので、これは国策捜査などでは無いと断定しておきながら、一向に進まない捜査については何も触れず、1人だけを逮捕して捜査が終了してしまったかに見える小沢氏の秘書に関する疑惑だけをあげつらい、批判を繰り返すのみとなっている。政府から圧力があり、自民党側に対する報道を控えるようになったのではなく、進展が無いから報道せず、批判しやすいところだけ声を大きくして騒ぎ立てているのだとしたら、マスコミとはなんと御しやすい連中なのだろう。また、その報道を真に受けて、民主党への支持を見直す平民どもも同様に、日本人とはなんと御しやすい国民なのだろうか。
それにしても不可解なのは、これだけ叩かれても民主党党首の座を降りようとしない小沢氏の作戦である。もともと、小沢氏は総理大臣になること自体にはそれほど執着しておらず、だからこそこれまでの長い議員生活の中でも党首を務めることは一度もなかったような人間である。ここまで批判を繰り返されてもなお、党首の座に居続けているのは、なにかよほど確信めいた逆襲の作戦を練っているとしか思えないのだ。自身の辞任が一番効果的となるタイミングを計っているのだろう、という趣旨で小泉元首相の意見が東京新聞に掲載されていたが、果たしてそうなのだろうか。もしそうなのだとすれば、なんとも稚拙な作戦と言う他ないが、あの豪腕でならした小沢氏がそんな消極的ともいえる作戦でくるとは到底思えない。なにかよほどしたたかで、自民党に対して大きなダメージを与えるような、そのために小沢氏自身が民主党の党首に座っている必要がある、そんな作戦を期待したい。
政治と金の問題は放置してよいものではないが、同じ献金を同じように受けておきながら、野党側だけが必要以上に攻撃されている現在の状況ははっきりいって、作為的なもの以外のなにものでも無いと断言できよう。与党側に対してはなんのお咎めもなく、野党側だけが政治と金の問題で取り沙汰されて批判の矢面に立たされるというのは、政治活動においても言論活動においても、アンフェアというものであろう。野党側は既に、企業献金を完全に廃止するという方針を打ち出し、疑惑を持たれかねない献金について一定の対策を打ち出した。ここからは与党側がどういう対策を打ち出してくるのか、さらにこれまでに受けてきた献金について疑惑を持たれるような部分がないのかが焦点とされるべきであろう。国策捜査ではないのか、という疑いを晴らすためには、検察側の行動とともに、それを報道するマスコミの公平性が問われているのだと、報道諸氏は肝に銘じてもらいたいものだ。
関連記事:
揺れる小沢氏(その1) 「進退、厳しい声」 連休中によく考えてみる
揺れる小沢氏(その2止) 「辞任」「続投」たまるマグマ
民主党の若手議員はなんで、小沢批判を繰り返すのかな。。。支持者から受けた批判の声を大きくして叫ぶだけなら、レコーダーとスピーカーだけ置いておけばいいんだ。お前らの頭の中には脳みそ、詰まってんのか?と30年前のツッコミで聞いてみたい・・・
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2009/05/07

それはやりすぎです

海外での豚インフルエンザ感染者の増加にあわせて、日本の空港で水際検疫として入国者の健康状態をチェックする事が義務付けられるようになっているが、ニュース映像で検疫官らが着用しているような防護服を、なんと一般の市民で購入する人が出てきているらしい。医療現場などで利用するために販売されているものだが、別に特別な許可や資格などが必要なわけではなく、また価格も使い捨てを前提としているためか、非常に安価となっていることが、購入に踏み切る人を生み出しているのだろうと思うのだが、これを購入して一体、どこで着用しようというのだろうか。
インフルエンザの感染者が出た場合の行動について、国内の企業でもいざという場合に備えて社員に対して周知徹底する動きが広がってきているが、だからといって、このような防護服をきて出社する社員がいたとしたら、私が経営者なら出社してきた瞬間に正門前で部外者のチェックを行う警備員に命じて、敷地内から追い出し、頼むから二度と会社に来ないでくれと、三顧の礼を尽くして丁重にお引取りを願うだろう。それが一般的な感覚というものだ。それでもインフルエンザが心配だ、少なくとも自分だけは感染したくない、という心配性の方がもしいるのなら、止める言葉を私は持ち合わせていない。お好きにどうぞ。。。。。

2009/05/05

迷走する対中外交

中国を訪問中の鳩山総務相は、中国の科学技術相との会談で、中国の第三世代携帯は既に実用化段階に入っていて、課題はアプリケーションだとする中国側に対して、当分野で中国側に協力していくことを表明したのだとか。
アプリケーションの事を応用ソフトといつまで前時代的な言い方をするのかと、今の時代、よけいに分からない人間の方が多いのではないのかと、報道するマスコミ連中にも辟易とさせられるが、それ以上に呆れるのが危機感の感じられない日本の政治家連中である。中国側の課題であると言う認識に対して協力を表明とは、一体なにをどうすると言うのだろうか。
中国側の課題、つまり弱い部分に対して技術供与することで、日本製品に対する競争力を強化してあげるとでも言うつもりなのだろうか。これまで無作為に行ってきた対中支援の結果、日本の産業は安価な中国製品に攻勢を掛けられてジリ貧の状況に追い込まれている、というのを理解しての発言だとは到底思えない。
何かというと日本政府は戦後補償と言う言葉を持ち出すが、日本はこれまで中国に対して莫大な額の支援を続けてきた。にも関わらず、中国国内ではこのような事実は全く伝えられておらず、事ある毎に50年以上も前の侵略行為を非難し続ける状況が続いている。日本側は協力する事で恩を売っておくと言う意識があるかもしれないが、中国側からすれば、日本を恫喝して技術や資金を捻出させた、程度の認識でしかないのだろう。
いまからでも遅くはない。早々に中国に対する外交方針を見直し、戦後補償は終わった、対等な競争をすべき先進国にまで発展した、という前提に立って、戦略を構築してほしいものである。

2009/05/03

ついに奴を見てしまった

たまたま、みなとみらいにあるパシフィコ横浜の向こう、臨港パークに足を伸ばしてみたところ、これまでニュースや画像でしか拝見したことのなかった、奴をついに、実物で目にしてしまった。奴の名はSegway。日本では公道を走れないことから、いまひとつお目にかかる機会が少ないのだが、公園の中を巡回する警備員が移動のために使っているのを発見してしまったのだ。
警備員が通ると、初めてみる人は「おぉ!」と思うのか振り返っているようだったが、見慣れた人もいるらしく、普通に警備員のおじさんになにか質問して立ち去っていく者もいた。警備員のおじさんも、普通に会釈をしてなんの動揺もなく停止と発進を行い、さもいつもどおりの仕事をこなしているという感が滲み出ていた。こういう公園などの広い場所を巡回するのにはこのマシンは非常に重宝するのかもしれない。
しかし、ひとつだけ困った点がある。それは、警備員のおじさんは、真剣に業務をこなしているのに違いないのだが、周りから見ていると、どう見てもSegwayに乗って遊んでいるようにしか見えないことだ。なぜか無性に、真面目に仕事しろ!と一喝したくなってしまう。俺も乗せてくれよ。
見よ、この雄姿


2009/05/02

スウェーデンに500人ものエロオヤジ

スウェーデンの首都ストックホルムで、あるカップルが、エストニアから来た少女を500人もの男性に売春させたとして、裁判にかけられているというニュースがあった。詳細は今のところ不明だが、このカップルは容疑を否認しているものの、少女に売春を強要した容疑だけでなく、他に数人の少女を監禁した容疑もかけられており、来週あたりには判決がでる見通しだと言う。
この少女は17歳の時から5年間にも亘って売春を強要させられ、500人もの相手をさせられてきた訳だが、それを強要したのがカップルだったと言うのが普通では考えられない事態だ。男性なり女性なり、どちらかが罪悪感を感じるなり、保護を訴えるなりしそうなものなのだが、このスウェーデン人のカップルはどれほど悪辣だったと言うのだろうか。いや、記事を読む限りでは、このカップルがスウェーデン人だという根拠はどこにも無いのだが、スウェーデンの首都で売春を商売にしている事から、およそ普通に考えればスウェーデン人である可能性が一番高いと思うのが常識的な判断と言うものだろう。
それにしても、500人に対して売春させてきたということは、つまり500人もの買春を行ったエロオヤジがいたと言うことで、スウェーデンと言えばなんとも美しい国というイメージがある中、所詮人間の浅ましさというヤツは古今東西を問わず、変わることはなく醜いということなのだろうか。エストニアから来た少女は、ボーイフレンドの父親がこのカップルから買い取ったことで自由になれたと言うことなのだが、なぜこのカップルが人間に対して所有権を主張できていたのか、なぜ買い取らなければならなかったのか、そもそもこの少女はどうやってエストニアからストックホルムにやってきたのか、そのあたりの事情はまったく説明されていない。
今のところ分かっている情報ソースは、Tech insightだけであり、続報が待たれるところと言えよう。情報の少なさから見て、もしやこのニュース、ガセネタなんじゃねぇのか・・・・
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2009/05/01

山手学院、臨時休校・・・・

5月1日未明の報道で、カナダでの研修旅行を4月25日に終えて帰国していた横浜の高校生が、新型のインフルエンザに感染している疑いがあることが判明した。asahi.comによる報道は以下のとおり。
舛添厚生労働相は1日未明、記者会見し、国内で初めて、新型の豚インフルエンザの疑いがある患者が見つかったと発表した。カナダから帰国した横浜市に住む日本人男子高校生(17)という。今後、さらに詳しく調べて、新型インフルエンザ患者と確認されれば、国内初の症例となる。同行者がおり、複数の感染者が出ている可能性があるという。
あれだけ、正確な情報に基づき冷静な対応を、と大見得を切っておきながら、相変わらずの情報の出し惜しみで、会見では横浜のどこの高校なのかという情報は一切、公表されることはなかった。隠蔽体質は今に始まった事ではないから、最初から期待などしていないが、このインターネットが普及した現代でそういう情報を隠しとおすことは殆ど不可能に近い。北野誠が無期限の謹慎となった件でも、一切理由が語られる事は無かったが、芸能プロダクション「バーニング」の社長が激怒したことが原因だという事が、ほとんど明らかとなってしまった事からも、情報を隠し通すことなどもはや不可能なのだ。
2chからの情報提供によって、横浜の山手学院が、カナダに4月10日から25日の間、研修旅行を催していたことが判明していたが、学校のサイトでも「臨時休校のお知らせ」が掲載されるに至った。どこの高校なのか発表しなくても、つぶさに調べていけば、一般市民でも確認することが出来る状態となった今も、報道では学校名は伏せられたままとなっている。なんのための情報隠蔽なのだ。ふざけるのもいい加減にして欲しいものだ。
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追伸:この男子高校生は、一般的なAソ連型インフルエンザであったことが判明した。桝添厚労大臣はいい面の皮だ。ざまを見ろ。

2009/04/29

身勝手なブロガー達

日本時間で今朝方、メキシコで感染が拡大している豚インフルエンザについて、WHOは警戒レベルをこれまでの3から4に引き上げると発表した。これで、これまで一部地域に限定されていた豚インフルエンザが、人から人への感染が発生する段階に入ったと認定された事になる。これまで新型インフルエンザが発生したら・・・と、あくまで仮定の話でしかなかったものが、現実の脅威として迫りつつあるのだ。まだ日本での感染も、メキシコ以外での死者も確認されていないが、予防にはよほど注意を払うべきだろう。
ところで、最近、このブログにトラックバックがつくようになってきた。確認後に公開するようにしているのだが、今のところ、公開しているのはごく僅かである。なぜなら、トラックバックを送ってくるブログには、トラックバックを受け付けないように設定されているのが非常に多いのだ。自分は他人のブログにトラックバックを送りつける一方、他人からのトラックバックは一切拒否するとは、なんという了見なのだろうか。そもそも、インターネットは相互扶助の精神、つまりgive-and-takeで成り立っていると言うのに、それをまるで無視するかのような輩のいかに多いことか。こんなやつらのトラックバック依頼など頑として認めてなどやるものか。
とか言っているうちに、豚インフルエンザは呼び名が変わって、新型インフルエンザとなったようだ。聞く限りでは恐るるに足らず、と言ったところだろうか。

2009/04/25

鳥じゃない。豚だ!

と言っても、チキンカツより豚カツが食べたいとか、そういう話ではない。ボリュームではチキンカツ、味わいでは豚カツなのだろうが。豚だと言っても、離婚してアメリカに行ってしまった豚田ヒカルのことでもない。最近、PVをテレビで見たら、昔と違ってほっそりして、可愛くなったように見えたのは、気のせいだろうか。昔はほんと、やはり天は二物を与えずなのか、と思うほどぶっさいくだったのだが。
豚というのは、今、メキシコで大流行の兆しが見え始めたのではないかと、WHOや日本の厚労省が注目している事態のことで、豚インフルエンザに感染したのではないかと思われる住民が、既に60人も死亡しているというのだ。しかも、抵抗力の低い年寄りや子供ではなく、若く元気な世代での感染が目立っており、もしこれが本当に豚インフルエンザで、なおかつ人から人への感染が可能だとすると、世界的なパンデミック(大流行)に繋がってくる可能性が非常に高い。
豚インフルエンザなんて、今まで殆ど取り上げられたことがなかったが、それは豚に感染するインフルエンザウイルスは、人に感染したとしても、軽症で治まってしまうため、致命的な鳥インフルエンザと違って、あまり大きく取り上げられることがなかったのだ。しかし、実は豚も鳥インフルエンザに感染することが分かっており、鳥と豚のそれぞれのインフルエンザが混ざり合うことで変異し、新型インフルエンザとして流行する可能性が指摘されているらしく、メキシコで発生している状況がそれなのではないかと、危惧されているもようである。
厚労省などで防疫体制を強化しようとする動きがあるが、一旦、流行が始まってしまえば、昔と違ってその拡大を止めるのは容易ではない。交通機関の発達によって、一日あれば世界中のいくつかの都市を訪問することも出来るし、しかも行き来する人口も膨大になっている現在、水際でウイルスの侵入を阻止するのは不可能と言うべきであろう。防疫体制を強化するよりも、大きく国民に警戒を呼びかけ、個々人の感染に対する注意を喚起した方が、よほど効果があろうというものだ。とりあえず、これを読んだ方だけでも、感染しないよう注意してもらいたいものである。
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2009/04/24

最低の人間

SMAPの草なぎ剛(漢字が出てこないよ。誰か変換の仕方を教えて)が逮捕されたのを受けて、総務大臣の鳩山氏、通称ポッポが、剛が総務省所轄の地デジ大使を勤めているためか、最低の人間と言う表現で怒りを顕わにし、絶対に許せないとまで言い切った。
確かに、泥酔して深夜の公園で全裸になって走り回るとは国民的アイドル(30歳を過ぎてまでアイドル呼ばわりもどうかと思うが)としては配慮が足らなかったと思うものの、近所迷惑を別にして誰に迷惑をかけた訳でもなく、誰かを傷付けた訳でもなく、薬物を使用していた訳でもなく、そこまで言うほどの事なのかと言いたい。男なら、女でもそうかもしれないが、誰しも酒を飲み過ぎて羽目を外してしまったことの一度や二度はあるだろう。
だいたい、この程度で最低の人間呼ばわりするなら、全世界から笑い物にされてしまった中川前財務大臣の泥酔会見の際に、なぜ全く非難する素振りも見せなかったのだ。身内にだけは甘い態度で臨むお前が一番、最低の人間と言う称号に相応しい。
2chでは擁護するような発言をすると、ジャニヲタと決めつける輩がいるようだが、実際、酒を飲んで裸になって、深夜の公園を走り回ったくらい、どうと言うほどの事はない。CMを打ち切る企業が後を絶たないようだが、経費ゼロで注目度が上がってラッキー!、くらいの懐の広さをどうして持てないかね、この日本の島国根性企業どもは。
追伸:4/25
ポッポは最低の人間発言を取り消すと陳謝したそうだ。脱いだ事実を取り消せないのと同じように、口から出た言葉も取り消せないって事を日本の政治家は知らねぇのか、やっぱほんと最低だ。

和歌山カレー事件の判決は

10年以上も前に和歌山で起きた、町内会の夏祭りで出されたカレーに猛毒のヒ素が混入されていて、幼い子供を含め四人もの死者を出し、今なお後遺症に苦しむ多数の被害者を出した事件で、殺人罪で起訴されていた林真須美被告の判決が最高裁で言い渡された。
これまでの一審、二審はともに死刑判決が下されており、先日の痴漢冤罪事件で最高裁で判決が覆された直後と言う事もあり、その判断に注目が集まっていたが、下された判決は三度、死刑と言うものであった。
この裁判では5月から始まる裁判員制度を睨んで、本人の自供もなく、状況証拠だけで立証しようとする検察側の説明を、裁判官がどこまで評価するのかが注目されたが、結果だけ見ればほぼ検察側の主張を認めた形での死刑判決となったと言えるだろう。林真須美被告は、量刑が確定した今もなお、自分は事件には何ら関与しておらず、冤罪であるとの主張を繰り返している模様だ。
林真須美被告は、顔を見れば、まあ如何にも図々しくあくどい事を平気で行いそうで、これは死刑になっても仕方ないかな、と思わせるような見映えだが、検察側の状況証拠を積み上げただけで犯行の動機も明らかとされていないような人間を、果たして自分が裁判員に選ばれた時に死刑判決を下せるのかと聞かれれば、到底そのような判断は下せないのでは無いだろうか。直接的な犯罪の証拠もなく、本人に頑なに犯行を否定された場合、それが最高裁だとすれば、自分で判断することを選択せずに、高裁に差し戻すと言う、思考停止的な判断を下してしまうのではなかろうか。やはり、物証本位の捜査を基本とすべきなのだろうか。何はともあれ、万人が納得するような、そう言う公判を展開してもらいたいものである。

2009/04/19

漢字検定に不正利益をもたらす者

漢字検定協会の理事長らが、自らが経営に関与している企業・団体に対して、不正に高額な発注を行って私腹を肥やしていた事件で、外部の調査委員会の報告では不正な支出を廃止するなどの改善で、漢字検定協会が予定している100円程度の検定料値下げではなく、900円程度は値下げが可能であるとの報告を行った。
公益法人である漢字検定協会を自らの利益を追求するための道具として使い倒してきた理事長らの不正は当然のことながら糾弾されてしかるべきものだが、そもそも彼等に利益をもたらしてきた者が、受験者諸君であるという現実を直視するべきだろう。別に公的な資格として認定されるわけでもなく、あくまでも漢字を読み書きする能力を自ら測ることができるという、ただそれだけの目的のために、せっせと理事長が私腹を肥やす手伝いをしてきたわけで、それに対して憤慨するというのは自らの先見の無さに目を瞑った、唾棄すべき行為であろう。
彼らが不正をこれ以上行えなくするしごく簡単な方法がある。外部調査委員会や、文部科学省がなんら手を下すまでもなく、このような不正な利益をあげる輩にお灸をすえる方法、それは今後いっさい漢字検定を受験しないという行動を起こすことだ。その結果、漢字検定協会はその存在意義を失い、瓦解していくのは明白であろう。その過程で、これまでの不正を暴き、制裁を加えるのは裁判所なり警察なり文部科学省なり、所轄管轄している機関が行えば済む話である。にも関わらず、受験を続けるような愚かな庶民は、せいぜい理事長に見返りが見込めない賄賂を送り続けるがよかろう。ご愁傷様。。。

2009/04/18

食品をリサイクル

何かのニュースで読んだと思うが、農水省の「平成19年食品循環資源の再生利用等実態調査」とか言う報告によると、日本の食品産業界で1年間に発生する食品廃棄物量、つまり消費されずゴミとなった食料は、平成18年度時点で1,135万2千tにも上ることが分かった。2007年に改正された食品リサイクル法では、食品産業に対する規制が強化されており、食品産業においてゴミの発生抑制、減量化、再生利用等の取り組みが高まってきているものの、平成19年度の再生利用率は前年度と大差ない見通しであることから、大幅な改善は見込めそうもないのだそうだ。
今こそ、廃業・倒産してしまった雪印乳業や、船場吉兆の出番であろう。客の食べ残した焼き魚を再加熱して供したり、消費期限を過ぎた廃乳をヨーグルトの原料に使い回したり、そういう食料資源の有効活用に積極的な企業を、少しばかり衛生面の心配があるからと、潰してしまったのは日本にとっては大きな失敗であったと言えよう。あの囁き女将も草場の陰でほくそ笑んでいることだろう。

2009/04/14

赤色の侵略者

昨日、4月13日、日本の中枢とも言える中央省庁のひとつ、国土交通省のサーバが外部から攻撃を受け、ネットワーク上の日本の領土であるホームページに攻撃者の国旗を立てられると言う、屈辱を味あわされた。
その国の名は、中華人民共和国。これは、中国による、日本という国家の尊厳を脅かす明らかな犯罪行為であり、明確な意志を持って行われた侵略行為と言えるだろう。もちろん、これが中国政府によって行われたと言う証拠はどこにも無いが、中国国旗が掲げられていた事と、日本を廃墟に変えてやると言う趣旨のメッセージが添えられていた事から、何らかのそういう意図があったのだろうと推察される。
それにしても、一体、日本の防衛はどうなっているのか。現在、サイトは閉鎖されているとのことだが、こんな事で本当に国民の生命と財産を守る事ができるのか、甚だ不安になってきた。海賊退治もいいけれど、足元を疎かにしてはそのうち中国にすくわれますぞ。

まさに

タイで開催される予定であった、ASEANの首脳会議が、デモ隊が乱入したという理由で急遽中止に追い込まれて、日本の総理大臣をはじめとして各国の首脳がヘリコプターで脱出するという前代未聞の事態が発生した。首都バンコクでは戒厳令が敷かれ、旧タクシン派の支持グループと、反タクシン派のグループの対立が激化している。
この一件でタイの威信は失墜し、今後は観光客の足が遠のくことが懸念されている。まさにタイへんな事態と言えよう。どうせなら危機意識の欠如した日本の首相だけが逃げ遅れて、各国の笑いものになるくらいが良かったのに。

2009/04/08

ファールボールに気を付けよう

宮城県在住で税理士の男性(47)が、野球の観戦中にファールボールが目に当たり、視力が大幅に低下したとして、楽天球団と球場を管理する宮城県を相手取って、4400万円の損害賠償を求める訴えを起こした。
訴えによると、ビールを席の下に置いて姿勢を戻したら、目の前にボールがあったというのだが、なんと恥知らずな人間なのであろうか。野球を観戦に球場を訪れていれば打球が飛んでくるのは当たり前で、よけられなかった自分の責任以外の何物でもない。怪我を防止する措置を怠った、との事だが、球場ではファールボールが飛んできた場合には笛を鳴らして注意を喚起することになっている。その笛にも気付けないほど酔っ払っていたとた言うのであれば、そもそも野球を観戦する資格が無いと言うものだろう。
ちなみに、この税理士男性の氏名はなぜか公開されていない。こんな輩をこそ晒し者にして、村八分にでもしてしまえ。

2009/04/07

頭の悪い投稿者

受信したメールをちまちまと眺めていると、Postfixのメーリングリストに、頭の悪い投稿がなされていた。何かうまくいかない事があって、解決するための情報を教えてほしい、と言うものなのだが、こういう投稿でありがちなのが、自分がやりたいことも、何でこまっているのかも、どこまで試してみたのかも、今どうなっているのかも書かないまま、とにかく助けてくれと言う身勝手な文面で、大概の場合はみんなに無視されて終わってしまう。2chなら「ググれや、ボケ!」となるところだろう。
幸い、今日は親切な人がいたのか、情報をちゃんと出してくれないと、答えられないですよ?と言う返答があり、世の中、捨てたものでも無いのうと感心させられた。しかしながら、それに対して出された情報はまた要領を得ないもので、この投稿者が一体なにに困っているのかすら分からない始末であった。
だいたい、こういうメーリングリストで質問する場合は、誰が読んでも簡単に状況が理解できる、自分なりにここまで調べてみた、こんな事がしたいんだけど何かの問題でうまくいかない、そういう事だけではなく、何か教える人間の知識欲と言うか、そういうものをくすぐるような内容が欲しくなると言うのが人情であるにも関わらず、なんと理解していない輩の多いことか。こちらは有償で知識を伝えるサポートデスクではないのだと言う事をよく理解した上で質問を投げてもらいたいものだ。切磋琢磨、は少し違うか。

2009/04/06

エロ男爵

エロい芸能人って言えば、エロ男爵だよね。
唐沢なんとかっていう、スキッとした感じのあの俳優のことさ。
唐沢なんとか。。。。誰かに言ってみた。。。。どうやら、唐「沢」ではなくて、「沢」村なんとかだったようだ。大間違いだったみたい。すまん、唐沢。これからも女性に迷惑をかけず、患者に迷惑をかけるくらいで頑張ってくれたまぇ。

北朝鮮の思惑通りか

今日、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本上空を通過し、北朝鮮が言うには人工衛星の打ち上げに成功したとかしなかったとか。
日本は結局、北朝鮮のミサイルを迎撃するという選択は回避したわけだが、それで本当に正しかったのだろうか。日本が、自分の国の上空を、許可無く弾道ミサイルが通過しても、なんら強行な手段を使ってまで阻止することはないだろう、そういう印象を世界各国に対して与えただけで、北朝鮮に対してはなんの効果もない結果に終わったのではないのだろうか。
北朝鮮の態度を見るに、日本がなんの対抗策も打ち出し得ない、ということは最初から見抜かれていたことで、全て北朝鮮の予定どおりの結果であった、そういうことではないのだろうか。そのような心配をもたらされる週末であったことは間違いないだろう。首相がなんせ、あの麻生ですから。

2009/04/02

ドイツを批判?あ、そう・・・

麻生首相が英ファイナンシャルタイムズのインタビューで景気悪化に対する財政出動、いわゆる景気対策の必要性に触れ、日本が行っている対策の効果を強調したが、それに止まらず欧米諸国の対応についても言及し、財政出動の重要性を理解していない国としてドイツを名指しで非難した内容が掲載されたらしく、当然ながらドイツでは反発が起きている模様だ。
なぜドイツを名指しで非難する必要があったのか、この御仁の感覚には毎度の事ながら失笑を禁じ得ない。アメリカが各国に呼び掛けているGDP2%の財政出動に対してドイツのメルケル首相が反対を表明しているのは確かだが、それを非難する事でアメリカ・オバマ政権のご機嫌を取ったつもりなのだろうか。
ドイツでは、日本が何の有効な景気対策を打ち出せず、モタモタしていた今年の1月には、メルケル首相主導の下、日本円で6兆円にも上る景気刺激策を打ち出している。それも日本で行うような代わり映えのしない道路工事や効果が見込めない給付金などではなく、次世代の産業を育てていこうと言う、ピンチをチャンスに変える攻めの投資を行っているのだ。日本など足元にも寄せ付けない、素晴らしいリーダーシップであり、なんと先を見越した決断なのだろうかと恐れ入る。
それに引き換え三代続いて世間知らずで井の中の蛙な坊ちゃん総理に率いられる日本の情けなさときたら、涙がでる前に欠伸が出そうになる。他国を批判する資格など麻生首相に有りはしないのだ。口では非難するドイツ政府も本音では鼻で笑い飛ばしている事だろう。
「日本の麻生坊ちゃまがなんか言ったらしいよ?」
「あ、そう・・・・」

2009/04/01

犯罪者の免罪符

凶悪事件と言う奴は、ここ最近になって起きるようになった訳ではなく、昔から件数の大小はあったにせよ、発生していたのだと思う。なぜなら、公平性を保つために過去の判例を参考に刑罰の重さを判断している以上、動機はともかく、類似の事件は起きていたと考えるのが妥当だろう。死体をバラバラにしてトイレに流す、なんて言うのは斬新だが、いたずら目的で拉致・監禁した挙げ句に殺害に及ぶというのは、古今東西でよく耳にする類の事件だろう。
最近の傾向で奇異を禁じ得ないのは、なにかと言うと精神鑑定を求めては、責任能力の欠如を楯にして、刑罰の軽減もしくは無罪を主張する弁護姿勢である。まるで免罪符を与えられていると言わんばかりに、猫も杓子も精神鑑定と責任能力欠如のオンパレードだ。
一番、納得がいかないのは、精神鑑定の結果、責任能力がないと診断されると、犯した罪を償う責務を免れることだ。なぜ加害者に責任能力がないからといって、被害者が泣き寝入りを強いられなければならないのか。討論番組や司法制度改革の議論の中で、その点が全く無視されて取り上げられていないのに、なぜ誰も異を唱えないのか。
今の制度は、犯罪を犯しても罪を問われない、免罪符を手にした人間が、大手を振って街中を闊歩しているのと同じである。周囲に、責任能力が欠如しているのではないかと疑われる人間がいた場合、その人間に何をされても非難することも出来ず、泣き寝入りするしかないかと思うと、とてもそのような人間とは恐ろしくて側にいることすらできないだろう。
今のまま、責任能力の欠如を理由に刑罰の免除を続けるのなら、責任能力を疑われる人間は世間から隔離して、善良な市民が犯罪に巻き込まれる事を防止してもらいたいものだ。新しい活動を始めて、世の中に問題意識を喚起する必要があるのかもしれないな。
「責任能力欠如者を隔離する会」