2008/06/29

ガソリン高騰の先にあるもの

毎月のように値上がりを続けるガソリンの小売価格だが、7月からは180円になることが濃厚で、冗談混じりに言っていたリッター200円時代は現実感を伴って、もう目の前まで迫りつつある。もはや暫定税率を撤廃したところで焼け石に水かと思う程度の効果しか期待できないところまで追い込まれているのだ。
ガソリンの価格が高騰すると何が起こるのか、直接的な影響から考えていこう。まず、影響を受けるのは運輸業界だ。もちろん、マイカー利用者も当然ながら影響を受けるが、個人で利用している分にはいくらでも代替交通機関がある。田舎には無いと言うかもしれないが、自転車だって立派な移動手段である。それに対して、貨物を輸送するトラックに代表される運輸業界は、価格高騰の影響から逃れるすべはなく、やがてそれは全ての物品に対して転嫁され、全体としての販売価格を押し上げていく。いわゆるインフレだが、単純にコストが増加した事に起因する価格上昇は、一般国民に対しては何ら恩恵をもたらす事はないはずである。なぜなら、市場全体が成長する中でのインフレであれば金銭の価値が下落することによるインフレであり、その分、見かけ上の収入もそれなりに増加することが期待できるからだが、この場合は価格だけが上昇し、所得はなんら増加することが期待できないからだ。
燃料費の高騰は電力やガスなどのライフラインの価格も上昇させ、やがては社会全体の活動コストを押し上げる要因となっていく。ただでさえ世界的な需要増に伴い価格が上昇の一途を辿っている食料も例外なく、生産コストは上昇し価格高騰には拍車がかかっていくだろう。こんなに物やサービスの値段が上昇していくなか、一般市民はどのように対応していけばよいのだろうか。
生産者や流通業者は、原価上昇分を販売価格に上乗せさせることでコスト増を収入増に変えることができるが、一般の市民はコスト(生活費)が増大したからといって、販売価格(給料)を上乗せさせることができない。収入が増えないのであれば、取り得る手段は支出の削減だけであるが、価格が上昇している中で、いったいどうやって支出を削減するのか。それは生活レベルを低下させることだ。これまで、3LDKに住んでいたのであれば、1DKのアパートに引っ越せば、家賃を抑えることができ、光熱費も部屋が少なくなる分、効果的に削減することができる。冷房や暖房も、必要最低限に抑えて電力の消費を抑えていく。食事も生きていける最低限度まで節約し、マイカーも手放し、移動はバスと電車と自転車だけ、テレビもパソコンも使用を控えて少しでも電気代を節約する、そういう生活を送るしかないのだろう。なんともたいした経済大国である。
こんなに国民が貧窮しても、景気対策という名目で道路だけは作り続けるのだろうね。マイカーを持てないのに道路ばかり拡充されて、そんな日本でこれからどうなる。やっぱり自動車はやめてバイクにするか。。。バイク検索でもしてみるか?

2008/06/26

マイレージやめて誤魔化すな

このところ、国家公務員が出張等の歳に航空機を利用した結果、マイレージをためていることが問題だと言う声がどこからともなく聞こえてきている。さらに昨日になって町村官房長官が、国家公務員が公費で移動した場合にはマイレージをためる事を自粛すべしとのコメントを発表しているようで、さらには出張時に付与されるマイレージを省庁にまとめて付与しようと言う声まで上がっているようである。これに対して航空各社は「マイレージは個人に対するサービスであり受け入れられない」とのコメントを発表しているようで、事は矮小化の一途を辿っている。
元を正せば国家公務員が天下った先に非常に高額の業務委託が行われて事に端を発した問題であったかと思うのだが、いつの間にか居酒屋タクシーに論点がすり替えられており、気が付けばマイレージを利用するな、などと言う、はっきり言ってどうでもよい問題ばかりに注目される始末である。
こんなどうでもよい問題ばかりに注目が集まっているのは、真の問題である天下りの問題から民衆の興味を反らし、既得権益を維持しようとする勢力が画策している明らかな情報操作であり、賢明な市民諸氏はこんな企みに惑わされてはならないのだ。最終的にはマイレージをためるくらいはいいのではないか、と言う論調に持っていき、特に規制を設ける事はしない、と結論付けるのが目的なのだ。その規制しない対象に天下りが含まれるのは明白だが、誰も口にしないことで暗黙のうちに既成事実が出来上がると言う寸法だ。
まあ、騙されようが騙されまいが、喉元過ぎれば熱さを忘れるありがたい日本国民にとっては、どうでもよいことかも知れないが。

2008/06/25

何はともあれ、勝ちは勝ちか

ワールドカップアジア三次予選の日本対バーレーン戦が日曜の夜に行われたが、あまりのレベルの低さに呆れてしまい、怒りすら湧いてこない状態だったのだが、それは私だけではなく世間一般の評価でもあったようで、激しいコメントが乱れ飛ぶ2chにおいても、何も言うことは無い的な書き込みばかりが目立っていた。試合前は最終予選進出を決めて主力を帯同しなかったバーレーンをバカンス気分と皮肉っていたが、蓋を開けてみればバカンス気分だったのは日本だっただの、あの芸術的なゴールを止められるGKは世界を見渡しても見当たらないとか、とにかくコメントに困る試合であった。なにしろ解説者ですらゴールが決まった瞬間に、何があるか分からないからどんどんシュートを打つべきだ、などと言う投げ遣りなコメントを口にする始末で、一般の観衆の受け止め方は何をかいわんや、であろう。
こんな情けない試合しか出来ない日本代表チーム、さらに言えば、この体たらくを目の当たりにしながら罵声ひとつ浴びせられないヘタレ集団のサポーター、勝ったことに満足したかのような目標の低すぎる代表監督と日本サッカー協会。そろそろワールドカップを予選で敗退して、身の程を思い知るべきだろう。私の大嫌いな小泉流に言えば、挫折なくして成長なし。いい加減にサッカーと言うスポーツは点を取らなければ勝てないと言うことに気付いてもらいたいものだ。

2008/06/23

パソコンを買おう

諸般の事情から、家で使っているパソコンのうち、1台でいろいろと作業をする機会が増えてきたのだが、どうもOffice系やAdobe系のアプリケーション動作が緩慢で、いったいどうしたものなのかと思い調べてみたところ、ずっと2GBだと言われてきた搭載メモリが、実は512MBしか無く、2GだったのはCPUだということが判明した。仕方が無いのでメモリを買い足そうと調べてみたのだが、どうもこのパソコンに搭載されているメモリは最近主流のDDR(1/2)SDRAMでもなければ、一昔前のSDRAMでも無く、ほとんど流通することのなかったRIMMであるらしいことが分かった。
ヤフオクで購入することを検討し、色々と探してみたのだが、どうやっても1GBのメモリを増設するためには15000円程度の出費は覚悟しなくてはならない、ということが分かってきた。なんでも、登場した際にほとんど供給量がなかった事に加えて、色々と製造方法も難しく、その上Rambus社の特許使用料までが上乗せされるということで、当時から非常に高価だったことがネックとなり、一部のメーカーPCなどでしか利用されていなかったらしいのだ。で、その結果、中古になっても流通量自体が少なく、価格は高止まりを続けている状況である。最新のDDR2 SDRAMであれば、2GB購入しても5000円出せばお釣りがくるというのに、である。そこで15000円も投資するのであれば、いっそのこと新しいPCを購入することを検討し始めた。
いろいろと部品の価格を調べてみると、Athlon64 X2 5400+を搭載できるマザーと、500GBのHDD2GBのメモリにDVDドライブ、PCケースを購入しても4万円程度で収まってしまうことがわかった。これにWindowsVistaを追加すれば、現時点での最速マシンではないものの、現在利用しているパソコンよりは遥かに速いパソコンが手に入るのだ。たった25000円の追加で、新しいパソコンが手に入るならこんないいことは無いと思ったものだ。
さて、パソコンを買うにあたり色々と調べていると、WindowsVistaにも色々なエディションが存在していることがわかった。HomeBasic、HomePremium、Business、Ultimateの4つのエディションが用意されているのだが、機能として搭載されているものがあったりなかったりと、いったい自分がどれを選択すればよいのかが全く分からない。どうも調べていくと、先ほど書いた順番で価格が高くなっていくようなのだが、一番安価なBasicにはAero、フリップ3Dと言った新しいユーザインタフェースは搭載されていないようだ。
なぜだ。なぜBasicには搭載せずにBusinessには搭載してあるのだ。企業で利用するのはBusinessエディションになると思うのだが、新しいインタフェースは仕事を行う上で本当に必要があるのか。そもそもなぜBasicには搭載しなかったのだ。搭載したからと言って、それほど原価が変わるはずもないし(どうせ開発は終了しているのだから)、販売価格を分けた方が経費が嵩んで利益を圧迫すると思うのだが、なぜわざわざ新しい機能を搭載していないエディションをBasicと位置づけているのだ。マイクロソフトの考えることは、昔からそうだがさっぱり分からない。さらに、エディション毎の違いを説明しているマイクロソフトのサイトを確認してみた。Homeエディションでは「クライアントのみ」と書いてある機能の注釈を読んでみる。
※3クライアント(接続元)としての使用は可能ですが、
ホスト(接続元)としてはお使いいただけません。

クライアントとホストが両方接続元ってどういうことなのだ。ホストは接続先の間違いじゃないのか。マイクロソフトに指摘してあげようかと思ったが、とりあえずお笑いなのでそのまま放置することとした。そのうち誰かが気付いて修正してくれるといいのだが。


3つのデータ保存領域に大切なデータを簡単バックアップ!
快適で安心できるPC環境を実現

2008/06/21

ガラスってのは割れるんだよ

東京の小学校で、生徒がドーム型の天窓に乗ったところ、天窓が割れて生徒が落下し、死亡するというなんとも不憫な事故がおきた。学校側は陳謝し、安全でなければならないはずの学校でこのような事が発生したことを重く受け止める、ような発表を行っていた。たしかに、柵もなにもないような天窓があるのは問題無いとは言いがたいし、それを知りつつ授業の一環で屋上に立ち入らせた教師にも問題はあるのだろうが、果たしてそれだけの問題だろうか。
私が子供の頃を思い出してみれば、学校へ行く途中の川に、柵はおろか縁に段差が無い橋が掛けられていたり、子供たちが遊んでいる田んぼの真ん中に、蓋も何もされていない肥溜めがあって、たまに子供が転落したり、用水路にだって、手すりなどなく、いつ子供が転落して子供が大怪我、あるいは死亡してもおかしくないような危険はそれなりにあった。学校にだって、古くなって使わなくなったプールに水が張られて、そのまま放置されていたりと、そんな環境で育てられた子供たちは、教えられなくとも自然と、危険な場所は自分で分かるようになり、大きな事故など起きたこともなかったのだ。
それに比べて今の子供たちは、危険に対する認識能力という点で、果たして昔の子供たちに届いているのだろうか。親は少しでも危ないことから子供たちを遠ざけ、小さい頃から鉛筆など使わずにシャーペンを使うため、ナイフで鉛筆を削っては指先を傷つけ、ナイフは危ないものなのだという認識を構築する機会も与えられず、いわゆる温室のような環境で育てられた「ひ弱な」現代の子供たち。そういう脆弱な危機認識能力が、今回の事件の大きな原因と言えないだろうか。普通、ガラスの天窓があれば、そこに登ればもしかしたら割れるかもしれない、割れたら転落して大怪我をするかもしれない、そういう想像くらいは12歳にもなれば当然のごとく持ち合わせているべき能力ではないのだろうか。きっと、ボールをぶつけてガラスを割ったり、割れたガラスで指を怪我したこともなかったのではないか。そういう機会から遠ざけてきた両親や社会にこそ、原因があるのではなかろうか。
こういう、温室育ちの子供たちがこれから世界に進出し、誰も助けてくれる人がいない事に初めて気付いたとき、どういう反応を示すのか、非常に興味があると共に恐ろしくもある。まさか過保護な親が大人になってもついて来る、なんてことは無いだろうが。


ついに手数料0円に!■伊藤忠グループ・FXプライム■

2008/06/17

副都心線で行こう

先週、最後の都営地下鉄と言われる、東京メトロ副都心線が開業した。東武、西武と相互乗り入れを行い、池袋から渋谷までを結び、埼玉、東京多摩方面から渋谷へのアクセスを向上するというもので、数年後には東横線とも乗り入れを果たし、横浜?渋谷?埼玉までを直結するという、壮大な計画である。
これに対し、これまで乗り換え需要で成り立ってきた池袋からは、乗客が通過するだけとなる事で、大型店をはじめとした地元経済に与える影響が計り知れないとして、永らく反対を声高に叫んできたが、むなしくも徒労に終わることが確実となった。
池袋の呪いかどうかは定かではないが、開業以来、毎日トラブルを起こしてはダイヤの乱れが発生しているのだ。今朝などは、多くの電車が同時に加速したため、電流が過大になったなどという、設計ミスとしか思えない原因で変電所のブレーカーが落ちてしまうと言う、なんともお粗末な原因で停電してしまったのだ。財政難の折り、コスト削減を徹底したのかも知れないが、必要なものを削ると目も当てられなくなると言う典型かもしれぬ。
他人の振り見て我が振り直せ

2008/06/15

そんなに売れるものなのか

米アップル社が3Gに対応したiPhoneを2年間の契約を前提としながらも、199ドルで発売することが発表された。予想を下回る販売価格に、国内の携帯会社幹部が、溜め息をついたとか。
初代のiPhoneが2Gであったのに対し、今度のは3Gに対応しており、通信速度が2倍に上がったと報道されている。でも、もともとの通信速度が100Kbpsくらいだったはずなのだが、それが2倍ということは200Kbps程度になるということで、3Gに対応したと言いながら、そんなに変わってないんじゃねえのか、と言いたい。例えばauの携帯なんかだと、3Gに対応する前の通信速度は144Kbpsだったのに対し、今の通信速度は2.4Gbps、なんと16倍に上昇しているのだ。
docomoも確か同じかそれ以上の速度だったと思うが、2.4Gbpsであれば、平均の通信速度だって1Gbps程度は期待できるが、それと比較してiPhoneの通信速度はあまりにも遅すぎるのではないだろうか。この通信速度に慣れた日本人が、いくら人気があるからと言って、この製品に飛びついて買うということはないのではなかろうか。だいたいこのiPhone、音楽を聴けたり写真を撮ったりは出来るんだけど、ワンセグ放送は視聴できないらしく、最近電車の中でよく見かける、イヤホンでテレビを見ているような人たちが、それを手放すとは考えにくい。私だって、ワンセグがついていれば多分視聴するだろう。
そもそも、アップルが販売にあたって採用するらしい料金方式って、消費者に分かりづらいといって昨年くらいに廃止された、通信料に電話機代を含ませるものになっていて、199ドルというのも昔で言うところの0円携帯のようなもので、消費者を惑わす元なのだ。果たして、再び騙された消費者が飛びついて購入するのか、ソフトバンクから発売されるiPhoneは、ちょっと様子を見てみたい。みんな、日本の景気をよくするためにも、外国の製品なんか買わないで国内メーカーのを使おうぜ。
全国のカップリングパーティーを検索!パーティースタイル

業界史上、最低の選択

12日、米Yahooと米Googleの提携が発表された。このところ、提携するのではないかと噂されていた内容であったため、それほどインパクトを市場に与えたわけではないが、今後のインターネット業界の動向を大きく左右する事項であることに変わりはなく、少なくとも検索ポータルとしてのGoogleの地盤が一層強化され、他のライバル企業が次々と撤退、もしくは傘下に加わるという選択を強いられるのは必定と言えよう。
世界最大のソフトウェア企業であるマイクロソフトと言えどもその影響から逃れることは敵わず、インターネット検索ポータルの提供という観点では、今後のビジネス展開で大きく舵を切らざるを得ない状況に追い込まれるであろう。マイクロソフトを市場の寡占状態を利用して暴利を貪る悪の帝国だとして非難してきた面々は、マイクロソフトの影響力を出来る限り極小化する方向に働きかけを行ってきたが、その結果はGoogleという新たな独占企業を産み出しただけであった。
Googleとマイクロソフト、インターネット業界に君臨するのであればどちらがまだマシなのか、という議論はあるものの、最終的に検索市場のおよそ8割をGoogleが掌握する結果、彼らには他者のビジネスを生かすも殺すも思いのままと言っても過言ではないほどの権力が与えられるわけである。なにしろ、気に入らないビジネスを展開しているサービスや企業は、Googleの検索ポータルでどんな検索キーワードを入れてもヒットしないようにしてしまえばよいのだ。逆に、これを売っていこう、と画策すれば少しでも関連した検索を行えば、トップに表示されるように仕掛ければ、あとはただ待っていれば次から次へと明かりに引かれる蛾のように、新たな顧客が舞い込んでくるわけだ。こんな楽な商売は無いだろう。
最後の頼みの綱は、強力なアメリカの独占禁止法だけだ。いつもは腹立たしいほど厄介者の禁止法だが、今回ばかりは何とかこの提携を阻止する方向で作用してもらいたいものだ。頑張れ、米上院反トラスト小委員会!

2008/06/12

エシュロンに参加しよう!

秋葉原で発生した無差別刺殺事件で、事前に犯行予告がネット上の掲示板に書き込まれていたにも関わらず、未然に防止出来なかったことから、政府内では犯行予告などを自動的に検知するソフトウェアを開発しようと言う声が上がっている模様だ。
なんという単純で短絡的で現実性に欠ける発想なのだろうか。時代遅れで技術の進歩についていけない国会議員の頭では、掲示板と言えば街角の決まった場所にあるものだ、くらいにしか理解できていないのだろう。日本に限っても、それこそ星の数ほどあって、さらに次々と新しく設置される掲示板の全てを監視することなど、現実的に不可能だ。
アメリカでNSAが運営していると、その存在が噂されている、電子情報収集分析システム・エシュロン。イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどが参加しているが、何台ものスーパーコンピュータが暗号の解析や情報の分析に活躍する一方、何千人もの職員も世界中で分析を行っているが、それですら全てを監視することなど出来ておらず、日本が単独でそれに匹敵するシステムを構築するのは不可能に近いだろう。ちなみに、小泉政権の時代にアメリカに参加を打診したと言う噂もあるが、存在そのものを公式に認めていない以上、結果が明らかとならないのも当然の帰結と言えよう。
だいたい、今回の犯行予告は他の利用者によって掲示板の運営者に通報されていたにも関わらず、休日であったというお粗末な理由で気付かなかったのだと言う。それならばネット上で何かを発見した場合に、速やかに警察に情報が伝えられる仕組みを作る方に尽力すべきではなかろうか。例えばネット交番とか。

2008/06/10

野村も耄碌してきたのか

今日、楽天イーグルスの先発は二年目の田中、当然勝利を期待される試合だったのだが四回までに3点を奪われる苦しい展開となっていた。
そんな中、打線好調の楽天は六回に一気に3点を奪い返し、同点に追い付いたのだ。さあ、これで振り出しに戻った、勝負はこれからだと誰しもが思った六回裏、マウンドには田中に代わり青山が上がる。え、同点に追い付いて試合はこれから、しかも田中は五回は無難に切り抜けており、これから調子を上げていくと見えた矢先の交代劇。
本当に大丈夫なのかと心配になったが、見事に心配は的中し、いきなり3点を取り返され、この試合はあっさりと決着が着いてしまった。マジックと呼ばれた采配も、寄る歳には勝てず、ついには耄碌してしまったのだろうか。いつか自ら言ったセリフをそのまま返してやりたいものだ。
いつまでも野村野村で日本の野球はどうなる。

ねずみと言えば小僧か男か

昨日、秋葉原で凄惨な事件が起きたばかりだが、今日も東京ではおかしな事件が発生した。
地下鉄千代田線の町屋駅で兄弟と遊んでいた10歳の男の子が、40代と思われる男性に、電車で連れ去られるという事件が発生したのだ。またしても異常性欲者の犯行か、はたまた身代金目的の犯行かと思われたのだが、約30分後に男の子は捨て台詞とともに解放され、無事に保護されたらしい。
その際に浴びせられた捨て台詞が「このネズミ」だったらしく、その意味するところの見解の相違から警察内では対立が激化している模様である。果たしてネズミと言うのが、男の子=小僧だからねずみ小僧を指しているのか、あるいは男の子の身なりから連想される、ねずみ男を指しているのか、はたまたクトゥル神話にでてくるようなインスマウス面をしていたからなのか、警察では日本の将来を左右しかねない大問題と捉えており、議論は白熱の一途を辿っている。
・・・・おいおい、今は素直に無事だったことを喜ぶべきだろ。まあ、それよりも、地下鉄のホームで遊んでいる子供たちにも教育が必要だけどね。

2008/06/09

秋葉原電気街、白昼の惨劇

6月8日の正午過ぎに、休日の歩行者天国を満喫しているヲタクで溢れかえっている秋葉原電気街に、静岡県からトラックでやってきた25歳の男性、加藤智大(ともひろ)が通行人らを跳ね飛ばしたかと思うと、おもむろにトラックから飛び出し、次々と周辺を散策中の買い物客(ヲタク)を殺傷するという前代未聞の事件が発生した。
駆けつけた警察官が刺されて倒れた男性に駆け寄ると、加藤殺人犯(もはや容疑者と呼ぶに値しない)は警察官にまで後ろから襲い掛かり、脇腹にサバイバルナイフを抉り込ませたとのことで、目撃者によると刺された警察官はその場に崩れ落ちたそうで、どれほどの深手であったのか想像に難くない。
加藤殺人犯はその後、南に向かって走り出し、最終的に警察官にナイフを警棒で叩き落され、拳銃を向けて無力化されるまでの間に、6人を殺害、12人に重軽傷を負わせるという、戦慄の犯行を積み重ねた。
なぜ、この加藤殺人鬼がヲタクを次から次へと殺して回らなければならなかったか、最近、連続して発生しているヲタクの引き起こした凶悪犯罪に対して、一般市民が報復する目的で行ったとでも言わんばかりの、まさに無差別殺人事件で、その精神の荒廃振りはオウム教祖、麻原に匹敵すると言っても過言ではないだろう。さすがに、6人も殺しては極刑は免れないだろうが、出来る限り苦しませてからあの世に送ってもらいたいものである。
追伸:
状況は目まぐるしく変化しており、情報も錯綜している模様である。どうやら死亡したのは7人に増えたようだ。また、この殺人鬼が凶行に及んだ動機だが、本人の供述によれば「世の中がイヤになった。誰でもいいから殺したかった」とのことだが、なんとも身勝手な犯行理由で到底情状の余地などない。自殺を奨励するわけではないが、こんな人間ははっきり言うが、この世の中は必要としていない。とっとと1人で静かに死んでくれればよかったのだ。亡くなられた7人の冥福を祈ろう。

2008/06/08

我が家にケーブルが・・・

スカパーと決別すること早1週間、ようやく我が家にケーブルテレビが・・・来た~!
織田モノマネ芸人じゃないぜ。
とりあえず、色々と接続して試してみたけど、どうやら地デジというのは思っていたよりもきちんと16:9の画面比での出力を考えてくれているらしく、スカパーをD端子に繋いで視聴した時になぜか横長になってしまっていた、というような現象は全て解消されており、非常に快適に見ることができることがわかった。
ただ、CSをHDレコーダーを通して視聴する場合、やはりどうしても横長の表示になってしまうことは避けられず、表示モードを変更しなければならないことがわかった。結局、デジタルとアナログが並列に存在している状況では、どちらかを視聴する場合には何らかの手間がかかってしまうということなのか。
2011年に全ての地上波がデジタル放送に移行するが、それ以外の放送(CSチャネルとか)が相変わらず旧来の放送を続けているのでは今の状態から何も変わりはしない。なんとか方式を統一して利用者の利便性を高める方向に進んでほしいものだ。ちなみに、我が家のテレビは1995年製、いつになったら液晶テレビに変わるかは、このテレビの寿命にかかっている。頑張れ、パナソニック!ビデオもケーブルテレビ受信機も、パナソニックだ。これでAVアンプがパナソニックになると、松下製品で統一なんだけど・・・・・

2008/06/07

シン・クリア、炸裂?

小学舘が保管していた、雷句誠原作の人気コミック、「金色のガッシュ」のカラー原稿5枚を紛失していたことが判明した。
去年の連載終了に伴い、原作者の雷句誠が返却を求めた所、紛失している事が発覚したとのことで、今回、雷句が小学舘に対して損害賠償で提訴したことで明るみに出てきたものだ。
雷句は、自分より若い作家がもっとひどい扱いを受けているのでは?という思いから提訴に踏みきったと息巻いているが、故意にきちんと管理をしなかったかどうかも分からない中、果たして何か変わるのかは全く予想もつかない。
そもそも、紛失と言っているが、果たして本当に紛失だったのだろうか。もしかすると、魔物の呪文で消し去られてしまったのかも知れないではないか。
シン・クリア?!

2008/06/06

なんで下着も取るんだよ

新聞販売店の男性店員、田村一紀容疑者(34)が、16歳の少女を強姦した容疑で逮捕されたが、この田村のおかしいところは、なぜか強姦した後で下着を奪っていたことだ。なぜコトを済ませたあとで、下着まで取ろうと思ったのか、発想が全く理解できない。
天下の2ch情報を見ると、江東区の星崎と同じくエロゲーマニアだったに違いないとあったが、確かにエロゲーだとそういうシチュエーションが出てきそうな気はするが、それをなぜ現実に実行しようとするのか。いや、そもそも強姦自体、大変な犯罪であるのは間違いないが、強姦されたあとで下着を履かずに帰らなければならないとは如何ほどか。
もしも私が、ズボンとパンツを脱がされて下半身丸出しのまま道路に放り出されたら、しゃがみこんで途方にくれるか、もう開き直って堂々とそのまま普通に歩いて帰るか微妙なところではあるが。

2008/06/03

二度と入るか、スカパー

??月から家にケーブルテレビが入ることになった関係で、6月いっぱいで解約しようと5月31日にサポートセンターに電話をし、来月末で解約したい旨を伝えたところ、解約の予約は出来ないとのことで、残念ながら6月になってから再度、解約を依頼する必要があるとのことであった。月末にも関わらず、即日解約の手続きができるとは、なんと迅速なサービスであったのかとさすがの私も感心したものだ。
しかしながら、全く予想外のことに、6月2日にスカパーでニュースを見ようとテレビをつけたところ、なぜか契約条件が満たせないため視聴できないとの文言が画面に踊っているではないか。なぜなのかと訝しんでいると、なぜかチューナのメール受信ランプが点いているではないか。何事かと思い慌ててメール受信画面を開いてみると、そこには「解約処理が完了しました」とのメールが・・・・・
どういうことなのだ。6月に解約するのであれば、6月になってから電話しなければならないとの事で、それでは再度、6月になってから電話を掛けなおすということで、31日の電話は終了したはずであるにも関わらず、なぜ6月1日に解約処理が完了しているのだ。ふざけるな、スカパー!ぶっこ・・・いや、ほんとに誰か死んであらぬ疑いを掛けられては何なのでヤメテオコウ。最近の人間って意外と簡単に死んでしまうみたいだし。事件とか事故とか自殺とか。。。う~ん、全部、人間がなんらかの原因を作ったせいで人間が死んでいるのだな。恐ろしい世の中になったものじゃ。。。昔はよかった(ポツリ・・・・)

2008/06/01

死ねと書かれて素直に死んだ

北九州市内の高校1年の女子高生が、「ブログに『死ね』と書き込みされた」という理由で、自殺していたことが判明したという事件が報道されていたが、調査中の段階だがブログに対する書き込みはまだ確認されておらず、生徒の通う同市小倉北区の私立女子高校が事実関係を調べている。
なぜか学校名がまたまた隠匿されていて、どこの学校なのか全く分からないが、北九州市小倉北区には女子高は2つしか存在せず、「美萩野女子」「西南女学院」のいずれかでしか無いのだ。たぶん、2chあたりを探してみれば誰かが教えてくれているだろうが、どこの学校だったのかはとりあえずよしとする。
それにしても、たかがブログに「死ね」(いや、もしかしたら「氏ね」かも)と書かれただけで、素直に自殺してしまった、と言う遺書を鵜呑みにそのまま信じて報道してしまうとは、マスコミの連中はこの自殺した女子高生がいったいどういう精神構造をしていたと考えて、そのまま信用してしまっているのだろうか。
普通、自分のブログへのコメントに「死ね」と書かれたぐらいでは、逆に「あんたが死ねよ」と思うくらいで別に何を感じることも無いはずだが、遺書には怖くて書けないような陰湿なイジメがあったのではないだろうか。例えば、誰かにイジメをばらしたらお前の友達がイジメにあうよ、と脅されていたとかで、遺書にさえ事実を書けなかったとか、そういう可能性まで考えて捜査・報道は行ってもらいたいものである。

自宅でエステみたいな脱毛が!?

それだけじゃなかった・・・

自宅サーバのログを見ていて、なんとなく違和感を感じたので何気なくDATEコマンドを投入してみた。
2008年 5月 31日 土曜日 16:47:20 JST
・・・おい、今はまだ16時14分だよ。なんで30分も進んでるんだよ、どうなってんだ。ハタ、と気付いたが、そう言えばサーバ構築した時の記録を見てみたけど、ntpを導入したなんてどこにも残ってない。rpmコマンドで確認してみたけど、やっぱりntpなんてインストールされているはずもなく、当たり前のことだけど内蔵時計だけで一年間も放置していたら30分くらい時間がずれてしまうのか、というのを思いもかけずに実験できてしまう羽目になってしまった。
仕方がないのでntpをインストールして、参照先のサーバを3つほど設定して起動すると、しばらくすると時刻補正が働いて、正しい時間にあわせてくれたようだ。いろんな資料を読んでいると、あまりにも時間がずれている場合は同期しないで終了してしまう、と書いてあったが、不思議なことにうまく同期できてしまった。






# apt-get install ntp

以下のとおりにntp.confを修正。。。。

--- /etc/ntp.conf ---

server ntp.nict.jp

server ntp.nc.u-tokyo.ac.jp

server ntp.sut.ac.jp

-------------------

# /etc/init.d/ntpd start

# ntpq -p
remoterefidsttwhenpollreachdelayoffsetjitter
*ntp-a3.nict.go..NICT.1u142563774.92810.5622.911
+ntp.nc.u-tokyo..GPS.1u722563774.32115.096 3.701
+tusntp.tus.ac.j.GPS.1u322563779.31213.4072.866

どうやらこの「*」マークがついているサーバと時刻同期を行っている最中、という意味らしい。せっかくNTPサーバが出来たので、Windowsからもこいつを参照して時刻同期を取ることにしようとしたのだが、なぜかうまく時刻同期を取ることができない。なぜだ、WindowsはSNTPだと聞いた記憶があるが、NTPサーバとは同期できないのか、そんな馬鹿な!と思いながら色々調べてみたところ、どうやらサーバのiptablesでパケットが弾かれてしまっているらしく、iptablesを止めると途端に問題なく同期できるようになってしまった。/etc/sysconfig/iptablesの設定に2行追加して終了。多分、tcpは不要なはずだけど、まぁいいか・・・・
 -A INPUT -p udp --dport 123 -j ACCEPT
 -A INPUT -p tcp --dport 123 -j ACCEPT

気付いてなかったんだけど

今朝、なぜかふと気になって、自宅のサーバ動作を確認していたところ、Postfixのログでこんなものが出力されていることに気が付いた。(ちなみに、postfixのログに出力されているのは、上位ルータのログ情報をメールで送信した記録が一番多く、次が悪意の第三者がオープンリレーメールをトライした記録だ。まったく、設定を毎日変える管理者なんかいないから、何度トライしても結果は同じだと思うが、懲りない面々である)
May 25 13:51:15 hostname postfix/anvil[1528]: statistics: max connection rate 1/60s for (smtp:125.33.43.254) at May 25 13:47:50
May 25 13:51:15 hostname postfix/anvil[1528]: statistics: max connection count 1 for (smtp:125.33.43.254) at May 25 13:47:50
May 25 13:51:15 hostname postfix/anvil[1528]: statistics: max cache size 1 at May 25 13:47:50

いったい何のログなのだろうかと色々調べてみたところ、postfixが設定値を決める際の参考情報として出力してくれるメッセージとのこと。外部のアドレスからアクセスしてきたログの直後に出力されていた関係から、何か設定値を大きく超過するようなDoS攻撃があったのかと思ったが、どうやらそういう訳ではないようで、一安心だ。
ちなみに、ついでに気になったので、/var/named/named.caが更新されていないかも、かなり久々に確認してみたところ、なんと昨年の11月にL.ROOT-SERVERSのアドレスが更新されていたことが発覚。ログにエラーが出力されているのでは、と思い調査してみたが、昨年のログなどとうの昔に消えて無く、エラーが出力されたかどうかも分からない始末であった。う~ん、ログ監視ツールを入れようかなぁ・・・・