2006/04/28

楽天の偽サイト?いや、これは。。。

先日、楽天にアクセスしようとアドレスバーにURLを入力しているときに、ふと最近よく話題にのぼる偽サイトのことを思い出し、ものは試しと「そんなサイトは無いだろ~」くらいの軽い気持ちでこちらのサイトにアクセスしてみた。
ブラウザでWEBを閲覧するときに、アクセスする手段はいくつもあるが、たとえばそれはブックマークから選択するとか、GoogleなりYahooなりで毎回その場で検索するとか、よく見るサイトであればブラウザのホームページに設定しておくとか、人によって好みは様々だが、私の場合は「いちいち検索するのは面倒くさい」「ブックマーク(お気に入り)から選択するのも面倒くさい」という理由から、よくアクセスするサイトは殆どの場合、URLを直接アドレスバーに入力する。朝日新聞日経新聞CNN楽天価格comNIFTYAU、銀行系、などなどなど。そんなのいちいち覚えていられない、という人も多いようだが、自分で入力するのが一番早いし確実だ。ブックマークはブラウザを使い続けていると膨大な量となってきて、いつの間にかどこに何があるのか分からない状態に陥りがちだし、検索サイトが停止していたら(最近、Yahooはよく止まるようだ)どうやって探すのだ。それなら、自分の記憶しているURLを直接入力した方が10倍くらい効率的ですばやく目的のサイトにアクセスできる、というものである。
さて、件の楽天偽サイトであるが、私にはどうしても何を目的とするサイトなのか、さっぱり分からなかった。別になにか悪意のあるスクリプトがあるわけでもないようなので(未確認なので注意されたし)興味のある方は自己責任でアクセスいただきたいが、どうも一見したところ何かのポータルのように作られている。メニューはいくつか(求人、学習、資格、マネーなど)用意されており、クリックするとそれに関連したサイトが表示されるようだが、どうも広告しか表示されないように思える。もしかすると、このトップページは何の意味も無いダミーページで、SPAMを受信した人がhttp://wwwrakuten.co.jp/cgi-bin/xxx-regist.cgi?yyy=sj4D8yAczみたいなURLをみて、「ああ、楽天なんだ、じゃあ大丈夫だな」と勘違いしてアクセスするためのサイトなのだろうか。そうだとするとこのトップページはあくまでも楽天とは別サイトで「勘違いしてアクセスした人が悪い」と言い張るための装飾なのだろうか。むむむ、さっぱり分からないサイトだ。調べてみると、既にドット無しドメインを取得されたリストを掲載しているサイトがあった。あ、噂のライブドア・・・・おいおい、楽天さんよ、しっかりしてくれよ。ホント頼むよ。次に逮捕されるのが三木谷社長だったりしないでくれよ。

2006/04/27

韓国における反日感情の起源

最近、当コラムで何度も中国と韓国の反日感情を取り上げては考察を重ねてきたが、この二つの反日国家は似て非なるものであるとようやく悟り、自らの不明を恥じたものである。それは勿論、私一人の考察で辿り着いたものでは有り得なく、様々なメディアの報道記事や各種論客の記述からようやく思い至った訳であるが、大多数の日本人が知らないのも当然である。なぜなら、日本の近代歴史教育では太平洋戦争によってもたらされたアジア各国の被害ばかりが強調され、歴史的な背景には触れられていないからだ。
詳細は割愛するが、簡単に言えば、中国の反日感情は外交戦略として作り出されたものだが、韓国の反日感情は日本に対する劣等感を隠すために生まれたもの、と言うことだ。中国は日本に対してだけではなく、東南アジア各国に対しても様々な難癖をつけては領土の拡大を図っており、それは過去の話などではなく、今現在も続いている。漢の時代にはここは中国の領土だった、この地域は中国系の居住者が多い、等々。それに対して韓国が抱いているのは反日感情だけだ。
韓国、いや朝鮮民族は過去、数千年に渡って中国の属国として永らく支配され続けてきた。扱いは酷いもので、階級は最低に位置付けられており、琉球王国よりも低く見られていた。数千年間も支配され続けた民族の悲願は完全な独立だったのだが、生活レベルも低い彼等朝鮮民族が中国から独立するなど、夢のまた夢だったのだ。
そこに日本と言う救世主が現れる。日本は世界の列強諸国、イギリスやフランスも眠れる獅子と言って畏れていた中国に(そのころは清だったが)あろうことか日清戦争で、列強諸国の思惑もあったにせよ、勝利してしまった。その結果、締結された講和条約により朝鮮民族はタナボタとも言える独立を遂に実現する。その後、共産化の防波堤とする目的で、日本は朝鮮半島に対して多大な投資を行い、最貧国であった朝鮮を瞬く間に文明化し、今日の韓国の礎を築いたのだ。
だが、朝鮮民族にとっては独立したことも文明化したことも全て隣国である日本のおかげであり、いつか独立して立派な国を築くという夢がなくなってしまい、待っていれば誰かがなんとかしてくれる、という他力本願国家となったのだ。日本が戦争に敗れた時、日本のおかげで独立したことも文明化したことも忘れたかのように、日本を非難し始めた。日本の統治下にあることをよし、としていたにも関わらず、一緒に責任を取らされるのを恐れ、元から反日国家だったと叫び始めたのだ。
元から反日国家であるためには、日本の統治前には独立国家でなければ道理が通らない。そこで、韓国はそれまでの歴史を全て書き換え、中国に支配されていた数千年間、一度も他国に侵略されたことがない、という架空の歴史をでっち上げたのだ。そして自国の歴史を欲していた民衆はそれに飛び付き、やがて年月は流れて多くの民衆が本気で架空の歴史を信用するようになったのだ。嘘で塗り固められた歴史を教えているのは、他ならぬ韓国、朝鮮民族の方なのだ。日本人達よ、もっと歴史を学ぶがよい。

2006/04/21

栃木県人は冷酷なのだ

14日に栃木の山林で発見された女性の白骨化遺体の身元が判明し、遺体発見現場から45kmほど離れた、栃木県宇都宮市石井町に住んでいた、小川美智子さん(25歳/女性)であることが判明した。さらに、この女性と同居していた45歳の男性(後藤清容疑者)が、死体遺棄の容疑で逮捕されたとの報道があった。
この殺害された小川さんは、昨年秋に同県那須烏山市の実家から、知人を頼って宇都宮市に移ったとの事なのだが、11月以降に父親から連絡が取れなくなり、なにがあったのかと訝しんでいたようなのだが、最終的に殺害されたのが当人だと判明した次第である。なぜ、小川さんが20歳も年上の男性と同居しなければならなかったのか、そもそも、実家を出た際に告げていた知人というのが、この後藤氏だったのかはこれからの捜査が待たれる点である。
しかし、殺人を犯したと思われる容疑者にも増して、私の神経を逆撫でするのは、被害者が必死の思いで何人もの人に助けを求めていたにも関わらず、この宇都宮市石井町の住民は、その助けを求められた当人であるにも関わらず、さも他人事であるかのように「インターホンを押して助けを求めていたようだ」と平然とTVのインタビューに答えているのだ。
なんなのだ、この埼玉県宇都宮市石井町の住人は!いや、もはや住人と呼ぶのもはばかられるような、人の心を持たない畜生どもが!彼等の内、ひとりでもいいから被害者の助けに耳を傾けていれば、むざむざと殺されることは無かったのだ。明らかな不作為の行為であり、住民全員が殺人幇助罪に問われるべきであろう。もしも被害者が私の娘であれば、この石井町の近隣住民を決して許すことは無い。自らの罪を地獄で悔やむその日まで・・・
だが、この事件で分かったことがひとつある。それは、この石井町、いや、宇都宮市、いいや、栃木県の人間は、他の日本人と比較しても、比べ物にならないほど冷酷だということだ。今後、栃木に出かける際は心された方がよい。というか、出かけるな。

2006/04/20

今度は韓国だ

日本と韓国が領有権を主張し、現在は韓国が武力で制圧している竹島。その周辺海域の調査を行うと発表してから、韓国では大統領を始めとする政府高官が強い口調で非難を繰り返し、一般国民も対日色を強めている。
日本ではあまり知られていなかった、この竹島が一躍有名となったのは、昨年、本来の管轄である島根県議会で「竹島の日」なるものが制定された事に始まる。韓国ではこの決定に対して、日韓併合を正当化するものだとして大きな反響が巻き起こり、反日運動を引き起こしている。日韓両国が領有権を主張しているこの竹島、歴史的に見て竹島はどちらの領土だったのだろうか。
竹島は元々は無人島であり、どこの領土と言う規定も無かったのだが、1905年に竹島にいるアシカを狩るために猟師が島根県に申請したのを契機に、島根県の一部と定められた。この時点で竹島は正式に日本の領土となった訳である。ではなぜ韓国も領有権を主張するのか。
それは奇しくも1905年は日本が韓国を併合した年でもあり、竹島も元々は韓国の領土であったにも関わらず、韓国の併合に合わせて日本の領土に組み込まれてしまった、だから戦争で敗戦した日本が返還するのは当然だ、と言うのである。元々、竹島はどこのものでも無かったと言うのは明白であるにも関わらず、韓国に「返す」のが当然だ、と言うのである。
しかも、今回は政府の船が正式に海洋調査を行うとしているにも関わらず、竹島に近づいた場合は拿捕も辞さない、と言うのである。これは明白な国際法違反であり、日本国民の反韓感情を高めるためにも、是非とも拿捕して欲しいものである。自衛隊には忙しくて誠に申し訳ないが、韓国と戦う準備もお願いしたい。

2006/04/19

日本と中国の実力は

昨日、中国から広報された東シナ海の海底油田周辺に関する航行禁止通告だが、日中中間線を越えて設定されていることに対して、日本側が抗議する前に、技術的な問題で誤りがあったとして撤回の通告がなされた。
当初、日本側の反応を確認するために出された通告とも思われたが、日本側が反応する前に撤回された事から、何かしら別の意図があったものと推察される。航行禁止区域を定める程度でどんな技術的な問題があり得ると言うのか。まさか、海上に柵を設けようとしたが、敷設出来なかった、とか言い出すのではあるまいな。
しかし、今回は中国側が直ちに撤回したため大きな問題にはならなかったが、中国が本気で日本に対して領海を侵犯してきた場合、果たして日本は対応出来るのであろうか。
ここで考えたいのは、政治的な決断が出来るか否か、ではなく、純粋に軍事力として排除できるのか?と言う点である。勿論、中国が核兵器を持ち出せば、核を持たない日本はその瞬間にジ・エンドだし、そもそも在日米軍の勢力圏に入れば大変な事になる、と言うような問題は置いておいて、の話である。
まず、中国の水上戦力だが、大陸国家であるため、それほど充実しているとは言い難い面がある。確かに艦艇数は多いが、戦力として見た場合、イージス艦を配備している日本に有利と思われる。また、航空戦力についても、日本側は航続距離の問題はあるものの、最新鋭とは言い難い中国空軍に遅れをとるとは考えにくい・・・と、一般の日本人は考えているだろう。だが本当にそうだろうか。
近年、特にここ数年間において、中国の軍事費の伸びは目を見張る物があり、毎年二桁の伸びを見せているのだが、大方の観測では、独裁国家の常として、公表されていない支出が隠されているとの見方が強く、その大半は装備の近代化に充てられていると見られている。
また、中国海軍は原子力潜水艦も保有していることも忘れてはいけない事実である。原潜を保有しているのは、中国を除けば世界でアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、インドだけである。この事実だけでも中国の軍事力がいかに日本にとって脅威であるかがわかりそうなものだが、大半の日本人は軍事アレルギーがあるせいか、この事実を見ようとしない。
恐らく、日本と中国が単独で戦争を始めた場合、物量に勝る中国にハイテク兵器が装備されている事を考えると、防ぎ切れずに押し切られる可能性は極めて高いと言えるだろう。無駄な道路に予算を使っている場合では無い。早急に対中国戦略を見直し、軍備増強を計るべきだろう。

2006/04/18

不祥事から注意を逸らせ

政治家の不祥事が続いた後は、何か大きな事件が起きて、国民の関心をそちらに向けて、気がつけば不祥事の処理はうやむやのまま終わっている、と言うのが日本の政治の常套手段だったのだが、最近は色々と手が込んできたようで、マンションの耐震偽装があったかと思えば、偽メールを掴ませて野党第一党の信頼を失墜させ、自衛隊やら警察やらからの情報流出に気をとられていると、高速フェリーと鯨が衝突するわ、東京湾で貨物船が沈没するわ、挙げ句の果てに千葉で製油所が爆発ときた。国民の関心を他に向けさせるのも楽じゃない。
まさに役所が決算前に余った予算で大盤振る舞いしているかと思うくらいのオンパレードだが、最後にとっておきの隠し玉が用意してあった。消費者金融大手のアイフルに対する業務停止命令が出されたのだ。理由は違法な取り立て行為が確認されたため、だそうで、取り立てを迫る脅迫紛いの電話が何度も報道で流されているので聞かれた方も多いと思うが、聞けば聞くほど大した内容ではない、と言うのが感想であった。こんな程度の取り立ては、消費者金融、要はサラ金と呼ばれる業界であれば多かれ少なかれどこでもやっている内容で、さして大騒ぎするような事件ではない。おおかた、アイフルはサラ金業界に対して行政が何の策も講じない、と言う批判をかわすためのスケープゴートにされたのであろう。
だが、アイフルをスケープゴートにしたと言うことは、国民の批判をかわしたいと言う思いの表れであり、これ以上の追求はされない可能性もあるので、今後の動静には注意したい。消費者金融業界は銀行の優良な貸付先となっていて、不良債権処理の原動力になっているやも知れないのだが、それを潰すことはすなわち、日本経済にダメージを与えると言うことである。そもそも、もしも本気で消費者金融を潰すのであれば、簡単な方法がある。それは無担保の融資に対する利息収入を、事業収益では無く、一時所得に計上することだ。事業収益の場合、当然ながら経費が差し引かれた後に課税されるが、一時所得とした場合、経費は一切認めず全ての収入を最高税率の課税対象とすれば、貸し金業は割に合わない商売となり、市場規模は一気に縮小するだろう。まあ、その場合はヤミ金融が幅を利かせるようになるかも知れないが・・・
もっとも、アイフルに限らず、消費者金融から借り入れをした時点で、その人は人生の落伍者と言えるのだから、あまり積極的に救済する気は起こらないのだが。

2006/04/15

北朝鮮の誠意ある対応

横田めぐみさんの夫ではないかと目される、韓国人の拉致被害者・キムヨンサム氏の血縁者の協力により実施されたDNA鑑定の結果、横田めぐみさんの娘とされるキムヘギョンさんの父親である可能性が非常に高く、ほぼ間違いない事が判明した。日本側から見れば横田めぐみさんが一般の北朝鮮の人間とではなく、同じ拉致被害者と結構したことが分かった、と言う程度で、だからと言って何かが大きく変わる訳ではないのだが、韓国にとっては自国民が拉致されていたことが初めて科学的に明らかになったのだから、さぞ大きく取り上げるかと思いきや、殆ど報道は行われていないし、政府の反応も鈍い。どうしたことか。
韓国側の拉致被害者に関しては親類の行動も不可解で、理由は不明だがキムヨンサムの姉を名乗る人物はこれまで素顔を明らかにしてこなかったし、母親にしても逢いたいと繰り返すのみで、動きの鈍い韓国政府に対する批判は全く見られない。政府の方針は北朝鮮との対話による解決を模索する、いわゆる「太陽政策」なので、出来るだけ事を荒立てないようにしたい、と言う考えが見え隠れするが、被害者が貝のように押し黙っていると言うのは、韓国が北朝鮮に引けを取らない恐るべき全体主義国家であることの表れ、とでも解釈すればよいのだろうか。
それにしても、北朝鮮と言う国はなんと誠実な国なのだろうか。横田めぐみさんの遺骨と偽って、第三者の遺体を火葬にした上で提供しておきながら、DNA鑑定の結果、真実が明らかになっているにも関わらず、日本を嘘つき呼ばわりし、今回判明したキムヨンサム氏のDNAに関する指摘を行ったにも関わらず、そんな話は聞いていないと嘯く。こんな国も民族も誰が信用できると言うのだろうか。

2006/04/14

核兵器は廃絶できるか

イランで原子力発電に利用可能な濃縮ウランの精製に成功した、と言う報道が世界中を駆け巡った。これだけでは、なぜ世界が大騒ぎしているのか分からない方も多いと思う。平和利用の原子力発電なのだから、何も問題は無いのでないか、と。
大アリなのだ。大半の人間が平和利用と信じて止まない原子力発電、それは濃縮ウランからプルトニウムを製造する行程のひとつで、作業中に発生する熱を発電に利用する事から始まった、軍事施設の有効活用に過ぎないからだ。原子力発電で生み出されるものは電気のみならず、核兵器の弾薬とも言うべきプルトニウムが製造されるのだ。それはつまり、何十という原子炉が十年以上稼働を続けているこの日本にも、核兵器を大量に製造できるだけのプルトニウムがあることを意味している・・・
さて、件のイランについてだが、核兵器を保有する恐れがあるからと言って、イランだけを非難することは出来ない。なぜならイランの核兵器保有に強硬に反対し、武力行使も辞さない構えのアメリカ合衆国、それは世界最大の核兵器保有国であり、どう贔屓目に見ても核兵器を保有することで得られる権益を守ろうとしているようにしか見えないからだ。アメリカが核兵器を放棄しない限り、核兵器の廃絶は不可能だが、人間は一度手に入れた力を易々と手放すような、出来た存在ではない。核兵器がなくなるのはその威力が無に帰するような技術が生まれるまで待たねばなるまい。願わくば、その技術が更なる破壊を伴う物では無いことを。

2006/04/13

スカイマークに搭乗するか

11日に行われた衆院国土交通委員会で参考人として招致された、スカイマーク社長の西久保慎一氏は、飛行機の整備基準を9ヶ月も超過したままで運用を継続していた問題で、整備士の退職増などによって引き継ぎがキチンとなされておらず、根本的な問題は社内基盤の弱さにあることを認めた上で、社内の体制を変えないことを明言した。
普通の神経からは考えられない発言であり、品位を疑うなどというレベルではなく、安全性と言うものに対する考え方の根幹を左右する発言である。つまり、組織に問題があるせいで安全上の問題が起きたが、それについて改善するつもりはない、と言うのである。航空機の運航に携わっている、最高責任者の発言とは到底思えない内容だが、スカイマークの体質はこれにとどまらなかった。
先日、継続的な赤字解消が見込めないことから、廃止が決定された路線があるが、それについて詰問された際にも、「赤字分を誰が補填してくれるのか」と述べ、廃止は当然との主張を繰り出した。交通事業者たるもの、安全性もさることながら、公共性にも出来る限り配慮を求められて然るべきだが、この社長の頭には利益追求しか存在していないことが明白となった。いかに運賃が格安だろうと、一体だれがこのような会社の運航する飛行機に乗るものか。路線だけでなく、とっとと市場から撤退してしまえ!

2006/04/12

なぜ実名がでないのか

誰がどう見ても疑う余地は無いと思われる、痴漢冤罪事件について起こされた民事賠償請求で、驚くべき判決が下された。電車内で女性に対して痴漢を働いた容疑で逮捕された男性は、刑事訴訟では嫌疑不十分として21日間も拘束された後に不起訴処分が確定しているにも関わらず、国と被害届を出した女性に対して起こした損害賠償請求では、痴漢の事実があったとされてしまったのだ。
そもそもの事件の発端は、電車内でこの男性が、携帯電話で話している女性に注意したところから始まる。通話を止めるように諭しただけにも関わらず、この女性は逆恨みしたのか、電車を降りた後で痴漢の被害を訴え、改札前で男性は鉄道警察に取り押さえられたらしい。しかし、当然の事ながら終始一貫して容疑を否認し、取り調べでは逆に女性側の証言が二転三転したことから、嫌疑不十分として不起訴となっている。にも関わらず、今回の民事訴訟における、女性側の証言を全面的に支持するような判決は到底容認できない。早く裁判員制度を導入して、このような理不尽な判決が二度と下されないようにして欲しいものだ。
しかし、一番気に食わないのは、既に被告でもなんでもない、言わば犠牲者とも言うべき男性の名前は報道するにも関わらず、被害者であるどころか罪をでっち上げて一人の人間の人生を叩き壊した女性の名前が報道されないことだ。必ず探し出してこのコラムで斬り捨ててやると宣言しよう。

2006/04/11

日中関係は変化したか

昨年四月に中国全土で発生した反日デモから9日で丸一年が経過した。この節目の日に中国側に目立った動きは見られなかったが、果たして中国の反日感情に変化はあったのだろうか。
我ながら何とも情けない問題提起をしてしまったのだ、誠に申し訳なく弁明しようも無い。賢明であろうと無かろうと、変わったかと問われれば、1mmの疑念を挟む余地もなく、根本的には変わらないという他は無い。なぜなら、中国政府が反感を表明する靖国神社への参拝問題は単なる口実に過ぎず、第二次世界大戦において、日本に対して自力では勝てなかったと言う劣等感から、常に日本が頭を垂れていないと耐えられないのだ。中国国民の中に深く根付いている反日感情は、間違った教育によって植え付けられたものであり、国民に罪は無いと言う意見もあるが、だからと言って日本と日本人を非難して止まない奴らを許すことなど到底できようはずがない。
いま、日本の子供達は中国共産党の先兵である日教組による指導の下、中国に対する罪悪感を植え付けられ、どんな理不尽な要求でも受け入れなければならない、などという誤った思想で洗脳されつつある。だが、残念な事にそれをさらに助長しているのは、日本と言う国を愛して止まない、右翼団体である。
右翼団体は、それはそれは日本の国を愛し、諸外国からの干渉を低減しようと日夜勤しんでいる、目的だけを聞けば非常に支持できる団体なのだが、その実態は閑静な住宅街に宣伝カーで繰り出し、誰が聞くのかと思うような場所に我が物顔で陣取り、大きくし過ぎて何を言っているのか分からないくらい歪んだ、大音量の拡声器で決まりきった主張を繰り返すだけの、つまらない輩である。
こんな彼等に対し、正しい教育を施さなければならないはずの母親が、無邪気な子供に向かって言うのは
「あんな大人になっちゃダメよ」
こんな言葉を聞かされた子供が感じるのは、右翼=反日対抗団体=みんなの迷惑。反日運動に対抗するのはみんなの迷惑になる、イケナイ行為だと魂に刻まれた子供達は、やがて大人になり、誰に命ぜられることもなく、進んで中国や韓国の前に跪き、許しを請うようになるのだ。即刻すべての右翼団体は活動内容を改め、子供のためになる団体に生まれ変わるべきであろう(笑)

2006/04/08

国外はとかく危険が多い

本日未明、中東の方はイラクだと思うが、自動車爆弾で多数の死傷者がでるという痛ましい事件が発生したらしい。ニュースでは犯行声明めいたものは報道されていなかったが、状況から考えて、間違いなく反資本主義の無差別テロか、あるいはイスラム教の宗派間の紛争だろう。アメリカでも、何か凶悪事件が起きていたようで、そんな事件を対岸の火事かのようにニュースで眺める日本の平和なこと。この幸せをしみじみと噛み締める今日この頃。
祖父母を包丁で何度も刺した挙げ句、手押し車で畑まで運んだ上で放置、死亡させたとして、母親と同居している孫が逮捕されるという、訳の分からない事件が起きた。かと思えば、交際相手の事で注意された娘が母親の首を絞めて殺害、10代の小娘がカッとなって殺したのかと思いきや、死亡した母63歳、殺した娘33歳、世も末である。マンションの15階から子供を投げ落とした犯人も捕まるわ、これが日本の現実なのだろうか。
やっぱ、日本も危ないわ

2006/04/07

謎の武道家一族、青森へ

シンガポールからはるばる日本にやってきた3人の男性が、雪道に迷い警察に保護されるという事件が発生した。なんでも、彼らは13人で日本にやってきて(そのうち10人は近所の人らしいのだが)、亡き父の遺言に従い、青森県相馬市にいるという、極真空手の伝承者から「空手の秘伝書」を譲り受けにきたらしいのだ。
なんとも不思議な話で、相馬市には空手道場は無く、そうは言っても何の根拠もなく、あまり海外に知れているとも思えない青森県相馬市を指定するとも思えない。できることなら亡き父とやらに出てきていただいて(幸いなことに青森にはイタコとかもいたのではないか)、真相をいろいろと話して頂きたいものである。いったい、どこの誰から空手を学んで、誰から秘伝書を受け取るつもりだったのか、謎は深まるばかりである。
それにしても、空手の秘伝書を受け取りにきたにしては、道に迷って雪山で遭難して、道端に放置された廃車の中に避難するとは、到底、武道家とも思えない軟弱さなのだが、やはり暖かい国からやってきた人にとっては、たとえ武術を極めたとしても、青森のシビレル寒さは耐え切れなかったということか。エスキモーとかだったら、平気な顔してうろうろしてるんだろうな~

2006/04/06

民主党は誰を見ているのか

今国会で当初、小泉政権に対して諸般の問題点を突いて攻勢を掛けていた民主党だが、永田メールへの対応のまずさにより、その勢いは完全に失速し、前原党首ら幹部の総退陣にまで発展した。民主党に対する国民の支持率は大幅に低下し、党として存続の危機に立たされていると言うにも関わらず、相変わらずやっているのは新体制に向けた党内の勢力争いばかりで、辟易とさせられる。
日本という国は現在、様々な問題を抱えており、その解決には一刻の猶予もないのだが、そう言う問題は自民党任せで、彼ら民主党が万が一にも政権を担当する事になったら、どうなってしまうのか甚だ不安で、次の選挙で支持するか分からなくなってきた。
彼らには今一度、何の為に、誰の為に政治を行うのかを考えて欲しいものだ。まあ、どこかの政権与党のように、自分の私腹を肥やす為、とかだったらもう、目も当てられないのだが。