2012/10/04

アメリカの速さと日本の遅さ

中国が尖閣諸島をはじめとして沖縄に侵攻する動きを強めていることに対して、米軍はアラビア海に展開を予定していた空母打撃群を日本周辺に変更し、横須賀を母港とする空母とあわせて、極東に二個空母打撃群が展開される異例の、事態となっている。さらに、普天間へのオスプレイ配備で即応部隊の機動性を向上、さらに嘉手納基地にF35の配備を決定と、中国を牽制する策を矢継ぎ早に繰り出してきた。

それに対して日本はどうだ。いまだにオスプレイの配備、運用について、目的すら国民に説明できず、安全性を繰り返すだけで反対派を黙らせることすらできないわ、尖閣が日本の正当な領土であることを強く世界にアピールすることもせず、相も変わらず国内の勢力争いに精を出し、いつアメリカに愛想を尽かされてしまうのか不安を感じるほどの体たらくである。

まさか、尖閣を巡って米中がしのぎを削っている横で、遺憾の意を表明とか言い出して、世界をドン引きさせるつもりじゃなかろうね。あながち妄想に聞こえないのが恐ろしいが。

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