2011/12/31

週刊ゲンダイが佐々木希を解剖

米国の映画専門サイト「TC Candler」が発表した「世界で最も美しい顔100人」に佐々木希が昨年に続きランクインしたそうで、昨年の33位と比較すると、今年は71位とやや後退したものの、日本人では最高位のランクとなった。そんな中、週刊ゲンダイでは、なぜ佐々木希が美しいとされるのかを分析した結果を掲載している。その分析を行ったのは、文化人類学者とか、美容のプロだとか、そういう人間的な観点とか美容・健康を指導するような立場の人間ではなく、三浦天紗子とか言う、あまり聞いたことが無いが、それがどう関係してくるのか全く不明だが、若者のトレンドとやらに詳しい、単なる1作家である。

どういう経緯や力量で以って分析を行っているのかは定かではないが、その分析によると、世の中には「美しさの黄金比率」なるものが存在していて、顔を横に3等分したライン上に、目と口があるのがよく、さらに縦に4等分したライン上に、両目と鼻がきていると、洋の東西を問わず、美しいと思われるバランスだということで、佐々木希の顔はこのラインにピタリと一致しているのだそうだ。じゃあなぜ、彼女が1位ではなく、71位に甘んじているのか、という点には触れず仕舞い。さらに続いて、目の下の涙堂が大きすぎず小さすぎず、品のあるサイズに納まっていて、美の絶対条件である肌の白さに加えて、時折見せる悪魔チック(!)な表情も魅力なのだとか。既に比率など関係なく、完全に後付理論になっている。

なぜか歯科クリニックの美人顔の黄金比とはというページでは、概ね似たような事が書いてあり、この程度の説明なら別に作家で若者のトレンドに詳しくなくても、佐々木希の写真が1枚あれば、容易に解説できてしまうであろう。もしかして、日本ではインターネットの普及率が低くて、デジタルディバイドな人々が多数いるから、こんな解説でも受け入れられているのだろうか。ちなみに、2009年にカリフォルニア大学とトロント大学の合同研究チームが発表したところでは、「目と口の距離が顔の長さの36パーセント、目と目の距離が顔幅の46パーセント」となっている顔が、最も美しいと感じるバランスだったのだそうだ。

それにしても、週刊ゲンダイのオチは最低だ。
「ヌード写真集を出して欲しいものだ。」

あほだ。

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2011/12/30

増税の前にやることをやれ!

昨日の夜中に、民主党の税制調査会と一体改革調査会の合同総会で、消費税を平成14年4月に8%に引き上げ、その後、15年10月に10%にする案が了承された。選挙の公約(マニフェスト)には、増税のゾの字も含まれていなかったにもかかわらず、公共事業を次々と復活させては歳出の削減努力も行われないまま、増税が決定されたことには、憤りを通り越して怒りを感じる。生活が第一、と謳っていたマニフェスト、理念はなんだったのかと言いたくなる。所詮、選挙での票集めのために掲げただけの、マヤカシだったという事なのだろうか。

財政を建て直すための努力を全く行わず、聞こえのよい政策ばかりを行った上に、震災からの復興にかかる費用の財源に目処もついていないにも関わらず、政策の目玉とばかりに凍結したはずの公共事業を次々と再開し、まるで国民との約束と謳っていたマニフェストなるデマカセがなかったかのように振舞った挙句に、お金がないので増税で対応するとは、泥棒に追い銭とはまさにこの事を指す言葉であろう。

ブラックユーモアに、自民党政権が50年かけて出来なかった事で、民主党政権が3年足らずで成し遂げたことはなにか、と言うものがある。答えは「国民に自民党政権のよさを教えた」だ。このままいけば時を待たずに、その通りとなること間違いなしであろう。だがしかし、ここで自公政権に戻したところで、所詮は同じ穴の狢。はてさていかがしたものか。

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とりあえず、本でも読んで勉強するか。。。

2011/12/29

プログラミングって何ができるのか

<A href="http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4058633.html" target="_blank">2chまとめスレ</A>を見ていて、プログラミングで何ができるの?というのを発見した。他にも、板野の顔の位置がおかしいんじゃねえの、とか、眞鍋かをり(31)の性欲がやばいらしい、とか、ちょっと気になる記事はいくつもあったが、とりあえずこいつをチョイス。


どうやら、プログラムを作ったことの無い人が、作ったらどういうことができるのか、そもそも自分でも出来るのか、というのを聞いているようで、暖かいアドバイスがたくさん寄せられている。なにができるのか、自分でもできるのか、という問いに対する回答は。。。

  • なんでもできるよ。想像力が試されるね。
  • ロボットや機械を動かす
  • PC上で動く何かを作る

などなど。なぜか、オブジェクト指向ってなんなの的な質問まであり、おおざっぱにだが、「できることに違いはない」「ごちゃごちゃせずにきれいに作れる」という素人に分かりやすい回答が書かれていた。だが、このあたりからだんだんとおかしくなり。何が作れるの?に対して、「友達が作れる」という小バカにしたようなww回答があり、その内容は「おはようっていうと、おはようって返す」という、どこかのCMで聞いたような話をプログラムで作ろう!みたいなもので。ちと笑ってしまった。でも、これはラスボスの比ではなかった。


入門する前にまずモチベーションを保つために目標たてないとすぐ飽きるよ。難しすぎても挫折するから1の苦労10楽しいぐらいの目標を考えるんだ。すなわちエロだ。

仕事中じゃなくてヨカタ。



TPPはどうなった

日本がアメリカを含む9カ国で協議を進めている、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対して、事前協議への参加を表明して以降、国内ではあまり目立った動きが見られないが、どうしたことなのか。マスコミでは消費税の増税や、八ッ場ダムの建設再開についてばかり報道されているし、政治家の口からもあまり話が聞こえてこないようだ。もしかして、いつもの日本国民の十八番である、「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」に期待して、鳴りを潜めているのであろうか。今後の日本にとっては、非常に重要な問題であるので、どういう形で交渉に臨んでいくのか、きちんと明らかにした上で協議を進めてもらいたいものである。

経済産業研究所のコラムで、TPPへの参加について、参加しないという選択肢などあり得ない、という記事が掲載されていた。まったくその通りで、このまま参加しないでおいて、いったいどうやって日本は世界と共存していくのか、という事も考えないまま、反対を続けている人々の頭を疑う。日本の産業全体から見れば、わずかな規模でしかない農業を、これまで通りの手法で保護するためだけに、TPPへの参加を見送っても、なんらメリットはなく、逆に食糧自給率が40%以下になっている現状から、食料を輸入しなくてはならないことを考えれば、農作物を輸入する観点からも、参加を進めるべきであろう。

農業を守るのは補助金など関税以外でもいいのじゃないのか、という話をすると、反対派がすぐに持ち出してくるのは、アメリカのいい様にされてしまう恐れがあるという「アメリカ脅威論・陰謀論」であるが、このコラムでも指摘されている通り、どの国もメリットばかりではなく、デメリットも甘受することを前提に交渉に参加しているのだということを理解していない発言としか思えない。コラムでは、こう指摘している。

「ベトナムやマレーシアのような発展途上国でさえ、工業製品の高関税の撤廃、国営企業やマレー系優遇策の見直しという大きな犠牲を払ってまで、TPP交渉に参加し、アメリカと堂々と交渉している。わずかな問題を懸念して、アメリカが怖いから交渉しないというアジアのリーダーを自任している国を、彼らはどのような目で見るだろうか。」

まったくその通り。これでは、アジア諸国が中国に傾倒していくのも無理はない話だ。まさしく、情けないとしか言いようがないだろう。早々に、強いリーダーシップを発揮できる政府・総理の下、交渉を進めて欲しいものだ。

2011/12/28

Googleの2段階認証、最低です

先日、Googleを利用していると、画面上に認証を強化するために、2段階認証を設定しましょう!的なメッセージが表示されるので、設定してみた。この2段階認証は、いままでのID/パスワードに加えて、携帯電話などへの音声通知による数字6桁のコードでの認証を追加するもので、他人に自分のアカウントを使用される危険を抑える、というものになっている。

しばらく使ってみたが、非常に不便であることがわかった。以下、非常に不便なので、設定しないことを推奨したい。

1.電話は非通知でかかってくる。
普通、携帯電話では非通知でかかってきた電話なんて、着信拒否が当たり前だ。なので、うっかり認証が必要な場面でログインしようとすると、コード入力の画面でいきなり電話がかかってきて、非通知拒否のためにコードを入手できずに終わってしまう。なんで電話をかけるタイミングをこちらで操作(たとえば、発信ボタンを押すとか)できないんだよ。ほんと、最低だ。

2.ログインのたびに、毎回コードの入力が必要
一度、コードを入力して認証が完了しても、30日後にはどうしても入力しなくてはならない。それどころか、複数のPCを利用しているような人は、PCが変わるたびに、毎回認証しなくてはならないようだ。仕事上、あっちを使ったりこっちを使ったり、1日に何度もPCを変えているような場合、毎回コードを確認して入力しなければならず、なんとも不便である。というか、使い物にならない。

3.アクセスできなくなる可能性も
携帯電話などに対してコードの送信を行ってくれるのだが、携帯電話は紛失してしまう恐れがある。そんな場合の対策として、バックアップコードというものが発行されて、最悪、それを使ってログインできると言うことなのだが、それをずっと、どこかに保管しておかなければならないのだ。しかも、それもなくなってしまった場合はもはやログインすることは殆ど不可能になってしまう。インターネット銀行とかであれば、そのくらいのセキュリティが求められるだろうが、なんでそこまで頑張る必要があるのか。それに、銀行は万一、ログインできなくなった場合には、結構丁寧に対応してくれるが、Googleがそんな対応するはずがないし。一抹の不安、というよりは大いに不安があると言えるだろう。

とりあえず、この認証方法が普及していく中で、利用者離れが進まないと、改善はされないのであろう。みんな、2段階認証を使わないか、Googleを使うのをやめよう!・・・・ムリポ。




PS. 毎回かならず、別のPCの場合は認証が必要なのかと書いたが、そういうわけでもないようだ。どのタイミングで認証が必要になるのか、よく分からないが、とりあえず訂正。あと、電話通知ではなく、Android向けなどに用意されている、認証コードアプリを使うと、電話不要で認証できる模様。一度、アプリをインストールするだけで、コードを確認できるようになるようだ。便利かもしれないが、でも、この携帯を盗られたら全部見えてしまうわけで。セキュリティ的には?です。。。

2011/12/27

横浜中華街入り口の異○茶屋、最悪、最低

今日、散歩がてら横浜中華街と元町を散策した帰りに、横浜公園に寄って行こうと玄武門の通りを歩いていると、店先の歩道を掃除している店員がいた。なんか、高圧の水を勢いよく吹き出すポンプで歩道を洗っているのだが、通行人が来たら当然止めるだろうと思って、脇を通りぬけようとすると、まったく通行人無視の店員が水を撒き散らし、跳ね返った水を頭から浴びてしまった。しかも、小石なんかまで混じっているし。もう最悪。どうしてくれるとばかりに、強面の店員をにらんでみると、悪びれもせず、こんな所を通る方が悪いとでも言わんばかりの表情で、(おまえ、なに見てんだ、さっさとあっちに行けよ)と言う目で、睨み返してきた。
あんまりに頭にきたので、ちょっと離れて写真を撮ってやったら、(なに写真なんか撮りやがって、バカなんじゃねえの)と言わんばかりに、にやついた目で小バカにしてくる始末。なんなの、この店。店員に対してどういう教育やってんだ。普通の店の店員なら、水がかからないように細心の注意を払うだろうし、もしもかかったりしたら、平謝りのはずだ。まさに「ありえん」。







こんな店、絶対行くことはないし、知り合いがもし、ここを使うと言う話を聞いたら、断固として反対する。これは営業妨害などではなく、単なる自分の主観的な見解だが、絶対に反対する。横浜中華街の面汚しだ。となりに出来た牛丼屋の方が100倍マシだ。



2011/12/18

日本海の廃止が正式に決定!

韓国が国際的な呼称として相応しくないと強硬に主張している「日本海」。韓国の通称名である「東海」が相応しいと、なんとも独善的な主張を声高に訴えていることがニュースで取り上げられることは少なくなり、いつの間にやら日本人はそんな工作活動が行われていた事すら忘れているようだが、国際社会への働きかけを続けて、自分の主張を認めさせようという、悪意に満ちた活動は今現在も活発に行われているのである。

そんな中、Yahoo!のトップで、『「日本海」廃止』という記事がトピックスで報じられた。どのレベルの、どの国際機関が認めたのか、まさか日本人が名称が変わるわけなどない、と高をくくっている間に、国連で正式に名称の変更が決定されたのだろうか。もしそのような事態になってしまったのだとしたら、消費税とかなんだとか言っている前に、責任をとって野田政権は総辞職しなければならないような大問題である。ん?なんだこの、『E5系は2倍に』というのは。

記事を確認した。廃止されるのは、JRの寝台列車「日本海」。2倍になるのは、東北新幹線のE5系編成のダイヤ。なんとも紛らわしい。いや、わざと紛らわしくなるようにトピックスの掲載方法を歪めたのではないのか。韓国からの圧力で、無理矢理このような、日本海の呼称がなくなるかのような書き方をさせられたのか、はたまた日本人の危機感を募らせるために、啓蒙の意味で書いたのか。いずれにせよ、日本海がなくなる前に、それを守る努力をしなければ、JRの寝台列車よろしく、国際的な呼称すらなくなるかもしれない、ということを日本人は肝に銘じた方がよい。

2011/12/11

「フィリピンで小型機が墜落」を朝日新聞で読む

12月10日の午後、フィリピンのマニラ近郊にあるパラニャーケ市で、小型機が離陸直後に異常をきたし、管制塔に連絡をしたがそのまま墜落してしまうという事故が発生した。空港周辺には住宅密集地もあるが、小型機はその中に墜落してしまったため、巻き込まれた住人や子供を含め13人が死亡、10人~20人がやけどなどの傷を負ったということです。この事故を朝日新聞で読んでみた。

朝日新聞の記事では、この事故で小型機が墜落したのは「小学校」ということになっており、記事の中では誰がどのように怪我を負ったり死亡したのかは詳しく触れず、「子供ら13人」が死亡したことを伝えている。さらに、真偽のほどは定かではないが、小型機は「校舎に突っ込み」さらに「炎上」したとされている。しかし、例えばNHKの報道を見ると、小型機が墜落したのは「住宅が密集する地区」に墜落して、小学校も「一部が延焼」したとなっており、ニュアンスがかなり違っているのが分かるだろうか。

これは端的な例なのかもしれないが、朝日新聞の記事は概して、上記のような一般市民の同情を誘おうとするような、いわば誘導的な意図を持って書かれていることが多いように思う。政治にしても犯罪にしても、報道する際に記者なり編集者なりが、共感を得やすいように都合のよい部分だけを取り上げ、一般市民が「勝手に」誤認して同情するように書かれているのではないだろうか。こんな本もある。



朝日新聞を疑え。でも、他のメディアも妄信するな。

2011/12/10

名折れ、消費者庁

世間を賑わした、というか、騒がした、茶のしずく健康被害の問題で、消費者を保護するための砦として設置された消費者庁が名ばかりで、何の役にも立っていなかった実態が明らかとなった。被害が広がる以前に、国民生活センターから、消費者庁に対して、アレルギー症状が発生すると医師から情報提供があったことが通報されていたが、消費者庁では再三に渡り、こうした通報を受けていながら、なんら対策を取らずに放置し、結果として被害の拡大を招いたのだ。

設立当初から、役人ごときに消費者の何がわかるのか、どうせまた縦割り行政の区割りが増えただけではないのか、ポストを増やしたいだけなのではないのか、などと疑義がかけられてきた消費者庁だが、実態として何の役にも立たないばかりか、重要な情報を握りつぶすという、まるで消費者を生殺しにし、産業界を保護しようとでもするかのような、消費者に対する悪意でもあるのではないかとさえ思われかねない、官僚的で経済活動を優先した運営がなされていることが明らかになったと言えるだろう。

消費者庁は、そもそも、国民の生活が第一であるとする、民主党の主張に則り設立されたわけだが、箱だけ用意しても、そこに配属される人間がこれまでどおりの官僚では意味がないという指摘がまさに的を得ていたことが実証されてしまったわけだが、それが意味するところは、民主党は自民党以上に、官僚の手のひらの上で動かされており、公務員改革など到底なしえない政権、政党であるという事だろう。なにしろ、公務員が支持母体となっている政党が、その当人に対して給与を削減するとか、ポストを削減するとか、既得権益を奪い取るような行為ができようか。

はっきり言おう。我々国民は、これ以上、民主党のうわべだけの論理、主張、政策に騙されてはいけないのである。ただ、困ったことに、じゃあどこにしようかと言うと、なかなかこれが難しく。やはり新しい政党を作るしかないのだろうか。