2009/10/27

郵政改革、亀井でほんとに大丈夫?

国民新党の亀井郵政担当大臣が、郵政改革と称して郵便事業会社を牛耳り始めた。かんぽの宿をタダ同然の値段で、関係の深いオリックスへの売却を進めていた問題で、批判が紛糾していた西川社長を辞任に追い込んだまでは良かったのだが、今度は民間出身の役員を解任し、旧郵政省出身の官僚OBを任命しようとは何事か。
国民は不正な利益を得ようとしていた(少なくとも、私にはそう見えた)西川社長については更迭するのが筋だとの思いはあるが、それは昔の郵便局に戻して、再び官僚の巨大な天下り先を復活させろと言っているわけではない。期待はまったく正反対で、官僚機構からの脱却を図り、より国民の役に立つ郵便局へと改革を進めて欲しいのだ。
こんな官僚の天下り先を復活させるかのような亀井郵政担当大臣の方針には断じて賛成できない。鳩山首相も大きな痛手、自民党のアドバンテージとなる前に、大臣の解任を考えた方がよい。

父親との確執で他人を殺害

って、意味わかんないんですけど。
なんで父親と仲が悪くて、直接関係の無い、赤の他人を殺さなければならないのだ。他人を殺しても、当の父親は多少、いや、かなりかもしれないが、世間で肩身の狭い思いをするだけで、息子に対して申し訳ないとか、そんな気持ちを抱くことはなく、直接、自分に手を下すことも出来ない小心者かと卑下されるのが関の山と言うものであろう。
殺された人にしても、なんの意味もなく殺害されているわけで、怨恨による殺害や、金銭あるいは政治目的で殺害されたのと比べれば、あくまで比較の問題だが、憤懣やるせない事この上ないだろう。
気に入らない人間がいるのなら、直接そいつに当たりやがれってんだ、この粗チン野郎めが!

2009/10/25

経済効果は6億円

CS第二ステージで敗退した楽天が、球団創設以来始めて仙台で開催されたCS第一ステージは、ソフトバンクに対して連勝したことで2試合で蹴りがついてしまったわけだが、その経済効果はグッズの売り上げや周辺からの観戦客などの飲食など、6億円を超えていることがわかった。不況にあえぐ地方都市で、臨時の経済効果としてそれだけの貢献ができたことは非常にありがたいことであり、来年以降のシーズンでもますます盛り上げて欲しいものである。
第二ステージでは、永井、岩隈、田中の三枚看板を押し立てて望んだ3戦までで1勝2敗と逆に王手を掛けられてしまう状態となり、第4戦では2日前に先発した岩隈までリリーフで登板させたものの、結局は大敗を喫し、今シーズン限りで退団が決まっている野村監督を日本一にするという野望は達成できなかった。だが、野村監督が言うとおり、このような大舞台での敗戦がこのチームの経験となって、成長してほしいものである。来年以降も楽天の躍進には期待したい。

2009/10/22

ラガーと言えば

普通の人に聞いてみれば、ほとんどの人がキリンラガーと答えるほど、一般に浸透したビールの銘柄を知らない人はまずいないと思うが、ラガービールを生産しているのは、キリンに限った話ではない。サッポロビールもラガーを生産、販売していることを知っているだろうか。
最近、コンビニなんかでは期間限定でサッポロラガーを販売しているので、目にしたことがある方も多いと思うが、実は業務用に瓶ビールはいつも販売されていて、たまに提供している飲み屋に当たる事がある。そんなあまり世間で知られていないサッポロラガーだが、酒屋で聞いたところ、店頭には出していないが頼めば出してもらえるとの事で、今月はいつものキリンラガーではなく、サッポロラガーを楽しんでみることにした。
しばらく違和感なく飲んでいたのだが、先日、たまたまキリンラガーを飲む機会があり、久々に飲んでみたところ、その苦味に驚いてしまった。こればかり飲んでいた時には全く分からなかったのだが、サッポロラガーと比較すると、この際どちらが旨いかはそれぞれの判断に委ねるが、キリンラガーは非常に苦味の強いビールだと言うことが分かった。かと言って、サッポロラガーが物足りないかと聞かれれば、そんなことは断じてなく。来月はどちらを頼もうかと思案に暮れる今日この頃である。

2009/10/21

電動フェリーは実用に耐えるか

IHI、つまり石川島播磨重工が2015年の完成を目指して、電動フェリーの開発を進めるのだとか。なんでも、充電型のこのフェリーは二酸化炭素を排出しない、いわゆるエコなフェリーであることを売りにするようなのだが、それが本当にエコと呼べるのかと言う疑問の前に、もっと根本的な疑念が抱かれる。
それはこのフェリーが果たして実用に耐えうるのか、という疑念だ。電気自動車であれば、充電が減ってきたと思えば、近くの充電スタンドを探すなり、あるいは本当に充電が切れてしまったら、JAFに電話して助けてもらえばいいだろう。だが、整備された道路の上ではなく、自然の気まぐれで状況が変化しやすい大海原を、いつ切れるのか分からない充電池を頼りに突き進むのは、乗客として甚だ不安を掻き立てられる事この上ない。太平洋の真ん中で立ち往生してしまったら、一体だれが助けに来てくれると言うのだ。うっかりアメリカ海軍などに救援を求めたら、潜水艦にぶつけられてしまうかもしれないではないか。
やはり、外洋を航海する船舶の動力としては、ほぼ無限の航続距離を誇るクリーンエネルギー、原子力に委ねたいところである。ただし、事故さえ起きなければ、という但し書きが付いてくるが・・・・

2009/10/20

チームは成長したけれど

球団創設以来、はじめてのクライマックスシリーズ進出に沸く楽天ファンだが、そのファンを置き去りにするかのように、野村監督の解任を早々と決めた楽天球団。なぜこの日本一を賭けた大事な時期にこのようなゴタゴタを起こさなくてはならないのか、不思議に思う人は多い。一年で解雇された前任の田尾監督の時を彷彿とさせるようなやり方に、ファンがいつまでついてくるのかとファン、いや不安を口にする人も多い。
しかし、親会社である楽天からすれば、楽天球団はあくまでも本業であるショッピングサイトの広告塔なのであり、不必要なまでの成績は求めていないのだ、という事を考えると、このような対応も合点がいくというものだ。楽天としては、クライマックスシリーズに進出しただけで宣伝効果としては充分で、これ以上の成績、例えば日本一になったりすると、当然の事ながら選手の年俸を上げざるを得ず、それならこのあたりで敗退してくれた方が得策との思惑があるのだろう。
さらに言えば、いわゆるお家騒動を起こす事で、マスコミに対する露出も増え、期待通り野村監督のファンに対する挨拶は何度となくテレビなどのメディアで取り上げられ、一円も宣伝広告費を使わずに大変な宣伝効果をもたらすことが出来たと言えよう。これで来年に向けて新監督と野村元監督の確執でも取り上げられれば、まさにウホウホだと言えよう。
もっとも、このやり方で、いつまでファンがついてくるのか、果たして楽天離れに繋がることがないのか、しばらくは世論の動向を見る必要がありそうだ。願わくば、球団と楽天が共に発展してほしいものだが。

2009/10/14

その原則論がこの国をダメにした

前原国交相の羽田空港を24時間国際空港化して、Hub空港に発展させるという発言に対して、内際分離の原則に則ってなんの利も無いにも関わらず、国際線という旨みを独占しようとしてきた成田空港、ひいては千葉県、成田市それぞれの政治家から、歴史的経緯にしたがって、国際線は成田という原則を動かすことは許されないという趣旨の発言が相次いでいる。
何を言っているのかという感じだ。まるで、成田空港の方が国際線という点においては、羽田よりも優れているといわんばかりのアピールだが、成田が羽田に対して優れているのであれば、言っては悪いが前原議員のような若輩者が何を言おうが、優位性をアピールすれば結論は自ずから出てくるものであって、真っ向から否定しようとするその姿勢そのものが、成田空港が羽田空港には到底、及ばないものだと認めていることに他ならないのである。
来年には、成田と東京を結ぶ新路線が開通することで、都心との間を現状の51分から36分に短縮できると鼻息も荒く謳っているが、そもそも、計画通りに成田新幹線が開通していれば、30年も前に成田と都心の間は30分で結ばれていたのだ。その計画を地元の大反対で頓挫させておきながら、いざ、羽田の国際化を推し進めようとしたら、歴史的経緯でなんたらとは、片腹痛いとはまさにこの事といえよう。
千葉県知事が、はらわたが煮えくり返る、などという発言を繰り返すのも、どう逆立ちしても羽田空港の利便性に成田空港は太刀打ちできないことの現れであり、海外から日本を訪れる人の大半が、成田よりも羽田発着便を利用したいと言っている事実からも、さらに言えば、政府専用機が発着するのも羽田空港であることを考えれば、明らかに羽田空港の方が成田よりも日本の基幹空港として重要であることはあまりにも明白な事実であるといえよう。
成田は国際、羽田は国内、そんな何十年も前の原則を振りかざしている間に、韓国に、中国に、香港に、シンガポールに、日本の空港は後塵を拝し、このままでは今後も太刀打ちできないことが明白となる中、前原大臣の勇気を持って原則を打破する発言は、評価に値すると言えよう。原理原則、などという何の意味も持たない、固定化された理論が、この日本という国から競争力を奪っていったのだ。この状況を打破できるのは、今は民主党政権しか存在しない。なんとか、この難局を乗り切り、羽田の国際化を推し進めていただきたいものだ。宜しくお願いしたい。

2009/10/12

浦和レッズの敗戦を見て思うこと

昨日、天皇杯の2回戦に登場した浦和レッズが、遥かに格下であるはずの松本山雅FCに2-0という惨敗を喫したが、これに対してサポーターが2時間近くもスタンドに居座り続け、チームディレクターの信藤氏を呼び出し、改善を要求するという事態に発展した。今期、浦和を率いるフィンケ監督は、今年を改革の年と位置づけ、結果を度外視する方針を出しており、サポーターもこれまでは連敗してもブーイングは我慢してきたのだが、さすがに堪忍バッファが溢れてしまったようである。
しかし、この敗戦をみて考えなくてはならないのは、浦和レッズが弱かった、ということだけに止まらない。浦和はなんと言っても日本のプロサッカーでトップリーグで戦っているチームである。そこが遥かに格下の松本山雅に破れるたことから分かることは、サッカーはどんなに弱いチームでも強いチームに勝てる可能性がある、ということでもなければ、浦和レッズが来期にはJ2に降格させられてしまうかもしれない、などという予想でもない。分かるのは、日本のサッカー全体を見渡したとき、所詮、格下と言われているチームでも、それほどトップリーグのチームと実力に差があるわけではない、ということだ。言い換えれば、トップリーグのチームでも、それほど他と比較して秀でた力があるわけではなく、日本というサッカー弱小国の中で張り合っている、弱いチーム同士が形の上でだけ、上下に分けられているという事だ。
海外の強豪国で、トップリーグのチームが遥かに格下のチームに負けたなどと言う、そんな衝撃的なニュースを聞いたことがあるだろうか。マンチェスターや、ミラン、ローマがそこらへんの町のチームに負けてしまった、もしそんなことにでもなれば、もう騒ぎどころの話ではなく、暴動に発展してしまうのではないかと思われる。それだけをとってみても、日本の実力は推して知るべし、ということであろう。なにがワールドカップでベスト4を目指すだ。個人の能力だけを向上させてもナショナルチームとしては、一時的な強化でしかなく、全体のレベルアップが計れてはじめて、日本は強くなったと言えるのだ。
はっきり言って、今の日本代表は、惨敗に終わった前回のワールドカップ時点よりも、中田英寿が抜けた分、弱くなっているのに、フロントもマスコミも見てみぬ振りをして、南アフリカ大会に挑もうとしている。今の自分の弱さを認識するところから、はじめて次につながる向上が見えてくるというものだ。今回のワールドカップも、前回以上の惨敗を覚悟し、日本代表チームには、何も期待しない方がいいだろう。

2009/10/11

初めてのお散歩

マロンが2回目の予防接種を受けてから10日ほどが過ぎたので、ようやく外に出せるようになり、初めて、近所の公園にお散歩へと連れて行ってみることにした。マンション内では犬を歩かせてはいけない規則(別にいいんじゃねぇの?と思うのだけど。ドーベルマンなんかが闊歩してたら怖いけど、そんなのそもそも抱えられないし、大型犬は禁止だし。。)になっているので、マンションを出た前の道路で地面に下ろしてみた。
初めての外の風景、いや、お店からうちに連れ帰ってくるまでの間でも、見たはずなのだけど、すぐに忘れてしまう子犬のこと、初めて見るものばかり、という顔でおどおど、きょろきょろと頼りなげにうろうろと匂いを嗅ぎまわっている様子。さあ、公園に向かって歩こうと促すものの、その場から中々、思うように足は進んでくれず、10mほど進んだところで、このまま歩かせて公園に連れて行くことを断念。公園までの50mほどは、抱えて連れて行ってあげることにした。
公園に着くと、子供達が何人か、なぜか公園に落ちていたエロ本に夢中になって遊んでいたが、そこで嬌声が上がるたびに、びっくりしたかのように、そちらを見ては硬直してしまう。さらに飛び立った雀を見ては空を見上げ、どうすれば届くのかと思案したかと思えば、エサを啄ばむ鳩が気になったのか、ひょこひょこと鳩に近づくと、当然ながら犬が来たので集団で飛び立つ鳩にまた驚いて硬直。ほんの少しの距離を歩いて散歩するだけで、2時間近くの時間を費やしてしまった。
次からはもう少し、しゃきしゃき歩いておくれ。。。。

自殺の限界に挑戦

人はどれだけ小さな刃物で自殺することができるのか。そういう困難な命題に果敢に挑戦し、見事に金字塔を打ち立てた男が兵庫県明石市の神戸刑務所に現れた。その男の名は明らかにされていないが、30代の受刑者が、独居房内で、小さな鉛筆削りの刃を使い、首を切断して死亡したことが発表された。使用された刃物は、刃渡りたったの2.4cm。足の小指の長さにすら届かないほどの大きさだ。

これで自殺とは
この刃物を使い、この受刑者は見事に自らの命を絶つことに成功した。なんという死への執念だろうか。この鉛筆削りは、プラスチック製の本体に刃がネジで固定されており、容易に取り外すことが出来ないようになっていたというから、私であれば、どんなに死にたいと思っても、それを見た瞬間に、断念してしまうのではなかろうかと思われる。いったい、何がこの男をそこまで突き動かしたのか、今後の発表が待たれるところであるが、現時点で姓名が公表されていないということは、今後も情報が出てくることはないと思われ、非常に残念なところではある。
今後の注目は、人間はどれだけ小さな刃物で他人を殺めることができるのか、ということだろう。自転車のスポークを使って、悪人を殺すことが出来るのは雪籐が教えてくれているし、小ささで言えば、ピンバッチのピンあたりが妥当な線だろうか。もちろん、他人を殺すことは犯罪であり、もしこれに挑戦して成功したら殺人罪で、失敗したら殺人未遂で逮捕されることは、ほぼ疑う余地がないくらい確かであるので、安易な気持ちで試そうなどとは思わない方がいいだろう。人間が電気椅子に座らされて、何秒間生きていられるのかを試してみたいという、無謀な人間はいないと思うが、もしそうであっても、今一度、考え直すこととをお薦めしたい。

2009/10/09

社民党のクズ論議

鳩山総理が小異を捨てて連立を組んだとの発言の、直後に社民党党首の福島議員が「小異も中異も大異も大事」という発言をしたらしい。やっぱり、思い上がりにも程がある政党の党首とはこの程度なのか。結局、小異をなんとかしてほしい、少数意見の支持者だけに支えられた、小さな吹けば飛ぶような政党では、小異を捨てて大道を選ぶ、などという思い切った転換は出来ないということなのか。
さらに、社民党の重野安正幹事長は、小沢民主党幹事長の「官僚答弁禁止の国会法改正」に対しても、「多様な言論を担保する国会でいかがなものか」とクギを刺したらしく、何を考えているのかまったく、訳が分からない。国民の意を得たのは、社民党ではなく、民主党なのであり、あくまでも民主党の政策を中心とした連立であってこそ、国民の総意と言えることを理解していないのだろうか。
この社民党の暴走ぶりは、民主党政権(あえて、連立とは呼ばない)の、ガンとなって、今後の政権運営に大きく影を落すのではないだろうか。誰なのだ、こんなカス政党に投票したのは。さっさと政界から退場してもらいたいのは、公明党に勝るとも劣らない、クズ政党と言えよう。福島党首のエセ国民本位発言なんか、俺にだって論破できるくらいの、軽薄さだというのに。

2009/10/08

ポメラニアンを

ついに、これまでなかなか、思い切りが付かずに買うことができなかった、犬を飼うことになってしまった。私が飼いたいのは昔からずっと飼っていた柴犬だったのだが、買ったのは、奥さんがほしがっていたポメラニアンだった。
これまでもポメラニアンの子犬を見るたびに、飼おうかと思っていたのだが、なにしろ子犬の値段が高く、普通のお店ならだいたい15万円くらい、安いところでも10万は軽くしていたのだが、いつも見るポメラニアン屋(なぜか、だいたい売っている子犬がポメラニアンだけなのだ)に立ち寄ると、売れ残った子犬が激安価格で提供されていたのだ。
奥さんはそれでも、ほんとに飼って自分で世話できるのかと心配していたのだが、とにかくあまりの安さに、取り置きをお願いして一晩考えた結果、やっぱり飼うことに決めたのであった。名前はマロン。栗のような淡い茶色の可愛らしい子犬だ。困ったことに、メスにも関わらずかなりのおてんば娘で、トイレシーツを引っ掻き回したり、気がつけばマンションの壁を破壊していたりと、騒動が納まる気配が全く無い。大人になったら落ち着いて欲しいものだ。そんなわけで、この子犬の写真はまだ無い。なぜなら、カメラを向けてもじっとしてくれないからだ。写真を撮らせておくれ・・・・・。