2005/02/26

日本も核武装をするべきか

北朝鮮が核武装を宣言してしばらく経過したが、宣言前と何も変わったところが見られないのは、いったいどうした事だろうか。弱腰の日本政府が何も抗議しないのはいつもの事だが、アメリカは相変わらず中東にかかりきりで極東を顧みる
余裕は無いし、頼みの中国も核武装に対しては非難を表明してはいるものの、どちらかと言えば同じ社会主義国家として、北朝鮮寄りの外交を展開しているように思える。肝心の北朝鮮だが、宣言はしたものの、その後は目立った動きもなく、核実験を行った形跡もない。まあ、そもそも北朝鮮の狭い国土のどこで核実験が出来るのか、という問題もあるが、これでは諸外国を牽制して交渉を有利に進める為に宣言を行ったとしか思えない。相変わらず何を考えているのか読めない国家である。
それにしても気に入らないのは、拉致被害者の遺骨と偽って、関係無い人の骨を提供しておきながら、それを指摘されると日本側の捏造と開き直り、逆に日本を非難する北朝鮮側の不遜な態度である。明らかに日本を軽視した発言であり、到底受け入れられない内容だが、ここまで日本が犯罪国家に軽んじられる理由のひとつとして、日本が北朝鮮に対して脅威となりうる具体的な方策を持っていない事が上げられる。
北朝鮮は、日本に対するそれと異なり、アメリカに対してはいかにもポーズと分かる程度にしか非難しないのが常である。直接・間接的にアメリカに対する非難声明を出してはいるが、戦争に直結するような発言は行っておらず、現在まで戦闘行為にまでは至っていない。日本に対するそれとは明らかに温度差があり、これは先ほど述べたが日本には海外へ侵攻する軍事力がないため、どれほど日本人が激怒しようが自国には直接の被害が生じないため、気にも留めていないというのが真相だろう。
このような状況下で日本の取りうる対策は、軍備の増強しか考えられないのだが、核武装を宣言した国家に対して、いくら通常戦力を拡充しても無意味であるし、維持費を考えても非常に非効率的と言える。そこで登場するのが日本核武装論である。核拡散防止条約を批准してはいるものの、極東パワーバランスの当事国としては、相手が武装している以上、なんらかの対策が必ず必要であろう。今、こうしている間にも北朝鮮から核ミサイルが飛んでくるかもしれないのだが、対空ミサイルによる迎撃率の低さを考えると、核の抑止力に頼らざるを得ないのではないだろうか。東京上空で核爆発が起きてから慌てても時既に遅し、とはならないで頂きたいものである。マンガや小説であれば、ビーム兵器で撃墜しているのだが、現実はそう甘くないと言うことだ。

2005/02/25

二輪車向けのナビゲーションは必要か

先日、ホンダの子会社であるホンダアクセスが(この名前で無関係な会社であったらそれはそれで問題だ)二輪車向けのナビゲーションシステムを発表した。自動車に搭載されるものと異なり、直接雨風に晒される事が前提となるので、防水性に配慮したとなっていたが、より心配なのは盗難をどうやって防ぐかである。家に帰った際は取り外して保管が可能だが、外出先で駐車してバイクから離れる時も持ち歩かなくてはならないのだろうか。どのくらいの大きさに収まっているのか知らないが、大層な荷物になる事、請け合いである。
そもそも、バイクでツーリングに出掛ける時は、地図こそ持っていくものの、知らない場所をしらないまま、自由に走るのが楽しかったりするのだ。たまには明らかに間違えた道を走り、気が付けば行き止まりの袋小路に入り込み、突き当たりの家の庭先で地図を広げ始めたり、道だと思っていた物が段々と細くなり、いつの間にか野山の獣道になっていた、そんな経験もあるが、それも旅の楽しみでもあるのだ。ナビゲーションシステムなど搭載したら逐一居場所が分かってしまい、楽しみは半減してしまう。そんなものよりも早く導入してほしいものがある。ETCだ(注:エトセトラではない。導入にあたってhostsの書き換えも必要ない)
ここで言うETCとは高速道路の利用料を料金所通過時に自動で支払ってくれる物で自動車ではかなり普及してきた事もあり、車を運転していて知らない人はいないと思うが、未だにバイクに搭載できるETCは採用されていない。その理由はバイクの場合、自動車と異なり二台以上が同時に料金所の同じレーンに進入出来るからだと聞いた事があるが、自動車よりも切実に必要としており、渋滞緩和の効果も期待できるバイク用ETCを早く導入してもらいたい。
なぜ自動車よりもバイクで必要としているのか。それはバイクの搭乗者は自動車のそれと異なり、事前に料金を準備しておく事が出来ないからだ。自動車であれば、風で飛ばされる心配も無いため、座席の側に支払う予定の料金を準備しておけばよいが、バイクの場合、きちんとしまっておかないと風でどこかに飛んでいってしまうのだ。そのため、料金所に着くとノロノロと手袋を外し、カバンやポケットから財布を取り出し、料金を支払うとまた財布を仕舞い、手袋をはめてようやく発進出来るわけで、後ろに自動車が並んだ日には、遅いのが分かっていて並ぶとは、なんと愚かな野郎だと呆れるばかりである。

2005/02/24

一体、日本人はどうなったのか?

近年、続発する事件に被疑者の低年齢化、手口の巧妙化に度重なる不祥事と、日本人は一体全体、どうなってしまったのであろうか?
最近、増加しているのが小学校での凶悪事件で、校内に無断で立ち入った不審者が、凶器を振りかざして犯行に至る、というものである。世間では学校側の危機管理体制を問う声もあるが、もともと学校は誰にもその門戸を開くという発想から、不審者が侵入しやすい施設になっており、この点で学校側を非難するのは妥当ではない。実際問題として、警戒厳重な学舎で児童が落ち着いて勉学に励めるかと言うと甚だ疑問である。
では根本的な問題はなんなのであろうか。これは日本人の心の有りようまで問われる重大な問題であるが、簡潔に断定すれば日本人全体の心が荒みきって、人間性を失っており、法律はおろか道徳を犯す事に対する罪悪感が希薄化しているのではないかと思う。
このような事態を招いたそもそもの原因は日本で行われる教育内容の変化に依るところが多いのは間違いない。その昔、日本で行われていた教育では、今とは異なり体罰が当たり前のように行われていた。最近は保護者団体や児童擁護団体からの激しい抗議のために体罰が行なわれるケースは激減しているが、これは同時に教師の権威が衰えてきたとも言えるわけである。実際、統計が取られた訳ではないが、教師の体罰が減少してから、凶悪犯罪が増加しているように思われる。
世間一般では体罰は悪であり、廃止する事で学校の改革が達成されるかの風潮があるが、これは生徒側の増長を招くだけなのではないだろうか。生徒というものは人間として未熟であるというが、だからこそ教育に限定せず躾を行うことも必要なのではないだろうか。行き過ぎた体罰規制に賛同しておいて、いざ自分の子供が問題を起こした時に教育に責任を転嫁する、厚顔無恥な今時の親達には反吐がでる。

2005/02/22

ゆとりと言う名の堕落

先日、実施された学力調査の結果、日本の子供達の学力低下が明らかとなったが、これがゆとり教育の影響であることは疑いの余地もないが、ここにきて文部科学省もようやく方針の間違いを認め、ゆとり教育を見直す動きが広がってきている。それでもなお、ゆとりを誤って勉強しなくてもよい、と受けとめられてしまった、と予想外の事態のごとく言う辺りがいかにも認識不足としか言いようがないのだが、学習内容を削減して授業時間も減らせば、学力が低下するのは当たり前というものである。
そもそも、このゆとり教育の発想は、過熱する受験戦争の抑制と、授業内容についていけない子供の救済という二点から出てきたものと思うのだが、その発想自体、間違っているのではなかろうか。授業についていけない子供に対して、内容を易しくしたのではなんの解決にもならないし、飛べない子供の為にハードルを下げてやるのは単なる甘やかしであり、到底教育とは呼べない代物だ。受験戦争にしても、それ自体は悪い事だとは言えず、そもそも資本主義社会と言うのは競争して勝ち残らないといけない仕組みになっている以上、競争を経験しておくのは意味があるだろう。
私の年代はかなり受験戦争が過熱していた、と思うのだが、ゆとりがなかったとも思えない。結局のところ、子供達にゆとりが足りないと思うのは大人達の勝手な論理であり、子供の心が荒んでいくのを、自分の責任にしたくない親が、教育に責任転嫁して叫び続けた結果ではなかろうか。そのおかげで自分の子供達の年代だけ、異常に学力が低く、今後社会へ出た際に「使えない」というレッテルを貼られることになった訳だが、子供にすればこの時代に生まれた不運、しかし親からすれば自業自得というわけで、誠に哀れとしか言いようがない。

2005/02/20

銀行預金は果たしてホントに安全化か

最近、続発する偽造キャッシュカードによる犯罪に対して、泣き寝入りをするしか無かった被害者に対して、銀行は重い腰をようやく上げて、被害者救済に乗り出したようだが、これが消費者保護の観点から実施されるもので無いのは明らかである。勿論、預金者が保護されること自体に異議などあろう筈はないのだが、これまで頑なに保証を拒んできた銀行が、仕方なくも保証に応じる姿勢を見せ始めたのは、様々な報道番組で諸外国の金融機関とのサービス格差を暴露されたことで消費者がうるさく騒ぎ出した事と、同程度のサービスが提供されない場合に預金者が他行に流出することを恐れた為だと考えられる。
これまで偽造クレジットカードを利用した犯罪は多かったが、社会的に大きな問題とならなかったのは、偽造クレジットカードによる被害が全額保証されていたことと、所詮サインは真似る事が出来るという諦めからきたものであったと思われる。これに対してキャッシュカードは、被害にあった場合でも保証も無く、また暗証番号が簡単にばれるはずがない、というある種の信頼が裏切られたために、ここまで大きな問題になってしまったのだろう。
この偽造キャッシュカードによる犯罪は日に日に増加の一途を辿っているがその手口から大きく三つのパートに分けることができる。一つ目は暗証番号を盗み出すパート、これは誕生日などの個人情報を入手すると言ったものから、銀行やコンビニのATMで暗証番号を盗み見るという手口まで千差万別である。2つ目は実際にカードを手に入れるパートとなるが、これにはカードを偽造する、あるいは盗み出すという手口が考えられるが、どちらにせよ一度はキャッシュカードなり、口座番号を手にする必要がある。なにも情報の無いところから偽造できるとは考えにくいからである。最後は実際に現金を引き出すパートとなるが、これまで二つの準備が行われていれば、これは容易に実行可能で、手段を問う事自体ナンセンスというものであろう。
さて、ここまでの三つに分かれたパートを眺めると、最初の二つについては、個人レベルで注意深い行動を取ることで、回避可能な行為ばかりである。安易に他人に暗証番号を教えない、盗まれやすい場所には保管せず、持ち歩く際には細心の注意を払う。ただこれだけである。被害にあった方々を非難するわけではないが、たしかに話を聞いてみれば注意不足や、安易な管理が被害を助長したとも取れるケースが散見されるようである。消費者保護の観点から、銀行が保障に応じるのは当然と思うが、我々もいつ何時犯罪に巻き込まれるかもしれない、そういう危険が身近に迫っていることをよく理解しておく必要があるだろう。いざ巻き込まれた際にオロオロと取り乱して、醜態を晒すことの無きよう・・・

2005/02/19

日本は常任理事国になるべきか

日本は国連の常任理事国入りを狙って、常任理事国の席数を増やすための決議案を国連総会に提出しようとしている。自国の政策すらアメリカの言いなりになるような国が国連の常任理事国になって何をしようというのだろう。理事国になること自体が目標なのか、理事国として責務を果たすに得る軍事力を持つのが目標なのか、はたまたアメリカに議決権を二票与えて主従関係をより強固なものとしたいのか。
ただ、たしかに日本は国連に対しては強く意見を主張出来るだけの権利がある。国連に対して納める分担金は各国のGNPに比例するので、日本は世界でも指折りの負担国である。実はGNP世界一のアメリカは負担金を支払っていないことを考えると、主張するのが当たり前とも言える。これまで黙っていたのがおかしい、という話である。
しかし、これまで諸外国に対して独自の意見を主張したことすらないような日本が、常任理事国になったからと言って突然、強行に意見を主張できるようになるとは到底思えない。そもそも日本の政治家を見ていると、上に行くのは根回しが上手く、資金も豊富で、人脈を持っている人間であり、逆に演説が上手く、説得力もあり、国民の支持を得ている、そういう人間はあまり見あたらない。これは何も、人材不足だからという訳ではなく、日本社会が前時代的な、根回し文化から脱却出来ていない証拠だと思うのだが、そのような国家でありながら、代表だけが国際舞台でリーダーシップを発揮する、そういう期待を持つのがそもそもの間違いなのかも知れない。
今回の議案の提出はドイツやブラジルと共同で行われるとの事なのだが、最後に常任理事国としてふさわしい国に投票を行って理事国入りを決める、そのような展開にだけはならないで欲しいものだ。他の国は大多数の賛成を得て理事国入りした中で、日本だけが反対多数で落選したら、あまりに格好悪くて海外旅行に行くのも躊躇われるではないか!

2005/02/17

まだ発効してなかったんだ!?

お恥ずかしいことに、全く知らなかったのだが、何年も前に京都で行われた地球温暖化会議、その席上で京都議定書なるものが採択されたのだが、それが今日ようやく発効したらしい。あんなもの、とうの昔に発効したものとばかり思っていたのだが、どうりでいつまで待っても地球の温暖化が改善されない訳である。
しかし、気になるのは今後、世界の各国がどのように二酸化炭素の排出抑制に取り組んでいくかであろう。国毎にそれぞれの人口や経済規模によって排出量の制限が設けられているが、心配なのは排出量を国家間で売買することが可能になっている点だ。既に二酸化炭素の排出量を売買するための枠組みも出来ているらしいのだが、果たして正しく取引は行われるのであろうか。先進国が排出権を支配してしまい、途上国の経済が抑圧されないか気がかりである。最初の計画どおり、順調に二酸化炭素の排出が抑制されることを切に望む。

2005/02/16

ホリエモンよ、どこへ行く?

今、日本の証券業界を賑わして、熱い戦いが繰り広げられている。言わずと知れた、ライブドア対フジテレビだ。何日か前にも話題に取り上げだが、状況は一変してライブドアに不利な情勢となりつつある。フジテレビがニッポン放送株の取得目標を、当初の50%から25%に引き下げたためだ。
元々は歪になった親子関係を実態に合わせるために過半数の株式取得を目指していたのだが、ライブドアの影響力を断ち切るために議決権を行使できなくなる25%の株取得を目指す、と発表したのだ。これに対抗してライブドアはニッポン放送株を50%取得した上で、ライブドアを引き受け先に増資を行う策で対抗していくことを明らかにした。しかし、この対抗策を実行するためには巨額の資金が必要となるため、ライブドアの株価は昨日から下がり続けている。
ホリエモンの対抗策は、たしかに戦術としては「あり」なのだが資金が続くなら、と言う但し書きが付いてくる。仕掛けた人がホリエモンではなく、ちょっとした小遣い稼ぎのつもりで株を売買していたら、なぜか役所から警告が送られてきて、何事かとよく調べてみたところ、短期に売買するつもりで買ってみた株が実は、とある会社の過半数の株式を買ってしまっていた、おっとこいつはウッカリだ!なんて言い出したビル・ゲイツだったりしたら、買収に乗り出してきた瞬間に大概の会社はホールドアップだが、残念ながらライブドアにはそこまでの資金力はない。
そこで債権を発行するなりして、資金を集めなくてはならないのだが、今回の買収に必要、として発行される債権分の資金は2月24日にならないと振り込まれないため、当面の活動資金を債権引き受け先の系列ノンバンクから借り入れている事まで明らかとなった。分かり易く言えば、要はサラ金から金を借りて株を買っていた訳である。これを嫌気して今日もライブドア株は後場から大きく値を下げる展開となった。また、ライブドアが増資を予定し、さらにフジテレビが取得目標を半分に下げた事で、ニッポン放送の株価も同様に下がっている。
しかし、ライブドアはここまでして、フジテレビを支配下において、何をしたいのだろうか。それよりも旗色が悪いが、これで最終的に買収が失敗したら、ライブドア自体が危ないのではないだろうか。ライブドアの株はまだしばらく買えそうにない・・・

2005/02/15

個人金融投資のススメ?得をするのは

最近、と言ってもこの2、3年の事だが、次のような論調の記事や書籍が増えてきたように思う。
「日本という国は破産寸前だ。いざとなれば国家はなりふり構わず個人が保有する金融資産を徴収し借金の返済に充て始める。だから今、資産を現金や預貯金で保有するのは危険だ。国内外の金融商品に投資してリスク分散を図りなさい」と。果たしてこれは真に一般市民の為を思った意見なのだろうか。
確かに、今のままの預貯金は史上例の無いくらい低金利に推移しており、このまま何年お金を預けていようが増える見込みなど全くない。それならば、配当金も手に入る株でも買ってみよう、そういう意見は間違いではない。ただし、それは値下がりした場合のリスクを受け入れる事が出来る場合、という前提が必要となる。なぜなら元本が保証される預貯金と異なり、株式に代表される金融商品は元本保証の無い、最悪の場合ただの紙切れになる可能性もある商品だからだ。絶対にマイナスになってはいけない、なくなると今後の生活に支障の出かねない資金についてはキチンと確保する必要があるのだ。よくニュースで金融商品の営業マンに騙されて老後の蓄えを全て失った事件が取り沙汰されるが、これとて話は同じで、冷たい言い方をすると、そういう分別を持たないままに投資を始めた場合の失敗例と言えよう。専門家では無い以上、投資は余剰資金の範囲内で行うべきである。
それではなぜ、巷に溢れかえる情報は、少年マンガ誌に至るまで、株式などへの投資を奨励しているのだろうか。大胆な仮説だが、この流れの裏には日本国民が持っていると言われる莫大な個人資産を証券市場に取り込もうとする力が働いているのではないだろうか。バブル崩壊後の株価低迷により発生したままの巨大な含み損の穴埋めとして、である。
そもそも株価というものは、買う人と売る人のバランスで成り立っている。買う人が多ければ価格は上昇し、売る人が多ければ下落する仕組みだ。今、日本の平均株価は1万1千円くらいで推移している。これはこのぐらいで買いたい人と売りたい人がバランスしているからだ。ここに新たに資金を持った"にわか"個人投資かが加わるとどうなるかは説明せずとも明白である。
新たな投資家の参入により、平均株価は上昇し、株価低迷により発生していた含み損は解消される。その恩恵を受けるのは機関投資家、ひいては不良債権の処理に苦しむ銀行と活性化した市場から高額な手数料を得られる証券業界、そして株式の売却益で増収が見込まれる所得税を手に入れる政府となる。実体経済とは関係ないところで上昇した株価は、お祭りが終わりと共に元の水準まで下落し、気づいた時には虎の子の個人資産を吸い取られている・・・・どうだろうか。既に様々な情報で国民は預金封鎖という前代未聞の荒技に怯え始めている。ここで有力政治家なりが、仄めかすだけで、このシナリオは完成である。株価が高騰したところで、やはり国民の個人資産を保全する義務云々と述べればよいのだ。
では、巷で言われているように、政府による預金封鎖などが現実のものとなったとしたらどうだろうか。日本は独裁国家ではないので、もしも政策を実行するとなれば、政権を野党に奪われる点も含めて政府内の意見を纏めなくてはならないが、自分の政治生命を失いかねない政策になど、誰が賛成するのだろうか。官僚には実現可能でも、選挙で選ばれなければならない政治家には実施不可能な政策と言える。いかに日本国民が喉元過ぎれば熱さ忘れる民族でも、これは度を超すと言うものである。もしもこのような政策を実行されても、やはり自民党にしか投票できないようなら、こんな自立心に欠ける民族は滅びた方がよい。

2005/02/14

地球の温暖化『人間より先に滅ぶもの』

地球の温暖化が叫ばれ始めて久しいが、一向に改善の兆しは見られない。世界中で温室効果ガスである二酸化炭素の放出の抑制に取り組んでいるようだが、対策は遅々として進んでいない、ように見える。実際、昨年は世界的に猛暑が襲いかかり、日本でも真夏日その他の観測史が塗り替えられた。しかし、温暖化の影響は種の存続にまで関わりかねないところにまで広がりつつある。このままのペースでいくと、北極熊が20年後には絶滅する可能性があるらしいのだ。
北極熊は名前のとおり北極圏に生息している、いわゆるシロクマだが、地面のある南極と異なり、彼らが生活しているのは北極海の氷の上である。当然、足下の氷の下には北極海が果てしなく広がっている。ところで地球が温暖化すると海水面が上昇するため、世界中の海に面した大都市は洪水に見舞われる可能性が高いが、そもそも海水面の上昇は、極地方の莫大な氷の融解が原因である。極地方の氷が全て溶け出すと世界中が大洪水に襲われるが、同時にシロクマさんのおうちも失われる、という寸法である。事がここまで進んでも、夏の暑い日には地球の温暖化を促進すると分かっていても、自分1人では何も変わる訳がないからと、エアコンのスイッチを押してしまう、愚かな人類には相応しい末路だろうか。それに巻き込まれて絶滅していく他の種が哀れだが、人類と同じ時代に生まれたことを不運と思ってくれたまえ。
温暖化はまだ多少は先の話なのだが、すぐ目の前に迫りつつある危機もある。温暖化との関連は確認されていないが、北極圏上空に過去に例が無いほどの寒気団ができているらしく、影響で成層圏にまで雲が広がっているとの事。今のところ、冬季で太陽が南半球を照らしているため問題は無いが、太陽が戻ってくるまでに、この状態が解消されなければ、成層圏まで上ったフロンが太陽光に反応し、オゾンが大量に破壊される、つまり大規模なオゾンホールが発生する恐れがあるらしい。これまで、南半球の問題として取り上げられる事も多かったオゾンホールだが、ついに北半球にもその牙をむき始めたのだろうか。不遜極まりない、この先進国家を気取る愚かものたちに鉄槌を与えるために。
ただその鉄槌がまず降り下ろされるのが、北欧あたりのフロンとはあまり関連なさそうな地域というのが玉に瑕だが。

二つ折りの携帯電話

普段使用している携帯電話は、これまでの2年間程ずっと回転型の端末だったのだが、この度、新しいタイプの端末を手にして使い始めた。各キャリアから発売されていると思うがスライドタイプの端末だ。おい、タイトルと違うじゃないか、と言うなかれ。その辺りはおいおいと。
これまで使用していた回転型には当初、色々と問題があり、回転機構に問題があったのか、回転させてもいないのに画面の上下が切り替わってしまうトラブルや、根本的な問題なのだが、キー操作が非常に固く、押しても反応しないことがある、などと言ったものであった。10桁の電話番号をダイヤルすると押したはずの数字が一つ二つダイヤルされていない、という具合だ。幸い、修理に出したせいか、はたまた使用者が馴染んできたのかは定かではないが、最終的にそれほど悪くはない、という評価に私の中では落ち着いたものだ。世間的な評価を見ても、各キャリアから発売された回転型の端末がほぼ軒並み1世代で終わっていることからも察しが付くと言うものである。
さて、今回新たに手にしたスライドタイプの端末(面倒なのでスライド型と呼ぶが)を最初に見た感想は研ぎ澄まされたデザインが非常にクールで魅力的な端末、と言うものであった。だからこそ、今もこうして手にしている訳なのだが、どうもあまりよろしくない。スライド型と言うくらいなので、使う際には、液晶部分をスライドさせることで表示されるキーを操作するのだが、ここに一つ問題があり、端末に付けたストラップを少し引っ張るとスライドが開いてしまうのだ。鞄などに放り込んである場合に、勝手に開いてしまうと、耐久性の問題が気になるところだが、使用感とは別の問題なので、まあいい。
それよりも問題は手で握った際のホールド感、つまり安定して手の中に収めて操作が出来るか、という点なのだが、個人差はあるだろうが、どうにも操作しづらいと感じられる。持ち方が悪いのかも知れないのだが、どう持ってもどこかのキーを押す際に無理がくるように感じられる。大きな原因は数字キーと十字キーの間に、機構的な制限なのだが、かなりの段差が出来てしまっている点ではないか、と思われる。一般的には使用者は親指でキー操作を行うが、段差がある分、遠くまで指を伸ばす必要が出てくると、感じられる。実際は十字キーの部分が浮き上がっているのだから、伸ばす距離は却って減っている筈なのだが、これまでの二次元の動きから三次元の動きに拡張されたことが、そういった印象を与えるのではないだろうか。また、親指を上下にも動かす際に安定感の喪失にも繋がっていると感じられる。
やはり、スライド型も回転型と同じく、1世代で消えていく運命ではないか、そんな予感がある。登場して以来、永い月日が流れながら、未だに新機種のラインナップから外されることの無い二つ折り携帯、支持され生き残る物にはやはり、それなりの理由がある、と言う事だろうか。

2005/02/13

北の将軍様は危険な玩具を手にしたか

先日、北朝鮮が公式に中断している六カ国協議の打ち切りと、核兵器を保有したことを表明した。これに対して世界の反応はどちらかと言えば協議打ち切りの方が大きく取り上げられているようで、どうも北朝鮮が核武装したという点については、懐疑的に捉えているらしい。しかし果たして本当に北朝鮮は核武装していないのだろうか。
核武装がもしもブラフ(はったり)であるならば、当然何かの目的があるはずなのだが、現在までのところ、その目的は全く定かではない。これまで開発を示唆するような発言は何度も繰り返されてきたものの、今回のように核保有を明言した例は無く、どちらかと言えば北朝鮮に温情的な外交を続けてきた韓国や中国が強硬な姿勢に転換するのではないか、との推測があるくらいで北朝鮮にとって有利になりそうな効果は見受けられない。彼らが無法国家であるといって、無目的な宣言と決めつけては危険であろう。これが実際に核兵器を開発、保有に至っていればその効果は全く異なるものとなる。
知ってのとおり、北朝鮮には長距離弾道ミサイル「テポドン2」があり、その有効射程は最大3500km、つまり日本全土はもとより、アラスカ、グアム、シベリア、中国までをその射程圏に捉えているのだ。そして、一旦発射されたミサイルを撃墜することがどれほど困難かはイラク戦争で実証されている。そもそも、イラクが使用したのは通常弾であったから途中で爆発させるだけで事は片づいたが、核ともなれば誘爆すればジ・エンドである。
言わんとするところは、北朝鮮を除いて六カ国協議の当事者全てが真に強硬な態度で事態の解決を図ろうとした場合、自国が核攻撃の危険にさらされると言うことだ。
アメリカの議会ではブッシュに対して、これまで北朝鮮に対して無関心すぎた、との批判がでてきているらしい。当然である。ありもしない大量破壊兵器の情報をでっちあげてイラクに対して戦争を仕掛けては多くの将兵を死に追いやりながら、一向に情勢が沈静化する見通しも立たないと言うのに、挙げ句の果てにイラクに気を取られているうちに北朝鮮に核兵器の開発を許してしまったなど、ありえないとしかいいようがない。これではブッシュは父親の敵討ちにイラクを攻撃したと思われても、そのとおりとしか言いようがない。
さすがに我が国の平和ボケ政治家共も多少は危機感を持ったのか、首相殿は経済制裁をやるなら戦争を覚悟してやらないと、と述べたそうだが、そんなことよりも効果が限定的と分かってはいるが、日本海側にあるかぎりの対空兵器を並べるなりして国民の恐怖感軽減に努めて欲しいものである。もっとも、同じく平和ボケした国民は恐怖感など感じていないかもしれないが。
※2005年02月12日18時現在、北朝鮮が核実験を行った兆候は確認されていない。通常、核兵器の開発には何度かの実験が不可欠とされているが、逆にこれが北朝鮮は未だに核武装していない、という論拠になっていると思われる。

2005/02/12

温泉の掘削は誰が許可するのか

昨日、東京の温泉掘削現場で天然ガスの流出があり、ガスに引火した火事を消し止めるのに20時間以上もかかるという事故が発生した。幸い、死傷者は伝えられていないが、都会の真ん中での事故だけに大惨事になっていてもおかしくない。不幸中の幸いであろう。
ニュースによると昨今の温泉ブームに乗って都内では最近、温泉施設の建設が相次いでいるらしい。昨年くらいにお台場にオープンした温泉施設を皮切りに次々と建設が進められているとの事であった。
温泉施設という事は当然、地下から水を汲み上げて利用するのだろうが、そんなに次々と施設を作って問題はないのだろうか。高度成長期に工場が地下水をあまりにも汲み上げ過ぎた為に地盤沈下が発生した事をまさか忘れた訳ではないだろうが心配である。老婆心であることを祈る。
肝心の天然ガスだが、なんでも東京から千葉にかけての地下の砂層にはかなりの天然ガスが蓄積されており、たまたまガスが大量に溜まった地点を掘ると、噴出してくる可能性が高いのだそうで、もしそのとおりなら、掘削業者が事前の調査を念入りに行わなかった人災とも言えるだろう。
そもそも、都内でなにがしかの施設を作ろうと思えば、都の許可が当然必要になるだろうから、監督すべき行政の責任も問われて然るべきであろう。何が一番気に食わないかと言うと我々の税金がこんな馬鹿みたいな事故の処理で使われる事なのだが、どうせだれも責任取らないんだろうな?

2005/02/11

栄光はどこまでも

昨年から今年にかけて、スポーツ界をプレイ以外で盛り上げているものがある。サッカーでもテニスでもゴルフでも盛り上がるのはプレイだけという昨今、その手の話題作りに孤軍奮闘している業界がある。日本プロ野球だ。
電撃的に決まった昨年の球団合併に端を発し、新規参入、球団身売り、果てはメジャーへの人材流出とオフシーズンにも関わらず話題に困る事がない。マスコミからすれば特に取材努力をする事もなく、勝手に話題を提供してくれるのだからこれほど楽な仕事はない、足を向けて寝たら罰の一つも当たろうというものである・・・
と言うのは勿論皮肉以外の何物でもないのだが、どうも最近の子供達の野球離れは相当に深刻らしく、去年の暮れに巨人軍顧問に就任した長嶋一茂が宮崎で子供130人くらいを相手に講演をしたところ、巨人ファンはたったの10人しかいなかったそうで、巨人の栄光もここまで落ちぶれたかと思うと隔世の感がある。その昔、子供の好きなものと言えば、巨人、大鵬、卵焼きというのが定番だった頃が懐かしい、という世代では無いものの、残っているのが何も無いというのも寂しい限りである。
話題と言えば、参入を果たせず、惜しいところで涙を飲んだライブドアの堀江社長だが、裏では虎視眈々と次の手を考えていたようで、先日、突然ニッポン放送の株を買い始めたのはニュースでもかなり取り上げられたので記憶に新しいと思う。なぜそんなどころの株を買うのかと訝しむ人もいるだろうが、ニッポン放送はフジテレビの大株主、要は親会社だったのだ。会社の規模から言えば、フジテレビの方が遙かに大きいのだが、会社創設の時からずっとそういう状態が続いていたのだ。最近になって、フジテレビのグループ再編と合わせて、そのような歪みを是正しようと公開買い付けを予定していた矢先に、機先を制する形で、あっという間に発行済み株式の35%を取得してしまった。フジテレビの幹部は業務提携など考えに無いと強気だが、既にライブドアが筆頭株主になったという事実を真剣に捉えた方がいいだろう。少なくとも「ライブドアテレビ」になる前に。

北朝鮮は予想外に強かったのか?

昨日、2月9日に行われたワールドカップアジア最終予選の一戦目となる、対北朝鮮戦は2ー1で辛うじて日本の勝利となった。同じく行われたイラン対バーレーンの試合が引き分けたため、日本はB組で首位となった。まあ、勝てた事自体は良かったし、正直なところ、ロスタイムで勝ち越し点を上げた劇的な勝利であったと思う。しかし、ここで気になるのは、果たして本当に北朝鮮は強いのか?と言う事である。
前評判では北朝鮮は選手、戦術ともにそれほどレベルが高いとは言えず、日本が圧勝するのではないか、とまで言われていた。ところが蓋を開けてみれば、互角どころか一時は負けてしまうのではないかと思うほどの奮闘振りを示したのは、日本中が知るところとなった訳だが、ではあの前評判の低さはなんだったのか、と言うことだ。
彼らが前評判とは桁違いのパフォーマンスを発揮したのかと言うと、私にはそうは思えない。そんなすごいチームであれば、恐らく昨日の日本チームでは惨敗の憂き目を見ていた事だろう。余りにも聞き飽きて口にするのも恥ずかしいが、相も変わらぬ決定力不足に勢いに乗って攻め込まれた時の浮き足立った対応、どれを取ってみても、到底、次のイラン戦に勝ち目があるとは思えないような惨憺たる内容であった。つまるところは北朝鮮が強かったのではなく、日本が弱かったと言うことではなかろうか。最終予選はのっけから暗雲が立ち込めてきた。

2005/02/10

線路に立ち入る奴は逝ってよし

なぜ今日、四つ目のコラムを書かねばならないのか。それもこれも今日、帰りの電車に乗っていると線路内に立ち入った馬鹿がいたからだ!
今晩の日本対北朝鮮の試合を応援すべく、家路を急いでいたのだが、世間も同じ事を考えているらしく、電車は通勤ラッシュのかくや、と言うくらいの混雑であった。そのせいか、若干遅れ気味の電車で気ばかりが急いている最中に、社内アナウンスが流れ始め、何事かと思いきや線路内に人が立ち入ったため、前の電車が止まっているとの事であった。
なんなのだ、どういうつもりだと問い詰めたくとも、相手がいなくてはいかんともし難く、憤りばかりが募り続け、そうこうする内に電車は何事もなかったかのように走り始めても怒りが収まることなどあるはずもなく、怒りの矛先はいくら到着が遅れてもなんら賠償責任が無いにも関わらず、人身事故の当事者に対しては遅延損害金を請求するJRへと向けられる。
そもそも線路内に立ち入った人をひき殺しても罪に問われることがないばかりか、損害を請求できる電車がなぜわざわざ止まるのだ。勝手に立ち入った人間は本人の意志で行動しているのだから、ひき殺されてもそれは自己責任と言うものである。それで文句を言い出すような輩はそれこそ万死に値する、と言うものであり、保護する価値を見いだすのは非常に困難に思われる。
逝ってよし!

日本は北朝鮮に果たして本当に勝てるのか

マスコミの報道によると今日は日本対北朝鮮、世紀の対決なのだそうで、大方の予想としては日本が有利、と言われているがそこはやってみなくては分からないのが勝負事の常である。
そもそも日本は相手の事を何も知らない、戦術のみならず、選手についても情報は皆無であるのに対して、日本の情報は熱心なマスコミのおかげでほとんど筒抜けである。このような状況で果たして本当に互角の戦いが出来るのかは甚だ疑問である。にも関わらず大半の日本人は勝利を確信でもしたかのように見受けられる。なんとお気楽極楽な国民だろうか。
これは何もサッカーに限った話ではなく、北朝鮮に対する経済制裁を検討している政界の議員連中にしても同様だろう。北朝鮮からは経済制裁の発動は戦線布告と見做す、と警告を受けてもどこ吹く風で、本当に攻めてくる可能性は全く考慮していないようだ。当然、戦争になる可能性を考慮している方々もいるわけだが、それにしても戦争に勝つ事しか考えていないように見える。
古来から経済力に富んだ大国が軍事力に優る小国に滅ぼされた例は山のようにあるが、お気楽極楽国民は歴史から学ぶと言う事はしないようである。

2005/02/09

NHKはいつ退場するのか

先日、ついにNHKの海老澤会長が辞任したがこれが本意に基づいたものでないのは明白である。これまで批判を受けても改革するのが自分の仕事だと言わんばかりに、会長職にこだわり続けた人間にそもそも改革を推し進める気概など求める方がおかしいと思うくらいなのだが、そんな彼がなぜ急に辞任を決意したのか、世間は批判に耐えられなくなったとか好きな事を言っていたが、事実は容易に知られるところとなり、NHKの顧問に就く事が内々に決定した事を受けての辞任劇であったことが明らかとなった。世間からダメ出しをされて退場する会長が今後も組織への影響力を行使したのでは、改革などできようはずが無いというものである。
というようなコラムを書いていたのだが、公開する間もなく、まさにあっと言う間に顧問を辞退してしまった。さすがにこれはまずいと思ったりするようなら、顧問の話が出る事もないだろうから、何らかの圧力でも働いたと考えるべきだろうか。それにしても、いまさら多少の圧力で辞退などしたら格好悪いではないか。
今年は暖冬だと言われていたが、二月に入って急に寒い日が続くようになってきた。これまで多少暖かい日が続いていたように感じ、このまま春になるのではと期待していたのだが、さすがにそうは問屋がおろさなかったということか。特に日本海側の雪は相当にひどいらしく、なんでも19年振りの大雪なのだとか。それにしても心配なのは地震の被害で仮設住宅に避難している方々である。あれだけの大地震からようやく落ち着きを取り戻したところで、雪に押しつぶされでもしたら泣きっ面に蜂、どころの話ではない。さすがに仮設住宅のメーカーも心配になってきたのか、点検にきては雪下ろしを手伝ったり通気口を開けたりと獅子奮迅のサポート振りである。なにしろこれで住宅が倒壊して死者でも出ようものならイメージダウン間違いなしなので彼等も必死である。

電車では携帯よりも騒音禁止

今朝、というよりも、ついさっきの事なのだが、電車に乗っていると大変騒々しい、かなり頭の悪い小僧がいて非常に気分が悪くなった。バカ騒ぎをしているくらいであればまだ許せるのだが、電車のアナウンスを延々と喋り続けているのだ。かなり傍迷惑な野郎なのだが趣味でやっているのか、はたまた知恵遅れ(正しい病名は忘れた)の子供がよく分からないままに話し続けているのか、分からないので注意してよいものかどうか、周囲の人間が躊躇している間に「足下にお気をつけください」などと言いつつ、さっさと電車を降りてしまった。あんたは頭に気をつけろ!
昨日の朝、おなかが空いたので山崎製パンから発売された新製品の蒸しパンを食べてみたが、とても普通の蒸しパンをとは比較にならない美味しさだったので紹介したい。したいのは山々なのだが、困った事に品名を忘れてしまったのだ。喩えるなら、バニラアイスを蒸しパンにしたようなイメージだろうか。もう一度食べてみることにする。