2010/04/20

譲り合いの精神を踏みにじる

今日から、JR京浜東北線で、朝の通勤時間帯に女性専用車両が導入された。場所は後ろから3両目と私がいつも乗車する車両のすぐ隣にあたる。
??両目に乗れない事に気付いた乗客男性が流れてくるため、すごい混雑になるのではと思ったのだが、同様に考えた乗客が分散したのか、却って普段よりも混み具合が和らいだように感じた。
しかし、気になったのは、女性専用車両のすぐ隣の車両であるにも関わらず、普段と変わらない程度の乗客女性がいたことだ。なぜ、すぐ隣に優先車両が出来たにも関わらず、こちらの車両に乗車しているのか、本当に理解に苦しむ。これでは、女性専用車両はガラガラで、周りの車両で全体的に混雑度合いが増すだけではないか。
しかし、この女性専用車両、乗客男性の精神に多大な影響を与えることに気が付いた。とある駅に着いた時、座っていた乗客の1人が降車したのだが、私はそれを目にした瞬間、横にいた乗客女性を押しのけて、座席を確保してしまったのだ。これまでは女性が立っていたら、広い心で座席を譲っていた私が・・・
だって、隣に女性専用車両があるんだから、座りたければそっちに乗ればいいじゃん。的な発想に、早くも精神が切り替わったと言うことか。これでは、身体障害者を押しのけて座席を確保しては、車内からの白い視線を浴びる日は、早晩訪れるのは想像に難くない。
譲り合いの精神を醸成させるため、一刻も早く、女性専用車両の廃止を求めたい。

2010/04/19

校長の名前はタイラーか

大阪の南部にある市立小学校で、いわゆる学級崩壊状態のクラスをめぐり、保護者間でのトラブルが拡大し、被害を受けた女性が市を訴える事態に発展していることがわかった。
報道によると、学級崩壊状態のクラスについて、実態を確認してもらうため、学校側が保護者による授業参観を呼びかけ、実態をレポートで報告したとのこと。報告では、生徒を実名で記載し、授業中に歩き回るなどの実態が記載されていたそうだが、それを実名をペンで塗りつぶした上で他の保護者に対して回覧したところ、塗りつぶし方が杜撰だったため、実名が判明、名指しされた生徒10名の保護者のうち、5名が校長に対して執筆者の公開を迫ったところ、校長が回答した(!)とのことで、後日、5名の保護者に執筆者である保護者の女性が数時間にも及んで謝罪を求められたのだとか。その場に校長も同席していたとの事なのだが、特に発言することは無かったそうである。
なんという無責任な校長なのだ。宇宙一の無責任校長と言っても過言ではないであろう。無責任艦長タイラーもびっくりである。レポートに記載してある生徒の実名を中途半端に隠して明かしてしまったのみならず、善意で協力してくれている保護者の名前まで明かし、糾弾される現場に居合わせながら、何の擁護もしなかったとは、こんな校長に指導されているようでは、学級が崩壊するのは当たり前と言えよう。この糾弾した5名の保護者がいったい誰なのか、そもそもこの大阪府南部の小学校とはどこなのか、直ちに明らかとしてもらいたいものである。
日本一の裏情報メディア2ch.netによると、この小学校は岸和田市とか和泉市のあたりと思われるとなっていたが、それによると、このあたりは非常に治安も悪く、よく分からない団体の人間が数多くいるとのことで、非常に恐ろしい地域だとされていた。この女性保護者、市を訴えたとのことなのだが、糾弾した5名の保護者を相手取って、傷害罪で告訴しないのはその辺りの事情があるのやもしれぬ。それにしても、この5名がいったい誰だったのか、非常に気になるところであるが、どうやって調べればよいのだろうか。2chには、こんな素晴らしいアイデアが掲載されていた。
「この校長に5人の名前聴きに行こうぜ」

2010/04/15

普天間の決着予想

いつまで経っても、5月に決着、という情報しか出てこない、普天間の基地移設問題。一体、どうやって、決着させるのか、3つの予測を立ててみた。
検討の結果、原案が妥当であるという結論になった。と言い出すのが予想1
検討したがアメリカ、地元双方の理解が得られないので、継続検討する。が予想2
現在の普天間に勝る移転候補地がないため、当面は継続検討する。が予想3
どれも立派な「決着」だと、胸を張って威張りそうだ。一番、野党ボケが抜けてないのは総理じゃないのか?
頑張ったけど、だめでした、で通用するのは野党だけだっちゅうの!

2010/04/08

核無き世界への一歩なのか

一昨日、米国のオバマ大統領が、核兵器を持たない国に対して、核兵器を行使することはないとの表明をしたことで、世間では核兵器廃絶に向けた大きな一歩であると、讃辞を送る発言ばかりが相次いでいる。
確かに、表明をそのまま受け取れば、素晴らしい事のように聞こえるのは事実である。なにしろ、核兵器を持たない国は、米国からの核兵器による攻撃を免れるため、新たに持つことを躊躇わせる効果はあるだろう。
しかし、逆に言えば、核兵器を持たない国からすれば、核兵器による報復を恐れることなく、アメリカに対して攻撃を敢行できる事になる。そのようなリスクを負ってまで、このような表明をする事にどんな意味があると言うのか。何かしら、賞賛される以上のメリットがあると考えるのが妥当というものであろう。
例えば、日本を米国のいわゆる「核の傘」から外してしまうぞ、という外交圧力のカードとして使えるかもしれない。これまで、日本はアメリカの核の傘に守られてきたが、核以外の攻撃に対して通常戦力でしか反撃されないと分かっていれば、攻撃に踏み切るハードルは明らかに下がるだろう。それを感じたのか、さっそく岡田外務相が、アメリカとの同盟には影響しないと、フォローするかのような発言をしている。もっと踏み込んで、核を持たない国に対して核攻撃が行われても、核による報復は行わない、と言い出すかもしれない。いつまでも進展しない普天間基地や,牛肉の輸入制限の撤廃を迫ってくるのかもしれない。
そう思うと、とても手放しでは喜べない、今日この頃である。