2010/04/20

譲り合いの精神を踏みにじる

今日から、JR京浜東北線で、朝の通勤時間帯に女性専用車両が導入された。場所は後ろから3両目と私がいつも乗車する車両のすぐ隣にあたる。
??両目に乗れない事に気付いた乗客男性が流れてくるため、すごい混雑になるのではと思ったのだが、同様に考えた乗客が分散したのか、却って普段よりも混み具合が和らいだように感じた。
しかし、気になったのは、女性専用車両のすぐ隣の車両であるにも関わらず、普段と変わらない程度の乗客女性がいたことだ。なぜ、すぐ隣に優先車両が出来たにも関わらず、こちらの車両に乗車しているのか、本当に理解に苦しむ。これでは、女性専用車両はガラガラで、周りの車両で全体的に混雑度合いが増すだけではないか。
しかし、この女性専用車両、乗客男性の精神に多大な影響を与えることに気が付いた。とある駅に着いた時、座っていた乗客の1人が降車したのだが、私はそれを目にした瞬間、横にいた乗客女性を押しのけて、座席を確保してしまったのだ。これまでは女性が立っていたら、広い心で座席を譲っていた私が・・・
だって、隣に女性専用車両があるんだから、座りたければそっちに乗ればいいじゃん。的な発想に、早くも精神が切り替わったと言うことか。これでは、身体障害者を押しのけて座席を確保しては、車内からの白い視線を浴びる日は、早晩訪れるのは想像に難くない。
譲り合いの精神を醸成させるため、一刻も早く、女性専用車両の廃止を求めたい。

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