2014/08/24

デートの定番がマクドナルドっていつの時代だよ

バズプラスを見ていると、いろいろな記事の中で、『【女子激怒】マクドナルドデートを台無しにするダメ男7つの行動パターン』というのが気になり、最近の若者の話なのかと思いながら読んでみたのだが、出だしから突っ込みどころ満載で、笑えばいいのか呆れればいいのか、ほとほと困り果ててしまう内容であった。

まず、デートの定番といえば「マクドナルドです!」と言うのが、いったい、この記事を書いた人はいくつなのかと思ってしまう。昭和50年代とかであればまだしも、今時の風潮だと、「デートでマクドナルドに連れて行くなんて!(怒)」という方ではないのか。まあ、世代によっては、マクドナルドくらいが関の山という場合もあるだろうから、そこはまあ容赦しよう。しかし、突っ込みどころはそれにとどまらない。

最初のパターンは、注文するときに「炭酸飲料」を選択する男、ときた。炭酸を飲むとゲップが出るので、雰囲気が台無しになってしまうのだそうだ。そのくらいでダメになるのであれば、そもそもその程度の関係なのだろうし、女だって炭酸が好きな人は多いだろうに、何を一方的に決め付ける必要があるのだ。だいたい「ゲップが顔にかかって気持ち悪くてすぐに別れた(30歳販売業)」って、30歳にもなってお前は生娘かよ!と突っ込んでみる。

次は財布からヨレヨレになったクーポンを出す男で、数十円のためにムニャムニャと言うが、そもそも支払うのは男と決め付けているようなご様子。いまどき、デートの支払いは男が!というようなカップルが、どれほどいるのか怪しいところだが、節約を心がけるいい男だと思いこそすれ、何がだめなのだ。だいたい、財布に入れてあるのにヨレヨレって、普通に考えれば利用期限が過ぎていて使えないだろうと思う。

サイドメニューを注文しない男もダメなのだそうだ。セットメニューを注文するのは創造性が無いが、店員が勧めるままにサイドメニューを注文する事の、どこが創造的なのかと考えてしまう。だいたい、メニューから選択するだけのどこに創造的な活動が含まれているのか、教えていただきたいほどである。店に提示されているセットじゃなく、自分で組み合わせて割引を交渉しろ、と言うなら、分からなくもないのだが。

テーブル席に座るのもダメなのだとか。カウンターは広くていいと言うが、広く使いたいならテーブル席をくっつけて使えばいいだけの話だろう。だいたい、カウンターに座ると、隣に座る他人がよほど気になってしまうのではないのか。テーブル席だと丸見えだからいちゃいちゃできないって、カウンターだって丸見えだよ!そもそも「テーブル席だとチューできない!」と言っているのが39歳のOLって、お前は39歳にもなってマクドナルドでイチャイチャしたいのかと聞いてみたい。普通、マクドナルド自体、そんな歳になったらデートで行かないだろ!

とまあ、他にも突っ込みどころ満載すぎて、この記事を書いた記者や調査に協力した女達(11人ぽっちらしいが)の、程度が知れてしまうと言えばいいのか。「本当、ダメな男子って沢山いるんですね」と締めているが、ダメなのは自分達だと気付いた方がいい。

2014/08/13

万引き犯なんか、本気で捜査すると思ってるのか

東京都中野区にある、まんだらけというオタク向けの(失礼)販売店が、25万円もする鉄人28号の模型を万引きされたとし、防犯カメラに写っていた顔写真を公開すると息巻いていたが、警察からの「捜査に支障がでる」という訳の分からない要請により、公開を見送る事となった。表向きは「警察の力を信じてお任せする」とコメントを出しているが、おそらく裏で、公開した場合は名誉毀損で訴えられる可能性があるとか、肖像権を侵害するとか、挙句の果てに公務執行妨害に問われるとか、さまざまな脅しとも取れる圧力の結果、公開を断念したのであろうと邪推する。ほんとかどうかは当事者しか分からないのだろうけど。

しかし、警察の力を信じるといっても、たかが、と言うと語弊があるが、万引きくらいで警察が本気で捜査してくれると信じている市民など、日本には一人もいないだろう。盗まれた自転車だって出てこないし、人が行方不明になっても、死者が出るまでは何も動いてくれない印象がある。場合によっては、人が死んでいても、だけど。一例として、以下のような事件もある。

兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、 主犯格とされる角田美代子元被告(64)=昨年12月に自殺=らに離散を強いられた高松市の一家の父親、谷本明さん(61)が 2度にわたり、美代子元被告をめぐるトラブルを兵庫県警尼崎東署に相談していたことが22日、分かった。
県警には美代子元被告らをめぐって約10件の相談や通報があったが同署は捜査しておらず、県警は谷本さんらに当時の対応に関する検証結果の報告を始めており、近く公表する。
谷本さんらによると、美代子元被告らは平成15年2月ごろから半年間、谷本さん宅に居座り、家族間での暴力を強要。遺体で見つかった長女の仲島茉(ま)莉(り)子さん=当時(26)=らを尼崎市内に連れ去った。 谷本さんは16年2月ごろ、尼崎東署から「谷本さん名義の車が放置されている」と連絡を受け、同署を訪問。美代子元被告の義理のいとこ、李正則被告(38)=殺人罪などで起訴=に盗まれたと被害を訴えたが、署員は「身内の話」と対応しなかった。

同年9月には再び同署を訪れ、美代子元被告の自宅マンション名を伝えて「娘らを捜してほしい」と訴えたが、「まず仕事が必要」と職業安定所を紹介されただけだったという。谷本さんは産経新聞の取材に「茉莉ちゃんらは帰ってこない。警察が動いてくれたら2人は助かったかもしれない」と話した。

谷本さん一家をめぐっては、茉莉子さんの友人が18年に県警明石署に相談をしていたが、対応されていなかった。
こんな対応しかしてくれない警察が、たかが25万円の鉄人28号が盗まれたくらいで、本気で捜査してくれるなんて信じる人がどれほどいるのか、アンケートでも取ってみたいほどである。逆に、防犯カメラがあっても、顔写真を公開されることは無いのだから、気にせず犯行に及ぼうという犯罪予備軍を勢いづかせるだけなのではないのか、と大いに危惧する次第である。そもそも、被害届を受理すらしないってどういう事なのと思うかもしれないが、被害届なんて出したって無意味だから出すな、という応対をする窓口の話だってよく耳にする。そんな警察がなぜ、対応してくれないのかというのを解説した記事があったので、今後の参考にしてもらいたい。(誰が書いたのか特定できなかったので、不都合がある場合はご連絡ください)

警察が被害届を受理しない理由と、裁判所で結構珍妙な判決が出やすい理由ってのは、どちらも共通点として、日常業務が犯罪者と接しておかしな言い分を日常的に意識にすり込んでるからだといえる。
尚の事、警察ってのは犯罪者とつながりを持つ場合ってのも多々あって、俺も事件に巻き込まれた時に、加害者側の関係者(ヤクザ)から警察になにがしかの「挨拶」あったようで、被害をもみ消されたことがあるね。(当然、そのままじゃ済まさないけど。)

で、スレの中や一般世間で「こういう時こそ弁護士だろ」って人は多いけど、それは何回も書いてるけど、通用しないから。
そもそも、壊滅的なと言っていいくらい被害被ったときは、体が動かないとか、金がもう全くないところまでやられたとか、そこまで追い込まれるのが普通なのであって、そこまでになって「さぁ弁護士」と言ってもそれは無理なわけだ。
それに、弁護士の方も基本的には刑事として事件を扱うってのは忌避したがってるわけで、普段から繋がりがあるならともかく、無い一般人には弁護士を選任する時点で割りと難しかったりする。

そして、そこまで苦労して弁護士を決めてきても、今度は警察がまた動かないとかも普通にある。
じゃぁどうすればいいかと言ったら、結局は有力者や議員の力を借りるしかないわけで、普段から自分が応援する候補者の手伝いや近所付き合いを疎かにしないほうがいいってことだ。

とにかく、警察は被害届を受理しない。告訴も受理しない。それは、日常的に犯罪者と付き合ってきて、彼らに同情しちゃうような感情を持っちゃってることもあるし、人間的なつながりがあることも多々あるからなんだわ。
「あーコイツ、窃盗で捕まったけど、家中盗品だらけだろうなぁ。でもこんな可哀想な育ちだったらあるわなぁ・・・・」とか思ってるわけよ。
その筋の者から電話がかかってきて、「顔立てといて今度何かで協力してもらおう」とかいう繋がりもあるわけだ。
それを超えるモチベーションを提供しない限りは、絶対に動かないよ。

結論:犯罪者の顔は立てるけど、一般人は舐めている それが警察。
世も末だ。