2007/12/08

下着を取るならわかるけど

島根県隠岐の島町(あ、そんな町名があるのね・・・・)で、なんとも奇妙な事件が発生した。同町役場の課長が知人の女性宅に女性用下着を投げ込んで逮捕されるという事件だ。調べによるとこの課長は、10月から11月に数回にわたって、使い古した女性用ショーツやガードルなど数枚を投げ込んだ疑いだというのだ。
女性宅に女性用下着を投げ込んだ?意味がわからない。この女性、齢は51との事なのだが、課長も59歳とのことで、女性宅から下着を盗むのであれば、まだ理解できたかも知れないが、何が楽しくて女性宅に下着を、しかも女性の下着を投げ込んでいたのか。嫌がらせにしても、意図の分からない行為で目的がさっぱり分からないではないか。
あるいは、「こういう下着をつけてくれ」みたいな妄想男だったのか。いずれにせよ、サンジャポで面白おかしく取り上げること間違いないであろう。宜しくお願いしたい。

2007/10/27

これだから安物は

先日、夕食の準備をしようとフードプロセッサーでネギやらニンニクやらを切り刻もうとしたところ、なぜか蓋のしまりが悪く、四苦八苦してようやく回転させることができたのだが、いつもと違う音がしているので、なにごとかと慌てて蓋を開いて中を覗いてみると、衝撃的な光景が広がっていた。回転部分の噛み合わせが悪かったのか、摩擦でプラスチック部分が削りとられ、ひん曲がってそれ以上回転できないくらい圧迫されていたのだ。そればかりか、砕け散ったプラスチックの屑が食品の中に散在していて到底、口には入れられそうにないという惨状に、しばし呆然としてしまった。
蓋のしまりが悪いなぁ、と思いつつも、とりあえず閉まったのをよしとして回転させたのが悪かったのか、それとも製品寿命だったのかは分からないが、使い物にならなくなったフードプロセッサーを前にして、しみじみと「これだから安物は・・・・」と思ったものである。確かに数年前、ドンキホーテで1980円で販売されていた格安のフードプロセッサーだったので、もともと耐久性には疑問をもっていたのだが、それにしてもこんな重要部分が壊れてしまうとは予想外であった。
ああ、きちんと蓋がしまってさえいれば・・・と後悔していても仕方がないので、次の日曜日にヨドバシカメラに出かけて新しいフードプロセッサーを探してみることにした。今回はドンキホーテに行くことはないだろう。
で、探したところ、使い勝手がよさそうで、食材を入れる部分がプラスチックではなく、ガラス製で清潔感があることから、ナショナルのMK-K58Wという製品であった。もうひとつランクが上のK78Wというのもあったのだが、スライサーは恐らく使わないだろうと思われたのと、必要になればオプションで買えばいいかという判断もあって、こちらの製品にしてみた。
家に帰ってさっそく使ってみたが、いままでのフードプロセッサが上にモーターを取り付けて回転させるタイプだったのに対して、新しいのは下にモーターが固定されていて、食材入れとカッターを上から取り付けるタイプだ。カッターをどうやって取り付けるのだ?と思いつつ適当に上に乗せてやると、なんと自分で勝手に回転してセットされてしまった。いままでのはカッターの位置を調整して蓋の結合部とうまくあわせて・・・とかいろいろと面倒だったのに、この手軽さはいったいなんなのだ。やっぱ日本製は違うわ~~と感動しつつ回転開始。あっという間に鶏の肉団子ができあがってしまった。
ついでに付属してきたおろし金も使ってみようとセットして、大根を投入。何の苦もなくあっという間に大量の大根おろしが製造、まさに製造されてしまった。いままで奥さんが腕が疲れるからと、大根おろしを担当していた旦那はどこのどいつだい?





私だよ!


にしおかか!」
心配は、あまりに簡単にできてしまうので、大根の消費量が増えることくらいじゃないかな。

2007/09/22

ようやく一部が復旧

??号の影響で(台風のことだ。人造人間ではない)沖桟橋が閉鎖されていた海釣り公園だが、ようやく工事が進み、一部が再開されるとの事で久々に釣りに行ってみることとした。
波はこれまで見た中でも群を抜いた静けさで今日の爆釣を予感させる。ちなみにこの予感が的中したことは一度もない。
入場待ちの行列に並んでいると、後ろの方から子供の声で聞こえてきた。
「下手こいた?」
まさかここまで浸透しているとは。オッパッピー、恐るべし。

2007/09/21

北門家の惨劇

先日、京都府京田辺市で寝ている父親の首を、次女が斧で切断するという、世にも恐ろしい事件が発生したが、父親が現職の警察官であった事も手伝って、各マスコミでも大きく取り上げられているので、日本で知らないのは辺境の住民くらいであろう。
報道では、娘が16歳の未成年であったことから、死亡した父親の名前が伏せられているが、事件の発覚当初は犯人が特定されていなかったため、被害者の名前が公開されていた。容疑者が未成年の娘であることがわかり、慌てて匿名報道に切り替えたのであるが、昔ならいざ知らず、インターネットがこれだけ普及した世の中で、一旦世間に出てしまった情報を隠匿するのは不可能である。Googleあたりで「京田辺 巡査部長 オノ」なんかを検索すれば、たちどころに情報を入手できてしまう。
死亡した警察官の名は「北門和一郎」
なんと読めばいいのか、今一つ分からない名字であるが、珍しい名字であるのは間違いなく、恐らく京田辺市で「北門」なる家は三軒くらいだと思われる。容疑者である次女の画像がどこかの掲示板で晒されるのは時間の問題であろう。
時代錯誤の匿名報道はそろそろやめた方がいいのではなかろうか。人は隠されると知りたくなる動物である。しかし、忘れやすい動物でもある。報道されても3日もすれば忘れるであろう。

2007/09/06

逮捕された警官への支持が続々と

??月4日、神奈川県警の警察官が、帰宅途中に高校生を平手で殴打し、逮捕された事件に対して、これまでの警察官逮捕事件とは全く正反対の反応を国民が示しているようである。通常であれば、50件ほどの非難の声が寄せられていたらしいのだが(統計が取れるほど、事件を起こしているのもどうかと思うが)、今回の事件では300件を超える支持が寄せられているらしい。
事件は4日の夜、横浜市の相鉄線鶴ヶ峰駅で発生したのだが、電車内で拳銃形のライターを、乗客に向けて脅しつけていた高校生に対し、帰宅途中の警察官が電車を降りたところで注意をし、ライターを取り上げた上で平手で数回、殴打したということのようである。
駆けつけた警察官に現行犯で逮捕されたのだが、はっきりいって逮捕されるべきなのは拳銃(形のライターだったが)で何の罪もない乗客を脅して喜んでいた幼稚な意識の高校生の側であって、注意をした良識のある大人が逮捕されるというのは、どう考えても不条理というものである。世間から支持の声が寄せられるのも当然というもので、こんなことで逮捕されるのであれば、町中で迷惑行為をしている子供に対して、注意をする大人は誰もいなくなってしまうのではないだろうか。
だいたい、日本という国は、未成年を甘やかせ過ぎてきたのだ。18歳未満は発育途上であって保護の対象という考え方自体が間違っていて、自分たちはまだ未成年だから少々犯罪を犯しても、そう大きな罰は受けないだろう、なんてことは小学生だって知っていることだ。それを逆手にとって犯罪を起こすかどうかはまた別の話だが、少なくとも義務教育ではない、高校生になったら、通常の成人として扱うべきではないだろうか。中学を出てすぐに働いているりっぱな青年もたくさんいるのだ。まあ、そうでないのがたくさんいるのも事実だが。。。。

2007/09/03

衆院、どうやって解散させるのか

先の参議院選挙で民主党が大躍進、もとい自民党が自滅的大敗を喫してから、早くも1ヶ月が経過しているが、ここにきて次の臨時国会で衆議院を解散するというのが大きな政局として取り上げられている。世間でも解散するのは当然とでも言う空気が漂っているし、自民党の中からも選挙の準備を行う、という意見が聞こえてきているが、本当に衆院を解散する、などということがあり得るのだろうか。
そもそも、民主党が多数を占めているのは、解散権を持っていない参議院においてのみであって、どんなに参議院で声高に解散を訴えたとしても、そもそも衆議院を解散させる方法は無いのだ。政府に圧力をかけていき、世論を巻き込んで、国民の審判を問うなどと夢物語を語っているが、それはあくまで民主党側の都合であって、政府・自民党側に解散をしなければならない理由などひとつとして無いのである。
少し考えれば分かることだが、自民党はいま、衆議院で圧倒的な多数を占めている。選挙を行えば、これより減ることはあっても、増える可能性は1%も無い、と言い切ってもいいほどの多数である。ここで選挙をすれば、参議院で勢力を伸ばし、発言力を増している民主党を後押しするだけであって、たとえ過半数を維持したとしても、自民党にとって得るものなどひとつとしてない。なぜなら、選挙で勝ったとしても、参議院の勢力図に変化があるわけでなく、現状となにも変わるところが無いからである。自民党が負けること以外に、衆議院の解散には意味がないのだが、わざわざ負けるために戦うバカはいない。
逆に解散しない場合、自民党は衆議院が、民主党は参議院がそれぞれ主戦場となるわけだが、衆議院が参議院に優先する以上、自民党が民主党に勝っているのは自明であり、これまでよりもやや、議会運営が難しくなるという程度でしかない。しかも、衆議院を通過した法案が参議院でことごとく廃案に追い込まれた場合、世間の風当たりが厳しくなるのは参議院・民主党に対してである可能性が高いと考えられる。
ここで、自民党が参議院・民主党議員に対して、自民党への鞍替えを誘惑することで、議員の身分のままで自民党に移る可能性がある。あるいは民主党を離党しないまでも自民党法案に賛成してくるよう、働きかけを強めてくるのは当然、想定される動きである。これに対し、民主党から自民党への攻勢としては、あくまでも衆議院の解散を声高に叫ぶだけであれば、あまりにも戦略としては弱すぎると言わざるを得ないが、現状ではそれ以外に打つ方策がないのも事実である。(衆議院で勢力が拮抗しているのであればまだしも、拮抗しているのは逆に参議院側の方である)
以上のことから、衆議院が解散する可能性は、普通に考えればゼロである。もしもあるとすれば、世論に押される形で、安倍総理の退陣要求が自民党内で強まり、安倍総理がそれでも辞任を固辞した場合に、衆議院で内閣不信任案が可決される可能性があるが、さらに安倍総理が自暴自棄になって、後先考えずに衆院の解散を宣言したときくらいであろう。う~ん、普通に考えて、あり得ない選択だな。。。

2007/08/25

日本勢は123+4フィニッシュ

本日、8月25日から大阪で世界陸上2007が開幕した。一番最初の競技は、メダル獲得に大きな期待がかかる、男子マラソン。日本からは尾形、大崎、諏訪ら5名が出場した。実家の近所を通るとのことで、父が応援しにいってきたそうだが、日本勢は残念ながら、メダルを獲得することはできなかった。惜しくも、尾形がデッドヒートの末に5位、大崎が6位、諏訪が7位に終わった。
ながらく、日本男子マラソンは低迷にあえいでいる、という記事がどこかのニュースで見たが、5、6、7位を日本勢が占めているというのは、それはそれで立派なことだし、すごいことだと思う。メダルが獲れなかったのは確かに残念であったが、とりあえずオリンピックに向けては期待が持てる結果だったと思う。ここで金銀銅を独占したらオリンピックに行く前に満足してしまって、燃え尽きてしまいそうではないか。
谷亮子は何日目に出てくるのかな。(陸上だから柔道はねぇよ!)

2007/08/21

オークションの不思議

先日、楽天市場のオークションで、「ディスカウントキララ」というお店から37インチの液晶テレビが50台も出品されていたので、今すぐどうしても必要というわけでもなかったのだが、とりあえず格安で手に入るなら、と入札してみることにした。
よく、液晶テレビで安いモデルだと、地上波デジタルチューナーが搭載されていなかったりするのだが、調べたところそういった問題もなく、非常にお買い得に見えたのだ。50台も出品されているのだから、それほど高い金額で入札しなくても、うまくいけば落札されるのではないか、そしたら2台目のテレビ(37型なのに!)として使おう、などと獲らぬ狸の皮算用をしていたのだ。
ふたを開けてみると、最高価格が15万円で入札されていて、上位20人ほどが10万円以上で入札している、という状態で、私がシャレで入札してみた金額は端にも棒にもかからない、という有様であった。う~ん、みんな結構本気で入札してくるものなんだなぁ、と思ったのだが、よく考えると、この人たちは頭がおかしいのではないか?と思い始めた。
なぜなら、同じ商品が、同じ楽天市場の中で、99900円で販売されているのだ。それなのに15万円もの金額で入札してくるとは、到底、何も考えていないとしか思えない暴走と言えるだろう。もしかして、実際には50台も商品は存在していなくて、実は30台くらいしか用意できていなかったので、サクラが20人ほど高額で入札したのかとも思ったのだが、落札者を確認するとどうやらそういうわけでもなさそうだ。

想像するに、入札することに夢中になって、どんどん高い金額を入力してしまっているのではないだろうか。オークションって不思議ですね。。。。

2007/08/14

付かないトラックバック

なぜか分からないのだが、このブログにはなかなかトラックバックが付かないようである。というのが最近の気になる事項である。不要なトラックバック、要するに怪しげなサイト、端的に言えばアダルトサイトとか闇金業者?とかのサイトに誘導するものは、ちょっとほっておくと、たまに付くことがあるのだが、有益な(というよりはマットウな)トラックバックはこれまで数回しか付いた試しが無い。なぜなのか。
そもそも、トラックバックとは、この記事を見た人が感想などを書いた場合に、自分のブログを見てもらうために送るものなのだが、よく考えると私のブログの読者層は非常に限られていて、ちっともPVが伸びていないので、トラックバックの付くはずが無い、という話もあるのだが。
※PV:どのくらいのアクセスが行われたのかを計る数値で、ページの閲覧数を示す(ページビュー)
??NSと違って、だれが見に来てくれたのかも簡単には分からないし、コメントを書いてもらってもそれが本当に本人なのかを確認する手段は無いのだが、インターネットで新しいサービスを立ち上げているところを発見した。
あし@」(どうやら、あしあと、と読むようだ)

これは早い話が、SNSで提供されている足跡の機能を、サイト横断でブログに付加してくれる、というもので、会員になった人が、他の会員のブログを見ると、自分が訪れたことが記録されて表示される、というものである。閉鎖的なSNSと一番大きく違うのは、会員では無い第三者でも、ブログを見た際に誰がアクセスしているのかは閲覧できるという点で、アクセス履歴がある人のブログを参照することもできるので、相互にアクセス数が増加していく効果が期待できる。自分がアクセスしたことを知られたくない、足跡を残したくない、というのであれば、残さなければいいだけの話だ。
気になるのが、業者が自分のサイトに誘導することを目的として、そこかしこのブログに足跡をつけまくるのでは?という点だが、いちおう、防御手段として指定した利用者の足跡は拒否できるようになっている。誰が業者なのかを判別するのが大変なのだが。。。。
あとは、自分が最近閲覧したブログの情報などが、自分のページに履歴として残るようになると便利ではないだろうか。第三者もどんなページを見ていたのかが分かるし、自分としてもいちいちブックマークする手間が省けて非常に助かるのだが。変なアダルトサイトを見てしまって、それが履歴に残って、みんなにバレたらって?
そこまで面倒見れるか!

2007/08/08

蘇る岩隈久志

昨日、楽天vs日本ハムの試合で、前々回のコラムで故障について書いた岩隈投手が、ついに復活を遂げたと言ってもよいほどの力投を見せ、遅まきながらもようやく今季3勝目をあげた。気迫溢れるそのピッチングには手放しで賞賛の言葉を送りたい。
これまで、近鉄・オリックスの合併球団から、男の意地で脱退した岩隈には、呪いと言うのが相応しいかのような不運と災難が降りかかってきていたが、いつかはこの男は窮地を脱して、世間を見返す時がくると信じていたが、ようやく不遇の時に別れを告げ、新たな伝説に一歩を踏み出した。鳥肌が立つほど私の心を震わし、岩隈の復活を確信せしめたのは7回裏の守備であった。
??対2の同点で勝敗の行方を大きく左右するこの回、先頭打者に対して力投するも四球でランナーに出したところで、日本ハムは一塁走者に代走を送り、好投する岩隈から1点をもぎとりにかかる。当然のことながら、次のバッターはバントで走者を二塁に進め、後の打者が返すのを期待するところで、岩隈が投じた初球を、誰の目にも絶妙な位置にバントし、これで間違いなく一死二塁で後続の打者との勝負になると思われた場面であった。
ここで岩隈は、バントされた打球を捕球するや否や、ここでアウトを取れなければ自分の野球人生は終わるかもしれない、いや、ここでアウトを取ることで、自分は更なる飛躍を遂げるのだ、と言わんばかりに、なんの躊躇いもなく脇目も振らずに二塁に送球する。間一髪、まさに紙一重のタイミングで、これまでの岩隈であれば、こういう場面では野手がミスをする、走者の足が一歩先にベースを踏む、という不運な場面に見舞われていたのだが、今度ばかりは自分の渾身の力で、そっぽを向こうとする幸運の女神の横面を張り倒し、自分の方に微笑を向かせたのだ。まさに、乾坤一擲と呼ぶに相応しいプレーでその後の味方打線の大爆発を呼び覚まし、三勝目を手にしたのだ。
男子、三日会わざれば活目して見よ。というのがまさに当てはまるほどの感動を覚えた。日本男児よ、彼の爪の垢でも煎じて飲むがよい。

2007/08/07

最低の野村證券

私がいつも利用していた野村證券から、ある日、ログイン方法の変更に関するお知らせが届いた。どうやら、これまでは電子証明書や、パスワードによる認証を行っていたのだが、ハードトークンという機械を利用した、湾タイムパスワードによる認証に、全面的に切り替えるとのことで、なんと何年かおきには交換する必要があるらしい、古のポケベルめいた機械が送りつけられてきた。
セキュリティの強化を謳うのはいいのだが、ワンタイムパスワードって、いったい何時代の技術なのかと思われるような枯れた認証方式を採用しようとは驚きだが、これが世の中の流れなのだろうか。いったいぜんたい、野村證券に対してこんな方式を提案して採用させたベンダがどこなのか、野村證券のコールセンターに問い合わせて確認してみたいくらいである。世の中の認証が全部、こんな使い勝手の悪いハードトークン方式のワンタイムパスワードに移行したとすれば、世の中の善良な市民は、いったいいくつのトークンを管理しなければならないのか。まったく理解に苦しむ方式変更である。
しかも、しかもだ。こともあろうに、ログインに利用するIDまで、全面的に変更するときた。IDをひとつ覚えるだけでも四苦八苦している私に、これまで記憶していた7桁のIDを捨てて、更に長い8桁のIDを記憶しろとは、なんとも居丈高な要求をしてくる会社なのだろうか。たとえば、この背景に、これまでの認証方式ではセキュリティ的な問題があって、解決するために方式をどうしても変更せざるを得ない、というのであれば、利用者に対するリスクをこれまで放置してきた責任として、まず賠償を行うべきで、なんの確認もなく一方的にログインIDまで変更を迫るのは、到底社会責任を負った一流企業の執るべき行動ではないと思われる。
明日にも、野村證券には厳重な抗議と共に、ゴミ箱に捨ててしまったIDの再発行依頼を出すとしよう。ハードトークンが入っていたら、それ以外の紙類など、全て不要物として処分するのが当たり前ではないか。あまりにも想像力の欠如した野村證券の対応には一抹の不安を覚える。他にもこっそりと、みんなが気づかないところで、利用者が不利益を被るような変更を行っているのではないか、と。賢明な読者諸君は、早々に取引会社を変えることも考えているから心配は無いのだろうが。

2007/05/19

岩隈がまた故障だ

楽天GE(ゴールデンイーグルスだよ)のエース、岩隈久志が、昨日のロッテ戦で登板したのだが、左脇腹の肉離れで恐らく前半戦の復帰が絶望的になったもようだ。楽天に移籍?してからの彼はつくづく不運に見舞われていて、見ていて痛々しいくらいである。
バッファローズとブルーウェーブが球団合併する際に、本来なら合併球団に入るはずだったのだが、球団の合併に賛同できない?納得できない?だかで、反骨精神を発揮し、イバラの道にも見えた楽天GEへの移籍を我を通して決めた彼は、今時の若者には珍しく自立心のある、見上げた根性の持ち主なのだが、移籍1年目に頑張りすぎたせいなのか、昨年は1年間ケガに泣かされ、ようやく今年から本格的に復帰した矢先に、再度、故障してしまったのはなんとも言い様のない思いでいっぱいである。もっとも、そういう思いがより一層強いのは、他ならぬ彼自身なのだろうが。。。なんとかゆっくり静養して、後半戦に向けて英気を養って欲しいものである。
しかし、今年の春先にもケガか何かで調整が遅れ、開幕に間に合わなかったのだが、これだけ不運が続くと愛想を尽かされて、袖にされたバッファローズが、逆恨みして呪いでもかけているのではなかろうかと疑いたくもなる。まさか球団社長やオーナーが、岩隈が活躍しそうになるたびに、夜中に神社で藁人形に釘を打ったりしているわけでもないだろうが。岩隈に呪い返しの方法でも教えてやるのは、小さな親切大きなお世話というものだろうか。


これ
である程度防げるらしいんだけど。ほんとに効くのか。。。まあ、野球選手は丸いものには馴染みがあるから、ちょうどいいか。

2007/05/17

悪の巣窟

店長と店員がふたりで、店に訪れた若い女性客を拉致した上で暴行を加えると言う、まるで作り話のような事件が発生した。しかもこの店長と店員のコンビは、拉致する客をずっと狙っていたとのことで、このために店を営業していたと思われてもなんら不思議は無い。
この店の名は「ペッパーランチ」。うちの近所にもある大手外食チェーンのひとつである。そんな店の、バイト君が起こした事件でも憤飯ものだが、こともあろうに店長が、それも思いつきではなく計画的に犯行に及んだのである。報道によると準備としてスタンガンや睡眠薬を買ったとか買わなかったとか。閉店を装って店舗のシャッターを下ろし、逃げられないようにしてから暴行し、拉致後はガレージに監禁し、囲うつもりだったなどと、いけしゃあしゃあと供述しているらしい。なんとも恐ろしい話だ。
それにしてもペッパーランチではどういう人材を店長として勤務させているのだろうか。これでは女性客は心配でほかの店舗であっても入りたくないと思うだろうし、あまつさえ男性客も拉致犯の仲間ではないのかとあらぬ疑いを持たれかねない事を思えば、足も遠のくと言うものだろう。いや、そもそも本当に他の店舗は大丈夫なのか。君子危うきに近寄らず。

2007/05/01

痩せるためには風呂ハイレ

先日、いつ登録したんだかちっとも覚えが無いのに、毎日何十通もやってくる、広告メルマガを整理していると、ふと「お風呂でホニャララ」みたいな宣伝文句が目にとまり、痩身だのなんだのと書いてあるのに興味をひかれ、なにかのサプリ販売なのかとサイトを覗いてみた。
お風呂のなんたら、というのだから、サプリでは無いのはよく考えれば当たり前なのだが、「ダイエット=サプリ」もしくは「ダイエット=ビリーズブートキャンプ」(ヲイ)とインプットされてしまっている私の脳は、書かれてもいないことでも勝手に見たいものを見る、都合のよい仕様でできているので、何の疑問もなく新しいサプリなんだろうぐらいの気持ちでアクセスしてみた。そこで紹介されていたのがこの商品、その名も「ヴィエルオフロア」だったのだ。

お風呂で痩せられるから、オフロア、なんとも安直なネーミングなのだが、原理としては遠赤外線の効果で身体の芯からあたためるのと同時に、バスソルトの効果で肌もきれいになり、ハーブが大量に配合されているらしいのだ。サイトを見るとわかるとおり、ハーブ+天日塩の効果と、貴宝石という岩盤浴に利用される石から放出される遠赤外線の相乗効果で、みるみるダイエットできるようなのだ。
だが、よく読んでいると、遠赤外線を出してくれる石の効果についてはよく書かれているが、ハーブについての効果がいまひとつよく分からない。いったい具体的にどういう効果をもたらしてくれるのか。果たして本当に、これをお風呂にいれて毎日浸かっているだけで、どんどこ痩せていったりできるものなのだろうか。本当に痩せられるのであれば、ダイエット目的でスポーツクラブに通う人が激減してしまい、商売あがったりになってしまうところが数多く出てきそうなものなのだが大丈夫だろうか。
ああ、非常に気になる。気になるが自分で買ってまで試してみるのはどうも気が進まない。だれか買って試した結果をコメントしてくれると嬉しいんだけどな~効かなくても石をぶつけないでクダサイ。

2007/04/15

シリーズ物の映画

日本でもそうだが、アメリカでもヒットした映画の続編が作られるのは多いようで、今度はロッキーシリーズの第6作や、パイレーツ・オブ・カリビアンの完結編が公開されるようである。後者はともかく、ロッキーは最初の作品が30年も前となっていて、今の若い人たちは殆ど知らない人が多いだろう。かく言う私も、そのころは小学校に行くか行かないかのころで、ちゃんと覚えているのはロッキー3くらいからではないだろうか。
アメリカと日本の違いは、どちらかというと、日本はドラマで開始されたものが人気がでて、何度もシリーズ化していくうちに、最終的には映画化されるというのが多いようだが(たとえば、私の嫌いな踊る大走査線とか)、アメリカの場合は、映画が非常に人気が高いので、続編としてドラマ化されるようなものが多いように思われる。たとえば、私の大好きなStarGateなどは、映画は1作しかないのだが、その後のドラマシリーズは既にアメリカではシーズン10にまで入っている。このあたりは文化の違いなのだろうか。。。
ちなみに、スター・チャンネルで、6月2日からシリーズ2作目となる『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』の放送が解禁となるのにあわせて、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』アジアプレミア試写会に招待してくれる、らしい。できれば、6月2日からの2作目を先に見てから、最新作の試写会に行きたいところなのだが、日程の都合で試写会は5月23日に設定されている。むぅ、試写会の日程を後ろには出来ないのか・・・・
また、スター・チャンネルは契約してないよ、という方のために、視聴モニター募集キャンペーンも実施されるらしく、一ヶ月間は無料でスター・チャンネルを見ることができるようだ。え、このキャンペーン、スカパーのチューナーはプレゼントでもらえるの?う~ん、うちのチューナーは古くて使い勝手が悪いから、それだけのために応募してみるのはいいかもしれん。。。

2007/04/07

事前に出演依頼。やらせか?

共同通信が6日に報じたニュースに、TBSが街頭インタビューの中で、事前に出演依頼を行い、同一の人物が何度も出演していたことがわかった、というものがあった。これが事実であるならば、明らかに市民の声の捏造であり、金品の授受や内容の指定はなかった、とはしているものの、同じ人の考えばかりが取り上げられた場合、それが全員の意見であるかのように受け止められてしまうのは、大きな問題である。この番組の名前は「サンデージャポン」
・・・え?サンデージャポン?
この番組って、出演しているのは全員が仕込み、要は事前に依頼したやらせを面白おかしく見せているバラエティ番組だったのではないのか。あの街頭インタビューを見て、本当に市民の声を集めてきたんだ、などと思う視聴者はまず間違いなく

いない

と思うのだが、本気で信じてしまう人がいるのだろうか。
っていうか、この番組、ほんとの事も言う番組だったの。。。。。

2007/04/06

駅前の街頭演説

桜もほぼ満開となり、暦も四月に入ったというにも関わらず、今週に入って急に冷え込みが続き、今日などはまるで雪が解けた後にも似た雰囲気を感じてしまうほど、春らしさを全く感じられない今日この頃、いかがお過ごしだろうか。
統一地方選挙も終盤戦となり、各候補が演説合戦を繰り広げているが、朝早くから駅前に立って道行く通勤中の会社員に一生懸命、政策や意見を訴えているのを見ると、ほんとにご苦労な事だと頭が下がる思いだ。
しかし、しかしである。朝の通勤時間帯に駅前を歩いているのは、7時台ならいざ知らず、8時台半ばともなれば駅から出てくる人が大半を占めているにも関わらず、同じように一生懸命、演説を行うのには何か理由があるのだろうか。殆どの人間は、演説している候補者の選挙区とは関係無い地域に住んでいるはずで、ここで訴えて賛同を得られたとしても、選挙自体にはあまり意味がないはずであるが、果たして理解しているのであろうか。
こんなところで、効果の感じられない演説をしている暇があったら、もっと他の効果的な行動をとった方が得票に結びつくにも関わらず、馬鹿のひとつ覚えのように、毎度毎度、無駄な演説を繰り返す候補者には本当に頭が下がる。
せいぜい次の選挙でも頑張ってくれたまえ。

2007/03/22

日本から四季が消える日

今年の冬は、少なくとも関東に限ればまったく冬らしくない冬であった。待てど暮らせど雪は降らず、スキー場に行っても目にはいるのは雪山ではなくただの枯れ山、都会では霜の下りる気配すらないありさまである。
思い起こしてみれば、体感的にも非常に暖かかった事が分かるのだが、例えば朝、外に出たときに例年であれば耳や鼻が痛いほど寒さを感じる事が、冬の間に少なくとも何度かはあるものだが、そのように感じた事は私に限れば1度としてなかった。ニュースではずっと暖冬であると伝えられていたが、ここまでの暖かさと言うのは予想外であった。
これまで、暖冬だ、なんだ、と言われてきたが、それでも雪は降っていたし、霜焼けになるかと思うような冷え込みもあった。これほどまでに暖かさを実感できる冬は私の長い人生の中でも初めてのことである。これはもはや単純な暖冬と呼ぶ段階ではなく、明らかに地球の温暖化と関連しているのではないだろうか。
温暖化した北半球に対して、南半球では猛暑と干ばつが伝えられており、明らかに地球全体が高温になりつつあるようだ。温暖化の影響で冬がなくなり、日本から四季が失われる心配もあるが、それ以上に夏がどれほどの高温になるかも心配される。
文明国ではエアコンなどで室内に関しては温度を調整するのだろうが、それがさらなる温暖化を招き、拍車をかけて気温が上昇していくのではないだろうか。科学の力に支えられるとして、人類はどれほどの高温まで地表で生存できるのか、他人事であれば非常に興味深く観察するところである。

2007/03/11

バイク盗難未遂

昨日の事になるのだが、いつものように朝から釣りに行こうと準備を整え、いざ出発しようと駐輪場に行ったところで、異変に気づいた。いや、正確に言えば、バイクのエンジンを始動させようと、キーを差し込んだところで気づいたのだ。
なんと、キーを差し込むシリンダー部分が無惨にもズタズタに引き裂かれていて、キーを差し込む事すら出来ない状態となっていたのだ。明らかに、バイクを盗もうとして、ドリルなり工具を使って無理矢理イグニッションを回そうとした痕なのだが、結局シリンダーを破壊したところで断念したらしく、それ以外には特段、目に留まるの被害らしきものがないのは幸いであった。
警察に被害届を出した上で、バイク屋に修理のため引き上げてもらったのだが、調べれば調べるほど、盗もうとした窃盗犯のレベルの低さに呆れるばかりで、あいた口が塞がらないとはまさにこのことであった。
工具まで持ち出しておきながら、なぜイグニッションひとつ回せないのだ。そもそも、ハンドルロックすら外せないようでは、どうやって乗り出すつもりだったのか。はっきり言って、よく分かっていない、知能レベルの低いサルのような素人が思いつきで盗もうとしたとしか考えられない。
こういうバカは必ず盗めなかったものを諦めきれず、現場に戻ってくると相場が決まっている。必ず捕まえて足の2、3本もへし折ってやるから覚悟しやがれ。

2007/03/09

携帯電話を使うのは

電車に乗っているとき、ふと周りを見渡して気になった事があり、しばらく電車に乗る度に観察していたのだが、自分が周囲の大半の人々と異なることを発見したのは、ちょっと驚きであった。
これまで何気なく携帯電話を使い、メールを入力したりインターネットサイトを閲覧したり、時にはゲームをしてみたりと、それなりに携帯電話を使い込んできたつもりだったのだが、これは本当に予想外の発見であった。一般の人々は携帯電話を右手で操作しているようなのだ。
私とて、携帯電話を使い始めて早10年、右手しか空いていなければ右手で使うことは勿論造作もないことだが、ではどちらの方が入力速度が早いかというと、圧倒的に左手の方なのだ。この違いは一体なんなのだろうか。もしかして、左手で携帯電話を使うのは世界で私ただ1人なのだろうか。
世界でただ1人?
ううむ、いい響きだ。例えて言うなら、世界中の人間を抹殺して、この地上に立っている人間は自分ただ1人になったかのような爽快感を覚える・・・ちょっと言い過ぎたようだ。夜道で後ろからグサッとやらないでください。お願いします。
知人数人にアンケートをとってみた。どうも左手で携帯電話を使うのは地球上にそこそこいるようである。あ、ふと見れば目の前のおっさんも左手で操作しているではないか。ううむ、溢れかえっておるではないか。
不思議に思うのだが、携帯電話って、なんで右手用と左手用がないのかな・・・

2007/03/08

東京都が朝鮮総連に土地を寄贈

東京都江東区にある、朝鮮人学校に対して、東京都が土地の返還とこれまでの使用料の支払いを求めていた裁判、「枝川裁判」というらしいのだが、3月8日に和解が成立したとの報道がなされた。裁判のあらましと和解の内容はつぎのとおりだ。
??945年に設立された江東区の朝鮮人学校は、都有地に建設されていたため、当初は賃借料を支払っていたが、学校法人の財政難から72年に無償での賃借を交渉し、90年までは無償で使用してよい、ということで当時の東京都知事(美濃部亮吉)と合意し、継続して利用を行った。しかし、90年で無償での使用許可期限が終了したのちも、無償で使用を続けているため、住民から立ち退き及びこれまでの賃借料の支払いを求める請求があり、これに応える形で東京都が土地の返還と使用料の支払いを求めていた、というのがおおまかな内容である。
これに対し、昨日の和解では、和解金として1億7千万円を東京都に支払うことで、土地は学校側に完全に所有権を移転することとなった。一見したところ、学校側が東京都から土地を買い取ったということになり、問題がないように見えるのだが、問題はその価格である。1億7千万円というのは、果たして妥当な価格なのだろうか。
どのくらいの土地が譲渡されるのか、確認してみたところ、学校の占有地およそ5000平方メートルのうち、8割が東京都の土地であるとのことで、譲渡されるのは4000平方メートルとなる。坪に換算すると、1212坪となるのだが、値段から逆算すると、坪単価は15万円程度となる。これはとんでもない話である。東京都内の土地が、1坪たったの15万円で買えるところなど、どこにあるというのだろうか。しかも、4000平方メートルのまとまった土地で、23区内というすばらしい立地条件である。家を1軒建てるのに、多めに見て20坪必要と考えると、マイホームがたったの300万円で(家は除く)手に入ってしまうような、超破格値である。
これは明らかな、東京都から朝鮮人学校、さらに言えばその経営母体である朝鮮総連(この学校は朝鮮総連の傘下で経営されているのだ)に対する利益供与である。これが石原都政の姿である。いったいこれに対して、これまで外国に対する敵対色を出してきた石原慎太郎はどう受け答えしてくれるのか。都民の判断を見たいものである。

2007/03/07

いくら電車遅れと言ったって

昨日のことになるが、全国的に吹き荒れた春の嵐とはあまり関係ないと思われるが、信号機が故障したとかでJR京浜東北線では運行がストップするなどし、大変なダイヤの遅れが発生した。京浜東北線が止まったり遅れたりするのは毎度の事なので、いまさら言うことなど無いのだが、今回はそれだけに止まらず、あまりに理不尽な事があったのだ。
新橋駅で京浜東北線に乗り込もうとしたまさにそのときに駅のアナウンスが流れ、信号機故障のため、電車がしばらく停止して安全を確認するという内容が伝えられたのだ。ここまでであればいつも通りの体たらく、と言うだけで納まったのだが、幸か不幸か(ま、幸でないのは確かだが)今回は品川方面に行く人は山手線に乗り換えろ、というアナウンスもあったのだ。
取り立てて急ぐ必要は無かったのだが、そういうアナウンスがあると言う事は、当分動く見込みが無いのだろうと、動くまで待つつもりであった京浜東北線を断念し、品川までは山手線で移動する事にしたものだ。
その山手線に乗り換えてしばらく進んだところ、信号機故障で停止している京浜東北線の車両がとなりに並んだところで、あろうことか今度は山手線の車両が停止してしまったのだ。京浜東北線が止まったから山手線に乗り換えろとアナウンスをしたにも関わらず、である。しかもあろうことか、隣で停止していた京浜東北線の車両の方が先に動き出したではないか。
もうさすがに堪忍バッファがオーバーフローした私は非常用ドアコックを捻り、開いたドアから闇夜の線路にヒラリと華麗に舞い降り・・・・なかった。
さすがにどこかの酔っ払ったJR職員と違って「おれには電車を止める力がある」などと宣いながらそんな大それた所行を実行するほど大物ではなかった私は、なんの必要も無いのに意味もなく品川で振替輸送をしている京急に乗り換えるのが関の山であった。
やっぱ窓を叩き割ったりしてはイカンよね

2007/02/18

電車の中で通話するのは

マナー違反だとかなんだとか、いかに自分にモラルがあるかを喧伝しようとでもするかのように、他人が通話しているのをまるで鬼の首でも取ったかのように非難する人をたまに見かける。
しかし電車内で大声で会話するのはよくて電話はダメと言うのはルールとして明らかに間違っている。それなら社内は会話禁止とするべきで、エスカレーターの右側は歩く、と言うのと同じくらい問題外のルールである。通話していてもいなくても、電波は発しているのだから医療器具に対する影響はこの場合は無関係である。鉄道各社が訴求しているような、優先席付近で電源を切る対応でも効果は無く、女性専用車など作る前に電源オフ専用車を作った方がよほど正しい対応と言うものだ。
もっとも、通話するのは一向に構わないのだが、恋愛相談だか別れ話だかで半分泣きながら通話するのは勘弁被る。気になって仕方ないではないか。

2007/01/31

東西価格差(エビ編)

釣具屋でよく見かけていたにも関わらず、釣りに行くまでに死んでしまう気がしてなかなか手を出せなかった物に、エビの生き餌というものがある。文字通り、生きたエビが販売されていて、釣り人は生きたまま針に付けては鯛などの大物を狙うわけだが、いかんせん生き物である以上、水から出して放置しておけば、あっと言う間に死んでしまうのは当たり前である。特にエビと言うのは環境の変化に非常に弱く、たとえ水に入れていても馴染めなければ1日くらいで死んでしまう事も多いのだ。
海釣りで使う餌であるのだから、当然、海に生息しているエビなのだろうと、何の根拠もなく思い込んでいたのだが、先日なにかで調べ物をしている中で、偶然にもこのエビが淡水域に生息している事を発見し、これなら家で飼育している熱帯魚の水槽で、一緒に飼えるのではないかと考えた私は、いそいそと釣具屋に出掛けては餌として販売されているエビを購入してきたものだ。
このモエビ、正確にはシラサエビと言うようなのだが、なぜか関西と関東で値段に大きな開きがあり、関西では1匹あたり4?5円で購入できるのが、関東では20?30円もするらしいのだ。どうも最大の生産地が琵琶湖であるらしく、遠く離れた関東では輸送コストなども考えると高くなるのも仕方ないとも思えるが、それにしても5?7倍の価格差は如何なものか。即刻是正して欲しいものである。(それでも熱帯魚ショップで販売されている価格と比べれば遙かに安いのだが)
さて、うちの水槽に入れたエビ達は、先住民の熱帯魚にお構いなしにそこかしこを泳ぎ回り、水槽内に発生していたコケをムシャムシャと食べ始めた。餌の一時保存として入れてみたのだが、これは嬉しい誤算であった。水槽がきれいになるくらいに、餌として釣りに持って行けば、一石二鳥というものだ。ついでに卵も産んで繁殖してくれるとありがたいのだが。

2007/01/25

ハケンの品格

見たことは無いのだが、世間ではかなり(それなりに?)話題に上っている、某民放のドラマ「ハケンの品格」
時給なんと3000円と非常に高額という設定だが、1日あたり8時間勤務するとして、日給2万4千円。月に20日は働くだろうから、人月約50万と言う計算だ。
人月50万?それってIT業界で考えるとインド人より安いかも・・・その値段で篠原涼子がやってきたら、なんの文句も出よう筈がないような。。。

2007/01/21

鳩パッパ

最近、何が気に入ったのか、うちの窓枠に鳩のツガイ(と思われる)が毎朝、とまるようになってしまった。朝、窓際でパソコンでニュースなんかを読んでいると、窓枠の上をカチャカチャと歩く音がしたり、クルックーと鳴いてみたり。窓のサッシしか無い狭い場所の何がよいのかさっぱりわからないのだが、建物が風をさえぎるのか、エサがある場所がよく見えるせいなのか、はたまた家の窓枠にまではカラスが来ないからなのか、何か理由があるらしく、道路脇にある交通標識の上と窓枠の間を行ったり来たりするようになってしまった。
とまってくれるだけなら、全然問題なかったのだが、そこは頭の悪い鳩のこと、居ついた場所を眺めてみると、白っぽい塊がいくつか目にとまる。いわゆる「フン」である。
これはさすがに放置しておくわけにもいかず、とまっているのを見るたびに、窓を開けては「コラ~」と追い払うのだが、いったんは離れていくものの、しばらくすると再び現れては性懲りもなく鳴き声をあげる始末。さすがに四六時中、見張っているわけにもいかないので、CDを何枚か窓の外にぶら下げてみることにした。田んぼなんかではよく鳥を追い払うのに活躍しているようだが、まさか都会のど真ん中にある自分の家でも取り付けることになろうとは夢にも思わなかった。
取り付けには釣り糸が非常に役に立ち、釣りの仕掛けを作る要領で、ちょちょいとCDを窓の外にぶら下げることに成功。しばらく見ていたが、見慣れないものがあるからなのか、それとも本当にCDが怖いのかは分からないが、とにかく今のところは鳩は寄り付かなくなったようだ。もしもこれでダメなら、CDではなく釣針をつけて、追い払うだけではなく捕獲するしかないところなので、なんとかこれで退散願いたいところである。
家から出かけようとすると、ちょうど家の前の歩道で鳩が2羽、地面に落ちているエサを探していた。思わず言ったのは「あ、うちのハト・・・」。
CDで追い払っておきながら、よく言ったものだ。

2007/01/18

ツンデレって

少し前まで(今もかも・・・)メイドが一部のマニアに人気だったようだが、最近はツンデレの人気が高いらしい。
元々は美少女ゲーマー(注:美少女のゲーマーではなく、美少女ゲームのマニアの事だ)の間で人気のあった、普段はツンツンしているが、二人になったりすると途端にデレデレしてくるようなヒロインを指している、かなりニッチな用語だったのだが、なぜ世間一般でも人気があるのか。
彼女がツンデレ系というのであれば、まだ話は分かるのだが、その周囲にいる人間から見ると、その女の子はいつもツンツンしているわけで、それってツンデレ系ではなくて、正確に言えば常に吹雪に晒される「ツンドラ系」なんじゃ・・・

2007/01/04

新年早々、電車は故障

??月4日、普段通りに駅に行ったところ、発車時刻のとうに過ぎた列車の、発着案内が電光掲示板に表示されている事に気づいたが、あまりに毎度の出来事に、ああ、またか、と思うくらいの感慨しか抱かなくなってしまったのは、JRなどに何かを期待するだけ無駄だと悟りを開いたせいなのか、単に人間は慣れる生き物だからかは分からないが、とにかく怒りすら感じなくなったのは確かであった。
まあ、怒りを感じたからと言って、走ってきた電車に高速徹甲弾をぶち込んで吹っ飛ばす訳でもないし、JR本社を爆破して溜飲を下げるわけでもなく、単に自分のブログで怒りをつらつらと書いているだけなので、彼等からすれば犬の遠吠え程度にすら感じないであろう。
無力な市民にできるのは、買う気もないのにみどりの窓口でこっちの列車、あっちの列車とダイヤを調べさせて、職員と後ろに並ぶ人々のストレスを増大させたり、切符を何度も買っては払い戻し、紙を浪費しつつ券売機の寿命を削ってみたり、所詮その程度のものであろう。
苦情の電話を掛けまくる?
線路に石を置いてみる?
そんな馬鹿な事を考えてはいけない。威力業務妨害で、お縄を頂戴する羽目になってしまうではないか。嫌がらせはあくまで法律の隙間をついて。