シュプレヒコールをあげたのは1600人にも上る沖縄県民と思しき方々なのだが、中国からの侵略が現実の脅威として迫ってきている中で、危機感のひとつもなく米軍の排除に邁進しているということは、彼らは中国を脅威とは考えておらず、救世主のごとく捉えているのではないのか。
これまで、日本全体のことを考えられず、自分達の主張や利益ばかりを追求する、利己的な集団なのかと思ってきたが、どうやらその考えは間違っていたようだ。彼らは、沖縄のことや日本のことを考えて、主張しているのではない。沖縄が中国に併合されることを望んでいるからこそ、目障りな米軍の排除に向けた活動を続けているのだ。
今後、沖縄に駐留する米軍を追い出そうという運動をする方々は、会の名称をきちんと正し、「沖縄を浙江省にする会」と、堂々と名乗った上で活動してもらいたい。それが沖縄県民の総意なら、どうぞご自由に、と言うしかないだろう。中国に併合された場合、どのような扱いを受けることになるのか、昨年の反日デモを見れば一目瞭然であるが、その上で、どうしても中国に支配されたい、というのであれば、翻意を促したところで、聞く耳など持たないのであろうから。
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