2011/12/31

週刊ゲンダイが佐々木希を解剖

米国の映画専門サイト「TC Candler」が発表した「世界で最も美しい顔100人」に佐々木希が昨年に続きランクインしたそうで、昨年の33位と比較すると、今年は71位とやや後退したものの、日本人では最高位のランクとなった。そんな中、週刊ゲンダイでは、なぜ佐々木希が美しいとされるのかを分析した結果を掲載している。その分析を行ったのは、文化人類学者とか、美容のプロだとか、そういう人間的な観点とか美容・健康を指導するような立場の人間ではなく、三浦天紗子とか言う、あまり聞いたことが無いが、それがどう関係してくるのか全く不明だが、若者のトレンドとやらに詳しい、単なる1作家である。

どういう経緯や力量で以って分析を行っているのかは定かではないが、その分析によると、世の中には「美しさの黄金比率」なるものが存在していて、顔を横に3等分したライン上に、目と口があるのがよく、さらに縦に4等分したライン上に、両目と鼻がきていると、洋の東西を問わず、美しいと思われるバランスだということで、佐々木希の顔はこのラインにピタリと一致しているのだそうだ。じゃあなぜ、彼女が1位ではなく、71位に甘んじているのか、という点には触れず仕舞い。さらに続いて、目の下の涙堂が大きすぎず小さすぎず、品のあるサイズに納まっていて、美の絶対条件である肌の白さに加えて、時折見せる悪魔チック(!)な表情も魅力なのだとか。既に比率など関係なく、完全に後付理論になっている。

なぜか歯科クリニックの美人顔の黄金比とはというページでは、概ね似たような事が書いてあり、この程度の説明なら別に作家で若者のトレンドに詳しくなくても、佐々木希の写真が1枚あれば、容易に解説できてしまうであろう。もしかして、日本ではインターネットの普及率が低くて、デジタルディバイドな人々が多数いるから、こんな解説でも受け入れられているのだろうか。ちなみに、2009年にカリフォルニア大学とトロント大学の合同研究チームが発表したところでは、「目と口の距離が顔の長さの36パーセント、目と目の距離が顔幅の46パーセント」となっている顔が、最も美しいと感じるバランスだったのだそうだ。

それにしても、週刊ゲンダイのオチは最低だ。
「ヌード写真集を出して欲しいものだ。」

あほだ。

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2011/12/30

増税の前にやることをやれ!

昨日の夜中に、民主党の税制調査会と一体改革調査会の合同総会で、消費税を平成14年4月に8%に引き上げ、その後、15年10月に10%にする案が了承された。選挙の公約(マニフェスト)には、増税のゾの字も含まれていなかったにもかかわらず、公共事業を次々と復活させては歳出の削減努力も行われないまま、増税が決定されたことには、憤りを通り越して怒りを感じる。生活が第一、と謳っていたマニフェスト、理念はなんだったのかと言いたくなる。所詮、選挙での票集めのために掲げただけの、マヤカシだったという事なのだろうか。

財政を建て直すための努力を全く行わず、聞こえのよい政策ばかりを行った上に、震災からの復興にかかる費用の財源に目処もついていないにも関わらず、政策の目玉とばかりに凍結したはずの公共事業を次々と再開し、まるで国民との約束と謳っていたマニフェストなるデマカセがなかったかのように振舞った挙句に、お金がないので増税で対応するとは、泥棒に追い銭とはまさにこの事を指す言葉であろう。

ブラックユーモアに、自民党政権が50年かけて出来なかった事で、民主党政権が3年足らずで成し遂げたことはなにか、と言うものがある。答えは「国民に自民党政権のよさを教えた」だ。このままいけば時を待たずに、その通りとなること間違いなしであろう。だがしかし、ここで自公政権に戻したところで、所詮は同じ穴の狢。はてさていかがしたものか。

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とりあえず、本でも読んで勉強するか。。。

2011/12/29

プログラミングって何ができるのか

<A href="http://blog.livedoor.jp/news23vip/archives/4058633.html" target="_blank">2chまとめスレ</A>を見ていて、プログラミングで何ができるの?というのを発見した。他にも、板野の顔の位置がおかしいんじゃねえの、とか、眞鍋かをり(31)の性欲がやばいらしい、とか、ちょっと気になる記事はいくつもあったが、とりあえずこいつをチョイス。


どうやら、プログラムを作ったことの無い人が、作ったらどういうことができるのか、そもそも自分でも出来るのか、というのを聞いているようで、暖かいアドバイスがたくさん寄せられている。なにができるのか、自分でもできるのか、という問いに対する回答は。。。

  • なんでもできるよ。想像力が試されるね。
  • ロボットや機械を動かす
  • PC上で動く何かを作る

などなど。なぜか、オブジェクト指向ってなんなの的な質問まであり、おおざっぱにだが、「できることに違いはない」「ごちゃごちゃせずにきれいに作れる」という素人に分かりやすい回答が書かれていた。だが、このあたりからだんだんとおかしくなり。何が作れるの?に対して、「友達が作れる」という小バカにしたようなww回答があり、その内容は「おはようっていうと、おはようって返す」という、どこかのCMで聞いたような話をプログラムで作ろう!みたいなもので。ちと笑ってしまった。でも、これはラスボスの比ではなかった。


入門する前にまずモチベーションを保つために目標たてないとすぐ飽きるよ。難しすぎても挫折するから1の苦労10楽しいぐらいの目標を考えるんだ。すなわちエロだ。

仕事中じゃなくてヨカタ。



TPPはどうなった

日本がアメリカを含む9カ国で協議を進めている、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に対して、事前協議への参加を表明して以降、国内ではあまり目立った動きが見られないが、どうしたことなのか。マスコミでは消費税の増税や、八ッ場ダムの建設再開についてばかり報道されているし、政治家の口からもあまり話が聞こえてこないようだ。もしかして、いつもの日本国民の十八番である、「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」に期待して、鳴りを潜めているのであろうか。今後の日本にとっては、非常に重要な問題であるので、どういう形で交渉に臨んでいくのか、きちんと明らかにした上で協議を進めてもらいたいものである。

経済産業研究所のコラムで、TPPへの参加について、参加しないという選択肢などあり得ない、という記事が掲載されていた。まったくその通りで、このまま参加しないでおいて、いったいどうやって日本は世界と共存していくのか、という事も考えないまま、反対を続けている人々の頭を疑う。日本の産業全体から見れば、わずかな規模でしかない農業を、これまで通りの手法で保護するためだけに、TPPへの参加を見送っても、なんらメリットはなく、逆に食糧自給率が40%以下になっている現状から、食料を輸入しなくてはならないことを考えれば、農作物を輸入する観点からも、参加を進めるべきであろう。

農業を守るのは補助金など関税以外でもいいのじゃないのか、という話をすると、反対派がすぐに持ち出してくるのは、アメリカのいい様にされてしまう恐れがあるという「アメリカ脅威論・陰謀論」であるが、このコラムでも指摘されている通り、どの国もメリットばかりではなく、デメリットも甘受することを前提に交渉に参加しているのだということを理解していない発言としか思えない。コラムでは、こう指摘している。

「ベトナムやマレーシアのような発展途上国でさえ、工業製品の高関税の撤廃、国営企業やマレー系優遇策の見直しという大きな犠牲を払ってまで、TPP交渉に参加し、アメリカと堂々と交渉している。わずかな問題を懸念して、アメリカが怖いから交渉しないというアジアのリーダーを自任している国を、彼らはどのような目で見るだろうか。」

まったくその通り。これでは、アジア諸国が中国に傾倒していくのも無理はない話だ。まさしく、情けないとしか言いようがないだろう。早々に、強いリーダーシップを発揮できる政府・総理の下、交渉を進めて欲しいものだ。

2011/12/28

Googleの2段階認証、最低です

先日、Googleを利用していると、画面上に認証を強化するために、2段階認証を設定しましょう!的なメッセージが表示されるので、設定してみた。この2段階認証は、いままでのID/パスワードに加えて、携帯電話などへの音声通知による数字6桁のコードでの認証を追加するもので、他人に自分のアカウントを使用される危険を抑える、というものになっている。

しばらく使ってみたが、非常に不便であることがわかった。以下、非常に不便なので、設定しないことを推奨したい。

1.電話は非通知でかかってくる。
普通、携帯電話では非通知でかかってきた電話なんて、着信拒否が当たり前だ。なので、うっかり認証が必要な場面でログインしようとすると、コード入力の画面でいきなり電話がかかってきて、非通知拒否のためにコードを入手できずに終わってしまう。なんで電話をかけるタイミングをこちらで操作(たとえば、発信ボタンを押すとか)できないんだよ。ほんと、最低だ。

2.ログインのたびに、毎回コードの入力が必要
一度、コードを入力して認証が完了しても、30日後にはどうしても入力しなくてはならない。それどころか、複数のPCを利用しているような人は、PCが変わるたびに、毎回認証しなくてはならないようだ。仕事上、あっちを使ったりこっちを使ったり、1日に何度もPCを変えているような場合、毎回コードを確認して入力しなければならず、なんとも不便である。というか、使い物にならない。

3.アクセスできなくなる可能性も
携帯電話などに対してコードの送信を行ってくれるのだが、携帯電話は紛失してしまう恐れがある。そんな場合の対策として、バックアップコードというものが発行されて、最悪、それを使ってログインできると言うことなのだが、それをずっと、どこかに保管しておかなければならないのだ。しかも、それもなくなってしまった場合はもはやログインすることは殆ど不可能になってしまう。インターネット銀行とかであれば、そのくらいのセキュリティが求められるだろうが、なんでそこまで頑張る必要があるのか。それに、銀行は万一、ログインできなくなった場合には、結構丁寧に対応してくれるが、Googleがそんな対応するはずがないし。一抹の不安、というよりは大いに不安があると言えるだろう。

とりあえず、この認証方法が普及していく中で、利用者離れが進まないと、改善はされないのであろう。みんな、2段階認証を使わないか、Googleを使うのをやめよう!・・・・ムリポ。




PS. 毎回かならず、別のPCの場合は認証が必要なのかと書いたが、そういうわけでもないようだ。どのタイミングで認証が必要になるのか、よく分からないが、とりあえず訂正。あと、電話通知ではなく、Android向けなどに用意されている、認証コードアプリを使うと、電話不要で認証できる模様。一度、アプリをインストールするだけで、コードを確認できるようになるようだ。便利かもしれないが、でも、この携帯を盗られたら全部見えてしまうわけで。セキュリティ的には?です。。。

2011/12/27

横浜中華街入り口の異○茶屋、最悪、最低

今日、散歩がてら横浜中華街と元町を散策した帰りに、横浜公園に寄って行こうと玄武門の通りを歩いていると、店先の歩道を掃除している店員がいた。なんか、高圧の水を勢いよく吹き出すポンプで歩道を洗っているのだが、通行人が来たら当然止めるだろうと思って、脇を通りぬけようとすると、まったく通行人無視の店員が水を撒き散らし、跳ね返った水を頭から浴びてしまった。しかも、小石なんかまで混じっているし。もう最悪。どうしてくれるとばかりに、強面の店員をにらんでみると、悪びれもせず、こんな所を通る方が悪いとでも言わんばかりの表情で、(おまえ、なに見てんだ、さっさとあっちに行けよ)と言う目で、睨み返してきた。
あんまりに頭にきたので、ちょっと離れて写真を撮ってやったら、(なに写真なんか撮りやがって、バカなんじゃねえの)と言わんばかりに、にやついた目で小バカにしてくる始末。なんなの、この店。店員に対してどういう教育やってんだ。普通の店の店員なら、水がかからないように細心の注意を払うだろうし、もしもかかったりしたら、平謝りのはずだ。まさに「ありえん」。







こんな店、絶対行くことはないし、知り合いがもし、ここを使うと言う話を聞いたら、断固として反対する。これは営業妨害などではなく、単なる自分の主観的な見解だが、絶対に反対する。横浜中華街の面汚しだ。となりに出来た牛丼屋の方が100倍マシだ。



2011/12/18

日本海の廃止が正式に決定!

韓国が国際的な呼称として相応しくないと強硬に主張している「日本海」。韓国の通称名である「東海」が相応しいと、なんとも独善的な主張を声高に訴えていることがニュースで取り上げられることは少なくなり、いつの間にやら日本人はそんな工作活動が行われていた事すら忘れているようだが、国際社会への働きかけを続けて、自分の主張を認めさせようという、悪意に満ちた活動は今現在も活発に行われているのである。

そんな中、Yahoo!のトップで、『「日本海」廃止』という記事がトピックスで報じられた。どのレベルの、どの国際機関が認めたのか、まさか日本人が名称が変わるわけなどない、と高をくくっている間に、国連で正式に名称の変更が決定されたのだろうか。もしそのような事態になってしまったのだとしたら、消費税とかなんだとか言っている前に、責任をとって野田政権は総辞職しなければならないような大問題である。ん?なんだこの、『E5系は2倍に』というのは。

記事を確認した。廃止されるのは、JRの寝台列車「日本海」。2倍になるのは、東北新幹線のE5系編成のダイヤ。なんとも紛らわしい。いや、わざと紛らわしくなるようにトピックスの掲載方法を歪めたのではないのか。韓国からの圧力で、無理矢理このような、日本海の呼称がなくなるかのような書き方をさせられたのか、はたまた日本人の危機感を募らせるために、啓蒙の意味で書いたのか。いずれにせよ、日本海がなくなる前に、それを守る努力をしなければ、JRの寝台列車よろしく、国際的な呼称すらなくなるかもしれない、ということを日本人は肝に銘じた方がよい。

2011/12/11

「フィリピンで小型機が墜落」を朝日新聞で読む

12月10日の午後、フィリピンのマニラ近郊にあるパラニャーケ市で、小型機が離陸直後に異常をきたし、管制塔に連絡をしたがそのまま墜落してしまうという事故が発生した。空港周辺には住宅密集地もあるが、小型機はその中に墜落してしまったため、巻き込まれた住人や子供を含め13人が死亡、10人~20人がやけどなどの傷を負ったということです。この事故を朝日新聞で読んでみた。

朝日新聞の記事では、この事故で小型機が墜落したのは「小学校」ということになっており、記事の中では誰がどのように怪我を負ったり死亡したのかは詳しく触れず、「子供ら13人」が死亡したことを伝えている。さらに、真偽のほどは定かではないが、小型機は「校舎に突っ込み」さらに「炎上」したとされている。しかし、例えばNHKの報道を見ると、小型機が墜落したのは「住宅が密集する地区」に墜落して、小学校も「一部が延焼」したとなっており、ニュアンスがかなり違っているのが分かるだろうか。

これは端的な例なのかもしれないが、朝日新聞の記事は概して、上記のような一般市民の同情を誘おうとするような、いわば誘導的な意図を持って書かれていることが多いように思う。政治にしても犯罪にしても、報道する際に記者なり編集者なりが、共感を得やすいように都合のよい部分だけを取り上げ、一般市民が「勝手に」誤認して同情するように書かれているのではないだろうか。こんな本もある。



朝日新聞を疑え。でも、他のメディアも妄信するな。

2011/12/10

名折れ、消費者庁

世間を賑わした、というか、騒がした、茶のしずく健康被害の問題で、消費者を保護するための砦として設置された消費者庁が名ばかりで、何の役にも立っていなかった実態が明らかとなった。被害が広がる以前に、国民生活センターから、消費者庁に対して、アレルギー症状が発生すると医師から情報提供があったことが通報されていたが、消費者庁では再三に渡り、こうした通報を受けていながら、なんら対策を取らずに放置し、結果として被害の拡大を招いたのだ。

設立当初から、役人ごときに消費者の何がわかるのか、どうせまた縦割り行政の区割りが増えただけではないのか、ポストを増やしたいだけなのではないのか、などと疑義がかけられてきた消費者庁だが、実態として何の役にも立たないばかりか、重要な情報を握りつぶすという、まるで消費者を生殺しにし、産業界を保護しようとでもするかのような、消費者に対する悪意でもあるのではないかとさえ思われかねない、官僚的で経済活動を優先した運営がなされていることが明らかになったと言えるだろう。

消費者庁は、そもそも、国民の生活が第一であるとする、民主党の主張に則り設立されたわけだが、箱だけ用意しても、そこに配属される人間がこれまでどおりの官僚では意味がないという指摘がまさに的を得ていたことが実証されてしまったわけだが、それが意味するところは、民主党は自民党以上に、官僚の手のひらの上で動かされており、公務員改革など到底なしえない政権、政党であるという事だろう。なにしろ、公務員が支持母体となっている政党が、その当人に対して給与を削減するとか、ポストを削減するとか、既得権益を奪い取るような行為ができようか。

はっきり言おう。我々国民は、これ以上、民主党のうわべだけの論理、主張、政策に騙されてはいけないのである。ただ、困ったことに、じゃあどこにしようかと言うと、なかなかこれが難しく。やはり新しい政党を作るしかないのだろうか。

2011/11/29

配布されなかった安定ヨウ素剤

11月29日付けのThe Wall Street Journal(ウォールストリートジャーナル日本版)の記事で、福島第一原発が東日本大震災直後にメルトダウンを起こした事故の関連で、政府の致命的な失態を報道している。記事の出だしはこうだ。。。。

「東京電力福島第1原子力発電所の3月11日の事故による放射線のリスクを最小限に抑えることができた可能性のある錠剤が数千人の地域住民に配布されていなかったことが、政府の関連文書で明らかになった。」

原発事故の直後に、特に児童に対して配布することが期待されていて、各自治体で備蓄されていた安定ヨウ素剤。これは、放射性ヨウ素が人体内の甲状腺に蓄積することを回避できるため、原発事故後などに服用することで、甲状腺がんの発症を予防する効果があるとされている。

原発事故後、原子力安全委員会では、直ちに住民に対して安定ヨウ素剤を配布し、服用させるべしという提言を、原子力安全・保安院(要は、原発事故後に東電と一緒になって記者会見を連日開いていた奴らの事だ)に対して行ったにも関わらず、この提言は最終的に原子力安全・保安院では認識されず、結果として薬剤の配布が行われなかったというものだ。

原子力安全・保安院では、事故後の混乱で情報が錯綜していたのと、住民の避難を優先しなければならないという先入観があったことで、情報が欠落した可能性があるとしているが、ここに大きな疑問がある。当初、原子力安全・保安院では、メルトダウンの可能性を真っ向から否定し続け、あくまで原発は制御下にあってなんら問題は発生していない、という姿勢を見せていたということだ。にも関わらず、混乱で情報が欠落した、というのは、おかしいのではないのか。

疑問は疑惑となり、疑念を抱かせる。それは、当初から本来は安定ヨウ素剤を服用させる必要があったにも関わらず、事故の重大さを隠蔽したいがために、その重大さを伝えてしまう、薬剤の配布を意図的に行わなかったのではないのか、という疑念だ。実際、原子炉内の圧力が上昇した場合に、直ちに行わなければならないベント(弁の開放)作業を先延ばしにし、海水を注水してでも炉心冷却に務めなければならない時に実施を見送り、最終的に原発建屋の水素爆発を招いていることを考えると、当初、事態を矮小化するために、薬剤の配布が必要であることを知りながら、自治体にはその事実を伝達しなかったのではないのか。

政府・民主党はもとより、自民党その他政党政治家、各種メディアには、この問題の徹底した追及を期待したい。もっとも、海外メディアで報道されて、ようやくテレビ朝日で報道されるような、政府に迎合してしまうようなメディアでは、追及を期待するのは高望みと言うものか。我々、国民がいかに政治家を御することができるかに、今後の日本はかかっていると言えるかもしれない。

2011/11/27

震災のがれき受け入れを拒む県は交付金をカットせよ

東日本大震災で、大きな被害を受けた宮城県では、震災と津波によって発生したがれきの処理が進まず、それが復興の大きな足かせになっているのだとか。政府と宮城県は、各自治体に対して、がれきの受け入れを要請しているが、東京都や山形県を除いて、その他すべての自治体では受け入れを拒む状況が続いている。

放射線レベルが高いかもしれない、国から示された放射線の安全基準が信用できない、などとお題目ばかり並べているが、実際にがれきを調べても、ほとんど放射線が検出されることはなく、受け入れを拒むための言い訳に利用しているのは明白である。なにしろ、実際に原発がある福島県のがれきについては、国で全て処理を行う事となっており、低レベルの放射性廃棄物にすら該当しないような、一般ごみを拒む理由としてあげているのだから、お話にならないとか言う以前の問題であろう。

政府は、がれきの放射線レベルが低く、安全基準に問題がないのであれば、がれきの受け入れを「要請」などせず、各自治体の規模に応じて、強制的に受け入れを義務付けるべきであろう。それを拒むようであれば、その自治体に対して国から交付されている補助金の支払いを停止する、あるいは、補助金自体を「がれき撤去協力金」などという名目に変更し、受け入れた自治体にのみ支給するように改めるべきである。

もちろん、交付金がなくなれば、道路を作る事も出来ず、行政サービスも大幅に低下することが避けられないだろうが、この有事に際して協力することすらできないようなら、そんな自治体は日本から出て行けと言いたいほどで、まさに日本の恥と言えよう。それでも協力できないという自治体には、そのくらいの罰を与えるべきだろう。信賞必罰、と言うではないか。

ダム1つを決めるのにどれだけ時間をかけるのか

民主党がマニフェストに掲げている、いわゆる「八ッ場(ヤンバ)ダム」の廃止論議だが、いまだに一向に結論が出る気配すらない。国交省が検証した結果、ダムの建設が一番、効果的だという話に対して、そもそも国交省に検証させること自体が猫にかつおぶし状態なのだという突っ込みもなければ、検証の前提となっている数値、資料の信憑性、正確性について、問い詰めることすらできない始末。ただ単純に、自分たちが言ってきた事に反する結果が出てきた事について、半ば感情的に否定を繰り返すばかりで、政権交代から2年が経過したが、議論は1ミリも進んでいない。

前にも書いたが、経済効果や治水効果を検討するのに、なぜ建設主体である国交省に依頼するのか、そこからして大いに疑問がある。利害の当事者に対して、公平公正な検討をせよなどと命令したところで、なんらかの思惑が入った結果が出てくるのは、火を見るよりも明らかで、依頼者の見識が疑われるばかりだ。まず一番最初の入り口すら統制できていない、民主党政権、議員の力の無さ、頭の無さを際限なく見せられては、期待感が無くなるのは当然と言えよう。さりとて、自民党に任せればこの問題を解決させられるのか、と言えば、単純に元の計画通りに建設してお終いにしてしまうのが目に見えているだけに、だからこそ民主党の支持がこれほど低下しても、自民党の支持も伸びないという状況に陥っているのだろう。

どの政党、政権に期待するのかはひとまず棚に上げて、まずはダムの必要性について、利害関係の無い第三者機関に対して検証を政府として依頼するのが筋ではなかろうか。そんなこと、これまでやった実績が無い、慣例では担当省庁に依頼することになっている、だからやらない、なんて馬鹿げた考えは捨てて、とっとと公正な検証を依頼するべきであろう。日本でも米国でも欧州でも、どこかしらで複数の民間シンクタンクに対して、ダムの費用対効果について、分析をさせた上で、ダム以外の選択肢がどんなものがあるのか、そもそも、何らかの対策が必要なものなのか、そこから検討させるべきであろう。

だいたい、治水効果のためにダムが必要だからと言って、作り始めてから既に数十年が経過しているが、まったく必要性を感じさせるような事態は、可能性があったという水準ですら、一度足りとて起きていない事実があるのだ。なにしろ、これまでの流量に対して倍の規模で洪水が発生することを前提として、だからダムが必要だ、という理屈で進めてきた事業なのだ。そんな洪水が実際に起きるのかといえば、到底、起き得ないと考えるべきであろう。

こう言うと、賛成派はすぐに、東日本大震災のように、想定外の事態に備える必要性を口にするが、ダムを作ったあとで大地震が発生して、そのダムは本当に大丈夫なのかと問いたい。実際、東日本大震災では、ニュースではほとんど取り上げられなかったが(津波と原発の方が被害が大きかった)、福島県須賀川市の藤沼ダムが決壊し、多数の死者も出ているのだ。地盤が弱いと指摘されている八ッ場ダムが決壊したら、被害は甚大なものとなるであろう。それこそ、新たな災害リスクを生み出すこと以外のなにものでもないのではないか。そのあたりも含めて、十分な検証を行ってもらいたいものである。

2011/11/02

福島は終わらない

福島第一原発の二号機から半減期が最長の同位体127でも36日と短いキセノンが検出されたことで、冷温停止したと見られていた同二号機において、核分裂反応が起きている、つまり、恐れていた再臨界に繋がる可能性がある事が判明した。これを受けて、東京電力は誤検知の可能性もあるとしながら、中性子を吸収して核分裂反応を抑制する効果のあるホウ酸水の注入を開始したと発表した。

なんともお粗末な展開再びと言うしかないが、何が誤検知の可能性もあるだ。事故直後にも、異常な数値を計測したことについて、機器の故障による誤検知と発表していたが、詳しく調査した結果、あれほどの被害を受けたにも関わらず、計器は正常に動作しており、それを評価する東電側の認識の甘さだけが問題であったことを露呈したばかりではないか。

状況から推察するに、格納容器内は100度以下に保たれているという発表が真実なのであれば、容器外に漏れた核燃料が圧力容器、またはその外側に集積し、相変わらずの高温を維持し続け、核分裂反応を起こしているのだろう。この状況で格納容器にいくらホウ酸水を注入しても効果は期待できず、一刻も早く原子炉全体を水没させて冷却するためのプールを建設する必要があるだろう。

政府主導でなければ、そんな判断は下せまいが、野田ドジョウ政権では望むべくもない。いまこの瞬間に奴が総理であったことが、日本にとっての悪夢だろう。
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2011/11/01

あまりに稚拙なTPP賛否議論

いま、日本の将来を大きく変える可能性があるTPP交渉への参加是非を巡って、与野党入り乱れて賛否両論での議論が行われているが、その内容たるや、なんと稚拙なことか。反対派は、農業や零細企業が立ち行かなくなるの一点張りで、端から見ていると既得権益、既存産業を守ろうと言う意図しか見えない。じゃあ、具体的に導入されたらそれらを守るために何が必要なのか、何のために守るのか、なくなったらどうなるのか、そのあたりの予測や考えは一向に出てこない。

賛成派にしたところで、輸出産業の競争力が失われると訴えては、伝家の宝刀よろしく使い古された産業の空洞化を持ち出すばかり。具体的に産業の空洞化が進むと、いや、実際には既に海外現地生産が進んだ今、どう空洞化するのかと言う話もあるが、どうなるという説明も予測も一切出てこない。導入した場合のデメリットだってあるはずなのにそれには触れず、否定派に指摘されるとメリットを強調するか、やらないとはじまらないなどと精神論まで持ち出す始末。これがこの国の政治家のレベルなのかと考えると、TPPなんか導入したら、したたかな海外勢にあっという間に蹂躙されてしまうのではと、心配になるのは私だけではないだろう。

頼りにしたいマスコミも政治家とコメンテーターを招いての討論を流すばかりで、独自の取材や調査に基づいた予測など欠片も見られない。こんな状態であと二週間後くらいに参加表明を決断するなんて、よもや本当に時間切れなので、とりあえず参加しますなどと言い出すつもりなのだろうか。そんなことしかできないのなら、政治家など無用の長物である。とっとと、アメリカの51番目の州にでもしてもらった方が国民にとっては幸せかも知れぬ。

あぁ、こんなんだったら天皇主権の方がマシだよ。情けないにも程がある。
Published with Blogger-droid v1.7.4

2011/10/27

厚労相が少子化促進政策を打ち出してた

TPPがどうのとか、増税がどうの、年金がどうした、そういう話の影に隠れてまったく気付いておらず、今更ながらに不明を恥じ入るばかりだが、厚労相である小宮山洋子議員が、少子化を促進するような政策を打ち出していたことを教えてもらった。どうも、女性の社会進出を後押しするとかいう理由で、サラリーマンの配偶者控除や、健康保険の保険料免除基準を引き下げ、あるいは廃止するというのだ。

説明を乱暴に要約すると、社会に進出できない主婦というのが存在しているのは、配偶者控除があったり、健康保険料が免除されるなどによって、主婦でいることのメリットを減らして、フルタイムで働かざるを得ない状況に追い込もう、ということである。これによって、控除額の減少と、新たな所得税の増加で、政府の損益改善も見込めるという非常に夢が持てる政策である。ただし、政治家と官僚にとっては、だが。

主婦がなかなかフルタイムで働かないのは、働いてもどうせ控除が受けられなくなるから、ぎりぎりのところで抑えておこうという計算に基づくケースもあり、控除の引き下げはますます社会進出を低減させる可能性も否定できない。また、働かざるを得ない状況を作ったとしても、それで職が見つかるかも分からないし、さらに言えば働けば働くだけ収める年金額も増えるわけで、単純に社会進出を促進するとは到底思えないのだが、これで皆の賛同を得られるとでも思っているのだろうか。早い話が、取り易いところから無理矢理毟り取ろうとしているとしか思えないのである。ミンスオワタ、と聞いていたが、どうやら本当にそうなりそうだ。

2011/10/16

決着は翌週持ち越しの対決番組って

まじ、ふざけんなって感じ。TBSで2011年10月から開始された、「Asian Ace」とか言う番組を、たまたま見ていた「チューボーですよ!」からの流れで見てみた。今回は日本vsシンガポールの女性パティシエ対決なんだとか。シンガポール版の料理の鉄人的番組で腕を鳴らした猛者に対して、日本代表は銀座・ミキモトのパティシエ。テーマはマンゴーということで、どんなものを作るのかと楽しみに待っていたら、対決に至るまでの考えとか、心情とか、そういうのだけで今週は終わり。来週、対決が見られるのだとか。

ふざけんな、TBS。いや、TBSなら当たり前、か。なんでわざわざ気になる対決を来週まで待って見なくてはならないのだ。それだったら、結果はWebで!と言ってる某CM(結果ではないが)の方がまだマシというものだろう。来週までなんて待てないよ!というか、覚えてねぇよ。おそらくこの番組、二度と見ることはないであろう。さようなら。

まあ、番組だけじゃなくて、TBS自体、サヨナラして欲しいけどナwww

2011/10/14

無理ポ

最近、facebookを始めたせいか、ここへの投稿が減ってしまったのは気のせいではない。そもそも、普通の一般人で、そんなに発信する情報などなかろうに、なぜか世の中には次から次へと新たな情報発信サービスが登場してくるのはどうした訳か。そんなに一般人に情報発信させて、何を企んでおるのかと疑うほどである。芸能人や文化人は、まあ、一応、政治家なんかも含めて、情報発信するのも仕事の内という職業ならともかくも、我々一般人は何を発信すれば世の中に貢献できるものやら。

芸能人と言えば、AKBの秋元才加のブログでダイエットの話が書かれていた。本当に食べたくなった時に食べたいものだけ食べるのがいいらしい。それだけ聞いたら、ダイエットしてない、それこそデブだって、なにも変わらない。みんな、食べたいものだけ食べているのだ。まあ、なんかの番組で、おまえは足が太い!とからかわれていたのだけ覚えているが、仮にもアイドルをつかまえてなんてこと言うんだ、浜田は!(注:ダウンタウンの浜田だったかどうかは定かでない。ただ、あいつなら言いかねない)と思ったりもしたが、本人も相当気にしていたのだろう。アイドルも大変だ。 私の推しメンではないが、エールを贈りたい。
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2011/09/20

亀田家の長男、テレビで揉めて父を殺害?!

群馬県館林市赤生田本町に亀田家があるが、長男と父親がテレビのことで揉めた挙句、父親が殺害されるという事件が発生した。群馬県警館林署では、長男のコウキ氏を殺人の現行犯で逮捕、業界には激震が走っている模様である。

調べによると、亀田容疑者は19日の午後10時頃、自宅の敷地内で、父親の頭を地面に押しつけるなどして殺害したらしく、当時自室で酒を飲んでいた父親が声を出して暴れ、長男の容疑者ともみ合いになった結果、殺害に至ったのだそうである。

事件のどこにもテレビの話が出てこないが、取調べに対して亀田容疑者は、「テレビドラマの最終回を楽しみにしていたのに、うるさかったのでやった」と供述しているらしく、実際のところ、本当に父親が酒を飲んで暴れだしたのか、それとも単に長男がカッとして殺しただけなのか、今後の聴取が気になるところである。

ちなみに、言うまでも無い事だが、この亀田というのは、いわゆる僕寝具の亀田とは何の関係もない。亀田選手が父親を撲殺したりでもすれば、新聞で号外が出そうなものだが、こちらは只の亀田家、テレビで取り上げられるかも怪しいものだ。だが、朝日では、長男がテレビを見るのを邪魔したから殺した、となっているが、毎日・読売では、飲酒で暴れた父親を取り押さえようとして、勢いあまって殺してしまった、となっている。事件性が180度違うのだが(360度違ったら、同じなんだけど)、いったいぜんたい、どうなっているのやら。正確な報道を期待したい。

2011/09/13

スマホのキラーアプリは

世界で普及が進んでいるスマホだが、いわゆるキラーアプリ、つまりそれがないと困るから、スマホを使う、そういうものは果たして出てきているのだろうか。

例えば、デスクトップPCはオフィス製品であったり、そういう、ないと困るアプリは果たしてあるのだろうか?facebook?いや、ないなら無いで困らない。メールか?それも別にスマホに限定されない。ブラウザか?確かに外でブラウズできるのは非常に重宝するが、そうなのだろうか。

ちょっと、暫くの間、様子見が必要かもしれない。
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2011/08/23

光の剣

この間、本屋にいくと、超人ロックの新しいシリーズが並んでいたので、なんとなく思い出しながらwikiを眺めていた。超能力があったらいいなぁ、などとぼんやり考えてみたが、大前提として、誰にもバレずに使えるなら、というのがつく。

そりゃそうだ。例えば光の剣を出せたとして、それでなんか破壊行為だの傷害や殺人を犯したら、そしてそれを知られてしまったら、いくらなんでもおとがめなし、とはいかないだろう。超能力でやったんだと言い張っても、じゃあ貴様がやったんだろうと言われれば、はいやりましたと言うしかなく、なんの関係もないところにいきなり光の剣が出てきて破壊していきました、などと言い逃れしようとしても、あからさまに光の剣を投げつけているのを見られたら、通ろうはずがない。

やはりこの世は、超能力者には厳しく出来ているようだ。
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2011/08/10

ボトルメッセージ

瓶の中に手紙を入れて、海に投げ込み、どこか遠い国の人に読んでもらうのを期待するボトルメッセージ。第二次大戦中の日本軍が、超長距離からアメリカ本土を攻撃するために開発した奇想天外兵器のひとつ、風船爆弾と通じるものがあるが、要するに運を天に任せる通信手段と言えよう。

最近は環境破壊だなんだとやかましく批判されることもあるかもしれないが、androidのアプリで、そのままの名前でボトルメッセージというの発見した。なんか適当に手紙を書いて、送信ボタンを押すと、どういう基準だが分からないが、別の誰かに届くというものらしい。なんとなく、見知らぬ他人とネットの海を通じて知り合えるのは夢が感じられるが、現実はそうではないようだ。

レビューを読むと、「エロ親父しかいません」という、なんだかな書き込みが。物は試しと使ってみたが、確かにそういう、エロ系の手紙ばかりが届く印象を受けてしまった。日本人の男性は、大半がエロ親父なのか、あるいはこんなアプリに興味を持つのがエロ親父だけなのか。じゃあ、俺もそうなのか?。。。。まさしく。
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2011/07/27

らーめん こもん

先日、一度食べたきりで、おいしかったように記憶している、石川町駅そばのらーめん こもんを再訪してみた。店は非常に判りづらい場所にあり、大半の人間は中華街への流れに乗って反対側に向かってしまうと思われるが、そんな中でも行列するほどではないものの、お昼時ともなればそれなりに混雑するようである。

今日は普通のつけ麺に肉一枚のせ、というトッピングで注文してみた。白状するが、実は前回の来店時、なにを注文したのかまるで思い出せなかったのだ。なんか焼いたチャーシューが何枚も乗っていて、すごいボリュームだった気がするのだが、あれは肉つけ麺だったのだろうか。

待つこと数分、麺を見て思い出したのだが、ここの麺は平打ちの太麺だったのだ。すっかり、太ストレート麺だと思い込んでいた。ともかく、早速食してみると、つけだれはそれほど濃厚と言うわけではないが、平打ちの麺によくあって食べやすい。たれの中には大きめにざく切りしたチャーシューがゴロゴロと入っていて、これがまたトロみ加減といい味付けといい、ちょうどいい感じに作られていて大変美味しい。たれの中には大豆大の塊がコロコロしていて、これも肉なのかなぁと思いながら食べてみると小さくした蒟蒻であった。そういえば、麺の上にはとろろ昆布がトッピングされていたのだが、さっさとつけだれに入れてしまったので存在を忘れていた。どちらも、なんとなく和を感じさせるよい具材かもしれない。

最後に、麺の上には追加で頼んだ炙りチャーシューが。軽く炭火で炙られて香ばしさの出てきたチャーシューを、そのまま食べてもうまいし、つけだれに浸してもよく、お昼時にはサービスでつくランチごはんにあわせてもよい。場所が場所だけに、ここまできたら中華街の方に行ってしまいたくなるが、また食べたくなる味と言えよう。
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2011/07/25

ラーメン 徳

関内駅の近くにあったラーメン屋のいまむらが閉店し、いつの間にか徳というトンコツラーメン屋にかわっていた。最近、よく食べるつけ麺がメインのようだったのと、超濃厚魚介とんこつというコピーに惹かれて食べてみた。

ちょっと期待はずれだったので結論だけ。まず、超濃厚というほどの濃厚さではない。つぎに、他の人も書いているようだが、厚切りのチャーシューがまるでハムを食べているかのようでトロ身がまるでなく、味もチャーシューというより、ただの安物のハムを食べているようで、それが2つも入っていたので、飽きてしまった。あと、だめなつけ麺とする自分なりの基準だが、つけだれが少なすぎる。食べ終わったらスープ割をしたいのに、これでは無理である。周りでスープ割を頼んでいる人も皆無なようであった。麺も他店と比較すると250gと少な目で満足感もない。最後にフロアスタッフに中国人を採用するのはいいけど、もう少しきちんと教育してもらいたい。中華街ではさすがにこんなできてない店員、まともな店では見たことないぞ。

以上、もう行かないリストに登録した店のレポートであった。なんか、食べて帰ろう。。。
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2011/07/19

初・ラーメン花月 嵐

職場の近くに最近、ラーメン花月 嵐というラーメン屋ができたらしく、いつも行列していたのだが、今日は台風の影響で雨がちだったせいか客足が落ちて、ガラガラなのを見越して初体験に踏み切ってみた。前回、行こうとしたときには満席で入れず、二度といかない確率85%以上かと思っていたので青天の霹靂と言えよう。

さて、こってり系ときいてはいたが、どんなものかと店の看板メニューであるゲンコツラーメンを注文してみる。おまけでキャベツをトッピングし、当然のように麺固めをお願いする。これで他の店との比較が出来ると言うものだ。待つことしばし、見た目はだいたい、想像通りの展開で、山盛りにされたキャベツに隠れて麺はまったく見当たらない。ここまではいい。問題は味だ。

キャベツをスープに浸して食べてみるが、茹でが甘いのか、なんとなくスープとの一体感に欠けるというか、しっくりこない。まあ、少し多めに浸してやれば調整可能だし、この辺りは好みの問題か。つぎにチャーシューを口にしたが、なんとも薄切りのペラペラで食べ応えの欠片もない。これはいただけない。たまたま、薄いとこがあたったのかも知れないが、デフォルトがこれだとかなりがっかりと言えよう。

キャベツを食べ進み、ようやく麺を掘り当て、口にする。。。。なんだ?このコシの無さは?本当に麺固めで注文したのかと疑うほどの柔らか麺は、中細ストレートでスープによく絡んでいるのはともかく、歯応えがなんとも感じられない。横浜家系の中太麺に馴染んだ私からすると、単に柔らかく茹ですぎてのびた麺を食しているかのようで、物足りないわ、旨さを感じられないわ、とにかくなんともよろしくないのであります。店が出来て間もないので、これはもしや失敗作かとも思ったが、これだけのチェーン店でそれはないだろうから、これはそうい食べ物なのだと割り切るしかないのか。知り合いの花月に詳しい人物にこんど確認してみよう。

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2011/07/01

北海道のおみやげ

職場の人が北海道に旅行をして、お土産にコロンを貰った。コロンと言っても身体につけて夜の町に出掛けるやつでもなければ、この間、逝去したアメリカの映画俳優でもない。それはコロンボ。うちの娘はマロンだし。

このコロン、北海道カマンベールチーズと書いているが、北海道産のカマンベールチーズはたったの11%、残りの89%は何を使っているのか非常に気になる。そもそも、何に対しての11%なのかも書いてない。製造はグリコだそうなので、ちょっと電話しよ。。。
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2011/06/14

ここをどこだと

帰り道を急いでいると、電車のホームでイチャイチャしては、キスを繰り返す社会人カップルに遭遇した。周りの事など目に入らないかのような、二人だけの世界に入り込み、顔を見合わせて鼻を擦り会わせて、さっきは右、今度は左とキスを繰り返す始末。

人前ではしたない、このバカップル、周囲の迷惑を考えろ、お前らのせいで電車が遅れたらどうしてくれる、馬に蹴られて死んでまえ。いろいろと非難の科白が頭をよぎったが、口から出てきた言葉はまるで別物だった。

おまえら、ここ、蒲田やぞ!

う~ん。。。。
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2011/06/12

35歳男性の遺体を海岸に遺棄した犯人は

福井県の海岸で、岐阜県の男性(35歳)の遺体が発見された事件で、男性の同僚ら8人が逮捕されたとの報道があった。なんでも、逮捕されたのは10代から50代の男性8人ということなのだが、いったい、被害者を含めたこの9人に、何があったというのか。

遺体が海岸に遺棄されていて、知人らが逮捕された、とそのまま聞くと、10代くらいの若者が、敵対するグループのメンバーをよってたかって殴り殺したとか、仲間内でふざけすぎて、海に転落してしまったのを仕方なく遺棄したとか、そういう事件が頭に浮かぶのだが、逮捕されたのが10代から(いや、ここまではまあいいか)50代の男性8人って、いや、そもそもこの50代の男性は何者なのか、非常に気になる。やっさんとか、そういう類の人間だったのだろうか。事件の解明も早くしてもらいたいが、人間関係についても、早く情報を明らかにしてもらいたいものだ。

こういう時のワイドショーと週刊誌なのかな。。。。

2011/06/07

女子高生を小バカにする

電車の中ですることもなく、あたりを見回していたところ、なんとも女子高生を小バカにした光景を目にしてしまった。別に誰かがなにかをしたとか、そういう話ではなく、中吊り広告の1つに、産能短期大学の広告があったのだが、そのコピーがなんとも小バカにした、としか言いようがない内容だったのだ。それは。。。

「女子高生をしっかりした社会人に変える力が、ただ聞いていれば済む講義にあるだろうか。」

つまり、言い変えるなら、女子高生はそのままではしっかりした社会人にはなれないだろうから、うちの講義を聞かせてしっかりした社会人に育てます、と言うことで、そりゃまあ、世の中にはフラフラと遊び歩いてるだけの、困った女子高生だっているだろうが、大半の子はしっかりと勉強して成長してるのだと思うのだが、それを十把一絡げに「女子高生はダメ」と言い切るとは、もはや暴論と言うより暴挙と言うべき愚行であろう。

しっかりした社会人が聞いて呆れる。こんな考え方の大学に、どこの親が娘を通わせようなどと思うものか。猛省の上、謝罪広告でも掲載しろと言いたい。あまりにも馬鹿馬鹿しいので、ネット住民の間ですら、祭の発端として取り上げられることも無いだろうが。
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2011/05/14

切断した頭部を持ち去る強盗

5月13日、スーパーマーケットに訪れた女性に、刃物を持った男性が襲い掛かり、殺害後に切断した頭部を持ち去るという、凶悪事件が発生した。場所は大西洋上にあるスペイン領テネリフェ島南部にあるアローナ町で、犯行の動機は伝えられていないが、どうやら顔見知り同士という訳ではなく、まったく面識が無かった模様である。なんでも、刃物もそのスーパーで盗んだものであったようなのだが、犯行後に逃走した男性を店員が追跡し、駆けつけた警官がその場で取り押さえたのだとか。

この男性はブルガリア人で、その地区では有名だったと伝えられているが、なぜ有名だったのかは不明なままである。また、被害者の女性はイギリス人だったらしく、やはり何の接点を見出すこともできない状況だ。もし、この男性が不審者として有名だったのなら、なぜそんな人物を放置していたのかという点が問われそうだが、被害者がこのような非道な目に遭わされている時点で、もはや動機の解明などはどうでもよく、問題はこの犯罪者をどう処罰すればよいかという点に尽きるだろう。

しかし、一体なぜ、切断した頭部をわざわざ持ち去ったのか、まったく謎のままである。この点だけは、理由を明らかにして欲しいものだと、被害者の冥福を祈りながらも、思う今日この頃。。。。

2011/05/04

不足分は値上げでカバー?それって全額とイコールか。

東日本大震災を発端とする福島第一原発の事故に関して、数兆円とも言われる賠償金の原資を捻出するため、不足分については電気料金の値上げで対応することで、政府・民主党内でほぼ決定したことが本日、5月4日のニュースで報道されている。徹底したリストラを求めた上で、不足分を値上げで、と極めて限定的な雰囲気で発表されているが、結局のところ、全額を国民に負担を求める方針となったと考えて、間違いないだろう。

これまでの経営において、リストラなど行ったこともない官僚的企業が、その廃止を突きつけられているわけでもなく、必要な費用の捻出を求められても、効果的なリストラなど行えるはずもなく、そもそも、リストラする気があるのかどうかさえ疑わしい。リストラと言っても、従業員の待遇がどこまで削減できるのかも未定であれば、当然ながら役員給与の扱いについても未定だ。当然ながら、全国に保有する不動産を始めとする資産についても、どこまで処分されて賠償の原資に当てられるのか、全く未定の状態で、なぜ値上げについてのみ、了承されるのか。

政府の説明では、不足分についてのみ、とされており、賠償総額の見通しがたってから値上げ幅を決定するとしているが、最初から値上げありきで検討すれば、当然ながら値上げ幅は大きくなり、基本的には全額を国民負担とする方針が発表されたのと大差は無い。正しくは、全額を東電負担とし、支払い能力を超えた負債となるのであれば、経営責任を明確とした上でいったん、会社としては倒産させ、会社更生法の適用により再建を図りつつ、役員/従業員の給与カット、保有資産の売却などを経た後に、再建のために必要となる費用負担を料金の値上げという形で国民にお願いするのが筋であろう。なにが生活第一の民主党だ。単純に取り易く反対できないところから金を巻き上げて、世間受けするところにばら撒いてるだけじゃねぇか。ふざけんな。

もう我慢の限界だ。みんなで安くなった東電の株を買って、株主総会で役員給与についての不満をぶちまけよう!この状況で配当なんか出せるはずがないから、大株主も賛同したら面白いけどな。

2011/05/03

浅田真央はエッチしろって

タレントのラサール石井が、フィギュアスケート世界選手権で振るわず、6位に終わった浅田真央に対して、ツイッターで表現力をつけるために彼氏を作ってエッチするべき、との発言をしたことで世間からの非難が殺到し、釈明、謝罪、投稿の削除に追い込まれたのだとか。

1ファンとして、成長を促しつつ、発奮を期待したいとの意図で発言したのだと、好意的に解釈するものの、同じ芸能界のメンバーとして(スポーツ選手だって、エンターテナーという意味ではジャンルは違うものの芸能人と言えなくもないだろ)、その発言はやっぱり問題視されても仕方ないのかも。とは言うものの、これが相手がたとえば新人程度の女性お笑い芸人に対して発言されたものなら、たいした非難になったとも思われず。結局、非難する側にしても、対象のネームバリューを見て判断しているわけで、発言自体が根本的に問題があったとする根拠は乏しいと言うべきだろう。

もっと端的に言ってしまえば、ちょっと色気が足らないと思われるAV女優に対して同じ発言をしても、だれも気にすることはないだろうから、結局、女性に対して発言したこと自体が問題なのではなく、あくまで、相手が浅田真央だったから、世間が非難している、という構図でしかない。相手の名声や地位を見て、態度を変えるとは、なんとも浅ましく、この程度が日本人の心根なのだろうかと情けなく思えてくる。が、今回はそんな話はどうでもいい。

浅田真央の演技なり、言動を見ていると、私の分析によると、彼女に足らないのはHの経験などではなく、勝利に対する貪欲さだ。インタビューに答える時、彼女はだいたい、いつも決まって、「トリプル(アクセル)を飛んで」「失敗しないで」「しっかり演技したい」という感じの発言しか、聞いたことがない。世界の頂点を目指そうというアスリートだという前提で見た場合、なんと稚拙で目線の低い発言なのか。これでは、スケートが好きで遊んでいる子が、学校のお遊戯会を前にして、どう楽しもう、何を見てもらおう、と思って発言しているのと何ら変わらない。

これに対して、最大のライバル(と勝手に日本で定義されている)キムヨナは、インタビューを聞いた事はあまりないが、そこから伝わってくる気迫は、世界を獲るためには親でも殺す、くらいの意気込みが感じられ、勝利への執着心が溢れ出ている。この執着心が、見ていて憎らしいくらいの安定感と演技力に繋がっているのだろう。

浅田真央が世界を獲ったときは、まだ無邪気で自分が何を成し遂げたのか、知ってはいても理解することのないままに駆け抜けることができる年齢だったが、いまや、19歳となった彼女は何をなさなければならないのかは理解しているが、心は子供のまま、無邪気にスケートを楽しむばかりで、ライバルを貶めてまで、勝利を得ようというところまで、成長できていないのだろう。ラサールの言う、彼氏とエッチをするでも、なんでもよい。アスリートとしてこれ以上の成長を望むのであれば、なんとか精神年齢を成長させて欲しいものだ。

2011/05/02

ビンラディン、抹殺

日本時間で5月2日、アメリカのオバマ大統領はテロ組織アルカイダの指導者(代表と言えばいいのかな)で、アメリカ同時多発テロの首謀者と見られるビンラディン容疑者をパキスタン北西部に位置するアボタバードで殺害したことを発表した。ビンラディン容疑者はこれまでアフガニスタンとパキスタンの国境の山岳地帯に潜んでいるとの憶測がなされていたが、首都イスラマバードのすぐ近郊に潜んでいたことになり、現地でも驚きが広がっているようである。

これで、2001年の同時多発テロ、いわゆる9.11を発端としたアメリカの対テロ戦争に一定の区切りがついたとも考える向きもあるが、そもそも、誰が実行するのかが分からないというのがテロの恐ろしさであり、ビンラディン容疑者1人を片付けたからと言って、これで全てが解決したとは到底、言えない。逆に、指導者を失ったことで、アルカイダを始めとするテロ組織が統制を失って、思いつくままにテロ活動を開始する可能性もゼロとは言い切れないのだ。

今後、数ヶ月~数年間は、テロ組織の動きに注目する必要が出てくるだろう。

2011/04/18

いつから利用できるのか

関内駅に社会実験とかで、レンタルサイクルが設置されることになり、年明けくらいから始まった工事がようやく完了し、肝心の自転車もようやく配備されて、あとはサービスが始まるのを待つばかりとなった。ように見える。

そのように見えるのだが、一向に始まる気配が感じられない。見た目には1週間ほど、なにも変わっていないように見えるのだが、あとどんな準備が必要と言うのだろうか。だいたい、書いてある説明を軽く読んでみたが、どうやって支払うのか、値段はどのくらいなのかが、さっぱり分からなかった。こんなことで本当に利用者はいるのだろうか。

だいたい、関内のような人の多い場所で行う社会実験として、自転車が10台ちょっととは、少なすぎるというものだ。利用されるようになった瞬間、常に貸し出し状態に陥り、機能停止を招くこと請け合いである。きっと、残念な結果に終わるのであろう。そんなことをしている間に支援物資のひとつでも、被災地に送れというのだ。

ほんと、誰が利用するのだろ。。。
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2011/04/15

福島第一原発で再び高エネルギー反応

注水を継続して行い、安定化に向けた作業が着々と進んでいるかのように報道されてきた福島第一原発だが、昨日までの二日間で三号炉の炉内の温度が170度から250度に急上昇していることが判明した。設計上の最高温度は300度を上限としており、原子力保安院は監視の強化を求めているが、当の東電は計器の故障と説明している。しかし、この説明は、上空からの温度センサーによる観測値が上昇している事実とは客観的にことなっており、見解を早急に改めて対処する必要があるだろう。

このまま、温度の上昇が続いた場合、再臨界を引き起こし、格納容器が完全に破壊される可能性があるが、今のところ、政府も東電もその点には全く言及していない。三号炉は、他の原子炉と異なり、燃料に多くのプルトニウムを含むプルサーマル炉として稼働しており、制御不能に陥った場合に温度の上昇を招きやすく、格納容器破損時に放出される放射性物質も通常の原子炉とは比較にならないほど、大量になることが予想される。

政府は早々に、今後、第一原発周辺に居住するなど不可能だと認めて、その前提で避難計画や補償を検討してもらいたいものだ。
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2011/04/02

気象学会まで原発問題を隠蔽するのか

福島第一原発から大気中に放出されている放射性物質の拡散予測について、日本気象学会が学会員に対して、予測結果を公表しないように通達を出していたことが判明した。政府が何日経っても予測を公表しないため、民間の研究者が予測した結果は、防災上たいへん有意義な情報となることが予想されるのだが、それを公表しないように求めるとは、いったいどういうことなのか。

一般国民がパニックになることを避けなくてはならない、という大義名分の下で、このような通達を出したことになっているが、真相がそうだなどと納得する国民がいようはずがない。なんらかの情報を隠蔽する目的で、民間の予測情報を公表しないようにという圧力がかかったのだと理解するのが適当というもので、前にも増して危機意識を高めこそすれ、発表されないのだから安全なんだ、などと能天気に暮らすような者は、もはや1人たりとていないと思われる。

こんな通達が出るということは、報道されていないものの、福島第一原発の状況はまったく好転する見込みがなく、関東一円が放射性物質で汚染される可能性が極めて高いということなのだろう。とりあえず、天皇陛下が皇居にいる間はまだ、大丈夫なのかもしれないが、それすら、情報操作されて、本当は京都御所に避難されているものが、あたかも皇居におられるかのように伝えられる可能性も即座には否定できない。今後、ブログを初めとした個人的な情報公開の場までが制限されるようになったら、もはや日本はおしまいかな。。。

原発からは離れて住め

東日本大震災が発生してから、早くも1ヶ月が経とうとしているが、福島第一原発で発生している原子炉の暴走は未だに完全には制御しきれず、日々、放射性物質が漏れ出しては汚染が拡大している。もはや風評被害と言った生易しいものではなく、完全なる放射能汚染によって、近隣の農作物は全滅と言ってもいいほどの様相を呈してきた。そんな中で、日本政府の避難指示エリアと、アメリカやIAEAの避難勧告エリアが食い違っていることが度々、報道されてきている。日本政府は枝野官房長官を筆頭に、食い違っているのはあくまで根拠としている基準の違いに基づくもので、なんら危険は無いと必死に訴えているが、信憑性はゼロである。なぜなら、現在設定されている避難エリアが極めて作為的に決定されていると思われるからだ。

現在、避難指示がでているのは20km圏内であり、30km以内は自主避難を促しつつも、屋内退避を原則としている。屋外に出なければ平気と言いつつ、避難するかどうかは、自分で判断しろという、なんとも分かりにくい説明だが、非常に分かりやすい数字がある。20km圏内の避難対象者は、およそ62,000人だが、避難地域を30km圏内に拡大すると、その数は139,000人に倍増してしまうのだ。さらに、アメリカが避難勧告を出している80mileの半分にあたる40mile、つまり65km圏内を避難地域に設定すると、避難対象者は1,482,000人、およそ150万人もの人間を避難させなければならないのだ。

このことから、逆説的に20km圏内を避難指示の対象エリアに限定している理由を考えると、非常に恐ろしいことが推察される。避難エリアを拡大すると、避難者が膨大な数となり、手間も時間もさることながら、経済活動に対する影響も計り知れないため、さまざまな影響を許容できる範囲に収める目的で、避難者数を計算した上でエリアの決定をしている、という事だ。NewYorkTimesに、避難エリア、放射能レベルの推定と、そこに居住する人口が掲載されているが、これを見ると20kmという数字がなんと作為的に見えることか。日本政府は本当に信用して大丈夫なのか。

2011/03/25

計画停電はゲーム感覚なのか

3月11日に発生した、東北関東大震災(正式名称は決まっていないが、日本赤十字社の呼称をここでは採用する)の影響で、いまだに東北地方の、特に津波の被害に遭われた地域については、電気はおろか通行すらままならない状況が続いており、50万人とも言われる避難者は避難所での不便な生活を強いられている。そんな中、関東地方でも原発を始めとした発電所が大きく損傷したことによる発電量の低下に伴い、各地域ごとに時間帯を決めて電気を止める、計画停電が日々、実施されている。しかし、東京23区内はなぜかほとんど計画停電の対象に組み込まれていなかったり、同じ停電の対象にも関わらず、停電する地域としない地域に分かれるなど、不公平感が高まるのにつれて、東京電力はこれまで、5つのグループに分けて実施するとしてきた計画停電を、さらにそれぞれ5つのサブグループに分割して、不公平感を低下させた上で、実施すると発表した。

発電の絶対量が不足しているのだから、計画停電を実施して、関東全域が大規模な停電に襲われる事態を回避する、という目的は理解できるし、不公平感がないように配慮したい、というのも分かる。だが、東電の対応を見ていると、まるで、初めて買ってきたゲームの箱を開けて、どうやったらうまく駒を並べることができるのかと思案している子供を見ているような感覚に襲われる。まるで行き当たりばったりで、ここにきてさらに5つのサブグループに分割するなど、それならなぜ最初から25のグループに分割しなかったのか、そもそも、この5グループという単位になにか論理的、物理的な理由があるのか、それすら何の説明もないまま、唐突に、さもそれが最善の計画だと言わんばかりに発表し、どこと調整することもなく、推し進めているように感じられてならないのだ。おそらく、その通りなのだろう。

こんな適当な対応しか出来ない会社が、これまで原発を管理・運営してきたのかと思うと、背筋が凍る思いだが、残念ながらこれは現実的な危機として、徐々に(急速に、か?)日本の国土を冒しつつある。水道水から乳児が摂取することを控える基準である、1ℓあたり100ベクレルを上回る放射能を計測したと報道されていたが、原発から40kmも離れた飯舘村では、雑草から1kgあたり265万ベクレルという、途方もない数値のセシウムが計測されているのだ。なぜこれがもっと、テレビなり新聞なりで、大々的に報道されないのかが腑に落ちないが、到底、この周辺に人が住むことは相当な長期間に渡って不可能と言っても差し支えないほどの数値であり、30km以内は屋内退避などという、生ぬるい規制では放射能汚染からの避難としては、まったく機能していないことが明らかとなっている。即刻、半径50km以内からの撤去を各自治体に求めるべきであろう。

2011/03/21

もう、出荷停止

と思っていたら、あっという間に政府が福島、茨城、栃木、群馬の各県知事に対して、ホウレンソウとカキナ、原乳の出荷停止を指示したという報道があった。日テレ、どういうことだ、コラ!返事クレ。

報道を見て、安心なのかと思って買ってしまった人は、とりあえず食べても大丈夫だと枝野官房長官が言ってるので、信用するなら食べてもいいでしょう。どうしても気になる方は、まずは大丈夫だと言い切った日テレに質問してみよう!

それはそうと、なんか雨が降って放射性物質の拡散は抑えられてるはずなのに、日野市での放射線計測値は徐々に上がってきているようだ。どうなってんだ。ほんとに大丈夫なのか?心配すぎて頭が痛くなってきた。これが放射線の影響ってやつなのか。

日本テレビの作為的な安心報道

本日、春分の日で休日であったのと、雨が降っていて放射性物質で汚染されるのがイヤだったので(一応、今のところは冗談のつもり。。。現地はシャレにならないだろう。申し訳ない)、ずっと家に閉じこもっていたところ、普段は目にしないテレビ番組をいろいろと視聴することができた。その中で、なんだか鼻につく報道番組があり、それが日テレの「情報ライブ ミヤネ屋」であった。

福島県産の農作物について、基準を超えた放射線が検知された事に関して、「食べても問題ない」「風評被害」などの説明を繰り返し、視聴者に対してあからさまに安心感を強調するかのような報道であり、それだけならまだしも、暫定的な基準であるから根拠が無いかのような発言をしたり、体内に放射性物質が蓄積することは無いなどと誤った発言を行う大学教授が登場したり、さすがに看過できず、テレビ局に対して意見を送りつけてみた。

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福島県産の食品に関して放射線が検知されている事について、健康上の問題がまったくなく、気にする必要がないという趣旨で報道されているかと思います。

その中で、摂取時の基準値について、特に根拠の無い暫定値であるかのようにコメントされていますが、これは間違いです。国の原子力安全委員会で策定された飲食物摂取制限で規定されている値を、暫定的に採用したというだけであり、基準値そのものが暫定的な値というわけではありません。

また、この数値を超えたら詳しく調べるための基準、という発言もありましたが、これも誤りで、原子力安全委員会の定義では、「摂取制限措置を講ずることが適切であるか、検討を開始するめやす」とされており、安全であることを保障する数値ではありません。

安心感を強調したいのはわかりますが、本日の放送は無理に安心感を生み出そうとするかのような、作為的なものを感じます。放送内で訂正いただけますよう、宜しくお願いします。
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別に不安を煽るつもりは無いが、基準を超えていても問題ない、食べても大丈夫、と言ってしまうと、何のために設けられた基準なのかという話になってしまう。基準を超えた農作物が出荷できないのは風評被害ではなく、単純に東京電力による汚染被害であるが、電力会社を悪者と言ってしまうと、電気を売ってもらえなくなったりするのだろうか。もしかすると、今なら意図的に計画停電の区域に組み込まれてしまうかもしれないが。。。。いやいや、そんなバカな。とりあえず、テレビ局からの回答なり、修正の告知なりを待ちたいところだ。

2011/03/19

これ以上、何を隠すことがある

3月11日の午後、未曾有の大地震に見舞われた日本列島。現在も各方面では警察消防をはじめ、地震があったばかりのニュージーランドからも駆けつけてくれた海外の救援隊、ボランティアなど、さまざまな支援、救援活動が展開されている。被災地で苦しい避難生活を余儀なくされている避難民の方々は、精神的にも厳しいだろうが、なんとか復興まで頑張ってほしいとエールを送りたい。

そんな中、地震直後から停止、メルトダウンが近づきつつある福島第一原発では、いまも消防、警察、自衛隊と、当事者である東電が懸命に最悪の事態を回避するために復旧作業を進めている。しかし、報道やネット上の情報を見る限り、すべての状況は明らかにされておらず、一部の情報についてはいずれの作為的な判断に基づくものなのかは分からないが、隠蔽されているらしいことがわかってきている。

たとえば、福島県内での放射線計測値は、通常であれば、ホームページなどで逐次、計測された値が公開されているが、現在は地震の翌日から更新が停止したままである。地震の直後から停止しているのであれば、その影響なのだろうと推測できるが、12日から更新されていないのは、明らかに公表したくない(できない)数値が計測されたため、意図的に更新を停止したとしか思えない。また、米軍が無人偵察機で撮影した現場上空からの映像についても、車のナンバーが分かるほど詳細なものであるのに、日本政府の判断で公開されていない。おそらく、これまで公表されてきた状況よりも、遥かに深刻な原発の状況が鮮明に映されているため、食い違いを説明できず、隠蔽されているのであろう。

現在、東電による電源の復旧作業が続けられていると報道されているが、上記の情報から推察すると、問題が発生している1号機から4号機までのいずれか、あるいは全てで、到底、電源を繋いだだけでなんとかなるような状況では無いのだろう。特に、圧力抑制室が破損した可能性が高い2号機については、たとえポンプが稼動したとしても、冷却に成功する見込みが薄く、それが誰の目にも明らかなくらい、鮮明に映し出されているがために、米軍からの提供映像を公開することを躊躇しているのではなかろうか。

しかし、国民の生命を守るのが政府の役目であるとするなら、この期に及んで、自らの保身に走るのは言語道断であり、即刻、全ての情報を公開し、直ちに避難する必要のあるエリアが、実際には現在の30km圏内ではなく、100km圏内であるなど、深刻な状況を正確に伝えて欲しいものである。国民の生活が第一、とは、安心して生活してもらうために、不都合で不安を感じさせる情報を伝えない、ということではない。まさか、原発の問題と、震災からの復興目処がたてば、お払い箱になることが目に見えているため、出来るだけ問題を長引かせたいとか、そんな恐ろしい事を考えているのではない、とは信じたいが。。。

2011/03/11

生温いとか、馬鹿にするにもほどがある

韓国の国会議員と共同で、日本政府に竹島の領有権主張を中止するよう求めた宣言文に署名した民主党の土肥隆一衆院議員。管総理は、衆院政治倫理審査会長など役職を辞任したことで、けじめをつけたとして、これ以上の対応を見送る方針なのだそうだが、野党からは「生ぬるい」として、首相への攻勢を強める構えなのだとか。

なにが生ぬるいだ。与野党ともに、なんと国民を馬鹿にした、国家を蔑ろにした輩の集まりなのだ。竹島の領有権を不法に主張する韓国と歩調を合わせて、日本政府に対して竹島の領有権を放棄することを要求するような文書に署名するなど、主権国家である日本の国土を売り渡さんとする、まさに売国奴そのものだと言わざるを得ない。それを「こんな大騒ぎになるとは思わなかった」とは、なんと自覚に欠けた行為、人物なのかと評する以外にない。

国会議員を辞職する程度でも、まだ生ぬるいというものだ。国土を売り渡そうとした行為は、まさに国家反逆罪に値する、暴挙と呼んですら物足りないくらいの行為と言えよう。企業から献金と称して賄賂を貰う、などというのとは次元が異なる罪である。即刻、議員の職を辞して、政界から引退し、一生その罪を償うくらいのことを求めたとしても、誰からも賞賛されこそすれ、非難されることなどあり得まい。この国に、国家反逆罪を規定した刑法が存在しないのは、痛恨の極みである。せいぜい、刑法第81条(外患誘致)の陰謀罪を問うくらいであろうか。なんと歯がゆいことなのか。

2011/03/04

可愛い娘には声をかけろ

街で可愛い娘を見かけたら、もしかしたら何かあるかもしれないから、とにかく声をかけてみよう、とか、出会いが欲しかったら目が会った、手と手が触れ合った、そのタイミングで話しかけてみよう!とか、そういうことを言いたい訳ではない。街で見かける警察官の行動についての話である。

どうも、これまで警察官、特に交通課(と言うのかな)の警察官を観察してきたところによると、明確に交通法規に違反している場合はともかく、反則切符を切るほどではない、あるいは歩行者や自転車搭乗者で、そもそも反則切符に該当せず、危険性も周囲と比較して違いがないか、却って安全ではないかと思われるような場合に、声をかけられるのは、まず間違いなく若い女性、それも相当に可愛らしい女性のようである。

どうかんがえても変であろう。そんなに美しい女性の方が危険行為、たとえば信号無視だとか車道へのはみ出しが多いというのだろうか。街を歩きながら周囲を見回してみるが、どう贔屓目に見ても、危険行為が顕著なのは若い男性のほうだろう。にもかかわらず、若い女性にばかり声をかけるのは、極めて作為的、ありていに言えば職権濫用に相当するのではないだろうか。

女性警察官が、若い女性に注意しているのをみたことがないのは、やはりそういうことなのだろうか。今度、そういう場面に出くわすことがあれば、注意された側の女性に声をかけて、何を注意されたのか確認してみよう!
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2011/02/28

イラ管はいつ、キレ管になるのか

民主党政権の支持率の急降下振りを見ると、政権交代はなんとも期待はずれに終わったものだと言う空虚さをヒシヒシと感じられて、もはやこの国を浮揚させる方法など存在しないのではないかと、なんとも物悲しい気持ちに襲われてくる。テレビでは、自ら政治に関わろうとしない評論家が、分かったような顔で、「まずは教育を改革しなければ」などと適当な事を話し、嘲笑の対象になりつつある国会では一向に建設的な提案を出来ない、野党自民党からの批判を一身に浴びながら、それでも政権の座にしがみついている管総理が、民主党幹事長との意見の相違を必死に弁明する光景がお茶の間に伝えられて、もはや国民は呆れ顔であることに全く思い至っていない事を露呈する始末である。

気に食わない状況になると、すぐに苛立ちを露にすることで有名な管総理だが、このところはその苛立ちを表に出すことすら出来ないところまで追い詰められており、必死に取り繕おうとしているところが何とも滑稽で、これが我が国の最高責任者なのかと思うと情けなくなること、もはや何らコメントする価値もないのではないかとすら感じられる。解散権を楯に、民主党内をまとめていくのかと思いきや、そのカードを切ることもできないまま、公然と総理交代を唱えるグループまでも出てくる中、いったいイラ管と呼ばれたこの男は、いつになったらぶち切れて、衆議院の解散を宣言するのだろうか。

そんな中、民主党政権になってから、公務員の天下りが一向に減っていないどころか、自公政権時代よりも輪をかけて増えていることが明らかになった。なにしろ、監視すべき委員会の人選を、民主党が野党時代に反対したことで組織されないまま、これまでの規制法が廃止されたため、ザルと言われていた規制が完全に撤廃され、正式に天下りだと表明しない限りは、どれほど天下りを繰り返そうとも、誰からも非非難されない状況に陥っているためだ。自民党の平議員が追求しても、閣僚が「天下りという認識ではない」と繰り返すだけで、具体的な行動は一切起こさず、却って後押しする事態となっている。なにが「天下り根絶マニフェスト」だ。

もう少し、人材が埋もれているのではないかと、幾ばくかの期待を抱いていたのだが、なんとも情けない政権に落ちぶれたものだ。とっとと切れて最後に残った解散権を行使してもらいたい。

2011/02/10

北方領土を奪還せよ

ロシア大統領の北方領土訪問にはじまり、今回の軍事配備の増強宣言を見ると、ロシア側には北方領土を返還するつもりなど全く無く、この先もこれらの島々を有効に活用していくことしか考えていないことが良く分かる。そりゃ、すこし考えてみれば簡単な話で、日本の領土だと主張しながら、その海域で漁船が拿捕されて船員が皆殺しの目にあっても、具体的な対抗策をなにも出せない、返せと口で言うばかりで武力行使の構えすら出せない、そんな相手に何を怖れて返還に応じたりなどしようはずがない。

断固として返還を求めるのであれば、不退転の覚悟と言うものを示さなければ、相手はこちらをどうせ何もできないだろうとたかをくくって、まともに交渉に応じよう筈もない。やるなら、固有の領土だと主張するだけではなく、国境線を宣言して、国境警備の目的で巡視艇を配備するくらいのことをやらなくてはならないだろう。もちろん、ロシア側だって黙って引き下がることは考えられず、この海域で武力衝突が発生する可能性が非常に高くなるだろう。だが、そのくらいの覚悟で挑まなくては、返還など覚束無いであろう。

今の日本政府の体たらくでは、このような戦術はとれないだろうから、北方領土を取り戻すため、国に変わって活動する、北方領土奪還戦線でも立ち上げるしかないのだろうか。
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2011/01/28

電車、遅延

車内で気分が悪くなったお客様の救護で。。。なんなんだ。そんな気分が悪い人間は、電車に乗るなというのだ。マジアホ臭い。。。
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2011/01/06

駅のアナウンスのひどすぎる嘘

本日の夕方七時半あたりから、東京駅で火災が発生したとかで、大宮―大船間を結んでいる京浜東北線が暫くの間、運転を見合わせる事態となっていた。火災の原因はよく分からないが、まあ、起きてしまったものは仕方がないし、電車が止まるのも理解できる。サーカスのライオンじゃあるまいし、炎が燃え盛る中を強引に運行せよ、等と言う無茶を要求するつもりはほとほとない。

しかし、しかしだ。本日のJRの対応の中で、ひとつだけどうしても我慢ならないことがあったのだ。大船方面の電車が当面動く見込みがないことを、さんざん確認した結果、駅員の推奨としては品川まで戻った上で、京急などを利用して横浜方面に向かえというものであった。なにしろ、あと一時間近くは大宮方面の電車が動かないのでそちらの方が早いというのだ。周囲の乗客を見ると
おおよその人間はそれを信用したのか、大宮方面の電車に乗り換えて出発したのだが、ノロノロとしか進まないと聞いた私は、まだ東急に乗り換えた方が早いのではないかと思い、改札を出ようとホームを歩き始めたのだ。

そこでだ、どうしても勘弁ならないことが起きたのは。なんと、あと一時間は動かないと言われていた大船方面の電車が、あと五分ほどで動くと言うアナウンスがなされたのだ。なんなのだ、今までの説明は!もし、私が品川まで戻って乗り換えようとしていたら、車両を多少痛め付けるくらいでは済まさないところである。さらに言えば、個人的には品川に向かわなかった賢明さを自賛するところだが、乗ってしまった面々は、いったいこの怒りをどこにぶつければよいのだろうか。なんとも憐れでならない。

このいい加減さは、今後はなんとかしてもらいたいものである。それにしても今晩は本当に冷える。指先が凍傷になるのではないかと心配するほどである。だからホームで焚き火をした愚か者が出たのだろうか。。。
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2011/01/03

味集中システムの一蘭にいってきた。

おせち料理も食べ飽きたあたりで、桜木町の駅前にある、一蘭というラーメン屋に行ってきた。最初は、よく行く近所のラーメン屋に行こうかと思っていたのだが、そこは1月3日になっても一向に開店する気配がなく、そういえば去年も結構遅くまで閉まっていたなぁ、と思い出し、ずいぶん久しく行っていない一蘭に行ってみることにしたのだ。

この一蘭、以前に来たときから、席が仕切り板で区切られていて、隣の客を気にすることなくラーメンを食べられる席になっているのが有名だったと思うのだが、いつの間にか、それは世界初の味集中システムという名前まで付けられて、完全に店の看板のひとつとなっているようであった。お昼時なので、10数人が店頭に並んだ状態で、順番待ちを強いられたのだが、さすがにラーメン屋だけあって、客の回転は早く、あっという間に順番が回ってくるようであった。その待ち時間の間に、注文用の紙を渡されて、何を書くのかと思ったら、ラーメンの好みなどを書いて、食券と合わせて店員に渡すためのものであった。確かに、横浜の家系ラーメンであるような、カウンターでオヤジに「固め濃め多め」などと頼むのは、女性では言いづらい場合もあるだろうから、これはよいシステムかもしれない。

で、ようやく残り二組くらいまで順番が回ってきて食券を購入し、席が空くのを待っていた。前のグループが、店員の案内で空いた席に通されて、ついに順番が来たのかと思い、案内されるのを待っていると、なぜか次に店に入ってきたおっさんが、食券を買うや否や、1つだけ空いている席に我が物顔で座ってしまった。それを見ていた店員が、なにか注意をするのかと思いきや、なんの咎めもないまま、食券を受け取って、オーダーを通しているではないか。さらに次に入ってきたオヤジまで、ひとつ新しく空いた席に勝手に座り、これにもなんのお咎めもなし。どうなっているのだ。普段の私なら怒髪天を衝いて、大声で店員を呼びつけてクレームを入れるところだが、ひとりではなかったのと、ちょうど人数分の席がうまい具合に空いたので、ちょっと我慢してやった。いちおう、今後のために、店員にどうなっているのかと尋ねようとすると、空いた席が表示されるボードを見て、空いたところに座るシステムなのだと、まるで非難でもするかのような、なんでお前はルールを知らないのだと言わんばかりに目で返してきたので、この店員に聞いても無駄なのだと考えた私は、とりあえずその場は収めることにした。

ラーメンの味自体は、普通のトンコツラーメンなのだが、チェーン展開を図っているせいなのかは定かでないが、どうにも麺の量が少ないように感じられる。さすがに少し食べ応えが足らなくて、替え玉をひとつ、追加で注文してしまった。周りの様子を伺うと、ほとんどの客が替え玉を注文していることから、おそらく、私が食いしん坊だというだけではなく、純粋に麺の量が少ないのだろうと推察される。

ちなみに、割り込みをされて、さらに店員がなんらそれに対するフォローを行わない点について、私の怒りはまったく収まらず、おそらく一生忘れることはないであろうと思われる。食い物の恨みは恐ろしいのだ。いま、この恨みをどうやって晴らせばよいのかを思案中だが、二度と行かないという権利を行使して、この店がどれほど悪辣であるかを喧伝するか、あるいは行列しているところに改めて出向いて行き、問答無用で食券を買って席につき、店員が万が一にも注意してくるようなら、今回のことを持ち出して、クレーマーの面目を躍如するか、決めかねているところである。(ただし、得るものが何もないので、おそらく、前者の案が採用されるであろう。。。。)