2011/01/03

味集中システムの一蘭にいってきた。

おせち料理も食べ飽きたあたりで、桜木町の駅前にある、一蘭というラーメン屋に行ってきた。最初は、よく行く近所のラーメン屋に行こうかと思っていたのだが、そこは1月3日になっても一向に開店する気配がなく、そういえば去年も結構遅くまで閉まっていたなぁ、と思い出し、ずいぶん久しく行っていない一蘭に行ってみることにしたのだ。

この一蘭、以前に来たときから、席が仕切り板で区切られていて、隣の客を気にすることなくラーメンを食べられる席になっているのが有名だったと思うのだが、いつの間にか、それは世界初の味集中システムという名前まで付けられて、完全に店の看板のひとつとなっているようであった。お昼時なので、10数人が店頭に並んだ状態で、順番待ちを強いられたのだが、さすがにラーメン屋だけあって、客の回転は早く、あっという間に順番が回ってくるようであった。その待ち時間の間に、注文用の紙を渡されて、何を書くのかと思ったら、ラーメンの好みなどを書いて、食券と合わせて店員に渡すためのものであった。確かに、横浜の家系ラーメンであるような、カウンターでオヤジに「固め濃め多め」などと頼むのは、女性では言いづらい場合もあるだろうから、これはよいシステムかもしれない。

で、ようやく残り二組くらいまで順番が回ってきて食券を購入し、席が空くのを待っていた。前のグループが、店員の案内で空いた席に通されて、ついに順番が来たのかと思い、案内されるのを待っていると、なぜか次に店に入ってきたおっさんが、食券を買うや否や、1つだけ空いている席に我が物顔で座ってしまった。それを見ていた店員が、なにか注意をするのかと思いきや、なんの咎めもないまま、食券を受け取って、オーダーを通しているではないか。さらに次に入ってきたオヤジまで、ひとつ新しく空いた席に勝手に座り、これにもなんのお咎めもなし。どうなっているのだ。普段の私なら怒髪天を衝いて、大声で店員を呼びつけてクレームを入れるところだが、ひとりではなかったのと、ちょうど人数分の席がうまい具合に空いたので、ちょっと我慢してやった。いちおう、今後のために、店員にどうなっているのかと尋ねようとすると、空いた席が表示されるボードを見て、空いたところに座るシステムなのだと、まるで非難でもするかのような、なんでお前はルールを知らないのだと言わんばかりに目で返してきたので、この店員に聞いても無駄なのだと考えた私は、とりあえずその場は収めることにした。

ラーメンの味自体は、普通のトンコツラーメンなのだが、チェーン展開を図っているせいなのかは定かでないが、どうにも麺の量が少ないように感じられる。さすがに少し食べ応えが足らなくて、替え玉をひとつ、追加で注文してしまった。周りの様子を伺うと、ほとんどの客が替え玉を注文していることから、おそらく、私が食いしん坊だというだけではなく、純粋に麺の量が少ないのだろうと推察される。

ちなみに、割り込みをされて、さらに店員がなんらそれに対するフォローを行わない点について、私の怒りはまったく収まらず、おそらく一生忘れることはないであろうと思われる。食い物の恨みは恐ろしいのだ。いま、この恨みをどうやって晴らせばよいのかを思案中だが、二度と行かないという権利を行使して、この店がどれほど悪辣であるかを喧伝するか、あるいは行列しているところに改めて出向いて行き、問答無用で食券を買って席につき、店員が万が一にも注意してくるようなら、今回のことを持ち出して、クレーマーの面目を躍如するか、決めかねているところである。(ただし、得るものが何もないので、おそらく、前者の案が採用されるであろう。。。。)

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