2008/12/31

ミシュラン?ゲーテ?大阪に学べ

日経新聞が提供しているWebサイト「WEBゲーテ」に、ミシュラン東京で紹介されたお店の選考基準がよく分からず、よいお店がまったく掲載されていない、という記事が公開されていた。題して「ミシュランよゲーテに学べ!」
要するに、ミシュランには本当に美味しい店は紹介されておらず、実際には足を運ぶ事もなく適当に選んだとしか思えない店ばかりが掲載されていると言う意見である。確かに、ミシュラン東京2008、2009のいずれを見ても、なぜこの店が紹介されているのか?と訝しむようなページが少なくない。実際、どういう基準で誰が選考したのかも明らかにはされておらず、もっと紹介すべき店があるだろうという意見には同感である。
しかし、一方のゲーテで紹介されている店は、のっけから紹介が無ければ敷居を跨ぐことすらできない超高級店ばかりが並んでおり、これを見た一般読者のうち、何人がその店に行けるのかと憤りを感じるようなものばかりである。予算にしてから、安いところでもディナーで1万円~となっており、気軽に訪れることが出来るような店は1軒足りとて紹介されていない。これで何を主張しようと言うのか。だいたい、紹介制をとっている店が悪く言われない理由の最たるものは、わざわざ紹介してくれた人に対する義理を考えると、悪くなど言えよう筈が無いという極めて重要な要素をまったく無視した評価と言わざるを得ず、これで何をもってこの店が最高なのだと云わしめるのか、記事を書いた人間に問い質したい。
本当によい店とは、庶民が普通に足を運べるくらいの価格で最高に旨い料理を供してくれる、そういう店でなくては評価をするにも値しない。東京の、気取った店だけを渡り歩いて、本当によい店の何が分かるというのだ。記者さんも、何年か大阪にでも異動されて、食い倒れの町で勉強してくるがよかろう。

2008/12/30

派遣切りは当たり前

景気の悪化に伴って、企業の業績不振から非正規雇用者、いわゆる派遣労働者が解雇されていることについて、いろいろと批判が集まっているようだが、必要に応じて増減できる労働力として派遣労働者を雇用してきた企業からすれば、景気の悪化に伴い労働力の需要が減退すれば、派遣労働者を解雇するのは当たり前のことで、いったい何を騒いでいるのか、というくらいの感覚でしか無いだろう。ましてや、派遣労働者を解雇するのは不当だ、地位の保全を求めるなど、いったいどういう根拠でそんな無茶な要求をしてくるのか、はっきり言って狐につままれたかのような錯覚を覚えるのが普通の反応であろう。
派遣労働者は景気が悪くなり、解雇された事について不満の声を上げているのだと思うが、それではこれまで景気が良かった間、安定性が無い分を報酬として得ていなかったのかと言われて、否定できるものなどいないだろう。もしかすると、派遣元の人材派遣会社が上前をはねて、手取りは少なかったかも知れないが、実際には企業からすればそれなりの対価を支払っていたはずである。それが、景気が悪化して解雇、いや正確には解雇ではなく、契約の解除なのだが、されたからと言って、それに対して不平不満を申し立てるのは明らかに公平性を欠くと言うものだ。安定性の代償に高給を受けておきながら、いざ不安定な側面がクローズアップされるや否や、それがさも不当であるかのように騒ぎ立てるのは、それこそ不当であり不誠実と言うものであろう。
まるで正社員だけが厚遇されているかのように報道されているが、派遣労働者は不安定の代償は受け取っていたはずである。そういう認識も持たず、目先の手取りにだけ目を眩ませて、派遣労働者という職種を選んだのであれば、それは企業を責めるのではなく自らの不明を羞じるべきであろう。このところの派遣切りに対する報道を見て、声高に権利ばかりを不当に主張している輩を見るにつけ、そう思う今日この頃である。もちろん、そういうリスクは十二分に分かった上で、そういう雇用形態を選択している人間が大半なのだと信じたいのは山々なのだが。

2008/12/29

魔がさしたって言うのかよ

大阪府松原市の市立中学校で、50代の男性教諭が2年間もの長い間、顧問を務める運動クラブで、女子生徒らの身体を触るなど淫らな行為を強制していたことが判明した。教諭は今月中旬から自宅謹慎となっているが、身内に甘い教育現場からは、教諭に対する実質的な処分もなければ、氏名の公表も行われておらず、市教委の井上雅彦学校教育部長がいくら「2度とこういうことを起こさないように服務監督を徹底していく」とコメントしても、発覚してしまったことを憎々しく感じている、としか思えない。
世間一般であれば逮捕されるような犯罪を引き起こしておきながら、氏名はおろか勤務先の学校名も明らかにされず、自宅謹慎などという甘い処分で済ませ、これで生徒や保護者に対するカウンセリングをしっかりやっていくと説明されても、これ以上、批判が高まらないように、口封じを計っているとしか思えない。これに対して、現職府知事である橋下氏が何か対応したかと言えば、何も行動は起こしておらず、これで本当に府民のことを第一に考えている知事と言えるのだろうか。
当のわいせつ教諭は、「魔がさした」などと説明しているとの事だが、2年間にも渡ってわいせつ行為を繰り返しておいて、何が「魔がさした」だと呆れて物も言えない。一度限りで出来心で、というのであればまだしも、2年間も魔がさしっぱなしで、しかも他に発覚しないように生徒や他の教諭が少なくなる土日に限って行為に及んでいたという狡猾さは、りっぱな計画犯罪であり、間違っても「魔がさした」と言って情状酌量されるようなものでは断じてない。この教諭がもしも懲戒処分を受けることもなく、何事もなかったかのように現場に(他校になるかもしれないが)復帰するようであれば、橋下府知事の沽券に関わるといっても過言ではないだろう。
ま、弁護士だけに「犯罪者にも人権が」とか言い出して、教育委員会との関係改善に利用しようとするのを心待ちにしているんだがね。

2008/12/28

日本の空は何で守る

自衛隊の次期主力戦闘機の選定を巡っては、日本の計画で調達する予定であったF22ラプターについて、機密情報が漏洩する可能性を指摘した米国議会の動きや、価格が非常に高価となることからアメリカ自体での生産を中止する動きが出てくるなど、今後の計画を進められるかどうかすら危うい情勢となりつつある。価格については、他の戦闘機の2~3倍の価格がネックとなり、生産国であるアメリカ自体でもこれ以上の導入を見送る公算が大きくなっている他、日本側の問題として自衛官が機密情報を漏洩してしまう可能性が指摘されており、機密の塊であるF22の輸出を制限しようという動きが強まっており、本当に日本が調達して配備することが出来るかどうか、非常に怪しい情勢となってきている。
そんな中、次期主力戦闘機の選定について日本政府が方針を見直し、F35かユーロファイターを導入するか、あるいは現行のF15を改良することで当面を乗り切るか、いずれかを選択する見通しが強くなった。しかし、いずれを採用するにしても大きな問題は残されている。F35は開発されて間もない新機種で、米軍でさえ実践配備には至っておらず、実用面でどれほどの実力を発揮するのかは未知数である。ユーロファイターを導入するのであれば、これまで大きな支援を受けてきたアメリカに対して、論理的のみならず道義的な説明を行う必要が出てくるだろう。F15の改良で当座を凌ぐとしても、それがいつまで耐えられる策なのかは外的な要因にも左右されるため、なんとも評価しづらく、どこまでの未来を計画に織り込めばよいのかは判断が分かれるところだろう。
いずれにせよ、F22なり、F35なり、あるいはユーロファイターを導入したとしても、結局のところ最後は外国の技術に頼らざるを得ないという結論には違いなく、果たして日本の空を守るのが全て外国の製品でよいのか、という疑念は残る。三菱重工が商業化を目指してジェット旅客機MRJの開発を推し進めているが、それと同じように、日本の空を守る航空機は、やはり日本独自の力で開発しなくてはならないのではないのか。将来、購入している国との関係が悪化してきた場合の対応も含めて、自力での防衛手段を確保しておくことは、やはり独立国家として必要な対策ではないのか、そう思える今日このごろだ。

2008/12/26

そんなことで、一体なにを

地下鉄都営三田線に乗っていたら、とある駅に着くと頭の悪そうなお姉ちゃんが興奮し始めた。
その駅の名前は「御成門」
いや、その「オナリ」という音だけで興奮されてもリアクションに困るんですが。その昔、将軍様が通る門だから御成門(上様のおな~り~)となったのに、変な事を想像されて興奮されたら、現役の将軍様もドン引きだ。動かないはずの腕を振り上げようとして、脳溢血でも起こしやしないかとご心配奉る。
頼むから、せめて興奮するのは電車を降りて女子トイレの個室に入ってからにしてくれよな。JR西日本なら駅員が参加してくれる事だろう。

2008/12/25

年の瀬を感じない

もうすぐ年末、今日はクリスマス(正確にはイブだけど)だと言うのに、例年なら感じるはずの年の瀬感がまるでない。世間を見渡してみても、慌ただしく忙しない雰囲気はあまりなく、果たして本当にあと一週間で正月なのだろうかと、不安を感じてしまうほどだ。なんとなく、意識としてはまだ11月が終わろうかとか、そのくらいの気分にしかならないのだ。
不景気が原因なのかとも思ったりするが、果たしてそれだけでこんなに変わってしまうものなのだろうか。確かに不景気の影響で、街中に設置されるクリスマスのイルミネーションは例年よりもはるかに少なくなっている気がするし、あまり高価なものを買おうとする人もとんと見掛けなくなり、気分の高揚感に欠けているのは確かなのだが、果たしてそれだけでこんなに違うものなのだろうか。
テレビでは連日、金融不安や購買意欲の減退、大手製造業の損益悪化などが報じられており、世界同時不況が刻一刻と現実味を帯びて近付いてきているが、それに対して日本だけがなんら有効な対策を打ち出せないまま、無為に時間だけが費やされていく、そんな来年にまるで期待を持てない状況が、そんな気分をもたらしているのかもしれない。この国家の一大事と言う時に、能天気マンガオタクが総理大臣じゃあねぇ・・・

2008/12/23

授業は英語で?

改訂された学習指導要領で、英語の授業を英語で行うことが盛り込まれ、学校などの教育現場からは疑問の声があがっているらしい。教師の英語力にばらつきがある上、大学の入学試験はこれまで通りと見られるのが原因となっているもようだ。
教師の英語力にばらつきがある?そんないい誤魔化した言い方をせず、大半の英語教師は英語で授業を行えるような英語力を持ち合わせていないとはっきり言えばいいのだ。変に実態を隠して格好をつけたりするから、役人どもに現場の実情が伝わらず、それならと、ありもしないばらつきを解消するかのような施策が打ち出されては、更に現場の混乱に拍車をかけるのだ。
まあ、裕福な家庭の子供が通うような、ブランド校なんかは、金に物を言わせて外国人講師をつれてくるんだろうが、これで格差はさらに大きくなるのかな。

2008/12/21

横濱百八十六番餃子に行ってきた

ある晴れた12月の昼下がり、その存在は知っていても、中を覗くだけでいつも素通りしてしまっていた餃子中心の中華料理屋「横濱百八十六番餃子」に行ってみることにした。最初は全然中華と関係なく、海鮮丼なんかを食べたいなぁと思っていたのだが、なかなかよさそうな店が見つからず、気がついたら中華街をぷらぷらした結果、最終的に一度も行ったことの無いこの店を選んでみたのだ。
餃子だけで10種類も揃っていて、それぞれ具や皮が異なる材料で出来ており、選ぶだけでも楽しめるのだが、それ以外にも坦々麺やトンソクやら、美味しそうな料理がそれなりに揃っていて、わざわざ中華街に来たという人でもそれなりに楽しめると思われる。で、私は餃子数種類と、世界で一番辛く旨いと書かれていた超辛坦々麺を頼んでみた。麺類などはいらない、餃子とご飯だけでいいという人には、小ライスやネギ塩スープなども用意されていて、ちょっとだけ食べてみたい人のニーズにも応えているようだ。
しかし、この超辛坦々麺だが、香辛料がふんだんに使われていて、辛いのは辛いで確かに世界一かもしれないが(いや、それほどでもなかったけど、普通の人間ならつらい方も多いかも)、じゃあ旨いのかと言われると、それほどでも無い、というか正直、それほどおいしくない。餃子はたいへん美味しく戴けただけに、この坦々麺との味の落差はいただけない。店員も、本当に辛いけど大丈夫ですか?と聞いてくれたのはいいが、メニューに記載されてる黒胡麻坦々麺の方がおいしいですよ、くらい教えてくれればよかったのだが。
どんなに辛いものが出てきても辛さに負けたことの無いが、美味しいものが食べたい私は、次回、餃子を食べに行ったときは、忘れずに普通の坦々麺を頼もう、と心に刻んで、あとから来たカップルが逡巡しつつも超辛坦々麺を注文するのを見て「ふふっ、普通の人間がこれを食うのか?この寒い中、イチャつきやがって。バカめ!」と思いつつ、店を後にしたのだった。ちなみに店名の186番は、この店が186番地に立っていることに由来するようだ。なんとも中途半端な番号だ。100番とかならよかったのに。。。

2008/12/20

愛犬・チロもいい迷惑だ

厚生労働省の元事務次官が夫妻そろって殺害された事件で、警視庁に出頭してきた小泉容疑者が主張しているらしい。
「俺は時代劇の子連れ狼だ好きだ。あれは妻を殺された夫が復讐をしていく素晴らしい話だ。だから俺も愛犬・チロの敵討ちで殺してやったのだ。動物を殺すやつは悪魔だ」
他でもない、お前が悪魔だ。チロも草葉の陰で鳴いているだろう。キャン!

2008/12/18

円高でも原油価格下落でも

ガソリンの店頭価格が19週連続で下落し、2004年以来の114円台となったことが発表された。一番高かった180円近くから考えると、2/3にまで下落した事になる。
しかし、考えてみれば、ニューヨークの原油相場では最高値から比べて1/3くらいに下落し、さらに円高の影響もあって本来ならばもっと下落していてもいいはずである。日本の石油元売り会社がぼっているのではないか?!
いや、本当の理由は、原油の価格が下がっても、油揮発税のリットルあたりの課税額が変わらないので、どうやってもこの程度にしか下げられないのだ。ガソリン価格114円のうち、油揮発税の占めるのはおよそ60円ほどになっていて、例えば原油価格がタダになっても、最低60円までしか値段は下がらないと言うことなのだ。さらにこの税金の半分くらいは暫定税率として無駄な道路建設に消えていく・・・・
こんな理不尽にいつまで堪え忍んで生きていかねばならないのか。いい加減に自分の生活を脅かすのは政治家なのだということに気付いてもらいたいものだ。

2008/12/16

最低のアンケート

今日、なにかのサイトで「ブランド認知に関する調査」というアンケートに回答する機会があり、がんばって何問かの回答を行っていたのが、途中であまりにも癇に障るインタフェースに、私の堪忍バッファはあっという間に溢れかえり、全く問題を読む事無く、無作為に回答を始める始末となってしまった。
なにしろ、ボタンを押し間違えて、前の設問に戻ってしまったところ、その前の、たった今、入力していた内容が全て失われてしまい、ブラウザの戻るボタンで画面を戻してみたところ、更に前の設問にまで戻ってしまったのだ。
これでは何のための戻るボタンか分からない。ブラウザの戻るボタンを使用禁止にするのは100歩譲って納得できるが、前の設問に戻るボタンをわざわざ設けておきながら、その次の画面で入力した内容をクリアしてしまうとは何事か。これでは、戻るボタンを押した人間の負担を増やすだけで、押し間違いをした人間をアンケートから脱落させるのが目的としか思えない、低劣なシステムと言えよう。
あまりの事に怒髪が天を衝いた私は、その後の設問に対して全て、「飲んだことがあるか」-いいえ、「利用したことがあるか」-いいえ、「好きなものはあるか」-いいえ、とすべからく否定する回答だけを怒りに任せて投入してやった。途中でやめてもよかったのだが、これで統計が少しでも狂って利用できないアンケート結果になれば、それこそ私の溜飲が下がるというものだ。こういう人間もいるのだから、たかがアンケートと言えど、システムはきちんと利用者のことを考えて作ってもらいたいものだ。
さて、明日も、理不尽なシステムをぶっ壊してやるぞ!

2008/12/14

モラルと匿名性は関係あるか

このところ、学校や小売店などに理不尽な要求をする事件があとを絶たない。学校に対しては給食費を払わないのに給食を食べさせないとは何事か、という野盗ではないかと思うような話があったかと思えば、金券を使えない店舗に対して本社やお客様センターにまで電話をかけさせ、暴力団員ではないかと思うような勢いで恫喝してみたりと、昔では考えられないような事件が数多く見られるようになってきた。
役に立たないマスコミが無責任に報道するように、モラルが低下してきたと一言で済ませてしまうのは簡単だが、なぜ日本人のモラルがここまで低下してしまったのか、では一体どうすればモラルを向上させることができるのか、原因を追究すること、対策を検討することこそ、今必要なことなのではないだろうか。
一説には、インターネットのもたらす匿名性が、自分に対しては何の不利益ももたらさない場所から、相手を非難し攻撃することができることが、日本人の攻撃性を増長させている、というものがある。しかし、世界中にインターネットがこれだけ普及し、その利用方法が日本とそれほど違いが無い、匿名性という点ではアメリカでも日本でも中国でもブラジルでも大差ない状況で、日本でのみモラルが大幅に低下している事を説明できない。
そもそも、昨日今日、急にモラルが低下してきた訳ではなく、長い時間をかけてモラルは下がってきたように思う。バブル景気が絶頂期であったころに、お金が全てという機運が日本中に蔓延し、そのバブルが崩壊したあとにお金に対する意識だけが残ってしまったことも一因ではないかと思うが、小中学生くらいから既にモラルの低下が見られることから、初等教育にも問題があるようにも思う。そもそも、子供の最初の教師となるべき両親のモラルがここまで低下してしまった今、これを立て直すのは到底なし得ないのではないかと思うほどの困難が予想される。
モラルのある人は今のうちに海外に逃亡しろと言うことかな・・・・・


カウンセラー実践通信講座

日本はいったいどうなるのか

そろそろ2008年も終わりというこの時期に、日本では政治家が自分の権力を維持することだけに腐心しているのがあからさまに分かるようになり、内閣支持率が急落したかと思えば、アメリカでも経営不振に陥ったビッグ3に対する救済法案が廃案に追い込まれたりと、おちおちと新年を迎えられる雰囲気はまるでない。
何年か前に、年末年始を挟んだくらいの時期にたまたま海外を訪れていたところ、急激な円高となったことをニュースで大きく報道していたのと同じくらい、先行きに対する不安が大きくなっているが、今度は困ったことに日本だけの問題ではなく、全世界が同時に不況の波に晒されており、貿易でしか富を産み出せない日本にとっては非常に苦しい時代を迎えつつあるのは確かであろう。
これほど苦しいのは、私が記憶している限りでは第二次世界大戦直前以来ではないかと思うのだがどうだろうか。確かにバブルが崩壊した直後などもそれなりに不安が押し寄せてきたものだが、そうは言っても海外の景況感はそれほど悪くなかったことから、いずれ景気がよくなるのだという期待が持てたものだが、現在の情勢はそういう期待感の欠片もなく、来年以降、今の暮らしを続けていけるのかすら不透明となりつつある。
今こそ、日本には真の政治力を持った、新しい政権が必要な時なのだ。将来に渡って維持費という名目で国民に負担を押し付けるだけで何一つ産み出すことのない、無駄な公共投資を行っている場合では無いのだ。今度こそ、国民は選挙で自分達がどこに進んでいくのかを示さなければ、この日本と言う国は滅んでしまうだろう。ローマしかり、カルタゴしかり、次は日本かアメリカか・・・・・

2008/12/04

遅れる電車

今日もJRは人身事故で遅延が発生していた。このところ、毎日なんらかの理由で遅延が発生しているような気がしてならない。なぜ鉄道会社と乗客はこんなに遅れても、なんら賠償を求められない、一方的な契約になっているのだろうか。列車の運行を遅らせるような問題、例えば踏切で自動車が立ち往生するとか、の場合には、多額の賠償を請求するにも関わらずだ。
なぜ電車が遅れるのかは、前にも書いた気がするので多くは語らないが、鉄道会社が公共意識を持たず、利益のみを追求して、どんなに乗客が満員電車で不愉快な思いをしても、決して運行本数を増やそうとしないからだ。本数を増やすのは、ライバル路線と張り合う時だけ・・・・
とにかく、人身事故で遅延するのだけは勘弁してもらいたい。遅延しないのは簡単だ。人身事故に巻き込まれた人間を、死亡を確信しておきながら、ポーズだけの安全第一をアピールするための救助活動などやめて、気にせず運行を続ければいいのだ。遺族に対して多額の賠償請求をするためとは言え、あまりに姑息で低劣なのではないか。
死して屍、拾うものなし・・・・

2008/12/03

景気後退なんて言うけれど

アメリカで昨年12月くらいから景気後退局面に入っていたとの分析結果が公表されてから、全世界的に株価の暴落が起きたが、物事が誰の目にも明らかになってから、実はあのときからこうだった、などと言う分析には何の価値もなく、ああやはりそうだったのかとより一層、気分を落ち込ませるくらいの効果しかないことが奇しくも実証される結果となってしまった。
日本では年明けにも内閣府が、日本も同じ時期から景気後退局面に入っていた事を発表する見通しだが、いったいぜんたい、バブル崩壊以降で景気がよかったと実感したことなどあると言うのだろうか。従業員の福利厚生を削減し、裁量労働制の名の下に残業代を抑制し、利益を積み重ねてきた大手企業や、社会保障費を抑制する一方で公共投資を積み増しては、献金だの賄賂だので還元を受けてきた政治家や官僚ならいざ知らず、庶民は景気のよさを実感したことなどこの10数年、一度たりとてなかったのである。
景気後退局面に入った今、政府自民党が目指すのは、景気対策を錦の御旗のように振りかざし、赤字国債を増発してまで無駄な道路やハコモノを建設し、賄賂や献金で私腹だけを肥やすことであろう。そんな悲惨な目にあわされてもこの日本国民は、なにも行動を起こすことなど無いのだろうね、ヘタレだから。

2008/11/30

消費者を保護せよ!

先日、楽天オークションの件で不当に高い送料を要求されるマグカップ入りのプリンについての記事を書いていたが、入札1円で運悪く落札できてしまった。このプリン1個を1円で購入するために、送料を通常は840円のところ、1100円の送料を支払わなくてはならず、販売業者である「ワンダおばさん」という店舗に対して、260円もの追加費用を徴収されてしまうのだ。これでは、1円で落札したのではなく、261円で落札したのと同じで、詐欺罪で訴えたいほどの不正な出品だと言えよう。
即刻、キャンセルの手続きをとったものの、楽天オークションにおける評価が下がり、不適格者とされてしまう可能性もある、という半ば脅迫ともとれるようなメールが返信されてきた。販売事業者が消費者に対して、返品やキャンセルをまるで犯罪でも行おうとするかのように非難する、こんなことが許される日本の法律はおかしいのではないのだろうか。
日本の法律では、オークションは事業者と消費者間の商取引としては想定されておらず、あくまで当事者間で合意した取引という位置づけになっている。そのため、種々用意されている消費者を保護するための仕組みはまったく適用することができず、クーリングオフも適用の対象外となっている。これは、昔、雑誌の誌面上で行われていた、「売ります」「買います」のコーナーくらいしか、法律では想定しておらず、事業者が営利目的でオークションという形で販売することは想定していないからだ。オークションでの取引においては、出品者と入札者・落札者は力関係が同等であるという前提になっているが、事業者と個人の力関係が対等でないことは、火を見るよりも明らかである。事業者は全ての情報を握っており、どういうクレームがきているのかを把握し、公開することも握りつぶす事も出来るが、入札者は誰が購入したのかすら知らないまま、個々に分断されており、どんな被害を被っても横のつながりを広げて団体として抗議することすら出来ないのだ。
これは、完全に法整備の遅れに起因して、消費者に不利益が発生していることの1例であろう。これは政治の怠慢であり、官僚の不作為の行為と言えよう。こんな法律の不備すら早急に直すことも出来ず、なにが世界で一番優秀な官僚なのかと、問いたい。我々消費者も、税金や公共事業の見直しを求めつつ、法律を改正するだけで経費も掛からず、即座に改善が期待されるこういう事例について、もっと声を大きくして政治力の発揮を求めていくことが必要となろう。とりあえず、民主党にでも意見書を出してみるか。。。。

2008/11/27

今度は万引き甲子園?

先日、高校球児が女子高生を暴行した事件が記憶に新しい中、今度は北海道栄高校の生徒数十人が、修学旅行先のロサンゼルス空港で、発着の待ち時間に免税店で万引きをはたらいていた事が明らかとなった。なんでも記事によれば、高校球児を含む集団がよってたかって万引きをしまくった模様で、団体競技で培われたチームワークを如何なく発揮したようである。
先週くらいに、アメリカに留学していた高校生が、数年前にハロウィンの仮装をしていた際に射殺された事件の真相がドキュメンタリーで放送されていたが、どうやら最終的には酔っ払った中年男性に射殺されたという結論が出ていたようで、自己責任論を声高に叫んでいたマスコミ諸氏には猛省を求めたいところだが、今回の球児については万引きした免税店の店主にまとめて発砲されても何の文句も言えないところで、世の中はなんと不条理なのかと憤りを感じる始末である。
こんな球児、死ねばよかったのに。

2008/11/24

1円オークションに立腹す

先日、楽天市場のオークションで開催されている、1円でも入札すれば3ポイント(1ポイントは1円分)がもらえるというキャンペーンがあり、対象の商品を色々と探してはせっせと入札を行っていた。1円で入札しただけなら、まず落札されることはないだろうし、それで3ポイントずつもらえるのなら、なんとうまい話なのかと思ったのだ。
やっぱ、こっちだね
さて、色々な商品に入札しているうちに、段々と商品を細かく見る気が失せてきたころ、その商品は現れた。それは、スイーツ専門店が試食用に作成したマグカップ入りのプリンで、通常は420円の商品が1円から入札できるというもので、そいつがなんと500個も出品されていたのだ。特に甘いものが好きなわけでもないのだが、たいして気にも留めずに1円で入札してみたところ、なんと500個の出品に対して入札数は400前後、このままでは1円とは言え落札できてしまうではないか。まあ、それでも1円でプリンがもらえるのならと軽く考えた私は、商品の詳細を確認してみて愕然としてしまった。
謳い文句のとおり、商品は1円から入札できるのだが、なんと送料が1100円もかかると記載されているではないか。たった、プリン1個を送るだけで、送料が1100円もかかるとは、いったいどういうことなのか。しかも、他の商品について確認してみると、地方によって若干送料は異なるものの、このあたりでは890円に設定されており、それと比較しても210円も割高になっている。これでは、1円で販売すると言いながらその実、210円の代金を送料に上乗せしてしまうことで、結局のところ最大50%OFFで販売しているだけの、悪徳商法そのものなのではないのか。あまりに頭にきた私は、販売者に直接連絡をとって、入札の取り消しを求めたが、システム的に取り消すことができないので、落札後にキャンセルを申し出てください、とのことであった。
なんとも釈然としない回答ではあったのだが、そうこうするうちに、入札件数は大幅に増加し、2500人もの騙された人たちが発生してしまった。これで私が当たる確率は1/5に下がったことになるわけだが、それでも最低500人の人間が悪徳業者の食い物にされてしまうわけで、このような悪質な詐欺まがいのオークションを見逃すわけには行かない。国民生活センターなり、経済産業省なりに、訴えを起こしてみたい。

2008/11/23

陰険なのにも程がある

来年の春先に行われる第二回WBCに向けて、原ジャパンが選手選考を進めているが、リストアップされた48人の選手たちから、辞退者が続々とでていることが明らかとなった。怪我の治療に専念したいことなどを理由とする新井や矢野が辞退するのは理解できるが、非協力的な態度が際立ったのは、中日ドラゴンズの選手4名であった。他の球団は基本的には協力的で、辞退するにしても何らかの選手のコメントを添えて回答してきている中、中日からの回答は辞退だけとそっけないものだったらしく、選考された選手全員が辞退したのも中日ただ1球団だけである。
明らかに、何らかの思惑が働いた結果としか考えられず、自分たちの球団がシーズンに向けた準備を万全にすることしか考えていない、なんと身勝手で、なんという恥知らずな球団、首脳陣なのだろう。落合監督は、「協力はするが怪我人は出場させない」とのコメントを出しているとの事だが、4人の選手のうち、浅尾、高橋の両名は今も練習を行っており、コメントと態度が一致していないのは明らかだ。もし、落合監督のコメントが本人の思いと一致しているのだとすれば、これはもう、前日本代表監督であり、中日のOBでもある星野仙一氏の意向が働いているのではないのか、という疑念が抱かれる。
それはつまり、自分が北京五輪で惨敗したのと同じように、原ジャパンにも来年のWBCで惨敗することを期待しており、少しでも自分が惨敗した事実を軽くして、自らの権威を維持したいという権力欲、名声欲のなせる行為ではないのか、という疑念である。なんという陰険で卑しい人間なのだろう。こんな男に期待していたのかと思うと、我ながら余りの情けなさに、穴があったら隠れ入りたいほどである。いや、陰険という言葉にすら値しない。なんとケツの穴の小さい野郎なのだ。誰か星野のケツを掘って、少し穴を広げてやれ!
広告:MMOバトルアクション ゲットアンプド2

2008/11/20

これってテロって言うのかよ

昨日、厚生労働省の元事務次官宅が、相次いで襲撃に会い、1軒目で夫婦揃って殺害、2軒目で外出中の夫に代わって婦人が刺されるという、治安国家・日本とは到底思えない凶悪な事件が発生した。年金問題や、格差問題に関して、厚生労働省が批判の矢面に立たされている中で発生した事件に、厚労省の幹部や政府は衝撃に包まれており、元事務次官を始めとして警備を強化する事を明らかにした。
そんな事件に対して、テレビを始めとしたマスコミでは非難の声ばかりが高まっているが、ネット上では賛否両論という状態で、秋葉で事件を起こした加藤(だよな?)とは比較にならない人物だと、もっぱらの噂になっているようである。ちなみに、色んな意見があるなか、私が気になったものは・・・・・
??Lだ!ノートに名前書いたんだな
いや、デスノートはマンガだし。だいたい「L」って誰だよ。。。
??テロって言うけど、年金を消すのがテロだろ
まあ、確かに厚生労働省やら社会保険庁で不祥事を働いた人間が起こした問題をテロと呼ばないのは、不思議な気分だけど、これはこれでテロかどうかは分からないが、犯罪であるのは確かだろ。。。
??すばらしい。最高級の賞賛を送りたい。
いや、人を殺してはいかんよ。殺していいのは戦争の時だけ、という言葉もあるが。
??テロじゃないよ、世直しだよ。
こんな事で世の中はよくなったりしないだろう。世直しをしたいのなら、ちゃんと選挙に行ってくれ。
??政府の自作自演だろ
まあ、年金問題から世間の目を逸らすために、こんな事件を起こしたという、政府の陰謀説はもっともらしいが、政府の陰謀では官僚は被害に会わないのがお約束だから、これは違うだろ。。。
??くら寿司閉まっちゃったよ・・・
知らねぇよ、そんなの!
??犯人はゴルゴか主水か
いや、ソダンの戦士だな。

2008/11/19

年内に果たして給付はあるのかな

与党自民党と麻生総理の思い付きで景気対策として議論が進められている、給付金とかいうお小遣いだが、ばらまきではないかと言う批判に加えて、そのあまりの丸投げ振りを地方分権だなどと反論したことが、更なる批判を呼び起こす事態に発展している。
何しろ、高額所得者に対してまで給付を行うのは、どう見てもバラマキ以外の何物でもないと言う与党内からさえ上がってきた声に、1800万を越える年収がある場合には辞退してほしいと言い出し、さりとてそれを法律で規制するわけでもなく、いったいどうするのかと言う声に対して、支給する自治体の判断で行ってもらうと言い出したのだ。しかも、それを丸投げではなく、地方分権だと言うのだ。
こんなバカな話はない。中央の政府が、地方がなんら求めていない給付金の支給を一方的に決めながら、その支給に関しての対応だけを地方自治体に押し付ける事のどこが地方分権だと言うのか。地方分権とは、例えばうちの市は財政が逼迫していて破綻の危機にあるので、住民のみなさんにはまことに申し訳ないが、給付は行わないで負債の返済に充当させていただく等の、裁定を自ら下せて始めて呼べるのであって、こんな枠だけを一方的に用意されて、嵌め方だけを押し付ける行為は単なる丸投げであり、間違っても分権などと呼べる代物ではない。麻生総理と与党自民党には猛省と共に、実効のある景気対策の立案を早期に求めたい。

2008/11/18

投資信託っていったい

最近、私が利用している投資信託の価格が大きく下落しており、ここまで世界の金融危機の影響が及んできたのかと訝しんでいることしばし。しかし、不思議に思うのはなぜ投資信託では、資金を集めてまで何かに投資をし、その利益を投資家に還元しようとするのか、である。
だって単純に考えてみてくれたまえ。確実に儲かることが分かっているのであれば、自分の資金を投資して、自分達で運用すれば、その運用益は全て自分達の懐にはいってきて、利益を他人に渡すことなく、全てを手にする方がよほど自らを益々富みさせていくではないか。
そう考えると、投資信託というのが、いかに偽善的に出来ている金融商品なのかが分かるだろう。これは、儲かるか儲からないか分からない商品に対して、一般人の投資資金を集めて投資を行い、収益が上がればそれなりの利益を自分に残した上で余剰分を投資家に対して還元する、その逆に利益が上がらず損失が出た場合にはその負担を投資家だけに押し付け、自分達は投資の手数料で利益を得る、こんななんとも利己的な金融商品に他ならないのだ。
この世の中で、唯一信頼できる投資信託は、手数料を全く課すことなく、利益から投資家に対して最大限の利益配分を行い、その上で余剰になる利益だけを自らの利益として収得する、成果報酬型の商品だけだと言えよう。日本の銀行や証券会社が販売している投資信託など、信用するに足るものか。日本のチンケな投資家どもよ、もっと諸外国の標準に目を向けて未来をめざせ!

2008/11/17

もっと便利な携帯を

現在利用している携帯電話を、もっと使いやすい端末に更新したいという思いから、先日NTTドコモ、au、Softbank、Willcom、イーモバイルの5社について、要求を満たすような端末がないのかを問い合わせ、わざわざ店舗に出掛けてまで実際に触って確かめてみたところ、どこのキャリアのどのメーカーの端末でも、私の要望を全て満たす端末というのは存在しないことが分かった。要望としては、なんの奇を衒った所も無く、単純に基本的な機能が、基本的な性能を正しく実現してくれる、というだけのことだったのだが、少なくとも冬モデルが出る前の状態では、基本機能すら完全には満たすことが無い端末しか、少なくともこの日本には存在していないことが確かめられた。
au専用
そんなわけで、私は今日も相変わらずauの古い端末で、Winすら使うことができない環境に汲々としながら携帯ライフを送る事を余儀なくされているわけだが、そんな中でも電池がすぐに消耗してしまうのは、さすがに耐えられない状況が近づきつつあるようで、何しろ充電器から外して、満タンに充電されている状況にも関わらず、10分程度の通話を交わしただけで、電池のラインが1本消えてしまうのだ。いや、ラインが消えることに気付くのはまだよいほうで、気がつけば「ピー、ピー」と電池切れを知らせる警告音が鳴って、初めて電池が消耗していることに気付くような状況となっている。
docomo/Softbank用
そんな私に心強い味方が現れた。その名も「ソーラーチャージエコ」。太陽がこの大地を照らす限り、無限に光を電気に変えて、私の携帯電話に供給してくれるという、すばらしいアイテムだ。この石油価格高騰のおり、少しでも市販の電力を利用するのは避けて、無尽蔵に利用できる太陽エネルギーをハイテク機器に供給しようという発想は、地球環境も考えた場合に非常にすばらしいものであり、政府が景気対策のために給付金をばらまくのなら、この小さな省エネグッズを各家庭に配った方が、よほど地球環境にもやさしく、二酸化炭素の放出を抑止し、さらには家計における電力費用を削減できるという景気対策と環境対策をまとめて行える、一石二鳥の施策と呼べる素晴らしいものとなること請け合いである。ぜひとも、この「ソーラーチャージエコ」の普及に努めてもらいたいものである。

2008/11/16

桐生一は野球をやめろ

また、群馬県の桐生一高校野球部で不祥事が起きた。今度は、3人の球児がよってたかって1人の女性に性的暴行を加えるという、なんの情状酌量の余地もない犯罪を引き起こしたのだ。もはや、問題だの、事件だのというオブラートに包んだような言い方で済ますことなどできない、れっきとした犯罪であり、加害者は18歳未満とは言え、刑事告訴されて当然と思われるような、いや、刑事告訴しない理由が見当たらないほどの重大犯罪を引き起こしたのである。
桐生一高校といえば、夏の甲子園大会直前にも、不祥事や強制わいせつ事件などを起こし、大会への参加が危ぶまれるような状況に追い込まれたばかりであるにもかかわらず、再びこのような事件を球児が引き起こしたことは容易には看過できない事態と言えよう。問題の再発防止と信頼回復に向けて教員・保護者を挙げて取り組んできた最中でのこの事態は、もはやこの学校が教育やスポーツの場として相応しくないということを如実にあらわしているのではないか。
はっきり言って、江戸時代でいえば、おとり潰しの憂き目にあっても何の申し開きもできないような、そういう状況に追い込まれていると言えば分かりやすい。もはや、桐生一高校は、高等学校として、人を教えるという場に相応しくないどころではなく、犯罪者の巣窟と化しており、早々にその全生徒を対象に思想調査を行ってもなんら人権侵害などの非難を受ける謂れがないほどの状況だと言えよう。
この学校を潰した場合、なんの罪も犯していない在校性から勉学する権利を奪い去ってしまう可能性があるため、学校自体を廃止するのは避けた方がよいだろうが、新規の入学は来年から廃止し、現役の学生が全て卒業するのを契機に廃校とすべきではないのか。全てのスポーツ活動を即刻停止し、運動クラブを全廃すべきであるのは言うまでもないことである。もはや、桐生一高校は、教育の場と言うのもおこがましい、犯罪者の巣窟に成り果てた。ここは何も言わず、理事長が廃港の英断をすべきであろう。ちなみに、これが桐生一高校の制服である。これを見たら、性犯罪者だと思って、疑いの目を向けた方がいいだろう。

2008/11/14

トヨタをぶっ飛ばせ!

日本経済の牽引力と讃えられ世界有数の優良企業とされるトヨタ自動車だが、その傲慢振りが改めて明らかとなった。消えた年金問題や社保庁職員による横領をはじめとした不正などで、厚労省に世間の批判が集中している事に対して、マスコミが過剰なまでに厚労省を叩いているとして、そんな番組はスポンサーを降りてやるなどと、メディアに対して脅しをかけていく考えを明らかにした。
なんという傲慢だろうか。いかに世界有数の優良企業のトップとは言え、メディアの報道を抑え込み、自由な言論活動を弾圧していこうとは、営利企業による明らかな言論統制ではないのか。やはり、これだけの大企業ともなれば、抱える暗部も巨大なものとなり、それゆえの政府・官僚との癒着から、どうしても擁護するような発言となる、と言う事か。
それにしても情けないのは、そのような恫喝ともとれる発言を受けておきながら、大手メディアはまるで貝にでもなったかのように、沈黙を守っていることだ。普段であれば、報道の自由を楯に滑稽なほど声高に言論弾圧だ、思想統制だと叫ぶマスコミが、スポンサーを降りられると思った瞬間に揃って口を閉ざして、いったい何が言論の自由だと言うのだ。やはり、この国の人間には理念など欠片もなく、あるのは経済という言葉で隠した、私利私欲、金銭欲だけだと言う事なのだろうか。

2008/11/12

村山談話とは何なのか

自衛隊の航空幕僚長が懸賞に応募した論文で、日本は侵略したのではないなどと、戦争責任が無かったかのような発言を繰り返していた問題で、昨日、当の本人が国会で参考人として答弁に応じたが、その中で村山談話にまで話が及び、この談話を踏襲しなくてはならないのは言論弾圧であるとまで言い切ったのは、ある意味では快挙と言ってもいいだろう。そもそも、村山談話とは何なのか。
これは自民党が当時の日本社会党と連立政権を組んでいた時の総理大臣であり、日本社会党の党首でもあった村山総理が、日本の戦争責任について言及し、中国や韓国に対して侵略行為を行った事を正式に認めた、とされる発言を指すが、その後の自民党政権においても、この談話を踏襲するのが政府の見解であるとして、日本に戦争責任があったのだと言う声明の代弁として用いられている。
だが、本当にそうなのだろうか。もし本当に日本の戦争責任を認めているのであれば、なぜこのような人物が航空幕僚長という要職に就くことができたのか、また、非公式な会合で自民党議員からこの元幕僚長を擁護するような発言が相次ぐのか。
これは自民党政権が、村山総理が日本社会党の議員であったのをいいことに、二枚舌を巧みに使い分けている、ただそれだけの事ではないのか。つまり、政権与党の立場としては、村山談話を踏襲するとして、自らが戦争責任について言及を避けるとともに、さも戦争責任を認めているかのような印象を発言を繰り返す一方、自民党の議員としては、党として戦争責任を認めた事は無いとして、頑なに発言を避ける、そういう事ではないのか。考えてみれば、安倍も福田も麻生も、あるいは小泉に至るまで、自らの言葉で戦争責任を認めた自民党総裁はただの1人もいないではないか。こういう振る舞いがが日本が国際社会から全く評価されない所以であろう。

2008/11/09

白鳳堂ってなんなのさ

ピュアセレクト(DVD)
今日、インターネットを見ていたら・・・・・ああ、なんて素人発言なのだ。言い直そう。ブラウザでWebを見ていたら、Googleの急上昇検索ワードに「白鳳堂」なるものが登場していた。1位になっていたのは重盛さと美という、昔だったらCrreamとかWaffleとかに登場していたのだろうと思われるお菓子系のアイドルだったのだが、なぜか聞いたこともない「白鳳堂」というのが3位にランキングされていたのだ。
白鳳堂こだわりの
パウダーブラシ
なんだと思って調べてみたところ、白鳳堂というのは広島にある大手化粧筆メーカーらしく、オンラインショップでも販売しているようで、女性なら誰でも知っているものなのかもしれない。私はてっきり、先日ニュースで報道されていた、博報堂が障害者団体の定期刊行物郵送に適用される郵便料金割引制度「低料第3種郵便物」を違法に利用してDMを発送していた問題が注目を集めたのかと思ったが、報じられたのが今日とは言え、それほどテレビなどのメディアで大きく扱われていたわけでもなく、それと勘違いして白鳳堂が検索の上位に来るとは少し考えにくい。多分、テレビの番組(多分、王様系の番組だろう)で紹介されたか何かでアクセスが急に増加したのではないかと思われる。
こういうことがあるから、Webサイトの運営管理者は突発的なアクセス増に悩まされることになるわけで、テレビで報道する際は、テレビ局がアクセスに耐えうるWebサイトなりサーバなりを提供してもらいたいほどである。これでシステムが止まったり、閲覧に時間がかかったりすると、なんで見れないんだという理不尽な問い合わせを受けるのはサイトの提供者であり、最終的には何の落ち度もないインターネット事業者に非難が行き着くという構図になっている。なんらかの損害が発生した場合、無責任に情報を垂れ流すマスメディアに対して賠償を求められるよう、法整備を進めるべきだろう。個人が掲示板に犯罪予告を書き込んだだけで逮捕されてしまうこの時代、マスメディアだけが過剰に保護されるのは、国民感情としても決して許されるものではなく、言論弾圧だなどと叫び始めるお門違いの意見に屈する事無く、強く求めていきたいものである。

子どもの最貧国・日本

今日の1冊
山野良一とかいう、社会福祉の現場で働いている人が、現代の日本において子供たちが経済的に困窮し貧困にあえいでいる現状を広く訴え、意識を持ってもらおうというために書いたとのことで、いったいどのような状況に置かれているのかが気になり、本書を手に取ってみることとした。
通して読んでみたところ、世界各国で行われている貧困層に対する社会支援に対して、日本のそれは大きく遅れているというよりは、ほとんど何の対策もとられていないばかりか、政府は子供たちに対する貧困が存在していることすら認めておらず、国民の間でも殆ど関心を持たれることもないため、OEDC各国の水準と比較しても、非常に劣悪な環境にあるということが分かった。なにしろ、政府が何らかの支援を行った場合、諸外国の場合は経済的に困窮している生活環境はある程度改善することが確認されているが、日本の場合は逆に政府が援助をすることで、却って経済的な困窮が助長されるという、マイナスの効果を生み出しているというのだ。何のための援助なのか、政府は今一度、社会福祉政策の見なおしを早急に行ってもらいたいものだ。
しかし、この山野良一という著者は、著書の最後でこれまでの説明を全て台無しにしてしまう発言をする。しょせん、福祉の現場で働いている一介のソーシャルワーカーに過ぎない私には、これを何とかするのは荷が重過ぎるようだ、と。何を言っているのだ。そういう自分で何かを変えなければいけない、誰かが何かしてくれるのを待つのではなく、自らが率先して何かを為していかなければならない、そういう姿勢を現場で働く人間が示すことで、世間や政治を動かすことができるというのに、それを最後に放棄してどうするのだ。
そもそも、本書には、色々と現状の問題が報告されているにも関わらず、じゃあどうすれば解決するのか、政治に対して何を求めていくのか、そういう主張が全くと言っていいほど見受けられないのだ。これでは、本書を出版して国民に啓蒙を促そうとしても、そういう問題があるんだ、ということだけで意識は完結してしまい、具体的に何をしなければいけないのか、訴えることなど出来ないだろう。もう少し、踏み込んだ内容を期待していただけに、最後は期待はずれに終わったと言うしかない。もっと改善を求めるところに力を割いて欲しかったというところだ。

2008/11/06

今日いちばんの衝撃は

今日、電車に乗っているとき、前の席に貴乃花を子供にしたような、ちょっとコロ系の女子児童が座った。何かの本か冊子を読んでいる風だったのだが、突然、鼻がムズムズし始めたのか必死に鼻を擦り穴に指を入れてグリ始め、しばしその動作を繰り返した挙げ句にありえない行動に出た。
鼻を手のひらでグイッと拭きやったかと思うと、恐らく指先に付いていたと思われる鼻くそを、こともあろうに食べやがったのだ。よほど写真に撮ってやろうと思ったのだが、あまりに一瞬の出来事であったのと、すぐそばに母親らしき人物がいたのとで、残念ながら撮影することは敵わなかった。今日、一番の衝撃は、大方の予想通りにグライシンガーが西武打線に打ち込まれて巨人が破れた事でもなければ、史上初めてアメリカの大統領が黒人から選ばれた事でもなく、このハナクソ小学生を目の前で目撃したことであった。
オバマじゃなくて、オハナだった。

2008/11/05

小室に騙されるな!

今日、音楽プロデューサーの小室哲哉が、著作権譲渡に関する取引の詐欺容疑で、逮捕されるという事件が報じられた。なんでも、小室氏が作曲した曲の著作権に関して、神戸に住む実業家に対して10億円で売却すると言う話だったらしく、既に5億円が支払われたにも関わらず、著作権の譲渡が行われないことから、購入側の実業家が支払済みの代金返還を求めたことから、発覚した模様である。
報道内容を見たところ、実は既に小室氏の著作権は譲渡済みで、本人が売り渡すことができる著作権というのは殆ど残っておらず、殆どがレコード会社などに渡っており、売却することはできない状態になっていたとのことで、取引自体が架空の取引を持ちかけた詐欺事件ではなかったのかという疑惑が持ち上がっているようなのだ。
しかし、なぜこのタイミングで小室氏は逮捕されたのか。政治に対して国民の意識が高まっており、消費税の増税を麻生総理がぶち上げたこのタイミングで、なぜ国民の注目を集めることが間違いない小室氏の逮捕という事件が発生したのか、その意味をよく考えた方がいいだろう。恐らくこれは、いつでも逮捕できる状態にあった小室氏に対して、今、国民の目を政治から逸らすことが与党・自民党にとって、最適なタイミングだったため、今日の逮捕という事件になったのではないのか。テレビを始めとしたマスコミは、こぞって小室氏の逮捕劇を面白おかしく伝えており、もはや増税議論など報道する気もなく、まさに政府の思惑どおりの報道を繰り返すだけのスピーカーと化している。
しかし、こんなありきたりの政治手法に、今の日本国民が果たしてまたしてもひっかかり、増税に対する興味を失い、今までのとおりに気付かないうちに増税法案が成立してしまう、そんな情けない失態を、50年間変わらなかった日本政治そのままに繰り返すのか、興味を持ってみてみたい。まあ、自民党の民衆を自分たちの好きな方向に導き、気付かないうちに自分たちに都合のよい政治を完成させてしまう、そんな手法はこれまでのところ、完全に成功している。今度もまた、国民はいいように操られ、気付かないうちに導かれ、抗議することすら出来ないまま、自分たちが搾取されていることを隠されたまま、安穏とした生活を続ける可能性は非常に高いと言える。なにしろ、流行だけがこの国の市民が考える、重大事項なだけに、この予想が当たるのはまあ、非常に腹立たしいものの、まず確実なところだと言えよう。日本国民ほど騙しやすく操りやすい民族はいないからね(笑)

2008/11/04

これを息子と呼ぶべきか

10月末、山形県の高畠町で、食料品店を経営している平良吉さん(84歳)が、軸の中心から小さなマツタケが生えた珍しいマツタケを仕入れたというニュースが山形新聞に掲載されていた。なんでも50年以上もマツタケの集荷・販売に携わっている平さんも、このように珍しいマツタケを見たのは初めてだとのことで、食べるのも販売するのももったいなく、とりあえずは神棚にあげておきたい、と驚きのコメントを述べている。
そのマツタケとは、大きなマツタケの軸が二つに分かれ、その間から小さなマツタケがニョキっと顔を出しているという、見ようによっては足の間からマツタケが生えてきているのではないかと、錯覚を催すような姿形をしており、まさに息子と呼ぶに相応しいような威容を見せ付けている。これを珍しいからと言って、神棚に上げるくらいでは、もったいなさの感じ方が到底不足しており、出来ることなら神奈川県川崎市にある金山神社にでも奉納していただきたいくらいである。是非とも、そうした方が、果報があること間違いなしと断言しておこう。

2008/11/02

山本君、大冒険

10月31日の夕方、京都市伏見区を流れる宇治川で、遊んでいた16歳の山本少年が誤って係留中の船にあった救命板に乗ったまま流され行方不明になるという事件があった。幸いなことに、山本君は約7時間半の大冒険の後、11月1日の午前2時頃、15キロも下流の大阪府高槻市あたりを漂流中に自力で岸にはい上がり、無事帰宅した模様だ。
なんでも、友人と遊んでいたところ、思っていたよりも川の流れが早かったため、31日の午後6時半頃に救命板と言う1m四方の板に正座したまま流されてしまったらしく、姿を見失った友人が午後9時頃に警察と消防に救助を求めたとのことで、流される途中に捜索中のパトカーに向かって助けを求めたが、暗闇と距離があったことから発見してもらえず、そのまま大阪まで流れていく羽目になってしまった。ちなみに、救命板というのは、某2chにある、人命を救う事などを議論する身体・健康掲示板「救命板」とは何の関係もない。
大冒険から生還した山本君によると、宇治川と淀川が合流する地点で渦に巻き込まれ、1時間近くも正座したままクルクルと回り続けたり、暗闇でよく見えず柱のようなものにぶつかったりと、何度も「もう、ダメポ」と思ったそうだが、高槻市に差し掛かった頃に岸から木がせり出しているのに気付き、必死の思いで漕いでしがみつき、陸に上がることができたそうである。午前2時に、近くの民家で電話を借り、無事に保護されたとの事だが、こんな深夜に電話を貸してくださいと頼まれた民家の老婦人(60)は、流されてきたと言うので何のことか分からなかった、と述べており、普通に考えれば地元にいられなくなった若者が風の向くまま気の向くまま、大阪府高槻市に流れ着いたのかと訝しむのも当然だろう。この大冒険を乗り切った山本君は、もう船では遊びませんと言っているそうだが、世の中にはまだ山もあれば海もあり、さらには一番怖いのは人間なんだよ、という事をきちんと教えてあげて欲しいものだ。
救命浮器 FTM-12
ちなみに、救命板と言っていた救命器具のことだが、多分、救命浮器というものではないかと思われる。通常は上に乗って使うのではなく、海や川に落ちた人が掴まって溺れるのを防ぐ用途で使うようだ。1m四方のものを調べてみたが、本来は12人用となっており、独り占めして使用するとはなんとも贅沢な使用方法をとったものだ。値段はおよそ10万円。川に流されていってしまったろうから、ちゃんと弁償してくれるんだろうね、と船主は思っているに違いない。

2008/11/01

0.2%で変わるのか

欧米の中央銀行が軒並み公定歩合を下げたのに同調して、日本でも0.5%としていた利率を0.2%下げ、0.3%に変更する決定が、日銀の会合で決定された。それを見て、市場がどう判断したかは見ての通り、株価は下がる、円は上がるという、少しばかり改善していた景気悪化の道筋を再燃させるかのような動きに戻ってしまった。
市場関係者は、0.25%の金利下落があると言う見込みで動いていたところに、予想よりも下落が少なかったことで落胆が広がり、結果として株価の下落と、海外と比較して金利の低下が少なかったことで円高傾向に振れたとしているようだが、果たしてそうなのか。株価はどのような景気対策が出てくるか、金融政策はどう変わるのかを見極めていただけで、結局のところどのような決定をしたとしても、違いはなかったのではないか。そもそも、日本の金利は欧米に比べて非常に低く抑えられている状況で、金利だけが円高の原因とは到底考えにくく、いまも日本で借り入れたお金を欧米の投資家が返済していることで円高に振れていると推定されることに、なんら変化はないのだろう。
それよりも、物価の明らかな上昇傾向が見て取れる中、政策判断として金利の低下を決定したということは、国民の生活を楽にすると言いつつ、向いている先は企業と市場だけということを改めて示したということだ。金利が下がればローン金利も安くなり、住宅を購入しやすくなると言うが、結局は不動産業界の収益を改善することが目的であり、その他の業界にしても銀行への利息負担を軽減し、経営へのダメージを少しでも減少させることが目的なのは明らかである。一般市民が公定歩合が低下することで受けるメリットは非常に少なく、預金金利の低下で被る損害の方が遥かに巨大なものとなっているのだ。
さらに、麻生総理が3年後を目処に消費税率のアップを明言したことで、今後の増税に向けた議論が活発化することは間違いなく、これから税金が上がることが目に見えている中、誰が好んで消費を増やそうという気持ちになるというのだろうか。このままでは、日本国内の景気はますます庶民にとってだけ厳しいものとなり、やがては1億総中流と言われた時代は過去のものとなって、一億総下流という貧民国家が誕生してしまうのではなかろうか。まあ、それを選んだのも国民で、これから先、これを受け入れて苦しむのも他でもない日本国民であるから、仕方の無いことかもしれないが。。。

2008/10/31

消費税をもっとあげろ

今日、自民党総裁であり日本国首相の麻生太郎が、3年後には消費税を増税することを明言した。これまで上げるかも、上げないと仕方ない、上げたい、などと消費税率の増税については欲望を滲ませながらも実際の増税については明言を避け、うやむやのうちに上げれればありがたい、くらいの動きを見せていた自民党が、ここにきて消費税の増税について、明言したのはおそらく今年中の選挙が無いと決まったからなのであろう。
それにしても、このタイミングで消費税を上げることに言及した首相の意図というのが全く分からない。国民感情としても、普通の経営感覚としても、財源が不足しているのであれば支出を抑制することで、収支のバランスをとるのが当たり前で、収入が少ないから、取立てを厳しくしようというのは、ヤクザが収入不足を補うためにショバ代を嵩上げするのと、論理的には全く同一であり、なんとヤクザな方法に出たのかと言われるのが相応というものであろう。
だいたい、無駄な道路はつくる、診療報酬は増額する、公務員は削減しない、社会保険事務所の職員は全員再雇用する、そういう政策をとりながら、一方で消費税を増額し、ガソリンの暫定税率は維持し、所得税も減税しない、そういう庶民から搾り取れるだけ搾り取り、企業や官僚に対しては既得権益を認め、これまで以上の利益を誘導していく、そんな政府が打ち出す増税議論に、いったいどこの国民が諸手を上げて賛成できるというのだろうか。
とはいえ、これは日本国民に対する、ひとつの試金石だと言えよう。これで選挙をやって、もしも自民党が勝利するようであれば、日本国民は政府に対し、これまでの無駄遣いを非難する権利を喪失し、増税についても押し黙って粛々と税金を納める生活を選択した、そう捉えられてしかるべきであろう。自分たちで選択しておきながら、その結果についてブツブツと文句を言う、そういうまるでマゾ(男でも女でもいいが)が1人で妄想しながらオナニーしているような、自分で自分の首を絞めて、その快感に酔っている、そんな醜態を晒すことだけは、避けて欲しいものだ。
もっとも、日本人というやつは、昔からぶざまな姿を世界中に晒してきたので、今回もどうせ、なんのかんのと言いつつ、自民党が圧勝するのは間違いないところなのだが。どうせ上げるなら消費税を100%くらいにして、どんどん企業の経営を改善する目的で使ってほしいものだ。なぜって?それは日本国民が締め上げられればその分だけ、快感を感じるマゾ国民だからさ。韓国や中国にあれだけイビられて、それで平気な顔をして韓国や中国に旅行に出掛けられるのを見れば分かるだろ(笑)

2008/10/30

サッポロ「ラガー」って?

今日の夕方、いつものようにJRの駅構内にあるNEWDAYSに行って飲み物を買おうとしたところ、見たことのないパッケージの缶が並んでいるのに気が付いた。クリーム色の缶に緑をあしらったような、少しレトロを感じるデザインに、書かれていたのは「サッポロラガービール」、なんでも謳い文句によれば日本最古のビールらしい。
このところ、キリンのストロング7を飲んでいた私だが、この缶に刻まれている限定復刻版という文字を見ると、試してみないわけには行かず、いつどうやって代金を支払ったかも記憶に無いが、なぜか気が付いたら缶を片手にホームに佇んでいた。
こいつを飲んでみたところ、キリンのラガーと比べて非常に濃い麦芽の味と、豊潤な香りに私の五感は覆い尽くされてしまい、到底ほかのビールでは得られない程の満足感を得てしまったのだ。こんなうまいビールが限定生産だとは、サッポロビールは頭がおかしいのではないかと思うほどで、他のどうでもいいようなビールの生産をやめても、こいつを増産してビール戦線で戦うべきではないのだろうか。だからサッポロはアサヒやキリンに何年経っても追い付く事ができないのだ。ちゃんと味見してんのか、おまえらは!

2008/10/29

松坂屋、跡地に何ができるのか

横浜松坂屋の営業が一昨日、2008年10月26日をもって終了し、創業以来144年の歴史に幕を下ろした。最終日となった昨日は、見たことも無いほどの盛況ぶりで、いつもこのくらい賑わっていれば、閉店の憂き目を見ることもなかったのにと大変残念に思ったが、もはや後の祭りである。
さて、松坂屋は閉店したが、その建物自体も取り壊される事が決まっており、市民からは文化財として保存を求める声が強くなっている。しかし、もともと、この建物は重要文化財?として横浜市の保存対象に指定されていたはずなのだが、どういう経緯で取り壊される事が決まってしまったのか、全く闇に包まれたままであり、決定に絡んで何らかの利権争いでもあったのではないかと疑われても仕方ないところだ。そんな利権の損得に左右されることなく、保存すべきものは、費用をかけてもきちんと保存する、そういう世界の常識に照らしても恥ずかしくない国際都市を、是非とも目指して欲しいものである。
だが、それにも増して気になるのは、一体この旧松坂屋跡地に何ができるのか、という事だ。低層階に商業施設を備えた総合ビルを建築する、となっているらしいのだが、実のところ具体的な計画はまだ無い状態で、この景気低迷が明らかとなりつつある昨今、一体なにができるのか非常に心配なところである。少し離れたところで、ユニーの向かいにあった建物群は、まとめて取り壊されて以来、何が出来るのかと期待していたら、なんと平置きの駐車場になってしまった。まさか松坂屋ほどよい立地条件の土地が、そんな事になるとは思えないが、ひと昔前に流行ったタワー型マンションなんかはやめて欲しいものである。松坂屋がなくなった事で、休みの日に出掛けるところがひとつ失われてしまったのは非常に困った事で、何か休日に出掛けるに足るものが出来て欲しいものである。あ、パチンコ屋は勘弁してくれよな。

2008/10/26

格差を考える

先日、どこかのニュースサイト(読売だか日経だか朝日だか・・・)で書評が紹介されていた、大竹文雄氏が書いた「格差と希望」という本が少し気になり、調べてみると近くの図書館で蔵書があるとのことで、少し読んでみることにした。この本は、格差社会というものについて、いったいどういう格差があり、何が原因で、じゃあ一体どうすればよいのかという議論を、新聞紙面上などに掲載された論説を引用することでまとめられたものとなっており、あまり目新しい内容はない。
若者の間で正社員になるかどうかで大きな格差が発生しているとか、既得権益を持っている人間が規制緩和が格差を招いたと声高に叫び、権益を守るために規制を強化させようとするとか、地方と都市部の格差が拡大しているが、地方でも土地を持っているような人間と、人的資源しか保有していない人間の間では、格差に対する捉え方そのものが異なっているとか、どこかで聞いたような内容がつらつらと述べられており、その一方で色んな文章を引用してきているがために、いまひとつまとまりのない内容となっている。なにしろ、全体を通して読んでも、自分でメモしながらまとめないと、何を言っているのか非常に分かりづらいのだ。
結論としては、格差を是正するためには、規制緩和によって働き口が少なくなってきているような業界に対して、職業訓練などの教育を施すことで、他業種への転換を進めたり、フリーターなどが正社員に採用されやすいような制度を設けることが必要であり、特定の何か、あるいは誰かを悪者にしてしまうのは簡単だが、それでは根本的な解決には到底至らない、としている。
そんな記載の中、就職氷河期を招いたのは、正社員が既得権益である自分たちの待遇を守りたいという欲望から、賃金を低下させるくらいなら社員の新規採用を控えよう、という会社側の提案に乗ったことが原因だとしている。とんでもない話である。正社員の給料はここ数年、減少を続けており、既得権益と呼ばれるような待遇は維持されておらず、そもそも、そのような重要な判断に関与できる組合員など皆無である。さらに言えば、新規採用を抑制し、正社員の数も絞っていこうと会社が動いているのは、単純に景気が悪く仕事も減ってきているからの他ならない。政府が発表する景況判断を鵜呑みにして垂れ流すだけの御用文化人に、このような勝手な発言をされるのは非常に腹立たしいものだ。
さらに、ホワイトカラーエクゼプションについても一部で触れており、ホワイトカラーの勤務時間管理が難しいから、導入は避けられないとしており、残業代ゼロの声については「残業時間の増加を野放しにしていいわけではない」とコメントしている。この著者は、サラリーマンとして勤務したことなど、生まれてこのかた一度も無いと思われる。労働時間を自分で決められる=残業代が支払われない=効率のよい人間は少ない労働時間で仕事を切りあげられる、という論理で話しているのだと思うが、効率のよい、いわゆる仕事のできる人間には、できない人間よりも多くの仕事が割り当てられ、しかも品質も高い成果が出せるため、結果的には長時間の残業をしなければこなせないくらい、大量の仕事をする羽目になる、という現場の実情をまるで理解していないとしか思えない。
一通りの内容を通して読んでみたが、はっきり言って、正規/非正規の労働者を、すべて奴隷化していこうという政府の陰謀に加担する、悪魔の著書であると言えよう。このような政府の陰謀が抱く真意を悟らせることなく、民衆を言葉巧みに導いていくことを意図しているとしか思えない書籍について、推薦するかのように書評に載せる新聞も、政府の労働者奴隷化計画の一翼を担っていると言えよう。格差解消という玉虫色のお題目に飛びついて、労働者全体が不幸になる、そんな計画は断じて阻止しなければならないのだ。
【複合カフェリラックス】フランチャイズ加盟店オーナー様募集

2008/10/25

医師不足の原因は

日本の首都である東京で、脳内出血のために救急車で搬送された妊婦が、9つもの病院で受け入れを拒否された結果、死亡した事件で、地方だけでなく大都会においても、救急医療体制の崩壊が進みつつあることが明らかとなった。厚生労働大臣が受け入れを拒否した救急病院の視察を行うなど、政府は事態の沈静化とこれ以上の批判が集中することを回避するのにやっきだが、医療体制の改善を図るよりも世論の批判を避ける方を優先するとは何事か。視察などして世間に対するパフォーマンスを演じる暇があるなら、早急に地方も含めた救急医療体制の再構築に力を注ぐべきで、こんなところからも本気で何かを改善しようという気がさらさら無いことが見て取れる。もはや、自民党による政府運営は限界を通り越して、全く機能していないことの表れだと言えよう。
医師不足による医療体制が崩壊したのは、主に3つの原因が考えられる。1つは度重なる医療事故に伴う損害賠償訴訟により、命を救えるかどうか分からない状況で患者を受け入れることが、医師にとってのリスクだという認識が広く共有されてしまったことで、緊急を要する患者ほど受け入れを拒否されてしまう状況になったことだ。これは主に、法整備の不備が問題であり、損害賠償を求められるケースを、明らかに医師が故意に処置を怠った場合などに限定していないのが根本的な原因であろう。例えば、数年前にあった、割り箸が喉にささって病院に運ばれた際に、何の処置も受けずに帰宅したあとで容態が急変し死亡したケースなどは、割り箸が欠損していることを病院側に伝えることが出来ていれば、CTスキャンを撮るなど何らかの対応がとられた可能性もあり、医師に全ての責任を押し付けるのはやりすぎというものだろう。
次の原因は、日本医師会が、医師の技術水準低下を避けるという名目で、試験の合格を難しくなるように国に働きかけていることだ。もちろん、技量が低い医師を量産してもらっては困るが、日本医師会の目的が、自分たちの既得権益が侵されることを回避することであるのは明白で、そのために医師の数を制限しようとは、本当に利己的な人間の集団という他ない。なにしろ、医師の数が増えてしまえば、自分たちの収入は減少するばかりか、内部での批判の高まりから、これまでのように少数の医師だけが特権を持つような体制を維持していくのが難しくなることが予想されるのだ。こんな自分たちの利益や権益だけを守ろうとする日本医師会を、まずは解散させて民主的な医師連盟とでも言うべき組織を改めて作る必要があるだろう。当然、日本医師会と長年、癒着してきた厚生労働省の役人や、厚労族と呼ばれる政治家どもも同罪である。
最後の原因は、待遇の問題だ。日本医師会の重鎮どもは、庶民とはとうてい掛け離れた収入を得ているが、公立の救急医療センターなどで働く若い医師などは、他の民間病院と比較すると非常に低い賃金での労働を強いられており、これも救急医療の現場で医師が不足する大きな原因となっている。特に、東京都の場合、地方と比較しても非常に低い賃金となっているとのことで、アルバイトの賃金が東京は地方と比較して非常に高額になっているのと好対照であると言えよう。これは東京都政が、医療というものに全く関心を寄せてこなかったことが原因であり、長らく都知事に君臨している石原慎太郎の責任は重いと言わざるを得ない。
これらの原因を追求することもなく、いたずらに医師不足だけをクローズアップして国民の不安を煽るだけのマスコミにも猛省を求めたい。これらの原因を取り除かないかぎり、その場しのぎの対策を施したとしても、すぐに効果は失われ、元の木阿弥に戻るのは必定である。とりあえず、次回の選挙の争点に、医療体制の再構築も挙げていただきたいものである。
弁護士選びの決定版!!弁護士ドットコム

お手伝いさんのいる風景

東京大学やトヨタ自動車などが共同で、家事をサポートしてくれるお手伝いさんロボットの試作機を製作したという報道があった。なんでも、これまでのロボットでは難しかった、洗濯物などの柔らかいものでも正しく認識し、衣類などをまとめて洗濯機にいれたりすることもできるらしく、外出時などに、これとこれをやっといて、とお願いすれば1人で作業をこなしてくれるそうである。
掃除をしたり、食器を運んだりは記事に掲載されていたが、食器を洗ったり、洗濯物を干したり畳んだりという動作は記載されていなかった。恐らく、水周りの作業はまだまだこれからの話になるのだろうが、少子高齢化に伴う労働力不足の解消を目指し、7年後を目処に製品化に漕ぎ着けたいとのことで、いつ店頭にこのロボットが並ぶようになるのか、今から楽しみである。
しかし、昔、夢物語と思っていた鉄腕アトムの世界がどんどん近づきつつあるようで、そろそろロボットに対する法律も整備を進める必要が出てくるのかもしれない。ただ、家事をロボットに任せるようになってしまっては、人間は本当におしまいだ、という気もしてくる。自分の事を自分でやらないようになってしまったら、それこそ猿の惑星のように人類は地球の支配者としての地位を、何か別の生物に譲り渡すことになる日も近いと言う気がする。それにしても、よく考えたら、アトムって家事してる記憶がねぇな。う~ん、ほんとに人間の役にたってんのか、あいつ。

2008/10/23

阪神に続き巨人まで

日本シリーズへの出場を賭けたセリーグのクライマックスシリーズ第二ステージがようやく始まった。パリーグは優勝チームである西武ライオンズが日本ハムファイターズを下し、順当に日本シリーズへの出場権を手にしたが、セリーグはどうなるのだろうか。
第一ステージでは、13ゲームもの大差を逆転され優勝を逃した阪神が、チンカス岩瀬がストッパーを勤めている中日とか言うチームにいともあっさりと、第二ステージへの切符を譲り渡し、かくして巨人vs中日という去年と同じ組み合わせでの第二ステージが始まった。私が案じていた通り、巨人はなす術もなく第1戦を落とし、去年と同じく1勝すら出来ず敗退する道を歩き始めた。
はっきり言って、このまま中日が労せず日本シリーズへの切符を手にするのは、国民の覇気を奪う最低の教育となるだろう。1年の間、一生懸命闘ってきた巨人と阪神には何の見返りもなく、ただ漁夫の利宜しく何の努力もしていない中日が最後に甘い汁を吸う、これはまさに労働者が汗水垂らして働いた結果を、何の労力も費やさずに手に入れるマネーゲームに勤しむ人々と同じで、国民から真面目に働こうと言う意欲を奪う最低の展開である。頑張った者が正当に報われる、そういう社会とその縮図のような野球ルールを策定してほしいものである。

2008/10/21

星野だったら辞退しよう

来年の春に東京ドームで開催されるWBCを目指す、日本代表チームの監督選考について、前回のチームで中心的な役割を果たし、日本を初代王座に導いたチームリーダーのイチローが、取材に対する発言の中で初めて苦言を呈した。どうやら、現在の監督選考の中では、現役監督に出場してもらうのは難しく、それ以外から選出しようと言う流れになっているが、それに対して、日本野球界が総力を挙げて戦うと言いながら、最初から監督の選択幅を狭めて、どこが総力なのかと。
その通りである。監督を現役以外から選ぶ理由も、シーズンの準備で忙しいからだ、となっているが、そんな理由を持ち出して選手が全力で試合に臨めると言うのだろうか。しかも、現役以外から選ぶイコール星野監督の就任と既に意見の集約を図っている模様で、なんとしても惨敗した北京オリンピックのリベンジを果たしたいと言う気持ちが表れているとしか言い様がない。
これに対してもイチローは苦言を呈しており、リベンジ等と言う気持ちを持って挑んでも、到底勝ち得ない、チーム一丸となる事が必要なのだと説いた。前回のWBCでは、王監督を負けさせる訳にはいかない、その気持ちがチームをひとつにまとめあげ、初代王座に導いたのだと。
やはり、私の睨んだ通り、星野監督の下では、チームはまとまらないと言う事だろう。イチローはこうも言う。北京オリンピックの代表は、チームに連帯感が欠けているのが、はっきり見てとれた、だから惨敗したのだと。これで星野監督を留任するようでは日本野球界はおしまいである。是非とも星野なんかが選ばれた日には、選手諸君には出場を辞退するようにお願いしたい。まあ、岩瀬とか言う国辱投手は羞恥心など無いだろうから、またそろ出場してくるんだろうけど。
そんなカスに押さえられた阪神って一体・・・・

2008/10/19

三大キャリアの回答は

先日、次の携帯に求める機能をまとめてみたが、auショップで聞いたところ、いくつかの内容を満たすものはあるものの、全てを満足できる端末は無いということが分かった。他のキャリアのショップでも確認してみることを考えたが、かなりの手間が掛かってしまうことと、担当の商品知識に左右されてしまう可能性が高いことから、auも含めてサポートデスクに問い合わせをしてみることとした。
??.画面単位でのスクロールボタンがあるか
  (メール入力時や、WEB閲覧時に画面単位でスクロールできる)
auの回答は、「画面単位で表示画面をスクロールするか設定できます」というものだった。おい、俺が使っている端末はメールの作成画面ではスクロールすることが出来ないと言って問い合わせをしているのに、この回答はありえないだろう。ご丁寧に、マニュアルのどこそこを読んで設定しろ、とまで書いてある。まったく利用者の意向を理解していない、一方的な回答に若干、腹が立った。
docomoの回答は、「機種によってできるものとできないものがございます」というものだった。だからその機種を教えてくれっていう問い合わせなんだっちゅうの。この担当者、ちょっと頭が悪いんじゃないのか。お前、頭悪いな、と言ってやりたい。
softbankの回答は、「3G機種であれば、メール・ウェブ画面の表示設定にて、「1行毎」/「半ページ毎」/「1ページ単位」等でスクロール単位設定が可能となっております」というものであった。一番、まっとうな回答だと言えよう。ただ、これまでの2社の回答を見ていると、本当にこちらの要望を理解してくれているか微妙なところだ。購入するためには実際に店舗に行って端末を触ってみる必要があるだろう。
??.5000文字程度のメールが送信できるか
この質問に対しては、各社とも可能であるというものであった。ただし、softbankに関してだけは、別途S!メールの申込が必要とのことであった。auやdocomoでは、標準でインターネットメールをサポートしているが、softbankは一般的なインターネットメールを使う機能は別料金のオプションになっているようである。注意したい。
??.メール作成中に終話ボタンを連打しても内容は失われないか
あろうことか、softbankの回答にはこの質問に対する言及が全くなされていなかった。一体、ユーザからの問い合わせに関するインシデント管理はどのようになされているのか、加入してからのサポートが非常に不安を感じさせる。
auの回答では、「マルチプレイウィンドウ機能」を搭載している機種ではメール作成時にキャンセルした場合に、保存するか選択できたり、他の操作を行った後に途中からの編集を行うことができる」とのことであった。だが、この回答では本当に内容が消えないのかどうか、さっぱり分からない。独自に調べた、終話ボタンを連打しても消えない端末と、回答に記載されていた端末には若干の差異があった。この点は不安を催させる。
docomoの回答は、「終話ボタンを何度も押してしまうと、メールは保存されません」というものであった。そんな場かな。docomoショップでちらり聞いてみたところだと、シャープかどこかの端末では送信箱に保存される動作になっていたはずである。本当にきちんと回答するつもりがあるのか、疑念を抱かざるを得ない。
??.WEB閲覧時に画面単位のスクロールで、フォーカスが上に取り残されない
docomoの回答は、「恐れ入りますが、フォーカスが残るとはどのような状態でしょうか。画面単位でスクロールした場合、ドコモの携帯電話では、カーソルも一緒に移動するので、画面上部に戻る必要はございません。」というものだった。どうやら質問の意図を把握しようと努めていただいたものの、正確には理解して貰えなかったようである。これも、docomoショップに行って確認する必要があるようだ。
auの回答は、画面単位でスクロール可能です、というところに一緒くたにされてしまっており、こちらの意図を全く理解しない内容であった。とりあえず、もう一度確認してみるしかないだろう。
softbankの回答は、問題なくフォーカスされるが、逆の問題点として、リンクがある場合には画面単位ではなく、リンクごとにしかスクロールできないというものであった。それは非常に不便なので、乗り換える際には注意が必要だろう。
??.ブラウザを起動した状態で、画像のON/OFFが切替できるか
docomoは機種によるが、可能とのことであった。その機種を教えてくれ(怒!) また、auは機種に関係なく、そのような機能は有していないとのことであった。改善してくれ(怒!!)
ちなみに、softbankは設定でON/OFFにできる、というものであった。これまたこちらの要望を全く理解していない回答(怒!!!)で、メールで再度質問しようかと思ったが、理解してもらう労力を考えて放置することとした。
??.ブラウザを起動したままでメール作成などができるか
??.無料の携帯アプリがある程度、揃っているか
この質問はauやdocomoでは機種によっては対応していることが既に分かっていたので、質問するまでもなかった。softbankについては、よくわかっていなかったのだが、どうやら無料のアプリをダウンロードして使うことはできるようだ。
総じて、どのキャリアの回答も、全ての要望を満たすものではなかった。ここはひとつ、新興勢力であるイーモバイルとウィルコムに期待したい。こちらについても別途、確認してみたい。

2008/10/18

競争社会にフタするな

塩谷文科相が、全国学力テストの結果を公表することを決めた大阪府知事に対し、不快感を示し「競争を過熱させることは決して好ましくない」などと批判したことが報道されていた。市町村の間で、成績の良し悪しが公表されると、競争が煽られる可能性があるので、発表しない方がよい、というのだ。
この大臣は、日本が競争社会で成り立っているということを知らないのだろうか。小学校に入学するときから、隣の子供よりも少しでもよい学校に入れようと幼稚園のころから塾に通わせ、家庭教師までつけるくせに学校の給食費は払おうとしない親たちのなんと多いことか。
だいたい、自分の住んでいる市町村が、例えば他の地域と比較して明らかに成績が劣っているとして、それを知らされずに、他の地域よりも劣ったまま、競争社会に自分の子供を送りだすことが、果たして本当に国民のためになるのか。他の地域よりも劣っているのだとすれば、それを少しでも向上させたいと思うだろうし、その機会を国が無碍に奪うことなど到底許されることではない。即刻、全国の市町村の成績を全面公開し、どのくらいの教育格差があるのかを示すべきであろう。臭いものにフタをして、国民の目から覆い隠すことを政治とは呼ばない。

2008/10/16

落ちこぼれ対談

度重なる喫煙問題で一時、芸能界から干されていた加護亜依だが、このところネット配信されている加護ちゃんねると言う番組で、世直しを目指しているようだ。世直しをするまえに、自分の素行を直すのが先だろうと言う声が聞こえてきそうだが、そんな中で落ちこぼれ芸能人らしく、落ちこぼれ経営者のホリエモンとの対談が収録されたらしい。
加護亜依は、ホリエモンについて、実際に会って話した印象として「すごく頭のいい人」と述べているが、世の中の大部分の大人は少なくとも加護亜依よりは頭がいいだろうから、この感想に意味は何もない。やはり頭の芳しくない加護亜依らしい感想と言わざるを得ないだろう。だいたい、逮捕されたとは言え、頭がよくなければ会社経営など到底なし得る筈もなく、さすがは落ちこぼれ芸能人の面目躍如と言ったところか。
それにしてもホリエモン、加護亜依なんかと対談するくらいしか、メディアに取り上げられるシーンが無いとは何とも落ちぶれたものだ。傲る平家は久しからず。

2008/10/14

携帯電話で有料ゲームを

ドコモやKDDIの発表・インタビューでのコメントを見ていると、どうやら今後、携帯電話でのゲームコンテンツを拡充し、有料化していくことで、利用者の取り込みと顧客単価の向上を目指したい意向らしく、PSPやDSなど既存のゲーム機器で動作しているゲームとの連携や、携帯電話の高性能化によって同じ土俵で戦う(この場合、ゲーム機と戦おうのではなく、ユーザ同士が対戦するという意味)ことを目指していくようである。
要約してしまうと、現在の通話やパケット通信料、既存の有料コンテンツによる課金だけでは、収入増の限界が見えている事から、一般利用者がまだ利用していないコンテンツを拡充していくことで、顧客単価の向上を目指していきたい、そう言っているのと大筋では同義であり、一般利用者から更に搾取を進めようという発想を強めたようにしか見えない。事実、キャリアの担当者などによると、無料ゲームを提供することでシェアを大きく伸ばしているモバゲーというコンテンツビジネス(要は広告などによる収入で賄っている)とはコンテンツの質で一線を画するため、相手にならないと言い切っており、これからは有料の高品質ゲームを主流として押し出していく、と意気込んでいるのが見て取れる。
実際、携帯電話会社が、自社が運営するゲーム販売サイトで高品質なゲームを売り込むのはひどく簡単で、どの端末からでもゲームサイトにアクセスしようとした場合に、まずは一度、キャリアのゲーム販売サイトを経由しなければならないように通信を制御するだけで、いくらでもゲームで遊びたい利用者を有料サイトに誘導することは可能であろう。しかし、有料のゲームが果たして本当に面白いのかどうか、その点に継続的に成功するかどうかは掛かっていると言っても過言ではない。
どんなに薦められたとしても、そのゲームが面白くなければ、あるいはたとえ面白くとも簡単に遊べる内容でなければ、誰が好き好んで携帯電話でゲームを楽しむというのか。お手軽に、躊躇い無く、安価に遊べるのが現在の携帯ゲームのメリットであり、難しく、手間がかかり、なおかつ有料のコンテンツとなった場合に、どれほどの人間が利用を継続するというのか。長期的な展望で見た場合に、成功して始めて、コンテンツビジネスとして成立したと言えるのではなかろうか。ちなみに、私は無料でなければ携帯でゲームをしようとは思わない。何しろ、携帯で遊ぶとなると画面は小さく、ゲームの最中に他の事ができるわけでもなく、非常に不便極まりない仕組みとなっているからだ。普及を推し進める前に、この問題をなんとかしてから前に進んでもらいたいものである。

2008/10/12

日本は蚊帳の外

11日、アメリカ政府が唐突に北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除を発表したことは、日本政府にとっても晴天の霹靂であったらしく、アメリカのマスコミが発表前に報道を始めた際に、完全な誤報だなどと呑気なコメントを発表していたのが、正式に発表されるや否や、日本側の主張は完全に理解されたなどと意味の分からない発言を繰り返すなど、まさに日本の主張も無視され、なおかつ無視されたことに対して何ら事前の情報通告も無かった事がありありと見てとれた。
これまで、ブッシュは北朝鮮に対してはテロ支援国家の解除をちらつかせては核開発計画の放棄を求める一方、日本に対しては拉致問題の解決に全力を尽くすと言った、相反する態度を示す二面外交を展開してきたのだが、要するに日本に対しては主張を無視しても大した影響は無い、所詮、弱腰の日本政府では何も出来はしない、でも北朝鮮は正当に扱わなければ今後の交渉に尾を引くと判断したと言うことで、つまりは日本は北朝鮮よりも格下に見られているということだ。アメリカと軍事同盟を結ぶ日本をいともあっさりと斬り捨てたのと同義である。
F-22 Raptor
アメリカは日本の自衛隊における情報流出問題を盾に、次期支援戦闘機の候補として日本が求めているF-22ラプターの提供を頑なに拒んでいる。日本政府が米軍の基地の維持や兵士家族のために国民の血税を使ってまで支援を行っているにも関わらず、兵器を購入することもできず、政治決断についても何の配慮も無いばかりか事前の説明もない、このような同盟を続けることに何の意味があるというのか。アメリカの核の傘から離れれば日本はお仕舞いだ、などとアメリカ依存論者は言うが、世界中の国がアメリカに依存しているわけでもなければ、そういう国々が隣国から終始攻撃の危険に晒されているというわけでもない。
同盟を解消すると、政治・軍事だけでなく、経済にも大きな損失になると言うが、今の円高が進んでいく状況を考えると、日本円の価値が下がる方向に舵を切ってある程度、円安に振れた方が、短期的に見た場合、経済的には好都合なのではないだろうか。もちろん、長期的にどうするのか、それは政治・軍事も含めて考えていかなくてはならないが、今の何も考えずに盲従的にアメリカについていくだけの日本政府のやり方に問題があるのは間違いないだろう。昔、ゲーリングだったかヒムラーだったかが、若者には何も考えさせないのが、支配を強固にする最良の策だ、と言っていた。アメリカが日本に対してやっているのがまさにそれで、何も考えられない日本政府はアメリカの都合がよいように、操られて動いてくれる。物を言わない政府、何も考えられない政府、そんなものは、もうたくさんだ。自国の国民、国土は自分で守る、そういう自分の足でしっかりと立てる国に、日本もそろそろ変わっていかねばならないのだ。まあ、国民がそんなことを考えられるかどうかという、また別の問題もあるのだけれど。。。。

2008/10/11

大和證券と関係が?

昨日、10月10日体育の日(旧)に、大和生命保険が経営破綻し、会社更生法の申請を行い、受理されたとの報道があった。大和生命保険って、大和證券と資本関係のある会社の割には、あまり聞いた事がないと思っていたら、どうやら大きな間違いだったらしく「ダイワ生命保険」ではなく「ヤマト生命保険」であり、何の資本関係も無い模様である。あれだけエビエビしたCMをやっていて破綻したら、そんなところに金を注ぎ込む前にもっとすべきことがあるだろうと、非難が殺到するのではと訝しんだが、どうやら老婆心に終わったようだ。
それにしても大和生命保険、ホームページを見ると新着情報の欄にお詫びだの、更正手続き開始のお知らせだの、債権者説明会のお知らせだのが掲載されているが、その上に「保険加入をお考えのお客様へ」欄があり、なんと筆頭に「生活設計安心プラン」が掲載されている。いや、一番設計やら安心やらが足りなかった会社から生活を安心させる商品ですと説明されても、全く信憑性が無く、今後再建を目指すとしているが果たして誰がこの生命保険に新たに加入するのかと、疑念を通り越して不思議すら覚えるほどだ。再建なんか考えないで、とっとと解散してしまうのが、世のため人のためというものではないのだろうか。
平均勝率70%!徳山秀樹のスイングトレード戦略
トレイダーズ証券の日経225先物・オプション取引

2008/10/10

次の携帯に求めるモノ

今の携帯を使い始めて早ウン年、さすがにくたびれてきた感があるのと、なんでも今なら機種変更でキャッシュバックがあるとの事で、そろそろ買い替えを考えてもよいか、と思い始めた。買い替えにあたっては、どうしても満たしてもらわなければならない機能や改善項目があるので、少し纏めてみることにした。これらを全て満たす端末があれば、キャリアの変更も視野に入れてみよう。
1)メールは最低5000文字は打てること
ブログを携帯のメールで更新するスタイルをとっている事から、変に送信文字数などに制限があっては非常に困る。受信についても、ニュースサイトのメルマガを携帯で閲覧していることからそれなりの容量が必要だ。
2)メール作成中に終話ボタンを連続で押しても内容が消えないこと
メールを作成しているとき、サ行を入力する際に「3」のキーを何度か押すが、その際に誤って終話ボタンを連打してしまうことがある。現状の端末ではそれまでに入力した内容は全て失われてしまい、非常にストレスがたまる。気をつければよいという意見もあるが、数百文字ならいざ知らず、数千文字のメールを頻繁に発信する事を考えると、このくらいの予防措置は必要だ。
3)メールの入力画面・表示画面で、画面単位でスクロール出来ること
今の端末では、なぜかメールの入力画面では画面単位でスクロールが出来ない。表示画面では使用できるが、これまでの理由と同じように、私にとっては必須の機能である。
4)Web閲覧時の画面単位スクロールで、カーソルがついてくること
Webサイトを携帯で閲覧している時、画面単位でスクロールして下の方を見ることが多いが、その場合に画面上部のリンクにフォーカスが残ってしまい、画面下部のリンクを押せなくなる場合がある。そのような場合、わざわざ画面の上部にまで戻って、画面単位のスクロールを使わないで、再度、画面下部に戻ると言う非常にストレスがかかる手順を余儀なくされている。
5)Web閲覧時に画像の表示・非表示が切り替えられること
画像を表示するようにした場合、最近の携帯向けコンテンツは容量が非常に大きくなる傾向がある。必要な場合には表示するようにしたいが、その為にはブラウザを一度、終了してから設定を変更する必要があり、非常に煩わしいものがある。
6)ブラウザを起動したままでメール作成など、他の操作が出来ること
ブラウザを使用している際にメールの着信があった場合、現在の端末ではブラウザを終了しなければ、メール表示に移動することが出来ない。当然、返信してすぐにWeb閲覧に戻る、という操作も出来ず、閲覧中の画面を再度見ようと思ったら、いちからアクセスを再開しなくてはならない。
7)無料の携帯アプリがある程度、揃っていること
auのBREWアプリ対応端末を現在は利用しているが、BREWの仕組みとして有料のアプリしか提供しにくいため、無料で使える優秀なアプリが殆ど存在しない。例えば、メールクライアントであったり、telnetのツールであったり。やはりアプリが一番揃っているのは、ドコモなのだろうか
上記のような内容を満たす端末を、少しばかり探して見ることにする。結果は追って報告したい。

2008/10/09

やっぱ、ゴミの町は

朝のラッシュ時、たまたま川崎駅を通る京浜東北線に乗り合わせることがあり、閉口しながら押し潰されないように、踏ん張っていたのだが、川崎駅で列車のドアが開き新たな乗客が乗り込んでくるや否や、ニンニクだかの刺激臭が私の鼻を突いてきた。
こいつか・・・
この目の前にいる、デブ人間コンテストに出場すれば、優勝はともかく入賞間違いなしと思えるブタの臭いなのかと訝しんだものだが、臭いは少し離れたところにいるおっさんが手にぶら下げている、弁当か何かの袋からきている事が判明した。まあ、そのくらいなら仕方ないかな?と黙認しようとした時、ありえない事が起こった。なんと、その男性会社員はビニール袋に手を突っ込み、中から鶏の唐揚げらしきものを取り出し、手掴みでおもむろに食べ始めた。
新幹線や特急ならまだ理解できるが在来線の、しかも朝のラッシュ時に立ったままで食事を始めるとは、どんな頭の構造しているのか、頭蓋骨を切開して中身を調べて見たいものだ。それにしてもさすがはゴミの町・川崎の面目躍如と言ったところか。
それにしても、ほんと勘弁してよ。臭いんだよ!

2008/10/07

ドングリの背比べ

道端でふと耳にした、友達同士と思われる、女子高生二人の会話・・・
「あの子さぁ、遠目に見たら可愛いけど、近くで見たら、かなりブスだよね」
ひ、ひどい、ひどすぎる。って言うか、女って怖いというか。
いや、その前に鏡を見てって言いたい。友達(たぶん)をブス呼ばわりする、この二人は遠目に見てもほぼ間違いなく一般的にはブスに分類される事は間違いない。
・・・・例えて言うなら、目くそ鼻くそを笑う?類は友を呼ぶ、かな。。。。

宇都宮市の失態

宇都宮の代名詞とも言える餃子は、全国に知れ渡るとは言わないものの、関東一円では広く知られており、出張などで栃木県に行こうものならお土産として買って帰るのはもちろんの事、食べずに帰っては「何をしに、栃木くんだりまで出掛けたのか」と、非難までされよう程の代物なのであるが、そんな宇都宮市がこのほど、大失態と言っていいほどの不始末をしでかしたのだ。
それは、最近はやりの食品産地偽装でもなければ、中国産原料に起因する薬物汚染でもない。宇都宮駅東口で行われる工事の影響で、長らく東口に設置された餃子の像を、暫しの間、移転する作業を行っていたその時、業者が像を数cm持ち上げたその時、バランスを崩した像はその巨大な重量と共に倒れ落ち、見事に崩壊したのである。
宇都宮市は、若者の待ち合わせでよく使われるこの像を、再建する予定との事だが、一般的に見て思い付く感想は・・・・へぇ、宇都宮駅にそんな像があったんだ、い~らね~~、だろ。工事中に倒しちゃった業者の人は周りから有形無形の非難を浴びるのかもしれないが、まあ、壊したのは所詮、餃子の像なのであまり気にせず。
広告:

2008/10/06

最薄の体重計

最近、家の体重計がすぐに狂うので、これまでずっとアナログの体重計を使ってきた私だが、ダイヤルを合わせる手間がさすがに耐え切れなくなり、デジタルの体重計を購入してみようと思い立ち、実際に、どんなものがあるのか、ネットで調べてもよく分からない部分も多く、とりあえず近くの大手家電量販店で実物を見ながらどれを購入するのかを考えてみることとした。
およそ、オムロン製のは、上に乗るだけではなく、なんらかのハンドルを手で握ることで、体脂肪やなんかを計測するというタイプが多かったのだが、タニタのは上に乗ると体脂肪や筋肉量なんかも計測できるものが多く、お手軽さを求めている私のような人間にとっては、タニタの方が生活リズムにあっていると感じた。そんなタニタのモデルの中でも、もっとも目を曳いたのは、厚さ15mmの極薄体重計、BC-305であった。
薄すぎなんじゃ

これは、重量がたったの1.5kg、厚さ15mmで、50g単位で体重を計測できる体重計としては世界最薄らしく、本当にこれで体重が計れるのかと心配になるほどだったのだが、実際に乗ってみると厚みが無い分、余計に安定性が増しており、乗り方によって傾いたりというバランスを崩すようなこともなく、非常に使用者に優しい設計になっていると感じた。これなら、たとえば高齢者がよたよたと体重計に乗ったとしても、安心して使うことができそうだ。まあ、そんな先までこれが故障なく、動作してくれるかどうかは分からないが。。。。

道路は何も生産しない

自民党が策定を進めている景気対策に、マスコミの注目が集まっている。しかし、注目されているのは、その中身ではなく、それがいつ成立するのか、衆議院の解散とどちらが早いのか、その程度の事項でしかなく、景気対策としてどれほど実効性があるのかについては、全く無視された状況が続いている。
自民党が行える景気対策といえば、一般受けする減税措置と、建設業界が喜ぶ道路整備と相場が決まっているのだが、そのどちらも長期的な視野に立ってみれば、この日本と言う国に対して及ぼす効果は、極めて限定的であり、未来志向には程遠く、近視眼的な対策でしか無いのは言うまでもない。
そんな政局にばかり注目するマスコミ、そしてそんなマスコミに踊らされて近視眼的な視野でしか物を見れない劣悪な国民ども。これでは日本はいつまでたっても世界の中で地位を向上することもできなければ、生活が改善されることもありえない。日本のような資源に乏しい国に必要な投資は、高度な技術とそれを底辺で支える高等教育であることは明白なのだから、当然、将来に向けて投資すべきなのは技術革新と教育改革であることは、普通に考えれば自明の論理である。
道路なんかをいくら作っても、建設業者を潤して、余ったお金が市場に還元されるだけで、言わば1のお金を使って1以下の効果を生み出しているだけである。それに対して、技術を革新し、将来を担う子供たちに対する教育を促進することは、1のお金を使って1以上の、2にも3にもなるやもしれぬ、真に建設的な投資なのだ。いい加減に、目先のことしか考えられない政府、今日の暮らしのことしか考えられない国民、そういう貧困な発想の二流国からの脱却を図らなければ、日本と言う国が世界地図から消えるのは時間の問題だろう。

2008/10/05

ハイヒールで踏んでやれ

千葉県松戸市で、歩いている女子大学生の履いているハイヒールのかかとをいきなり掴み、脱がせて奪おうとした窃盗の罪で、27歳で無職の男性・鈴木貴晃容疑者が逮捕されるという事件が発生した。なんでも、女性の履いているハイヒールが欲しかった、とのことなのだが、いったいそのハイヒールを盗んで、いや奪って、何をするつもりだったのか、本当のところを聞いてみたいところである。
こんなのか?
どのような刑が下されるのかは、これからの裁判に委ねられるが、例えばハイヒールで100回踏まれるなどと言った、もしかすると本人が喜んでしまうかもしれない刑に処して欲しいものである。それがあまりにも嬉しければ、再犯の可能性も否定できないが、あくまでも刑罰を受けるために起こす犯罪である以上、それほど悪質なものに発展しないことが期待される。1年間の禁固などに処してしまった場合、欲求が昂じてより悪辣な犯罪に手を染める可能性が高く、ある程度、歪んだ性的欲求を満たしてやりながら、世間的には溜飲がさがる、そういう刑罰を与えることを、これだけ性犯罪が凶悪化している現状を考えれば、検討しなければいけない時期に差し掛かっているのではないだろうか。
いや、俺はハイヒールには特に興味は無いんだけどさ。。。。

2008/10/03

死ぬ勇気もないチンカス野郎

大阪の個室ビデオ店、要するにエロビデオ鑑賞店で、放火による火事で15人もの尊い命が失われるという悲惨な事件が発生した。放火した男性は、ギャンブルに離婚にと、人生の荒波に揉まれた挙句、ビデオ鑑賞店で自殺するために放火したものの、命の危険を感じて逃げ出したという。
なんと身勝手で、なんと情けない人間なのだ。いや、この生き物を人間と呼ぶのは、人間全般に対する冒涜では無いかとすら思えるほどの、極めて低劣な知能の持ち主と言わざるを得ないだろう。ギャンブルで散財した挙句、妻に愛想を尽かされて離婚した、それが人生の荒波に揉まれた結果、自殺を考えるようになったというが、それらは全て自分で蒔いた種であり、なんら同情するに値しない事情である。
はっきり言って、ギャンブルにのめりこみ、大きな損失を被る、妻の気持ちにも気付かず、離婚に至るまでなんら妥協点を探ることもできない、こんな生物は、どこの世界に行っても、何度人生をやり直しても、同じ末路を辿るのが目に見えているし、お似合いというものであろう。
テレビで見る限り、この男は護送される車の中で、何か大きな事を成し遂げたかのような誇らしげな表情を見せていたのが非常に印象深いが、こいつが死刑にならないのなら、この日本に死刑制度などもはや必要では無いと言わざるを得ない。せめて、被害者の遺族が、自らの手で死刑執行のボタンを押す、銃殺刑の引き金を引く、そういう被害者の感情に配慮した対応をこそ、求めたいものである。
まあ、こんなつまらない生物に殺された人を、この男はきっと「俺みたいなチンケな人間に殺されて、悔しいのかい?ボクぅ」なんて思っているのだろう。このクソ野郎めが!

2008/10/01

アメリカの陰謀か

昨日、アメリカの下院で金融救済法案が否決された事で、ダウ工業平均株価が史上最大の下げ幅を記録したのを皮切りに、全世界規模での金融不安が高まり、連鎖的に各国で大幅な株価の下落が発生している。
確かに、アメリカの世論としては、自らの失策で赤字を産み出した金融機関を救済するために、なぜ税金を注ぎ込まなくてはならないのか、そもそも何らかの効果があるのか、と言う批判が強くあり、日本と違って物言う有権者の厳しいチェックに晒される議会としては、おいそれと法案を通過させるわけにはいかなかったろう事は、事情として理解はできる。
しかし、なぜこのタイミングで法案を否決したのか、怒りを覚える金融関係者や、企業の経営者は多いのではなかろうか。今日、日本では2008年度の上期決算を迎えると言うのに、その当日に株価が暴落して損失が発生してしまっては、もはやそのマイナスを補うための施策すら間に合うものではない。これでは日本企業を赤字決算に追い込むために仕組まれたのではないかと疑念を抱かれても仕方ないのではなかろうか。
アメリカの9月末はこれからだから、株価が反発して、そう大した影響が無いなんて、明らかに狙ってるとしか思えないよ、コノヤロ~!

2008/09/30

その違いはどこから

中央政治が、総理の無責任辞職やら新たに選ばれたばかりの国交相が確信犯的な失言で辞任するやら、汚染米の実態は全く解明されないまま責任を新たに設置された消費者庁に押し付けるわと、混迷の度合いを増す方向にしか進まない状況の中、和歌山の岩出市と岡山の高梁市の市長選挙が奇しくも同じ9月28日に行われ、即日開票の結果、新たな市長が選出された。
問題は、どの政党の候補者が当選したかと言う点だったのだが、新聞記事を読む限りどちらも無所属での立候補だった模様で、政党はどこにも記載されていなかったが、そんな事が問題だと思えなくなるほどの、大問題があった事は、新聞各紙、TVニュースでも全くと言っていいほど伝えられていないようだ。
なんと、岡山の投票率が82%に上ったのに対し、和歌山はたったの47%に止まったのだ。これまで、田舎は投票率が高く、都会は低いと言う傾向が明らかになっていたところに、和歌山のようなド田舎の投票率が、それでも栄えていると言える岡山に遠く及ばない、どころか国政選挙の全国平均かと思われるような低さに終わったのは、はっきり言って政界に与える衝撃はリーマンブラザースの破綻を凌ぐほどであろう。この結果が、衆議院の解散・総選挙に向けた自民党、民主党の動きにどのような影響を及ぼすのか、動静を注目したい。

2008/09/29

ココログ、遅すぎ

今日、ココログを使っていて、そのあまりの動作の遅さに辟易としてしまい、さすがに腹に据えかねた私は、Niftyに対して以下のような問い合わせを送ってみた。
??------------------
ログイン時や、記事一覧の表示、記事の登録や、管理機能全般が非常に遅いです。なにか障害が起きているか、DBのパフォーマンスに問題が出ているのではないのか。公開向けのページ表示はそんなに遅くないので、WEBサーバというよりは、AP/DB系の遅さが際立っている。
今朝、アクセスした際はそれほど遅い感じはしなかったのだが、はっきり言って、我慢できる限度を超えている。WEBシステムで、次の画面が表示されるまでに、お茶を一杯飲めるようなレスポンスってありえないのではないのか。
一時的なアクセス集中という回答が目に見えてるが、それならどのくらいのアクセスが集中したのか、具体的な数値で示してください。フリー版ならともかく、有料のサービスなのですよね。
あるいは、システムの障害が原因であるなら、なんらかの改善策を提示願います。なお、この問い合わせとその回答内容については、ココログ上で一般に公開します。
??------------------
これに対して、なんらかの返答があるのか、はたまた型どおりの返答で済ませるのか、事はNiftyというサービスを継続して利用するのかどうなのか、というところまできてしまった。これまでも色々とトラブルを引き起こしてきたココログだが、さすがに堪忍バッファが溢れてしまった。フリー版なら無償サービスなので、と言って理解してもらえるかもしれないが、小額とは言え有償サービスで、この状態を放置されるのは耐え難い。早急な改善を求めたい。

ジャイアンツ、国辱投手に捻られる

大詰めを迎えて、巨人・阪神の伝統の2チームによる優勝争いが白熱する中、中日ドラゴンズと対戦した読売ジャイアンツは、伏兵の一発で決勝点を奪われ、試合の無かった阪神にマジック8が点灯する結果となった。
長い不振の期間から、今年に復活をかける上原投手の力投も及ばず、中日ドラゴンズに惜敗した巨人だが、上原が打たれたことも、阪神にマジックが点灯したことも、更に言えば中日ドラゴンズに敗戦したことも、そんなことはどうでもよい。腹立たしいのは、北京オリンピックで日本の誇りを、日本国民の期待を、一身に浴びて登板しながら、韓国に、キューバに、アメリカに、尽く打ち込まれ、はっきり言って国辱とも言うべき屈辱の敗戦を味わうために北京に乗り込んでいったのではないか、そこまで思わざるを得ないほどの体たらくを披露した張本人、国辱投手・岩瀬に、いとも簡単に捻られてグゥの根も出ないほど踏みつけられた巨人ナインの情けなさである。
これが、横浜であろうが、ヤクルトであろうが、抱く感想に違いは無い。こんな国内リーグでしか通用しない、薄っぺらな実力しかない、日本にとって屈辱しかもたらさない、もはや国辱という言葉を彼に対して使うことすら、過大評価ではないかと思われる、岩瀬とかいうチンケな投手に対して、なす術もなく押さえ込まれてしまう、しかも何点も点差が開いているのならまだしも、たったの1点しかリードを許していない状況で、なんの痛痒も感じさせる事も無く、ゲームセットを迎えてしまう、こんなチームには優勝争いをしたり、日本シリーズに、クライマックスシリーズに出るなど、はっきり言って分不相応というものであろう。こんな投手に抑えられてしまう、それが日本プロ野球の実力を如実に表している、所詮、日本の実力など韓国にも、キューバにも、アメリカにも到底及ばないのだと言う事を、全身全霊をもって表現しているとしか言いようがないではないか。
こんな投手がいつまでも、球界ナンバー1の抑え投手だ、などとのさばっている限り、日本球界の発展などありえない。日本の、いや、巨人の選手達よ、岩瀬なんたら言うチンピラ投手にデカイ面させてんじゃねぇよ。とっとと日本でも通用しない、チンカス野郎だと知らしめて、引退させちまえ。

2008/09/28

年金の裏技っていったい

これもそうか?
このところ、年金だけでは食べていけないため、定年後も働く定年退職者が増えつつあるらしい。しかし、働いて収入を得てしまうと、年金受給額が減らされてしまう場合があり、かえって収入が減ってしまうというケースもあるとのことで、書店に行けばどうすれば働きつつ年金を満額もらえるのか、裏技を教えてくれる本が多数見受けられる。そういう本の著者は、だいたいが年金を減らされないために上手な働き方をしましょう、と自分は制度をよく理解しているのだと言わんばかりに鼻高々に説明するものだ。
しかし、よく考えて欲しいのは、年金とはこれまで一生懸命働いてきた労働者が、安心して老後を暮らすために用意されている制度のはず、ということだ。安心して暮らすための制度をただ利用するだけであるのに、そこに裏技が必要になってきた時点で、それは既に安心をいう重要な点を失っていると言える。年金を受け取るために、言わば姑息な手段を使ってまで、少しでも多くの需給を受けるために、汲々とした働き方を迫られる、そんな年金制度が果たして本当に高齢者のことを考えて定められている制度だといえるのだろうか。
本日、「日教組はガンだ(そのとおり。日本の教育現場を荒廃させてきた張本人だ)」「単一民族の(何パーセントから単一民族かという規定が無い以上、主観で決めるしかない。厳密に単一民族だけで構成されている国家は、およそこの地上には存在しない)」などの特に問題とは思えない発言で、国交相の辞任が決まった(かと言って、彼が大臣に相応しいかと言うのは別の問題)ために、次の選挙がいつになるのかは微妙な情勢となってきたが、国民の総意として本当に安心して暮らしていける社会を実現してくれるのは果たして誰なのか、少なくとも自民党にずっと任せてきた結果、このような状況になったのだということはよく考えて、投票行動に繋げてもらいたいものである。

2008/09/27

メラミンとワニとどっちが怖い

中国産の粉ミルクからメラミンが検出された問題は世界中に広がりを見せており、日本ではついに一般に流通している丸大食品の菓子パンなどからまで検出されたことが明らかとなった。健康に影響する可能性は極めて低いとされているものの、一般の小売店で販売されている食品にまで汚染が広がっている事実が明らかとなったことで、より一層、中国産食品の安全性に対する警戒心が日本国民に浸透していくのではないだろうか。これで、国産に切り替えてくれる動きが出てくれば、国内の農業振興にも一役買ってくれることとなり、大変に喜ばしい事なのだが、残念なことに農水省のずさんな検査の実態などが次々と明らかとなりつつある汚染米不正流通事件については、どこまで汚染が広まっているのか、まだ解明されていない部分も多く、今後どのような事態に発展していくのか、非常に不安を覚えるところである。
一番怖いのは人間か
そんな中、中国の広東省にある観光施設で、飼育されていたワニ200頭が、24日に来襲した台風がもたらした増水の影響で、大量に逃げ出したことが判明し、警察がワニ狩りに出動していることが明らかとなった。この施設は広東省珠海市にある珠海ワニ公園とのことで、あまり観光情報には出てこないようだが、珠海市自体はそれなりに日本人観光客も訪れる都市であり、川辺などには近づかない方が無難であろう。なにしろ、この逃げ出したワニはまだ14匹しか捕獲されておらず、残りがどこに潜んでいるのかは杳として知れない。さらに、川や海をつたって香港西岸にまで到達する可能性すら指摘されており、いつどこでワニに襲われるかしれない状況と言えよう。これから中国に旅行する際は、粉ミルクと防ワニグッズが必携であろう。

2008/09/26

引退劇場

ソフトバンクホークス監督を14年間の長きに渡って務めてきた世界の王が、ついにユニホームを脱いで後任にその職を委ねる事となった。思えば苦難の船出からよくぞここまで弱小だったホークスを常勝軍団にまで育て上げたものだと感心する。WBCではイチローらを率いて世界を相手に闘い、見事に初代世界一の栄冠に輝いたのは、大口を叩いた割になんの結果も残すことも出来ずにノコノコと帰ってきた星野仙一とは対照的であった。イチローは言う。この人のために頑張ろうと思わせる人物だったと
そんな衝撃も冷め遣らぬ中、今度は政界で小泉純一郎元首相が、次の衆議院選挙には立候補せず、政界から退く事を周辺に漏らしているとの報道があった。自らの推した小池氏が自民党の総裁選で落選した事による影響力の低下がそう決断させたのか、あるいは何らかの健康上の問題があるのか、理由は定かではないが、これが事実であれば、大袈裟な喧伝で国民を煽動して自民党に大いなる貢献を行ってきた人物が消えることで、政権交代の可能性が高くなってきたと言え、ライバルの民主党にとっては大変にありがたい事であろう。
これで引退劇場のトリは朝青龍に決まりかな。

2008/09/24

あきたこまち萌え

秋田県のJA「うご」から、萌え萌えしそうなイラストがプリントされたあきたこまちが発売されることとなった。米袋には市女笠をかぶり、稲穂を手に笑顔を浮かべる黒髪の美少女が描かれており、いかにも秋葉系のオタクどもが群がってきそうな雰囲気を醸し出しているのが特徴である。
確かに、オタクどもが群がってきそうな可愛らしさを持ったキャラクターであることは認めるが、これを一体だれが買うというのだろうか。あきたこまちのキャラクターとして何らかのメディアと共同で売り出すというのなら理解できるが、これを単体で売り出してもそれほどオタクがこぞって買うとは考えにくく、かといって一般の購買層が購入するにはかなりの抵抗が予想される。米袋はすでに一万枚を製作してしまったらしいのだが、これで全く売れなかったら、それはそれで希少価値が出てくる可能性はあるものの、商売としてははっきりいって大失敗と言えるだろう。
東京の百貨店では展示するのを断られてしまったとの情報もあるが、それもそのはず。だって、店先にこれと普通のあきたこまちが置いてあったとして、いくらなんでも恥ずかしくてこんなの買えねぇよぉ。。。。

2008/09/23

今が買い時だ

リーマンブラザースの倒産余波に揺れる金融界だが、一般市民の不安をよそに、今が買い時とばかりに、アメリカの金融機関に対する投資・買収の動きが活発になってきた。野村ホールディングスがリーマンブラザースのアジア・太平洋地域部門を継承することがほぼ確定的となり、さらには欧州部門についても傘下に納めるべく英国の金融機関と激しい争奪戦を繰り広げている。
そうかと思えば、三菱UFJがモルガン・スタンレーに対して9000億円もの出資を行うことを早々に決定した。三菱UFJ側としては、このようなビッグネームとの提携は二度と無いかもしれないチャンス、と判断したとのことで、全米二位の証券会社との提携で得られるメリットを期待しているようである。
9000億円?なんか聞いたことがある額だと思ったら、道路特定財源の地方財源分と同じ額ではないか。三菱UFJはこんな大金をサブプラ問題に揺れ大混乱に陥っている米金融機関にポンと出してやるほど気前がいいのか。だったら、預金の金利をもっとあげろと言ってやりたい。なんなのだ、金利0.2%って!100万円を1年間預けておいても2000円しか貰えないなんて馬鹿にしているのかと言いたいところだ。
それにしても、日本の政治家も評論家も、なぜ野村や三菱UFJを「ハゲタカ」呼ばわりしないのだ。日本の金融界が海外勢に買収された際には、ハゲタカファンドと言って非難したくせに。なんと身勝手なやつらなのだ。これが日本を動かしている性根の腐った支配階級の本性なのか。・・・・支配階級、う~ん、なんとも嫌な響きだ。自民党の執行部が支配階級のゴアウルドで、官僚がジャファの軍団と思えばよいのか。じゃあ、民主党はトクラかな。。。

2008/09/22

教育現場を立て直そう

このところ、テレビドラマでも取り上げられるほど、モンスターペアレント、つまりは学校なり教師なりに無理難題を要求してくる父兄が増加していることが大きな社会問題となりつつある。自分の子供がイジメの加害者になったとのことで、学校で叱られたことに対して補償を求めたり、学校に対する苦情の電話を何度も掛けた挙句に、学校に対して電話代を請求したり、その暴挙はとどまるところを知らないと言った状態になりつつある。
なぜこんな事態になったのか、原因を考えてみると、大きく分けて二つの問題が浮かび上がってくる。それは学校・教師の相対的な地位の低下と、学校教育の聖域化である。戦後数十年が経過したことで、大半の人間が大学教育を受けることが当たり前となった今日の日本では、教師よりも父兄の方が高学歴であることは殆ど当然と言ってもよいほどの事項となっており、父兄からすれば自分より才能もなく努力も不足していたような人間が自分の子供に対して、教師だというだけで偉そうに指導を行い、あまつさえ自分よりも上位に立つことなど、到底容認できるものでないという感情があるのだろうし、事実、低学歴の教師が、一人前の教師面して偉そうな教育論をぶつなど、思い上がりも甚だしいというものである。
また、学校教育の聖域化という点でも、教育現場に対して警察が影響力を持つことが教育に対して悪影響を及ぼすなどという前時代的な発想に基く対応が、父兄の増長を招いているという点も大きい。父兄にすれば、学校に対してどんな法外な要求を出そうとも、所詮警察沙汰になることなど無いと高を括っているという面もあれば、学校にしても教育現場の問題に対して警察力を行使することを求めるのは、教育の独立性を損なうなどという訳の判らない理由で、なんとか自分たちだけで解決を図ろうとする。もちろん、この姿勢がモンペアの増長を招く一因となっていることは言うまでもない。
つまり、モンスターペアレント、略してモンペアが無理難題を要求してくるのは、学校側の対応がお粗末であるのと共に、教師のレベルが父兄のレベルに到底追いついておらず、どんなに虚勢を張って対抗しようとしても見下されてしまう、あるいは、能力的に及ばないために口論となった場合に言い負けてしまうと言う点と、学校側が体面を重視するあまり、対応能力を超えるような状態に陥った場合でも警察に対して支援の要請を行わないという点が、大きな問題だと言えよう。つまり、モンスターペアレントを産み出しているのは、他ならぬ学校自身だということになる。まあ、頭の悪い教師が、次の教師を選び出し、さらに困難な状況に対応しようとする、こんな状態が続く限り、教育現場に対して高圧的な態度を取るモンペアが去ることは無いのだ。教育現場の改革なくしてモンペアの解決なし。なんてな。

2008/09/21

次期政権を点検しよう

次の総選挙で、与野党が逆転し、ついに民主党の政権に変わることが期待されているが、それでは民主党が政権を奪取した場合、日本がどう変わる可能性があるのかを考えてみたい。もちろん、自民党が勝つ可能性も60%くらい、互角以上にはあるというのが私に見立てだが、自民党が政権の座に居座り続けたところで、これまでの政治から何ら変わるところは無いだけに、特に点検の必要性を見出せない。労働者が権力者に搾取され、弱者はいつまで経っても苦しい生活を強いられる、そういう社会であることになんら変化が無いのは自明の理である。
民主党になった時に何が変わるのか、色々と論点はあるが、とりあえず道路特定財源をどうするつもりなのか、という点だけ考えてみたい。北朝鮮の問題をどうするのか、年金の問題をどうするのか、金融不安をどうするのか、安全面も含めた食料問題をどうするのか、等々問題が山積しているのは事実だが、だれが政権を担当したとしても、一足飛びに解決できてしまうような問題では無いだけに、どう変わるのかと考えるにはあまり妥当ではないと思われる。千里の道も一歩から、というくらいの課題だが、問題はその一歩を踏み出せるかどうかであり、自民党が踏み出さないことだけは既に分かっている。民主党が踏み出すかどうか、それは担当させてみなければ分からない。願わくば一歩と言わず二歩、三歩と踏み出してくれることを期待したいところだが。
さて、道路特定財源に対する民主党の主張を大きくまとめると、以下のとおりである。
・道路特定財源の制度を廃止
・暫定税率を廃止
・廃止に伴う地方の税収減は地方が負担する上納金制度を廃止することで補填
・大都市と地方の負担格差を縮小
・無駄な道路と建設コストの無駄をなくす
・減税効果による経済の活性化

なんとも立派なお題目ではあるが、それぞれ考えてみよう。まず、制度の廃止と暫定税率の廃止はよしとしよう。それに伴い、地方の税収が約9000億円、減少してくるのは当然だが、それを地方が国の直轄事業に対する負担金として拠出している費用を減免することで、相殺しようというのが、3番目の項目である。この負担金は約1兆円が地方から拠出されていることから、相殺することについて、金額としてはなんら問題は無い。問題なのは地方ではなく、国の税収の方である。
暫定税率を廃止した場合、税収は国と地方あわせて2.6兆円の減収となる。この全てを国庫が負担すると、そう述べているのであるが、それをどうやって負担するのかが、5番の無駄な道路と建設コストの無駄をなくす、という主張に繋がってくる。つまり、税収は減少するが、その分は無駄な道路を作ることをやめることで削減する、と言っているのである。ここに矛盾がある。減収が見込まれる2.6兆円を道路建設を削減することで行うといいつつ、そのうちの9000億円は地方が道路を作るための費用として、拠出すると3番の主張で述べているのだ。つまり、道路建設を削減すると言いつつ、地方には道路を作るためのお金を渡してしまい、結果として2.6兆円の減収全てを国が負担しなくてはならないことになる。暫定税率分として国に納められていた1.7兆円、この分の道路建設を中止するだけでは不足であり、地方に回してしまった9000億円分を何らかの形で削減していかなくてはならないのだ。その分をどこで賄うのかは、民主党の今の主張では明確には示されていない。
さらに大都市と地方の負担格差の縮小を、暫定税率を廃止することで縮小するとしているが、その前提として地方は公共交通機関が整備されていないため、車が生活必需品であることを認めている。しかし、車が生活必需品であるというなら、それを使用するための道路の整備もまた、必要となってくるはずで、道路建設を削減するという主張とは矛盾しているが、その点についても触れられている箇所はないようである。もしや、それが地方に対して供与する9000億円の使途となることを想定していると言うのだろうか。それではあまりにも地方を信用しすぎであり、道路建設の無駄を削減することなど到底、なし得ないであろう。本気で道路改革を推し進めるのであれば、地方の予算の使い方も含めて、そのあり方を管理・監督しなければ長年、甘い汁を吸い続けてきた政官業の癒着構造を断ち切ることなど出来ないだろう。民主党にはもっと、独創的な政策の立案を求めたい。

2008/09/20

中国は有望市場ではなくなった

来年の5月から、中国が、海外から中国に対して製品を輸出する際に、その製品の情報を中国政府に開示するように求める制度を導入する予定であることが分かった。これは、デジタル家電などの内部に組み込まれているプログラムや、暗号技術ソフトのソースコードを開示させる事を想定しており、その目的は中国側の説明によれば、ソフトの欠陥を狙ったコンピューターウイルスや、コンピューターへの不正侵入を防ぐためである、としている。この制度に対し、日米欧から強い非難が出ており、今後、撤回を強く求めていくものと思われる。
これは、中国当局による明らかな知的財産権の侵害であり、到底認められるものではない。中国側の言い分では、自国でのセキュリティ事故を防止するためだと称しているが、これらの秘密情報が中国企業に渡されないという保障はなく、容易にコピー品を製造したり、技術的な不足を埋めることに使われる可能性は非常に高い。日米欧のメーカーが一生懸命開発し、商品化した財産を、苦も無く手にし自らの製品として販売する可能性があるのだ。
それだけではない。暗号化技術などの詳細情報が中国当局に知られた結果、逆に日米欧の機関に対する攻撃手段の究明を目的として使用されることが予想される。中国の諸外国における諜報活動に利用された場合、重要な機密情報を容易に入手されてしまうなど、ことはビジネス取引にとどまらず、国防の観点からも重大な影響が懸念される。中国当局が入手した情報を、同じ中国の他の部門で利用しないなどと誰が信用できるというのだろうか。
これまで、中国は有望な市場として世界から注目されてきたが、こんな一方的な制度を設ける国家が、果たして有望な市場だと言えるのだろうか。今後、中国に対して製品を輸出している企業が、どのような対策をとっていくのか、あるいは何ら対策をとらずに中国政府を信用して製品情報を開示するのか、非常に動向が気になるところである。私なら、中国市場など早々と見限って、次の成長市場を探すほうにシフトするがね。

2008/09/18

誰か見舞いに行ってこい

北朝鮮の国家首席である金正日の健康不安が世界的に大きく取り上げられて何日か経過したが、その間、北朝鮮からは健康に問題は無く元気であるとのコメントが出されるばかりで、具体的な状況説明は無く、当然の事ながらテレビ放送に登場することもなく、その動静は頑なに閉ざされた扉の向こうに隠蔽されたままである。
週刊誌では金正日の死亡説や、それを引き金とする軍のクーデターにまで言及を始めている。リーマンブラザーズ証券の破綻が引き起こした世界的な金融不安に関心が向きがちだが、北朝鮮の政情不安はそのまま拉致問題解決の途絶に繋がりかねないだけに、日本政府としても独自の対応を求めたいところである。
いまこそ、山拓の出番である。北朝鮮に出向き、親友でもある金正日の見舞いと称して状況を探ってくるのだ。もっとも、下手をすれば向こうの暮らしが性にあって、二度と帰って来なくなるかも知れないが。

2008/09/17

リーマン、破綻す

このニュースは衝撃をもって瞬く間に世界を駆け巡った。アメリカの名門企業である、リーマンブラザーズ証券が、サブプライム問題を発端とした金融危機の影響で破綻、つまりは倒産したのである。日本の財界からは、山一証券の破綻を彷彿とさせるような出来事だとの声があるようだが、暢気に対岸の火事を決め込んで静観している場合ではない。この事態を見通せなかった金融機関は、その先見性と言う点では、破綻したリーマンブラザーズ証券となんら変わるところは無いのだ。
まったく、日本の財界人の能天気さには呆れて物が言えなくなるとは前々から思っていたが、この事態に対して何ら対策を講じることも考えず、ただ座して政府がそのうちに発動してくれるであろう景気対策に自らの生死を委ねるだけだとすれば、世界に冠たる、とこれまで国民を欺いてきた日本の財界というのは、国民の犠牲の上にだけ成り立っている、国民の生き血を啜る半死人としか言いようがないだろう。何しろ、日本の産業における国際競争力というのは、国民の生活を困窮させることで得られる僅かな利益を源泉とする、反人道的な手段によるものであって、正当な競争を行えば瞬く間に世界に一蹴されてしまうような、そんな脆弱な土台の上に建てられた、砂上の楼閣でしかないからだ。。。。
これが悲しい現実となる前に、リーマンブラザースの残念な結果をただ漫然と眺めながら、政府が打ち出す景気対策を当然のもののように待つのではなく、真に競争力があり未来を見通すことができる産業・財界であるというのであれば、反面教師としてその教訓に学び、これからの厳しい国際競争を生き延びるための教科書としてもらいたいものである。リーマンが倒産した、驚いた。そんな台詞なら、幼稚園児だって、小泉元総理大臣だって、マイクを持たせてやればいくらでも語るのは容易だ。そんなものよりも具体的、現実的な政策・対応策を示してもらいたいものである。

2008/09/14

誰がなってもダメダメだ

自民党史上最多の五人の立候補者がたった総裁選が告示された。総裁に選ばれた人物が日本の次期総理大臣になると言うのに、一般国民にとっては指を加えて眺めていることしかできないのは何とも歯痒いことであろう。
マスコミの報道では、本命は幹事長の麻生氏で、まず勝利は疑いの余地が無いと言っているが果たしてどうだろうか。民主党からは総裁選挙ゴッコとまでコキおろされているが、なぜマスコミは民主党の場合は党内で意見が違うと寄せ集めと非難するくせに、自民党の場合は大いに議論するのは良いことだ、などと逆に持ち上げるのだろうか。口では自民党政治を批判しておきながら、明らかに本心では自民党政権の継続を願っていることの表れではないか。
それにしても、今回の五人の候補者の顔ぶれを眺めると、日本は本当に大丈夫か、と言う気になってくる。麻生を筆頭にどの候補を見ても全く迫力というか勢いを感じる事がなく、これが日本の首相として国内外に山積している難題に対して、なにかしら有効な策であるとか、戦略を打ち出してくるとは到底思い描けず、はっきり言って今よりも悪くなる事はあっても、良くなることは無いと断言してもいいだろう。10月26日に予定されている次期衆院選では、だれかそういう人物が彗星の如く現れてはくれないものだろうか

2008/09/13

自分で蒔いた米

農薬で汚染されたりした、通称「事故米」と呼ばれる工業用に使われるはずの米が、食用として転売されていた問題で、世間はもちきりである。自民党の総裁選挙に出馬した五人の候補者や、波風が立たないうちにひっそりと再選を果たした民主党の小沢代表に加えて、教師になるために教育委員会の理事などにお食事券を配っていたとされる、福岡の教員汚職事件も、もはや誰の耳目も集めない状況となっている。
幸か不幸か時期を重ねて報道されたのは、北朝鮮の国家首席である金正日の体調に異変が起きている、と言うものであった。北朝鮮の外務省職員は口を揃えて何もないとの説明を繰り返すが、金正日が軍事パレードに出席しないのは極めて異例の事であり、体調も含めて北朝鮮で何かが起きているのは疑う余地はない。
今後に向けては、核廃棄の進め方や拉致被害者の救済など問題が山積しており、北朝鮮の動静が気になるところではあるが、それより心配なのは日本の政治空白がどういう影響をもたらすか、その一点であろう。北朝鮮の動向を掴めず、核廃棄に向けた具体的な方策も示せず、拉致被害者の救済については、全力で取り組むと口先だけの対応で済まし、その上、政治空白を作るわけにはいかないと選挙を先伸ばしにしておきながら、その舌の根も乾かぬうちに、首相を辞任してしまった福田総理を擁してきた自民党、この政治空白の責任をいったいどうとるつもりなのか。
いますぐにでも問い質したい気持ちである。

2008/09/10

ウィンドウズ、訳わからん

再度、ヨドバシカメラを訪れた私は、早速グラフィックボードのコーナーで物色を始めた。ワイド画面で表示できることだけが条件で、出来る限り格安のカードと言うことで、選ばれたのは必然的に玄人志向の商品であった。なにしろ、メーカー製パソコンに最初から搭載されているAGPのグラフィックボードを無理やり引き剥がして、市販のボードを搭載しようと言うのだ。動かないリスクを考えると、可能なかぎり価格を抑えようとするのは当然であろう。結局、購入したのは5000円で販売されていたGFX5200、まあ最安値ではないものの、物はなんでもいい私にとっては予算内に収められただけで十分と言うものだ。
家に帰るや否や、早速ボードの交換を行ってみたところ、なんとか640×400の解像度で表示され、無事に認識し動作する事が確認できたので、多少ドキドキしながら付属のデバイスドライバをインストールし、反映のために再起動を行ってみた。ウィンドウズの起動を待つことしばし。
ブルースクリーンが表示された。
おいおい、どういうことだよ。なんで起動しないんだよと半ば怒りながら、再起動を試みる。
再びブルースクリーンが表示された。
愕然としつつも、先ずはセーフモードで再起動を行い、こんな事態を予見した訳ではないのだが、あらかじめメーカーサイトからダウンロードしておいた最新版のデバイスドライバをインストールし、再起動を試みる。
再びブルースクリーンが表示された。(それはもういいから)
事態の改善を図るため、やむなく元々のグラフィックボードに戻して電源を投入してみたところ、今度は画面にすら何も表示されない状態に陥ってしまった。何度か挿し直しつつ、電源投入を繰り返すも、やはり何も表示されない状態からは変化しない。もしやメインボードごと壊れたのかと思い、問題切り分けのために新しいグラフィックボードを再び挿入してみると、なんと画面表示は行われるではないか。元々のグラフィックボードが壊れてしまったのかと、呆然としながら、何気なく通常起動を行ってみた。
起動した。
なんの変更も行っていなければ、何か違う状況になった訳でもない。ただ単に抜いて挿しただけで問題が解決してしまったのだ。しかも、画面モードも正しく1680×1050になっているではないか。問題が解決してハッピーでラッキーなのは認めるが、なんなのだ、一体。これだからウィンドウズって奴は!

2008/09/09

液晶ディスプレイ、ご臨終

最近、家で使っているパソコンの液晶ディスプレイがチカチカと明滅するようになり、一体どうしたのかと思っていたのだが、RGBケーブルを外しても明滅を繰り返すのを確認してようやく、液晶のバックライトが切れかけているのだとの認識に至ったのは、かれこれ2週間以上もその状態を我慢した挙げ句の事であった。もっと早くに気付けと言う声もあったのだが、最初はもしかしたらパソコンにウィルスが感染したのではないかと疑って、ウィルス対策ソフトで全検疫を行ったり、アンチスパムツールで検査してみたりと、ハードウェアに原因を求めるには長い道のりがあったのだ。
それはさておき、原因は分かったものの、対処法としては買い替えしかない状況で、最初にとる行動は当然のごとく価格.comを覗いてみることだった。今まで使っていた15インチの液晶ディスプレイと同じくらいで格安で購入できるものがよかったのだが探したところ、現在の主流は19?22インチのワイド画面に移っており、15インチなどという時代遅れの長物は却って値段が高くなると言う骨董現象に遭遇してしまい、仕方なくあまり考えることなく25,000円で販売されていた20インチのワイド液晶を購入してみた。
早速、家に帰って取り付けてみたところ、なぜかワイドでは表示してくれない。いろいろ調べた結果、搭載されているATIのRAGE128ではワイド表示が行えない事が判明した。諦めてこのまま、横に拡がった画面で我慢するか、新しいグラフィックボードを購入するか5分くらい悩んだが、結局、画面がちらつく感じになるのと性能をフルに使えないのに耐えかねて、その日のうちに新しいグラフィックボードを購入することにした。

2008/09/06

こいつ、絶対なんかあるよ

北京五輪男子ハンマー投げで、健闘するも五位にとどまり、メダルを逃した室伏選手だが、二位と三位の選手がドーピング検査で陽性となったため、銅メダルに繰り上がる可能性が出てきた。思い起こせば、アテネ五輪でも銀メダルを獲得したあとに、金メダルを獲得した選手のドーピング違反が明らかとなって、繰り上げで金メダルを獲得すると言う幸運を手にしているのだが、まさに奇跡を再び呼び込み、銅メダルに輝く可能性が出てきたのはまことに喜ばしい事である。
ハンマーだ!

それもこれも、メダルに手が届く可能性が小さくなる中でも、全力でプレーしたことへの報いとも考えられ、常に手を抜く事なく挑み続けた室伏選手だからこそ、呼び込む事ができた幸運だと言えよう。
ネットでは、福田首相の辞任会見から日も経たない中、「あなたとは違うんですジェネレータ」なるソフトが人気を博している模様である。名前を入力すると、福田首相が辞任会見で、「他人事のように見えますが」と言う質問に対して、「私はね、あなたとは違って自分の事を客観的に見れるんです」と反論した発言よろしく、私はあなたとは違うんです口調の文章を自動的に作成してくれる冗談アプリだ。これに室伏選手の名前を入れたらこんな作文を披露してほしいものだ。
「私はね、あなたとは違うんです。勝つためにいつも努力をしてるんです。万一、実力が及ばない場合でも、運を味方につける事もできるんです。(福田首相と)一緒にしないでください。」なんてな。

2008/09/03

日本人は企業の奴隷なのか

1日、財務省から発表された税収実績により、7月度の法人税は還付額が税収を上回り、法人税収は1039億円の赤字(前年同月は1203億円の黒字)になったことが判明した。ちまたでは、政府の意向を受けたマスコミの報道で、景気の減速により、企業の収益が悪化したことが原因であると、さも景気の悪化懸念を大きくとりあげ、本質から国民の目を逸らすのにやっきになっているが、これで国民がいかに搾取されているのか、ということが明らかとなった。
法人税の税収が赤字だということは、すなわち、企業は支払っている税金よりも多くの還付金を国から受け取っている、ということを如実にあらわしているに過ぎない。例えば、家計であれば、どんなに経費を多く計上して確定申告をしようとも、納めた税金以上の還付金が得られるはずもなく、その事実から税収は絶対に赤字にならないことが明白である。にも関わらず、法人税を見た場合に赤字になることがあるとはどういうことなのか。
それは、企業は納めた税金よりも多くの還付金、すなわち、1000万円の税金を納めたのに対して、例えば1200万円の還付金を受け取っていることを表している。この場合、国の法人税の税収は200万円の赤字ということになり、企業は何の努力もなく、200万円の、しかも課税対象外の利益を得ることになる。これは、家計に置き換えると、10万円の所得税を支払っているサラリーマンが、12万円の還付金を受け取る、すなわち月収30万円で10万円の税金を納めて20万円の手取りになるはずが、12万円の還付金を含めて、手取りが支給額を上回る32万円になっていることを意味する。これはいったいどういうことなのか。
それは、国民から毟り取った税金を、企業に還流しているということであり、本来、国民が支払う必要の無い税金を取り立てては、企業を優遇するために使われているのである。そのため、普通に考えればありえないことだが、税金の収支が赤字になる、などという聞いたことの無い事態に陥っているのである。国の財政収支が赤字になるのは、例えば大きな公共工事を数年間かけて、先を見越して行うこともあるだろうから、理解できる。しかし、税収が赤字になるというのは、国が特定の企業、産業に対して、見えない形での補助を行っていることの現われであり、極めて不誠実、不平等なやり方であると言わざるを得ない。即刻、法人税のあり方自体を見直して、適正な課税が行われるべく、善処いただきたいものである。

2008/09/02

普通は衝撃なんだけど

今日午後9時30分に、突如として現職の総理大臣である福田総理が辞任の意向を表明した。各方面からは、なぜこのタイミングで、という当惑の声と、次の総理が誰になるのか、という明日を睨んだ声が同じくらいの大きさで聞こえてくる。普通であれば、現職の総理大臣が、国会休会中に突如辞任を表明すれば、その衝撃の大きさに騒然となるのが常であろうに、この静けさは一体なんなのだろうか。
まあ、福田総理は明日辞めるか今日辞めるか、いつどんな形で辞めるのかだけが争点となっていたようなお飾り総理であったので、今日辞めたからといって、それほどの衝撃を伴わなかったのは、当然ともいえるが、それにしても、なぜこの時期に辞意を表明したのか。
それは、今日になって民主党の小沢代表が代表選挙への立候補を明確にし、無投票での三選がほぼ確定したことと無関係ではないだろう。いつ辞任するのかと言われれば、できるかどうかも分からない何らかの成果を挙げた後か、任期を満了した来年3月あたりか、どちらにするかと問われれば、どちらも自民党にとっても福田総理にとっても、勘弁してくれと言いたくなるほどまずいタイミングであるわけだが、今、この瞬間であれば、民主党は選挙も行わずに党首を選ぶが、自民党は開かれた党なので、どのような状況になってもきちんと総裁選挙を執り行った上でなければ、代表を選ぶことはしない、と民主党との違いを訴えていざ総選挙になった際に、自民党への票に結びつけることができる可能性があるのだ。
それにしても、なんとも情けない、全て他人事の総理大臣であった。このまま別の人間が総理の座に収まるなどという格好の悪いマネをせず、願わくば解散総選挙を執り行った上で、国民に信を問うという姿勢を見せて欲しいものだ。この分では、次の自民党総裁の力量も、知れたものだと言わざるを得ないだろう。

2008/08/31

日本女子の時代と言わせるな!

オリンピックで金メダルを獲得した日本女子ソフトボールに続き、日本女子野球チームが日本で行われた世界大会で、3大会目にしてついに、初優勝を成し遂げた。過去2大会ではアメリカに一歩及ばず、連続して準優勝にとどまるという辛酸を舐めてきた女子野球だが、ついに念願の優勝を手にした時の晴れ晴れとした笑顔はなにものにも代え難いものがあろう。星野ジャパンと比較して、なんとも天晴れな活躍で、日本男子はいったいどこに行ってしまったのかと探すのが恥ずかしくなるほどの、日本女子の躍進と言えよう。
そんな中、全米オープンテニスに出場している錦織選手が日本男子として何十年ぶりかで3回戦を突破し、ベスト16に進出を決めた。同じ大会に出場していた杉山愛が2回戦で敗退したのに対して、なんとも力づけられる勝利で、日本男子の力をもっと世界に向けて示してもらいたいものである。このところ、野球、サッカー、ソフトボールと、日本男子は全て、日本女子の成績に遥かに及ばないところに低迷を続けているが、このあたりでなんとか日本女子の時代と呼ばれる情けない状態は打破してもらいたいものである。
おっと、いま気がついたが、テニスも個人競技であった。団体競技で躍進する日本女子と低迷する日本男子という構図そのものにはなんの変化も起きていないではないか。躍進と低迷という好対照な成績を、事あるごとに比較されてしまう現状をなんら改善するものではないが、錦織選手には優勝を目指してこれからもせいぜい頑張って頂きたいものである。あ、ちなみに413球を投げた上野投手が所属する「ルネサス高崎」の次の試合は、9月6日に北海道石狩市にある石狩市スポーツ広場ソフトボール専用球場で、13時から「シオノギ製薬」と行われる。近くの人はぜひ、凱旋登板を期待して応援に行こう!・・・・と思ったら、一般チケットは既に完売しているらしく、残っているのは中高生向けのチケットしか無いようだ。中高生の諸君、応援に行こう!
って、よく見たら、上野投手の所属するルネサス高崎の試合が行われる球場だけ、10月頭までの一般向けのチケットが全て完売になっているではないか。他の試合はまだ残っているみたいなのに・・・・みんな、上野選手以外も応援しようね!

グスタフ来襲

日本が大雨ぐらいで右往左往しているころ、アメリカ南部では3年前のカトリーナを思い出させるほどの威力を持った、グスタフの来襲が取り沙汰されているようである。30日現在、グスタフはアメリカの基準でカテゴリ3の威力を持ったハリケーンに成長しており、このままアメリカ南部に上陸した場合、相当の被害が予想されている。
さすがにのんびり屋のブッシュ大統領と言えど、静観して過ごすことはできなかったらしく、既にルイジアナ州に緊急事態を宣言し、住民の避難を進めているとのことである。ちなみに、上陸の恐れのある3州では、独自に住民の非難支援を開始したらしく、被害の抑制に尽力しているようである。物的被害は自然の猛威の前に避けられないとしても、人的被害は最小限にとどめるべく、関係機関の奮起を期待したいところである。

夏の終わりは雨ばかり

夏休みと言えば、庭にひまわりが咲き、カブトムシを追い求め、スズメバチの逆襲に会う、というのが定番だと思っていたのだが、このところの日本の風土はかなり変わってきているようで、どうやら今年の夏の終わりは、毎日豪雨に見舞われることになりそうだ。
台風が来るのならまだしも納得がいくのだが、そういう訳でもなく、なんとなく大気が不安定な状態になっては雨が降り続き、毎日のように大雨洪水警報が発令されるという今日このごろ、先達の目にこの日本の状況がいったいどのように映っているのか、率直な意見を聞いてみたいところではある。
よくも悪くも大雨のおかげで、このところずっと続いていた猛暑はひとまず収まり、ようやく涼しげな季節を迎えつつあるようだが、9月に入るとまたぞろ酷暑がぶり返してくるという噂もあり、それもこれも地球の温暖化が影響しているのではないかと考えると、一概に涼しくなった事を喜んでもいられないという心情もある。日本ばかりではなく、世界の気候もおかしなことになってきているようだが、世界はまだまだ地球の気候変動に対して、本気で取り組む姿勢を見せているようには到底思えず、このまま地球が温暖化して、1千万人単位での理由は問わないが死者が出るようになって初めて、人類は危機感を覚えるのだろうか。
考えても見れば、人類50億人のうち、100万人が死んだとしても、たったの5000分の1、0.02%にしか相当しないことを考慮すれば、温暖化に伴う異常気象に伴う影響でたとえ100万人が死んだとしても、人類全体の運営にとっては大きな影響を及ぼすはずもなく、安穏とこれまでどおりの生活を続けるのも頷けると言うものであろう。本当に深刻な事態になって初めて、何かをしなくてはならないと感じるのが人間という種の特性なのだとすれば、このような種は宇宙にとっても死滅すべき存在と言えるのではなかろうか。人類の精神的な進化を求めて止まないものである。

2008/08/29

寄り合い所帯と言うけれど

今日、民主党の参議院議員3人が離党届を提出し、新党を結成すると言う声明を出した。どうやら、小沢党首の政治姿勢に対して反感を持ったことが理由だとして説明しているが、これから民主党の代表選挙を行うと言うにも関わらず、なぜ選挙に立候補することもなく、離党・新党結成を選択したのか。
これでははっきり言って日本の政治を民主主義というのは言いすぎなのではなかろうか。政党内の勢力争いすら、正当な選挙で決める事を放棄するような議員が、これからも参議院議員として国会運営に携わっていくというのはいかがなものか。せめて、党首選に立候補し、総意を問うた上で離党するなどするべきではなかったのか。そもそも、彼等は民主党の候補者として、民主党に対して投じられた票で当選した議員である。離党するのであれば、国会議員の立場を返上し、民主党に対して議席を譲り渡した上で、改めて自らの信を問うというのが、正しい政治家のあり方だと言えよう。
もっとも、民主党からすれば、お騒がせ議員であった、姫井議員が何の排除行為に至るまでもなく、自ら去ってくれたのは、まさに僥倖であったと言える。民主党の中でも小沢に反対する勢力が、引き続き離党していくか、それとも小沢指揮の下、自民党政権打倒の旗の下、一致団結して政局に臨むかはわからないが、少なくとも民主党にとっても、また自民党にとっても、重大な局面を迎えつつあるのは確かだろう。これから、どういう景気対策が出てくるのかは不透明だが、民主党と自民党、どちらがどのような対策を打ち出してくるのかで、次の総選挙の行方が占われると言っても過言ではないだろう。企業の損益改善にばかりとらわれず、国民生活の改善のため、寄り合い所帯と言われる民主党の奮起に期待したいものである。


トレイダーズ証券の日経225先物・オプション取引

2008/08/27

農水相の座は呪われているのか

先日、発足したばかりの福田改造内閣だが、まだ臨時国会も始まらないと言うのに、早速、閣僚の不可解な事務所費問題がやり玉に挙げられる状況になっている。その閣僚とは安部内閣以来、散々マスコミに叩かれた挙げ句に現職閣僚の自殺者まで産み出した、農水相を任じられた大田議員である。
なんでも、秘書の自宅を事務所として申請し2345万もの経費を計上していたにも関わらず、事務所として機能する部屋のひとつも無いと言う有り様で、自民党内からでさえ、「なぜそんなところに経費を計上したのか」と非難の声があがるほどのお粗末さである。今日、本人の釈明会見が行われ、なんらやましい事など無いとの説明を繰り返したものの、それを証明できる資料なり領収書なりが提示されない限り、納得など出来よう筈がない内容であった。これで福田総理は説明責任を果たしたとして、解任することもせず、お咎めすらしないまま臨時国会で、重要法案の審議が始められると思っているのなら、とんだ甘ちゃん総理としか言いようがない。
それにしても自殺した松岡大臣に始まり、本当に呪われているのではないかと思うほど、不祥事の続く農水相の座。まあ、これだけ不祥事が続くと成り手がいなくなり問題があるかもしれない議員でもなければ引き受けて貰えない、と言う事情もあるのだろうが、それにしても異常と言わざるを得ないだろう。いっその事、福田総理が農水相も兼任すれば、非難される対象がひとりになって、事態の沈静化が図れるのではないだろうか。そんな馬鹿げた考えすらまっとうに聞こえてしまう、福田改造内閣の船出やいかに。

2008/08/26

WBCは目の前だ

オリンピックで惨敗し、金メダルどころか、銅メダルにすら手が届かなかった星野監督に対し、ネットのみならず球界からも非難の声が上がっており、さながら星野バッシングの様相を呈している。楽天・野村監督からは「仲良し3人組を監督・コーチに選んだ時点で、ダメだと思った」とまで言われ、ご意見番・張本氏からもなんで岩瀬にこだわったのかと采配を非難され、星野監督自身の口から「まるで被告席にいるよう」とまで言わしめる状況になっている。
そんな中、星野監督は来年のWBCでの代表監督に意欲を見せるかのような発言までしているらしく、リベンジに対する欲求が見え隠れする。確かに、来年のWBCまで期間はあと半年ちょっとしかなく、読売・渡邉会長(元、だったかも)も「星野以外に誰か適任者がいるのか」と推すかのような発言も飛び出しているようだ。
しかし、ちょっと待って欲しい。これでもし、星野が何の反省もなく、WBCの監督に納まってしまった場合、北京オリンピックでの惨敗について、結局は誰も責任を取らず、うやむやのまま済ませてしまったことになる。ここまでの惨敗を喫しておきながら、その責任を誰も取らないようでは、これからの日本野球界のみならず、スポーツ界、ひいては日本の将来においても、今よりももっと、責任を取らない風潮が広がっていくのではないか。卑しくも闘将を自負するならば、潔く責任をとってまずは一旦、代表監督の座を辞するのが筋ではないのか。その上で再起を図り、改めて代表監督に選出されれば、そこから自身のプライドの回復に向けて進めばよいわけで、このまま監督を続けることが彼のプライドをいささかも傷つけないというのであれば、星野もそこまでの男だったという話にしかならない。彼の猛省を期待したい。

2008/08/25

焼酎にブランドなんて

焼酎の販売量が、原料高による価格高騰と、若者の酒離れを原因として、久々に減少したというニュースが流れていた。私自身は、焼酎など全く飲まないので、別に減ったからと言ってなんら影響を受けるものではないが、なぜこんなに焼酎がブームになっているのか、なんとも流行に流されやすい日本人の風潮には辟易とさせられる。
そもそも、焼酎とは何かを発酵させて出来たアルコールを、蒸留して精製した単なるアルコールの塊であり、その精製において原料や地域の風味を生かして作り出される日本酒とは、全く異なるものであり、そこにはなんのブランドもなければ風情もない、純粋な工業生産品であるといえよう。たまたま、単式蒸留を行っているので、原料の風味が多少、残っていることもあるが、あくまでも製造過程での副産物であり、それを生かすことを主眼に置いている日本酒とは全く違うアプローチの、極めて低俗な酒類であるといわざるを得ない。こんな酒に対して、なにがブランドだと、持て囃して大枚を叩いて購入しなければならないのか、首を傾げる。
日本には古来から作られてきた、日本の風土、料理にあった日本酒が最適なのであり、大雑把な味で、ボリューム感や素材のよさだけを楽しむ焼肉と相性のよい、焼酎などとは相容れない存在なのである。日本人は、もう一度、自国の文化とも言える、日本酒に対する畏敬の念を呼び覚まし、焼酎一辺倒の風潮を改めてもらいたいものである。

2008/08/24

日本は人事を尽くしたか

今日、8月23日、日本野球界のひとつの歴史に幕が下ろされた。昨日のオリンピック準決勝で敗れた韓国戦に引き続き、銅メダルを目指した3位決定戦においても、米国の前に8-4で惨敗を喫した。シドニー、アテネと獲得してきたメダルにすら手が届かず、準決勝に進んだ他の3チーム、アメリカ、キューバ、韓国には合計5回試合をして、1勝を挙げる事すら出来ないという、お寒い有様であった。これで日本国内の野球人気を復活させようと思っているとは、絵に描いた餅と言うにすら値しない、単なる妄想だと斬り捨てるしか無い。
それにしても、日本がここまで力を発揮することも出来ず、惨敗を喫したのにはいくつか理由がある。

  1. 選手に何がなんでも金メダルを獲るという執念が欠けていた
    なんと言っても韓国の気迫溢れるプレーや、女子ソフトボールの上野を見ればわかるとおり、腕が折れても戦い続ける、そういう気迫に欠けていた。「我々はプロ」と散々口にしていたが、悪い意味のプロ根性が出たと言えよう。オリンピックで金メダルを獲っても、特に自分の査定に響かない、無理をして怪我をしたら選手生命にかかわる、そういう思いがあったという他ない。だが、そういう選手を選んできた、監督を始めとする首脳陣の判断に問題があったというだけで、もともと気迫に欠ける選手に、オリンピックにやってきてから、気迫を出せというのは無理な話だ。
  2. 勝負どころで登板した岩瀬・川上の2投手が尽く打ち込まれた
    調子の良し悪しがあるのは仕方ないが、ここぞという場面で出て来たにしては、あまりにもお粗末な投球が目立った。同点の場面で、緊張するのは分かるが、それでも勝つ、押さえるのがプロでは無いのか。はっきり言って、韓国戦、アメリカ戦で全く出番を与えられなかった藤川、上原らを登板させた方がまだ良かったくらいだ。だが、これも監督の采配、判断なので選手だけを責めることは出来ないだろう。
  3. 怪我人が多く、想定していた打線を組むことが出来なかった
    怪我人が多かったのは事実だが、そもそも怪我を抱えているような選手や、今シーズン、あまり活躍していない、あるいは二軍で調整を続けているような選手を代表に選出した、監督や首脳陣の責任が問われるべきだろう。なぜ今期、既に16勝も挙げている岩隈を選出しなかったのか、なぜ岩瀬や川上といった、中日出身の投手に偏っているのか、それこそ、監督の選手選考のエゴと言わざるを得ないのではないか。
  4. 精神的に中心となる選手がいなかった(追記)
    WBCの時を思い出して欲しいが、あの時はイチローが中心となりチームの精神的な柱となり、一丸となって戦う集団としてまとまることができた。投手にしても、あの時は先発陣に松坂と上原がいて、彼が打たれてしまったらもう諦めるしかない、という中心的な選手がいた。それに対して、今回の日本代表はどうだろうか。投手はダルビッシュ、和田、杉内とコマは揃っていたのだが、彼が出てくればきっとなんとかしてくれる、これで打たれたらみんな納得するしかない、という人物はいなかった。打者にしても、今ひとつ存在感を示せない新井が4番に座り、誰がチームを引っ張っていくのかというリーダーが不在であった。キャプテンとして宮本がなんとか結束を高めようとしていたが、やはりそれなりに実績のある人間をまとめていくためには、誰もがその実力を認めるような選手でなければ、結束することはできないのではないだろうか。

まあ、いろいろと理由はあるが、大きくまとめてしまうと、責任は選手選考の段階から星野監督が自分の好き嫌いや、これまでの付き合いを重視して決めてしまったことにあると言えるだろう。去年のオリンピック出場を決める予選で活躍した選手を中心に選出してしまった、自分が鍛えてきた選手ばかりに、重きを置いた起用をしてしまった、そういうところが選手の気迫溢れるプレーを呼び覚まさない一因になったとも言えるし、気迫のある選手を選べなかったという問題にも繋がってくる。
思えば2年前だったか、代表監督に星野が就任することを決めた時点で、この結果は予測されて然るべきだったのだ。ああ、我々は勝てるはずもない星野ジャパンの応援に、なんとも無駄な時間を費やせられてしまったのだろうか。街で星野とその弟子たちを見かけることがあったら、馬鹿ヤローと罵声を浴びせ、頭から水を掛けてやりたい気分だ。とりあえず、岩瀬が帰ってきたら、登板するときにみんなでバックネット裏に横断幕を張ってやろう。



「バカヤロー!どのツラ下げて
投げる気だ!!」



(追記)
一日経って、ようやく冷静に物事を見直してみたところ、日本が負けたのは単純に実力以外の何物でも無い、ということだった。もちろん、選手の選考や監督の求心力などにも問題が無かったわけではないが、じゃあ逆に誰を選出していれば、不動のリーダーとして活躍できたのか、と考えてみた時、今の日本野球界にはそのような傑物がいない事に気付かされる。投手で言えば、岩隈くらいしか思い浮かばないが、リーダーとして不動なのかと言われると返事に困る。打者に至っては、金本、松中と言った、ピークを過ぎた選手しか思い浮かばない有様で、日本野球界の人材の少なさに驚かされる。いつの間にこのような情け無い状況に陥ったのだろうか。これでは野球の人気が低迷するのも当たり前であろう。
それとは別に監督の采配に問題が無かったわけではもちろん無い。毎日新聞の記事でも、星野監督の采配に対して、予選で2敗を喫している岩瀬を準決勝でも8回から登板させて打ち込まれる、準決勝で2失策のGG佐藤を3位決定戦でも起用し、やはり同じような失策を犯す、こういう勝負のために非情に徹しきれない「情の采配」が日本を敗戦に導いたと酷評されていた。オリンピック前には「勝つためには何でもやる」と公言していた星野だが、結局のところ、選手のプライドや心情を第一に考える温室育ちのチームという感は最後まで拭えなかった。日本野球界にとって、最後の希望の灯を消してしまった、その責任は重い。


短い時間でサックリ稼ぎたい! 好条件バイトを見つけるなら【anセレクト】

2008/08/23

連日の感動をありがとう

日本人には届かないと言われていた、陸上短距離走で、男子400mリレーで、朝原・末続・高平・塚原の4人が、なんと大方の予想を大きく裏切って、銅メダルを獲得するという快挙を成し遂げた。陸上のトラック競技では、日本人として80年前に800mで銀メダルを獲得した人見絹枝以来の、堂々たる成績を収めた。
第一走者の塚原はインタビューの途中で声を詰まらせ、涙をこらえるのに必死という有様で、この銅メダルがどれほど感動をもたらしたのか、見ているだけで感極まってしまうほどのすばらしいものであった。昨日の、アメリカを打ち倒して獲得した、女子ソフトボールの金メダルに勝るとも劣らない、最高の成績を残したと言えよう。昨日、今日だけで、日本中が感動に打ち震え、たった二日で景気が低迷し生活に困窮している日本国民を、心から勇気付ける勝利をもたらした。4人の選手には、獲得したのは銅メダルであったが、その金メダル獲得を上回るほどの貢献に、大きな賛辞を送りたい。
そういえば、星野ジャパンって、なんかあったなぁ。。。。なんの競技だったっけ?

2008/08/22

上野、愛してるぜ!

アメリカに準決勝で敗退したあと、同日の3位決定戦にまわり、オーストラリアを僅差ながらも粉砕した日本女子ソフトボールチームが、決勝で宿敵アメリカをついに打ち破り、史上初の金メダルを手中に収めた。
ライブで見ていたのだが、最後の打球がサードに捕球され、それがファーストのミットに収まったとき、宇津木が叫ぶのと時を同じくして我が家でもハイタッチと何を言っているのか分からない叫びが、港中に響き渡り、ついに成し遂げた快挙の美酒に酔ったものだ。ちなみに、周りの家からは不思議なことにそれほど大きな叫びは聞こえてこなかった。この非国民どもめ。
それにしても、ついに快挙を成し遂げた日本女子ソフトボールチームに対し、昨日までボコボコに叩きまくってきた日本男子野球チームは一体どうしたというのだろうか。これほど、私が酷い仕打ちをしても一言の反論もできず、岩瀬を日本に強制送還するでもなく、なんとなく明日の運命の韓国戦を迎えようとしている。はっきり言うが、今の日本代表野球チームは、試合をすれば女子ソフトボールチームにさえ敗れるのではないかというほどの情けなさであり、ダルの代わりに上野に投げてもらいたいぐらいの気持ちである。
銅メダルを足がもげても構わない覚悟で手にした日本女子シンクロ、ドイツに対して終始押し気味で試合を進めたものの、残念ながら4位に終わった女子サッカー、悲願とも言える金メダルを見事に手に納めた女子ソフトボール、これらのチームに対する期待が高まるなか、一体全体星野ジャパンはどのような試合を、気迫を、執念を見せてくれるというのだろうか。明日、もしも宿敵、いや宿命のライバルと言ってもいい韓国に、あっさりと負けるような事態になった場合、とっとと日本に帰れといった舌の根も乾かないうちに申し訳ないが、日本代表野球チームは、二度と日本の土を踏む資格などないと知れ。上野の爪の垢でも煎じて飲んでいればよいのだ。
恥辱にまみれた敗戦を迎えるか、はたまた実力を発揮して、大勢の予想である韓国の圧勝という見通しを大きく覆して、勝利を納めることができるのか、明日の準決勝が本当に楽しくなってきた。なんとか今のままで分かれることなく勝負を決してもらいたいものである。

2008/08/21

帰れ、とっとと日本へ帰れ

なんなのだ、この星野ジャパンの体たらくは。岩瀬とかいう、何の闘志も感じられない投手を、タイブレークというここぞという場面で登板させ、屁のツッパリにもならないような投球をして、それまでダルビッシュ、田中、川上がなんとか0点に抑えてきたアメリカに対して、4点も献上してしまうというお粗末な投球で、あっさりと予選4位での決勝トーナメントへの進出を決めてしまった。
なんという屈辱なのだ。去年のWBCで世界を制した日本の戦いとは到底思えないような、なんとも情け無い戦いようであった。はっきりいって、戦う気迫の無い選手は、オリンピックに来なくていい。今日の収穫は、決勝トーナメントでは岩瀬を二度と登板させることが無い、ということが分かったくらいだろう。もう、岩瀬など全日本には必要ない。お前のようなやつは尻尾を巻いて北京から帰れ、とっとと日本に帰れ。中日の守護神程度がお似合いというものだ。

2008/08/19

株式CFD、ありえません

毎日やってくる、いろんなメルマガの中に掲載されていた広告で、ひまわり証券が株式CFDという金融商品を日本で初めて開始したというものがあり、なんだと思いちょっと確認してみたところ、一言で言えば外国為替証拠金取引、いわゆるFXの株式版であることが判明した。
FXはこのサイトでも、お金を儲けられる手っ取り早い方法(ハイリスク・ハイリターン)として掲載しているが、まさかそれを株式でやろう、なんて無謀極まりない商品を出してくる会社があろうとは夢にも思わなかった。為替相場であれば、世界の情勢や金利のバランス、国内外の景気などからある程度とは言えど先を見通すことはできる。もちろん、先を見通したからと言って、必ずそうなるわけでは無いのがFXのリスクなのだが、それでもそれなりに指標が分かるのはありがたいことだ。
それに対して株式は、企業の業績や市場の思惑、株式市場全体の流れや金利、為替の変動に、その企業が行っている事業そのものの成否など、あまりにも多くの要素が絡んでおり、例えばある企業の株がこのところ徐々に価格があがっているが、これがいったい何に影響されているのか、正確に説明することはできないだろう。また、どこかの会社がM&Aを仕掛けてきたりすれば、もう株価がどうなるかなど誰にも予測できないのだ。そういう不確か極まりない株式に対して、CFD(証拠金取引)を行うとは、海の真ん中でエンジンも帆もなく、海図もコンパスも無い状態で筏に乗って揺られている状態と変わらない。これからどこに行くのか、いつ波がきて沈むのか、誰にも分からないのだ。加えて、このひまわり証券の株式CFD、他にもリスクや虚偽では無いが誇大ではないかと思われる説明がいくつもある。
??.手数料0円
取引の金額が一定以上であれば、手数料が0円となっているが、それは取引金額そのものに手数料分の金額が含まれているからであり、0円というのは明らかに説明不足ではないか。よく読むと注釈の部分に、取引金額には0.2%の手数料分が含まれている、と記されている。これって問題ないのか。金融庁に確認してみよう。
??.為替変動リスク
外国の株式を取引することもできるが、その際に預け入れた証拠金は、あくまでも日本円で保有されるらしく、為替相場が変動した場合には、証拠金が不足する可能性があるらしい。株式の上下動に加えて、為替相場にも影響されるのは、単なるリスクの上乗せでしかない。本来なら、ドル建ての株取引を行うのなら、証拠金などはドルで保有すべきだろう。
??.配当金
株式を「買い」で保有している場合は、証拠金取引で扱っている何倍かの株式に相当する分の配当金を受け取ることができる。例えば、10万円の証拠金で、100万円分の株を取引しているとすれば、100万円に対する配当金を受け取ることができる。Gool!
しかし、逆に「売り」で保有しているときは、配当金に相当する額をなんと「支払う」必要があるらしい。う~む、配当金を支払う必要のある金融商品など初めて聞いた。取引している企業の業績が非常に好調で、とんでもない額の配当を出してしまったら、それだけで支払い能力を超えてしまうことも考えられるのでは。。。。恐ろしや・・・・
上記のように、いろいろな問題を株式CFD、金に目が眩んだ日本人が飛びついて、他の証券会社もこぞって同じような商品を出してくるのか、様子を見てみたいものだ。ただ、ひとこと付け加えるなら、この仕組みは株式が上がろうが下がろうが、証券会社だけは絶対に損をしない仕組みになっている、と言っておこう。なにしろ、手数料で利益をあげるビジネスモデルなので、顧客が損をしようが得をしようが、お構い無しだからだ。まあ、それはどの金融商品もたいがいは、そうなんだけど。

2008/08/18

外国にお盆は無かろうに

今日、パソコンの電源を入れると、なぜかウイルスソフトのパターンUPDATEに失敗したというメッセージが表示されてきた。そのうち、再度ダウンロードして消えるだろうと放置しておいたのだが、一時間くらい経過しても、一向に改善される気配がない。いつ動くのか分からないのに、気配もクソも無いとは思うのだが、とにかく、このまま放置しておいても改善する見込みは少ないと思われたので、仕方なくコントロール画面を立ち上げて手動でのUPDATEを試してみることとした。ちなみに私が使っているのはGrisoft社のAVG Free Edition、いわゆる無料のアンチウイルスソフトの大御所だ。もちろん、いろんな機能を付加した有料版も販売しているのだが、そこまで重要な機密事項を扱っているわけでもなく、機能的には無料版で必要十分と言えよう。
で、手動でのUPDATEを試してみたのだが、やはりそれでも失敗。色々と調べてみると、そういう場合の代替手段として、自分のパソコンにダウンロードしてきたパターンファイルを指定して、UPDATEする機能が用意されているらしく、早速http://www.grisoft.com/ww.download-updateにアクセスして必要なファイルをダウンロードしてみることとした。必要となるファイルは「AVI: 270.6.4」と「IAVI: / 1616」の二つ存在しており、最初の方は簡単にダウンロードできたのだが、なぜか「IAVI: / 1616」の方がダウンロードできない。いろいろと試行錯誤した結果、なぜか気がついたらダウンロードできる状態になっており、夕方近くになってようやくUPDATEを完了することができた。
お盆休み明けは、セキュリティの事故などが多くなる傾向があるので、いろいろと不具合も発生しやすい時期ではあるのだが、少なくとも日本国外においては、お盆は関係無いだろうに、なぜにこの時期にUPDATEできないという現象が発生したのだろうか。なにか、日本を標的にした攻撃準備の一環で、このような現象に遭遇したのではないか、という疑念も持たざるを得ないような、そんな微妙なタイミングでのトラブルであった。ちなみに、17:00現在も、自動・手動を問わずUPDATEは失敗する状態のままであり、ローカルにダウンロードしてくるしか回避方法は無いのが実情である。
この問題を色々と調べているうちに、「教えて!goo」で、去年の投稿だが同じように「AVGがアップデートされません」という質問が行われていた。殆どの回答は、こうやってみよう、これを確認してみよう、という好意的なものばかりだったのだが、その中にひとつ、こんな信じられない投稿があった。
フリーのセキュリティソフトは何があっても自己責任です。

トラブルがあったからとこんな場所に泣きつくのはやめましょう。

AVGとかavast!ならトラブルがない方が不思議なぐらいです。

この投稿をした人間は、トレンドやシマンテックの回し者なのかと疑ってしまう。フリーのソフトは信用できない、トラブルが起きるのが当たり前、そんな時代遅れの考え方しかできない人間が未だに残っていようとは驚きである。一体この人は、ApacheもBINDもpostfixも使わないと言うのだろうか。追跡調査をしてみると、どうやらセキュリティ関連のソフトに関してはなぜか非常に強く有償ソフトを推奨しているらしく、そこかしこで無償版の導入を検討している素人に、「サポートが無いのが・・・」「対応が遅いのが・・・」という理由でしつこく有償版の購入を進めているが、いったい本当にどんなメリットがあるというのだろうか。
トレンドやシマンテックのサポートが受けられると言っても、別に個人向けに手厚いサポートを行ってくれるわけではない。企業向けのエンタープライズ製品にしても、散々文句を言わなければ対応してくれない、ということがままあるのだ。だいたい、どちらか忘れてしまったが、ついこの間、自社サイトのウイルス情報検索サービスが攻撃を受けて、逆に世間にウイルスをばら撒くという失態を起こしたばかりではなかったか。それで対応スピードの違いを訴えられても、思わず鼻で笑ってしまうくらいだ。
フリーソフトの場合、こういう問題があるみたいなんだけど、と質問を出して、調べた結果、不具合だったと判明すれば、直ちに修正するためのパッチを提供してくれる、なんていう有償ソフトでは考えられないような迅速な対応が行われる事もあるのだ。こういう輩がのさばっている限り、長いものに巻かれて無用の費用を拠出させられる日本人は後を絶たないのだろう。まあ、他人に頼る教えて君にならないで、自分で解決しようとする努力を怠ったものの末路なので、どうしようもないというのも事実なのだが。

【業界No.1の検出力!】無料体験版OKの総合セキュリティソフト

2008/08/17

日本の諸君、楽しんでくれたかね。

分かったか、この低脳な日本人どもめ、なにが野球世界一だ。世界一優秀な民族である韓国の前に、日本の国民的スポーツと言える野球で、精一杯の抵抗をしたものの、無様に敗退したではないか。これで独島の領有権について、何の根拠も無い所有権を主張した愚かな日本民族に対して、正義の鉄槌が下されたと、ようやく溜飲が下がった思いだ。
我が韓国の大統領も、「日本の諸君、よく頑張ったな」と、志半ばにして敗退することが確定的となった日本チームに対して、ねぎらいの言葉をかけている。日本の皆さん、我らが韓国が日本の分もオリンピックで活躍し、必ずや金メダルを朝鮮半島に持ち帰るので、それほど落胆することは無い。所詮、日本など韓国の属国程度の地位しか無いのだから、韓国が勝利するのを自国の勝利だと思って、余韻に浸ってくれたまへ。
そんな韓国人の、卑しい朝鮮民族の、嘲りが聞こえてきそうなほどの、無様な敗戦であった。その昔、イチローが言った。「僕の野球人生で最大の屈辱ですね」。この敗戦はそれ以上に情けないものだと言えよう。もう、星野JAPANは日本に帰ってこなくていい。

2008/08/16

責任とって頭を丸めたか

日本ハムのエース、ダルビッシュが、オリンピック初戦のキューバ戦で、不甲斐ない投球を見せた責任を感じて、今日の練習に丸刈りで登場するという驚愕のシーンがあった。
ダルビッシュと言えば、その長髪がトレードマークと言っても過言ではないような選手だったのだが、オリンピックという大舞台で、自ら納得のいく姿を見せることが出来なかったことに、恐らく自分を許すことができなかったと思われる。それが丸刈りで次の登板での雪辱を期すという姿に見事に表れていた。
そんなことはわざわざ聞かなくとも見ただけで分かるほど、明白であるにも関わらず、能天気な日本の報道陣は、「気合ですか」などと間の抜けた質問をしてはダルビッシュに黙殺されるという体たらく。こういうマスコミを駆逐しなければ、日本のスポーツ界のレベルアップは望むべくも無いといったところか。
頑張れ、ダルビッシュ。サエコを呼んだ甲斐がないぞ。。。。

2008/08/15

双方勝利宣言って・・・

諸外国の働きかけによって、とりあえずの停戦が実現したロシア・グルジア紛争だが、とにかく武力衝突が治まったのはよかったものの、なぜかそれぞれの国内では、まるで勝利したかのような喧伝が行われており、相手国に対する優越感がそれぞれの国内で形成されている模様である。
武力衝突が回避されたのはともかく、それぞれの国民が、各々相手に対して勝利したと思い込んでしまうのは、今後の両国の関係に重い影を落とすのではないかと気が気ではない。まるで日本と韓国が、それぞれの国で、それぞれの国に都合のよい歴史を教え込まれて、お互いに相手を蔑み憎み合っているのと同じように、である。
各国政府の思惑によって、自国に都合のよい歴史が教えられるのは、もはや避けようがないものとは言え、願わくばそれぞれの国民には政府の思惑を含まない、真実が伝えられ、今後数十年における両国の関係が、険悪なものとならないように立ち回って欲しいものである。なんとか、日韓関係の二の轍を踏む事だけは回避してもらいたいものである。

2008/08/14

物言う納税者

日経のサイトを見ていたところ、日本の納税者に、税を納めているという意識が低いのは、源泉徴収制度のために、自分が税金を納めているという意識が無いことが原因だ、だから自己申告、つまりは確定申告をそれぞれの労働者が行わなければならない制度に改めるべきである、という論調の記事が掲載されていた。
それに対して、源泉徴収にはメリットもあり、複雑な手続きを全員が個別に行うことによる行政側のコスト増を回避するというメリットのほかにも、納税者自身が確定申告のために時間を割かなければならない、という事態を回避できるというメリットがある、という論調の解説もあった。
確かに、納税者意識の低い一般労働者の、政治に対する無関心のおかげで、政治家や官僚は自分たちの利権を守り拡大することに注力し、はっきり言ってやりたい放題である。しかし、結局のところ、サラリーマンの納税制度をどうするのかは行政に委ねられているのだ。今、国民が納税者意識を持っていないことで、最大の恩恵を享受している政治化と官僚が、今後の納税制度をどうしていくか、という意思決定の権限を持っているのだ。
外野の新聞記者などがどれほど「こうした方がいい」「こうすれば納税意識が高くなる」などと意見を出しても、納税意識が低い方が恩恵を大きく受けることができる人間が、それをむざむざと失う方向に政策を打ち出すことは考えにくい。やはり、制度がどうとか言う話はともかく、納税者が自分の生活を守るためには、政治と生活が直結しているのだという、当事者意識を持てるかどうか、その一点にかかっているといえよう。

2008/08/12

アイドルアスリートはこんなもの

日本で大騒ぎされていた女子バトミントンのペア、オグシオコンビは中国の前にあっさりと準々決勝で敗退した。それに対して、日本のマスコミでは全く取り上げられなかった、末綱・前田ペアは、世界ランク1位の中国ペアを逆転で下し、ベスト4に進出を決めた。
やっぱり、スポーツ選手は顔やスタイルではなく、実力が全てだと言う事を見事に見せ付けてくれた。これまで、大した実力も伴っていないオグシオコンビばかりに注目し、他のコンビに全く注目してこなかったマスコミ各社は猛省し、実力に応じた報道を心がけて欲しいものである。
オグシオの記事を見ると、潮田が怪我をしたとき、小椋が落ち込んだとき、お互いに支えあってどうたらこうたらムニャムニャという記事が目立つが、お互いが支えあうのはダブルスでペアを組んでいる以上、当たり前のことで、ことさらそれをセンセーショナルに取り上げる方がどうかしているというものである。まあ、堕ちた偶像とでも言えばよいのだろうか。それでも美しく言いすぎという気もするが。
追伸:オグシオはビーチバレーのアレとは違って、それなりに実績を残してたようだ。なんだ。マスコミが勝手にアイドルに祀り上げただけか。大衆受けすればなんでもいいのか。ハイエナよう、とはよく言ったものだ。。。。

2008/08/11

宮崎商、負けるべくして

第90回全国高校野球選手権記念大会第9日目の第一試合、宮崎商業と鹿児島実業、九州勢が激突した好試合は、12回表に3点を追加した鹿児島実業に軍配が上がった。
テレビや解説では、12回まで好投してきた赤川投手が力尽きた、との論調が大勢を占めているが、実際は11回裏の明らかな采配ミスでみすみす宮崎商業がサヨナラのチャンスを潰した結果、敗戦の憂き目を見たのである。
11回裏、宮崎商業は四球などを絡めて1死1、2塁の好機を迎えた。そこで打席に立ったのはここまでノーヒットの9番バッター。その直前、バントを命じていた8番バッターは、よくボールを見極めて四球を選び、1死1塁から1死1、2塁にチャンスを拡大させた。ここで監督は強攻策に転じ、結果、本日は全く当たりの出ていなかった9番バッターはダブルプレーに倒れ、サヨナラ勝ちのチャンスをふいにする。この直後、3点を奪われた宮崎商業は残念ながら甲子園を後にすることとなった。
野球に「タラレバ」は無いという。しかし、この采配は明らかに監督の判断ミスであった。ダブルプレーを防ぎ、サヨナラのチャンスを呼び込むため、8番バッターに2死になってまでも送りバントを命じておきながら、全く当たりの出ていない9番バッターに強攻策を命じる悪辣な指揮。本来であれば、9番バッターに送りバントを命じた上で、今日、当たりの出ているトップバッターに全てを託すべきであった。
甲子園には魔物が住むという。しかし、今日の敗戦はそんな魔物などとは何の関係もない、高校球児にも何の関係もない、監督の誤った判断のお陰で、勝敗が決した類まれなケースとなった。宮崎商業の選手たちには、悔やんでも悔やみきれない敗戦であろう。この監督が来年以降もこの高校で指揮を執るのかと思うと、やるせない思いである。球児のプレーに対して、あーだこうだと難癖をつけるのは感心しないが、監督ともなれば話は別である。即刻、責任を取って退任することを要求したい。

団体競技は日本人に合わないのか

本日、北京オリンピックにおいて、女子サッカーに引き続き男子サッカーも2敗目を喫し、予選敗退が確定した。その一方、柔道では男子も女子もメダルを獲得し、バドミントンもダブルスで日本から出場した2組ともが初戦を突破し、準々決勝に駒を進めた。
この結果を見る限り、日本人には団体競技という種目そのものが、国民性に合わないのではないかという疑念を抱かざるを得ない。サッカーを見る限り、少なくとも攻撃に関しては、誰も自分で決めようと言う気概を持たず、他の誰かが決めてくれることを期待して、どんなチャンスが巡ってこようとも、誰か他にその責務を果たしてくれる人間がいないかを探し、パスを出すことばかり考える。
誰かが言った。日本チームは追い詰められてからが力を発揮すると。それなら、個人競技で力を発揮するのは当然の事だ。個人競技では、他にその責務を果たしてくれる人間など自分以外にはいないのだから、言ってみれば最初から追い詰められた状態であり、逃げも言い訳も存在しない状態から自分ひとりの力で道を切り開いていかなければならないのだ。それに対して、団体競技はなんと逃げ道の多いことだろうか。
国民気質に合わない競技で日本というチームに期待するのは無理があるのだということに、そろそろ気がついた方がいいだろう。じゃあ、野球はと言うと、そもそも野球は究極的に言えば、ピッチャーとバッターの1対1の勝負であり、やはり、最初から逃げ道など無い競技だと言える。だからこれほど、日本で長きに渡り、人気を博してきたのではないだろうか。とりあえず、サッカーに対する過剰な期待は、オリンピックに限らずワールドカップの予選も含めて、控えた方がいいだろう。

2008/08/09

ディジタル・ディバイド

なぜか私のパソコンは、世間一般からは阻害されているように感じる。今日も久々にFlashPlayerが必要になったので、IEにインストールしようとしたが、なぜかAdobeのサイトにアクセスしても正しくインストールされず、×マークが表示されてしまう。どうやら、ActiveXが期待通りに動作しないことが原因のようだが、色々と調べた結果、QAページの中にあった「スタンドアローンインストーラーのダウンロード」というところでインストール用モジュールを入手することができたので、なんとか解決することができた。
いつもはFirefoxを使うので何も問題は無いのだが、今日はたまたまFirefoxでアクセスしたところ、うまく動作しないので久方ぶりにIEにもFlashを入れようとしたのだが、なぜかActiveXがインストールしようとするところで、何度やってもインストールが終了してしまい、結局、色々と調べまわった挙句に前述のスタンドアローンでインストールするという手段を見つけるに至ったのである。。。。
なぜ、たかがFlashPlayerをインストールするために、ActiveXを使ってまで操作しなければならないのか、どちらかをすぐにでも選択できるように、インストール画面にガイドを設けていないのか。Adobeの対応のお粗末さに憤慨し、疎外感を覚えた猛暑の続く土曜日の昼下がりであった。
同じ症状でお困りの方は、こちらをごらんください。

ヤスってなんだ?

ヤスとは、銛みたいなもののことである。分からないか。辞典を引いてみよう。
「長い柄の先に鋭く尖らせた金属を付けた漁具。先端が幾つかに割れている物が一般的。」
りっぱな雄鹿が
要は海などで魚を獲るために、グサッと突き刺す道具のことで、魚に刺さる以上、当然の事ながら人間や地上の生き物に対してもそれなりの威力を発揮する武器となる。もちろん、当たり所がよければ、いや悪ければ死に至ることも考えられるだろう。そんなヤスがニュースに急に出てきたので何事かと思ったところ、奈良公園の鹿が何者か不届き者にヤスを突き立てられていたと言うのだ。矢鴨ならぬ、ヤス鹿である。
この哀れな鹿は、親切な獣医さんの治療のお陰で元気に山へ、いや公園に帰っていったとのことだが、神の使いだとされる奈良の鹿を、事もあろうにヤスで刺し殺そうとするとは、いったいどこのどいつがやったのだ。その昔、習字の道具を振り回していた人が誤って文鎮を鹿の頭に命中させ、死亡させた結果、死刑になったという都市伝説が奈良では噂に上ることが多い。今回のは明らかな故意であり、犯人は厳罰に処されるべきであろう。既に警察は文化財保護法違反の疑いで捜査を進めているとのことであった。
だが、ニュースの中で、鹿の愛護会事務局長が「無抵抗な鹿を傷つけるなんて」と言っていたのには、声を大にして反論したい。鹿は決して無抵抗な動物などでは無い。鹿せんべいを持って女子供がひとりで公園を散策などしようものなら、あっという間に鹿に取り囲まれ、まるでカツアゲにでも会っているかのごとく、瞬く間に鹿せんべいを巻き上げられてしまうこと請け合いである。それが雄鹿であったなら、角で以って威嚇され、時には刺すぞと言わんばかりに角を押し付けられることもあるのだ。私の従兄弟など、子供の頃に鹿の後ろから撫でた時、驚いた鹿に後ろ足で蹴り飛ばされ、危うく命を落としかねないところであった。無抵抗などトンでもない。観光客の方は弁当を広げる際は、場所をよく考えてからにしよう!(バンビは除く)

2008/08/08

開会式を待たずに

先陣を切って行われた、女子サッカーの予選に続き、男子サッカーの予選が行われたが、共に予選グループで1番与し易いと思われていたニュージーランド、アメリカに対し、女子は引き分け、男子は敗戦と言う、なんとも情けない結果に終わった。
男子サッカーは、どういう根拠があるのかは分からないが、40年振りのメダル獲得を目指すと言っていたが、単なる希望、妄想であった事が露見した。決定力不足などと格好をつけて呼んでいるが、要はゴールを奪うだけの技術も戦術も、果ては気迫も無いと言うだけで、そんなレベルのチームで何がメダル獲得だと罵りたい。はっきり言って日本チームに1番足りないのは技術でも体力でも戦術でもなく、他人の事など気にも掛けず、がむしゃらにゴールを目指す気迫を持った真のフォワードであり、自分よりいい位置の選手がいるからとイタズラにパスを出したり、肝心な場面で失敗を恐れて力んでしまうような、そんなエセフォワードではない。
とにもかくにも、日本のオリンピックは開会式を待たずして、2日で終了した。あとは気楽に一流外国人選手の活躍を楽しむとしよう。

2008/08/07

地震予報、的中せず

世間でまことしやかに噂されていた、8月6日に東京でマグニチュード6.5の直下型大地震が発生するという地震予報だが、年間かなりの回数の有感地震を計測する東京は、この日ついに大地震はおろか僅かにでも揺れることなく、先週発生したタンクローリーの爆発事故さえなかったかのように、静かにその1日を終えた。
誰が言い出したのかは分からないが、結局この地震予報のお陰で、究極的に言えば損をした人間も得をした人間も存在せず、奇しくも日本人が思ったよりも理性的、裏を返せば冷めている事が明らかとなった。これが一昔前の日本のように、国民の中に迷信めいたものを信じる部分が大きい国であれば、それなりの避難騒動や略奪行為が発生していたかもしれない。もっとも、日本人の場合は、理性的なだけではなく、危機感が乏しいと言うのも多分にあるのだろうけど。
まあ、少なくとも大衆娯楽雑誌は、記事のネタがひとつ、無くなった訳だが、そう悲観したものでもない。次は誰がこんな根拠の無い地震予報を出したのか、犯人探しを特集すればよいではないか!

すわ、宮崎

東国原宮崎県知事、水死。
このニュースを見た瞬間、宮崎マンゴーや宮崎地鶏、宮崎牛はいったいどうなってしまうのかと非常に将来を悲観したものだ。
よく見たら、宮崎県知事の選挙戦時のライバルが、遊泳中に水死したとのことであった。やれやれと胸を撫で下ろしたが、ライバル政治業者には、とりあえず哀悼の意を表したい。ふぅ・・・・
追伸:ちなみに私は東国原知事は別に応援などしていない。

2008/08/05

モラルの問題だろ

環境対策の一環で、スーパーのレジ袋を削減する目的で導入が勧められている買い物袋、通称エコバッグだが、万引きに悪用されるケースが増えているらしく、各スーパーでは対策に苦慮しているようである。善良な買い物客が、買い物袋に商品を入れてレジに持ってくる場合もあり、無闇やたらと疑いをかけるわけにもいかない、と言うのが一層、万引き犯の増長を招いている模様である。
これに対して、2chでは「当たり前すぎて涙が出る」「国はきちんと補助しろ」などの意見がでており、マイバッグをさも万引き犯を増加させた悪者と結論付けたいかの如き論調が巻き起こっている、との報道がされていた。
2ch全体が、一体どのような論調になりつつあるのかは、統計をとったわけでも無いため分からないが、マイバッグが普及してきた事で万引きの件数が増加したと言う面は確かにあろう。しかし、1番の問題は、マイバッグを使って万引きを企てようとする、日本国民のモラルの低さであろう。なぜ、僅かなお金をケチるために、マイバッグを隠れ蓑にしてまで、万引きに勤しまなければならないのか。
昔は田舎に行けば、耕作地の側に、だれもいない無人の農作物即売所があって、設置された空き缶に代金を入れては野菜を貰って帰るのが当たり前の光景としてあった。いつから日本では、ここまでモラルが低下してしまったのだろう。少なくともヨーロッパでマイバッグが原因で万引きが増加した等と言う、恥知らずなニュースは耳にしたことがない。愛国心も大事だが、モラルも同時に育ててもらいたいものである。

2008/08/03

日本は所詮、こんなもの

昨日、8月2日に日韓プロリーグによる初めてのオールスター戦、JOMOカップが行われ、Jリーグ選抜チームと韓国Kリーグ選抜チームが対戦し、3-1でKリーグ選抜チームが勝利を納めた。Jリーグ選抜チームはPKをはずすなど決定力に欠き、なんとも不甲斐ない内容で、教科書に竹島の領有権が記載されたことで反日感情を高めている韓国人の嘲りが聞こえてきそうな試合であった。
代表チームの対戦の場合もそうだが、なぜ日本は韓国に勝つことができないのか。それはやはり、メンタル面での強さが足りないということではないのだろうか。韓国チームは、理不尽な反日感情を強く抱いており、日本人を皆殺しにでもするかのような、親の敵を目にするかのような、そんな気迫で以って戦いを挑んでくるが、それに対して日本側はなんとも情けないが、隣の国には負けたくない、程度の気持ちしか持ち合わせておらず、試合を始める前から勝負は決していると言っても過言では無いだろう。
こんな事では、韓国と竹島の奪い合いに発展した場合、例えば韓国と全面戦争が勃発した場合、到底、精神面で及ばない日本軍は、装備で劣る韓国軍の気迫に負けて、あっさりと撃破されてしまうのではないだろうか。もっと強い愛国心を持って、日本を嫌う民族は根絶やしにしてやる、くらいの気概を持ってもらいたいものである。自分の事を嫌いだと言っている人間と、どうして親しく付き合う気になるのか、非常に不思議に感じられる。


■人気のFX取引!信頼の伊藤忠グループ・FXプライム■

2008/08/02

ビッグ3、陥落

アメリカ国内における新車の販売シェアで、史上初めて日本車がビッグ3のシェアを僅かながら上回る事態となった。このところの原油価格高騰はアメリカ国内においても影響を免れることはできず、大型車を中心としたビッグ3の販売台数が落ち込む中、燃費がよいとされる日本車の販売台数が上回った結果、ついにビッグ3のシェアを凌駕するに至ったのだ。

日本車を買おう!
日本のニュースでは、トップ記事級の扱いでそれなりに大きく報道されているが、CNNやNYTimesを見る限りでは、殆ど報道されておらず、どちらかというとGMが1兆円を超える赤字を計上することが大きく報道されているようであった。理由はよくは分からないが、快挙だと思っているのは日本人だけで、当のアメリカ人はあまりたいしたことでは無いと捉えて静観しているのかもしれず、そうだとすればあまり喜ぶのもみっともない観は否めない。
だが、シェアは上回ったものの、問題はビッグ3にせよ日本勢にせよ、ガソリン価格高騰の煽りを受けて全体の販売台数は低迷に向かっており、市場が今後、縮小していく中でどのような経営戦略を進めていくかである。これまではアメリカの景気に先導される形で順調に販売台数を伸ばしてきたものの、どうやら原油価格の高騰とサブプライムローンに端を発した金融不安のダブルパンチで、アメリカ経済が減速どころか下降に向かって進み始めたのは疑いようの無い事実らしく、世界経済により大きな悪影響を与えることが不安視されている。
アメリカがコケた場合、日本も同じくコケる事が予想されるが、その場合、日本はいったいどうなってしまうのだろうか。アメリカはまだ、資源を豊富に有しており、農業生産も大きく自給自足で生きていけるだろうが、日本は資源も無く食料自給率も低く、その上、経済まで麻痺してしまったら、この国はもう、終わりなのではないだろうか。消費税が増税されて、可処分所得はどんどん減少していったとき、国民がそれでも耐え忍んで政府の言いなりに甘んじるのかどうか、ようやく私が長年待ち望んできた、国民に選択を迫る場面が訪れそうである。まあ、政府が再び小手先で誤魔化して、先送りにしてしまうかもしれないけれど。

何をいったい期待しろと

具体性に乏しく、相変わらず口先でお題目を並べただけの福田改造内閣が昨日、発足した。国民の生活主体とし、原油や食料の価格高騰に対応し、景気を上向きに修正していくことが重要だという内容で、福田総理が会見を行っていたが、じゃあ具体的にどういう政策を実行するのかについては全く触れられることが無いまま、会見は終了となってしまった。
原油や食料価格の高騰に対応するため、各種業界に対する補助金を拠出し、景気対策として道路工事を始めとする公共工事を率先して行い、不足する財源を賄うために年金や福祉を拡充すると言う名目で赤字国債を発行し、消費税を増税する、そういうこれまでの自民党政権が歩んできた負のスパイラルをますます加速させるだけなのではないか、具体性に欠ける会見からは、今後の政権運営がこのように進んでいくと感じざるを得ない。
今やるべきなのは、無駄な公共工事を廃止し、公務員改革を断行して天下りの温床となっている、百害あって一利無しの特殊法人を叩き潰し、歳出を大胆に削減しつつ社会保障費などの財源を確保することである。国民の負担を増やす事無く、将来への安心感を持たせる政策こそが今、国民から求められているものなのだ。歳出が増加することが予想されるため、消費税を増税し歳入不足を補おうとは、はっきり言って幼稚園児でも出来る頭の悪い対応でしかなく、これを到底政策と呼ぶことは出来ない。水が不足しているので、もう少し蛇口を大きく開こうという、役人的発想の典型だと言えよう。こんな政権に期待することはひとつたりとて、存在しない。とっとと総選挙を行い、国民の総意を問うべきであろう。

伊丹を廃止しよう!

橋下大阪府知事が伊丹空港を廃止して、関西国際空港に一本化しようと提案したことについて、伊丹空港の周辺自治体からは大反対の声があがり、国交省の冬柴大臣からは「素人だ」とのダメ出しまで食らう始末に陥っている。伊丹空港を廃止すると、一体どのような変化があるのだろうか。
まず、関西圏に全国から訪れる場合だが、伊丹空港を廃止すると新幹線くらいしか、交通手段が思い付かない。関西国際空港は利便性が悪く、まるで東京に行くために成田に着いてしまったかのような錯覚を覚えるだろう。これまでは伊丹空港があったからこそ、飛行機VS新幹線と言う、対決の構図が成り立って来たのだが、それが無くなれば新幹線の独壇場になるのは火を見るよりも明らかであろう。
次に関西圏から飛行機を利用した移動を考えた場合、伊丹と比較してコストが増大することは明らかである。伊丹まで500円程度でアクセスできていた人々が、1000円以上の費用と多大な時間をかけて関西国際空港まで移動しなくてはならないのだ。
ここまでの問題を無視して伊丹空港を廃止した場合、大阪の経済は二度と立ち直れない程のダメージを被るだろう。笑うのは中部地区や九州地区ばかり、やがて大阪は単なる1地方都市に成り下がっていくのだ。
まあ、東京からしてみれば、大阪が凋落しようが関係ない。無駄な税金を使わない事だけ考えてくれたまえ。

2008/08/01

東京駅ラーメン対決

今週、2日続けて東京駅付近で昼食を食べる機会があり、ものは試しとこれまで行ったことがない、八重洲地下街まで足を伸ばして見ることにした。まあ、足を伸ばしてとは言っても、歩いて数分のところで、なにか大それたことをしでかそうと言う訳でもない。
一日目、散々うろうろした挙げ句に、東京まで出掛けておきながら選んだお店は「横濱くじら軒」、この猛暑の中にあって事もあろうにラーメン屋であった。
このくじら軒、名前は聞いたことがあったが今まで一度も食した事が無く、店のイチオシメニューのようにアピールされていた「パーコー麺」なるものを頼んでみた。ラーメンの上に豚肉を揚げたものが乗っているとの事で、かなり期待して口にしてみたのだが、魚介類のダシに脂っこい揚げ物が乗ると、ここまで脂ぎった食べ物になるのかと感心してしまうほどであり、期待は大きく裏切られたのであった。
??日目に訪れたのは、旭川ラーメン、屋号は忘れた。基本的に、私は味噌ラーメン否定論者なので、1日目も前を通り過ぎたのだが、ちょっと敬遠して入らなかったのだ。だが、前日に食したパーコー麺があまりにひどく感じたので、正油や塩もメニューにあったにも関わらず、何を思ったのか野菜味噌ラーメンを注文してしまったのだ。
味噌ラーメンの味は予想通り、味噌スープに麺を入れただけで何の変わりもないものだったのだが、驚かされたのはそのボリュームであった。前日に食したパーコー麺の二倍はあろうかと言うどんぶりに、麺の上にこれでもかと言わんばかりに盛られた野菜がこれを本当に食べきる事が出来るのかと一抹の不安を抱かせる。食べきるにはかなり苦労したものの、なんとか完食。味はともかく、お腹がいっぱいになったのと、野菜をたくさん摂取できた点で、くじら軒と比較するとはるかにマシであった。
結論:駅のラーメン屋に期待した私がバカだった・・・
まあ、ラーメン屋に限った話でもないが。

それ、ありえません

私は実は秘密にしてきたが、ポイントサイトが大好きだ。ちょっと広告を見るだけで、ポイントが貯まって、現金に換えたり商品が貰えたりする、大変、お得感がありワクワクするからだ。ただ、実際にはかけた労力の割には報われない。去年一年間での実績はたったの1万円くらい。バイトする方がよほど効率的と言うものだが、そんなものは関係ない。
そんなポイントサイトのひとつから、本日ポイント獲得を知らせるメールが届いた。
「nullポイント獲得!」
おぃ、システムエラーだよ!ワロタ・・・・

2008/07/31

産業か生活か

ここ最近の燃油価格高騰の影響で、漁業関係者の操業が立ち行かなくなりつつある事態に対して、政府は緊急の支援策を打ち出す方針を固めた模様である。さらに、経団連からも輸送業など燃油価格の影響を受ける業界に対して、政府の支援を求める声が上がってきた。
どうも日本の政治は、産業ばかりを優先し市民の生活を疎かにするキライがあるようで、支援策として出てくるのは、産業界に対する優遇措置であったり、新しい事業を始めたりといった、市民生活には全く直結しない方向にばかり舵を切るようで、生活がどれほど苦しくなろうともお構い無しである。
もっとも、市民にしても景気が悪くなって会社が倒産するよりはマシだという論理に惑わされて、何年経っても何度騙されても、相も変わらずに景気対策と言う名の産業振興策を支持し続ける体たらくである。いい加減に産業と生活は直結しないと言う事に気付いて欲しいものである。その証拠に、ここ数年、景気がよくなり企業の業績が大幅に向上したが、生活は一向に好転しなかったではないか。
ま、何度も言ってきたが、喉元過ぎれば熱さを忘れるありがたいお国柄・・・・

2008/07/30

沖田さんを守ろう!

電車の中で電話していた女性に注意したところ、逆に痴漢をされたと訴えられ20日間も拘置される憂き目を見た沖田光男さん60歳が、女性を相手取って損害賠償を求めて訴えを起こした裁判で、1、2審の棄却を不服として開かれた上告審で、口頭弁論が行われることとなった。
ようやく1、2審の不当判決が覆される可能性が出てきたわけだが、ここまで明らかな痴漢冤罪事件であったにも関わらず、携帯電話の通話を注意されたくらいで、痴漢をされたと訴えるなど考えられない、などと寝惚けた判決を読み上げた裁判官と称する輩のおかげで、沖田さんの名誉を回復するためにこれほどの時間を必要とするとは、果たして日本は本当に法治国家と呼べるのだろうか。
ちなみにこの裁判官は、松本サリン事件の際もトンデモ判決を下したとのことで、岐阜地裁の麻薬判決裁判官に勝るとも劣らない、愚劣な裁判官だと言えよう。こんな裁判官がゴロゴロしている中で、本当にこれから導入される裁判員制度が機能するのか大いに疑問が残る。取り敢えず、沖田さんの名誉が回復されんことを。

2008/07/29

日本の覚悟を知りたい

教科書に(正しくは教材だったかも)竹島の領有権に関して韓国と争っていると言う事実が掲載された事に対して、韓国国内では民族の尊厳を侵すものだとする反日抗議運動が盛り上がっており、それに対して日本国内では、日韓親善の機運に水を差したとの批判が大勢を占めている模様だ。
韓国が日本の領土を奪ったと書いた訳でもない、韓国を追い出して竹島を奪還しろと言った訳でもない、単に今現在、韓国と日本の間には領土に関する認識の違いがあることを書いただけで、なぜここまで韓国からは非難を浴び、国内では自虐的とさえ言えるほど卑屈に接しなければならないのか。
韓国が過剰なまでの反応を示すのは、竹島を不当に占拠していると言う後ろめたさがあるからに他ならず、納得はいかないもののある程度は理解できる行動である。100%、自分たちの領土だと信じているのであれば、日本が過去何十年にも渡って持ち掛けてきた、国際司法裁判所での審判に同意しない理由がないのである。真に韓国の領土であるならば、国際的な枠組みの中で日本をやり込めるまたとないチャンスな訳で、これを利用しない理由は本心では日本の領土であることを理解しているからに他ならない。
それよりも疑問なのは、日本人が竹島を始めとする領土問題を一体どのように考えているのかだ。韓国から理不尽な非難をされれば、それだけでまるで間違った事をした子供のように、ヘコヘコと謝ることしか思い浮かばない。日本人は自国の領土、権利を正当に主張することすらできない、そんな情けない民族に成り下がってしまったのだろうか。韓国とたとえ戦争をしてでも竹島の領有権を守り通すのか、それとも韓国よりも身分の劣る低級な国家として粛々と竹島を差し出して無用な争いを避けては世界からの嘲りを甘受するのか、日本はいま、その選択を迫られているのに政治家はそれを争点に持ち出す事すら出来ない。そんな国は韓国に併合されて未来永劫、朝鮮民族の奴隷としてコキ使われるのが相応しい。

2008/07/27

中国産ウナギ、輸入激減

昨年から大きく取り沙汰されるようになった、中国産食品の安全性に関する不信感を背景に、消費量の6割を超える量が中国からの輸入に頼っているウナギの輸入量が昨年9月から今年4月の間で、6割も減少したことが分かった。輸入量の激減に伴い、中国での生産量も半分に低下したらしく、中国最大のウナギ生産地である福建省福清市では7割もの事業者が廃業に追い込まれる事態となっているようである。

ふんわりやわらか~な国産鰻の蒲焼が送料無料!
もともとの原因は農薬入り餃子を発端とした中国産食品の安全性に関する疑惑であるにも関わらず、中国の生産業者側は、日本のマスコミが不安感を煽ったせいで大打撃を受けたなどとして訴えを起こすことを仄めかしたり、何も日本だけが販売先では無いのだから、これからは日本に輸入することは考え直したいなどと逆切れしてみたり、日本産のウナギと比べて中国産が安いのは不当だとして憤りをぶつけたりと、問題の根底にある安全性の問題を棚上げするかのような発言ばかりが飛び出しており、まったくこの国は安心・安全というものに対する意識が低いのだなぁと考えさせられる。
中国産の食品を国産と同じ値段で輸入しなくてはならなくなるのだとすれば、現在の価格差を背景に伸ばしてきたシェアは当然落ちていくだろうから、青息吐息の国内事業者が勢いを盛り返し、国内全体の景気が向上することが期待できる。できれば中国の事業者にはこのままの強気の姿勢でシェア下落に拍車をかけてもらいたいものである。