2008/07/29

日本の覚悟を知りたい

教科書に(正しくは教材だったかも)竹島の領有権に関して韓国と争っていると言う事実が掲載された事に対して、韓国国内では民族の尊厳を侵すものだとする反日抗議運動が盛り上がっており、それに対して日本国内では、日韓親善の機運に水を差したとの批判が大勢を占めている模様だ。
韓国が日本の領土を奪ったと書いた訳でもない、韓国を追い出して竹島を奪還しろと言った訳でもない、単に今現在、韓国と日本の間には領土に関する認識の違いがあることを書いただけで、なぜここまで韓国からは非難を浴び、国内では自虐的とさえ言えるほど卑屈に接しなければならないのか。
韓国が過剰なまでの反応を示すのは、竹島を不当に占拠していると言う後ろめたさがあるからに他ならず、納得はいかないもののある程度は理解できる行動である。100%、自分たちの領土だと信じているのであれば、日本が過去何十年にも渡って持ち掛けてきた、国際司法裁判所での審判に同意しない理由がないのである。真に韓国の領土であるならば、国際的な枠組みの中で日本をやり込めるまたとないチャンスな訳で、これを利用しない理由は本心では日本の領土であることを理解しているからに他ならない。
それよりも疑問なのは、日本人が竹島を始めとする領土問題を一体どのように考えているのかだ。韓国から理不尽な非難をされれば、それだけでまるで間違った事をした子供のように、ヘコヘコと謝ることしか思い浮かばない。日本人は自国の領土、権利を正当に主張することすらできない、そんな情けない民族に成り下がってしまったのだろうか。韓国とたとえ戦争をしてでも竹島の領有権を守り通すのか、それとも韓国よりも身分の劣る低級な国家として粛々と竹島を差し出して無用な争いを避けては世界からの嘲りを甘受するのか、日本はいま、その選択を迫られているのに政治家はそれを争点に持ち出す事すら出来ない。そんな国は韓国に併合されて未来永劫、朝鮮民族の奴隷としてコキ使われるのが相応しい。

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