2014/11/16

2台持ちで携帯料金を削減しよう


これまで、docomoのXi回線でスマホ(android)を使ってきたが、2年間の月々サポートが終了し、毎月の請求額が5千円以上になってしまったので、どの回線をどう使うのが料金を削減できるのか検討して、乗り換えてみることにした。前提条件としていくつかあるが、主なものは以下のとおり。
・パケット通信は毎月1.5GBくらい
・通話はほとんどしない。基本、受けるだけ
・複数台の端末を持ち歩くのは苦ではない
・平日は都会、週末は田舎のため、広いカバーエリアが必要
・端末の性能はそこそこでよく、SIMフリー格安機で十分
・利用状況の変化を考慮して、契約期間の束縛は避けたい

パケット通信については、いろいろと比較した結果、OCNモバイルoneの毎日70MBを選択(検討していたら、50MBから70MBに拡張された)。これなら、使い過ぎて70MBを超過してしまった場合でも、0時を過ぎればまた使えるようになる。他のタイプは毎月2GBなどのため、使い過ぎてしまった場合、翌月まで待たなければ遅い通信速度にイライラすることが懸念されたため、最終的にはOCNに決定。これが月々900円ほど。

次に通話をどうするかだが、docomoは新しい契約をすると、通話する/しないに関わらず、かならず「かけカケホーダイ&パケあえる」に入らされてしまうので却下。契約期間の束縛をしない場合、4200円もしてしまう。まったく通話しない人間の事を考慮していない料金設定としか思えない。Softbankは端末代金が月々1000円もかかる上、通話し放題プランしかなく、月々3600円もしてしまうので却下。auを見ると、基本料金750円で、契約期間もなし、端末代金も月々割引で実質無料なので、GRANTINAという、所謂ガラケーを選択。

これで月々の支払いが2000円弱になり、およそ3000円、年間36千円の削減に成功!

ちなみに、auはパケ放題ではないが、Webで請求書を見るためには、au IDを取得する必要がある。これを携帯端末から行うと、パケット代がかかってしまうので、以下のURLにPCなどからアクセスして、au IDを取得。

https://connect.auone.jp/net/vw/cca_eu_net/cca?ID=ENET0250

ここで登録すると、携帯端末にSMSでURLが送られてくるので、そこでパスワードを登録すればよい。ただし、ここで携帯でアクセスしてしまうと、パケット代がかかってしまうので、PCなどパケット代がかからない方法でアクセスする必要がある。設定するためだけに、なぜパケット代を請求されてしまうのかは納得いかないが、きちんとPCなどで登録できる仕組みを公開してもらいたいものだ。

2014/09/18

スコットランドの独立は実現するのか

9月18日、スコットランドでは英国からの独立に向けた住民投票が実施されるが、その結果に世界が注目している。とりわけ、欧州委員会、要するにEUの首脳は、スコットランドが独立した場合もEUに留まる意向を示している事にたいして、再度の加盟申請が必要になるとの見解を示し、EUへの加盟状態を継続するのは困難だと述べている模様。もし、EUの経済圏から切り離されてしまうと、どうなるのか、これまでに実例が無いので難しいが、おそらく経済的には厳しい立場に追いやられることになるのではなかろうか。英国という大きな国の1地方として存在してきたスコットランドが独立するのが是か非かはともかく、厳しい船出になることは間違いないだろう。

英国の一部であるスコットランドが独立するのは、その地域だけの問題ではなく、例えばウクライナからの独立を宣言したクリミアや、中国とは異なる政府が存在するにも関わらず、国家としては承認されていない台湾はどうなるのか、という問題にも繋がってくる。個人的にはそこに住んでいる人間が独立を望むのであれば、それは認めるべきではないのかと思うのだが、その独立運動が他国の扇動によって起きているのであれば、話は別である。ウクライナの場合はまさしく、ロシアの暗躍によってなし崩し的に決められた独立だし、スコットランドにしても、何の情報も無いが、英国に敵対する国々が影響を与えている可能性は考えられる。

日本にしても、米軍基地に反対を続ける沖縄の人々が、日本からの独立を口にすることもある。沖縄が独立した場合、日本だけの影響にとどまらず、東アジア全体の安全保障に大きな影響があることを考えると、なんらかの影響が中国なり韓国なりから与えられていると考えるのが妥当であろう。沖縄から米軍が撤退するだけで大きなインパクトがあるが、日本から沖縄が独立した場合、たいした軍備もなく後ろ盾も無い琉球王国は、瞬く間に中国の影響下に収められてしまうであろう。当然、そういう思惑も考慮した上で、沖縄の独立運動に対応するべきであるが、スコットランドの独立で、沖縄独立の気運が高まってきた場合、果たして日本政府はうまく事を納める力があるのか、非常に不安ではある。

なにはともあれ、今日の住民投票の結果は、注視したいものである。

2014/08/24

デートの定番がマクドナルドっていつの時代だよ

バズプラスを見ていると、いろいろな記事の中で、『【女子激怒】マクドナルドデートを台無しにするダメ男7つの行動パターン』というのが気になり、最近の若者の話なのかと思いながら読んでみたのだが、出だしから突っ込みどころ満載で、笑えばいいのか呆れればいいのか、ほとほと困り果ててしまう内容であった。

まず、デートの定番といえば「マクドナルドです!」と言うのが、いったい、この記事を書いた人はいくつなのかと思ってしまう。昭和50年代とかであればまだしも、今時の風潮だと、「デートでマクドナルドに連れて行くなんて!(怒)」という方ではないのか。まあ、世代によっては、マクドナルドくらいが関の山という場合もあるだろうから、そこはまあ容赦しよう。しかし、突っ込みどころはそれにとどまらない。

最初のパターンは、注文するときに「炭酸飲料」を選択する男、ときた。炭酸を飲むとゲップが出るので、雰囲気が台無しになってしまうのだそうだ。そのくらいでダメになるのであれば、そもそもその程度の関係なのだろうし、女だって炭酸が好きな人は多いだろうに、何を一方的に決め付ける必要があるのだ。だいたい「ゲップが顔にかかって気持ち悪くてすぐに別れた(30歳販売業)」って、30歳にもなってお前は生娘かよ!と突っ込んでみる。

次は財布からヨレヨレになったクーポンを出す男で、数十円のためにムニャムニャと言うが、そもそも支払うのは男と決め付けているようなご様子。いまどき、デートの支払いは男が!というようなカップルが、どれほどいるのか怪しいところだが、節約を心がけるいい男だと思いこそすれ、何がだめなのだ。だいたい、財布に入れてあるのにヨレヨレって、普通に考えれば利用期限が過ぎていて使えないだろうと思う。

サイドメニューを注文しない男もダメなのだそうだ。セットメニューを注文するのは創造性が無いが、店員が勧めるままにサイドメニューを注文する事の、どこが創造的なのかと考えてしまう。だいたい、メニューから選択するだけのどこに創造的な活動が含まれているのか、教えていただきたいほどである。店に提示されているセットじゃなく、自分で組み合わせて割引を交渉しろ、と言うなら、分からなくもないのだが。

テーブル席に座るのもダメなのだとか。カウンターは広くていいと言うが、広く使いたいならテーブル席をくっつけて使えばいいだけの話だろう。だいたい、カウンターに座ると、隣に座る他人がよほど気になってしまうのではないのか。テーブル席だと丸見えだからいちゃいちゃできないって、カウンターだって丸見えだよ!そもそも「テーブル席だとチューできない!」と言っているのが39歳のOLって、お前は39歳にもなってマクドナルドでイチャイチャしたいのかと聞いてみたい。普通、マクドナルド自体、そんな歳になったらデートで行かないだろ!

とまあ、他にも突っ込みどころ満載すぎて、この記事を書いた記者や調査に協力した女達(11人ぽっちらしいが)の、程度が知れてしまうと言えばいいのか。「本当、ダメな男子って沢山いるんですね」と締めているが、ダメなのは自分達だと気付いた方がいい。

2014/08/13

万引き犯なんか、本気で捜査すると思ってるのか

東京都中野区にある、まんだらけというオタク向けの(失礼)販売店が、25万円もする鉄人28号の模型を万引きされたとし、防犯カメラに写っていた顔写真を公開すると息巻いていたが、警察からの「捜査に支障がでる」という訳の分からない要請により、公開を見送る事となった。表向きは「警察の力を信じてお任せする」とコメントを出しているが、おそらく裏で、公開した場合は名誉毀損で訴えられる可能性があるとか、肖像権を侵害するとか、挙句の果てに公務執行妨害に問われるとか、さまざまな脅しとも取れる圧力の結果、公開を断念したのであろうと邪推する。ほんとかどうかは当事者しか分からないのだろうけど。

しかし、警察の力を信じるといっても、たかが、と言うと語弊があるが、万引きくらいで警察が本気で捜査してくれると信じている市民など、日本には一人もいないだろう。盗まれた自転車だって出てこないし、人が行方不明になっても、死者が出るまでは何も動いてくれない印象がある。場合によっては、人が死んでいても、だけど。一例として、以下のような事件もある。

兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、 主犯格とされる角田美代子元被告(64)=昨年12月に自殺=らに離散を強いられた高松市の一家の父親、谷本明さん(61)が 2度にわたり、美代子元被告をめぐるトラブルを兵庫県警尼崎東署に相談していたことが22日、分かった。
県警には美代子元被告らをめぐって約10件の相談や通報があったが同署は捜査しておらず、県警は谷本さんらに当時の対応に関する検証結果の報告を始めており、近く公表する。
谷本さんらによると、美代子元被告らは平成15年2月ごろから半年間、谷本さん宅に居座り、家族間での暴力を強要。遺体で見つかった長女の仲島茉(ま)莉(り)子さん=当時(26)=らを尼崎市内に連れ去った。 谷本さんは16年2月ごろ、尼崎東署から「谷本さん名義の車が放置されている」と連絡を受け、同署を訪問。美代子元被告の義理のいとこ、李正則被告(38)=殺人罪などで起訴=に盗まれたと被害を訴えたが、署員は「身内の話」と対応しなかった。

同年9月には再び同署を訪れ、美代子元被告の自宅マンション名を伝えて「娘らを捜してほしい」と訴えたが、「まず仕事が必要」と職業安定所を紹介されただけだったという。谷本さんは産経新聞の取材に「茉莉ちゃんらは帰ってこない。警察が動いてくれたら2人は助かったかもしれない」と話した。

谷本さん一家をめぐっては、茉莉子さんの友人が18年に県警明石署に相談をしていたが、対応されていなかった。
こんな対応しかしてくれない警察が、たかが25万円の鉄人28号が盗まれたくらいで、本気で捜査してくれるなんて信じる人がどれほどいるのか、アンケートでも取ってみたいほどである。逆に、防犯カメラがあっても、顔写真を公開されることは無いのだから、気にせず犯行に及ぼうという犯罪予備軍を勢いづかせるだけなのではないのか、と大いに危惧する次第である。そもそも、被害届を受理すらしないってどういう事なのと思うかもしれないが、被害届なんて出したって無意味だから出すな、という応対をする窓口の話だってよく耳にする。そんな警察がなぜ、対応してくれないのかというのを解説した記事があったので、今後の参考にしてもらいたい。(誰が書いたのか特定できなかったので、不都合がある場合はご連絡ください)

警察が被害届を受理しない理由と、裁判所で結構珍妙な判決が出やすい理由ってのは、どちらも共通点として、日常業務が犯罪者と接しておかしな言い分を日常的に意識にすり込んでるからだといえる。
尚の事、警察ってのは犯罪者とつながりを持つ場合ってのも多々あって、俺も事件に巻き込まれた時に、加害者側の関係者(ヤクザ)から警察になにがしかの「挨拶」あったようで、被害をもみ消されたことがあるね。(当然、そのままじゃ済まさないけど。)

で、スレの中や一般世間で「こういう時こそ弁護士だろ」って人は多いけど、それは何回も書いてるけど、通用しないから。
そもそも、壊滅的なと言っていいくらい被害被ったときは、体が動かないとか、金がもう全くないところまでやられたとか、そこまで追い込まれるのが普通なのであって、そこまでになって「さぁ弁護士」と言ってもそれは無理なわけだ。
それに、弁護士の方も基本的には刑事として事件を扱うってのは忌避したがってるわけで、普段から繋がりがあるならともかく、無い一般人には弁護士を選任する時点で割りと難しかったりする。

そして、そこまで苦労して弁護士を決めてきても、今度は警察がまた動かないとかも普通にある。
じゃぁどうすればいいかと言ったら、結局は有力者や議員の力を借りるしかないわけで、普段から自分が応援する候補者の手伝いや近所付き合いを疎かにしないほうがいいってことだ。

とにかく、警察は被害届を受理しない。告訴も受理しない。それは、日常的に犯罪者と付き合ってきて、彼らに同情しちゃうような感情を持っちゃってることもあるし、人間的なつながりがあることも多々あるからなんだわ。
「あーコイツ、窃盗で捕まったけど、家中盗品だらけだろうなぁ。でもこんな可哀想な育ちだったらあるわなぁ・・・・」とか思ってるわけよ。
その筋の者から電話がかかってきて、「顔立てといて今度何かで協力してもらおう」とかいう繋がりもあるわけだ。
それを超えるモチベーションを提供しない限りは、絶対に動かないよ。

結論:犯罪者の顔は立てるけど、一般人は舐めている それが警察。
世も末だ。

2014/05/18

登山と犬

最初に言うが、私は登山が嫌いだ。別に自然は好きだし、野原を走り回ったり、キャンプに行ったり、海や川で水と戯れたり、畑を耕すのも厭わないし、汚れるのもドンと来いだ。しかし、登山となれば話は別。いつまでも変わらない景色を眺めながらひたすら坂道を登り続けて、山の上に着いたところで別に何かを得られるわけでも、ご褒美があるわけでもない。かといって、ここまで登った、この景色を見られた、なんと素晴らしい事だ、などと感じるほど無邪気な心でいるはずもなく、こんなに苦労して登った挙句が結局、ただ登ってきた道を降りるだけなのかと虚無感に襲われるのみ。何が愉しいのか一向に分からない。

そんな私にこれまで、登山家を称する友人が散々、登山の素晴らしさを説いては、私の(彼らに言わせれば)誤解を解こうとしてきたが、すべてその企みは、私の「それがなに?」発言で打ち砕かれてきた。ある種、芸術の素晴らしさを理解できない人に、どうやればその芸術の素晴らしさを理解させられるのか、という命題に近いものがあるが、芸術には端的にその価値を理解させる方法があるので、比較としては妥当ではない。要約すると、登山というのは、やっている本人にしか理解できない価値を持つ、極めて自己満足的な趣味以外の何ものでもない、という事だ。(そうでない、というのであれば、普遍的な価値に置き換えて説明してもらいたいものだ)

さて、そんな私だが、愛犬家という側面もあり、登山はしないが森を一緒に散歩してみようかと色々と調べていた結果、犬連れ登山を非難するサイトで、どれほど犬を連れて山に入るのがいけない事なのかをまとめたサイトを発見した。その名も、「犬連れ登山を考える」。ここは、犬を連れて山に入ることで、どれほどの環境破壊が懸念されるのかを、犬を連れて山に入ることを止めさせるために、説明しているサイトである。

ここの説明によると、犬は人間と違って、ジステンバー菌を保有している可能性があるので、重大な影響を及ぼす可能性があるので、山に連れて来るのは、環境保護のために避けるべきだとしている。一方、人間はジステンバー菌は感染しないので、登山することには何ら問題はないのだそうだ。確かに、犬が保有するかもしれないジステンバー菌は、ひとつの脅威かもしれないが、だからと言って、人間がジステンバー菌を持たない事が山に入ってよいことの理由にはならない。自然環境を保護することが目的だとするのであれば、犬も人間も等しく、登山を含めた保護すべき自然環境に近付くことを禁止すべき、と言うのであれば、理解できる。ジステンバー菌だけをあげつらって、人間よりも犬の方がはるかにリスクが高いと言うが、それなら、人間の方がリスクが低い理由をきちんと証明するべきであろう。(ちなみに、科学的な説明は一切ない)

それが証明できないのに、犬を連れてくることを非難して避けるべきというなら、等しく人間も登山を禁止するべきで、そういう主張をするのであれば理解できるし納得もしよう。あくまで、犬「だけ」が特別、登山を禁止すべき存在だというのなら、その根拠を数値なりで科学的に示すべきだし、街を散歩する犬までを非難の対象にするのであれば、数千年来の相棒として暮らしてきた、愛すべき犬達を、虐殺してまで野生動物を守るのか、という議論に最終的には行き着くと思われる。そこまでの事は求めていないと言うかもしれないが、都会に住む狸を話題に上げて犬を非難している以上、そういったことまで視野に入れた上で議論すべきであろう。

この著者は、『「環境に影響がある=立ち入り・持ち込み禁止」と「環境に影響がない=立ち入り・持ち込みOK」という、どちらか一方の答えしか頭にない二分法バカが多い』と述べているが、二分法バカというなら、それこそ、犬を自然環境に持ち込む無頓着な人間と、犬の影響で死に瀕する野生動物を守る自然愛好家の二分法と言わざるを得ない。環境への影響が少ない=人間は山に立ち入ってもよい、と言っている著者の意見と真っ向から対立する、極めて的外れな論拠と言えよう。

と、これまで散々、山に愛犬を連れて行くことを禁止すべきという主張に対して批判を連ねてみたが、少なくとも私は登山に犬を連れて行くことなどありえない。山に入ったら、熊が出てくるかもしれないし、マムシが出てくるかもしれない。山道を歩いていたら、おかしな自生の植物に触れて、炎症を起こすかもしれないし、毛にゴミなどがついて大変なことになってしまうかもしれない。そもそも、誰が好き好んで、苦しい思いをしても何も得られず、犬を連れているだけで罵倒してくるような輩がいるような無法地帯に、わざわざ出向くと言うのか。

それにしても、こういう、自分達が行っているのは自然環境のためで、そのためには愛犬家達は自粛すべきたという、他人の権利は抑止するが自分達の権利は守ろうという輩には反吐が出る。もしも万が一、犬が全面的に登山禁止とされるなら、人間も含めて登山を禁止すべきであろう。そういわれて、人間だけは登山しても問題ないと言う人間が自然保護を謳うのはまやかしだし、真の自然保護家であれば、当然、人間が登山することを禁止することにも賛同するべきであろう。と言いつつ、私自身は、自然環境はこれまで、人間の影響など及びもつかないような影響を受けながら数億年以上も過ごしてきた訳で、人間や犬の影響もそのひとつだと考えれば、それこそが自然なのではないか、とも思う。

いずれにせよ、はっきり言えることはひとつ。登山は悪趣味だ。

2014/05/12

ウクライナは明日の日本か

ウクライナで、親ロシアによる独立の是非を問う選挙が行われたが、どうやらウクライナは、移民を多数受け入れてきた結果、他国の意見を受け入れやすい体質になっていたようだ。要するに、ロシアからの移民が大半を占めていれば、ロシアがこうしたい、こうした方がいい、こうすべき、そういう意見を出せば、それに従う人民が大半を占めてきていた、という背景がある、ということか。

対して日本は、これまでは大規模な移民の受け入れは行っていないが、国家的な在日朝鮮人に対する優遇政策の賜物か、朝鮮人による反日的な活動の成果か、韓国や中国に対して批判的な行動を起こすと、直ちに民族差別主義者としてレイシストと罵る風潮が植えつけられてしまった。韓国や中国で反日デモが起きれば、政府の対応が悪いと日本政府を非難するマスコミが、お台場や大久保で反韓国デモをするとレイシストと言って非難する始末。いったい、どこの国の報道機関なのかと思うが、これが日本人が選択してきた結果なのだと思うと、情けなくて涙が出てくる。

この上、中国人や韓国人といった、反日教育を受けて、日本人相手には犯罪を起こしても許されると考える人間を大量に受け入れる移民政策を推し進めるのであれば、安部政権は民主党政権以上の売国政策政権と言わざるを得ない。菅官房長官をして、まさかそんなことを考えているとは思いたくないが、実際、どうなるのかは予断を許さない状況である。もしも、額面どおりに移民の受け入れを推し進めるのであれば、遺憾どころの話ではなく、反政府デモでも始めなくてはならないのではないかと思うほどの暴挙と言えよう。熟考されたし。

2014/05/11

福島の真実はどこにあるのか

美味しんぼに掲載された、福島の真実編という副題の掲載内容に福島県を初めとして、風評被害を助長するという抗議が相次いでいる。掲載の中で、主人公や前双葉町長などが、鼻血が出る、疲労感がある、として、被爆が原因ではないのかと疑問を呈するような発言をしており、これに対して、このような事実はない、と二葉町や福島県が抗議をしている、という構図である。しかし、確かに一般のマスコミの報道では、そういった問題が発生しているという事はいっさい、聞いた事がないが、だからと言って、そんな事実は無いと言えるほど、マスコミの報道を信用していない、というのもまた事実である。いったい、福島の真実はどちらが正しいことを言っているのか。

方や、福島県を始めとした現地住民側の情報だが、確かに現地の人間が言っているのだから、それが一番真実なのではという見方もある一方、実際にそういった影響が出ていた場合、風評被害どころではない、本当の情報に基づく打撃を受けてしまう産業面の影響を考えると、事実を隠蔽することによって得られるメリットを完全には否定できない。一方の掲載者側だが、真実でないことに基づいた情報発信によって風評被害を引き起こしたとなれば社会的責任を免れえず、そう考えると取材に偏りがあったかは定かではないものの、一定の事実はあるのではないのか、とも考えられる。しかし、こうやって抗議によって注目度が高まることによる露出アップの効果を考えると、何らかの思惑を持っているのではないのか、という不信感も否定しきれない。

結局、現状ではどちらも科学的な根拠に乏しいことを言い合っているに過ぎず、なんらかの根拠を示してもらわなければ、小保方さんじゃあるまいし、おいそれと信用する訳には行かないといったところである。ちなみに、平成23年度以降、毎年実施されている、福島県での甲状腺検査の状況で、25年度は途中経過までしか集計されていないが、甲状腺にしこりがある(要は放射線の影響で増加しているのかどうか)と診断された人の割合は、1.2%から変動しておらず、放射線の影響によって徐々に増えているとか、そういう状況では無いことが分かっている。ただし、もちろんの事だが、結果が政府や自治体によって捏造されているのでなければ、という前提はある。受診する人数は年々、大幅に増加しているにも関わらず、3年もの間、比率が一切変動が無いのは、本当に正しい結果なのだろうか。

ちなみに、鼻血の件について、そんな事実は無いと抗議しているが、双葉町復興まちづくり委員会の議事録で、委員の一人である高野氏が、鼻血が出て、県や国に連絡しても一切、取り合ってくれなかった、という発言をしているのが記録に残っている。これはいったいどういう事なのだろうか。いずれ、真実が明かされる日が来ることを信じたい。
双葉町復興まちづくり委員会議事録

2014/03/15

検証は不可能だと言うけれど

3月13日の参院内閣委員会で菅官房長官が、元慰安婦と称する輩に対する聞き取り調査の信憑性について「非公開を約束しているため、検証は不可能」という考えを明らかにし、韓国側とのすり合わせについてのみ、検証を進めることが分かった。これまでの発言からすると、果てしなくトーンダウンしており、ここにきてアメリカや韓国からの圧力に屈して検証・見直しを断念せざるを得ない状態まで追い込まれた事が明確になった。

裏付けが行われていなかった事は明らかで、韓国側の一方的な非難であるにも関わらず、それに対して反論することさえ出来ないとは、なんと安部政権は情けないのだろうか。非人道的な行為を行ったと、謂れの無い誹謗中傷に晒されている日本の尊厳を、こんな政府で守ることができるのか、甚だ疑問である。菅官房長官、ひいては安部総理大臣は、もっと日本を防衛することを真剣に考えていただきたい。

アメリカでは、韓国のでっち上げによって、従軍慰安婦という性奴隷を強制的に作り上げた民族として、現地の日本人は虐待を受ける事態にまで陥っていると聞く。これに対して、なんら救済しようとしないアメリカに対しても、もっと強く非難するべきであり、同盟国を蔑ろにするような態度を取り続けるオバマ政権に強硬に抗議をするべきであろう。

前回も同様の事を述べているが、改めて言おう。日本としては、河野談話について見直しも検証も、はっきり言ってしまえば必要はなく、こう言えばいいのだ。

「第二次大戦時は戦地での売春行為を許容するなど、現代では人権問題として扱われるような事が多々あったが、その反省を踏まえて日本では人権に対する取り組みを強く推し進めている。これは他国の取り組みなどとも同一であり、今後も継続していく必要がある。しかし、韓国が言うような、日本軍があたかも略取した女性を性奴隷として強制的に従事させていたような事実はなく、あくまで朝鮮人売春斡旋業者が集めてきた売春婦が戦地で売春宿を経営していた、というのが大半の実態である。そもそも、日韓基本条約で北朝鮮への補償も含めた多額の資金を提供し、戦時の問題は全て解決済みであるにも関わらず、慰安婦・性奴隷という捏造した内容で日本への非難を続ける韓国政府に対しては、断固として抗議を行う。」

極めて正論だ、と思う。

2014/03/04

すべて言い方の問題だが、言い方が問題だ。

従軍慰安婦というものが、旧日本軍の戦地にいた、それは事実だろう。もっとも、そんなものがいるはずがない、あるいは、いたとしたら、どうやって生きることができていたのか、そういう場所で従軍慰安婦として働いていた、と主張する女性もいるかもしれない。そういう女性が本当にそこで働いていたのかどうかは、過去の事実を調べる事でしか明らかにはできないし、調べもしないで、あるいは何の証拠もなく、あった、なかった、というのは、まったくナンセンスな事であろう。

こういった従軍慰安婦の問題で、日本が韓国朝鮮の女性を強制的に拉致しては性奴隷として働かせていた、日本はなんと酷い国なのだ、そういう論調が韓国を中心に、反日国家のプロパガンダとして喧伝されることが増えている。それに対して、これまで、「そういう事はなかった」「強制性はなかった」と否定することから反論してきた結果、日本は人権に対して消極的な国だと世界から目される、いわば外交的な敗北に追い込まれてしまった。日本が主張することが事実であるにもかかわらず、だ。

これまで、反論が功を奏してこなかったのは、まず、相手のいう事を否定する事から始めたからではないのか。相手は、人権を振りかざして、錦の御旗のように、これに反論することは人権を蹂躙し蔑ろにすることだと声高に叫んでは日本を非難してくる。これに対して真っ向から反論することは、人権を軽視していると言って、逆に日本を貶めるために使われるのは、これまでの実績が物語っている。事実を言うにも言い方があるということだ。

まず、過去の戦争において、そういう、従軍慰安婦という、戦地での職業売春婦が存在していたことを認めて、現代ではそういったことは許されないことであり、そういうものを作り出そうとする企てに対して、国家として毅然として立ち向かうことをアピールすべきであろう。また、そういう売春婦が生まれる背景には経済的な問題が大きく影響しており、例えば先進国アメリカの大都会であるニューヨークですら、売春婦が夜になれば跋扈している状況を例にあげて、そういう状況を改善していかなければならないのだ、ということを声を大にして訴えるべきであろう。その上で、戦争中の日本軍のそばにも、そういった生活のために売春婦として働く女性が数多くいたことを認めて、そういうことを繰り返さないために、日本が女性の権利向上のために、これまで取り組んできた実績をアピールしていけばよい。

それに対して、日本によって強制的に慰安婦として性奴隷として働かされた、許しがたい、そういう人間が出てきた時には、売春婦として働かれていたことは大変、ご苦労されたのでしょう、でも、その分の対価はきちんと支払われていた、もしくは、売春宿を経営していた朝鮮人売春宿経営者に搾取されていた、そういう事実を淡々と説明することで、決して日本は女性を性奴隷として強制的に働かせるような国ではないのだ、ということを説明していくべきなのであろう。売春婦という存在がいた、ということを、汚らわしい過去だとして蓋をしようとする事自体が、日本が世界から貶められる隙を作っているのだと、日本人は理解すべきで、それは世界的に見て、当時は一般的なことであったのだと、しかし、現代ではもはや放置してよい問題では無いのだと、積極的に解決に向けた姿勢を示すことで、日本を貶める企みを挫いていくべきなのであろう。

2014/02/23

東京オリンピックに向けて日本の交通は本当に大丈夫か

2020年に開催が予定されている東京オリンピックに向けて、色々と準備を進める中、東京五輪委員長である元総理・森喜朗氏の失言?迷言?に批判が集まるなど、かなりどうでもよい(いや、責任をどうする、とか、この人でいいのか、というのは別として)事に話題が集中しているように感じる。そんな事よりも、もっと心配しなければならないのは、周辺も含めた東京の交通事情である。オリンピックを開催するとなれば、今でさえ、キャパシティをオーバーしている東京近郊の交通機関や道路は、増加する利用者でパンクすること必至であろう。

現在、東京外環道を練馬から東名まで接続する工事を進めており、2020年までに間に合わせるとしている。また、第二東名の延長や神奈川に目を転じれば国道16号と246号の立体交差事業(いわゆる町田立体)など、整備が進んでおり、問題は緩和されるのかとも思われる。しかし、東京外環道が完成したとしても、玉川から用賀までの環状八号の渋滞は解消する見込みはないし、町田立体では東名に流れ込む車列の渋滞は既に顕在化しており、立体事業が完了しても渋滞が緩和できるかは未知数である。第二東名にしても、横浜から東京までの間はどうなるのか、という課題は残ったままであろう。公共交通機関にしても、東京から羽田までのキャパシティは限界に近く、JRが検討した新線の引き込みも物理的な条件から難しい。

このままでは、東京オリンピックどころの話ではなく、海外からの訪問者を制限したり、都内への流入を規制するなど、マイナス方向での施策を打つ必要が出てくる可能性がある。無駄な公共投資は当然、抑制しなくてはならないが、必要なものを削減するのは、近い将来の課題に目を瞑っているだけで、なんの解決ももたらさない。地方は道路がないから人が来ない、と声を上げては高速道路の整備だ、新幹線の新駅だと騒ぎ立てるが、渋滞も発生していないところに高速道路や新幹線を通したところで、人口や産業の流出にしか利用されないことはこれまでの実績が物語っている。そんな無駄な投資はやめて、まずは東京に重点投資を行い、発生しているロスをなくす事を優先するべきであろう。東京がスムーズに動くことで、そこで産まれた余剰が、地方に分配されることで、日本全体が活性化していく、そういうビジョンを描ける政治家の登場を期待したい。

また、キャパシティの問題とは別に、このところ、立て続けに信頼性の問題も顕在化している。東急東横線の列車衝突に伴う、長時間の運行停止があったかと思えば、先週末には京浜東北線で工事用車両に回送列車が衝突するという事故が発生しており、月曜からの通勤時間帯への影響が懸念される事態となっている。雪の影響や人為的ミスに起因しており、鉄道そのものに問題が確認されている訳ではないが、利用者にとっては信頼性の低下以外の何ものでもなく、今後の再発防止が急がれている。キャパシティの向上を急ぐ余り、こういった安全面への配慮が低下するのは論外であり、鉄道事業者においては、より一層の信頼性・安全性の向上に、取り組んでいただきたい。

2014/02/17

「慰安婦像」焼香の米下院委員長が来日

2月17日午前、日本の岸田外相は来日中の米下院ロイス外交委員長と会談した。ロイス氏は会談で、大詰めを迎えているTPP交渉を含めて「日米がウインウインの関係を作りたい」と強調。岸田氏も「日本外交の基軸は日米同盟であり、今後あらゆるレベルで関係を深めたい」と応じたそうである。

いったい、日本の政治家や外務省の官僚どもは、何をやっているのかと問いたい。ロイス外交委員長は、米国に設置された、韓国が一方的に主張する、強制的に慰安婦として働かせられたと称する、職業売春婦の像に対して、韓国に同調して日本を非難し、日本による賠償を求める韓国の主張に従って、焼香を行ってきた、いわば反日捏造国家の片棒を担ごうとする、反日親韓米政治家の急先鋒と言っても過言ではない。そのような人物と会談しておきながら、ロイス氏の考えや行動に対して、なんら抗議も日本の主張も述べることなく、相手の言葉に同調するような受け答えだけで済ませてしまっては、日本国が韓国の非難と反日米政治家の主張を暗に認めたと取られても、仕方ないのではないのか。

日本の主張に反することについては、それが相手の考えに反する事であろうが、たいした事ではないと思われようが、正しく反論すべきことは反論し、主張すべきことは主張する、そういう行動のひとつひとつが、今の韓国による国家ぐるみの捏造と反日扇動を招いていると、なぜ分からないのか。こんな人間が国家の代表を名乗り、エリートを称して日本を動かそうとは、片腹痛い。安部総理も、どういう人物が大臣の席に座っているのかを、改めて見直した方がいいのではないのか。情けない。

2014/02/11

ピザハットの嘘

今日から3日間はハットの日で、お持ち帰りなら何種類かのピザが半額になります!という広告に釣られて、ピザハットオンラインにアクセス。

プルコギとかはちょっと重いが、チーズ&チーズ?とかいうのは美味しそうwwwと思い、Mサイズなら定価が950円なので、とりあえず何も考えずにカートに投入。さぁ、半額の475円でGET!と思いきや、なにやら注意喚起の赤い文字が。

「最低お持ち帰り価格に達していません」

なんだそれ。いくらになったら持ち帰れるとか、意味がわからない。配達するなら分かるけど、わざわざ店まで取りに行くにもかかわらず、ある金額までは持ち帰れないというのか?ふざけるな。しかもどこにもいくらになったら持ち帰れるとか表示されてない。

色々調べた結果、配達は1400円から、持ち帰りは800円からだと判明。配達の金額制限は分かるけど、なぜ持ち帰りに制限があるのだ。百均に行ったら五品以上からの購入になりますとか、有り得ないだろ。そんな消費者の利益に反するような制限があるのなら、ホームページのトップに大きく表示しろというのだ。とりあえず、カートを開いていたブラウザをそっと閉じた。

2014/02/10

良くも悪くも田母神さんは60万票

2/9に投開票が行われた東京都知事選は、大方の予想通りに自民公明の支援を受けた舛添要一が200万票を超える得票で、他の候補者に倍以上の大差をつけての圧勝となった。舛添氏のどこに期待したのかが分からないが、兎にも角にも都民の選択の結果なので素直に受け入れたい。

一方、ネット上では絶大な支持を受けていた田母神俊雄は得票数が60万票あまりと、一部の予想に反してまるでふるわなかった。いわゆるネトウヨの力を見せつける!とネット上では豪語する書き込みが散見されたが、国民に占める割合としては大して高くないか、あるいはネットでしか過激な発言が出来ない、ヘタレの集団であることを露呈した格好だ。

まあ、これで田母神さんがトップ当選してしまうようでは、日本国民は総右翼と言っても過言と言えないほどの右傾化とみなされること必至で、そういう意味では良くも悪くも冷静な結果だともいえよう。もっとも、金を持ってるジジババから取ればいいと主張していた舛添氏が福祉を掲げて当選とは、都民は一体何を見ていたのかと甚だ疑問ではあるのだが。

2014/02/07

日本の電機業界は再起動できるのか

ソニーがVAIO事業の売却を発表し、PC事業からの撤退を決断したと報道されている。今後、スマホ、タブレットに注力していくというが、果たしてこの選択は正しかったのか。さらに、米国では電子書籍事業からも撤退し、既存ユーザーは楽天傘下のkoboへの移行を進めるという。このチグハグさはなんなのか。

先進国ではスマホ、タブレットは既に普及しきって飽和状態で、今後は大きな販売台数の伸びは見込めないし、途上国向けには格安の製品がシェアを取っていくことを考えると、もはやスマホ、タブレット単体で利益をあげる事は難しいだろう。

そのため、アプリやコンテンツ販売を中心とした付加価値の部分で儲けて行くしか無いと思うのだが、ソニーは一体どこに向かおうとしているのか。もっとも、これはソニーに限った話ではなく、白物家電やテレビ事業の見直しを進めている日本の電機業界全体に言える話だ。

白物家電やテレビ事業は中国を筆頭に格安の製品に追いやられ、コンピュータ事業もAmazonなどのクラウドに攻められ、スマホ、タブレットにしても、Apple、Samsungの後塵を拝している状況で、今年度の決算が良かったからといって、何が復活だと言うのか。

スマホ、タブレットの次にくるトレンドを生み出し、市場を席巻してこそ、初めて復活と言えるのではないか。パナソニック、日立、東芝、三菱電機、富士通、日本電気には、もっと頑張れと言いたい。何をやっているのだと。

2014/02/02

来週は東京都知事選挙

東京都知事選挙が2月9日に迫っていますが、東京都民のみなさまは、候補者選びに苦労されていることでしょう。何しろ、今回の選挙で立候補している候補者で、誰が見てもまともだと自信を持って主張できる人物が見当たらない。困ってしまって今回は投票しない、なんて選択をするようでは、不幸の極みなのですが、そうしてしまっても、仕方ないのではないかと思えるほどの陣容。候補者と一般的な評価は以下のとおり。

【舛添要一(65)】
自民党推薦で一番支持されているように見えるが、政治資金規正法違反やらで辞職した前知事の出直し選挙であるにもかかわらず、政党助成金を借金の返済に使っていたことが報道されるなど、本当にこの人物でいいのかと。高齢者の福祉充実を掲げながら、以前は「金はジジババから取ればいい」などと公言しており、一貫性に大いに疑問がある。

【細川護熙(76)】
言わずと知れた元総理の殿様。なにか大きな実績があるのかと言えば、連立政権で総理大臣を務めたことがあるくらい。主張も原発反対以外には目立ったものはなく、何をやってくれるのかが分からない。そもそも、東京には原発がないのに、東京電力の大株主として反原発を推進すると言われても現実味に欠ける。だいたい、東京都が持っている東京電力の株は全体の1.2%くらい?なので、無視したければ無視されてしまう程度の影響力だと分かっていないのか?そもそも、佐川の一億円は返せばいいというものじゃないだろ。

【田母神俊雄(65)】
元航空幕僚長の肩書きと過激な発言から、保守の超鷹派だといわれることが多いが、実際に物事にあたるときは現実路線を歩むようで、ある面ではまともな人物ともいえなくもない。日本の防衛のために空母が必要だと主張したり、原発はきちんと科学的に安全が確認されているものであれば使えばいいと言ったり、現実的な発言は多いが、批判も多いのは言い方に問題があるのか?石原元都知事と同じ感じかもしれない。

【宇都宮健児(67)】
正直、この人はさっぱりわからない。前のお三方がそれなりに露出が多かったせいもあるのかもしれないが、イメージがぱっと思い浮かばない。主張としては、原発に反対、特定秘密保護法に反対、反ヘイトスピーチ団体共同代表、韓国寄りの立場で韓国からは絶賛ww、共産党が支持、とどれをとっても本当にこの人が都知事でいいのか?と首を傾げる内容が多い。

さて、この困った状況の中で、あなたに最もふさわしい都知事はこの候補だ!という、投票先を簡単に決められるチャートが話題になっている。

これを見て、自分で判断した上で、次の都知事を選択してほしい。あ、うちは横浜なので関係ありませんがね。

2014/02/01

旧日本兵が見た従軍慰安婦の正体

2014年1月に91歳で亡くなった、旧日本兵の小野田寛郎さんは、生前、韓国が主張する従軍慰安婦が日本軍に強制連行されて性的暴行を受けていたという捏造の主張に対して、激しく憤り、下記の記事を「正論」に残している。氏の意思を汲み取り、これを無かった事にしようとする輩に対抗するため、ここに全文を残したいと思う。

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私が見た従軍慰安婦の正体

「正論」一月号より

 首相の靖国神社参拝や従軍慰安婦の問題は、全く理由のない他国からの言いがかりで、多くの方々が論じているところだ。南京大虐殺と同様多言を弄することもあるまいと感じていたのだが、未だに妄言・暴言が消え去らない馬鹿さ加減に呆れている。

 戦後六十年、大東亜戦争に出征し戦場に生きた者たちが少なくなりつつある現今、私は証言として、「慰安婦」は完全な「商行為」であったことを書き残そうと考えた。

 外地に出動して駐屯する部隊にとって、治安維持と宣撫工作上最も障害になる問題は、兵士による強姦と略奪・放火である。そのためにどこの国もそれなりの対策を講じていることは周知の通りである。大東亜戦争時、戦場には「慰安婦」は確かに存在した。当時は公娼が認められている時代だったのだから至極当然である。

 野戦に出征した将兵でなくとも、一般に誰でも「従軍看護婦」と言う言葉は常識として知っていたが、「従軍慰安婦」と言う言葉は聞いた者も、また、使った者もいまい。それは日本を貶める為に後日作った造語であることは確かだ。

 淫らな言葉だが、中国戦線では「ツンコ・ピー」「チョウセン・ピー」と呼んでいた筈であるが、他の人の見ている所でする筈のないことだけに、「慰安所」のことも「慰安婦」のことも、公の場で自己の見聞を正確に発表する人が少ない。あまり詳しいと「よく知ってるね」と冷笑されるのが落ちだろう。

 では何故、君は、と私に聞かれるだろうが、幸い私はその実態を外から観察出来る立場にあったから、何も臆することなく、世の誤解を解くために発表することが出来るのだ。

 ◆漢口の「慰安所」を見学

 商社員として十七歳の春、中国揚子江中流の漢口(現武漢)に渡った私は、日本軍が占領してまだ五カ月しか経っていない、言わば硝煙のにおいが残っている様な街に住むことになった。当時、漢口の街は難民区・中華区・日華区・フランス租界・日本租界・旧ドイツ租界・旧ロシア租界・旧英国租界に分かれていて地区ごとにそれぞれ事情に合った警備体制が敷かれていた。

 日華区とは日本人と中国人とが混じって住んでいる地区で、そこに住む中国人は中華区に住む者と同様「良民証」を携帯しており、そうでない者は警備上難民区に住まされていた。

難民区は日本兵も出入りを禁止されていて、私たち在留邦人は届け出て許可を得なければ出入り出来なかった。それだけ危険な場所だった。

 私は、仕事が貿易商だから、難民区以外はよく歩いた。ある日、汚れた軍服を着た兵士に「慰安所はどこか知りませんか」と路上で尋ねられ、一瞬思い当たらず戸惑った。しかし看板に黒々と「漢口特殊慰安所」と書いて壁に掲げていて、その前に歩哨と「憲兵」の腕章をつけた兵隊が立っている場所を思い出したのでその通り教えてあげた。映画館と同様に日華区にあった。汚れた軍服から推測して、作戦から帰ってきた兵士に間違いない。街を警備している兵士は、そんな汚れた軍服で外出してないからだ。

 私は「特殊慰安所」か、なるほど作戦から帰った兵士には慰安が必要だろう、小遣い銭もないだろうから無料で餅・饅頭・うどん他がサービスされるのだろうと早合点していた。

 ところが、私の知人が営む商社は日用品雑貨の他に畳の輸入もしていて、それを「慰安所」にコンドームなどと一緒に納入していたので「慰安所」の出入りが自由であった。彼に誘われて一般在留邦人が入れない場所だから、これ幸いと見学に行った。

 私たちは、憲兵に集金の用件を話してまず仕事を済ませた。日が暮れていたので「お茶っぴき」(客の無い遊女)が大勢出てきて、経営者と私たちの雑談に入ろうとしてきたが追い払われた。そこには内地人も鮮人も中国人もいた(現在、鮮人は差別用語とみなされ、使われない。しかし朝鮮半島が日本統治だった当時は「日本人、朝鮮人」などと言おうものなら彼らに猛烈に反駁された。彼らも日本人なのだからと言う理由である)。

 群がってきた彼女たちは商売熱心に私たちに媚びてきた。憲兵は特別な事情の時以外は、部屋の中まで調べに来ないからである。料金は女性の出身地によって上中下がある。また、利用時間も兵士は外出の門限が日没までだから日中に限られるが、下士官は門限が長く、将校になれば終夜利用出来る。料金も階級の上の方が割高で、女性たちは当然、同じ時間で多く稼げることになる。

 半島出身者に「コチョ(伍長─下士官)かと思ったらヘイチョウ(兵長─兵士)か」、「精神決めてトットと上がれネタン(値段)は寝間でペンキョウ(勉強)する」とか、笑うどころではない涙ぐましいまでの努力をしているのも聞いた。内地人のある娼妓は「内地ではなかなか足を洗えないが、ここで働けば半年か一年で洗える」といい、中には「一日に二十七人の客の相手をした」と豪語するつわものもいた。

 ◆どこにもいなかった「性的奴隷」

 ここで親しくなった経営者の話を紹介しよう。「体力的に大差がない筈なのに、内地人は兵士たちと言葉が通じるために情が通うのか、本気でサービスして商売を忘れ健康を害してしまう。そのために送り返さねぱならず、経営者にとって利益が少ない。兵隊さんには内地人ばかりで営業するのが本当だが」と本音を漏らしていた。

 私の育った街には花柳界があったので、芸妓と酌婦をよく眼にしたが、当時は玄人女と呼ばれた彼女たちの外出姿でも一般の女性と見分けることが出来た。その目で見れば漢口の街でも同様だったが、特に朝鮮人の女たちは特色があった。というのは彼女たちは数人で外出してくるのだが、民族衣装ではなく、着慣れないツーピースの洋装のせいで着こなしが悪く、また歩き方にも特徴があって一目で見分けられた。

 彼女たちは実に明るく楽しそうだった。その姿からは今どきおおげさに騒がれている「性的奴隷」に該当する様な影はどこにも見いだせなかった。確かに、昔からの言葉に、「高利貸しと女郎屋の亭主は畳の上で往生出来ぬ」というのがあった。明治時代になって人身売買が禁止され「前借」と形は変わったが、娘にとっては売り飛ばされた」ことに変わりはなかった。

 先述の「足を洗う」とは前借の完済を終えて自由の身になることを言うのだが、半島ではあくどく詐欺的な手段で女を集めた者がいると言う話はしばしば聞いた。騙された女性は本当に気の毒だが、中にはこんな話もある。「『従軍看護婦募集』と騙されて慰安婦にされた。私は高等女学校出身なのに」と兵士や下士官を涙で騙して規定の料金以外に金をせしめているしたたかな女もいた。またそれを信じ込んでいた純な兵士もいたことも事実である。日本統治で日本語が通じた故の笑えない喜劇でもある。

 ところで、その「慰安所」にどれだけの金が流れたのだろうか。これが「慰安婦」が「商行為」であった確かな事実である。私の次兄が主計将校で、漢口にある軍司令部に直接関係ある野戦衣糧廠にいたので「慰安所」について次のような統計があると教えてくれた。

 当時、漢口周辺には約三十三万人という兵力が駐屯していたが、ある理由で全軍の兵士の金銭出納帖を調べた。三分の一が飲食費、三分の一が郵便貯金、三分の一が「慰安所」への支出だった。貯金は給料の僅かな兵士たちにとって嬉しいことではなかったが、上司から躾として教えられている手前せざるを得なかったのが実情だった。私も初年兵として一ケ年、江西省南昌にいたが、食べたいのを我慢して貯金した。

 一人の兵士がそれぞれ三等分して使った訳ではないだろうが、人間の三大欲は食欲、睡眠欲と性欲と言われるだけに、貯金を睡眠に置き換えると全く物差しで測った様な数字である。ちなみに当時の給料は兵は一カ月平均十三円程で、その三分の一を約四円として計算すると三十三万人で総額約百三十二万円になる。「零戦」など戦闘機一機の価格は三万円と言われたが、実に四十四機分にも相当する。

 サラリーマンの初任給が四十円そこそこの頃だったのだから、経理部の驚くのも無理のない話である。

 以上が、私が商社員として約三年半の間、外部から眺め、また聞き得た「慰安所」と「慰安婦」の実態である。

 私が漢口を去った昭和十七年夏以降に、漢口兵站(作戦軍の後方にあって車両・軍需品の前送・補給・修理・後方連絡線の確保などに任ずる機関)の副官で「慰安所」等を監督した将校の著した『漢口兵站』と照合してみたが、地名・位置等について多少の相違点は見いだしたが、本題の「慰安所」について相違はなく、より内情が詳しく記されていた。これでは誰がどう考えても「商行為」であるとしか言いようがないだろう。

「商行為」ではない、軍による「性的奴隷」であるとそれでも強弁するとすれば、知らな過ぎるのか、愚かで騙されているのか、そうでなければ関西人が冗談めかして言う「いくらか貰うてんの?」なのかもしれないが、あまりにも馬鹿げた話である。

 ◆問題にして騒ぎ出す者たちの狙い

 次に、軍関与の暴論について証言する。  私は二十歳で現役兵として入隊、直ちに中支の江西省南昌の部隊に出征した。初年兵教育が終わって作戦参加、次いで幹部候補生教育、途中また作戦と、一ケ年一度の外出も貰えずに久留米の予備士官学校に入校してしまったから、外出して「慰安所」の門を潜る機会に恵まれなかった。

 だが初年兵教育中、古い兵士には外出がある。外出の度にお土産をくれる四年兵の上等兵に「外出でありますか」と挨拶したら「オー、金が溜ったから朝鮮銀行に預金に行くんだ」と笑って返事をしてくれた。周りは周知の隠語だからクスリと笑うだけだった。

 南昌には師団司令部があった。「慰安所」には内地人も朝鮮人も中国人もいて、兵士は懐次第で相手を選んで遊んだのだろう。私は幹部候補生の教育を、南昌から三十キロ以上も離れた田舎の連隊本部で受けた。

「慰安所」は連隊本部の守備陣地の一隅に鉄条網で囲まれて営業していた。教育の末期に候補生だけで本部の衛兵勤務につくことになった。もちろん勤務は二十四時間である。

 私は営舎係だったので歩哨に立たないから何度も歩哨を引率して巡察に出た。巡察区域の中に「慰安所」も含まれていた。前線の歩哨は常時戦闘準備をしている。兵舎内の不寝番でさえ同様だ。鉄帽を被り、銃には弾を装填し夜間はもちろん着剣である。その姿で「慰安所」の周囲だけならまだしも、屋内も巡察し、責任者の差し出す現在の利用者数の記録を確認する。軍規の維持とゲリラの奇襲攻撃を警戒しているからである。

 考えてみるまでもない、そこで遊んでいる兵士は丸腰どころではない。もっと無防備で不用心な姿の筈である。その将兵を守るべき責任は部隊にあるのは当然だ。それに性病予防の問題もある。そんな田舎に医師や病院がある筈がない。性病予防のため軍医や衛生兵が検査を実施するしかない。

 「慰安所」の経営者は中国人だったし、日本では当時公認の娼妓と呼ばれた女たちも中国人だった。彼らも食料やその他の生活用品が必要だ。大人数なのだから、それなりの輸送手段もいる。辺鄙な場所だから部隊に頼る以外方法がない。部隊が移動する時もそうなるだろう。

 私の話す湖北省の言葉もだいたい通じたので、経営者と立ち話をして彼女たちについてそれなりの様子も聞き出せた。今でも「慰安所」の両側に部屋のある中廊下を巡察した不粋な自分の姿を思い出すが、こんな漫画にもならない風景が現実にあったのだ。これは私の部隊だけではないと思う。

 もう六十年も昔のことである。時代が変わり、また平時と戦時の違いもある。したがって娼妓(ここでは慰安婦に相当する)に対する解釈も当然変化している。そうであるにもかかわらず、すでに証拠も不完全になっていることを幸いに、今更これを問題にして騒ぎ出す者たちの狙いは何なのか。言えることはただ一つ、不完全だからこそ喚き散らしていれぱ、何かが得られると狙っているということだ。

 戦場に身を曝し、敵弾の洗礼を受けた者として最後に言っておく。このことだけは確かだ。野戦に出ている軍隊は、誰が守ってくれるのだろうか。周囲がすべて敵、または敵意を抱く住民だから警戒を怠れないのだ。自分以上に強く頼れるものが他に存在するとでも言うのならまた話は別だが、自分で自分を守るしか方法はないのだ。

 軍は「慰安所」に関与したのではなく、自分たちの身を守るための行為で、それから一歩も出ていない。

「異常に多く実を結んだ果樹は枯れる前兆」で「種の保存の摂理の働き」と説明されるが、明日の命も知れぬ殺伐とした戦場の兵士たちにもこの「自然の摂理」の心理が働くと言われる。彼らに聖人君子か、禅宗の悟りを開いた法師の真似をしろと要求することが可能なのだろうか。

 現実は少ない給料の中から、その三分の一を「慰安所」に持って行ったことで証明されている。有り余った金ではなかったのだ。

「兵隊さん」と郷里の人々に旗を振って戦場に送られた名誉の兵士も、やはり若い人間なのだし、一方にはそうまでしてでも金を稼がねばならない貧しい不幸な立場の女性のいる社会が実際に存在していたのだ。買うから売るのか売るから買うのかはともかく、地球上に人が存在する限り、誰も止めることの出来ないこの行為は続くだろう。根源に人間が生存し続けるために必要とする性さがが存在するからだ。

「従軍慰安婦」なるものは存在せず、ただ戦場で「春を売る女性とそれを仕切る業者」が軍の弱みにつけ込んで利益率のいい仕事をしていたと言うだけのことである。こんなことで騒がれては、被害者はむしろ高い料金を払った兵士と軍の方ではないのか。

 「正論」一月号より

2014/01/25

非難以外にはありえないが、これは始まりに過ぎないのか

安部総理の靖国参拝に対して、即日「失望した」という声明を出し、つよく非難したアメリカ。それに対して、日本国民のアメリカに対する不信感が高まっている事に危機感を覚えたのか、キャンベル前国務次官補がインタビューに応えて「距離を置いたり非難している訳ではない」とするコメントを出している。

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日米関係のキーパーソンで、ヒラリー・クリントン氏の最側近として知られるキャンベル前国務次官補が、JNNの単独インタビューに応じました。安倍総理の靖国神社参拝に「失望」との声明を出したアメリカ政府の真意は何なのか、キャンベル氏に聞きました。

国防総省や国務省の高官を歴任し、長年にわたり、日米関係のかなめの役割を果たしてきたキャンベル氏。安倍総理の靖国神社参拝について、自らの考えを次のように述べました。「私は靖国神社参拝を避けることが最善だと忠告しました。しかし、それが起きてしまったので、私たちは前に進むことが重要です」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

そして、アメリカ政府が「失望した」とのコメントを出した背景については、こう分析します。
「アメリカの役割は、緊張を和らげ、それぞれが冷静になるよう求めていくことです。あのメッセージは日本に向けてのみ出されたものではないのです。アメリカ政府が、日本から距離を置いたり、日本を非難していると受け止めないでください」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

その上で、キャンベル氏は、普天間基地問題の進展や秘密保護法の成立は、日米関係の強化に役立つと安倍総理を評価しました。
「安倍総理は日米関係の強化に関してはっきりとしたビジョンを持っています。彼はアジアの安全保障や外交の分野で日本が重要な役割を果たすべきと考えていて、アメリカもそれを尊重し、協力しています」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

さらに、2016年の大統領選への出馬が噂されるヒラリー・クリントン前国務長官について聞くと・・・
「彼女はすばらしい大統領になると思うし、彼女がそれを目指すなら最前線で戦う覚悟です。彼女が大統領になれば、日本にとってこれ以上の強力な援軍はないでしょう。これまで幾度となく、私と一緒に日本の友人との会談を繰り返してきたのですから」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

ヒラリー氏の日本への思いを強調してインタビューを締めくくったキャンベル氏、ヒラリー氏と自らの表舞台への復帰に強い意欲をにじませていました。(15日17:45)
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どう考えても日本を非難しているとしか受け止められないし、日本よりも中韓を優先する姿勢にしか見えない。さらに言えば、ケネディ駐日大使は日本の地方文化として行っているイルカ漁についても、非人道的などと一方的に決め付けて他国の文化を尊重せずに否定するコメントを出したりと、アメリカの日本離れが強く感じられるようになってきた。米中の経済的な結び付きが強くなっている事の表れとも捉えられる。

日本との関係を見直し、距離を置くようになれば、やがて日本を始めフィリピン、インドネシア、タイあたりまでが強大な軍事力で覇権を推し進める中国に支配される世界が見えてくる。地獄のような未来を阻むためにも、日本は軍備増強を進め、やがてくる中韓同盟軍に対して、アジア諸国と連携して立ち向かう必要があるのではないのか。

2014/01/03

spamメールもちゃんと送れ!

新年、あけましておめでとうございます。酒を飲んだくれていたら、すでに三が日の最終日になっていました。

最近、よく目にするのが、三菱東京UFJ銀行を騙り、メールアドレスの確認と称して、別のサイトに誘導しようというspamメールである。しかし、正直、このspam(というか、悪質な詐欺メールと言うべきなのかもしれないが)、内容があまりにも稚拙で、これに引っかかって、アクセスしてしまう人などいるのだろうかと言うものになっている。

なにしろ、本文の出だしから、「こんにちは!」で始まっていて、普通、メールを送るときに「!」なんて、挨拶文につけることなって無いだろ!と突っ込むところなのだが、他にも色々と、おかしな部分が多いのだ。そもそも、日本人向けにメールしているくせに、言語はGB2312が指定してあって、中国語圏から送信したことが丸分かり。さらに、中国語の文字を無理矢理日本語風に書いているせいか、フォントもおかしなものが使われていて、非常に読み辛い。さらに、そもそも自分が開設している詐欺サイトに誘導しなければならないのに、指定されているURLは三菱東京UFJ銀行のentry11.bk.mufg.jpサーバになっていて、ここにアクセスしても、これ以上、どこにも誘導されることは無いという、目的がさっぱり分からない内容になっている。これを見て、安心させて、次のメールで本当に誘導したいURLが記載されるのだと思っていたら、何度も同じメールがやってきて、都度、URLが変わっていたので、やはり、受信者を攪乱する目的で、意図的に正規のURLを記載していたのではないかと思う。

しばらくすると、「!」が無くなって、少しはマシになったのかと思っていたら、今度はメールの題名が文字化けするようになった。これまでは、「メールアドレスの確認」とか、そういう題名だったのに、今日のメールを見ると、「メ�`ルアドレスの�_�J」となっていて、もはや何の話だかさっぱり分からなくなってしまっていた。これも攪乱を狙ったものなのだとすると、すごいとは思うが、もう少し考えて欲しいところである。

ちなみに、年末あたりからは、新手のB-CASカードを格安で販売する、と言いたい模様のメールが届くようになった。題名には、「B-CASカードが11日今年最後の大値下げを行いました。。。61%OFF。。。在庫限りですので、お早めにご購入ください。。。。。。」とあって、今年最後の、と言いつつ、この題名のままで1月3日の午前1時までは配信されていた。タイトルはようやく今日から変わって、「2014年B-CASカードが大値下げを行いました。。。在庫限りですので、お早めにご購入ください。。。。。。」になった。正月休みを取っていて、対応が遅れたものと推察される。ちゃんと仕事しろ!ちなみに、本文は昨年末から一貫して文字化け状態が続いており、何が書いてあるのかさっぱり分からないので、誘導されてみたいと思っても、叶わない状況である。何を書こうとしているのか確かめたいので、早々に是正してもらいたいものである。