2014/01/25

非難以外にはありえないが、これは始まりに過ぎないのか

安部総理の靖国参拝に対して、即日「失望した」という声明を出し、つよく非難したアメリカ。それに対して、日本国民のアメリカに対する不信感が高まっている事に危機感を覚えたのか、キャンベル前国務次官補がインタビューに応えて「距離を置いたり非難している訳ではない」とするコメントを出している。

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日米関係のキーパーソンで、ヒラリー・クリントン氏の最側近として知られるキャンベル前国務次官補が、JNNの単独インタビューに応じました。安倍総理の靖国神社参拝に「失望」との声明を出したアメリカ政府の真意は何なのか、キャンベル氏に聞きました。

国防総省や国務省の高官を歴任し、長年にわたり、日米関係のかなめの役割を果たしてきたキャンベル氏。安倍総理の靖国神社参拝について、自らの考えを次のように述べました。「私は靖国神社参拝を避けることが最善だと忠告しました。しかし、それが起きてしまったので、私たちは前に進むことが重要です」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

そして、アメリカ政府が「失望した」とのコメントを出した背景については、こう分析します。
「アメリカの役割は、緊張を和らげ、それぞれが冷静になるよう求めていくことです。あのメッセージは日本に向けてのみ出されたものではないのです。アメリカ政府が、日本から距離を置いたり、日本を非難していると受け止めないでください」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

その上で、キャンベル氏は、普天間基地問題の進展や秘密保護法の成立は、日米関係の強化に役立つと安倍総理を評価しました。
「安倍総理は日米関係の強化に関してはっきりとしたビジョンを持っています。彼はアジアの安全保障や外交の分野で日本が重要な役割を果たすべきと考えていて、アメリカもそれを尊重し、協力しています」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

さらに、2016年の大統領選への出馬が噂されるヒラリー・クリントン前国務長官について聞くと・・・
「彼女はすばらしい大統領になると思うし、彼女がそれを目指すなら最前線で戦う覚悟です。彼女が大統領になれば、日本にとってこれ以上の強力な援軍はないでしょう。これまで幾度となく、私と一緒に日本の友人との会談を繰り返してきたのですから」(アメリカ キャンベル前国務次官補)

ヒラリー氏の日本への思いを強調してインタビューを締めくくったキャンベル氏、ヒラリー氏と自らの表舞台への復帰に強い意欲をにじませていました。(15日17:45)
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どう考えても日本を非難しているとしか受け止められないし、日本よりも中韓を優先する姿勢にしか見えない。さらに言えば、ケネディ駐日大使は日本の地方文化として行っているイルカ漁についても、非人道的などと一方的に決め付けて他国の文化を尊重せずに否定するコメントを出したりと、アメリカの日本離れが強く感じられるようになってきた。米中の経済的な結び付きが強くなっている事の表れとも捉えられる。

日本との関係を見直し、距離を置くようになれば、やがて日本を始めフィリピン、インドネシア、タイあたりまでが強大な軍事力で覇権を推し進める中国に支配される世界が見えてくる。地獄のような未来を阻むためにも、日本は軍備増強を進め、やがてくる中韓同盟軍に対して、アジア諸国と連携して立ち向かう必要があるのではないのか。

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