2009/06/29

2009年問題、まさかの現実に

以前から2009年に問題が発生するのではないかと指摘されてきた、いわゆる2009年問題が、ここにきてついに顕在化してきたことが明らかとなってきた。
2000年問題は、動作しているコンピュータで時刻が1999年から2000年に切り替わる際に、誤作動を起こしてしまうというものだったが、今回の2009年問題はそれとは全く次元の異なる問題である。これは、2009年7月22日に発生する皆既日食に起因する問題で、日本国内で皆既日食が観測できる地点のうち、最大の6分25秒となる鹿児島県トカラ列島十島村にある悪石島に、多数の観測者が大挙して押し寄せることで、島の許容量をオーバーしてしまうのではないか、という問題だ。
ここにきて、島民の3倍を超える240人もの観測者が滞在を予定していることが判明し、いったいどこに宿泊してもらえばよいのか、食事や生活はどうするのかなどが、大きな問題となってきているのだ。ちなみに島に5つある民宿の収容人数は66名と、やってくる人数に対しては遥かに不足しており、学校の体育館などを利用することを予定しているが、それにも増して不安視されているのが水不足の問題だ。島には50トンのタンクを2つ設置し、生活用水として利用しているが、それだけでは不足することが予想されるため、新たに30トンのタンクを新設している。しかし、これも空となってしまった場合、復旧には1週間もの時間を要するとのことで、日食が終わって観測者が引き上げたあと、島民には厳しい状況が待ち受ける事になるやも知れないのだ。
島では日食をアピールするチャンスと捉え、日食をテーマにしたお土産品などの販売も開始されており、島始まって以来の大イベントを楽しみに待っている感がひしひしと伝わってくるが、くれぐれもこの盛り上がりが日食と共に消え去って、二度と日の光が差さない、なんて事態になる可能性も(恐らく非常に高いと思われるが)十分に認識しておいてもらいたいものである。ちなみに、これから先もさまざまなxxxx年問題というのは見込まれており、それぞれでどんな実害が出てくるのかは未知数である。くれぐれも起きてから慌てることのないように、準備は万端で臨みたいものである。

2009/06/28

Windowsでは、よくある話

「ほかの人またはプログラムによって使用されています」
windowsを使っていると、ファイルの削除や移動をしようとした時に、誰でも一度は目にしたことがあるメッセージだろう。使用されているからどうなのか、誰が使っているのか、じゃあどうやったら削除できるのか、その辺りの情報が全く得ることができない、なんとも不親切極まりないメッセージに、誰もがカチンとくるのは当然だろう。あるいは、他のOSではこんな一方的なメッセージが出ることは無い、ということを知らなければ、コンピューターなんてこんなものだ、などとおとなしく受け入れている人が多いのだろうか。たしかに、生まれてこの方、windowsしか使ったことが無い、なんていう不幸な人がたくさんいるのも確かな話で、それでもwindowsが使い続けられているのは、やはり他のもっと優れた製品に触れる機会が無いからなのだろうか。
今日もファイルの整理をしていると、なにが操作を妨害しているのかは分からないが、どうしても削除できないファイルが出てきてしまい、アプリケーションを停止してみたりするものの、何度やっても同じ例のメッセージが表示されるだけで、なんの解決もみない。そこでこんな時に役に立つツールがないのかと探したところ、Wholookという、誰がそのファイルを使用しているのかを表示してくれて、そのプロセスを停止してくれる便利なツールを発見した。
英語のツールだが使い方は至極簡単で、インストールしたいディレクトリにファイルを解凍した上で、一緒に入っている「install.bat」をダブルクリックするだけだ。これで、誰が使っているのかを調べたいファイルやフォルダの上で右クリックのメニューを開くと、中ほどに「Who look Me?」という選択肢が増えているのがわかる。これを選んでやると、誰がこのファイルを使っているのかがウインドウで表示される。ちなみに、誰も使っていない場合は何も表示されず、ちゃんと選択できなかったのかと思ってしまうが、正しい動作である。
注意する点としては、ファイルを解凍するのは「インストールしたい」ディレクトリに行う、ということだ。実行するinstall.batは、ファイルの移動などは何も行ってくれないので、例えばデスクトップに解凍してしまうと、その場所のままでインストールされてしまう。この場合、Wholook自身が使用中の状態となってしまうため、別のディレクトリに移動することができなくなってしまう。もし、こんな事態になってしまったら、一度「uninstall.bat」を実行してメニューに表示されない状態にしてから、インストールしたいディレクトリで「install.bat」を実行した上で、改めて不要なフォルダ/ファイルを削除しよう。
自分自身をロックしてしまっているので、誰が使っているのかを確認して解除しようとしても、自分で自分を解除するために自分を利用するという状態であるため、結局解除することは出来ないのだ。ちなみに、このツールを使う場合は自己責任で。問題があったと言って非難されても責任は持てないと一言付け加えておきたい。

2009/06/26

ジャクソン死んだ

ジャクソンと言っても、スタゲに登場するダニエル・ジャクソン博士の事ではない。彼は一度死んで高みの存在に昇華したが、あちらの世界のルールを破ったために、下界に落とされて人間として生き返っている。そのジャクソンではなく、月を歩くパフォーマンスで一世を風靡したマイケル・ジャクソンの事だ。
残念ながら、ダニエル・ジャクソン博士については詳しいが、マイケルについては殆ど知らないので、死んだと聞いてもそれほどの感想は沸いてこない。幼い男児に性的な興味を抱いたとかで裁判を起こされていたが、それすらどう決着したのかも知らない始末だ。安らかに眠ってくれ。
コンビニに行くと、見たこともない、無色透明なペプシコーラが発売されている事に気付いた。なんでも、シソが入っているらしい。この時点で、この新商品を試してレビューしてみようと言う意欲は失せた。まったく購買衝動をくすぐらない商品である事は間違いない。が、お茶を買おうと思っていたはずが、その代わりにペプシNEXを購入してしまった。これが狙いか!

2009/06/24

ゴネ得以外の何なのか

横浜市都筑区で三人の看護師が交差点での事故に巻き込まれて死亡した事件で、横浜地検は事故を起こした川崎市宮前区に住む18歳の少年に対して、「危険運転致死傷罪」を適用せず、自動車運転過失致死傷の非行事実で横浜家裁に送致する方針を固めたらしい。
複数の捜査関係者への取材で分かった。
 同地検と神奈川県警は「故意の赤信号無視」などがあった事故で問われる危険運転致死傷罪の適用も視野に捜査を進めていた。目撃証言では、赤信号にも関わらず交差点を突っ切ろうとした容疑者の無謀な運転が事故の原因だとされているにも関わらず、少年が交差点に入った時点では黄色だったと主張しているため、故意の信号無視と証明できないことが、危険運転致死傷罪の適用を見送った理由とされている。
なんなのだ、この国の法律というのは。とにかくごねるだけごねれば、どんなことをしても大概のことがまかり通る、ゴネ得法治国家なのか。人を三人も轢き殺しておいて、平気な顔をしているような最低最悪の人間が、故意だったと言うと罪が重くなるのが分かっていて、自ら自発的に故意に信号無視をやりましたなどと、自供しようはずが無いではないか。こんな人間が大手を振って世間を闊歩しているような国がまともな国であろう筈がない。自民党でも民主党でも共産党でも公明党でもなんでもいい。スピード違反をして事故を起こした人間を死刑台に送れる、そういう法改正をしてもらいたいものだ。

2009/06/23

コクの時間

若い男性が特定ジャンルの雑誌やDVDなどを見ながら、1人物思いに耽る、あるいは激しく呼吸を乱しながらソリティアに没頭する、そういう時間のことを指しているわけでは断じてない。
キリンが新しく発売したビール系飲料、早い話が代替ビール、または大体ビールの名前が「コクの時間」だ。前に発売された淡麗Wは本当にひどい出来だったので、よほど買うのをやめてやろうかと思ったが、一度は買って確かめてみなければ、それがどんな期待できないものだとしても、敵前逃亡にも等しい行為を自ら許すわけにもいかず、さすがに2回連発で失敗作はないだろうという読みもあり、とにかく一度確かめてやるくらいの気持ちで一本を手にとってみた。
一口飲んだところで、前の淡麗Wに比べれば、はるかに良い出来だということはすぐに分かった。とにかく、あのひどい甘味は特に感じる程ではなく、普通に最後まで飲みきる事が出来たという事実が、これが失敗作ではないと言うことを物語っている。しかし、それでも胸にこみ上げてきたのは、やはり代替ビールはビールは越えられないと言うことだ。大変に残念な結論ではあるが・・・・
そりゃそうである。ビールよりおいしい代替ビールが、より安い価格で販売されていれば、ビールそのものが売れなくなるのは当然の帰結として、火を見るよりも明らかだろう。やはり、我々にはビールの代わりを探す事は許されず、ただどのビールを飲むのかという選択肢のみが、神から与えられた唯一無二の選択肢、と言うことなのだろうか。

2009/06/21

列車で学校はまずいだろ

シリーズ最新刊
コピー天国である中国で、またもや大規模な盗作疑惑が浮上した。イギリスで、いや、世界中で(何が面白いのか分からないが)人気を博しているJ・K・ローリングス氏が描いたハリーポッターを、コピーしたとしか思えない小説が出版されたことがわかり、ローリングス氏側は作者である周氏と出版した江蘇美術出版社に約1億ポンド、日本円で約160億円もの損害賠償を請求すると息巻いているようだ。
報道によると、中国版ハリポタは、妖精学校に通う主人公が列車に乗って学校に到着するなど、ハリーポッターの名場面(?)をいくつもそっくり真似て描かれているとのことで、確認されているだけでも18箇所もの盗作疑惑がかけられている。これに対して、出版社側は「作品は中国自身のオリジナルだ」と反論しており、出版停止などの措置を取るつもりは全くないとしている。中国の著作権に対する意識の低さは今に始まったことでは無いが、ディズニーに続きハリポタまで盗作してしまい、再び世界中に著作権盗用国家であることを知らしめてしまった。
こんな国に、輸入する電気製品で使用されているプログラムのソースコードを開示しろと言われても、まるで盗作に使うのでよろしくと言われているようにしか聞こえないというものだ。なんと恥知らずな連中なのだ。日本にいる中国人は、そんなに悪い人間はいないと思うのだけど(少なくとも知り合いの中には・・・)、人間、10億人も同胞が集まると、気が大きくなって厚かましい態度を取るようになるのだろうか。共産党政権が崩壊して、ソビエトのように小さないくつかの国に分割されてしまえば、少しは大人しくなりそうなのに。北朝鮮すら崩壊しないところを見ると、当分の間は無理そうかな・・・・

世の中、無茶な人ばかり

近所を歩いていたら、80はとうに過ぎたであろうおばあさんが、買い物帰りなのか手提げ鞄を片手に、歩くのが精一杯なのではと思われるくらいの足取りで、向こうからやってくるのが見えた。まだ信号の向こうをよたよたと歩いていたところ、何を思ったか信号が点滅し始めると急に走り出そうとし、三歩も走らないうちに信号を渡るのを断念したのか、立ち止まった。信号までの距離は約20m、おばあちゃん、それは無理というものです。
しばらく行くとコンビニの前で、小学生くらいと思われる女の子が4、5人で屯してアイスらしいものを仲良く食べているのに出くわした。これからどこに行こうか、などと相談している風だったのが、中の1人が突然、向こうを指差して言ったものだ。「青だ。行こ!」
信号が変わったのを見て、行き先などまだ決まっていないが、とにかく出発することを思い立ったのだとは分かったが、その指差した先にある信号は、ここから遥か100mも向こうで小さく青信号である事を示すばかり。いや、意気込みは分かるけど、さっきのおばあちゃんより少しだけ無理はないけど、いや、やっぱり無理かな?今から走り始めても、信号に辿り着いたら赤だよ・・・・
その信号のあたりで、マンション販売のおじさんが新築販売募集のチラシを配っては勧誘を繰り返していた。このところの不況で、マンション販売は厳しさを増しており、相当に利便性がよい物件でも、なかなか買い手がつかない有り様だ。この販売員も、今月の売上実績はおそらくゼロなのだろう。ついに思い余った、かは定かでは無いが、目の前に止められたベビーカーに乗っている、年の頃はまだ1歳にも満たないであろう赤ちゃんにまで、パンフレットを手渡していた。この赤ちゃんがマンションを購入できるくらいの年になった頃には、たとえまだ売れ残りがあったとしても、新築ではなく、充分中古物件で通るだろう。もちろん、大地震などで倒壊することなく、あと20数年耐えきれば、の話だが。おっさん、上司が見てたら、即時解雇だぜ。

2009/06/19

薄っぺらなドラマたち

SMAP中居主演の月9ドラマ、婚カツだが、視聴率の低迷に加えて、先日の放送で秋葉原連続殺傷事件の命日に、ナイフを持った男が女に襲い掛かると言う、不謹慎極まりないシーンを放送したとして、抗議があとを絶たない状況になっているという。幸いにも、視聴率の低さから、そのシーンを目撃した人間と言うのは極めて少ないと推察されるが、もしも番組を目にして気分を害された方がいるなら、もちろんフジテレビに抗議の電話の一本でも掛けていただきたいものである。中居くんは、視聴率のあまりの低さ(数%とも言われている)に、半泣きになりながら「早く終わってくれ」と祈っているとかいないとか。ちなみに、私もこのドラマは見たことがない。
また、同じSMAPの木村拓也が主演している、MR.BRAINとかいうドラマも、そのつまらなさから視聴率は低迷し、SMAP総崩れという感が見えつつある。これはもちろん、草なぎ君の泥酔全裸事件のせいなどではないし、勿論、数年前に稲垣吾郎が婦人警官を乗用車で轢き殺そうとした事件の影響などでもない。ただ単純に、放映されているドラマが薄っぺらで、視聴に耐えないほどつまらない、ただそれだけのことである。
例えば婚カツ。結婚したいけど相手が見つからない、という世間の話を題材にしていると思うのだが、就職するためには結婚している方が有利だ、だから結婚しよう、そんな考えを持って結婚相手を探すような人間は、およそこの地球上には存在しないし、そもそもなぜ結婚していると就職できるのかが何の説明もされていない、らしい。見ていないからなんとも言えないが、なんと浅はかな設定なのだろう。MR.BRAINにしても、アメリカで大人気のドラマ、コールドケースとCSIをミックスさせたような、知的な推理を楽しむドラマを目指したと言われているが、現実は頭の悪い軽薄な心理学者が、まったく論理的でない根拠にもとづいて犯人を検挙していくという、まるで理解できないサイコ刑事ドラマに仕立て上げられており、本格的な刑事サスペンスを期待した視聴者を完全に裏切る内容になっている、ようだ。3分見ただけで、辟易としてしまったから、内容の細かい部分は知らないが、一般的な評価はそのようになっているらしい。
このところ、テレビの視聴率が下がっているのは、インターネットが普及したせいだ、などと他方に責任を求めるかのようなマスコミ連中の発言が鼻につくが、シェアが落ちていくのは提供しているものに価値がなくなったか、提供するもの自体の質が落ちたとか、そういうことなのだということに気付けなければ、いずれテレビとかいう情報メディアは、淘汰の波に飲み込まれて消え去る運命となろう。そういうことだ。

2009/06/14

三沢、リングに死す

二代目タイガーマスク、プロレス団体ノアの社長、三沢光晴が6月13日の試合で、対戦相手にかけられたバックドロップで後頭部を強打したあと、心肺停止状態となり、たまたま観客として訪れていた医師の手でAEDによる蘇生処置が試みられたものの、病院に搬送されたあとに死亡するという痛ましい事故が発生した。
プロレスラーが、しかもトップのスター選手が、試合中に死亡するという前代未聞の事態に、試合会場はどれほど混乱したことかと思われるが、46歳という若さで、いかにリングの上で死んだとはいえ、大往生と言うにはあまりにも早すぎる死は、さぞや無念だったのではなかろうかと思うと残念でならない。
今日、6月14日、TBSで唯一と言っていいほど毎週視聴しているサンデーモーニング、スポーツコーナーのコメンテーターとして出演している大沢あかねのおじいちゃん、いわゆる大沢親分だが、このような悲惨な事故があって昨日の今日だというにも関わらず、能天気に鼻歌などを歌いながらスタジオにいつもどおりに登場してきた。なんたる不謹慎!他人のプレーに「喝」など入れる前に、自らに「喝」を入れて三沢の死を悼んでもらいたいものだ。

2009/06/13

辞めてどうする、ポッポッポ

郵政会社の不明朗な経営に対して激しく糾弾を続け、西川社長の再任をどうあっても認めないと息をまいていた鳩山総務大臣が、6月12日、麻生総理に西川社長の更迭を受け入れなかったとして、辞表を提出した。周囲からは、鳩山氏が西川氏と刺し違える覚悟だったと漏れ聞くが、よもや麻生総理に手の平を返したかのように、自らだけが更迭される憂き目を見ることになるとは、夢想だにしなかったというところだろう。
これで麻生総理はますます男を下げた格好になったわけだが、政府・自民党議員からは冷ややかな反応が多く、世間の感情とはやはり掛け離れているのではないかと言う印象がある。かんぽの宿が不当に安く払い下げられた後で、高値で転売されたり、郵政民営化に積極的に関与してきたオリックスに対して不当ともいえるほどの100億円ぽっちで大半の施設を一括で譲渡したりと、なんらかの裏事情があるのではと疑念を抱かざるを得ないような状況が多数ある中、一般市民には、なぜ西川氏が続投を認めないとした鳩山氏が更迭されなければならないのか、まったく理解できないという思いがあるだろう。
冷ややかな視線を送る自民党議員からは、西川氏を更迭すると民営化が滞ってしまう、という声が聞こえてくるが、そもそもなぜ西川氏でなければ民営化に支障が出るのかという点については全く語られていない。自分達が西川氏に委ねた以上、それに問題があったことを認めることができない、という以上の理由があるのならば、教えてもらいたいものだ。郵政民営化は既に方針として決められたことである以上、別の人間を社長に据えてよりしっかりと民営化の道筋をつけていけばよいだけの話なのだ。
「かんぽの宿問題で世論から喝采を浴び、今回も世の中がついてくる、と思ったのだろう」という声もある。今回の件では、世間は鳩山氏を支持しておらず、麻生総理や西川社長の続投を求める声の方が市民の希望だったとでも言いたげな発言だが、これこそ、市民の声を全く理解していない、世間知らずの発想だと言えよう。市民の思いとは、西川社長を辞任させるかどうかが問題なのではなく、郵政会社で不明朗な点があるのであれば、それを明らかとして欲しいというものであり、社長の続投を認めない鳩山氏を更迭して欲しい、などというものでは決してなく、どちらかと言えば鳩山氏にエールを送る声の方が大きいくらいだったはずだ。
こんな市民の声を聞き違える、いや、自分の聞きたい声しか聞こえないような政権は、早々に退陣させて、兄弟ポッポに、この腐りきった日本の政界を大鉈を振るって浄化してもらいたいものだ。次の選挙で自民党が勝ってしまったら、ほんと、この国はおしまいだな。
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2009/06/12

パトカーをニュー速記者が検挙

沖縄で、パトカーが緊急走行でもないのに一方通行を逆走している現場を目撃した、2chのニュー速記者が検挙した件で、沖縄県警の対応に批判が集まっているようだ。どうやら、あくまでも該当の警官は、目撃者から逃げようとしたわけではなく、単に交番で違反の処理をしようとしただけだと言い張っており、目撃者が逃走しようとするパトカーに対して阻止しようとしたところ、公務執行妨害で逮捕する、と脅した件についても、「逮捕するとは言っていない」とあくまで通常の対応であったとの見解で押し通そうとする構えである。
この対応に対し、2ch以外の各マスコミからも批判が集中する事態となっているが、この目撃者が事の顛末を2chで明らかにしたことから、ますます世間の耳目を集める状況となっている。この目撃者、いや、ここではもう、記者と言ってしまうが、彼が(彼女かもしれないが)書き込んだ経緯に対して、「何の目的なのだ」「政治的な意図がなにかあるのか」という批判も出ているが、概ね、友達にはしたくないが、近くにひとりいたら何かあったときにいてほしい人物との評価が一般的なようだ。
しかし、この記者の記事を読んでいて、非常に困ったのが、警察に通報した場面で「隠滅をはかる恐れがあると判断した私は急いで100番に電話した」とのくだりに対して、2chネラーが「100番って、ダスキンに電話してどうする」と突っ込んだ場面で、電車の中で読んでいた私は思いっきり声をあげて笑ってしまい、ちょうど隣に座っていた可憐な女子高生から奇異の目で見られる羽目になってしまったということだ。どうしてくれるのだ、ニュー速記者よ。記事は事実に即して、なおかつ正確に書いて欲しいものだ。
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2009/06/10

エシュロンを取り違えた馬鹿の話

去年の6月に、全世界盗聴システム「エシュロン」についてのコラムを書いたが、そのエシュロンをいったいどう誤解したのか、まるで理解していない人物からのトラックバック要求があった。そのサイトの名は「原作”エシュロンキラー”」。どうやら、エシュロンの恐ろしさを世に知らしめて、このようなシステムを廃止させようという啓蒙的な意図をもって、書物を書いてくれる人物を募集するサイトのようだ。
このサイト、パッと見た限りはその意図どおりのサイトに見えるのだが、よくよく内容を読んでみると、エシュロンの事を完全に誤解しているのか、世間に対して誤った認識を植えつけようとしているのかは分からないが、全く間違ったことが掲載されている。
まず、エシュロンの動作原理が間違っている。なぜか知らないがこのサイトの製作者は、エシュロンが盗聴を行うために、メールアドレスを必要とする、と述べているが、まずそれが大きな間違いである。エシュロンは、メールに限らず、インターネット上を流れる、あらゆるデータストリームを盗聴するためのシステムであり、その盗聴にはメールアドレスを知る必要など無いのである。もちろん、どこの誰が送信したメールを盗聴したい、例えば日本の総理大臣が送信したメールを盗聴したいとなれば、当然ながら総理大臣のメールアドレスなり、自宅のパソコンがどこのプロバイダに接続されているのかなど、ある程度の情報がなければ、際限なく流れ続けるデータの中から目的のメールを見つけ出すことなど出来ないが、例えばアルカイダがなんらかのテロを計画している、という情報を探知したい場合、別に相手のメールアドレスなど知る必要はなく、送信されるであろうメールの内容さえ分かっていれば傍受したデータの中から検索して抽出することができるのだ。
また、このサイトでは、どうやって具体的に盗聴が行われているのかについても全く言及されていない。メールアドレスさえあれば盗聴が可能になる、その一点張りである。どんなシステムであろうとも、少なくとも現代の科学力を以って盗聴を行おうとする場合、どうあっても実際にデータが流れている中に盗聴ポイントを設ける必要がある。つまり、電話を盗聴しようと思えば、通話データが流れる交換機なり、電話線なり、電話機そのものなりに盗聴器をしかける必要があるのだ(外からパラボラアンテナを使って、会話情報を盗むのも、盗聴ポイントを設けている、という点ではその通りである)。
インターネット上のメールを盗聴するのも同様である。例えば、同じサーバの中でやり取りされるメールを盗聴するためには、そのサーバそのものに盗聴するための仕組みを入れ込む必要がある。インターネット上でメールのやり取りが為される場合、サーバ間の通信を傍受する必要があるわけだが、メールアドレスを知っているだけではそのようなことは不可能である。サーバとサーバの間の回線上に、なんらかの盗聴装置を設置する必要があり、それこそがエシュロンの恐ろしいところだと言える。合衆国が明らかにしていないため、詳細は不明だが、例えばアメリカと日本を繋ぐ海底ケーブルにも盗聴器が設置されていたり、日本国内に張り巡らされたインターネット回線の中枢(当然、NTTなりKDDIなりが保有する回線だ)にも、盗聴器が設置されているという。これこそがエシュロンがインターネット上の情報を盗聴する仕組みであり、メールアドレスなんたらは全く関係の無い話だということが分かるだろう。
そもそも、本当に盗聴されるのがイヤならば、PGPなりで暗号化したメールを送信すればいいのだ。これなら、たとえ盗聴されたとしても、その内容を把握されることはなく、個人がそのような盗聴システムに対抗できない、などというのは明らかに技術革新というか、暗号化技術を過小評価した、素人考えの発言と言えよう。とりあえず、トラックバックは拒否してやった。この後、このサイトがいったいどういう動きを見せるのか、嘲りを込めた視線で観察してみたいところだ。
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社民党を見限ろう

社民党の党首である福島議員が番組の中で、議員定数を削減するのであれば民主党との連立には応じられないと言う、なんとも浅ましい度量の無さをひけらかす発言をしたことが明らかとなった。
何を勘違いしているのか知らないが、まるで社民党こそが政権交代の鍵を握るとでも言わんばかりの傲慢さと言わずになんと言おうか。既得権益に縛られた自民党に出来ない事をやってくれる、そういう期待を込めて民主党の政権誕生を求めている一般市民の声をまるで無視し、自分たちの議席が減ることだけは看過できないと言うような、視野の狭い発言をしているようでは、たとえ社民党が政権に参画したところで、なんら具体的な改革など行い得ないのではないか。そういう失望感を今から与えてくれるようでは、もはや何もする気はないと公言しているのも同然である。
もう、社民党に期待する事など何も無い。民主党には勇気を持って、社民党と連立を組む気などさらさら無いと、選挙前にスッパリと見切りをつけて欲しいものである。

2009/06/07

兄は我慢、さて弟は・・・

日本郵政社長を努める西川氏の続投を認めるの認めないので、他の自民党議員と意見の相違で騒動が大きくなりつつある弟ポッポこと、鳩山邦夫議員だが、14日に投開票が行われる千葉市長選の応援演説で、郵政社長の続投を認めない件について、悪は悪、正義は正義だ、日本郵政が間違ったことをしてきたから責任を取っていただきたいというだけでなぜニュースとして取り上げられなければならないのか、マスコミも含めて周囲への批判を展開し、日本はおかしくなっているのではないかとの疑問を呈した。
そんな中、兄である民主党代表の鳩山由紀夫氏に触れ、我慢強くしたたかな人間だと引き合いに出し、自分は人柄の弟と覚えていただきたい旨の発言をし、自己アピールにも勤しんだのだとか。そりゃ、人柄の弟なのだろう。こんな悪人顔をしていて、さらに人柄まで悪ければ、そりゃ単なるただの極悪人以外の何者でも無いというものだ。それによほど心が広くどんな人間でも受け入れてあげるくらいの度量がなければ、よもや世界を混乱に陥れようと画策しているアルカイダなどと友達付き合いなどできようはずもない。ああ、ほんと、あんたは人柄「だけ」はいいのさ。それ以外は知らないよ。。。。。
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2009/06/06

楽天、個人情報を1件10円で販売

読売新聞が6月5日の夕刊で報じた、楽天市場が会員のクレジットカード番号などを含む個人情報を、サービス提供者、つまり各店舗に対して1件あたり10円で販売していた問題について、カード番号を勝手に売買されてはたまらないと、楽天の会員規約やQAを調べた結果、個人情報保護方針の説明に、サービス提供者に対する個人情報の提供を停止するための方法が用意されていることがわかった。
個人情報の開示等の求めを受け付ける方法と題されたページに会員情報の開示や変更・削除に加えて、「サービス提供者への提供停止の手続きをしていただけるツールをご用意」していると明記されている。つまり、この機能を使うことで、サービス提供者に対する個人情報の提供を停止することができるはずなのだ。
で、このページも含め、会員情報に関する設定ページなどをくまなく探してみたが、どこをどう探しても、会員情報の変更や削除以外に、サービス提供者への提供停止に関する設定ページは見つからない。いったいどういうことなのか。これも規約に記載されているだけで、実際にはそんな方法は用意されていないということなのだろうか。このページの下のほうに、(利用停止、第三者提供停止の求めにつきましては、こちらからお問い合わせください)という記載があり、リンクを辿ってみたが、結局QAページにジャンプしているだけで、なんら解決を見ない。
仕方がないので以下のような問い合わせを行ってみることとした。回答を楽しみに待ちたいものだ。
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個人情報のサービス提供者への提供に関して、提供停止の方法があると、以下のFAQに記載されています。
http://privacy.rakuten.co.jp/request_proc.html
しかし、サイト内を探してみたのですが、個人情報の変更・確認や、退会方法は記載されていますが、提供停止の方法は見つかりません。どちらから行えるのかを教えてください。
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問い合わせの結果・・・・
楽天に問い合わせたところ、クレジットカードの情報提供を止める手段は無いとのことであった。どうやら、2006年2月に、カード情報を限定的に提供する暫定処置をとる、という発表は「分かりづらい」表現だったらしく、本対応となった模様だ。分かりづらいって・・・・明らかに内容が変わってしまっているだろ。ちゃんと広報しろ。
ちなみに、楽天が示したカード情報が渡される店舗は以下のとおり。
  株式会社ノジマ
  株式会社イーベスト
  上新電機株式会社
  株式会社ストリーム
  ソニースタイル・ジャパン株式会社
  日本トイザらス株式会社
  株式会社ピクチャリングオンライン
  株式会社ベルーナ
  株式会社ムトウ
??2009年6月8日現在)
こちらで買い物をする際は注意をしたい。

農業政策は誰の為に

麻生総理が骨太の方針に減反政策の見直しを含む、農業政策の改革を盛り込むように指示したと言う話が聞こえてきた。石破農林大臣の暴走から始まった減反政策の見直し論議だが、族議員らが反対の声を上げる中、どうしたことかいつの間にか政府の方針であるかのようになってしまった。先頭で玉避けになってくれる暴走大臣が1人いれば後に続く便乗犯はいくらでもいると、そういうことなのだろうか。
この食料危機が叫ばれる中、農村を票田と捉える農林族議員には本当に困ったもので、何かというと米の消費量が落ちていることを引き合いに出しては、だから減反政策が必要なのだと馬鹿の一つ覚えのように繰り返すばかりで、そうは言っても日本の食料自給率が低落している現状への対策などに思いが及ぶこともなく、ただのほほんと補助金を受けとった農村票の上に胡坐をかいているばかりだ。こんなやつらが日本の政治を牛耳っているようでは、この国は本当にお先真っ暗である。
減反政策をただ単純に廃止してしまうだけ、というのには賛成できないが、何の労力を使うこともなく、ただ農地を持っているだけの農家に対して補償金を支払うのは経済的な観点から言っても非効率的で、効率よく作物を生産しようと言う農家に対して、市場価格が生産コストを下回っているような場合に、その何割かを補填するような、そういう生産支援を柱とした保証施策が必要なのではないだろうか。アメリカのように、輸出する作物に対してまで補助金で補填を行い、海外に安い農作物を売りさばくというのはいくらなんでもやりすぎというものだが、国内で消費しようとしている分に補填するくらいは安全保障上からも必要な措置ではなかろうか。次の政権を担うであろう民主党には、そういう新しい発想の政策をこそ、求めたいものである。

2009/06/04

熱愛報道を全面否定

世界一美しい女性政治家の藤川市議が、左手の薬指に指輪をつけていたことを発端とする熱愛報道に対して、指輪は以前からつけていた物で他意はなく、そもそも結婚とかそういうことが出てきた場合には然るべき時点できちんと挨拶をするような趣旨で、熱愛報道を真っ向から否定したら模様だ。
まあ、こんな有名になってしまって、しかも讃辞だけにとどまらず仕事ぶりも見ないヲタクどもから仕事もしないでなどという、あらぬ中傷まで受ける羽目になった彼女と釣り合う男性などそうそういないと思われるが、なによりも残念なのは、私が女として生を受けてさえいれば、この程度の容貌の女に美人市議などと大きな顔はさせなかったものを、残念ながら男として生まれてきた私には美人女性市議に対抗する術がないことだろうか。
それはさておき、気付かないうちにサントリーから発売されていた小麦色の缶がまぶしい超長期熟成エビス。さっそく飲んでみたが、今までのエビスが普通のビールに感じられるほどのコクと旨味。これをなぜ限定発売とするのかサッポロよ。これこそプレミアムビールの名にふさわしい。再考を求めたい。

鳩山更迭、どっちの話?

夕刊なんたらの表紙を見ると、鳩山更迭と書かれていた。もちろん、どちらの話と言うのは、兄ポッポと弟ポッポのどちらの話なのか、と言うことではない。当然のことながらアルカイダと仲良しの弟ポッポ、現総務大臣の鳩山邦夫の話だ。
どっちと言うのは、インターネットで検索すると、鳩山大臣が郵便会社の社長である西山氏の再任を認めないと言うことばかりが出てくるので、鳩山大臣が西山社長を更迭すると言う記事なのか、はたまた暴走する鳩山大臣についていけなくなった麻生総理の堪忍バッファが溢れてついに更迭することになったと言う記事なのか、タイトルだけでは分からなかったのだ。
どちらの記事だったのか非常に気になるが、更迭されるなら政府の方針に反して減反政策の見直しを、独断で打ち出してしまった石破農林大臣ではないかと思われる。この人、次の選挙で公認してもらえんのか、甚だ心配である。

2009/06/02

99shop、値上げ

1年以上も前に週刊誌で交際が報道され、最近もファミレスで仲良く食事をするところを目撃されたり、半同棲状態とも伝えられる、元祖ブログの女王、眞鍋かをりだが、ブログではこれまで交際については一言も触れられていないそうだ。ちなみに、芸能人がブログを書いて、まるでブログの先駆けでもあるかのように、女王よわばりするのは納得がいかない。元々、知名度も人気もある芸能人がブログを書けば、アクセスが鰻登りになるのは当たり前で、草の根の自力で活動してきたネットアイドル達こそ、元祖と呼ばれて然るべきと言うものであろう。
それはそうと、うちのすぐそばにある、全品99円で有名な99shopが、なんと1円の値上げをしたところ、店名まで変更になってローソン100になってしまった。これまで1万点の買い物をしたら99万円で済んだところが、なんと100万円かかるようになってしまうのか。
どうも調べたところによると、いつの間にか99shopはローソンの子会社になっていて、順次ローソン100に転換していく方針との事らしく、消費者に値上がり感を持たせることなく利益を大幅に拡大するこの戦略は全国的に推し進められていくようだ。これまで、99円の売上に対して利益は0.1円程度だったと仮定すれば、屋号を変えるだけで一挙に利益を10倍にも増やせるこの戦略、なんとも庶民を馬鹿にしたようなやり方と言わざるを得ない。しかも、1円の値上げは税込みに換算すると2円の値上げとなり、それも考慮に入れれば莫大な額の利益増に貢献することになるのだ。少しは消費者に還元しやがれってんた。
ブログでちっとも触れられない自らの恋愛模様。私は昨日の報道を見るまで、眞鍋かをりの恋人は麒麟と言う人なのだと思いこんでいた。世の中には変わった名前の人もいるんだなぁ、くらいに思っていたのだが、よくよく聞くと、麒麟とかいう漫才コンビの片割れで川島とか言うのが恋人だったようだ。なんだ、そうなのか。麒麟は名前じゃなかったのか。そりゃそうだ。こういう人もいるだろうから、ちゃんとブログ芸能人の祖としては、自分の恋愛模様くらいきちんと報告してもらいたいものだ。まあ、眞鍋かをりのブログなんて、2回くらいしか見た記憶は無いけどね。

うどん店、爆発

オープン準備中のうどん店が、原因はいまだ調査中だが突如、爆発し、従業員6人が負傷するという事件が起きた。
この報道を聞いて、100人が100人、思い描くのは香川の片田舎、田んぼの真ん中にポツンと佇むうどん店のイメージだが、実際は香川から遙か遠く離れた大都会、東京から北に上ること数百キロ、青森の片田舎に佇むうらびれたうどん店であった。
なぜ、うどん店が爆発したのかと言う疑問と同じくらい、なぜ青森でうどん店なのだという疑問が湧き出てくるのは当たり前の感情だろう。青森と言えば、マグロだったり林檎だったり、あるいはしょっつる鍋だったりするのではないのか。声を発するエネルギーさえも惜しみ、そうだと言うところを「んだ」と言う、そんな青森でこともあろうにうどんとは、なんとありふれた食事なのだろうか。
たしかに、それがいまこの瞬間の経費削減につながるのかもしれないが、これで青森の人里離れた深遠なる信憑性が失われたことを考えると、その損失は計り知れない。さらば、神秘王国、ようこそ手垢にまみれたうどん王国。
いや、別に香川うどん天国をバカにするつもりなど微塵もない。イヤ、ほんとに。