2008/10/31

消費税をもっとあげろ

今日、自民党総裁であり日本国首相の麻生太郎が、3年後には消費税を増税することを明言した。これまで上げるかも、上げないと仕方ない、上げたい、などと消費税率の増税については欲望を滲ませながらも実際の増税については明言を避け、うやむやのうちに上げれればありがたい、くらいの動きを見せていた自民党が、ここにきて消費税の増税について、明言したのはおそらく今年中の選挙が無いと決まったからなのであろう。
それにしても、このタイミングで消費税を上げることに言及した首相の意図というのが全く分からない。国民感情としても、普通の経営感覚としても、財源が不足しているのであれば支出を抑制することで、収支のバランスをとるのが当たり前で、収入が少ないから、取立てを厳しくしようというのは、ヤクザが収入不足を補うためにショバ代を嵩上げするのと、論理的には全く同一であり、なんとヤクザな方法に出たのかと言われるのが相応というものであろう。
だいたい、無駄な道路はつくる、診療報酬は増額する、公務員は削減しない、社会保険事務所の職員は全員再雇用する、そういう政策をとりながら、一方で消費税を増額し、ガソリンの暫定税率は維持し、所得税も減税しない、そういう庶民から搾り取れるだけ搾り取り、企業や官僚に対しては既得権益を認め、これまで以上の利益を誘導していく、そんな政府が打ち出す増税議論に、いったいどこの国民が諸手を上げて賛成できるというのだろうか。
とはいえ、これは日本国民に対する、ひとつの試金石だと言えよう。これで選挙をやって、もしも自民党が勝利するようであれば、日本国民は政府に対し、これまでの無駄遣いを非難する権利を喪失し、増税についても押し黙って粛々と税金を納める生活を選択した、そう捉えられてしかるべきであろう。自分たちで選択しておきながら、その結果についてブツブツと文句を言う、そういうまるでマゾ(男でも女でもいいが)が1人で妄想しながらオナニーしているような、自分で自分の首を絞めて、その快感に酔っている、そんな醜態を晒すことだけは、避けて欲しいものだ。
もっとも、日本人というやつは、昔からぶざまな姿を世界中に晒してきたので、今回もどうせ、なんのかんのと言いつつ、自民党が圧勝するのは間違いないところなのだが。どうせ上げるなら消費税を100%くらいにして、どんどん企業の経営を改善する目的で使ってほしいものだ。なぜって?それは日本国民が締め上げられればその分だけ、快感を感じるマゾ国民だからさ。韓国や中国にあれだけイビられて、それで平気な顔をして韓国や中国に旅行に出掛けられるのを見れば分かるだろ(笑)

2008/10/30

サッポロ「ラガー」って?

今日の夕方、いつものようにJRの駅構内にあるNEWDAYSに行って飲み物を買おうとしたところ、見たことのないパッケージの缶が並んでいるのに気が付いた。クリーム色の缶に緑をあしらったような、少しレトロを感じるデザインに、書かれていたのは「サッポロラガービール」、なんでも謳い文句によれば日本最古のビールらしい。
このところ、キリンのストロング7を飲んでいた私だが、この缶に刻まれている限定復刻版という文字を見ると、試してみないわけには行かず、いつどうやって代金を支払ったかも記憶に無いが、なぜか気が付いたら缶を片手にホームに佇んでいた。
こいつを飲んでみたところ、キリンのラガーと比べて非常に濃い麦芽の味と、豊潤な香りに私の五感は覆い尽くされてしまい、到底ほかのビールでは得られない程の満足感を得てしまったのだ。こんなうまいビールが限定生産だとは、サッポロビールは頭がおかしいのではないかと思うほどで、他のどうでもいいようなビールの生産をやめても、こいつを増産してビール戦線で戦うべきではないのだろうか。だからサッポロはアサヒやキリンに何年経っても追い付く事ができないのだ。ちゃんと味見してんのか、おまえらは!

2008/10/29

松坂屋、跡地に何ができるのか

横浜松坂屋の営業が一昨日、2008年10月26日をもって終了し、創業以来144年の歴史に幕を下ろした。最終日となった昨日は、見たことも無いほどの盛況ぶりで、いつもこのくらい賑わっていれば、閉店の憂き目を見ることもなかったのにと大変残念に思ったが、もはや後の祭りである。
さて、松坂屋は閉店したが、その建物自体も取り壊される事が決まっており、市民からは文化財として保存を求める声が強くなっている。しかし、もともと、この建物は重要文化財?として横浜市の保存対象に指定されていたはずなのだが、どういう経緯で取り壊される事が決まってしまったのか、全く闇に包まれたままであり、決定に絡んで何らかの利権争いでもあったのではないかと疑われても仕方ないところだ。そんな利権の損得に左右されることなく、保存すべきものは、費用をかけてもきちんと保存する、そういう世界の常識に照らしても恥ずかしくない国際都市を、是非とも目指して欲しいものである。
だが、それにも増して気になるのは、一体この旧松坂屋跡地に何ができるのか、という事だ。低層階に商業施設を備えた総合ビルを建築する、となっているらしいのだが、実のところ具体的な計画はまだ無い状態で、この景気低迷が明らかとなりつつある昨今、一体なにができるのか非常に心配なところである。少し離れたところで、ユニーの向かいにあった建物群は、まとめて取り壊されて以来、何が出来るのかと期待していたら、なんと平置きの駐車場になってしまった。まさか松坂屋ほどよい立地条件の土地が、そんな事になるとは思えないが、ひと昔前に流行ったタワー型マンションなんかはやめて欲しいものである。松坂屋がなくなった事で、休みの日に出掛けるところがひとつ失われてしまったのは非常に困った事で、何か休日に出掛けるに足るものが出来て欲しいものである。あ、パチンコ屋は勘弁してくれよな。

2008/10/26

格差を考える

先日、どこかのニュースサイト(読売だか日経だか朝日だか・・・)で書評が紹介されていた、大竹文雄氏が書いた「格差と希望」という本が少し気になり、調べてみると近くの図書館で蔵書があるとのことで、少し読んでみることにした。この本は、格差社会というものについて、いったいどういう格差があり、何が原因で、じゃあ一体どうすればよいのかという議論を、新聞紙面上などに掲載された論説を引用することでまとめられたものとなっており、あまり目新しい内容はない。
若者の間で正社員になるかどうかで大きな格差が発生しているとか、既得権益を持っている人間が規制緩和が格差を招いたと声高に叫び、権益を守るために規制を強化させようとするとか、地方と都市部の格差が拡大しているが、地方でも土地を持っているような人間と、人的資源しか保有していない人間の間では、格差に対する捉え方そのものが異なっているとか、どこかで聞いたような内容がつらつらと述べられており、その一方で色んな文章を引用してきているがために、いまひとつまとまりのない内容となっている。なにしろ、全体を通して読んでも、自分でメモしながらまとめないと、何を言っているのか非常に分かりづらいのだ。
結論としては、格差を是正するためには、規制緩和によって働き口が少なくなってきているような業界に対して、職業訓練などの教育を施すことで、他業種への転換を進めたり、フリーターなどが正社員に採用されやすいような制度を設けることが必要であり、特定の何か、あるいは誰かを悪者にしてしまうのは簡単だが、それでは根本的な解決には到底至らない、としている。
そんな記載の中、就職氷河期を招いたのは、正社員が既得権益である自分たちの待遇を守りたいという欲望から、賃金を低下させるくらいなら社員の新規採用を控えよう、という会社側の提案に乗ったことが原因だとしている。とんでもない話である。正社員の給料はここ数年、減少を続けており、既得権益と呼ばれるような待遇は維持されておらず、そもそも、そのような重要な判断に関与できる組合員など皆無である。さらに言えば、新規採用を抑制し、正社員の数も絞っていこうと会社が動いているのは、単純に景気が悪く仕事も減ってきているからの他ならない。政府が発表する景況判断を鵜呑みにして垂れ流すだけの御用文化人に、このような勝手な発言をされるのは非常に腹立たしいものだ。
さらに、ホワイトカラーエクゼプションについても一部で触れており、ホワイトカラーの勤務時間管理が難しいから、導入は避けられないとしており、残業代ゼロの声については「残業時間の増加を野放しにしていいわけではない」とコメントしている。この著者は、サラリーマンとして勤務したことなど、生まれてこのかた一度も無いと思われる。労働時間を自分で決められる=残業代が支払われない=効率のよい人間は少ない労働時間で仕事を切りあげられる、という論理で話しているのだと思うが、効率のよい、いわゆる仕事のできる人間には、できない人間よりも多くの仕事が割り当てられ、しかも品質も高い成果が出せるため、結果的には長時間の残業をしなければこなせないくらい、大量の仕事をする羽目になる、という現場の実情をまるで理解していないとしか思えない。
一通りの内容を通して読んでみたが、はっきり言って、正規/非正規の労働者を、すべて奴隷化していこうという政府の陰謀に加担する、悪魔の著書であると言えよう。このような政府の陰謀が抱く真意を悟らせることなく、民衆を言葉巧みに導いていくことを意図しているとしか思えない書籍について、推薦するかのように書評に載せる新聞も、政府の労働者奴隷化計画の一翼を担っていると言えよう。格差解消という玉虫色のお題目に飛びついて、労働者全体が不幸になる、そんな計画は断じて阻止しなければならないのだ。
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2008/10/25

医師不足の原因は

日本の首都である東京で、脳内出血のために救急車で搬送された妊婦が、9つもの病院で受け入れを拒否された結果、死亡した事件で、地方だけでなく大都会においても、救急医療体制の崩壊が進みつつあることが明らかとなった。厚生労働大臣が受け入れを拒否した救急病院の視察を行うなど、政府は事態の沈静化とこれ以上の批判が集中することを回避するのにやっきだが、医療体制の改善を図るよりも世論の批判を避ける方を優先するとは何事か。視察などして世間に対するパフォーマンスを演じる暇があるなら、早急に地方も含めた救急医療体制の再構築に力を注ぐべきで、こんなところからも本気で何かを改善しようという気がさらさら無いことが見て取れる。もはや、自民党による政府運営は限界を通り越して、全く機能していないことの表れだと言えよう。
医師不足による医療体制が崩壊したのは、主に3つの原因が考えられる。1つは度重なる医療事故に伴う損害賠償訴訟により、命を救えるかどうか分からない状況で患者を受け入れることが、医師にとってのリスクだという認識が広く共有されてしまったことで、緊急を要する患者ほど受け入れを拒否されてしまう状況になったことだ。これは主に、法整備の不備が問題であり、損害賠償を求められるケースを、明らかに医師が故意に処置を怠った場合などに限定していないのが根本的な原因であろう。例えば、数年前にあった、割り箸が喉にささって病院に運ばれた際に、何の処置も受けずに帰宅したあとで容態が急変し死亡したケースなどは、割り箸が欠損していることを病院側に伝えることが出来ていれば、CTスキャンを撮るなど何らかの対応がとられた可能性もあり、医師に全ての責任を押し付けるのはやりすぎというものだろう。
次の原因は、日本医師会が、医師の技術水準低下を避けるという名目で、試験の合格を難しくなるように国に働きかけていることだ。もちろん、技量が低い医師を量産してもらっては困るが、日本医師会の目的が、自分たちの既得権益が侵されることを回避することであるのは明白で、そのために医師の数を制限しようとは、本当に利己的な人間の集団という他ない。なにしろ、医師の数が増えてしまえば、自分たちの収入は減少するばかりか、内部での批判の高まりから、これまでのように少数の医師だけが特権を持つような体制を維持していくのが難しくなることが予想されるのだ。こんな自分たちの利益や権益だけを守ろうとする日本医師会を、まずは解散させて民主的な医師連盟とでも言うべき組織を改めて作る必要があるだろう。当然、日本医師会と長年、癒着してきた厚生労働省の役人や、厚労族と呼ばれる政治家どもも同罪である。
最後の原因は、待遇の問題だ。日本医師会の重鎮どもは、庶民とはとうてい掛け離れた収入を得ているが、公立の救急医療センターなどで働く若い医師などは、他の民間病院と比較すると非常に低い賃金での労働を強いられており、これも救急医療の現場で医師が不足する大きな原因となっている。特に、東京都の場合、地方と比較しても非常に低い賃金となっているとのことで、アルバイトの賃金が東京は地方と比較して非常に高額になっているのと好対照であると言えよう。これは東京都政が、医療というものに全く関心を寄せてこなかったことが原因であり、長らく都知事に君臨している石原慎太郎の責任は重いと言わざるを得ない。
これらの原因を追求することもなく、いたずらに医師不足だけをクローズアップして国民の不安を煽るだけのマスコミにも猛省を求めたい。これらの原因を取り除かないかぎり、その場しのぎの対策を施したとしても、すぐに効果は失われ、元の木阿弥に戻るのは必定である。とりあえず、次回の選挙の争点に、医療体制の再構築も挙げていただきたいものである。
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お手伝いさんのいる風景

東京大学やトヨタ自動車などが共同で、家事をサポートしてくれるお手伝いさんロボットの試作機を製作したという報道があった。なんでも、これまでのロボットでは難しかった、洗濯物などの柔らかいものでも正しく認識し、衣類などをまとめて洗濯機にいれたりすることもできるらしく、外出時などに、これとこれをやっといて、とお願いすれば1人で作業をこなしてくれるそうである。
掃除をしたり、食器を運んだりは記事に掲載されていたが、食器を洗ったり、洗濯物を干したり畳んだりという動作は記載されていなかった。恐らく、水周りの作業はまだまだこれからの話になるのだろうが、少子高齢化に伴う労働力不足の解消を目指し、7年後を目処に製品化に漕ぎ着けたいとのことで、いつ店頭にこのロボットが並ぶようになるのか、今から楽しみである。
しかし、昔、夢物語と思っていた鉄腕アトムの世界がどんどん近づきつつあるようで、そろそろロボットに対する法律も整備を進める必要が出てくるのかもしれない。ただ、家事をロボットに任せるようになってしまっては、人間は本当におしまいだ、という気もしてくる。自分の事を自分でやらないようになってしまったら、それこそ猿の惑星のように人類は地球の支配者としての地位を、何か別の生物に譲り渡すことになる日も近いと言う気がする。それにしても、よく考えたら、アトムって家事してる記憶がねぇな。う~ん、ほんとに人間の役にたってんのか、あいつ。

2008/10/23

阪神に続き巨人まで

日本シリーズへの出場を賭けたセリーグのクライマックスシリーズ第二ステージがようやく始まった。パリーグは優勝チームである西武ライオンズが日本ハムファイターズを下し、順当に日本シリーズへの出場権を手にしたが、セリーグはどうなるのだろうか。
第一ステージでは、13ゲームもの大差を逆転され優勝を逃した阪神が、チンカス岩瀬がストッパーを勤めている中日とか言うチームにいともあっさりと、第二ステージへの切符を譲り渡し、かくして巨人vs中日という去年と同じ組み合わせでの第二ステージが始まった。私が案じていた通り、巨人はなす術もなく第1戦を落とし、去年と同じく1勝すら出来ず敗退する道を歩き始めた。
はっきり言って、このまま中日が労せず日本シリーズへの切符を手にするのは、国民の覇気を奪う最低の教育となるだろう。1年の間、一生懸命闘ってきた巨人と阪神には何の見返りもなく、ただ漁夫の利宜しく何の努力もしていない中日が最後に甘い汁を吸う、これはまさに労働者が汗水垂らして働いた結果を、何の労力も費やさずに手に入れるマネーゲームに勤しむ人々と同じで、国民から真面目に働こうと言う意欲を奪う最低の展開である。頑張った者が正当に報われる、そういう社会とその縮図のような野球ルールを策定してほしいものである。

2008/10/21

星野だったら辞退しよう

来年の春に東京ドームで開催されるWBCを目指す、日本代表チームの監督選考について、前回のチームで中心的な役割を果たし、日本を初代王座に導いたチームリーダーのイチローが、取材に対する発言の中で初めて苦言を呈した。どうやら、現在の監督選考の中では、現役監督に出場してもらうのは難しく、それ以外から選出しようと言う流れになっているが、それに対して、日本野球界が総力を挙げて戦うと言いながら、最初から監督の選択幅を狭めて、どこが総力なのかと。
その通りである。監督を現役以外から選ぶ理由も、シーズンの準備で忙しいからだ、となっているが、そんな理由を持ち出して選手が全力で試合に臨めると言うのだろうか。しかも、現役以外から選ぶイコール星野監督の就任と既に意見の集約を図っている模様で、なんとしても惨敗した北京オリンピックのリベンジを果たしたいと言う気持ちが表れているとしか言い様がない。
これに対してもイチローは苦言を呈しており、リベンジ等と言う気持ちを持って挑んでも、到底勝ち得ない、チーム一丸となる事が必要なのだと説いた。前回のWBCでは、王監督を負けさせる訳にはいかない、その気持ちがチームをひとつにまとめあげ、初代王座に導いたのだと。
やはり、私の睨んだ通り、星野監督の下では、チームはまとまらないと言う事だろう。イチローはこうも言う。北京オリンピックの代表は、チームに連帯感が欠けているのが、はっきり見てとれた、だから惨敗したのだと。これで星野監督を留任するようでは日本野球界はおしまいである。是非とも星野なんかが選ばれた日には、選手諸君には出場を辞退するようにお願いしたい。まあ、岩瀬とか言う国辱投手は羞恥心など無いだろうから、またそろ出場してくるんだろうけど。
そんなカスに押さえられた阪神って一体・・・・

2008/10/19

三大キャリアの回答は

先日、次の携帯に求める機能をまとめてみたが、auショップで聞いたところ、いくつかの内容を満たすものはあるものの、全てを満足できる端末は無いということが分かった。他のキャリアのショップでも確認してみることを考えたが、かなりの手間が掛かってしまうことと、担当の商品知識に左右されてしまう可能性が高いことから、auも含めてサポートデスクに問い合わせをしてみることとした。
??.画面単位でのスクロールボタンがあるか
  (メール入力時や、WEB閲覧時に画面単位でスクロールできる)
auの回答は、「画面単位で表示画面をスクロールするか設定できます」というものだった。おい、俺が使っている端末はメールの作成画面ではスクロールすることが出来ないと言って問い合わせをしているのに、この回答はありえないだろう。ご丁寧に、マニュアルのどこそこを読んで設定しろ、とまで書いてある。まったく利用者の意向を理解していない、一方的な回答に若干、腹が立った。
docomoの回答は、「機種によってできるものとできないものがございます」というものだった。だからその機種を教えてくれっていう問い合わせなんだっちゅうの。この担当者、ちょっと頭が悪いんじゃないのか。お前、頭悪いな、と言ってやりたい。
softbankの回答は、「3G機種であれば、メール・ウェブ画面の表示設定にて、「1行毎」/「半ページ毎」/「1ページ単位」等でスクロール単位設定が可能となっております」というものであった。一番、まっとうな回答だと言えよう。ただ、これまでの2社の回答を見ていると、本当にこちらの要望を理解してくれているか微妙なところだ。購入するためには実際に店舗に行って端末を触ってみる必要があるだろう。
??.5000文字程度のメールが送信できるか
この質問に対しては、各社とも可能であるというものであった。ただし、softbankに関してだけは、別途S!メールの申込が必要とのことであった。auやdocomoでは、標準でインターネットメールをサポートしているが、softbankは一般的なインターネットメールを使う機能は別料金のオプションになっているようである。注意したい。
??.メール作成中に終話ボタンを連打しても内容は失われないか
あろうことか、softbankの回答にはこの質問に対する言及が全くなされていなかった。一体、ユーザからの問い合わせに関するインシデント管理はどのようになされているのか、加入してからのサポートが非常に不安を感じさせる。
auの回答では、「マルチプレイウィンドウ機能」を搭載している機種ではメール作成時にキャンセルした場合に、保存するか選択できたり、他の操作を行った後に途中からの編集を行うことができる」とのことであった。だが、この回答では本当に内容が消えないのかどうか、さっぱり分からない。独自に調べた、終話ボタンを連打しても消えない端末と、回答に記載されていた端末には若干の差異があった。この点は不安を催させる。
docomoの回答は、「終話ボタンを何度も押してしまうと、メールは保存されません」というものであった。そんな場かな。docomoショップでちらり聞いてみたところだと、シャープかどこかの端末では送信箱に保存される動作になっていたはずである。本当にきちんと回答するつもりがあるのか、疑念を抱かざるを得ない。
??.WEB閲覧時に画面単位のスクロールで、フォーカスが上に取り残されない
docomoの回答は、「恐れ入りますが、フォーカスが残るとはどのような状態でしょうか。画面単位でスクロールした場合、ドコモの携帯電話では、カーソルも一緒に移動するので、画面上部に戻る必要はございません。」というものだった。どうやら質問の意図を把握しようと努めていただいたものの、正確には理解して貰えなかったようである。これも、docomoショップに行って確認する必要があるようだ。
auの回答は、画面単位でスクロール可能です、というところに一緒くたにされてしまっており、こちらの意図を全く理解しない内容であった。とりあえず、もう一度確認してみるしかないだろう。
softbankの回答は、問題なくフォーカスされるが、逆の問題点として、リンクがある場合には画面単位ではなく、リンクごとにしかスクロールできないというものであった。それは非常に不便なので、乗り換える際には注意が必要だろう。
??.ブラウザを起動した状態で、画像のON/OFFが切替できるか
docomoは機種によるが、可能とのことであった。その機種を教えてくれ(怒!) また、auは機種に関係なく、そのような機能は有していないとのことであった。改善してくれ(怒!!)
ちなみに、softbankは設定でON/OFFにできる、というものであった。これまたこちらの要望を全く理解していない回答(怒!!!)で、メールで再度質問しようかと思ったが、理解してもらう労力を考えて放置することとした。
??.ブラウザを起動したままでメール作成などができるか
??.無料の携帯アプリがある程度、揃っているか
この質問はauやdocomoでは機種によっては対応していることが既に分かっていたので、質問するまでもなかった。softbankについては、よくわかっていなかったのだが、どうやら無料のアプリをダウンロードして使うことはできるようだ。
総じて、どのキャリアの回答も、全ての要望を満たすものではなかった。ここはひとつ、新興勢力であるイーモバイルとウィルコムに期待したい。こちらについても別途、確認してみたい。

2008/10/18

競争社会にフタするな

塩谷文科相が、全国学力テストの結果を公表することを決めた大阪府知事に対し、不快感を示し「競争を過熱させることは決して好ましくない」などと批判したことが報道されていた。市町村の間で、成績の良し悪しが公表されると、競争が煽られる可能性があるので、発表しない方がよい、というのだ。
この大臣は、日本が競争社会で成り立っているということを知らないのだろうか。小学校に入学するときから、隣の子供よりも少しでもよい学校に入れようと幼稚園のころから塾に通わせ、家庭教師までつけるくせに学校の給食費は払おうとしない親たちのなんと多いことか。
だいたい、自分の住んでいる市町村が、例えば他の地域と比較して明らかに成績が劣っているとして、それを知らされずに、他の地域よりも劣ったまま、競争社会に自分の子供を送りだすことが、果たして本当に国民のためになるのか。他の地域よりも劣っているのだとすれば、それを少しでも向上させたいと思うだろうし、その機会を国が無碍に奪うことなど到底許されることではない。即刻、全国の市町村の成績を全面公開し、どのくらいの教育格差があるのかを示すべきであろう。臭いものにフタをして、国民の目から覆い隠すことを政治とは呼ばない。

2008/10/16

落ちこぼれ対談

度重なる喫煙問題で一時、芸能界から干されていた加護亜依だが、このところネット配信されている加護ちゃんねると言う番組で、世直しを目指しているようだ。世直しをするまえに、自分の素行を直すのが先だろうと言う声が聞こえてきそうだが、そんな中で落ちこぼれ芸能人らしく、落ちこぼれ経営者のホリエモンとの対談が収録されたらしい。
加護亜依は、ホリエモンについて、実際に会って話した印象として「すごく頭のいい人」と述べているが、世の中の大部分の大人は少なくとも加護亜依よりは頭がいいだろうから、この感想に意味は何もない。やはり頭の芳しくない加護亜依らしい感想と言わざるを得ないだろう。だいたい、逮捕されたとは言え、頭がよくなければ会社経営など到底なし得る筈もなく、さすがは落ちこぼれ芸能人の面目躍如と言ったところか。
それにしてもホリエモン、加護亜依なんかと対談するくらいしか、メディアに取り上げられるシーンが無いとは何とも落ちぶれたものだ。傲る平家は久しからず。

2008/10/14

携帯電話で有料ゲームを

ドコモやKDDIの発表・インタビューでのコメントを見ていると、どうやら今後、携帯電話でのゲームコンテンツを拡充し、有料化していくことで、利用者の取り込みと顧客単価の向上を目指したい意向らしく、PSPやDSなど既存のゲーム機器で動作しているゲームとの連携や、携帯電話の高性能化によって同じ土俵で戦う(この場合、ゲーム機と戦おうのではなく、ユーザ同士が対戦するという意味)ことを目指していくようである。
要約してしまうと、現在の通話やパケット通信料、既存の有料コンテンツによる課金だけでは、収入増の限界が見えている事から、一般利用者がまだ利用していないコンテンツを拡充していくことで、顧客単価の向上を目指していきたい、そう言っているのと大筋では同義であり、一般利用者から更に搾取を進めようという発想を強めたようにしか見えない。事実、キャリアの担当者などによると、無料ゲームを提供することでシェアを大きく伸ばしているモバゲーというコンテンツビジネス(要は広告などによる収入で賄っている)とはコンテンツの質で一線を画するため、相手にならないと言い切っており、これからは有料の高品質ゲームを主流として押し出していく、と意気込んでいるのが見て取れる。
実際、携帯電話会社が、自社が運営するゲーム販売サイトで高品質なゲームを売り込むのはひどく簡単で、どの端末からでもゲームサイトにアクセスしようとした場合に、まずは一度、キャリアのゲーム販売サイトを経由しなければならないように通信を制御するだけで、いくらでもゲームで遊びたい利用者を有料サイトに誘導することは可能であろう。しかし、有料のゲームが果たして本当に面白いのかどうか、その点に継続的に成功するかどうかは掛かっていると言っても過言ではない。
どんなに薦められたとしても、そのゲームが面白くなければ、あるいはたとえ面白くとも簡単に遊べる内容でなければ、誰が好き好んで携帯電話でゲームを楽しむというのか。お手軽に、躊躇い無く、安価に遊べるのが現在の携帯ゲームのメリットであり、難しく、手間がかかり、なおかつ有料のコンテンツとなった場合に、どれほどの人間が利用を継続するというのか。長期的な展望で見た場合に、成功して始めて、コンテンツビジネスとして成立したと言えるのではなかろうか。ちなみに、私は無料でなければ携帯でゲームをしようとは思わない。何しろ、携帯で遊ぶとなると画面は小さく、ゲームの最中に他の事ができるわけでもなく、非常に不便極まりない仕組みとなっているからだ。普及を推し進める前に、この問題をなんとかしてから前に進んでもらいたいものである。

2008/10/12

日本は蚊帳の外

11日、アメリカ政府が唐突に北朝鮮に対するテロ支援国家の指定解除を発表したことは、日本政府にとっても晴天の霹靂であったらしく、アメリカのマスコミが発表前に報道を始めた際に、完全な誤報だなどと呑気なコメントを発表していたのが、正式に発表されるや否や、日本側の主張は完全に理解されたなどと意味の分からない発言を繰り返すなど、まさに日本の主張も無視され、なおかつ無視されたことに対して何ら事前の情報通告も無かった事がありありと見てとれた。
これまで、ブッシュは北朝鮮に対してはテロ支援国家の解除をちらつかせては核開発計画の放棄を求める一方、日本に対しては拉致問題の解決に全力を尽くすと言った、相反する態度を示す二面外交を展開してきたのだが、要するに日本に対しては主張を無視しても大した影響は無い、所詮、弱腰の日本政府では何も出来はしない、でも北朝鮮は正当に扱わなければ今後の交渉に尾を引くと判断したと言うことで、つまりは日本は北朝鮮よりも格下に見られているということだ。アメリカと軍事同盟を結ぶ日本をいともあっさりと斬り捨てたのと同義である。
F-22 Raptor
アメリカは日本の自衛隊における情報流出問題を盾に、次期支援戦闘機の候補として日本が求めているF-22ラプターの提供を頑なに拒んでいる。日本政府が米軍の基地の維持や兵士家族のために国民の血税を使ってまで支援を行っているにも関わらず、兵器を購入することもできず、政治決断についても何の配慮も無いばかりか事前の説明もない、このような同盟を続けることに何の意味があるというのか。アメリカの核の傘から離れれば日本はお仕舞いだ、などとアメリカ依存論者は言うが、世界中の国がアメリカに依存しているわけでもなければ、そういう国々が隣国から終始攻撃の危険に晒されているというわけでもない。
同盟を解消すると、政治・軍事だけでなく、経済にも大きな損失になると言うが、今の円高が進んでいく状況を考えると、日本円の価値が下がる方向に舵を切ってある程度、円安に振れた方が、短期的に見た場合、経済的には好都合なのではないだろうか。もちろん、長期的にどうするのか、それは政治・軍事も含めて考えていかなくてはならないが、今の何も考えずに盲従的にアメリカについていくだけの日本政府のやり方に問題があるのは間違いないだろう。昔、ゲーリングだったかヒムラーだったかが、若者には何も考えさせないのが、支配を強固にする最良の策だ、と言っていた。アメリカが日本に対してやっているのがまさにそれで、何も考えられない日本政府はアメリカの都合がよいように、操られて動いてくれる。物を言わない政府、何も考えられない政府、そんなものは、もうたくさんだ。自国の国民、国土は自分で守る、そういう自分の足でしっかりと立てる国に、日本もそろそろ変わっていかねばならないのだ。まあ、国民がそんなことを考えられるかどうかという、また別の問題もあるのだけれど。。。。

2008/10/11

大和證券と関係が?

昨日、10月10日体育の日(旧)に、大和生命保険が経営破綻し、会社更生法の申請を行い、受理されたとの報道があった。大和生命保険って、大和證券と資本関係のある会社の割には、あまり聞いた事がないと思っていたら、どうやら大きな間違いだったらしく「ダイワ生命保険」ではなく「ヤマト生命保険」であり、何の資本関係も無い模様である。あれだけエビエビしたCMをやっていて破綻したら、そんなところに金を注ぎ込む前にもっとすべきことがあるだろうと、非難が殺到するのではと訝しんだが、どうやら老婆心に終わったようだ。
それにしても大和生命保険、ホームページを見ると新着情報の欄にお詫びだの、更正手続き開始のお知らせだの、債権者説明会のお知らせだのが掲載されているが、その上に「保険加入をお考えのお客様へ」欄があり、なんと筆頭に「生活設計安心プラン」が掲載されている。いや、一番設計やら安心やらが足りなかった会社から生活を安心させる商品ですと説明されても、全く信憑性が無く、今後再建を目指すとしているが果たして誰がこの生命保険に新たに加入するのかと、疑念を通り越して不思議すら覚えるほどだ。再建なんか考えないで、とっとと解散してしまうのが、世のため人のためというものではないのだろうか。
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2008/10/10

次の携帯に求めるモノ

今の携帯を使い始めて早ウン年、さすがにくたびれてきた感があるのと、なんでも今なら機種変更でキャッシュバックがあるとの事で、そろそろ買い替えを考えてもよいか、と思い始めた。買い替えにあたっては、どうしても満たしてもらわなければならない機能や改善項目があるので、少し纏めてみることにした。これらを全て満たす端末があれば、キャリアの変更も視野に入れてみよう。
1)メールは最低5000文字は打てること
ブログを携帯のメールで更新するスタイルをとっている事から、変に送信文字数などに制限があっては非常に困る。受信についても、ニュースサイトのメルマガを携帯で閲覧していることからそれなりの容量が必要だ。
2)メール作成中に終話ボタンを連続で押しても内容が消えないこと
メールを作成しているとき、サ行を入力する際に「3」のキーを何度か押すが、その際に誤って終話ボタンを連打してしまうことがある。現状の端末ではそれまでに入力した内容は全て失われてしまい、非常にストレスがたまる。気をつければよいという意見もあるが、数百文字ならいざ知らず、数千文字のメールを頻繁に発信する事を考えると、このくらいの予防措置は必要だ。
3)メールの入力画面・表示画面で、画面単位でスクロール出来ること
今の端末では、なぜかメールの入力画面では画面単位でスクロールが出来ない。表示画面では使用できるが、これまでの理由と同じように、私にとっては必須の機能である。
4)Web閲覧時の画面単位スクロールで、カーソルがついてくること
Webサイトを携帯で閲覧している時、画面単位でスクロールして下の方を見ることが多いが、その場合に画面上部のリンクにフォーカスが残ってしまい、画面下部のリンクを押せなくなる場合がある。そのような場合、わざわざ画面の上部にまで戻って、画面単位のスクロールを使わないで、再度、画面下部に戻ると言う非常にストレスがかかる手順を余儀なくされている。
5)Web閲覧時に画像の表示・非表示が切り替えられること
画像を表示するようにした場合、最近の携帯向けコンテンツは容量が非常に大きくなる傾向がある。必要な場合には表示するようにしたいが、その為にはブラウザを一度、終了してから設定を変更する必要があり、非常に煩わしいものがある。
6)ブラウザを起動したままでメール作成など、他の操作が出来ること
ブラウザを使用している際にメールの着信があった場合、現在の端末ではブラウザを終了しなければ、メール表示に移動することが出来ない。当然、返信してすぐにWeb閲覧に戻る、という操作も出来ず、閲覧中の画面を再度見ようと思ったら、いちからアクセスを再開しなくてはならない。
7)無料の携帯アプリがある程度、揃っていること
auのBREWアプリ対応端末を現在は利用しているが、BREWの仕組みとして有料のアプリしか提供しにくいため、無料で使える優秀なアプリが殆ど存在しない。例えば、メールクライアントであったり、telnetのツールであったり。やはりアプリが一番揃っているのは、ドコモなのだろうか
上記のような内容を満たす端末を、少しばかり探して見ることにする。結果は追って報告したい。

2008/10/09

やっぱ、ゴミの町は

朝のラッシュ時、たまたま川崎駅を通る京浜東北線に乗り合わせることがあり、閉口しながら押し潰されないように、踏ん張っていたのだが、川崎駅で列車のドアが開き新たな乗客が乗り込んでくるや否や、ニンニクだかの刺激臭が私の鼻を突いてきた。
こいつか・・・
この目の前にいる、デブ人間コンテストに出場すれば、優勝はともかく入賞間違いなしと思えるブタの臭いなのかと訝しんだものだが、臭いは少し離れたところにいるおっさんが手にぶら下げている、弁当か何かの袋からきている事が判明した。まあ、そのくらいなら仕方ないかな?と黙認しようとした時、ありえない事が起こった。なんと、その男性会社員はビニール袋に手を突っ込み、中から鶏の唐揚げらしきものを取り出し、手掴みでおもむろに食べ始めた。
新幹線や特急ならまだ理解できるが在来線の、しかも朝のラッシュ時に立ったままで食事を始めるとは、どんな頭の構造しているのか、頭蓋骨を切開して中身を調べて見たいものだ。それにしてもさすがはゴミの町・川崎の面目躍如と言ったところか。
それにしても、ほんと勘弁してよ。臭いんだよ!

2008/10/07

ドングリの背比べ

道端でふと耳にした、友達同士と思われる、女子高生二人の会話・・・
「あの子さぁ、遠目に見たら可愛いけど、近くで見たら、かなりブスだよね」
ひ、ひどい、ひどすぎる。って言うか、女って怖いというか。
いや、その前に鏡を見てって言いたい。友達(たぶん)をブス呼ばわりする、この二人は遠目に見てもほぼ間違いなく一般的にはブスに分類される事は間違いない。
・・・・例えて言うなら、目くそ鼻くそを笑う?類は友を呼ぶ、かな。。。。

宇都宮市の失態

宇都宮の代名詞とも言える餃子は、全国に知れ渡るとは言わないものの、関東一円では広く知られており、出張などで栃木県に行こうものならお土産として買って帰るのはもちろんの事、食べずに帰っては「何をしに、栃木くんだりまで出掛けたのか」と、非難までされよう程の代物なのであるが、そんな宇都宮市がこのほど、大失態と言っていいほどの不始末をしでかしたのだ。
それは、最近はやりの食品産地偽装でもなければ、中国産原料に起因する薬物汚染でもない。宇都宮駅東口で行われる工事の影響で、長らく東口に設置された餃子の像を、暫しの間、移転する作業を行っていたその時、業者が像を数cm持ち上げたその時、バランスを崩した像はその巨大な重量と共に倒れ落ち、見事に崩壊したのである。
宇都宮市は、若者の待ち合わせでよく使われるこの像を、再建する予定との事だが、一般的に見て思い付く感想は・・・・へぇ、宇都宮駅にそんな像があったんだ、い~らね~~、だろ。工事中に倒しちゃった業者の人は周りから有形無形の非難を浴びるのかもしれないが、まあ、壊したのは所詮、餃子の像なのであまり気にせず。
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2008/10/06

最薄の体重計

最近、家の体重計がすぐに狂うので、これまでずっとアナログの体重計を使ってきた私だが、ダイヤルを合わせる手間がさすがに耐え切れなくなり、デジタルの体重計を購入してみようと思い立ち、実際に、どんなものがあるのか、ネットで調べてもよく分からない部分も多く、とりあえず近くの大手家電量販店で実物を見ながらどれを購入するのかを考えてみることとした。
およそ、オムロン製のは、上に乗るだけではなく、なんらかのハンドルを手で握ることで、体脂肪やなんかを計測するというタイプが多かったのだが、タニタのは上に乗ると体脂肪や筋肉量なんかも計測できるものが多く、お手軽さを求めている私のような人間にとっては、タニタの方が生活リズムにあっていると感じた。そんなタニタのモデルの中でも、もっとも目を曳いたのは、厚さ15mmの極薄体重計、BC-305であった。
薄すぎなんじゃ

これは、重量がたったの1.5kg、厚さ15mmで、50g単位で体重を計測できる体重計としては世界最薄らしく、本当にこれで体重が計れるのかと心配になるほどだったのだが、実際に乗ってみると厚みが無い分、余計に安定性が増しており、乗り方によって傾いたりというバランスを崩すようなこともなく、非常に使用者に優しい設計になっていると感じた。これなら、たとえば高齢者がよたよたと体重計に乗ったとしても、安心して使うことができそうだ。まあ、そんな先までこれが故障なく、動作してくれるかどうかは分からないが。。。。

道路は何も生産しない

自民党が策定を進めている景気対策に、マスコミの注目が集まっている。しかし、注目されているのは、その中身ではなく、それがいつ成立するのか、衆議院の解散とどちらが早いのか、その程度の事項でしかなく、景気対策としてどれほど実効性があるのかについては、全く無視された状況が続いている。
自民党が行える景気対策といえば、一般受けする減税措置と、建設業界が喜ぶ道路整備と相場が決まっているのだが、そのどちらも長期的な視野に立ってみれば、この日本と言う国に対して及ぼす効果は、極めて限定的であり、未来志向には程遠く、近視眼的な対策でしか無いのは言うまでもない。
そんな政局にばかり注目するマスコミ、そしてそんなマスコミに踊らされて近視眼的な視野でしか物を見れない劣悪な国民ども。これでは日本はいつまでたっても世界の中で地位を向上することもできなければ、生活が改善されることもありえない。日本のような資源に乏しい国に必要な投資は、高度な技術とそれを底辺で支える高等教育であることは明白なのだから、当然、将来に向けて投資すべきなのは技術革新と教育改革であることは、普通に考えれば自明の論理である。
道路なんかをいくら作っても、建設業者を潤して、余ったお金が市場に還元されるだけで、言わば1のお金を使って1以下の効果を生み出しているだけである。それに対して、技術を革新し、将来を担う子供たちに対する教育を促進することは、1のお金を使って1以上の、2にも3にもなるやもしれぬ、真に建設的な投資なのだ。いい加減に、目先のことしか考えられない政府、今日の暮らしのことしか考えられない国民、そういう貧困な発想の二流国からの脱却を図らなければ、日本と言う国が世界地図から消えるのは時間の問題だろう。

2008/10/05

ハイヒールで踏んでやれ

千葉県松戸市で、歩いている女子大学生の履いているハイヒールのかかとをいきなり掴み、脱がせて奪おうとした窃盗の罪で、27歳で無職の男性・鈴木貴晃容疑者が逮捕されるという事件が発生した。なんでも、女性の履いているハイヒールが欲しかった、とのことなのだが、いったいそのハイヒールを盗んで、いや奪って、何をするつもりだったのか、本当のところを聞いてみたいところである。
こんなのか?
どのような刑が下されるのかは、これからの裁判に委ねられるが、例えばハイヒールで100回踏まれるなどと言った、もしかすると本人が喜んでしまうかもしれない刑に処して欲しいものである。それがあまりにも嬉しければ、再犯の可能性も否定できないが、あくまでも刑罰を受けるために起こす犯罪である以上、それほど悪質なものに発展しないことが期待される。1年間の禁固などに処してしまった場合、欲求が昂じてより悪辣な犯罪に手を染める可能性が高く、ある程度、歪んだ性的欲求を満たしてやりながら、世間的には溜飲がさがる、そういう刑罰を与えることを、これだけ性犯罪が凶悪化している現状を考えれば、検討しなければいけない時期に差し掛かっているのではないだろうか。
いや、俺はハイヒールには特に興味は無いんだけどさ。。。。

2008/10/03

死ぬ勇気もないチンカス野郎

大阪の個室ビデオ店、要するにエロビデオ鑑賞店で、放火による火事で15人もの尊い命が失われるという悲惨な事件が発生した。放火した男性は、ギャンブルに離婚にと、人生の荒波に揉まれた挙句、ビデオ鑑賞店で自殺するために放火したものの、命の危険を感じて逃げ出したという。
なんと身勝手で、なんと情けない人間なのだ。いや、この生き物を人間と呼ぶのは、人間全般に対する冒涜では無いかとすら思えるほどの、極めて低劣な知能の持ち主と言わざるを得ないだろう。ギャンブルで散財した挙句、妻に愛想を尽かされて離婚した、それが人生の荒波に揉まれた結果、自殺を考えるようになったというが、それらは全て自分で蒔いた種であり、なんら同情するに値しない事情である。
はっきり言って、ギャンブルにのめりこみ、大きな損失を被る、妻の気持ちにも気付かず、離婚に至るまでなんら妥協点を探ることもできない、こんな生物は、どこの世界に行っても、何度人生をやり直しても、同じ末路を辿るのが目に見えているし、お似合いというものであろう。
テレビで見る限り、この男は護送される車の中で、何か大きな事を成し遂げたかのような誇らしげな表情を見せていたのが非常に印象深いが、こいつが死刑にならないのなら、この日本に死刑制度などもはや必要では無いと言わざるを得ない。せめて、被害者の遺族が、自らの手で死刑執行のボタンを押す、銃殺刑の引き金を引く、そういう被害者の感情に配慮した対応をこそ、求めたいものである。
まあ、こんなつまらない生物に殺された人を、この男はきっと「俺みたいなチンケな人間に殺されて、悔しいのかい?ボクぅ」なんて思っているのだろう。このクソ野郎めが!

2008/10/01

アメリカの陰謀か

昨日、アメリカの下院で金融救済法案が否決された事で、ダウ工業平均株価が史上最大の下げ幅を記録したのを皮切りに、全世界規模での金融不安が高まり、連鎖的に各国で大幅な株価の下落が発生している。
確かに、アメリカの世論としては、自らの失策で赤字を産み出した金融機関を救済するために、なぜ税金を注ぎ込まなくてはならないのか、そもそも何らかの効果があるのか、と言う批判が強くあり、日本と違って物言う有権者の厳しいチェックに晒される議会としては、おいそれと法案を通過させるわけにはいかなかったろう事は、事情として理解はできる。
しかし、なぜこのタイミングで法案を否決したのか、怒りを覚える金融関係者や、企業の経営者は多いのではなかろうか。今日、日本では2008年度の上期決算を迎えると言うのに、その当日に株価が暴落して損失が発生してしまっては、もはやそのマイナスを補うための施策すら間に合うものではない。これでは日本企業を赤字決算に追い込むために仕組まれたのではないかと疑念を抱かれても仕方ないのではなかろうか。
アメリカの9月末はこれからだから、株価が反発して、そう大した影響が無いなんて、明らかに狙ってるとしか思えないよ、コノヤロ~!