2008/10/23

阪神に続き巨人まで

日本シリーズへの出場を賭けたセリーグのクライマックスシリーズ第二ステージがようやく始まった。パリーグは優勝チームである西武ライオンズが日本ハムファイターズを下し、順当に日本シリーズへの出場権を手にしたが、セリーグはどうなるのだろうか。
第一ステージでは、13ゲームもの大差を逆転され優勝を逃した阪神が、チンカス岩瀬がストッパーを勤めている中日とか言うチームにいともあっさりと、第二ステージへの切符を譲り渡し、かくして巨人vs中日という去年と同じ組み合わせでの第二ステージが始まった。私が案じていた通り、巨人はなす術もなく第1戦を落とし、去年と同じく1勝すら出来ず敗退する道を歩き始めた。
はっきり言って、このまま中日が労せず日本シリーズへの切符を手にするのは、国民の覇気を奪う最低の教育となるだろう。1年の間、一生懸命闘ってきた巨人と阪神には何の見返りもなく、ただ漁夫の利宜しく何の努力もしていない中日が最後に甘い汁を吸う、これはまさに労働者が汗水垂らして働いた結果を、何の労力も費やさずに手に入れるマネーゲームに勤しむ人々と同じで、国民から真面目に働こうと言う意欲を奪う最低の展開である。頑張った者が正当に報われる、そういう社会とその縮図のような野球ルールを策定してほしいものである。

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