2009/07/29

アリコとクレジット

ニュースでアリコジャパンから顧客のカード情報が10万件以上も漏洩して、尚且つ不正利用が2000件を超えていると言う報道を聞く度に、この会社がそんな問題を起こしてしまっては、陳謝などでは到底許されず、会社の存続すら危うくなるような大問題ではないかと、その都度感じていたのだが、私は大きな勘違いをしていた事に、今朝方、唐突に認識したのだ。
アリコ、アリコと聞いて、想像していたのは損害保険大手のアリコジャパンではなく、クレジット会社大手のオリコカードだったのだ。なんとなく、クレジット会社がカード情報を漏洩させたにしては、いやに扱いが小さいなと不思議に思っていたのだが、これですべて合点がいった。単なるアリコ違いだったのだ。なぁんだ・・・・
アリコに加入して、実際に被害にあった人達も、このくらいピントがずれた認識でいて貰えれば、さぞやアリコジャパンの面々も枕を高くして眠れたであろうに。そうは問屋が卸さないのが世の常と言うものか・・・

2009/07/26

モノの値段は下がる・・・はず?

今、持っているデジタルカメラを使い込んでいるうちに、だんだんと機能的、性能的に物足りなさを覚えるようになってきた。というコラムを先日書いた。価格コムで探して購入しようと思ったのだが、それでも55,000円以上はかかってしまいそうで、これにさらにメモリカードやらカメラバッグやらを買うことを考えると、どうやっても予算は6万円以上は必要になりそうなのだ。
そこで、オークションで中古品を買うことを考えた。最近、新機種が発売されたため、買い替えに伴う中古品の出品が増えてくるはずだと踏んだわけだが、探してみると確かにいくつも出品はされているようだった。最初、安心して取引できる楽天オークションで探していたのだが、オークションのシェアが低いせいか、数としてはあまりなく、しかもなぜか知らないが高額で取引されているものが多いのだ。オークションで入札しているというのに、一般の市価よりも高額になってしまうとはどういうことなのだろうか。
とりあえず、楽天に見切りをつけた私はヤフオクで探してみることにした。やはりシェアNo1だけあって、出品数はかなりの数があり、見比べるだけでも一苦労しそうな感じである。様子をみていると、おおよそ5万円前後で落札されているものが多いようで、なんとか45,000円くらいで手に入れたい私の希望を満たすのは難しいかも、と思いつつ、値動きを調べてみることにした。すると、7月中旬に50,000円で落札されたのを皮切りに徐々に値段が下がってきていることが分かった。
私の分析では、例えば3人の人がそれぞれ50千円、49千円、48千円で購入したいと思ったとすると、最初の出品に対して3人が入札すると、当然ながら50千円で入札した人が購入出来ることになる。いったん、購入してしまえば、普通であれば次の出品に入札してこなくなるため、次の出品では残った2人のうち、49千円で入札した人が購入出来ることになる。こうやって出品に対して自分が出してもよいと思う価格を入札していくと、時間はかかるかもしれないが、いつかは希望価格で手に入れることができる、はずなのだ。
そう考えて値段を見ていると、確かに50,000円のあとは、48,100円、47,000円と徐々に価格が下がってきた。私の希望価格まであと少しだ。その入札履歴を見ていると、最初の出品で落札できなかった人が、次の出品で購入できたりしており、やはり私の分析は正しそうだと言う事が裏付けられたと感じた。入札したが落札できなかった人がどのくらいいるのか確認してみると、私の希望価格よりも高い価格で入札している人が10人あまり。もう少し待てば手に入れられると思っていた矢先に、次の商品はなぜか52,000円で落札されてしまった。どうやら、購入したい人は次から次へと現れるので、なかなか価格は下がらないようである。経済って難しいね。。。。。

2009/07/25

不祥事との関連はないと言うが

不正経理が発覚し、理事長親子が逮捕されたりと、漢字検定協会を巡って大きな問題が起きる中、実施された漢字検定試験では受験者が若干減少するなどの影響が見られたが、大きな影響はなかったように思われる。そんな中、知らないところで新漢字検定とも言うべき試験が、全く別の財団法人で施行されることが分かった。その団体の名は「日本漢字習熟度検定機構」。ここが行う試験の通称は新漢字検定となる予定だったのだが、漢字検定協会の猛反発により挫折し、熟語に重きを置いていると言う理由から「漢熟」と呼ばれることとなった。
この団体、明らかに漢字検定協会が不祥事で廃止に追い込まれるのを見越して、その後釜を狙って設立されたのではないのかと疑ったのだが、その設立の動機と特徴、という記載によると、どうやらそういう訳ではない、という事になっている。
当財団の設立認可は2009年2月17日であり、昨今話題となっている日本漢字能力検定協会の不祥事発覚以前であり、その事に関連した何らかの意図でもって立ち上げたものではありません。
日本語に関する勉学を専門とする学識研究者の発想、発議により立ち上げられた組織であり、利益追求を第一義的目的とするものではありません。

これを読むと、不祥事の発覚前となっているが、実際に文部科学省が漢字検定協会に立ち入り検査をしたのは、その8日前の2009年2月9日に行われているので、説明は誤りであり、タイミングを考えると不正の発覚を見越して新たに設立されたとみるのが普通の感覚というものだろう。ちなみに、漢字検定協会のサイトを見てみると、なぜか応答がない。閉鎖されたというニュースも特にないが、一体どうしたのだろうか。いまだにアクセスが殺到してダウンし続けている、なんて訳でもアルマーニ。

2009/07/23

反日国家と仲良くできるか

最近、ようやく韓流ブームとかいう、売国奴としか思われない、何も考えていない日本人の行動が下火になってきたが、なぜ韓国と仲良くしたがるのか、非常な疑問を持たざるを得ない画像を本日は公開したいと思う。これは韓国の中学生が、日本についての印象や、日本との付き合い方を忌憚無く描いた、本音の絵画である。
日本をグサッとやっちまえ

ここは韓国の領土なのだ

日本をみんなで蹴り倒そう

日本に火をつけて焼き払え

日本なんか、ひとひねりさ!

日本みたいなちっぽけな国、叩き潰せ

日本を焦土と化して復讐だ!

日本なんて、目玉焼き以下の食べ応え

踏み絵:日本、みんな喜んでやるのさ

こんな恐ろしい絵を描く子供達が次々と大人になってくるような、そんな反日国家「南朝鮮」、いわゆる韓国と、いったいどうして仲良くすることなど出来るというのだろうか。これは一部の心無い韓国人が描いた日本像ではなく、一般的な韓国の、それも年端も行かぬ中学生が描いた絵なのだ。日本に留学してくる、あるいは就業してくる韓国人の成人男女が、いったい日本人をどんな目で見ているのか、推して知るべしと言うものであろう。韓国人を見たら、日本人を「殺す」「犯す」「奪いつくす」と考えていると思った方が、いいだろう。その前にまずは「逃げろ」かな。

2009/07/20

味以前の問題だ

以前、このサイトで紹介した、横浜中華街にある餃子専門店、百八十六番餃子だが、久々にここの餃子と坦々麺を食べたくなり、特に予定もない日曜日、急に中華街まで出掛けてみることにした。出掛けるといっても中華街までは徒歩で30分ちょっと。もっと近くにある野毛山動物園が、歩く距離は少ないものの、坂道を延々と登らなくてはならないのに比べれば、よほど楽というものだ。
さて、楽しみにしてお腹を空かせて行ってみた所、以前と比べてメニューがかなり変わってしまっていた。なにがあったのか分からないが、メインで何種類も並べられていた餃子が4種類に激減していて、しかも、5個単位で注文できていたものが全て10個単位、大きい餃子に関しては6個セットのみ、というなんとなく選ぶ楽しみを奪われてしまったような、少し淋しいメニュー構成に様変わりしていた。その分、他のメニューが充実していればよかったのだが、以前にはあったはずの、世界一辛いと銘打った激辛坦々麺も姿を消し、黒胡麻と白胡麻、それぞれの坦々麺があるのみとなっていた。恐らく、そのあまりの辛さに一般の人々がついてこれなくて、已む無くメニューから廃止されたのではないかと思われた。
で、今回は中くらいの貼りつき餃子、いわゆる羽根付き餃子みたいのを1品に、白胡麻坦々麺を1品、それに豚ばら肉の野菜土鍋煮込みを注文してみた。最初に頼んだビールがすぐに出てきてから、他の席で注文された品が次々と運ばれてきた、ように感じる中、かれこれ30分ばかり経ったところで、ようやく1品目の餃子が運ばれてきた。パリパリの羽根は有名な蒲田の羽根付き餃子と比べるとしっかりしており、箸でつついても簡単に粉々になるようなものではなく、食べ応えのある1品であったと言えよう。お腹が空いていたこともあり、ものの10分も経たないうちに、その餃子10個は完食してしまうのであった。
その後、坦々麺と土鍋煮込みを待っていたのだが、一向に出てくる気配がない。仕方がないので、店員を呼んで、注文した品が他に何が通っているのかを聞いたところ、確認すると言ったきり全く戻ってくる気配もない。隣のテーブルを見ると、そちらに座っているおじさんも、頼んだ品が1つしかきていない、ようなことを言って店員に問い質している。さらに10分ほど待った挙句、店員から何の説明もされないことに業を煮やした私は、半ば呆れたような気持ちで席を後にした。厨房を覗いてみると、調理人が何かを一生懸命作っているようだったが、それが私が注文した品なのか、隣で我慢していたおじさんの注文した品なのか、あるいは全然関係のない品なのかは定かではないが、このあと何時間待ったとしても、注文した品が出てくることは無かっただろうと、私の判断の正しさを改めて感じただけであった。
レジで支払いをする際に、店長からなにか説明くらいあるのではと期待したのだが、なんの説明も謝罪もなく、餃子一皿を食べただけで1時間以上の時間を費やし、不愉快さだけが残ったこの百八十六番餃子、私の目の黒いうちに再びのれんをくぐることだけは、二度となくなったと言っておこう。店の外に出ると、店内はまだテーブルが空いているにも関わらず、何人かが行列を作っていた。なぜ店内に招き入れないのかと訝しんだが、私がいた時点で既にキャパシティを超えているようなので、これ以上の受け入れは無理だったのだろう。とりあえず、こんどこの店に入ろうとしている人がいたら、中華街全体の印象を低下させないためにも、他の店に入るように忠告してやろう。

2009/07/19

重すぎる処分ってなんなんだ

福岡市で三年前に起きた、市職員による飲酒運転事故で幼い子供3名が死亡した事件を始め、相次ぐ飲酒運転死亡事故に端を発した、厳罰化の流れが司法によって遮られようとしている。
各自治体では、飲酒運転を起こした職員については、懲戒処分とする方針が広がっており、飲酒運転の撲滅を目指して厳罰化に向かっている中、実際に飲酒運転で検挙された職員に対して懲戒処分を下したところ、裁判で争った結果、懲戒処分は「重過ぎる」として取り消す判決が相次いでいるというのだ。
自治体の方針として、厳罰で臨むことで飲酒運転を撲滅していこうというものがあるのだが、それをなぜ司法が遮ろうとするのか。例えば、他人に押さえつけられて無理矢理酒を飲まされたあげく、前後不覚のまま車に押し込められて運転してしまった、などというのであれば、本人の意思に反した飲酒運転であろうから、懲戒免職とするのは重すぎる、というのは分かる。しかし、自らの意思で、運転するのが分かっていながら酒を飲み、飲酒運転を行ったことの一体どこに処分を「重すぎる」と判断する理由があるというのか。
個別の事情を検討して、判決を下していると言うが、運転しているのが分かっていながら、酒を飲まざるを得ない状況だったというのはありえない話である。酒を少しくらい飲んでも大丈夫だろう、このくらいならバレることはないだろう、そういう高を括った判断を下して飲酒運転をしていることに対して、なんら情状酌量の余地などないのは明白である。飲酒ひき逃げ事故で次男の命を奪われた、現「飲酒・ひき逃げ事犯に厳罰を求める遺族・関係者全国連絡協議会」共同代表の佐藤悦子さんは憤る。
「命を奪うかもしれない危険な行為をしておきながら、『処分が過酷』とはどういうことか。福岡市の事故から3年たった最近の司法判断は、のど元過ぎれば何とやらという印象だ。厳罰化の勢いが弱まれば、悲劇が繰り返される」
まさしくそのとおり。飲酒運転事故の裁判に対しても、いや、こういう自発的に行っていることが明らかな犯罪にこそ、裁判員制度の適用を求めたいものだ。

2009/07/18

選挙権を平等にしよう!

選挙区によって一票の価値に差があるというのは、国政選挙の都度、なぜか投票が終わってから取り上げられる話題だが、そんないわゆる一票の格差を是正していこう、という団体があることを初めて知った。その名は『「一人一票を実現しよう!」準備会
いわゆる、人権を考える団体というのは、だいたいが「こんなことは許せない」「もっとこんな改善をしてほしい」という声をあげるだけで、一般市民にできる活動を推進しているところは殆どなく、市民の草の根レベルで意識を変えようとか、お互いに助け合うという発想が多い中、この団体の発想は、衆議院選挙で一票の格差を是正する方向に持っていこう、という斬新なものなのだ。
衆議院選挙で、格差を是正すると言っている候補者に投票しよう、というのが、どこが斬新だと言うなかれ。誰も、この候補者が是正してくれそうだ、と言って投票を推奨するとか、そういう事を言っているのではない。一票に格差が存在するのを漸減的な手法で以って、憲法違反である状態に変えていくというものだ。
それは、衆議院選挙と併せて実施される、最高裁の裁判官に対する信任/不信任の投票を、格差是正に積極的でない、あるいは格差を容認する、合憲/有効派の裁判官を排除することに利用し、結果として最終的に、格差がある状態を違憲であるとして、司法の側から是正を求めるように変えていくという、少し遠回りかもしれないが、これまであまり着目されていなかった方法だ。
確かに、国会で一票の格差が取り上げられるにも関わらず、一向に是正されないのは、最高裁の判決で5倍までの格差は違憲ではない、などという信じられないような判断が示されていることに根拠を得ており、この判決が大きく覆されることになれば、格差を是正するための動きが具体化する方向に変わる可能性があるのだ。これまで、適当に不信任か信任かを適当に投票してきたが、どういう考え方なのかという漠然とした基準ではなく、この1点にだけ絞れば、誰を信任するか、不信任とするかは、選びやすくなるというものだろう。
ちなみに、この会で指摘されていた、合憲・有効派裁判官は那須裁判官と涌井裁判官、彼ら2人に不信任を突きつけて一票の格差を実現しようと訴えていた。この活動は、選挙の時に併せて実施されているだけの、裁判官の認否についてだけ訴えているものなので、当然ながら公職選挙法で禁じられているインターネット上の選挙活動にも該当しない。なぜって彼らは政治家ではなく、裁判官という公務員なんだから。。。。たぶん。
件の会では、この2名に不信任の投票をしよう、と言いたげなアンケートを行っていた。私の住む地域の一票の価値は、衆院:0.51票、参院:0.24票。ああ、なんと低いんだ。実際に数字で見せられると腹が立ってきた。子供の頃から一票の格差なんて選挙の度に話題にのぼっていたのに、具体的に改善するための手段が目の前に転がっていたことに今まで気付かなかったなんて、変わらない社会に対するのと同じくらい、自分の馬鹿さ加減にも腹が立ってきた。今度の選挙ではよくよく考えてから投票するようにしよう!
参考資料:
 衆議院の一票の格差
 参議院の一票の格差

2009/07/17

割れる、割れないの問題か

麻生総理が衆議院の解散を来週中に行うことを決めたと発表したことに対して、自民党内では麻生降ろしと呼ばれる、党総裁選挙の前倒しを求める声が非常に大きくなっているが、それとは反対に民主党が提出した不信任決議案を否決した以上、麻生総理を支えるのが筋だとして反対の立場をとる議員も数多く、議論が決着しない場合には党を割らんばかりの勢いである。だが、不信任決議案を否決することで首相退陣を明確に否定しておきながら、その舌も乾かないうちに返す刀で首相を更迭しようとは、総理のブレるブレないを批判してきた人間とは思えないような、まさしく手のひら返しの所業と言えよう。
Willis Tower in Chicago

しかし、私が言いたい割れる割れないの話は、自民党が割れるか割れないか、という話ではなく、アメリカはシカゴにある、アメリカ風に言えば"Crazy"な施設のことである。どうやら、ChicagoのWillisTowerという高層ビルにあるらしい、Skydeckという施設なのだが、これがまた頭がおかしいというか、何を考えてこんなものを作ったのか、利用する人間のCrazyさを言う前に、製作した人間のCrazyさを問いたい施設なのだ。その理由はこれだ。
これはいくらなんでも怖すぎだろ

下から見上げたらスカートの中が。。。高すぎるか。

なに考えてこんなものを作りやがったんだと聞きたい。アメリカ人は結構、無茶をすると思っていたけど、これ、本当に割れないとみんな100%信じているのか。いや、信じてない部分もあるから怖いもの見たさで登ってみたりするのだろう。冗談もたいがいにして欲しいものだ。

2009/07/15

珍獣ハンター、大ピンチ

知る人ぞ知る、いや、今や日本国民のうち、麻生総理は知らなくてもこいつをしらない人間はいないのではないかとまで言われる、通称珍獣ハンター、イモト。彼女がついに24時間テレビのマラソンに挑戦することが決まった。なぜ24時間テレビが地球を救うのか、24時間、走り続けることが、なぜ世界に愛を伝えるのか、そういう根本的な問題に対する答えを出さないまま、またもや今年の24時間テレビは予定通り、8月30日に放送されることがきまった。
珍獣ハンターというよりは、お前が珍獣だという意見も多い中、なぜか彼女が今年の24時間マラソンを走ることになったわけだが、そんなイモトの前に最強の敵が立ちはだかることとなった。その名は、日本国首相ブレル総理。
いや、イギリスのブレア首相にかけてみただけなのだが、まさしくその通りのネーミングとなってしまった。ほんの少し前までは、失言を誤魔化すためにわざとやっているのではないかと揶揄されるほどの誤読総理だったのだが、気がつけば昨日言った事を今朝には覆す、いや、午前中に言ったことを午後にはひっくり返す、そういうぶれまくる総理であることを世間に露呈してきた麻生総理だが、ついにブレながらも来週中には衆議院を解散して総選挙を行うことを明言した。
その総選挙の日程が、奇しくも8月30日。イモトが日本中に感動を与える走りを見せるはずだった日取りである。このおかげで、イモトが日本中の注目を浴びる中、感動のゴールを果たすシーンは、大半が即日開票される衆議院選挙の特別番組で占有されることがほぼ確定的となった。この劣勢をいかにしてイモトが挽回するのかが見物である。
ただ、この日程を決めたのは、実はイモトと一緒に走ることで、自らの人気を高めると共に、自民党に対する投票を促進したいという麻生総理の思惑が働いたのではないか、というのがもっぱらの噂である。何しろ、そうやっておけば、負ければイモトの責任、勝てば自分の手柄という状態を作り出せるからである。なんといやしい輩なのだ、麻生太郎と言うやつは。

2009/07/14

麒麟以外もよろしくね

今朝のニュースで報じられていたのでご存知の方も多いと思うが、東京都議会選挙で民主党が躍進し、与党・自民党が歴史的な惨敗を喫したニュースを吹き飛ばすような衝撃が伝えられたのだ。
業界最大手のキリンと第二位のサントリーが経営統合!
キリンと言えば、一番搾りやラガーと言う、国民的な定番ビールの提供元だが、そこにモルツ擁するサントリーが加わることで、ビールの国内シェアは50%に届く勢い、ワインにしても40%を伺う、最大の勢力が誕生することになるわけだ。ジリ貧に追い込まれる形のアサヒビールはこの形勢を覆すようなウルトラCの秘策は持ち合わせているのだろうか。
半ば寡占状態に陥るとも言える今回の経営統合に対して、2社は公正取引委員会に対して、事前のヒアリングを行い、待ったがかかるかを慎重に判断しているようである。個人的にはアサヒビールがこの余波を被って大きく売上を落とそうが、店頭からアサヒビールそのものが消えようが、アサヒ嫌いの私にとっては、どうでもいいことである。
ひとつだけ注文をつけるなら、エビスなど個性的な商品を提供してくれているサッポロビールには、今以上の活躍なりを期待したいものである。間違ってもなんのために存在しているのかも分からない、社民党のようには落ちぶれて欲しくないものである。

2009/07/13

高いと言ってもそんなもの

今日、7月12日に次期衆院選の行方を占うのではないかと目されている、東京都議会選挙の投票が行われ、夜半にもでる見通しの結果に注目が集まっている。
次期衆院選の前哨戦とも言われ、次の政府を自民党と民主党、どちらが担うことになるのかを左右するかもしれないとのことで、非常に注目度が高いとの前評判で、前回の投票率を上回るのは確実と言われているが、選挙管理委員会が発表した午後6時時点での推定投票率は40%弱となっている。投票の締め切りである午後8時まで、まだ少し時間はあるものの、前回の投票率である44%を上回ったとしても、それでも到底50%にすら届かない低さであることは間違いないだろう。
これだけ世間から注目されている選挙であるにも関わらず、投票に行こうとしない人が過半数を占めているというのはどういうことなのだろうか。自分が投票しても何も変わらない、分からないから投票しない、投票しても意味が無い、という人間を何人か見たことがあるが、それは単に自分の権利を放棄し、組織力を持っている政党に全てを託しているという事に他ならないのだ、という事になぜ気付かないのか。暮らし向きがよくならないのは政治が悪いと言いながら、なぜその政治を変えることに積極的に関与しようとしないのか。
投票率が低いということは、組織力のある創価学会党、いわゆる公明党に非常に有利に働くのは周知の事実である。こんな宗教の名を借りて権力を手にしようとする輩が、国会で大きな発言力を持つのも、ひとえに投票率の低さから、組織票の価値が相対的に上がっていることに起因しているのだ。今回の都議会選挙、結果はまだ分からないが、自民・公明コンビが大勝したとしても、この投票率ではなんの不思議も無いと言えよう。いったいこれでどこが関心の高い選挙と言えるのか、呆れた口が塞がらないとはこのことだ。情けない。

2009/07/12

コラーゲンで若返れるか

今日、配信されてきたメルマガを眺めていると、吸収しやすい特殊なコラーゲンを含む美容食品が掲載されており、なんとアラサー女優が18歳の女子高生役を演じていたドラマを引き合いに出して、その効果を謳う商品があった。その名は「フルコラゼリー」。コラーゲンの吸収によって、肌年齢を15歳も若返らせる効果があるというものだ。
フルコラゼリー
なんでもこのドラマ、私はドラマなどちっとも見ないからしらなかったのだが、2008年9月に放映されたものらしく、そこでガッキーの同級生役を34歳の女優、夕花さんが熱演していたらしく、スタッフなどからもその若さに対して、本物の女子高生よりも若く見える、などの声が相次いでいたとか。その夕花さんが美貌を維持するために日々摂取しているとされるのが、この「フルコラゼリー」である。
この商品、含まれるコラーゲンが、通常のものと異なり、赤鯛のウロコから少量しか採取できない特殊なものを使用しているらしく、本来は人間の体温になっても溶け出さないコラーゲンが、ほんの10度程度の熱で溶け出すらしく、非常に吸収しやすいのが特徴なのだそうだ。そんなすぐに溶けてしまうのでは、吸収しても肌に届く前に変質してしまうのではないかと心配になるが、そのような問題は全く無く、すぐに肌の違いが分かるくらいの効果が出るとのこと。
とりあえず、私は嘘か真かは分からないが、買って試してみることにした。是非とも、他の誰かにも試して欲しいものだ。

2009/07/10

サービス終了だなんて

フリーペーパーで有名なR25が提供してきたR25モバイルだが、7月末でサービスを終了するとのお知らせが掲載されていることに気付いた。いつから掲載されていたのかは分からないが、非常に残念なお知らせである。
野球やサッカーの速報が、パソコンでは無料で閲覧できるにも関わらず、携帯電話ではほとんどのサイトが有料化するなか、変わらず無料で提供してくれる、数少ないサイトとして重宝してきたが、それが失われるとは重ね重ね残念極まりない。
あぁ、他に無料で速報してくれるサイトを見つけないとなぁ・・・・

2009/07/08

リア、破産って

アメリカの自動車部品大手である、「リア」社がビッグ3を始めとして世界的に自動車販売が不振となっている余波を受け、ついに破産の申請を行ったとのニュースが報じられていた。世界的な景気後退がついにここまできたのか、もうすぐ大恐慌のような状態にまで陥るのではないか、そういう事態を想起させるニュースとしては確かに重要なのかもしれない。
しかしながら、本当にこれはそこまで大きく取り上げるようなニュースなのだろうか。影響としてはGMが破産した時の方がよほど大きく、ほかにも取り上げるべきニュースは国内外を問わず目白押しのはずだ。にも関わらず、携帯向けのニュースサイトでは軒並みこのニュースをトップ級の扱いで報じている。
しかもタイトルは猫も杓子も「リア、破産」。これはもう、リア社が破綻したことを報道しようというのではなく、タレントのリア・ディゾンと勘違いしたエロおやじどもを記事に誘導して、リクエスト数を稼ごうと言う、リア違いを狙う作戦以外の何物でもないと、断じるしかないだろう。そうでなければタイトルは「リア社、破産」でいいはずである。
俺のパケット代を返せ!(パケ放題だけど)

2009/07/06

一眼レフを買おう!

今まで使ってきたオリンパスのE100RSだが、シャッターを押してから実際に撮影がされるまでのタイムラグが非常に気になるようになってきた。例えば、動物なんかを撮影しようとした場合、当然ながら言うとおりには動いてくれないため、ここぞと思ったその瞬間にシャッターを押す必要があるのだが、フォーカスを合わせた状態にしておいても、シャッターを切手から撮影するまでにタイムラグがあり、その間に動物が動いてしまって、狙い通りの絵が撮影できないのだ。
で、ここは性能的に優れているはずの一眼レフを購入しようと考えた。フォーカスもレンズをグリグリ回すだけであわせることができるのと、シャッターを押してから実際に撮影が行われるまでのタイムラグも非常に小さく、当然ながら画質も古い機種と比べれば雲泥の差がある、はずである。だが、何を購入すればよいのか、自分の使いやすい機種がどれなのか、右も左も分からない状態であったため、電気屋さんに足を運んでカメラを実際に使用してみて、なにがどう優れているのかを確認してみることにした。ちなみに、予算は5万円台。さすがに10万円クラスの機種に手を出すほど、カメラに入れ込んでいる、という訳ではないからだ。
これまではオリンパスの機種ばかりを購入してきたので、当然ながら今回の購入もオリンパスから考えることになる。ユーザインタフェースや、メニューの構成がそれぞれのメーカーごとに大きく異なっているので、なかなか慣れ親しんだところから切り替えるのは勇気がいる決断だからである。価格帯として購入候補として上げたのは、オリンパスのE-520、キャノンのEOS kissX2、パナソニックのLUMIX DMC-G1K、ソニーのα230であった。概ね、店頭価格が5万から6万くらい、機能的にもそれほど差異が無いクラスで、あとは使用感などが決定理由になりそうなグループと言えよう。

EOS Kiss X2
使ってみた感触としては、オリンパスはフォーカスの面でなんとなくしっくりくるものがなかった。これまで使い慣れているはずであるのだが、なぜかAFでピントを合わせるまでの動きがギクシャクしていて、好きになれない感じが払拭できなかった。つぎにパナソニックは、ファインダーが電子ファインダーになっていて、MFでピントをあわせるときに、いちいちファインダーの中の画像が拡大されてしまう点が気になった。拡大してくれるのはありがたいのだが、フォーカスをあわすたびに拡大されるのは少し嫌気がさしかねないと感じられた。最後に残ったのがソニーとキャノンだったが、どちらも使用感にそれほどの差異は感じなかったものの、ソニー製が撮影画素がCCDであるという点と、ライブビューでの撮影に対応していない、つまり液晶に画像を写したままでシャッターを切ることができないと言う点が、キャノンのEOSと比較すると劣っていると感じられた。
というわけで、購入するのはキャノンのEOS Kiss X2ということになった。こちらの機種は、ライブビューで撮影する際に、一度撮影すると、次の撮影までに若干の時間を必要とすることが欠点と言えるが、PCと接続した状態で、PC上にライブビューの画像を写しながら撮影を行うことができるのが、便利そうな機能だといえるだろう。どのくらい、家でPCに接続して撮影するかは分からないが。。。ちなみに、今後、レンズを追加していくような場合に、オリンパス製だとシグマのレンズで使用できるものが少なかったり、ソニー製だとサードパーティ製の充電池が発売されていなかったりと、総コストの面でもキャノンが有利と考えたことも言っておきたい。充電池は正規品なら6000円ほどもするが、サードパーティ製だと、3500円くらいで購入できるので、この差は大きいと言えるだろう。

2009/07/04

犬も勉強する時代

ドッグボックス

このところ、日本でもようやく認知されだしたとかで、ニュースで取り上げられていたのが、犬の知育グッズ「ニーナ・オットソン」だ。犬に知育グッズなんて、なぜ必要なのかと訝しげに思って読んでみたのだが、本来の犬は自然の中で臭いを嗅いでエサなど、なにかを探すことにやりがいを感じているらしく、都会で、あるいは家の中で飼育されている犬にはそういう機会がないため、こういう知育グッズを使うことで同じような効果を与える事ができるらしく、海外では、特にドイツで大変な売れ行きらしい。

ドッグターボ
たとえばどういうものかと言うと、箱の上部に穴が開いていて、そこに木製のブロックを落すと、あらかじめセットされているエサが転がり出てきて、正解した犬はごほうびをもらえるという具合になっているらしい。出てくるごほうびがドッグフードでは、そのうちに犬も飽きてしまうのではないかと少し心配になるが、自分で考えて答えを見つけ出すというのが犬にとっては非常に教育になるようで、ほんとにどうしようもなくお馬鹿な犬、たとえば人間で言えばスザンヌあたりに相当する犬に、果たして本当に正解を見つけることができるのかと少し心配になる。記事は最後にこう結ばれていた。
「人間も犬も、生きているうちは頭や体を積極的に使わないといけませんね。」
諫言、耳に痛し・・・・・・

2009/07/03

117億円の根拠はなんなのか

本日、国立漫画喫茶と揶揄される総合メディアセンターの準備委員会が初めての会合をもったらしい。こんな無駄なものに多額の税金を投入するなんて馬鹿の極みだと思われていたが、実は想像をはるかに超えた馬鹿だったことが判明した。
なんでも、建設場所も展示内容もなにも決めていないにも関わらず、予算が承認されてしまったことから、お金はあるのに何をするのか決まっていない状態に陥っているらしいのだ。
普通、計画が承認されてしまったから予算を計上しなくてはならなくなったと言うのが無駄遣いが発生する官僚の常套手段だったのだが、それすらもなくお金だけが積み上げられて、何を作るかはこれから考えるなどと言う話は、ついぞ聞いたことがない。
この国家財政の厳しい中、なんと馬鹿げた予算を通してしまったものだろうか。それもこれも、すべてが麻生ぼんくら総理の責任であることだけは間違いない。疑う余地の無い事実である。

2009/07/01

無理って、え?まさかの放置?

アフリカ大陸とマダガスカルの間に位置するコモロと言う島国で30日未明(日本時間同日午前)に、乗客乗員150名が搭乗する国営イエメン航空の旅客機が墜落したとの報道があった。事故の詳細は不明だと伝えていたが、この旅客機はフランスからコモロに向けて飛行していた模様で、乗客の大半がコモロ住人と見られている。状況が不明確な中、流れてきたのはコモロ警察関係者の信じられない発言であった。
報道によると、コモロの警察関係者はロイター通信に対し、旅客機は海に墜落した模様だが、「海上に救出活動に向かうのは無理だ」と述べたらしいのだ。
海に飛行機が墜落して場所も特定されていて、さらに生存者がいる可能性すらある中、「海の上を探すのは無理」と言う理由で救助も捜索も行わないって、いったいこのコモロとか言う国はいったいどうなっているのか。それで住民が「仕方ない」とか言い出して納得してしまうのだとすれば、まるで羊かと思ってきた日本人のなんと苛烈なことか。日本人も少しはコモロ人を見習って、政府の言いなりになる習慣を身に付けよう!
広告: