2009/07/15

珍獣ハンター、大ピンチ

知る人ぞ知る、いや、今や日本国民のうち、麻生総理は知らなくてもこいつをしらない人間はいないのではないかとまで言われる、通称珍獣ハンター、イモト。彼女がついに24時間テレビのマラソンに挑戦することが決まった。なぜ24時間テレビが地球を救うのか、24時間、走り続けることが、なぜ世界に愛を伝えるのか、そういう根本的な問題に対する答えを出さないまま、またもや今年の24時間テレビは予定通り、8月30日に放送されることがきまった。
珍獣ハンターというよりは、お前が珍獣だという意見も多い中、なぜか彼女が今年の24時間マラソンを走ることになったわけだが、そんなイモトの前に最強の敵が立ちはだかることとなった。その名は、日本国首相ブレル総理。
いや、イギリスのブレア首相にかけてみただけなのだが、まさしくその通りのネーミングとなってしまった。ほんの少し前までは、失言を誤魔化すためにわざとやっているのではないかと揶揄されるほどの誤読総理だったのだが、気がつけば昨日言った事を今朝には覆す、いや、午前中に言ったことを午後にはひっくり返す、そういうぶれまくる総理であることを世間に露呈してきた麻生総理だが、ついにブレながらも来週中には衆議院を解散して総選挙を行うことを明言した。
その総選挙の日程が、奇しくも8月30日。イモトが日本中に感動を与える走りを見せるはずだった日取りである。このおかげで、イモトが日本中の注目を浴びる中、感動のゴールを果たすシーンは、大半が即日開票される衆議院選挙の特別番組で占有されることがほぼ確定的となった。この劣勢をいかにしてイモトが挽回するのかが見物である。
ただ、この日程を決めたのは、実はイモトと一緒に走ることで、自らの人気を高めると共に、自民党に対する投票を促進したいという麻生総理の思惑が働いたのではないか、というのがもっぱらの噂である。何しろ、そうやっておけば、負ければイモトの責任、勝てば自分の手柄という状態を作り出せるからである。なんといやしい輩なのだ、麻生太郎と言うやつは。

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