2009/07/26

モノの値段は下がる・・・はず?

今、持っているデジタルカメラを使い込んでいるうちに、だんだんと機能的、性能的に物足りなさを覚えるようになってきた。というコラムを先日書いた。価格コムで探して購入しようと思ったのだが、それでも55,000円以上はかかってしまいそうで、これにさらにメモリカードやらカメラバッグやらを買うことを考えると、どうやっても予算は6万円以上は必要になりそうなのだ。
そこで、オークションで中古品を買うことを考えた。最近、新機種が発売されたため、買い替えに伴う中古品の出品が増えてくるはずだと踏んだわけだが、探してみると確かにいくつも出品はされているようだった。最初、安心して取引できる楽天オークションで探していたのだが、オークションのシェアが低いせいか、数としてはあまりなく、しかもなぜか知らないが高額で取引されているものが多いのだ。オークションで入札しているというのに、一般の市価よりも高額になってしまうとはどういうことなのだろうか。
とりあえず、楽天に見切りをつけた私はヤフオクで探してみることにした。やはりシェアNo1だけあって、出品数はかなりの数があり、見比べるだけでも一苦労しそうな感じである。様子をみていると、おおよそ5万円前後で落札されているものが多いようで、なんとか45,000円くらいで手に入れたい私の希望を満たすのは難しいかも、と思いつつ、値動きを調べてみることにした。すると、7月中旬に50,000円で落札されたのを皮切りに徐々に値段が下がってきていることが分かった。
私の分析では、例えば3人の人がそれぞれ50千円、49千円、48千円で購入したいと思ったとすると、最初の出品に対して3人が入札すると、当然ながら50千円で入札した人が購入出来ることになる。いったん、購入してしまえば、普通であれば次の出品に入札してこなくなるため、次の出品では残った2人のうち、49千円で入札した人が購入出来ることになる。こうやって出品に対して自分が出してもよいと思う価格を入札していくと、時間はかかるかもしれないが、いつかは希望価格で手に入れることができる、はずなのだ。
そう考えて値段を見ていると、確かに50,000円のあとは、48,100円、47,000円と徐々に価格が下がってきた。私の希望価格まであと少しだ。その入札履歴を見ていると、最初の出品で落札できなかった人が、次の出品で購入できたりしており、やはり私の分析は正しそうだと言う事が裏付けられたと感じた。入札したが落札できなかった人がどのくらいいるのか確認してみると、私の希望価格よりも高い価格で入札している人が10人あまり。もう少し待てば手に入れられると思っていた矢先に、次の商品はなぜか52,000円で落札されてしまった。どうやら、購入したい人は次から次へと現れるので、なかなか価格は下がらないようである。経済って難しいね。。。。。

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