この団体、明らかに漢字検定協会が不祥事で廃止に追い込まれるのを見越して、その後釜を狙って設立されたのではないのかと疑ったのだが、その設立の動機と特徴、という記載によると、どうやらそういう訳ではない、という事になっている。
当財団の設立認可は2009年2月17日であり、昨今話題となっている日本漢字能力検定協会の不祥事発覚以前であり、その事に関連した何らかの意図でもって立ち上げたものではありません。
日本語に関する勉学を専門とする学識研究者の発想、発議により立ち上げられた組織であり、利益追求を第一義的目的とするものではありません。
これを読むと、不祥事の発覚前となっているが、実際に文部科学省が漢字検定協会に立ち入り検査をしたのは、その8日前の2009年2月9日に行われているので、説明は誤りであり、タイミングを考えると不正の発覚を見越して新たに設立されたとみるのが普通の感覚というものだろう。ちなみに、漢字検定協会のサイトを見てみると、なぜか応答がない。閉鎖されたというニュースも特にないが、一体どうしたのだろうか。いまだにアクセスが殺到してダウンし続けている、なんて訳でもアルマーニ。
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