2009/07/14

麒麟以外もよろしくね

今朝のニュースで報じられていたのでご存知の方も多いと思うが、東京都議会選挙で民主党が躍進し、与党・自民党が歴史的な惨敗を喫したニュースを吹き飛ばすような衝撃が伝えられたのだ。
業界最大手のキリンと第二位のサントリーが経営統合!
キリンと言えば、一番搾りやラガーと言う、国民的な定番ビールの提供元だが、そこにモルツ擁するサントリーが加わることで、ビールの国内シェアは50%に届く勢い、ワインにしても40%を伺う、最大の勢力が誕生することになるわけだ。ジリ貧に追い込まれる形のアサヒビールはこの形勢を覆すようなウルトラCの秘策は持ち合わせているのだろうか。
半ば寡占状態に陥るとも言える今回の経営統合に対して、2社は公正取引委員会に対して、事前のヒアリングを行い、待ったがかかるかを慎重に判断しているようである。個人的にはアサヒビールがこの余波を被って大きく売上を落とそうが、店頭からアサヒビールそのものが消えようが、アサヒ嫌いの私にとっては、どうでもいいことである。
ひとつだけ注文をつけるなら、エビスなど個性的な商品を提供してくれているサッポロビールには、今以上の活躍なりを期待したいものである。間違ってもなんのために存在しているのかも分からない、社民党のようには落ちぶれて欲しくないものである。

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