2009/07/06

一眼レフを買おう!

今まで使ってきたオリンパスのE100RSだが、シャッターを押してから実際に撮影がされるまでのタイムラグが非常に気になるようになってきた。例えば、動物なんかを撮影しようとした場合、当然ながら言うとおりには動いてくれないため、ここぞと思ったその瞬間にシャッターを押す必要があるのだが、フォーカスを合わせた状態にしておいても、シャッターを切手から撮影するまでにタイムラグがあり、その間に動物が動いてしまって、狙い通りの絵が撮影できないのだ。
で、ここは性能的に優れているはずの一眼レフを購入しようと考えた。フォーカスもレンズをグリグリ回すだけであわせることができるのと、シャッターを押してから実際に撮影が行われるまでのタイムラグも非常に小さく、当然ながら画質も古い機種と比べれば雲泥の差がある、はずである。だが、何を購入すればよいのか、自分の使いやすい機種がどれなのか、右も左も分からない状態であったため、電気屋さんに足を運んでカメラを実際に使用してみて、なにがどう優れているのかを確認してみることにした。ちなみに、予算は5万円台。さすがに10万円クラスの機種に手を出すほど、カメラに入れ込んでいる、という訳ではないからだ。
これまではオリンパスの機種ばかりを購入してきたので、当然ながら今回の購入もオリンパスから考えることになる。ユーザインタフェースや、メニューの構成がそれぞれのメーカーごとに大きく異なっているので、なかなか慣れ親しんだところから切り替えるのは勇気がいる決断だからである。価格帯として購入候補として上げたのは、オリンパスのE-520、キャノンのEOS kissX2、パナソニックのLUMIX DMC-G1K、ソニーのα230であった。概ね、店頭価格が5万から6万くらい、機能的にもそれほど差異が無いクラスで、あとは使用感などが決定理由になりそうなグループと言えよう。

EOS Kiss X2
使ってみた感触としては、オリンパスはフォーカスの面でなんとなくしっくりくるものがなかった。これまで使い慣れているはずであるのだが、なぜかAFでピントを合わせるまでの動きがギクシャクしていて、好きになれない感じが払拭できなかった。つぎにパナソニックは、ファインダーが電子ファインダーになっていて、MFでピントをあわせるときに、いちいちファインダーの中の画像が拡大されてしまう点が気になった。拡大してくれるのはありがたいのだが、フォーカスをあわすたびに拡大されるのは少し嫌気がさしかねないと感じられた。最後に残ったのがソニーとキャノンだったが、どちらも使用感にそれほどの差異は感じなかったものの、ソニー製が撮影画素がCCDであるという点と、ライブビューでの撮影に対応していない、つまり液晶に画像を写したままでシャッターを切ることができないと言う点が、キャノンのEOSと比較すると劣っていると感じられた。
というわけで、購入するのはキャノンのEOS Kiss X2ということになった。こちらの機種は、ライブビューで撮影する際に、一度撮影すると、次の撮影までに若干の時間を必要とすることが欠点と言えるが、PCと接続した状態で、PC上にライブビューの画像を写しながら撮影を行うことができるのが、便利そうな機能だといえるだろう。どのくらい、家でPCに接続して撮影するかは分からないが。。。ちなみに、今後、レンズを追加していくような場合に、オリンパス製だとシグマのレンズで使用できるものが少なかったり、ソニー製だとサードパーティ製の充電池が発売されていなかったりと、総コストの面でもキャノンが有利と考えたことも言っておきたい。充電池は正規品なら6000円ほどもするが、サードパーティ製だと、3500円くらいで購入できるので、この差は大きいと言えるだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿