2014/01/03

spamメールもちゃんと送れ!

新年、あけましておめでとうございます。酒を飲んだくれていたら、すでに三が日の最終日になっていました。

最近、よく目にするのが、三菱東京UFJ銀行を騙り、メールアドレスの確認と称して、別のサイトに誘導しようというspamメールである。しかし、正直、このspam(というか、悪質な詐欺メールと言うべきなのかもしれないが)、内容があまりにも稚拙で、これに引っかかって、アクセスしてしまう人などいるのだろうかと言うものになっている。

なにしろ、本文の出だしから、「こんにちは!」で始まっていて、普通、メールを送るときに「!」なんて、挨拶文につけることなって無いだろ!と突っ込むところなのだが、他にも色々と、おかしな部分が多いのだ。そもそも、日本人向けにメールしているくせに、言語はGB2312が指定してあって、中国語圏から送信したことが丸分かり。さらに、中国語の文字を無理矢理日本語風に書いているせいか、フォントもおかしなものが使われていて、非常に読み辛い。さらに、そもそも自分が開設している詐欺サイトに誘導しなければならないのに、指定されているURLは三菱東京UFJ銀行のentry11.bk.mufg.jpサーバになっていて、ここにアクセスしても、これ以上、どこにも誘導されることは無いという、目的がさっぱり分からない内容になっている。これを見て、安心させて、次のメールで本当に誘導したいURLが記載されるのだと思っていたら、何度も同じメールがやってきて、都度、URLが変わっていたので、やはり、受信者を攪乱する目的で、意図的に正規のURLを記載していたのではないかと思う。

しばらくすると、「!」が無くなって、少しはマシになったのかと思っていたら、今度はメールの題名が文字化けするようになった。これまでは、「メールアドレスの確認」とか、そういう題名だったのに、今日のメールを見ると、「メ�`ルアドレスの�_�J」となっていて、もはや何の話だかさっぱり分からなくなってしまっていた。これも攪乱を狙ったものなのだとすると、すごいとは思うが、もう少し考えて欲しいところである。

ちなみに、年末あたりからは、新手のB-CASカードを格安で販売する、と言いたい模様のメールが届くようになった。題名には、「B-CASカードが11日今年最後の大値下げを行いました。。。61%OFF。。。在庫限りですので、お早めにご購入ください。。。。。。」とあって、今年最後の、と言いつつ、この題名のままで1月3日の午前1時までは配信されていた。タイトルはようやく今日から変わって、「2014年B-CASカードが大値下げを行いました。。。在庫限りですので、お早めにご購入ください。。。。。。」になった。正月休みを取っていて、対応が遅れたものと推察される。ちゃんと仕事しろ!ちなみに、本文は昨年末から一貫して文字化け状態が続いており、何が書いてあるのかさっぱり分からないので、誘導されてみたいと思っても、叶わない状況である。何を書こうとしているのか確かめたいので、早々に是正してもらいたいものである。

0 件のコメント:

コメントを投稿