2008/12/18

円高でも原油価格下落でも

ガソリンの店頭価格が19週連続で下落し、2004年以来の114円台となったことが発表された。一番高かった180円近くから考えると、2/3にまで下落した事になる。
しかし、考えてみれば、ニューヨークの原油相場では最高値から比べて1/3くらいに下落し、さらに円高の影響もあって本来ならばもっと下落していてもいいはずである。日本の石油元売り会社がぼっているのではないか?!
いや、本当の理由は、原油の価格が下がっても、油揮発税のリットルあたりの課税額が変わらないので、どうやってもこの程度にしか下げられないのだ。ガソリン価格114円のうち、油揮発税の占めるのはおよそ60円ほどになっていて、例えば原油価格がタダになっても、最低60円までしか値段は下がらないと言うことなのだ。さらにこの税金の半分くらいは暫定税率として無駄な道路建設に消えていく・・・・
こんな理不尽にいつまで堪え忍んで生きていかねばならないのか。いい加減に自分の生活を脅かすのは政治家なのだということに気付いてもらいたいものだ。

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