2008/12/21

横濱百八十六番餃子に行ってきた

ある晴れた12月の昼下がり、その存在は知っていても、中を覗くだけでいつも素通りしてしまっていた餃子中心の中華料理屋「横濱百八十六番餃子」に行ってみることにした。最初は全然中華と関係なく、海鮮丼なんかを食べたいなぁと思っていたのだが、なかなかよさそうな店が見つからず、気がついたら中華街をぷらぷらした結果、最終的に一度も行ったことの無いこの店を選んでみたのだ。
餃子だけで10種類も揃っていて、それぞれ具や皮が異なる材料で出来ており、選ぶだけでも楽しめるのだが、それ以外にも坦々麺やトンソクやら、美味しそうな料理がそれなりに揃っていて、わざわざ中華街に来たという人でもそれなりに楽しめると思われる。で、私は餃子数種類と、世界で一番辛く旨いと書かれていた超辛坦々麺を頼んでみた。麺類などはいらない、餃子とご飯だけでいいという人には、小ライスやネギ塩スープなども用意されていて、ちょっとだけ食べてみたい人のニーズにも応えているようだ。
しかし、この超辛坦々麺だが、香辛料がふんだんに使われていて、辛いのは辛いで確かに世界一かもしれないが(いや、それほどでもなかったけど、普通の人間ならつらい方も多いかも)、じゃあ旨いのかと言われると、それほどでも無い、というか正直、それほどおいしくない。餃子はたいへん美味しく戴けただけに、この坦々麺との味の落差はいただけない。店員も、本当に辛いけど大丈夫ですか?と聞いてくれたのはいいが、メニューに記載されてる黒胡麻坦々麺の方がおいしいですよ、くらい教えてくれればよかったのだが。
どんなに辛いものが出てきても辛さに負けたことの無いが、美味しいものが食べたい私は、次回、餃子を食べに行ったときは、忘れずに普通の坦々麺を頼もう、と心に刻んで、あとから来たカップルが逡巡しつつも超辛坦々麺を注文するのを見て「ふふっ、普通の人間がこれを食うのか?この寒い中、イチャつきやがって。バカめ!」と思いつつ、店を後にしたのだった。ちなみに店名の186番は、この店が186番地に立っていることに由来するようだ。なんとも中途半端な番号だ。100番とかならよかったのに。。。

0 件のコメント:

コメントを投稿