2008/09/26

引退劇場

ソフトバンクホークス監督を14年間の長きに渡って務めてきた世界の王が、ついにユニホームを脱いで後任にその職を委ねる事となった。思えば苦難の船出からよくぞここまで弱小だったホークスを常勝軍団にまで育て上げたものだと感心する。WBCではイチローらを率いて世界を相手に闘い、見事に初代世界一の栄冠に輝いたのは、大口を叩いた割になんの結果も残すことも出来ずにノコノコと帰ってきた星野仙一とは対照的であった。イチローは言う。この人のために頑張ろうと思わせる人物だったと
そんな衝撃も冷め遣らぬ中、今度は政界で小泉純一郎元首相が、次の衆議院選挙には立候補せず、政界から退く事を周辺に漏らしているとの報道があった。自らの推した小池氏が自民党の総裁選で落選した事による影響力の低下がそう決断させたのか、あるいは何らかの健康上の問題があるのか、理由は定かではないが、これが事実であれば、大袈裟な喧伝で国民を煽動して自民党に大いなる貢献を行ってきた人物が消えることで、政権交代の可能性が高くなってきたと言え、ライバルの民主党にとっては大変にありがたい事であろう。
これで引退劇場のトリは朝青龍に決まりかな。

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