「長い柄の先に鋭く尖らせた金属を付けた漁具。先端が幾つかに割れている物が一般的。」
りっぱな雄鹿が |
この哀れな鹿は、親切な獣医さんの治療のお陰で元気に山へ、いや公園に帰っていったとのことだが、神の使いだとされる奈良の鹿を、事もあろうにヤスで刺し殺そうとするとは、いったいどこのどいつがやったのだ。その昔、習字の道具を振り回していた人が誤って文鎮を鹿の頭に命中させ、死亡させた結果、死刑になったという都市伝説が奈良では噂に上ることが多い。今回のは明らかな故意であり、犯人は厳罰に処されるべきであろう。既に警察は文化財保護法違反の疑いで捜査を進めているとのことであった。
だが、ニュースの中で、鹿の愛護会事務局長が「無抵抗な鹿を傷つけるなんて」と言っていたのには、声を大にして反論したい。鹿は決して無抵抗な動物などでは無い。鹿せんべいを持って女子供がひとりで公園を散策などしようものなら、あっという間に鹿に取り囲まれ、まるでカツアゲにでも会っているかのごとく、瞬く間に鹿せんべいを巻き上げられてしまうこと請け合いである。それが雄鹿であったなら、角で以って威嚇され、時には刺すぞと言わんばかりに角を押し付けられることもあるのだ。私の従兄弟など、子供の頃に鹿の後ろから撫でた時、驚いた鹿に後ろ足で蹴り飛ばされ、危うく命を落としかねないところであった。無抵抗などトンでもない。観光客の方は弁当を広げる際は、場所をよく考えてからにしよう!(バンビは除く)
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