2008/08/02

伊丹を廃止しよう!

橋下大阪府知事が伊丹空港を廃止して、関西国際空港に一本化しようと提案したことについて、伊丹空港の周辺自治体からは大反対の声があがり、国交省の冬柴大臣からは「素人だ」とのダメ出しまで食らう始末に陥っている。伊丹空港を廃止すると、一体どのような変化があるのだろうか。
まず、関西圏に全国から訪れる場合だが、伊丹空港を廃止すると新幹線くらいしか、交通手段が思い付かない。関西国際空港は利便性が悪く、まるで東京に行くために成田に着いてしまったかのような錯覚を覚えるだろう。これまでは伊丹空港があったからこそ、飛行機VS新幹線と言う、対決の構図が成り立って来たのだが、それが無くなれば新幹線の独壇場になるのは火を見るよりも明らかであろう。
次に関西圏から飛行機を利用した移動を考えた場合、伊丹と比較してコストが増大することは明らかである。伊丹まで500円程度でアクセスできていた人々が、1000円以上の費用と多大な時間をかけて関西国際空港まで移動しなくてはならないのだ。
ここまでの問題を無視して伊丹空港を廃止した場合、大阪の経済は二度と立ち直れない程のダメージを被るだろう。笑うのは中部地区や九州地区ばかり、やがて大阪は単なる1地方都市に成り下がっていくのだ。
まあ、東京からしてみれば、大阪が凋落しようが関係ない。無駄な税金を使わない事だけ考えてくれたまえ。

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