2007/01/31

東西価格差(エビ編)

釣具屋でよく見かけていたにも関わらず、釣りに行くまでに死んでしまう気がしてなかなか手を出せなかった物に、エビの生き餌というものがある。文字通り、生きたエビが販売されていて、釣り人は生きたまま針に付けては鯛などの大物を狙うわけだが、いかんせん生き物である以上、水から出して放置しておけば、あっと言う間に死んでしまうのは当たり前である。特にエビと言うのは環境の変化に非常に弱く、たとえ水に入れていても馴染めなければ1日くらいで死んでしまう事も多いのだ。
海釣りで使う餌であるのだから、当然、海に生息しているエビなのだろうと、何の根拠もなく思い込んでいたのだが、先日なにかで調べ物をしている中で、偶然にもこのエビが淡水域に生息している事を発見し、これなら家で飼育している熱帯魚の水槽で、一緒に飼えるのではないかと考えた私は、いそいそと釣具屋に出掛けては餌として販売されているエビを購入してきたものだ。
このモエビ、正確にはシラサエビと言うようなのだが、なぜか関西と関東で値段に大きな開きがあり、関西では1匹あたり4?5円で購入できるのが、関東では20?30円もするらしいのだ。どうも最大の生産地が琵琶湖であるらしく、遠く離れた関東では輸送コストなども考えると高くなるのも仕方ないとも思えるが、それにしても5?7倍の価格差は如何なものか。即刻是正して欲しいものである。(それでも熱帯魚ショップで販売されている価格と比べれば遙かに安いのだが)
さて、うちの水槽に入れたエビ達は、先住民の熱帯魚にお構いなしにそこかしこを泳ぎ回り、水槽内に発生していたコケをムシャムシャと食べ始めた。餌の一時保存として入れてみたのだが、これは嬉しい誤算であった。水槽がきれいになるくらいに、餌として釣りに持って行けば、一石二鳥というものだ。ついでに卵も産んで繁殖してくれるとありがたいのだが。

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