2007/05/17

悪の巣窟

店長と店員がふたりで、店に訪れた若い女性客を拉致した上で暴行を加えると言う、まるで作り話のような事件が発生した。しかもこの店長と店員のコンビは、拉致する客をずっと狙っていたとのことで、このために店を営業していたと思われてもなんら不思議は無い。
この店の名は「ペッパーランチ」。うちの近所にもある大手外食チェーンのひとつである。そんな店の、バイト君が起こした事件でも憤飯ものだが、こともあろうに店長が、それも思いつきではなく計画的に犯行に及んだのである。報道によると準備としてスタンガンや睡眠薬を買ったとか買わなかったとか。閉店を装って店舗のシャッターを下ろし、逃げられないようにしてから暴行し、拉致後はガレージに監禁し、囲うつもりだったなどと、いけしゃあしゃあと供述しているらしい。なんとも恐ろしい話だ。
それにしてもペッパーランチではどういう人材を店長として勤務させているのだろうか。これでは女性客は心配でほかの店舗であっても入りたくないと思うだろうし、あまつさえ男性客も拉致犯の仲間ではないのかとあらぬ疑いを持たれかねない事を思えば、足も遠のくと言うものだろう。いや、そもそも本当に他の店舗は大丈夫なのか。君子危うきに近寄らず。

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