2007/09/21

北門家の惨劇

先日、京都府京田辺市で寝ている父親の首を、次女が斧で切断するという、世にも恐ろしい事件が発生したが、父親が現職の警察官であった事も手伝って、各マスコミでも大きく取り上げられているので、日本で知らないのは辺境の住民くらいであろう。
報道では、娘が16歳の未成年であったことから、死亡した父親の名前が伏せられているが、事件の発覚当初は犯人が特定されていなかったため、被害者の名前が公開されていた。容疑者が未成年の娘であることがわかり、慌てて匿名報道に切り替えたのであるが、昔ならいざ知らず、インターネットがこれだけ普及した世の中で、一旦世間に出てしまった情報を隠匿するのは不可能である。Googleあたりで「京田辺 巡査部長 オノ」なんかを検索すれば、たちどころに情報を入手できてしまう。
死亡した警察官の名は「北門和一郎」
なんと読めばいいのか、今一つ分からない名字であるが、珍しい名字であるのは間違いなく、恐らく京田辺市で「北門」なる家は三軒くらいだと思われる。容疑者である次女の画像がどこかの掲示板で晒されるのは時間の問題であろう。
時代錯誤の匿名報道はそろそろやめた方がいいのではなかろうか。人は隠されると知りたくなる動物である。しかし、忘れやすい動物でもある。報道されても3日もすれば忘れるであろう。

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