2007/04/06

駅前の街頭演説

桜もほぼ満開となり、暦も四月に入ったというにも関わらず、今週に入って急に冷え込みが続き、今日などはまるで雪が解けた後にも似た雰囲気を感じてしまうほど、春らしさを全く感じられない今日この頃、いかがお過ごしだろうか。
統一地方選挙も終盤戦となり、各候補が演説合戦を繰り広げているが、朝早くから駅前に立って道行く通勤中の会社員に一生懸命、政策や意見を訴えているのを見ると、ほんとにご苦労な事だと頭が下がる思いだ。
しかし、しかしである。朝の通勤時間帯に駅前を歩いているのは、7時台ならいざ知らず、8時台半ばともなれば駅から出てくる人が大半を占めているにも関わらず、同じように一生懸命、演説を行うのには何か理由があるのだろうか。殆どの人間は、演説している候補者の選挙区とは関係無い地域に住んでいるはずで、ここで訴えて賛同を得られたとしても、選挙自体にはあまり意味がないはずであるが、果たして理解しているのであろうか。
こんなところで、効果の感じられない演説をしている暇があったら、もっと他の効果的な行動をとった方が得票に結びつくにも関わらず、馬鹿のひとつ覚えのように、毎度毎度、無駄な演説を繰り返す候補者には本当に頭が下がる。
せいぜい次の選挙でも頑張ってくれたまえ。

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