2005/02/10

日本は北朝鮮に果たして本当に勝てるのか

マスコミの報道によると今日は日本対北朝鮮、世紀の対決なのだそうで、大方の予想としては日本が有利、と言われているがそこはやってみなくては分からないのが勝負事の常である。
そもそも日本は相手の事を何も知らない、戦術のみならず、選手についても情報は皆無であるのに対して、日本の情報は熱心なマスコミのおかげでほとんど筒抜けである。このような状況で果たして本当に互角の戦いが出来るのかは甚だ疑問である。にも関わらず大半の日本人は勝利を確信でもしたかのように見受けられる。なんとお気楽極楽な国民だろうか。
これは何もサッカーに限った話ではなく、北朝鮮に対する経済制裁を検討している政界の議員連中にしても同様だろう。北朝鮮からは経済制裁の発動は戦線布告と見做す、と警告を受けてもどこ吹く風で、本当に攻めてくる可能性は全く考慮していないようだ。当然、戦争になる可能性を考慮している方々もいるわけだが、それにしても戦争に勝つ事しか考えていないように見える。
古来から経済力に富んだ大国が軍事力に優る小国に滅ぼされた例は山のようにあるが、お気楽極楽国民は歴史から学ぶと言う事はしないようである。

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