2006/04/07

謎の武道家一族、青森へ

シンガポールからはるばる日本にやってきた3人の男性が、雪道に迷い警察に保護されるという事件が発生した。なんでも、彼らは13人で日本にやってきて(そのうち10人は近所の人らしいのだが)、亡き父の遺言に従い、青森県相馬市にいるという、極真空手の伝承者から「空手の秘伝書」を譲り受けにきたらしいのだ。
なんとも不思議な話で、相馬市には空手道場は無く、そうは言っても何の根拠もなく、あまり海外に知れているとも思えない青森県相馬市を指定するとも思えない。できることなら亡き父とやらに出てきていただいて(幸いなことに青森にはイタコとかもいたのではないか)、真相をいろいろと話して頂きたいものである。いったい、どこの誰から空手を学んで、誰から秘伝書を受け取るつもりだったのか、謎は深まるばかりである。
それにしても、空手の秘伝書を受け取りにきたにしては、道に迷って雪山で遭難して、道端に放置された廃車の中に避難するとは、到底、武道家とも思えない軟弱さなのだが、やはり暖かい国からやってきた人にとっては、たとえ武術を極めたとしても、青森のシビレル寒さは耐え切れなかったということか。エスキモーとかだったら、平気な顔してうろうろしてるんだろうな~

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