2006/04/11

日中関係は変化したか

昨年四月に中国全土で発生した反日デモから9日で丸一年が経過した。この節目の日に中国側に目立った動きは見られなかったが、果たして中国の反日感情に変化はあったのだろうか。
我ながら何とも情けない問題提起をしてしまったのだ、誠に申し訳なく弁明しようも無い。賢明であろうと無かろうと、変わったかと問われれば、1mmの疑念を挟む余地もなく、根本的には変わらないという他は無い。なぜなら、中国政府が反感を表明する靖国神社への参拝問題は単なる口実に過ぎず、第二次世界大戦において、日本に対して自力では勝てなかったと言う劣等感から、常に日本が頭を垂れていないと耐えられないのだ。中国国民の中に深く根付いている反日感情は、間違った教育によって植え付けられたものであり、国民に罪は無いと言う意見もあるが、だからと言って日本と日本人を非難して止まない奴らを許すことなど到底できようはずがない。
いま、日本の子供達は中国共産党の先兵である日教組による指導の下、中国に対する罪悪感を植え付けられ、どんな理不尽な要求でも受け入れなければならない、などという誤った思想で洗脳されつつある。だが、残念な事にそれをさらに助長しているのは、日本と言う国を愛して止まない、右翼団体である。
右翼団体は、それはそれは日本の国を愛し、諸外国からの干渉を低減しようと日夜勤しんでいる、目的だけを聞けば非常に支持できる団体なのだが、その実態は閑静な住宅街に宣伝カーで繰り出し、誰が聞くのかと思うような場所に我が物顔で陣取り、大きくし過ぎて何を言っているのか分からないくらい歪んだ、大音量の拡声器で決まりきった主張を繰り返すだけの、つまらない輩である。
こんな彼等に対し、正しい教育を施さなければならないはずの母親が、無邪気な子供に向かって言うのは
「あんな大人になっちゃダメよ」
こんな言葉を聞かされた子供が感じるのは、右翼=反日対抗団体=みんなの迷惑。反日運動に対抗するのはみんなの迷惑になる、イケナイ行為だと魂に刻まれた子供達は、やがて大人になり、誰に命ぜられることもなく、進んで中国や韓国の前に跪き、許しを請うようになるのだ。即刻すべての右翼団体は活動内容を改め、子供のためになる団体に生まれ変わるべきであろう(笑)

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