2009/09/12

ガンダムと鉄人28号はどちらが強いのか

お台場のガンダムに続き、今度は神戸に全高18mと実物大の鉄人28号が完成を控えているらしい。なんでもNPO法人「KOBE鉄人PROJECT」が建設(ロボットのはずなのに、建設なのか?建造とか製造と言うべきなのでは?)しているらしいが、なぜか場所はJR新長田駅前の若松公園内。もっとメジャーなところに建設すべきなのではないかと言う疑問が無いでもない。公開は9月末を予定しているそうなのだが、果たしてお台場のガンダムと比較して、いったいどれだけの人間が足を運んでくれるのか。
ちなみに、どんな場所なのか気になって、GoogleMapで調べてみたのだが、どうにも新長田駅前には、それらしき公園が見当たらない。名前が出てこない広場らしき(要は駅前広場だ)ものはあるのだが、いったいこのあたりのどこに建設しているというのか。この駅の周辺は、地図で見る限りはどう贔屓目に見ても単なる市街地で、観光客などがくる気配は感じられない。お台場のガンダムがあれだけ人気を博しているのは、ガンダムだというだけではなく、お台場にある、という事に価値があるのだと、このKOBEプロジェクトのメンバーは気付いているのだろうか。いや、無理だろう。
人気の面では敵いそうも無い、ある意味、アニメとしてもジリ貧状態の鉄人だが、実際に戦うとなれば、ロボット本体の性能もさることながら、操縦者の能力も重要になってきそうだ。単独では飛行できないガンダムに対して、鉄人は水陸空全領域で戦闘可能だ。ただし、操縦者である正太郎くんをどう移動させるのか、という問題はどこへ行ってもつきまとうが、戦闘を外から眺めながら指示を出し、ロボットも搭乗者の身体的負担を顧みる事無く全力で稼動できるというアドバンテージはあるだろう。さらに、鉄人は確か、マグマの中に入っても耐えられたような記憶がある。それに対して、さすがにガンダムはそこまでの耐久性は考慮されていない。しかも、鉄人は操縦者が不在でも自律的に動作し、敵を攻撃することもできる。それに対してガンダムはアムロがいなければただの鉄の箱でしかない。正太郎くんもある意味、ニュータイプと言えなくもなく、この勝負、鉄人の勝ちか?
「人気のガンダム、実力の鉄人」
なんだか、一昔前の日本プロ野球の(どちらかといえばパリーグの)、宣伝文句みたいだな。

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