2009/09/20

梅林閣はバイリンガル・・・・

秋の連休、通称シルバーウィーク、この名称が登場したのは、私が知る限りでは今年になって初めてのはずなのだが、この違和感全開のネーミングがいつまで続くか分からない中、その初日に久々に・・・・・いや、1ヵ月ぶりくらいに、中華街でランチを食べてきた。今回はいままで行った事のない店をえらびたいと思い、これまで何度も店の前を通りかかってもそのまま素通りしてしまっていた、梅林閣というお店に行ってみた。
場所は順海閣本館の中山路側の入り口を少し中華大通り側に行ったところで、建物としては順海閣に間借りしている形になっている。今回は、初めてということもあり、何を食べようかと悩んだ末、酢豚とニラレバ炒め(レバニラ?と書いてあったかもしれない)、それにお薦めと店頭の看板に記載されていた焼き餃子を注文してみた。
最初にでてきたニラレバ炒めを食べてみると、味付けも辛すぎず薄すぎず、炒められているレバーも厚めに切られているのに厭みな臭いを感じることもなく、大変美味しくいただけた。餃子も食べてみたが、とてもボリュームがあり、ご飯が進むこと間違いなし、と言いたくなる感じ。最後にでてきた酢豚は、豚の唐揚げもカラッとした感じでありながら、甘酢とうまく絡んでいて、お昼ご飯として申し分ないのは勿論のこと、夜に酒を飲みながら食べるのも大変おいしいのではないかと思われる。この店はこのサイトで五つ星をつけられているだけの事はあり、とても満足できるものだった。
食べている途中に、黒人のでっぷりと太った観光客とおぼしきおばさんが4人ほど来店し、机を寄せるからなにかと思ったら、続いて4人ほどの白人やら東洋人やらがやってきた。この東洋人、もしかして日本語か中国語で注文ができるのかと思いきや、思いっきり英語しか話せない集団だったらしく、お店の奥から英語メニューを持ってきて、女将と思われる年配の女性が英語でメニューの説明を始めた。梅林閣だけにバイリンガル、と思ったが、よく考えれば、既に日本語と中国語が話せるので、英語を加えてトリリンガルなのであった。う~ん、さすが国際都市・横浜。Y150開国博(正しくは、開港博ではなく、開国博というらしい)は大失敗に終わったが、そんなこととは関係なく、市民は今日も商魂逞しく生きていく、と言うことか。

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