2009/11/20

斬新な関空活用法

巨額の負債を抱えて、さらに路線減少で先の見えない関西国際空港。政府民主党を中心に行われている事業仕分けでも、関西国際空港に対する100億円以上にのぼる給付金の凍結が打ち出されたが、それも当然であろう。伊丹、神戸と同じ地域に三つも空港を抱えて、一体どうするつもりなのか、関空支援を訴える大阪府知事には辟易とさせられる。
無用の長物と化しつつある関西国際空港だが、海上に設置されていることによるメリットを享受できる、斬新な活用法がある。それは民生での利用を断念し、どこに移転するかで議論が紛糾しつつある、沖縄の米軍普天間基地を関空に移してしまうことだ。
これならば、わざわざ新たな基地のために空港を整備する必要もなく、その費用をそのまま関空の負債返済に投入すれば、それこそ一石二鳥というものだ。米兵が町に繰り出して起こす犯罪も、橋を閉鎖して出入りする人間を日本側でもチェックする仕組みにすれば、問題は大きく減退することが期待される。なにより、景気対策を欲している関西地域からすれば、米軍がくることによる経済効果を考えると渡りに船ではないのか。
自民党では到底、成し得ないようなアイデアだが、岡田、前原コンビで、是非とも検討していただきたいものである。

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