2008/04/30

なんでも謝罪する学校

神戸市須磨区の私立滝川高校で、1年生のアーチェリー部員が、誤って発射された矢にこめかみを直撃され、重傷を負うという事件が報道されていた。どうも、昼休みに弦の張替えを行っていた際に、誤って矢を発射してしまったらしく、高校側が陳謝すると共に再発防止を表明しているようである。
気に入らないのは、この事故を起こした高校生は自分の意思で部室の中という狭い空間の中で弦を張り替えていて、なおかつ勝手に矢を番えて弓を引き絞った上で、うっかり誤って発射してしまったことに対して、学校が謝罪しなければならないのか、だ。明らかに悪いのは、当然そういう事態になることが予想される中で弓に矢を番えた部員であって、高校側が謝らなければならないことなどひとつも見当たらない。糾弾されるべきは不注意で同じ部員の頭に矢を射てしまったこの生徒の方であって、学校側はこの生徒に対して厳重な処分を課せばよく、なんら世間に対して謝罪する必要など無いのだ。
このところ、学校での不祥事・事件が多発しており、なんでも発生した事件については取りあえずは謝罪しておいて事を荒立てないようにしよう、という風潮になってはいないだろうか。こんなことでは生徒や父兄は学校に対してますます増長し、指導力は一層発揮できなくなっていくことが懸念される。なんでも謝るのではなく、何が問題なのか、誰が責任をとるべきなのか、きちんと原点に立ち戻って考え直すべきであろう。

男のムダ毛はゼロで撲滅

男に無駄毛があっても、そうは困らないだろ。。。。

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