2008/04/13

中国の捏造報道を許すな

世界中で注目を集めているチベット騒乱、チベット民族と中国共産党政府の対立だが、ここにきて中国が国内外に向けて捏造したとしか思えない報道を大々的に行い始めた。中国国外で行われている、チベット民族を中国政府が弾圧しているなどという報道は事実無根であり、諸外国の一般的な市民はチベットを独立させたいと考えるチベット独立分子が騒乱を引き起こしていることを十二分に理解しており、欧米の各メディアに対しては中国がチベット民族をさも弾圧しているかのような報道をやめるべきだと考えている、というものである。
文字で書いていると非常にややこしいが、要は悪いのは欧米のメディアであって、欧米の各政府や市民は中国政府がチベット民族を弾圧していないことをキチンと理解している、と言わんばかりである。これはCRI(中国国際放送局)に寄せられた視聴者からの声、という形で掲載されていることから明らかであるが、到底、これが真に一般の市民から寄せられた意見であるとは考えがたく、中国政府が一般市民を騙って自らに都合のよい内容で報道しているとしか思えない内容である。(詳しくはこちらを参照)
さらに、中国は各国の大使館がチベット独立分子によって襲撃を受けた件で、各国に対して抗議を行い、正式に謝罪を受けたとの報道までなされている。しかし、各国の報道を見る限り、中国の大使館や領事館が襲撃されたという事実はなく、当然のことながら謝罪した事実も存在しないのである。これでどうして中国メディアの報道を信じることができるというのだろうか。少なくとも、欧米のメディアは中国のメディアよりも、自由で且つ自国の政府に不利な内容であろうとも、断固として報道するという気概に満ち溢れているのだ。
中国では今、国内に向けて行われたこれらの捏造報道の影響で、反欧米感情が非常に高まっており、あろうことかCNNの報道に抗議するアンチCNNなるサイトが設立され、何百万というアクセスが計測されているとのことである。中国政府が、悪いのは欧米メディアであって、諸外国の政府や一般市民は中国政府が言うところの「真実」をきちんと理解しており、中国に対する反感など持ち合わせていない、という報道を国内に向けて始めたのは、今の反欧米感情が、数年前にあった反日抗議暴動のように過激化していくのを抑止しようとする目的であろう、というのが一般的な見方となっている。
永遠に中国共産党に騙され続ける中国人民が哀れに思えてくるだろうか。いや、そんな感情を抱くことは全くない。彼らは中国政府によって教育を受けてきたが、この情報化社会においては、正しい情報を得ることなど造作もないことである。その正しい情報に耳を貸さず、自分たちこそが正しく偉大な民族であるという思い込みにしがみつきたい愚かな民族に、憐憫の情など持ってやる必要はないのである。欧米諸国との反目が最高潮となる中、開催される北京オリンピックが、どんな結末となるのか、今から楽しみに待ちたいものである。

お肌のハリと弾力がよみがえるオールインワンジェル
ちなみに、チベットの問題は、NHKの週刊こどもニュースで分かりやすく解説されていた。こういう問題に対してあまり興味の無い、要は社会意識に乏しい日本人の大人向けの通常ニュースでも、このくらい分かりやすくアニメを交えて解説してあげた方がいいのではなかろうか。当然、女子アナはツンデレ系のメイドルックで。。。。

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