2008/04/07

ミツバチ襲撃

佐賀県で行われた市民マラソン大会の最中、参加していた市民ランナー38人が突然現れたミツバチの大群に襲撃されるという事件が発生した。救急車などで病院に搬送されたとのことだが、いずれも軽症で命に別状ないと見られているが、佐賀県なんていう日本の中でもこれ以上、田舎はどこを探せばいいのか、佐賀を探そう、なんて言うくらいのどかな農村に住む人々でも、ミツバチの大群に襲われてはなす術も無いということか。これが烏の群れくらいであれば、おっかない田舎のおばちゃん達があっという間に追い払ってくれそうなものなのだが。
それにしても、佐賀県で38人が刺されるということは、東京で換算するとざっと570人が刺されたことになり、のんきにニュースで取り上げて終わるだけでは済まされず、警察を総動員した一大捜査が行われるのは間違いないであろう。佐賀県で行われたマラソン大会であったというのは、ほんとうに不幸中の幸いであったと言えよう。
事件が発生した現場の近くには、養蜂場があったとのことで、そこで飼育されているミツバチが襲撃したのではないかと疑われているそうだが、なぜ普段は温厚なミツバチたちが急に巣と離れた場所を走っているマラソンランナーを襲撃したのであろうか。原因の究明が待たれるが、ミツバチを攻撃的に変化させたり、特定の人物や集団を襲撃させてしまうような原因が何かあるのであれば、非常に危険なことである。もしその原因が特定され、容易に再利用/再現できる方法であるならば、テロ組織がミツバチを標的の襲撃目的で飼育する可能性があり、いくら水際で武器の持ち込みなどを阻止したところで、国内のミツバチ業者から入手、若しくは付近の養蜂場のミツバチを無断で利用するなどした場合、その襲撃を阻止するのははっきり言って不可能に近いだろう。今回はミツバチに刺されても運良く軽症程度で済んでいるが、ミツバチと言えども数によっては死に至るケースもあるのである。しかも、実際に使われるのがミツバチではなく、スズメバチなど猛毒を持つ種類のハチが使用されたらと考えると、安心して外も歩けない時代になりかねない。
それにしても、テロリストの攻撃方法も取締りの強化にあわせて、だんだんとマンガめいてきたようである。マンガというよりは、どちらかと言うと特撮ヒーローもので登場する、悪の秘密結社が作り出す怪人めいた攻撃手段、という方が正確かもしれないが。ただ、ミツバチを使って攻撃するときの決め台詞だけはきまっている。

ハニーフラーッシュ!

ヲイ!

1日1食から出来るダイエット!気付けばクビレが・・・! 目指せ、ハニー!

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