2008/05/18

携帯やめれば全てが済むか

5月17日、小中学生に対して、携帯電話の使用を抑止する素案が、教育再生懇談会でまとめられる方針となったことが判明した。要は、有害な情報を小中学生が入手することを妨げたいということなのだろうが、携帯電話の使用を抑制したからといって、家庭にあるパソコンなどを利用した有害サイトへのアクセスを止めることは出来ず、いったいどれほどの効果があるのか非常に疑わしいところである。
だいたい、イジメに繋がる掲示板への書き込みなどが発生しているのは、基本的にはインターネット上でどこからでもアクセスできるサイトを利用したものであり、書き込んだり閲覧したりするのは明らかに携帯よりもパソコンを利用した方が利便性も高く、携帯でのアクセスを抑止したからと言って何ら利用を抑制するものではないだろう。何しろ、携帯で記事を投稿する際に1000文字をゆうに超える入力を行っている私を以ってしても、掲示板を見るのに携帯を使ったことは未だかつて一度たりとて無いのである。
携帯を抑止なんかするのであれば、有害サイトに関する情報を持たない保護者諸氏に対して、どういったサイトが存在しており、どのような方法でアクセスが可能で、どのような影響が予想されるのかをきちんと教育していく事に尽力した方がよほど効果的であろう。子供がパソコンを使っているのを見ても何をしているのかも分からず、制限をかけたつもりでも気が付けばいつの間にか解除されてしまっている、そんな程度のスキルしか持ち合わせない、時代遅れの保護者をレベルアップすることが、子供を正しい道に導く早道であろう。
まあ、そんな低レベルの保護者をどうやって教育すればいいのかは、私にも分からないんだけど・・・・

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