2008/05/05

死人出てから本気出す

愛知県豊田市で帰宅途中の高校一年生の女子生徒が、首を絞められて殺害された事件があったが、この付近では4月にも何件か小学生の女子児童や同じ高校の別の女子生徒が襲われるという事件が発生していたことが判明した。児童が逃げ出したり女子生徒が抵抗したため、若い男性と見られる犯人は逃亡したとのことである。
こんな事件が発生していたにも関わらず、重点的な捜査を行わない警察の怠慢のせいで、将来有望な若い命が卑劣な犯罪者の手によって奪われるという痛ましい事件が再び起こってしまった。4月に暴漢が確認された時点で、この犯人を全力を挙げて確保していれば、この少女はむざむざ命を落とすことはなかったというのに、この警察の不作為の責任が問われることは少なくとも日本においては無いのだろう。
裁判員制度が始まったら、こういう事件こそ警察の対応の悪さを指摘し、改善命令を出せるように、国民の意見を吸い上げる制度として運用してもらいたいものだ。この少女の冥福を祈るとともに、この犠牲を無駄に終わらせないように心に刻みつけよう。

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