2008/05/06

燃えよ、アンパンマン!

5月3日、4日に開催された博多どんたく港まつり(どんたく祭りは現在は正式にはこう呼ばれるようである)のパレードに参加していた西日本鉄道の花自動車が、ボヤを出して騒然とする事件があった。現場はパレードの出発地からすぐのところで、徐行運転を始めた花自動車のうち、アンパンマンを模った1台から炎と白煙が上がりはじめ、見物する子供たちの「アンパンマンが燃えてる」という声で出火に気付き、すぐに消化作業の後に車庫に戻されて事なきを得たようである。

火はやめてね
それにしても、出火したのがアンパンマンであったのは不幸中の幸いであった。これがあまり注目もされない、例えば焼肉たむらでお馴染みのたむけんなんかの獅子舞を模ったような花自動車であったなら、誰も注目することなく出火しても発見が遅れたこと間違いなしだが、観客の子供たちが一心不乱に目を凝らして見つめるアンパンマン花自動車であったからこそ、出火直後に消化を行うことが出来たと言えるだろう。
アニメの中では水に弱いアンパンマン、消化活動で水を掛けられて顔がふやけてしまい、子供たちに見せられない程のみすぼらしさに羞じて、早々に車庫に引き上げる羽目になってしまったが、どうやら炎にも弱いということが発覚してしまった。今後、バイキンマンの攻撃に炎が加わる事は間違いないだろう。まあ、炎を使ったとしても、そこは「どんくさい」バイキンマンの事、うっかり風上にいるアンパンマンに向かって火炎放射なんかしてしまい、自分のマントに火が付くのがオチなのだろうが・・・・。

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