2008/05/03

これじゃ低迷するはずだ

12年振りに現役復帰した伊達公子が、岐阜で開催されているカンガルーカップの準々決勝でも勝利を収め、ついに4強入りを果たした。たしかにあまりメジャーな大会ではないし、それほど強い訳でもない相手にもセットを許したりと、始めのうちは37歳という年齢を考えればやはり元第一人者とは言え、どうなのかと思う向きもあったのだが、昨日の準々決勝で対戦した相手は日本ランク3位、世界ランク80位の中村藍子、近々行われるフェド杯の1部入れ替え戦でフランス代表と対戦が予定されている、粉う方なき現役の日本代表選手である。その選手に対し、ベテランの技や持ち味を駆使してフルセットまで持ち込み、最後には力で捻じ伏せてしまったのである。
伊達公子
使用ラケット
第一シードの中村と違い、伊達はシード権すら無い予選からの出場で、3試合も多くこなしており、疲労がたまった中での対戦にも関わらず、まさに貫禄勝ちと言わんばかりの結果であった。復帰を決めた際の記者会見で、最近低迷する若手に刺激を与えるために現役復帰することを決めたと述べていたが、その言葉どおり敗れた中村に対して世界を目指す上で不足しているものを厳しく指摘し、今後の成長に期待したいようであった。なにしろ、若手プレーヤーのうち杉山、森上、中村の3人だけは特別だと言っていたのが、そのうちの1人を下してしまったのだから、伊達としてもテニス界の今後を考えると不安になって当然であろう。ちなみに、伊達が前の試合で下した藤原も補欠とは言え、フェド杯の日本代表選手であり、これで日本代表5人のうち、2人、ダブルスで下した波形を入れれば3人を倒してしまったことになる。
今日の準決勝、明日の決勝と試合は続くが、もし優勝してしまうようなら、日本テニス協会も代表選手の入れ替えを考えた方がいいのではないか。杉山、伊達でシングルス、ダブルスを戦った方がまだ勝利の可能性があるのではないか。このまま伊達が勝利を収めて日本ランク1位に返り咲くような事があったら・・・・日本テニス界はお先真っ暗と言えるだろう。まあ、世界ランク一桁に入った選手が伊達以来1人もいない時点で、もう真っ暗か。。。

美容外科のパイオニアとして70年【十仁美容整形】

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